ポケットモンスター スカーレット・バイオレット

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ポケットモンスター スカーレット・バイオレット - (2023/09/30 (土) 00:17:04) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2022/11/27 Sun 01:43:08
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 56 分で読めます

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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){&bold(){&sizex(7){&color(#ffd700,#ea5532){豊かに表現された世界を自由に冒険!}}}}





#center(){&bold(){&sizex(7){&color(#ffd700,#5a4498){伝説のポケモンに乗って自由な冒険へ飛び出そう}}}}






『&bold(){ポケットモンスター} &bold(){&font(#ea5532){スカーレット}}・&bold(){&font(#5a4498){バイオレット}}』(&italic(){Pokémon Scarlet / Violet})は、2022年11月18日に[[任天堂]]から発売された[[Nintendo Switch]]用のロールプレイングゲーム。
『[[ポケットモンスター]]』シリーズの第九世代のソフトとなる。略称は&bold(){『ポケモンSV』}
タイトルに色の名前が用いられているのは『[[ブラック・ホワイト>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]』以来4世代ぶりで、またSwitchの『ポケモン』作品としては5作目となる。
#openclose(show=CM){
#center(){&bold(){&size(15){&color(#f5f5f5,#20b2aa){出会いは突然だった。}}}}

#center(){&bold(){&size(15){&color(#d2691e,#f5f5f5){これはモンスターボール!君もトレーナーか!?}}}}

#center(){&bold(){&size(15){&color(#8b0000,#fffacd){違います。}}}}

#center(){&bold(){&size(15){&color(#d2691e,#f5f5f5){行くぞ、たんパンこぞう!!}}}}

#center(){&bold(){&size(15){&color(#f5f5f5,#20b2aa){そいつはポケモンの世界から来たらしい。}}}}

#left(){&bold(){&size(15){&color(#f5f5f5,#20b2aa){ポケモンの世界…?}}}}

#right(){&bold(){&size(15){&color(#d2691e,#f5f5f5){『パルデア』と言います。}}}}

#center(){&bold(){&size(15){&color(#d2691e,#f5f5f5){ポケモンたちと共に歩き、考え、感じる…}}}}
#center(){&bold(){&size(15){&color(#d2691e,#f5f5f5){何をしてもいいし何もしなくてもいい。}}}}
#center(){&bold(){&size(15){&color(#d2691e,#f5f5f5){…そんな場所です。}}}}

#center(){&bold(){&size(20){&color(#d2691e,#f5f5f5){行きますか、一緒に…。}}}}

#center(){&bold(){&size(15){&color(#f5f5f5,#20b2aa){えっ…?}}}}

#center(){&bold(){&size(15){&color(#d2691e,#f5f5f5){(握手しようと手を出す)}}}}

#center(){バシッ}

#center(){&bold(){&size(20){&color(#f5f5f5,#20b2aa){いいね…!}}}}

#right(){&bold(){&size(15){さ、自由の風が吹く場所へ。}}}

#center(){&bold(){&size(30){&color(#daa520){ポケットモンスター}&color(#ffd700,#ea5532){スカーレット}}}}

#center(){&bold(){&size(30){&color(#daa520){ポケットモンスター}&color(#ffd700,#5a4498){バイオレット}}}}

永山瑛太演じる&b(){ポケモンの世界から来た男}と古川琴音演じるOLとの出会いを描いている。
ちなみに永山氏が任天堂のCMに出演するのは『[[ゼルダの伝説 ムジュラの仮面]]』以来22年ぶり。}


#openclose(show=●目次){
#contents()
}

*◆概要
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2022年の『Pokémon Day』((『赤・緑』が1996年2月27日に発売されたことに由来する記念日。))となる2022年2月27日に映像配信された&bold(){『Pokémon Presents 2022.2.27』}にて情報解禁。
同年6月1日には「2nd Trailer」が公開され、公式サイトが更新。
初報のほんの1ヶ月前に『[[Pokémon LEGENDS アルセウス]]』(以下『LEGENDSアルセウス』)が発売されたばかりなので、開発自体は『[[ポケットモンスター ソード・シールド]]』(以下『剣盾』)の[[DLC>ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンション・パス]]が落ち着いたくらいから行われていたと思われる。

本作は今までのような旅形式ではなく、&bold(){なんと『ポケモン』史上初の「学園もの」で3つのルートがあり、更にそれらを全てクリアすれば作品の真相に迫るルートに進める}。
&s(){シリーズ史上初の学園もの……ルートが4つ……[[『風花雪月』>ファイアーエムブレム 風花雪月]]かな?}
主人公は学校の寮で暮らし勉学に励みながら、見知らぬ地での冒険を「&bold(){宝探し}」という課外授業の一環として行うのである。
元々[[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]から塾や学校といった教育機関は存在していたものの、これまでは「せんせい」や「じゅくがえり」など、そうしたところに関係のある[[モブ>モブキャラ]]トレーナーが登場したり、道中でちょっとお邪魔したり、くらいの扱いでメインに据えられたことは無かったので、&bold(){主人公が学生としての顔を持つ}のも本作が初。

パッケージを飾るポケモンは、『スカーレット』が&bold(){&font(#ea5532){コライドン}}、『バイオレット』が&bold(){&font(#5a4498){ミライドン。}}
それぞれ&bold(){&font(#ea5532){古代}}、&bold(){&font(#5a4498){未来}}で、終盤ではそれをモチーフにしたポケモンが登場する。
この手の[[伝説のポケモン]]は物語終盤で初登場するのが常だったが、&bold(){本作は主人公の移動手段として序盤から登場しており}、最終盤に真相が明らかになってから実戦に出せるようになるという段取りになっている。

また本作発売前に、[[イギリス]]の有名シンガーソングライター、エド・シーランが歌う『&bold(){Celestial}』を公開。本編の劇中歌として採用されることも発表されていた。
&bold(){勿論劇中歌を入れるのも今作初の試み((BW/BW2の「ビレッジブリッジ」のような歌を意識した[[BGM]]や『戦闘![[ゲーチス>ゲーチス(ポケモン)]]』など歌詞のあるコーラスを取り入れた曲は存在した。))。}
歌詞は全編[[英語]]だが、内容はちゃんとバーチャルの隣人ことポケモンのことを表現した名曲である。
PVもしっかり作り込まれているので作中で聴く前にも聴いてみるのもいいかも。

もちろん『[[Pokémon Home>Pokemon HOME]]』との連動にも対応しているが、本作に連れて行けるポケモンであれば、[[ガラル地方>ガラル地方(ポケモン)]]やヒスイ地方、[[シンオウ地方>シンオウ地方(ポケモン)]]のポケモンは&bold(){双方向}に行き来できる。
技の互換性は無く、新しい場所に連れて行かれると覚えている技はリセットされる仕様になったが、レベルや[[リボン]]・あかしは引き継がれる。((元から『[[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]』以降の過去作限定技はレギュレーションフリールールのもとでしか使えないので、大した問題はないだろう。))

