アサシン(Fake)

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アサシン(Fake) - (2017/09/18 (月) 23:34:55) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2015/05/17 (日) 00:08:22
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&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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#center(){&font(#ff0000){「我らが神は……杯など持たない……」}}

『[[Fate/strange Fake]]』にて、ジェスター・カルトゥーレによって召喚された[[サーヴァント>サーヴァント(Fate)]]。
真の[[聖杯戦争>聖杯戦争(Fate)]]を開催するための呼び水として用意された偽りの聖杯戦争のアサシン。


マスター:ジェスター・カルトゥーレ
真名:ー(英霊の資質を得る頃には既に名は捨てていた)
性別:女
身長:163cm 
体重:53kg
属性:秩序・善


ステータス 
|筋力|耐久|敏捷|魔力|幸運|[[宝具>宝具(Fate)]]|
|C|B|A|C|D|B+|



◆クラス別スキル
気配遮断:A-


◆保有スキル
狂信:A
特定の何かを周囲の理解を超えるほどに信仰する事で、通常ではありえない精神力を身に付ける。
トラウマなどもすぐに克服し、精神操作系の[[魔術>魔術(TYPE-MOON)]]に強い耐性を得る。




『山の翁』[[ハサン・サッバーハ>真アサシン(Fate)]]…ではなく、その教団に属していた一人の信仰者。
歴代のハサン・サッバーハに対しては自分を超える信仰心の持ち主として尊敬の念を抱いており、自分は彼らには及ばないと思っている。

保有スキルにもある通りその信仰は度を超えており、同じ信徒たちからも『狂信者』と蔑まれていたが、彼女はそれを自分が未熟なためと受け止め、一層修練を積み、遂には歴代の『山の翁』が[[暗殺]]の奥義として体得した全ての奇跡を再現するという所行を成し遂げる。

しかし、新しい奇跡を生み出すことができなかったこと、その力を教団が恐れたこと、そして彼女自身が暗殺という行為に不向きな精神の持ち主だったこと等々…ぶっちゃけ暗殺者にも長にも向いていなかったため、19代目ハサンの称号を得ることは叶わなかった。
彼女の代わりに、19代目ハサンの称号を手にしたのが[[Fate/Zero]]で登場した[[百の貌のハサン>アサシン(Zero)]]である。


聖杯にかける望みは特になし。
というか、彼女が信仰する神は杯を持たないため、聖杯は異端の証に他ならない。
何人かのハサンが聖杯戦争に参加した事については悲しんでいるが、その怒りは彼らを惑わした聖杯戦争そのものに向けられている。


召喚者であるジェスターはハサン・サッバーハのうち誰かを呼び出そうとしたものの、偽りの聖杯戦争であったが故に本来なら呼び出されるはずの無い彼女が呼び出された。((サーヴァントの召喚は触媒を使うことで誰を呼ぶかある程度固めることは出来るが、クラスの指定は基本的に不可能である。しかし、アサシンは召喚時にアサシンクラスの指定が可能であり、その場合召喚されるアサシンは歴代のハサンのうち誰かとなる))
召喚直後にマスターであるジェスターとその場にいた魔術師達を皆殺しにし、聖杯戦争を引き起こした魔術師達、それに参加する英霊達を抹殺するために行動を開始する。


彼女としては魔力が尽きて現界を続けていられなくなるまで暴れ回るつもりでいたが、ジェスターが生きていたことと、[[死徒>死徒二十七祖]]であるジェスターが破格の魔力量を有していたことで皮肉にも現界を続けている。
しかし、ジェスターから流れ込む魔力を忌々しく思っており、その魔力に穢された自分を蔑んでいる。
後にリチャードやシグマと休戦協定を結んだ際にジェスターの魔力を絶ち、リチャードが連れてきている魔術師の魔力供給を受けるようになった。


ちなみに彼女のルール的には無辜の民を殺す事はNG。
魔術師達に関しては聖杯戦争の根幹に関わる連中やマスターに関しては問答無用だが、単に聖杯戦争目当てに寄ってきただけの魔術師に関しては、攻撃を仕掛けてくれば殺し、「自分と契約しろ」等と聖杯戦争に関わる様子を見せれば舌を刺して堕落の言葉を喋れないようにし、特に攻撃的でもなければ参加するつもりもない物見遊山には「関わるな」と忠告している。

