SCP-1423

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SCP-1423 - (2019/10/02 (水) 02:16:45) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2019/02/14 Thu 22:06:10
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){&font(b,#2f4f4f,30px){&ruby(私達は最高の一年を過ごしました!){We've had a great year, haven't we?}}}


SCP-1423は、シェアード・ワールド[[SCP Foundation]]シリーズハブ『[[Class of '76>Class of '76(SCP Foundation)]]』に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]]。
[[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]はSafe。

項目名は『Summer of '76(76年、夏)』。

#openclose(show=▷ 目次){
#contents()
}

*私達は最高の概要を過ごしました!
SCP-1423は1976年に撮影された正体不明のティーンエイジャー数名の写ったポラロイド写真である。
服装から撮影時期は夏であると推測されている。
SCP-1423の裏には棒炭で『[[私達は最高の一年を過ごしました!>SCP-1833]]』と記述されている。

この写真を見た人は高校最後の夏休みの思い出にどっぷりふけりはじめる。
SCP-1423に触れている間、見た人はあまりにも正確に夏休みの思い出を思い出し、
その思い出を再現しようとかつての知人に連絡を取ろうとする。
なお実際に思い出の場所に行くと、何かが不足してる様に思えてしまい不機嫌になる。
まあだいたい思い出ってめっちゃ美化されるものですしおすし。
しかしそれでもめげずに思い出を再現しようと試みてしまう。

更に影響を受けた人たちは思い出を想起しようとこの写真を独占しようとしだす。
そして次第に夢にまで思い出を見るようになり、それを文章化しようと[[夢日記>ゆめにっき]]をつけはじめる。
しかし文章化された思い出と、SCP-1423のもう一つの特性である記憶改竄により、だんだんギャップを覚え苦しみだす。

実際の文章化された思い出のひとつがこれである。
>それは永遠で、無限で、とにかく他のあらゆる「クソ長い」って意味の言葉が当てはまるのさ。俺たちは車に乗って走り出した。 しかしどこへもたどり着かない。 俺たちはいつだって もう少しでコンサートに行けたってのに。あぁ、今日はコンサートの日だったな。昨日はサンゴの城を見に、マイアミへと進路を向けた。 この前の火曜日はワシントン。婦人参政権論者と集まるために。参政権?ああ、まともじゃない。何もかもまともじゃない。
このように、文章は極めて支離滅裂なものとなる。

このオブジェクトが見つかったのは隣人から行方不明と通報があった███ █████氏の家である。
当初このオブジェクトの効果が知事に発揮されて混乱が起きていたようだが、財団が介入したことで報告を隠蔽した。
しかしながらこの███ █████氏、かつて1976年にSCP-332の事件に巻き込まれ、財団によって記憶処理を受けている人物であり、
写真の人物の情報について調査が現在も続けられている。





















&font(b,red){以下、[[Class of '76>Class of '76(SCP Foundation)]]のネタバレが含まれます}





















*ここからネタバレ
SCP-1423は、Tale『Remenberance(思い出)』に登場する、リーが持っていたであろう写真と同じものと判断される。
写っているのはリー自身と、友人のアンディ、及びシンディ。

リーはSCP-332-Aという大規模収容違反事件に巻き込まれた人間の一人であり、
財団が介入したことでカーク・ロンウッド高校から救出された生徒であった。
財団は彼に記憶処理を施しており、彼はその事件について忘却したはずであった。

しかしそんな彼のもとにSCP-1423が届く。
彼はカーク・ロンウッド高校の仲間たちと過ごした穏やかな日々(もっとも、本当は途中から穏やかでもなんでもなかったのだが)を思い出し、
付き合っていたガールフレンド・シンディの唇の感触を思い出す。

…でもそういえばシンディとはどうやって会ったんだっけ?

…そもそもこんな写真撮ったっけ?

そうしてリーはだんだん自分の『本当の』思い出を想起しはじめる。
リーは彼らのことを&font(b,blue){忘れていた}。




でも、[[彼ら>SCP-4833]]はリーを&font(b,blue){決して忘れない}。









追記のために立ち上がってください。
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#right(){SCP-1423 - Summer of '76
by Roget
http://www.scp-wiki.net/scp-1423
http://ja.scp-wiki.net/scp-1423

Remembrance
by Roget
http://www.scp-wiki.net/remembrance
http://ja.scp-wiki.net/remembrance
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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- わかっています、これ単独じゃわけわかめなことは。&br()[[こちらのページ>http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/31785.html]]がライセンス的に違反しているために新たな[[Class of '76(SCP Foundation)]]の記事の作成が求められます。そのため、新たに記事を作成する前段階として単独記事を立てています。  -- 名無しさん  (2019-02-14 22:12:06)
- 次は[[SCP-332]]あたりを立てようかと考えています。[[SCP-4833]]はかなりハードな記事になると思われるので、アイディアがある方はコメント欄にでも考察を乗っけてくれるとありがたいです  -- 名無しさん  (2019-02-14 22:37:46)
- 1423とリーが手にした写真は同一のものでは無いと思います。裏に書いている文字が違うからです。  -- 名無しさん  (2019-02-17 13:10:55)
- class-of-76の記事を作成している者です。色々迷惑をかけてすみません。作成中の記事はまだ完成に時間が掛かるでもう暫くお待ちください。  -- 名無しさん  (2019-02-17 13:17:33)
- 楽しみに待っています。………以下蛇足。これ「私は水中の死体に見覚えがありません」と関係あるのかな?と思ったらあっちは75年だったw  -- 名無しさん  (2019-06-15 05:48:22)
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