バーンパレス(ダイの大冒険)

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バーンパレス(ダイの大冒険) - (2021/01/25 (月) 02:49:43) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2021/01/25 Mon 02:26:18
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&font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます

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漫画『[[ドラゴンクエスト ダイの大冒険]]』に登場する[[空中要塞>空中戦艦/空中要塞]]。
「大魔宮」と書いて「バーンパレス」と読む。

●目次
#contents

*【データ】
全長:3150m
横幅:3150m
高低:550m

*【概要】
[[大魔王バーン>大魔王バーン(ダイの大冒険)]]が「死の大地」の地下に建造した自身の居城にして[[魔王軍>魔王軍(ダイの大冒険)]]の総本部。
地上界消滅作戦の要となる空中要塞だが、外観は&bold(){「地上の強敵を一蹴したときに天翔ける不死鳥」}をイメージした優雅なものとなっている。
当初は「死の大地」の地下に存在していたが、&bold(){「黒の&ruby(コア){核晶}」}の爆発によって地表部が消滅し姿を現した。

材質は「魔鉱石」という浮力を持つ石と金属の中間のような特殊鉱石。
宮廷の下部にある心臓部には生体魔力炉があり、バーンの魔力を受けて空中を舞う。

全体構造として、
・入口となる「魔宮の門」を擁するドーム状の機首
・最上階にバーンの宮殿を戴く中枢部
・5箇所の攻撃基地
と計7つの区画で分かれており、各区画を骨格のような連絡通路で繋ぐことで形を成す。
中心部には屈強な魔界の魔物達が、そして大魔宮内各所には[[キルバーン>キルバーン(ダイの大冒険)]]が仕掛けた数々の悪辣な罠&bold(){「&ruby(キルトラップ){死の罠}」}が存在する。((罠はキルバーンの魔力の指令で作動するので、仲間がうっかり引っかかるなどのヘマはない。))

加えて大魔宮全体をバーンの魔力から成る強力な結界で覆っており、特殊な呪法をかけられた者は透過できるが、それ以外の者は通過できないため不用意に入ってしまうと脱出不可能になってしまう。
なおこの結界は『黒の核晶』の爆発も防御できる優れ物でもある。

ちなみに、荘厳で美しい外観通り、内装も優美で美しく、超一流の宮廷そのもの。((レオナは「大魔王の本拠地だからゲトゲトに気持ち悪いのを想像していた」との事。))
施設も充実しており、側近の各部屋や各モンスターの控え室や居住区、食事の際の広間、「&ruby(ホワイトガーデン){白の宮庭}」という美しい噴水のある広場など、意外と住み心地良さそうである。
胴体部分に備わっている巨大な塔「天魔の塔」のの上にある城の内部がバーンの私室と謁見室になっているが、魔力炉の暴走の際にダイのドルオーラによってドームから上を吹っ飛ばされてしまった。%%これには流石のバーン様も「見事に余の主城を吹き飛ばしてくれたな」とキレかけていた。ちょっとカワイソス%%
無論、敵に侵入された時の対策に、敢えてゴチャゴチャした迷宮にせず、ほぼ基本の通路一本道のみで構成されている。((アバン先生曰く「一本道の宮廷を作る理由は二つあり、一つは美しさのアピールの為に客が歩くルートを決めている事、もう一つは万一敵が来た時のために直進しかさせず、挟み撃ちにする事。」))
この事から、バーン様の美的センスは人間のそれとほとんど変わらないようである。&font(l){同時に、[[レオナ>レオナ(ダイの大冒険)]]の台詞から取れる人間の魔族への先入観。}

なお、大魔宮自体がとんでもなく広い故か、移動は基本的に&ruby(リリルーラ){合流呪文}で行っている。
現実の船や軍艦を比較対象にしてみると、現段階最大の軍艦は、アメリカの空母『ジェラルド・R・フォード』の全長333m。
並びに、豪華客船ならば『シンフォニー・オブ・ザ・シーズ』の全長362m。
&bold(){大魔宮は単純計算でもジェラルド艦の約10倍の大きさ}という事になり、ほぼ小さな都市国家並と言える。
そのケタ外れさがお分かり頂けるだろう。
&font(l){死に体だったとは言え、[[ポップ>ポップ(ダイの大冒険)]]が走ってヘトヘトになるのも無理ないかもしれない。}

*【主な施設】
**死の大地
地図上で北西にある岩山と岩だけしか存在しない荒れた島。
「世界の果て」や「最後の秘境」と言われ、動植物が存在していない。
また、この大陸に入った人間はまともに帰ってこれないという曰くつきの魔の島となっている。
実は死の大地の真下には魔王軍の真の本拠地である「バーンパレス」が秘匿されていた。

