DARKER THAN BLACK -漆黒の花-

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DARKER THAN BLACK -漆黒の花- - (2013/09/22 (日) 22:36:43) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2009/06/20(土) 12:21:31
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&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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ヤングガンガンで連載されていた漫画。
[[DARKER THAN BLACK -黒の契約者-]]の後日談。

作者はアニメのキャラデザを務めたことで知られる岩原裕二。黒歴史となったアスカ版の作者ではないのでご安心を。

アニメ未視聴者のために、用語の解説を冒頭でやってくれている親切仕様。
だが、やはり本編を視聴しているのといないのとでは楽しみに差が出る。あの後の黒や銀、外事四課の面々、新たな登場人物達の活躍を楽しもう。

舞台は同じく東京。最終決戦の影響でゲートの壁がぶっ壊れており、契約者の存在も一般人に知れ渡っている。



以下、アニメのネタバレを含みます











◆ストーリー
“組織”と【ブニング・プリムローズが地獄門にて激突した決戦「トーキョー・エクスプロージョン」からしばらく経ったある日、未咲の元に新たな契約者絡みの事件が舞い込んできた。調査の結果、重力操作系、及び物質分解系の契約者が関わっていること、事件が起きた建物内部の電線が全て“内側から焼き切れている”ことが判明。かつて猛威を振るい、決戦の後に姿を眩ました契約者『BK-201』も関わっていると未咲は確信する…
 

◆用語
○漆黒の花
「黒いタンポポ」とも呼ばれるゲート内物質。この種を体に受けると体の一部に花の形の痣が浮かび上がり、それが花を咲かせるとその人間は契約者となるらしい。ハーヴェストは自分の体に巻きつけた植物からこれを自在に発生させることができる。
かつてPANDORAでゲート内調査が行われた際、調査員の1人にいつの間にかこれが付着していた。その調査員は気にしていなかったが、花が咲いた瞬間暴走。能力を用いてその場にいた同僚達を皆殺しにしたとされる。シュレーダー博士の推測によると、実際に契約者になるのではなく、そのような“状態”になるだけらしい。

ミーナ博士曰く
元々は花を植え付けて人間を操る契約者の能力だけがゲート内に残った存在らしい、西島一派はこれを軍事利用する計画を立てている。

○共鳴
黒の『物質変換』、ハーヴェストの『物質分解』が“電子に干渉する”という共通点を持つが故に生じた現象。一定範囲内の電子が暴走し、周囲に多大な影響を与える。
 
○PANDORA
ゲート内部に存在する、国連直属のゲート研究機関。「トーキョー・エクスプロージョン」は厳密に言うとここで勃発した。
“PANDORA法”により世界各国から優秀な研究者が集められ、共同研究が行われている。が、研究結果は全て上層部が吸い上げてしまうため、研究員達は自分達以外のチームが何を研究しているかすら知らない。

○“組織”
世界中のあらゆる諜報機関に根を張る秘密結社。各諜報機関の小競り合いは“組織”の自演と言っても過言ではない。「トーキョー・エクスプロージョン」で共通目的を失い、一枚岩ではなくなった。現在派閥争いが起きている。


◆登場人物
○霧原未咲
我らが外事四課の課長。
本編ラストの影響からかBK-201への執着が増しており、手掛かりを掴むためにPANDORAに乗り込んだりと色々大胆。
作者が未咲好きなためか、アニメの時より萌え萌えである。
PANDORAから本部へと帰る途中パーセルらに遭遇し、同伴していた大塚共々拉致られる。PANDORA側(ミーナの所属する派閥)と取引し、共同戦線を張ることに。
 
○黒(ヘイ)
ご存じ黒の死神。
一度は東京を離れたが、ハーヴェストを追って再び東京に舞い戻る。
仮面とナイフのストックが少なくなっているらしい。

○銀(イン)
銀髪紫眼でロリロリな美少女ドール。
お腹を鳴らせたり、黒の同じベッドで寝たり、ワイシャツ姿だったりと未咲と同じく本編以上に萌え萌え。
本編ラストで使用した『人型観測霊』は終盤になって使用する。

○月森梓
契約者になりたいと願う女子校生。
必死に努力した結果、垂直飛びに関しては全国トップクラスになったが、その他には何の取り柄もないことにコンプレックスを抱いている。
バレー部のコーチである実岡と付き合っていたが、彼の悪行を目の当たりにし、復讐のために契約者になりたいと願うようになった。そしてハーヴェストと接触し、“漆黒の花”の種をその身に受ける。
黒の毒牙にかかって堕とされたが、直後に実岡のスタンガンを喰らってしまい…
能力『脚力強化』
花が咲いたことで発現した能力。一撃必殺タイプ。音速を超える蹴りを放てる他、跳躍力も恐ろしく上がっている。
 
