&font(#6495ED){登録日}:2012/07/30(月) 12:14:24 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- ▽タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){くくっ止まって見えるぞ カス共が!}} ◆アクト・ザク ACT ZAKU 型式番号:MS-11 所属:[[ジオン公国軍]] 地球連邦軍(虜獲機) 開発:ジオン軍・ペズン基地工廠 生産形態:試作機 全高:18.2m 重量:59.1t 出力:1,440kw 推力:64,800kg センサー有効半径:3,600m 装甲材質:超硬スチール合金 《武装》 ビームサーベル×2 専用ヒートホーク 専用ブルパッブガン [[ビームライフル]] ビームライフル([[ハイザック]]/[[マラサイ]]用を流用) 120mmマシンガン(ザク・マシンガン) 280mmバズーカ(ザク・バズーカ) 《主なパイロット》 マレット・サンギーヌ 企画『MS-X』にて設定された軍事計画“ペズン計画”によって開発されたジオン公国軍の試作モビルスーツ(MS)。 資料によっては名前に「・(中黒)」が付かない場合も。 [[一年戦争]]末期、宇宙基地ペズンで密かに進められていた“ペズン計画”の一環として開発された。 名前からもおわかり頂けるようにジオンの傑作ザクシリーズの一種で、[[ザクⅡ]]がベースとなっている。 しかしその性能は別物と言って差し支えない程に向上しており、新たに“MS-11”の型式番号が与えられた。 ちなみにMS-11とは元々開発が難航していたMS-14[[ゲルググ]]に割り振られる筈だった物である。 アクト・ザクは、MS-06シリーズの運動性向上を主眼に開発されたMSであり、推力は[[高機動型ザク>高機動型ザクⅡ]]やゲルググ以上に引き上げられている。 そしてアクト・ザク最大の特徴は、各所にマグネットコーティングが施されていることである。 本来マグネットコーティングは地球連邦軍系MSの駆動形式に用いられるフィールドモーターに施される技術であり、流体パルスシステム形式のジオン系MSには適していない。 アクト・ザクに施されるマグネットコーティングの技術がジオン独自で開発した物なのか連邦から奪取した物かは不明だが、本機はジオン系MSでも珍しく部分的にフィールドモーターを使用していたことは確かである。 また、ジェネレーター出力が大幅にパワーアップしているのでゲルググ同様にビーム兵器を使用することが出来る。 #center(){&font(#ff0000){ぶっちゃけ、ここまでくるとザクの皮を被った何かである。}} ザクどころかゲルググ以上の性能を獲得したアクト・ザクだったが、マグネットコーティングによる強化が強過ぎたのか、反応速度を大幅に強化した代償に&font(#ff0000){まっとうな人間では反射が追い付かず、ろくに操縦も出来ない機体となってしまった。} その為にパイロットに合わせてリミッターが設けられたが、推力や出力は変わらないので&font(#ff0000){まともな人間}が使う分には問題なかったようだ。 だがペズン計画そのものが終戦間際だった為、一部が試作されただけで本格的な量産は成されず、実戦配備された数も極少数に留まった。 しかし戦後、本機を接収した連邦軍はその高性能さに着目してオーガスタ基地などのニュータイプ研究所や開発基地などに配備、実験機として運用された。 開発から7年経った[[グリプス戦役]]の頃にも[[ギャプラン]]の護衛としてコクピットを全天周囲モニターとリニアシートに換装するなどの近代化改修を施した機体が確認されている。 ジオンがザクの発展型として開発し、無念にも時期に恵まれなかったMSだった筈が戦後、連邦軍のMS開発の礎になるという、何とも数奇な運命を辿ったのであった。 【バリエーション】 ◆マレット専用アクト・ザク グラナダ特戦隊の隊長、マレット・サンギーヌ大尉の専用機。 外形上はブレードアンテナが装備されていることと左肩にジオンの紋章がマーキングされている以外に普通の機体との差異は無い。 武器はビームライフルと専用ヒートホークを2本、そしてゲルググのシールド。 『機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…』に登場。 フォルドの[[ガンダム5号機>ガンダム4号機/5号機]]とは幾度も激しい戦いを繰り広げた。 しかし[[ガンダム4号機>ガンダム4号機/5号機]]のメガビームランチャーを紙一重で避けた際にコクピット周りにダメージを負い、顔に醜い火傷を負ったマレットが完全に狂気に走る切っ掛けとなった。 停戦を認められず、リミッターを解除させたアクト・ザクに&font(#ff0000){射殺した軍医から奪った薬物}(副作用として人格が崩壊する)で対応、制止した[[リック・ドム]]やゲルググを撃破しながらガンダム5号機を追って圧倒したが、最期はコクピットをビームサーベルで貫かれ、撃破された。 【ゲームでの活躍】 ・Gジェネシリーズ 基本的な性能は多少強い程度のザクだが、唯一マグネットコーティングの仕様が違う『SPIRITS』ではガンダムを上回る性能があり、コストの安さの割にジオン系でもトップクラスの性能がある。 開発先に[[ザクⅢ>ザクⅢ/ザクⅢ改]]があり、早めに高性能なMSが手に入れられるのもグッド。 マレットを乗せると専用機になる。かなり性能が上がっており、敵として出てくる物は更に性能が上がっているので(&font(#ff0000){攻撃力とHPだけならサザビー以上})一年戦争編の鬼門となる。 幸い射程は短く、フォルドしか狙ってこない場合があるので、絶対に近づかれないようにして射程外から攻撃しよう。 ・機動戦士ガンダム 戦場の絆 コスト240の&font(#ffb74c){近距離型}、同コスト帯には[[イフリート>イフリート(ガンダムシリーズ)]]や[[ゲルググM>ゲルググM(MS)]]がいるが、それら二機は全体的に癖があるのに比べ安定した能力を持つ。 メイン武器は ◇6連射のザク・マシンガン改 ◇3連射のブルパップガン ◇単発でジオン近距離機では唯一持つビーム・ライフル から選べる。 サブは安定のクラッカーで、格闘はヒート・ホーク。 この機体は丁度ザクⅡの二倍のコストになっている。 【余談】 ゲームなどでは前述の通りビームライフルを装備しているが、一年戦争中なのに何故かハイザック用のライフルを携行している。 このライフルはハイザックの低いジェネレータに対応するために開発されたものであり、当時はまだ存在していない。 一説によると“『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場した時の設定画をPS2ゲーム『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』に登場させた時に使い回したから”らしいが、真偽は不明。 一応、漫画版ではアクト・ザクの物が原型となったとする記述が見られる。 顔に酷い傷を負った方は追記・修正をお願いします。 ---- &font(#0000ff){&u(){△}}メニュー &font(#0000ff){&u(){項目変更} &u(){項目コピー} &u(){消去} &u(){項目ロック} &u(){ロック解除}} ---- #right(){この項目が面白かったなら……[ポチッと]} #center(){&font(#0000ff){&u(){-アニヲタWiki-}}}