その売上は発売後3日で(パッケージ版、DL版併せ)&bold(){国内で400万本以上、世界で1,000万本以上}の記録的メガヒット。これは任天堂のゲーム専用機向けソフトとしては、2022年9月に発売3日で国内345万本の実績が出た『[[Splatoon3]]』をも上回り、過去最高の売上ペースとなっている。

一方でこれまでにないシステムを取り入れた弊害か、Switchというハードの限界か、本作はテクスチャのロード遅れやバグ、処理落ち等も少なからず見られており、海外では返金対応を実施する等手放しで喜べない節も見受けられる。
公式も認知しているようなので、謝罪文が投稿されるなど、アップデートによる今後の改善が期待される。

ポケモンのモーションも第8世代以前のものから見直しが入り、動きどころかデフォルトのポーズまで変わったものもチラホラ。トロピウスは地に足をつき、ヒノアラシ系統は戦闘中は常時炎を出すようになっている。
更に、一部のポケモンは特定のモーションのポケモンの後に出すと&bold(){ふわりと浮いたり着地したりする}ようにもなった。
&s(){残念ながらボーマンダとシビルドンは常時浮いている。}
一方、モーションを細分化した弊害なのか、[[専用わざ>専用わざ(ポケモン)]]のモーションを没収されてしまったポケモンも多い。

なお、本作で選択できる言語は9種類だが、[[日本語]]における&bold(){ひらがなと漢字の選択は撤廃されている}。ちゃんと振り仮名はふってあるので子供も安心。漢字の勉強にもなる……かも?

**・ゼロの秘宝(追加コンテンツ)

2023年9月13日に配信された前編(碧の仮面)と、2023年冬以降に配信予定の後編(藍の円盤)の二つからなり、林間学校や留学に参加することになる。
パルデア地方の外を舞台にしている(看板の文字や[[イダイトウ]]の生息などから前編のキタカミの里はシンオウ地方[ヒスイ地方]の近く・登場人物の会話から後編のブルーベリー学園はイッシュ地方にある可能性が高い)が、道中にある&bold(){てらす池}などを通し、残されたエリアゼロの真相にも迫る模様。


*◆ゲームシステム
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**●キャラメイク
『X・Y』以降恒例化したキャラメイクだが、本作からはそばかすや目・口の形なども細かく調整できるようになった。
その代わり、キャラデザ自体はこれまでの杉森健風ではなくなり、過去作をプレイした人には多少の違和感があるかもしれない。
髪型やメイクも性別を問わず選べるようになり、選んだ体型にかかわらず、より思い思いの姿にできるようになった。
靴や帽子などはさまざまなものを選べるが、服装に関しては発売時点で四季の制服のみとなっている&s(){(学生だからしゃーないな)}。

が、追加コンテンツ前編に入って&bold(){うぐいす}(緑色)・&bold(){こんじょう}(青色)・&bold(){しらうめねず}(白色)と、&u(){最低}100万円払って手に入る&bold(){&color(#F54738){ぎんぎら}}の四種類からなるじんべえが解禁された。


**●フィールド
&bold(){ついに実現した、(ほぼ)完全オープンワールドの『ポケモン』世界。}
『剣盾』で例えるなら、アカデミーのある街以外が全て[[ワイルドエリア>ワイルドエリア(ポケモン)]]といった感じで、ロードを挟まずに色んな所を行けるようになった。
町が道路で結ばれた点と線のような関係から町とエリアがパズルのように敷き詰められた状態になっている。
もちろん道という概念はあり、各エリア内の道を辿ればどこかの町に着くようにできている。
全体的に『アルセウス』のようなフィールド感と、初代より続くシステム面をうまく融合したような形となっている。
そんな広大なフィールドを、伝説のポケモンに乗りながら自由に冒険していくこととなる。

様々な人と出会いながらチャンピオンを目指して行くというコンセプトこそ従来通りだが、&bold(){自由度は前作と比べると大幅に引き上げられている}。
主に

&bold(){・従来のシリーズと同様に8つのジムと四天王+チャンピオンを撃破する『チャンピオンロード』}
&bold(){・ヌシポケモンの持つ珍しい食材を探す『レジェンドルート』}
&bold(){・学校のトラブルメーカー・スター団にカチコむ『スターダスト☆ストリート』}

の3つのイベントをこなしながらシナリオを進めるが、&bold(){どのシナリオを、どんな順番で、どこで何を攻略するかはすべてプレイヤー次第}。
完走までまっしぐらにひとつのルートだけを驀進しても、それぞれを並行して行きつ戻りつするのも、
あるいはシナリオそっちのけで財布の許す限り買い食いに励むことさえも、全くあなたの自由。
&bold(){気ままに散策し、気ままにポケモンを捕まえ、気ままにイベントを進めることができるようになった。}
これに伴い、トレーナーとのバトルも強制ではなく任意に話しかける形式に変更された。&bold(){トレーナー同士は目が合ったらバトル、というこれまでのお約束は、本作ではもう過去の話となったのだ}。
一応特定数のトレーナーを倒すとごほうびがもらえるので、積極的に戦った方がお得。だが、&bold(){レーダーのようなものはない}ので手探りで探す必要があるし、一度勝ったら再戦はできない。
また、トレーナー戦でも(一部を除いて)「にげる」が有効なコマンドになった。ただし通信対戦同様降参することになるので、おこづかいは減ってしまうが。

各種イベントは進めていくことにレベルが引き上げられる方式ではなく、地点ごとにレベルは固定されている。
つまり拠点から近いイベントほど簡単で、遠い場所ほど難しいという案配。
極端にデタラメな順番で進めるとハードモードだが、近くにあるイベントを攻略するときの順番をシャッフルできるといった感じ。
初代のタマムシ、[[ヤマブキ>ヤマブキシティ]]、セキチクあたりが順不同で攻略できたのを今作では全編でやっていると思えば良い。

ただし
・チャンピオンロードのジムバッジの数で、トレーナーIDが違うポケモンに限らず&bold(){捕まえた野生ポケモンが言うことを聞くレベルも制限される}(『剣盾』と違い高いレベルのポケモンの捕獲そのものは可能になった)
・レジェンドルートの進行具合で、[[ライドポケモン>ポケモンライド]]としてのコライドン/ミライドンの機能が上がっていく
・スター団の拠点は道を塞ぐ形で存在している。迂回路も無くはないが、遠回りだったり分かりにくかったり険しいデンジャラスな方法だったりする
といった形で制約が存在する。
レベルの低いポケモンを地道に根気強く育てたり、移動の早さを割り切ったりすることで、イベント進行順は完全に自由にできなくはないが、やはり遠くのイベントから始めるのはそれ相応の難点がある形となっている