○響子
梓の親友。通称「響ちゃん」
バレー部コーチの実岡とは親戚であり、彼女もまた彼の毒牙にかかった1人。本性を知りつつも好きになってしまったが故にその想いを断ち切ることができず、そこをハーヴェストにつけこまれ、梓と同じく花の種をその身に受ける。
花の影響で精神の均衡を失い、梓と争っている最中、黒とハーヴェストとの戦闘で発生した能力の共鳴現象に巻き込まれ……………グシャ

○実岡大助
長身でイケメンの女子校バレー部のコーチ。梓や響ちゃんだけでなく多数のおにゃのこ達に手を出しており、その上彼女らのアダルト画像を会員制HPで公開して儲けていた外道中の外道。ある意味本作の元凶。
漆黒の花に取り付かれた梓にスタンガンの一撃を喰らわせるも完全覚醒した梓の本気の一撃を喰らい、バラバラに吹き飛んだ。ざまぁwww
 
○ロバート・シュレーダー博士
ゲート研究の権威。決戦の後はPANDORAで軟禁生活を強いられているが、本人は全く気にしていない。事件の手掛かりを掴むためにPANDORAを訪れた未咲と大塚に、漆黒の花とハーヴェストについて語る。

○アンバー
メシエ・コード『UB-001』
EPRのリーダーだった最強の契約者。
「人類と契約者の共存」を選択した黒宛に、ハーヴェスト出現のことを予言した手紙を遺していた。

○パーセル
PANDORA所属の契約者。カエルのようなレインコートを纏っているちっこいメガネ。一人称は『俺』だが、女の子。
花を軍事利用しようとする西島一派と対抗する派閥の人間で、ハーヴェストの抹殺を目的とする。“敵の敵は味方”ということで黒の協力を得た。
契約能力『空間移動』
パーセル自身が認めたものだけを別空間に転移させる黒い球体を作り出す。
契約対価『頭に耳をつける』
目立つレインコートを着ているのはこのため。本人にとっては迷惑らしい。

○チャンプ
パーセルの相棒。
草を媒介とする大男のドール。
“組織”により非人道的な戦闘訓練と強化改造手術を施された“完全なる兵士(パーフェクトソルジャー)”と呼ばれる生物兵器。契約者2名を瞬殺するほどの圧倒的戦闘力を持つ。
契約者に代わる新たな戦力として製造されたが、大柄なドールが少ないこと、コストが掛かり過ぎること、また「ある難点」を抱えている事からお蔵入りになった。

○ミーナ・カンダスワミ
まさかの再登場を果たしたPANDORA所属の研究者。インド系の美人。
本編で明かされなかった専門は“漆黒の花”の研究。花を軍事利用しようとする西島一派に対抗する派閥の人間で、ハーヴェストを止めるためにセルゲイと裏で動いている。
いまだに黒に惚れたまま。

○セルゲイ・ヴィクトロフ
ミーナの上司。本編では寡黙だったが、未咲達を拉致して無理矢理協力をとりつけさせたりと強引な一面を見せる。
 
○[[ハーヴェスト>ハーヴェスト(DTB)]]
メシエ・コード『HV-117』
本作の黒のターゲット。
ボロボロな布を纏い、ロン毛なフランケンシュタインのような姿をした契約者。
最強クラスの力を持ち、黒が何度も殺し損ねているばかりか、作中では今のところ傷一つつけることができていない。
合理的な考え方をする契約者こそが自然な存在であり、非合理的な考え方をする人間こそ不自然な存在だと考えている。
現在判明している目的は、“漆黒の花”を用いて人間達を争わせ、契約者を超える存在を作り出すこと。
シュレーダー博士によると、とっくの昔に死亡している筈なのだが…
実は漆黒の花を契約者に移植した実験体
契約能力『物質分解』
一撃必殺タイプ。“電子”に干渉することで物質の分子結合を寸断する能力。しかし、“分解”と言うより“腐食”と言った方がしっくりくる。物理攻撃を全て無力化することも可能。
契約対価『丸い物を飲み込む』
大きすぎると窒息死し、小さすぎると払ったことにならない難儀な対価。結構苦しそうである。




追記・修正よろしくお願いします
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