**魔宮の門 
死の大地から侵入するために通らなければならない門。海中にあるので発見自体が困難。
魔王軍はルーラで自由に出入りできるため問題ないが、普通に入ろうとすると魔宮の門を開かなければならない。
だが、その魔宮の門も数百年開かれたこともなく、「[[竜の騎士>竜の騎士(ダイの大冒険)]]」の力でも開かないとされている。
竜の騎士は本来一つの時代に1人しかいないためそう言えたはずなのだが、作中では[[ダイ>ダイ(ダイの大冒険)]]と[[バラン>バラン(ダイの大冒険)]]という2人の竜の騎士がイレギュラーな形で同時に存在していたため、この2名の力によって砕かれた。

**前部ドーム 
魔宮の門に入った先に存在する大きな部屋。
元々は大軍を出撃させる時に兵士たちが待機する場所として作られた多目的ホールである。
このドームが、バーンの初戦時に戦った場所であり、[[ハドラー>ハドラー(ダイの大冒険)]]が待ち構えていた。

**攻撃基地 
バーンパレスの五か所に設置された基地。
五か所すべてに「ピラァ・オブ・バーン」が搭載されており、眼下への攻撃が可能。
[[ハドラー親衛騎団]]が決戦を邪魔させない様にそれぞれ別の攻撃基地付近にダイとレオナを除くアバンの使徒を移動させ、戦闘の舞台になった。

**中央部 
バーンパレスの中央に存在する巨大な施設。
バーンの居城本体であり、中には魔力炉、天魔の塔、バーンの城など、バーンパレスの主要施設が存在する。
魔宮の門と同じ様な門があり、それ以上の封印が予想されたが、[[アバン>アバン=デ=ジニュアール3世]]の「[[破邪の秘法>破邪呪文/破邪の秘法(ダイの大冒険)]]」で強化したアバカムで開けられている。
心臓部は魔力炉と同じ生命体をベースにした機械だが生きており、あらゆる魔力を吸収する性質を持ちポップ達を閉じ込めた。
また、攻撃基地と同様に「ピラァ・オブ・バーン」が搭載されている。

**&ruby(ホワイトガーデン){白い宮庭} 
中央部の入り口から長い廊下を抜けた先にある空間。
この空間でダイたちは休憩を取り、休憩終了と同時に[[ミストバーン>ミストバーン(ダイの大冒険)]]との戦闘になった。
ミストバーンが言うには、ここはバーンパレスの中で最も美しい場所だとされている。
なお、ここを抜けた先には天魔の塔がある。
門からここまでは脇道の無い一直線の道であり、侵入者を撃退しやすい造りになっている。

**天魔の塔 
バーンの城へ向かう途中にある巨大な塔。
階段は螺旋状になっており、最上階がバーンの城となっている。
途中には通気口があり、その先には魔力炉が存在する。

**魔力炉 
バーンの魔力が供給されることでバーンパレスを稼動させる装置。
魔力炉は心臓部と同様に生きており、自分の意思で動くことができる。
普段はドラムーンのゴロアが管理人として管理している。

**バーンの城 
天魔の塔の最上階にあるバーンが普段滞在している城。
本来はここでバーンは待ち構えることになるのだが、玉座のある頂上の主城部分は「ドルオーラ」によって崩壊し、そのひとつ手前の部分が決戦場となった。

**心臓部 
最終決戦でダイを除くパーティーの仲間の全員がバーンによって落とされたところ。
内部の壁は魔力炉と同じく魔力を吸収する材質で出来ているのだが、その吸収力は[[ザムザ>ザムザ(ダイの大冒険)]]の「生体牢獄」など比較にならないレベルで、「[[メドローア>メドローア(ダイの大冒険)]]」はおろか生物の天敵であるはずの「閃華裂光拳」すら吸収してしまった。
魔力を使わない闘気技なら傷はつくが、異常な回復力も持ち合わせているため「ドルオーラ」並みのパワーでなければ完全に破ることはできない。
最終的に[[ヒム>ヒム(ダイの大冒険)]]のグランドクルスによって貫かれ、その瞬間にポップとアバンがルーラを使うことで全員が脱出に成功した。

**ピラァ・オブ・バーン
バーンパレス唯一の攻撃兵装。
左翼、右翼、尾翼、後方左翼、後方右翼、中心部、計6門装備されている。
その実態は&bold(){[[天空高くから巨大な柱を猛スピードで落とす質量兵器。>ダインスレイヴ(鉄血のオルフェンズ)]]}
性質上単発しか撃てないが、それでも着弾すれば一国の王都をも灰にし、何もないクレーターに変えてしまうほどの威力を持つ。
この兵装の真価は頂部に装備された&bold(){巨大な『黒の核晶』。}
最後の柱の投下後に爆破指令が入り、約6分で全てが爆発する仕組みになっている地上破壊計画の中核を成す武装。
バーンはこれを世界の6箇所に撃ち込んで魔の象徴・六芒星を世界規模で描き、核晶の破壊力を増大させてより確実に地上を消滅させようと目論んでいた。

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