#openclose(show=そして3つのイベント全てを終わらせると……。){
・&bold(){『ザ・ホームウェイ』}
関係者以外立入禁止のパルデアの大穴/エリアゼロへ行くことになる最終イベント。
オーリム/フトゥーに頼まれ、未知の世界とされるパルデアの中心に足を踏み入れる主人公と仲間たち。

その大穴の深部に広がる光景は、『スカーレット』ならより野性味あふれた、『バイオレット』ならそのまま機械化したかのようなポケモンたちが我が物顔で闊歩する世界だった。

コライドン/ミライドンが力を失った理由、ペパーと彼の親に当たる博士の確執、異形のポケモンたち、通信の回数を重ねるごとに様子がおかしくなってゆく博士……。
その全ての理由が明かされ、そして&bold(){『ポケモン』史上最大級の衝撃を齎すだろう結末}が、あなたを待っている。
}


**●捕獲システムとおまかせバトル
本作ではフィールドを移動していると、自動で周囲にポケモンがスポーンする仕組み。
ポケモンに対しボールを投げるか接触することで、従来のような感覚で野生ポケモンとの戦闘へと移行。
捕まえるか倒すことで手持ち全員に経験値を行き渡らせる、というのは第六世代以降と共通している。
ちなみに捕獲クリティカル自体は続投しているが、&bold(){一度捕まえたポケモンは二匹目以降はゲット成功時にクリティカル演出になるようになっている}。
クリア後に捕まえる事になるとあるポケモンのゲット成功時にクリティカルになるのはそのため。

その上で本作は『LEGENDSアルセウス』の要素も少し含まれており、

・背後から&font(u,Black,#FCBB76){ボールをぶつけることで捕獲率上昇}&1回行動不能にできる(未発見時でなくても有効)。
・イベントを進めることで水上、空、壁を自在に移動できる(本作でもライドポケモンがそれを担っている)。
・発見時のポケモンの反応も多種多様で、逃げるものやこちらを追いかけるもの、こちらをずっと見ているものなど様々。

などなど……。

流石にヒスイ地方のポケモンのように[[ダイレクトアタック>ダイレクトアタック(ポケモン)]]や群れて襲うなどはしてこないが、捕獲にアクション要素が若干ながら入るようになった。
&font(l){なんなら背後不意打ち→初手クイックボール→失敗したら逃げてまた不意打ち……みたいな外道戦法もできる。}

これに加え、新要素として&bold(){&font(u,Black,#F69896){「おまかせバトル」}}が実装。
先頭のポケモンをフィールドに繰り出すことで、自動で周囲にいるポケモンたちと戦ってくれるというもの。
倒すと通常戦闘より少ないが経験値も獲得する。群れているところを狙ったり最終進化系を倒したりするとこれでもかなりのものになるので、レベル上げもサクサク。
ただし、これでレベルを上げると新しく覚える技は覚えずに終わった扱いとされ、また進化もしないので、育成の際にはこまめにチェックが必要。
加えて、弱点タイプ相手やHP低下時だと、格下レベル相手でも体力を大幅に減らされ帰ってくることもあるので、繰り出す際には周りのポケモンの種類や手持ちとの相性にも気を配ろう。

更に、今作ではポケモンを倒したときに『[[モンスターハンター]]』シリーズよろしく「素材」(公式名称は「&bold(){おとしもの}」)を落とすことがあり、それらを含めたフィールド上に落ちているアイテムを効率よく回収するのにも使われる。
「おとしもの」は[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]の作成やアイテムとの交換に必要になるため、積極的に集めていきたい。
ちなみに第4世代以前からの種から得られる「おとしもの」には、かつて『[[ポケダン時・闇・空>ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊]]』で「専用どうぐ」になっていたものと同名のものもある。

連れ歩き機能も実装。ZRでボールを投げると先頭のポケモンと一緒に歩くこともできる。&font(u,Black,#FCBB76){あいことばは「ボール投げ ZRボタン!」}
連れ歩きによって進化条件を満たすポケモンたちもいる。


**●テラスタル
&bold(){メガシンカ、Zワザ、ダイマックスに次ぐ新たなバトルの肝となる本作の目玉要素の一つ。}
詳細は[[個別項目>テラスタル]]参照。


**●ピクニック要素
『剣盾』でもあったピクニック要素も続投。ただし今作でするのはキャンプではなくピクニックだし、作る食事は[[カレーライス]]ではなく&bold(){[[サンドウィッチ>サンドイッチ]]}になっている。
&font(u,Black,#FCBB76){食事をすることで捕獲や育成、遭遇に関する能力値を一時上昇する}だけでなく、体力PPも全回復するため、簡易的なポケモンセンターとしても使える。
サンドウィッチのレシピも様々なものがあるが、具材さえあれば自分だけのオリジナルサンドも作れる。
&font(l){ただし奇妙な物理演算が入っているのか、綺麗に作ろうとすると難易度はかなり高い。また、実は最後パンで挟まなくても評価には影響しないので、失敗を減らすためにいっそパンを捨ててオープンサンドにした方が良いという結論も出ている。本作のサンドウィッチは爆発するものと見つけたり}

ほか、新たなポケモン鑑賞要素として&bold(){&font(u,Black,#F69896){「ポケモンウォッシュ」}}が登場。汚くなった体を洗ってあげるだけでなく、状態異常などの回復にも役立つ。

そして本作では&bold(){遂に育て屋/預り屋はリストラされた。}
従来[[育て屋/預り屋>育て屋(ポケモン)]]で入手していたタマゴは、タマゴグループと性別が合っているポケモンがという条件は引き継ぎつつも、手持ちに入れている場合に時間経過で[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]を入手するようになった。
なお、タマゴを引き取らなかった場合はアカデミーに送られて生徒らに共同で世話をされるようだ。

本作の[[厳選>厳選(ポケモン)]]は更に容易になっており、前作同様に[[特性>特性(ポケモン)]]や[[性格>性格(ポケモン)]]、[[個体値]]、[[努力値]]などはほぼアイテムで解決でき、その道具も大体はショップでも買える他、レイドバトルで入手できる(レイドバトル限定の物もある)。更に本作にはBPのシステムがない関係上、従来作において主にBPと引き換えだったポケモンに持たせるアイテムも殆どがおこづかいで揃えることができるようになっている。
従って、[[金策>金策(ゲーム)]]は過去作以上に重要なものになっているといえる。((その金策もクリア後のイベントにおける連射コントローラーを用いた放置金策が確立されているため、[[それ用のポケモン>ニンフィア]]を用意すれば楽に稼ぐことができる。))
またタマゴ技も、孵化させずともピクニック中に特定の手順で移せるようになった。そのため性別や[[色違い>色違い(ポケモン)]]を粘らない限りかなり楽になったといえる。ただしテラスタイプは遺伝しない(後から変更はできる)。
更に色違い厳選も、色違いが出る確率を上げられる効果を上述のサンドウィッチで付与できるようになったこと、フィールドにポケモンが大量にスポーンする(しかも少し離れればリセットされる)ため試行回数を稼ぎやすいことなどから(御三家など一部を除けば)かなり緩くなった。