また、シグマの生い立ちを聞いた際には同情し慰めるなど、自らの敵でない者に対しては基本的に優しい。
さらには、自らの敵であっても時間さえあれば改宗を勧めるらしい。つくづく暗殺者に向いてないなこの子…
というか、歴代ハサンの属性が秩序・''悪''であるのに対し、彼女は秩序・''善''である。
その熱狂的な信仰心(と改宗癖)さえなければ、割とまともなサーヴァントなのかもしれない。


◇[[宝具>宝具(Fate)]]

&bold(){『&ruby(ザバーニーヤ){幻想血統}』}
ランク:E~A、種別:対人、対軍宝具、レンジ:-、最大補足:-
肉体を自在に変質させ、過去に紡がれし18の御業を再現する能力。
本来、全てのザバーニーヤの能力を再現した彼女の肉体は過酷な肉体改造を経ているが、宝具化によって肉体を自在に変質させる形となっている。
オリジナルの御業と比較した場合、クオリティが上か下かはケースバイケースとなるが、彼女自身は全てオリジナルのそれよりも劣っていると思い込んでいる。
ハサンの名を争った『百の貌のハサン』の&bold(){『&ruby(ザバーニーヤ){妄想幻像}』}に関しては再現できていない。
妄想幻像とは多くの技能を持つという点で共通しているが比較するとこちらは一つ一つの技能がほかのハサン宝具な代わりに分裂できずかなり燃費が悪い。

''以下、作中で彼女が使用したザバーニーヤ''

&bold(){『&ruby(ザバーニーヤ){妄想心音}』}
『[[Fate/stay night]]』に登場する呪腕のハサンの宝具。
悪性の精霊シャイターンの腕により擬似心臓を作り上げて対象を呪い殺す。
彼女の場合、発動時には背中から腕が生える。


&bold(){『&ruby(ザバーニーヤ){空想電脳}』}
(本物ではないが)[[Fate/hollow ataraxia]]で登場した、第三次聖杯戦争にて召喚された小柄なハサンの宝具。
手で触れた相手の脳味噌を爆薬に変えて爆殺する。
ちなみに『Fake』にて真アサシン(ハサン・サッバーハ)を召喚したファルデウスは、第三次でハサンを呼び出した人形師の縁者である。


&bold(){『&ruby(ザバーニーヤ){夢想髄液}』}
可聴領域を超えた歌声の宝具。
魔術師に対して使用した場合、脳を揺らして魔術回路を暴走させ、最悪自分の魔術で爆死する事になる。
効果範囲を絞るほどに威力が増していき、一人に『歌』を集中させた場合、脳を支配し、思い通りに操ることが出来る。
本家に勝る威力を持った御業の一つ。


&bold(){『&ruby(ザバーニーヤ){妄想毒身}』}
『[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』に登場する[[静謐のハサン]]の宝具。
風に乗せた毒で万軍を葬り去った伝説を持つ宝具だが、無辜の民すら殺してしまいかねないこの御業を彼女が恐れたことで血液に毒を濃縮して一時的に真似事をするのみに留まっている。


&bold(){『&ruby(ザバーニーヤ){狂想閃影}』}
髪の毛を自在に伸縮させて操る宝具。
頭髪は強化されており、大理石を砕き、人体を切り飛ばす。
彼女の場合、頭髪を爆発的に膨張させるに留まっているが、オリジナルを使用した『山の翁』は髪の毛一本一本を蜘蛛の糸の如き細さに変質させ、数里先から誰にも気付かれずに相手の首を切り飛ばすことも可能だったという。


&bold(){『&ruby(ザバーニーヤ){断想体温}』}
己の皮膚を硬質化させる宝具。
曰く、あの『[[魔境の水晶>ORT(オルト)]]』の如く硬質化させるらしいが……


&bold(){『&ruby(ザバーニーヤ){瞑想神経}』}
魔力や水、電気や風といったエネルギーの流れを感知し、周囲の地形構造を完全に我が身として知覚する宝具。
この御業に関してのみ詳細な口伝は残っておらず、いつの時代に存在したハサンの能力なのかは誰一人として知らず、本当にこうした能力なのか、そもそもこの御業を使うハサンは実在したのかすら不明。
//ファルデウスが召喚した真アサシンと関わりがあるようだが…?
//示唆する記述がない。


