Detective Comics: Deface the Face

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Detective Comics: Deface the Face - (2019/04/15 (月) 22:16:00) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2019/04/14 (日) 16:35:31
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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&bold(){『Detective Comics: Deface the Face』}は2018年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。

#region(作品情報)
『Detective Comics Vol.1』#988~#993
発売 2018年9月から
脚本 ジェームス・ロビンソン
作画 スティーブン・セゴビア(#988~#990)、カルミネ・ディ・ジャンドメニコ(#991~#993)
#endregion

日本では未邦訳。

『Starman Vol.2』や『Batman: Face the Face』を手掛けたジェームス・ロビンソンによる[[トゥーフェイス>トゥーフェイス(バットマン)]]の人間性を掘り下げた作品。
『Batman: Face the Face』ではハービー・デントと再び目覚めたトゥーフェイスの対話と変化を描いていたのに対し、
本作ではトゥーフェイスの中で再び目覚めたハービー・デントとトゥーフェイスの歪んだ関係性を描いている。
そして『[[バットマン:ロング・ハロウィーン]]』などでも描かれてきた[[バットマン>バットマン(人物)]]とジェームズ・ゴードンとの友情にもスポットを当てている。
また『DC Rebirth』から『Detective Comics Vol.1』ではチームにおけるバットマンを描いていたが、
本作ではタイトル通り探偵としてのバットマンに重きを置いて描かれている。



**&font(#000000){【物語】}
プライベートや大事件ばかりを優先していた自らを省みたバットマンは、初心にかえり通り魔殺人の捜査を開始する。
被害者の正体や2人のファイヤーフライの存在を追う内に、バットマンは長年の宿敵トゥーフェイスにたどり着く。
しかしトゥーフェイスは事件の発端が警察にあると語る一方、テロ集団『コブラ』の警察襲撃を妨害してゴードンの命を救う。
不自然な行動を取るトゥーフェイスに疑問を抱いたバットマンとゴードンの2人は全ての真相を追求するべく彼と対面する。


**&font(#000000){【登場人物】}
・&font(b,15px){[[バットマン>バットマン(人物)]](ブルース・ウェイン)}
ゴッサムを守る闇の騎士。最近の活動を反省し初心を取り戻すため、手始めに路上の殺人事件に取り掛かる。
被害者の自宅や素性を捜査し、ゴードンと『バットシグナル』で会合を行うなど探偵としての勘を取り戻していく。
そして2つの銃創や2人のファイヤーフライといったヒントからトゥーフェイスのアジトに行き着くも、
トゥーフェイスは警察に原因があると主張し爆発と共に姿を消してしまう。
その後シグナルの協力でトゥーフェイスの行方を見つけると、ゴードンに連絡を取りトゥーフェイスの元に向かう。
トゥーフェイスの口から事件の真相と『コブラ』の企みを知ると、彼と共に自然歴史博物館そして下水道でのテロを防ぎに向かう。

・&font(b,15px){[[トゥーフェイス>トゥーフェイス(バットマン)]](ハービー・デント)}
顔の半分を酸で焼かれ精神が歪んだゴッサムの元地方検事。バットマンが追っていた殺人事件の犯人。
いつも通り2にまつわる証拠を残しバットマンに居場所を暴かれ、彼に今回の事件は警察が原因と主張する。
その一方で『コブラ』の襲撃を受けた警察とゴードンを助けるという矛盾した行動を取り、バットマンとゴードンから真実を問い質される。
彼の隠していた真実とは被害者Karl Twistを殺したのはハービー・デントの意識によるというものだった。
Twistはハービーにとっての最後の事件だったが、警察の失態で自由の身となりゴッサムを離れていた。
再びゴッサムに現れたTwistは『コブラ』のようなテロ集団に計画を提供する危険人物に変わっており、
その事実を知ったトゥーフェイスの脳裏に突如ハービーの意識が目覚めTwistを射殺したのだった。
再び主導権を握ったトゥーフェイスは悪を行うのは自分でなければならないという強迫観念からTwistを撃ち、
さらに動機がハービーの意識によるものと見抜かせないためにファイヤーフライに証拠隠滅を任せていた。
しかしバットマンからハービーの殺人が原因となり『コブラ』の犠牲者が出る可能性を指摘されたため、
バットマンや警察と協力して『コブラ』のテロを防ぎに向かうが……。

・&font(b,15px){ジェームズ・ゴードン}
ゴッサム市警本部長でバットマンの良き理解者。久しぶりにバットマンと共に事件の捜査に当たる。
そうした中で『コブラ』の襲撃からトゥーフェイスに救われたため、ハービー・デントが戻ってきたと思い始める。
実際にトゥーフェイスと会った際には否定されたものの、彼はゴードンを救った理由を答えるのに窮していた。
トゥーフェイスの話を聞き終えると警察を率いて『コブラ』のテロを防ぎに向かう。


***&font(#000000){≪ヴィラン≫}
・&font(b,15px){コブラ}
蛇の神を信奉するカルトテロ集団。ジェイソン・バーをリーダーにバットマンや様々な組織と戦った。
バーが命を落とすと組織の構造が階級制に変化し弱体化、その状況を打破し力を示すため各地でテロを行っている。
Karl Twistからテロ計画を入手し実行に移す。ゴッサム各地の攻撃はバットマンたちに防がれるも、
真の狙いは下水道に洗脳薬を流しゴッサム市民を『コブラ』の配下に置くことだった。

・&font(b,15px){ファイヤーフライ(テッド・カーソン、ブリジット・パイク)}
ジェットパックで空を飛び火炎放射器を操るB吸ヴィラン。ブリジットは最近仲間になったばかり。
自分たちの実力を把握しており、失敗を繰り返しながらも成長することで大物になろうと考えている。
トゥーフェイスに依頼され証拠隠滅とバットマンの誘導を行った他、『コブラ』との戦いにも協力する。

・&font(b,15px){トゥイードル・ダム(ダムフリー・トゥイード)、トゥイードル・ディー(ディーバー・トゥイード)}
鏡の国のアリスの登場人物によく似た2人組。いとこ同士。バットマンへのヒントとしてトゥーフェイスに雇われた。


***&font(#000000){≪その他≫}
・&font(b,15px){バットファミリー}
バットマンの仲間たち。アルフレッドとシグナルが殺人事件の捜査に協力する他、
『アウトサイダーズ』やバットガール、バットウーマンが『コブラ』のテロを防ぐのに協力する。

・&font(b,15px){ハービー・ブロック}
ゴッサム市警の刑事でゴードンの腹心の部下。『コブラ』の襲撃を生き延び、襲撃者の尋問などを行う。



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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 前々から思ってたんだが、デントとブロックと言う“二人”のハービーが……  -- 名無しさん  (2019-04-15 22:16:00)
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}