**●LP(リーグペイ)
いままでいつもニコニコ現金払いだった『ポケモン』シリーズ初登場となる電子マネーのようなもの。テラスタルの結晶を調べたり、「おとしもの」と交換したりすることで獲得できる。なお、従来通り現ナマもちゃんと続投している。
ただし、現金のLP化及びその逆はいずれもできない。また、アイテムの買い物の際には現金(おこづかい)払いかLP払いか選べるが、バトルの賞金は前者のみで支払われ、わざマシンの作成には後者しか使えないなど細かい制約がある。
ダウンロードコンテンツ第一弾では&s(){電子マネー?何それ美味しいの的なザ・ニッポンの田舎への解像度が高すぎるので}当初対応していないが、条件を満たせば選べるようになる。


*●ポケモンセンター
本作の[[ポケモンセンター]]はなんと屋内ではなく、野外でフレンドリィショップ、わざマシンマシンと併設になっている。&s(){つまり出入りの手間は省けるのでプレイヤーにとっては便利になったものの、可哀想なことに受付のお兄さんお姉さんは(屋根はあるけど)雨でも雪でも野ざらし。ガソリンスタンドか。}
またそらとぶタクシーの到着地点とも兼ねており、一度訪れたセンターはそらをとぶタクシーでいつでも移動できる。
そして本作から追加された&bold(){「わざマシンマシン」}は、ポケモンの素材とLPを使って作成という形に変わっている。
ただし、ものによっては一度手に入れなければ作成自体ができないことも。

わざレコードとの区分も廃止され、全てのわざマシンは第4世代以前の使い切り仕様に戻ってしまった。
育成においては面倒臭い一面がある一方、物価が全体的に高いこともあり何かとお金が必要な本作では、売却で金策にもなるので一長一短か。
ちなみに、複数種類のアイテムを一度にまとめ買いできるという地味に便利な機能も実装された。


*◆オンライン要素
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**●[[テラレイドバトル]]
『剣盾』でもあった「[[マックスレイドバトル]]」のテラスタル版が登場。
各フィールドにて光が立っている結晶に赴くと、普段は出ないテラスタイプのポケモンと戦うことができる。
オンラインに繋げば&font(u,Black,#FCBB76){最大4人まで}一緒に戦える点も同じ。時間内に集まらなかった場合はNPCが代わりに入る。

相手のポケモンは最初からテラスタル状態で、体力が減るか時間経過で強力なテラスタルシールドを貼ってくる。
こちらも&font(u,Black,#FCBB76){テラスタルすれば効率よくダメージを与えられる}ものの、最低3回は動かないとテラスタル発動は不可。
制限時間内に体力を0にすればそのポケモンを捕獲することができる。

『剣盾』との相違点としては、まず指示がターンではなくリアルタイム制になったこと。また、「おうえん」もランダム効果ではなく、&font(u,Black,#F69896){攻撃系バフの「いけいけドンドン」}、防御系バフの「がっちりぼうぎょ」、体力回復の「いやしのエール」の3種を任意で使用可能になった。
このためレベル差や相性で攻撃に貢献できなくても、バフや体力回復でサポートに回ることもできる。ただし3回しかできない点は注意。
また自分のポケモンがやられた場合もターン経過ではなく、時間経過に変更。ただしやられる度復活時間は長くなる上、バトル自体の制限時間も短くなってしまう。

星ランクは1~5までだが、星4以上を10回こなすと&bold(){星6の黒い結晶}が登場するように。
当然星が多いほど強力な個体値、夢特性のポケモンが出現するものの、生半可な編成だと4人でも普通に返り討ちに遭うため、心して挑みたい。
クリアするとただ捕獲できるだけではなく、レベルを上げるアメや育成に必要な装備が報酬も多数出るため、ストーリークリア後は専らこれを中心とした素材集めに勤しむようになる。

当然だが、相手のポケモン自体のタイプは変化しているとは言え&bold(){技は元のまんま}である。
その為そのポケモンと相性補完バッチリのタイプに変わられると苦戦は必至。
繰り出すポケモンはテラスタイプだけではなく&bold(){素の相性}もしっかり考えて吟味したいところ。
&s(){テラスタイプの相性だけ見て素が4倍弱点の奴なんて繰り出したら白い目で見られるぞ!}

**●ユニオンサークル
こちらは4人パーティでフィールドを自由に駆けることができるというもの。
一緒にライドポケモンに乗って様々な場所を巡ったり、ピクニックを開いてサンドウィッチを作るといったことも可能。
また、&bold(){もう一方のバージョンのプレイヤーがいた場合、そのバージョンしか出ないポケモンが一時的に出るように。}ほか一部ポケモンの進化条件にもなっている。

ただし、テラレイドバトルと違いこちらはあいことばによるパスワード必須で、見知らぬ誰かとはできない。


*◆[[パルデア地方>パルデア地方(ポケモン)]]
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今作の舞台となる地方。
アカデミーが聳えるテーブルシティを中心に、草原、湿原、[[砂漠]]、雪山など変化に富んだ区域が広がっている。
詳しくは個別項目へ。


*◆登場人物
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**●主要人物
・&bold(){[[主人公>主人公(ポケモン)]]}
今作におけるプレイヤーキャラ。ボタンよりもやや低い身長。
デフォルト(公式絵)の服装は学校の夏服。

作中ではアカデミーに転入して「宝探し」という課外授業に挑み、そこで様々な冒険と体験をしていくこととなる。
性別や肌色の選択は勿論のことながら、今作では髪型のみならず目・口・眉毛・睫毛の形や色、ほくろ・そばかすの追加などなど細かい部分まで最初からクリエイトできる。&s(){加えて全パーツが男女共用なので、[[男の娘]]や[[イケメン]]女子も作れるぞ。}
ちなみに『剣盾』と同じく、最初に選択した主人公の髪の色と肌の色に応じて母親のそれも変わる。

ただし、今作はあくまでも課外授業として各地を旅しているという設定ゆえか、着用できる服装は制服(春夏秋冬の4種類)のみで、店で買えるファッションアイテムも帽子、靴、眼鏡、手袋など末端部位のアクセサリーや鞄及びスマホケースなどの小物などに限定されている。