●マスター
◆ジェスター・カルトゥーレ
魔術師であり複数の弟子と共に聖杯戦争に参加しアサシンを呼び出す。
アサシンとマスター契約を結ぼうとしたところでアサシンにハートキャッチ(物理)された。
そして弟子たちも全員殺害された、がジェスターは生きていた。

何故生きてたかというとジェスターの正体は吸血種[[死徒>死徒二十七祖 ]]でかなり強力な死徒だから。
最初は聖杯戦争で[[蜘蛛>ORT(オルト) ]]を起して退屈しのぎで世界を滅亡させようとしていた。

しかしアサシンの美しさにハートキャッチ(恋愛)されて彼女を汚し、穢し、貶し、屈服(けが)し、堕落(けが)す事を目的に変更して聖杯戦争に参加する。

その後アサシンの警察署襲撃に駆けつけてアサシンへの思いを告白する。
マスター不在だと思っていたアサシンは汚れた怪物の魔力により現界していることを知る。
それを全身を汚されたように感じてアサシンは目的にジェスター殺害を加える。

アサシンと交戦した宝具で武装していた警察の武装隊はかなり善戦しており、ジェスターの見立てでは、もう少し戦いが長引けば、何人かは真名解放が可能な程に覚醒して、ほぼ互角と言える状況にも持っていける。
とのことで、自分の大切なアサシンが自分以外に万一にも重傷を負わされることを危惧して、ジェスターは[[令呪]]でアサシンを飛ばす。
代わりに警察と戦ったジェスターは、警官隊の宝具が直撃しようがまるでダメージにならず、彼らを蹂躙するが、これは完全に相性の問題。
以前にも言われていた怪物は英雄に倒され、英雄は人間に倒され、人間は怪物に倒されるという事で、
怪物の類にも勝利を収めて精霊格にまで昇華した英霊ならともかく、人類の版図から完全に離れた死徒には、人類の版図の内の存在である宝具を捕食対象の人間が振るったところで、さしたる効果は発揮しない。
事実、助太刀に現れた使徒狩りに特化している監督役の[[代行者>聖堂教会(TYPE-MOON)]]ハンザは、聖別した礼装を多数保有していることもあって、逆に劣勢だった。
(ハンザ自体とんでもYAMASODATIサイボーグ代行者だったせいもあるが)


『''六連男装''』
魔術師か死徒としての能力かわからないが『六連男装』という能力を持っている。
アサシンにハートキャッチ(物理)されても生きてたのはこの能力のおかげ。

胸元にリボルバーの弾倉のように六つの赤い紋様として浮かんでいる。
それは六つの概念核でありそれを入れ替える事で異なる容姿、能力にする能力。

魔術師  長髪で壮年の姿 
     アサシンのザバーニーヤで概念核ごと消滅。

死徒   若い青年の姿
  
少年   10歳前の少年の容姿。
     擬装用のようで交戦してた代行者が無力な少年と誤解した。


ネタバレ

タイプムーンエースのおまけ版のきのこコメントによるとジェスターの真の姿はおんにゃのこらしく、[[きのこ>奈須きのこ]]が「アサシンっ子がツボすぎて、男なんぞに渡してなるものかと思った」というのが理由らしい。




追記修正は18の御業を習得してからお願いします。

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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました  -- 名無しさん  (2017-05-19 21:10:34)
- 秩序:善はほんといい人だらけだな。後ジェスターの発言からするともしかしてマスター替えしたのかな?  -- 名無しさん  (2017-05-30 17:29:28)
- ↑契約はルールブレイカーみたいなものがないと勝手に解除できないよ。ジェスターからの魔力は拒否していて現界のための魔力はセイバーが召喚した魔術師から貰ってる  -- 名無しさん  (2017-07-06 09:43:16)
- snの士郎ってかなり相性いいんだな。聖杯を求めず聖杯戦争を止めたいと願ってるし。まああの面子だと最後まで残れる気がまるでしないが  -- 名無しさん  (2017-07-06 09:47:05)
- ↑聖杯を求める者の中に死なせたくない者がいたら終わるけどね。  -- 名無しさん  (2017-08-04 16:21:28)
- 性格面なら間違いなく相性良いだろうね ただ魔力量が・・・  -- 名無しさん  (2017-08-05 11:28:54)
- 秩序・善だから秩序・悪の歴代ハサンよりまともというのは違う気がするが。狂信者ゆえに暗殺行為すら悪事として認識してないってことだし  -- 名無しさん  (2017-08-20 14:15:08)
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