私服に関しては前述のとおり&bold(){追加コンテンツ前編にて}4種類のみと数では少ないものの&bold(){おまつりじんべえが解禁}。一つはイベントの途中で確定入手・二つは前編終了後にライバルキャラクターであるゼイユ・スグリ姉弟の実家で入手可能。
しかし、残る一つに関してはとある募金に&bold(){&color(#F54738){最低100万円}}支払わないと入手できず非常にレアアイテムとなっている(そのぶん柄は非常に派手)。なお、このじんべえを着てパルデア地方に来ても服装が制服に戻されることはない模様。いずれにせよ服装のレパートリーに幅が広まることとなった(後編の留学先でもじんべえ姿で回ることが可能かは現時点では不明)。

ゲーム中で確認できるデフォルトネームは無いが、ユーザー間ではPVで使われていた「ハルト」(男)、「アオイ」(女)で呼ばれることが多い。ちなみにそれらの名前を合わせると「アオハル」つまり「&bold(){青春}」となる。


・&bold(){[[ネモ>ネモ(ポケモン)]]}
髪を[[ポニーテール]]にして前髪とそこから垂らした一房には緑色のメッシュを入れている、褐色肌の活発な少女。
今作の[[ライバル枠>ライバル(ポケモン)]]にして&bold(){『チャンピオンロード』}のキーキャラ。
アカデミーの生徒会長として主人公を導く姉御肌的な面も見せる……が、&bold(){それ以上に根っからのバトルジャンキー}で、当然主人公にもちょくちょく戦いをしかけてくる。
御三家選択後、プレイヤーが有利になるタイプのポケモンを最初に選び、以後それをエースとして繰り出すようになる。

『チャンピオンロード』は過去作と同じジム巡りで、&u(){8つのジム制覇の後ポケモンリーグを目指す}のが目的となる。
ジムバッジを集めると、数に応じて一定のレベルまでのポケモンの捕獲率が上がり、命令も聞いてくれるようになるのもこれまで通り。
&color(#cccccc){本作ではたとえ自分で捕まえたポケモンでも、一度他人に渡してからは戻しても制限を超えると命令を無視するので割と重要。}
レベル的には、最初に始めやすいイベント。
その他の詳細は個別項目を参照。

名前の由来は「ネモフィラ」か。


・&bold(){[[ペパー>ペパー(ポケモン)]]}
右目が隠れるほど伸ばした髪と長い下まつげが印象的な少年。一人称は&bold(){&color(#e8d094){「オレ」}}で、二人称は主人公には「オマエ」、ネモのことは「生徒会長」と呼ぶ。また、&bold(){&color(#e8d094){「お疲れちゃん」}}などのように会話に時折「ちゃん」を混ぜるのが特徴。

主人公及びネモより1学年上の先輩で文系クラスに在籍。&bold(){&color(#e8d094){「料理が得意だがバトルは苦手」}}と称する、&bold(){『レジェンドルート』}のキーキャラである。
とある理由からパルデア各地にあるという&bold(){「秘伝スパイス」}を探し求めていた折、主人公の実力に目を付け、共にパルデア中を駆け回る。
コライドン/ミライドンとも知り合いなようだが、なぜか彼?に対しては突き放したような態度をとる。
またオーリム/フトゥー博士に対しても何がしかの関係性を窺わせるが……?
#openclose(show=ペパーがスパイスを求める理由は……(以下、その出自及び『レジェンドルート』やクリア後のネタバレ注意。)){
&bold(){実は、オーリム/フトゥー博士の息子。}オーリムのことは「母ちゃん」、フトゥーのことは「父ちゃん」と呼ぶ。

……しかし、親子とはいえ研究に没頭する親は滅多に帰ってこず、遊んでもらった記憶も無いという。おまけに近年は親がエリアゼロに籠もっているため、事実上の一人(と一匹)暮らしを余儀なくされてきた。&s(){保護者の同意が要ることとかどうしていたんだろう。}
そのためか、天才ポケモン博士と謳われる親のことは誇らしく思いつつも複雑な感情を抱いてもおり、特に終盤で仲間と各々の家族の話になったときには、主人公の母のサンドウィッチの話題に&bold(){&color(#e8d094){「へー いいなあ… すっげえ うまいんだろうな」}}と零す。そのときの彼の心境はいかに。

また、コライドン/ミライドンに突き放したような態度で接していたのは幼少期の一件が原因。
一時期は親が連れ帰ったコライドン/ミライドンと一緒に暮らしており、その世話も絶対に秘密という条件でしていた。
だが、その存在を伏せなくてはならないのにあるとき脱走、近所のポケモン相手に暴れたことで露見しそうになってしまう。
何とか隠しおおせたものの、親はそれを機にコライドン/ミライドンを連れてエリアゼロに籠もってしまったので「アイツに親を取られたみたいでイヤだったんだ」とのこと。

そして、そんなペパーの拠り所が……。

・&bold(){マフィティフ}
オラチフの進化系。
事情あって親がいないペパーにとって、唯一の家族と呼べるほど大切な存在となっている。
しかし、エリアゼロ調査の際に危険なポケモンに襲われ、ポケモンセンターですら完治しないほどの重傷を負ってしまう。
実際本編開始当初は、動くどころか目を開ける事すらままならないほど危険な状態だった。

そんな中、ヘザー著の探検ブックに記されていた「秘伝スパイス」の特効成分に一縷の望みをかけた……というのがこの旅の真相。
このイベントでのペパーとマフィティフのやりとりは、&bold(){本作屈指の涙腺崩壊シーン。}
&font(l){そして快調したマフィティフに別の意味で泣かされたプレイヤーもいたとかいないとか。}

シナリオ中では2回、クリア後の学校最強大会でも戦う機会がある。
ほか、料理に関わりが深いだけあり寮の部屋のキッチン周りはしっかり整頓されているし、クリア後にはなんやかんやあり「元気のないポケモンを元気にする料理人」を目指すという夢を持つに至る。
一方、序盤で「来たくもねえ学校に……」と言っていたり、クラベルの発言からして単位があまり取れていないらしかったりという点から学業にはそこまで熱心ではないのかもしれないが、家庭科や美術の授業にはちゃんと出席しており、前者ではペパーの質問が取り上げられる授業もある。
}

『レジェンドルート』は&u(){秘伝のスパイスを巡って各地に潜む5匹の巨大なヌシポケモンと戦う}というもの。
ヌシの棲息地に初めて到達する度ペパーから電話がかかってくるが、&bold(){その会話がヌシについてのヒントになっている}。
そして、彼とともにヌシのバトルに勝てば晴れてスパイスを獲得でき、それを使ったサンドウィッチを振る舞ってくれるが、それを食するたびにコライドン/ミライドンのライド性能が上がっていくため、探索範囲を広げたいならこちらから。

名前の由来は「胡椒」(ペッパー)または「ペパーミント」か。
その他の詳細は個別項目を参照。


・&bold(){[[ボタン>ボタン(ポケモン)]]}
丸眼鏡と大きなイーブイバッグが特徴の&u(){少女}。性別が分かりにくいが少女である。一人称は「うち」。アカデミーには最近復学したばかりらしい。
スター団のしたっぱに絡まれたのをきっかけに主人公と出会うこととなる。

内気な性格なのか、口調は無気力気味なうえあまり積極的に話そうとはしないが、コライドン/ミライドンからはじゃれつかれるほど好かれるため、悪い性格というわけではない模様。
&bold(){『スターダスト☆ストリート』}のキーキャラであり、スター団解散作戦の補給員としてたびたび現れる。
したっぱから強引な勧誘を受けたせいか、スター団に対してはやけに冷めた態度をとっているが……。

『スターダスト☆ストリート』は、&u(){各地に点在している5人のスター団ボスを撃破する}というもの。
クリアするごとに大量のLPとフレンドリィショップで買えるアイテム欄が増える。しかし、一部ボスはジムリーダーより普通に強いため、巡るならレベル上げを怠らないように。

ちなみに父親からは「&bold(){ボタちゃん}」と呼ばれているようだが、彼女本人はその呼び方を嫌っており、そう呼ばれると怒る。
実家が[[ガラル地方>ガラル地方(ポケモン)]]であることや名前の元ネタの種類などから、ひょっとしたら父親は[[この人>ピオニー(ポケモン)]]なのではないかとファンの間では考察されている。
その他の詳細は個別項目を参照。


・&bold(){[[オーリム博士/フトゥー博士>オーリム博士/フトゥー博士(ポケモン)]]}
シリーズで初めて、バージョンによって異なる2人のポケモン博士。
&font(u,Black,#F69896){本編より10年前}、テラスタルのシステムを解明し、テラスタルオーブを開発した。
オーリムが『スカーレット』版で、&font(l){目のやりどころに困る}ラフな格好をした女性。一方フトゥーは『バイオレット』版で、近未来的なスーツを身に纏った男性。
両者とも現在はパルデアの大穴(エリアゼロの最深部)に籠もり、そこについての研究を進めている。だが、近年はかつてのようなメディア露出もしなくなっており、加えて息子への連絡も途絶えがちらしい……。
詳細は個別記事へ。


**●&color(#ffffff,#fd7e00){オレンジ}/&color(#ffffff,#56256e){グレープ}アカデミーの教師陣
最先端の設備と膨大な記録が備わっているこのアカデミーでは、その味付けを彩る個性豊かで優秀な教師陣が在籍している。アカデミー職員にはポケモンもおり、例えば正面受付では昼間はコダック、夜は[[ゲンガー]]が働いている。
クラベルを除き、多くの教師陣とは本筋であまり関わらない(進めなくてもゲームクリアはできる)が、彼らの授業はこのゲームを効率よく進める説明役も担っている為、一度座学に顔を出してみるのも面白いだろう。
クリア後からは「&ruby(バトルスクールウォーズ){学校最強大会}」にてバトルもできるようになり、そのときの肩書はクラベルは「校長」、彼以外の教職員は全員「教師」で統一されている。

どの科目の授業に出席するかは任意で選ぶことができ、質問に正解するなどしてちゃんと授業をこなすと、先生と信頼が芽生え、素顔や過去が見えてくるイベントが発生するほか、&font(u,Black,#FCBB76){中間テスト}、&font(u,Black,#F69896){期末テスト}なども受けられるようになる。間違いの箇所は教えてくれないが、追試の受験や授業の復習はできる。


・&bold(){クラベル}
オレンジ/グレープアカデミーの校長先生で、顎髭をたくわえ眼鏡をかけた初老の男性。
『スカーレット』ではオレンジ、『バイオレット』ではパープルの服を着用しており公式絵もそれぞれ色差分がちゃんと用意されているが、それ以外についてはバージョンでの違いは無い、同一の人物と思われる。

校長として気品があるだけでなく、性格は大らかで紳士的。生徒に寄り添う温厚さもある、職務に誠実な校長先生。
転入してきたプレイヤーの家に手違いの詫びを兼ねてわざわざ訪問し、御三家3匹の内1匹のポケモンを渡してくれる((なお、主人公、ネモに渡らなかった最後の1匹(=主人公の選んだポケモンの弱点タイプ)はクラベルが引き取る。))。
その後も転入してきた主人公の事を甲斐甲斐しく気にかけてくれるなど、とても面倒見が良い。
が、物語が進むにつれ様々な面がみられるようになり、真面目である一方で&bold(){お茶目で愉快な先生}であることが判ってくる。

いかにもベテラン教師な風格を漂わせている……が、&bold(){実は就任して1年半。}
校長になる前はオーリム/フトゥーとは研究仲間だったという。ちなみに、ジニア先生も同じくかつては研究員で、彼とクラベルはそのときからの付き合い。
そのような経歴を持つためか、校長室には研究のための道具や機械が置かれている。
あと、&bold(){今作におけるきんのたまおじさんでもある}。

#openclose(show=教師の鑑のような人物として、主人公や生徒たちの宝探しを遠くから見守る存在と思われたが……){
・&bold(){ネルケ}
&color(Navy){&bold(){「今はネルケ、そういうことにしておいてくれ」}}
学生服にレニングラード・カウボーイズを思わせる長くトンがったリーゼント、そして&font(l){わずかに見える顎髭と}眼鏡をかけた&u(){謎の人物}。
『スターダスト☆ストリート』イベントにて突如現れ、主人公のバックアップを買って出る。
登場時こそ尖った口調で接するものの、その後のスター団たちの会話では&font(l){隠し切れない人の好さ}どこはかとない憐憫の情を滲ませるが……。

&bold(){念を押すが、その正体は一切不明。}本当に学生なのか、はたまた誰かの[[変装]]なのか……一体何ベルなんだ……。
&font(l){え?主人公ですら初見で見破ったって? まあ本人は自信満々だし、ね?}

#region(衝撃のネルケの正体とスターダスト☆ストリート最終盤のネタバレ)
#center(){&color(Navy){&bold(){いや…… お芝居は}}}
#center(){&color(Navy){&bold(){そろそろ 閉幕だな}}}

#center(){&bold(){&color(SteelBlue){今まで 身分を}}}
#center(){&bold(){&color(SteelBlue){偽っていて すみません}}}

#center(){&bold(){&color(SteelBlue){じつは ネルケは}}}
#center(){&bold(){&color(SteelBlue){オレンジ/グレープアカデミー校長……}}}

#center(){&sizex(5){&bold(){&color(SteelBlue){クラベル だったのです!}}}}

完璧な変装によりプレイヤーの1%&bold(){が}気づかなかったであろう、その正体はアカデミーの校長、&bold(){クラベル}。
しかもそれだけでなく

#center(){&bold(){&color(SteelBlue){私こそが}}}
#center(){&bold(){&color(SteelBlue){スター団 マジボス}}}

#center(){&sizex(5){&bold(){&color(SteelBlue){カシオペア だったのです!}}}}

なんと、クラベルこそが、スター団のマジボスであるカシオペアであることまでカミングアウト。
物語中にカシオペアと電話で会話したりしていたが、あらかじめ録音していた音声を「&bold(){なんか上手いことやっていた}」らしい。
クラベルは、壊滅させられたスター団の首魁として、主人公に最後の決闘を申し込んでくる。

手持ちポケモンは全員Lv60。バージョンでの違いは無いが、主人公が最初に選んだ御三家によって手持ちが変化。
真打には主人公・ネモが&u(){選ばなかった}御三家の最終進化、つまり&bold(){主人公の御三家に相性が良い御三家}を繰り出してくる。このような手持ちの変化は『剣盾』の[[ダンデ>ダンデ(ポケモン)]]に近い。
また、主人公とライバルが選ばなかった御三家の最終進化形を使うという意味では[[オーキドせんせい]]の系譜とも言える。
・ヤレユータン Lv60
・ユキノオー Lv60
・ポットデス Lv60
・ギャラドス Lv60(ホゲータ選択時は未登場)
・モロバレル Lv60(クワッス選択時は未登場)
・ヘルガー Lv60(ニャオハ選択時は未登場)
・マスカーニャ(テラスタイプ:くさ)orラウドボーン(テラスタイプ:ほのお)orウェーニバル(テラスタイプ:みず)Lv60
タイプに偏りが無いだけでなく、攻撃力の高いポケモン、耐久の高いポケモン、弱点が少ないポケモン、などバランスよく揃えている。
しかし、弱点を多く持つポケモンが何体かいる上、[[種族値の暴力を振るうようなポケモン>600族(ポケモン)]]もいないため、他のルート終盤に戦う相手に比べると付け入るスキが無いというほどではない。
ここまでの冒険できちんと6匹のポケモンを育てているのであれば、突破は難しくないだろう。
逆に、どんな場面も2~3匹に頼り切りだった、などという状態では足元を掬われるかもしれない。


クラベル戦を突破後……

#center(){&bold(){&color(SteelBlue){すみません……}}}

#center(){&bold(){&color(SteelBlue){私が マジボス}}}
#center(){&bold(){&color(SteelBlue){カシオペアというのは 嘘です}}}
#center(){&sizex(2){&color(SteelBlue){ネルケが クラベルなのは 本当なのですが……}}}

実はクラベルはカシオペアではないということを再カミングアウト。&s(){知ってた。}
本当のカシオペアは別にいること、そのカシオペアを誰かが止めなければならないこと、
主人公と自分が決闘し、勝った方がカシオペアを止めるべきと決めたことを白状し、主人公にカシオペアの件を託した。

&sizex(2){なお、バトル後にクラベルは校内で決闘を始めた件について、タイム先生にしこたま説教され、反省文まで課せられることになったのだった……校長ェ……}
#endregion
}

・&bold(){ジニア}
生物学の男性教師。総合コース1-Aを受け持っており、主人公とネモにとっては担任。
六角形の黒縁眼鏡と激しいクセ毛が特徴。&bold(){今作の[[ポケモン図鑑]]を作った人物でもある。}かつてはクラベルとともに研究員をしており、彼とはそれ以来の付き合い。

一人称は「ぼく」で、二人称は名前に「さん」付け。
いつものほほんとした笑みを浮かべており、また語尾の母音を伸ばす喋りから判る通りかなりマイペース。テストにも&bold(){最後にしれっと図鑑のアンケートを混ぜる}ためか、度々クラベルからお叱りを受けている。
// &s(){ちなみにこれ、アンケートと言いつつ実際はテストの設問扱いで、しかも褒めないと減点される。大人げないぞ!}((中間テスト後の授業で校長にバレて叱られた旨を語るが、おそらく減点された生徒から校長に告げ口があったのだろう……。))
//↑通常の問題5問のあとの6つ目として実施しており、採点対象外
彼の授業は、ポケモンのつかまえ方や連れ歩き方、進化法則、タマゴの作り方、色違いの確率といった『ポケモン』シリーズの基礎から今作の仕様について教えてくれるもの。

加えて、オーリム博士/フトゥー博士はコライドン/ミライドン絡みでないと何もしてくれないので、実はポケモン図鑑の評価や報酬の進呈などのような従来までのポケモン博士の役割はジニアが担っている。
なので、「博士」とは呼ばれないが事実上の博士ポジションである。そのためか、発売前には早い段階から主人公や博士とともにビジュアルが発表されていたほか、クラベルやもう一つの顔(後述)を持つハッサク同様公式絵が用意されている((この三人以外の教職員の公式絵は無い。))など地味に優遇されている。
元研究員としてはやはり主人公が収集してきたデータに興奮を抑えきれないらしい場面もあるが、☆6以上のテラレイドは危険だから無茶をしないようにと教え子を心配するあたり、ちゃんと先生としての器は備わっているといえる。
その他、学校最強大会で相対するときの&bold(){普段とは打って変わってキリリとした顔}も必見。

名前の由来はヒャクニチソウの英名「ジニア」だろう。「ジーニアス」(genius、天才)ともかかっているかもしれない。


・&bold(){タイム}
恰幅の良い黒人女性の教師。理系クラスの担任でもある。
穏やかな性格だが、&bold(){怒らせると校長ですら頭が上がらなくなる}。
[[数学]]を担当しており、主にバトル時にかかる一致補正、弱点補正、積みわざの上昇補正、急所率等かなり実戦的なことを教えてくれる。
また質問やテストも、一見やさしいのもあれば&bold(){ひっかけ問題もしれっと出す}など中々油断ならない。
&font(l){バトル学よりよっぽど実戦的な内容を語っているのは内緒の話。}

ジムリーダーであるライムは彼女の妹。本編から1年半前に引退しているが、タイム自身もジムリーダーだった。
因みに授業でやたらいわタイプの技について言及する事からわかるように、専門はこのタイプ。
後述のジムリーダーたちと同様に当時から教員との兼業だった模様。

名前の由来はシソ科のハーブ「タイム」か。


・&bold(){レホール}
古風な言い回しと、&bold(){何故か常にピクピクしているクセ毛}が特徴な女性教師。歴史学を担任しており、所謂世界観の解説役でもある。

一人称は「ワタシ」で、二人称は「貴様」または名前の呼び捨て。
髪飾りには[[マーシャドー]]、ペンダントは[[フリーザー>フリーザー(ポケモン)]]、腕輪は[[カプ・コケコ]]、バックルには[[ルナアーラ]]とアクセサリーに各地方の伝説のポケモンの意匠が見られる。
「&bold(){現代から過去へ遡る方がロマンが無いか!?}」と問うてくるぐらいには古い歴史が大好き。反対に近代史は嫌っており、授業がその内容に入ると露骨にテンションが下がる。
また、主人公に「封じられたポケモンがかわいそうだ、解放してやりたいとは思わないか」「抜いてはいけない杭を抜いてみたらどうだ」と唆したり、「自重はしているがエリアゼロに足を踏み入れたい」と語ったりするなどかなり好奇心旺盛な性格で、レホールとのイベントを進めることで災厄ポケモンが封じられた祠の位置がマップに表示されるようになる。&s(){ただし杭の位置はノーヒントなので頑張って探そう。}災厄ポケモンたちを見せた際のリアクションも必見。
一時は自分でも冒険をしていたらしいが、授業をすっぽかしてばかりだったため、校長に目を付けられている。
&font(l){エリアゼロの真相を聞いたらどんな反応をするかは気になるところ。特に『スカーレット』版。}

ちなみに彼女の授業で背景のスクリーンに映し出されているものをよく見ると、&bold(){ヒスイ地方のとある人物}や、&bold(){あの時代のモンスターボールが映っている}。

名前の由来は、セイヨウワサビのフランス語名「レホール」か。


・&bold(){セイジ}
言語学担当の男性教師。2-Gを受け持っておりペパーにとっては担任でもある。

[[褐色肌>褐色男(属性)]]で、剃り込みの入った(サワロ曰く「ワガハイの時代なら校則違反」らしい)髪型や派手な柄のスーツなど見た目は厳つく、一人称が「ワシ」あるいは自分の名前、二人称が「オヌシ」または「ユー」な上に英語をはじめその他の外国語のチャンポンで話すといった独特な口調など、一見取っ付きにくい印象を受ける。
だが、実際には笑顔を絶やさない非常に朗らかな人物で、生徒にはもちろん、ポケモンにも「さん」づけするほど礼儀正しい性格。ちなみに授業中にサラッと触れるが教職員の中では唯一&bold(){実は既婚者}であることが確定しており、実際左手の薬指をよく見ればその証が光っているし、授業でも「マイワイフと大ゲンカ」などといった話題が飛び出す。
&bold(){授業自体はゲームと直接関係無いが、現実のコミュニケーションでも非常に大事なことを語っているので、ぜひ受講してほしい。}
彼のイベントを最後まで進めると[[ガラルニャース>ニャース]]を受け取ることができる。これだけはきちんと進めて欲しいというゲーフリからのメッセージだろうか……?
ちなみにボールを投げるフォームは故・村田兆治のマサカリ投法。
NPCの話によると一部の生徒からは&bold(){「セイジニキ」}と呼ばれているらしい。
あと、でんきタイプ専門ではないものの、
・授業のアシスタントとしてピカチュウを連れてくる
・イベントでは迷いパモを保護する
・スーツの襟元にはアローラライチュウの尻尾を模ったと思しきブローチを付けている
・教室のスクリーンには原種ライチュウとアローラライチュウが映っている
・学校最強大会では原種ライチュウを切り札として繰り出してくる
……と、このタイプ(特にピカチュウ系統)とは何かと縁がある。


・&bold(){[[キハダ>キハダ先生(ポケモン)]]}
常時ジャージ姿という出で立ちをした活発な女性教師。バトル学(現実で言う体育?)を担当。
年齢は25歳で、&bold(){好みのタイプは[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]}。&s(){タイプってそっちかよ。}因みに今作で年齢が明示されているキャラは彼女ぐらいでちょっと珍しい。余談だが[[ダイゴ>ダイゴ(ポケモン)]]と同い年ということになる。

根っからの体育会系なのか、口癖は「&bold(){押忍!}」だし、座学よりも体を動かすことが好きなようで、基本彼女の授業はグラウンドで行われる。&font(l){そして実戦を行う前にチャイムが鳴る。}
基本的な待機モーションがデトロイトスタイルで構えてステップを刻み続けるというものなので、この辺りからも体を動かすことが好きな彼女の人間性が見えるだろう。ただしそこは教師、テストの際は教室でペーパーテストを敢行する。
%%なお、冒頭で謝罪する事から何人かグラウンドに集合してしまったようだ。教室ですると伝え忘れた?%%
内容は、実戦関係は数学の授業と重複する事もあってか、テラレイドバトルのやり方やおまかせバトル、通信対戦のルール解説などが主。
その他、額の右側には古傷のようなものが見えるが何故あるのかは不明。

ジムリーダーのリップとは子供の頃から付き合いで、「バトルで勝った方が負けた方の言う事を聞く」事ができるくらいには友好な関係。
その事もあり、彼女のジムテストではインストラクターを務める。

また実は[[メシマズ属性>料理下手]]。その調理の様子を見ていたサワロからは「&bold(){ただキッチンであばれているように見えた}」と評されたり、あるときなどミモザに「&bold(){肉で肉を挟んだサンドウィッチ}」を振る舞ったところ彼女は体調を崩してしまったりしたほど。それでも、イベントを進めるうちに改善が見られるようになる。
実はミモザの事を尊敬しており、料理を頑張っていたのも彼女に普段のお礼を込めて振る舞いたかったから。
&s(){キハダ本人がさっぱりした性格なので余り気にならないが実は割と複雑な三角関係である。}


・&bold(){ハッサク}
美術担当の男性教師。一人称は「小生」、二人称は「あなた」、名前に「くん」付けまたは名前の呼び捨て。
その他、時々「~しますです」という[[語尾]]が付く。

教師らしい物腰柔らかな態度で接するが、&bold(){感極まると人目をはばからず大泣きする}という感激屋な一面を持つ。&s(){あと何故かめちゃくちゃガニ股。}
彼の授業は、最初はテラスタルのタイプ当てという簡単なものから、「パルデア十景」の名称というまず注目しないような質問まで出てくる。そういう意味では、テストの難易度はレホールに次ぐレベルかもしれない。
コルサからは、スランプ時代に身を挺して救い立ち直る切っ掛けを与えてくれた恩人として「&bold(){ハッさん}」と呼ばれるほど慕われており、ハッサクもコルサのことは「コルさん」と呼び合うなど美術に携わる者同士仲が良い。
&s(){[[???「よう!ダーリン!」>ハッサン(DQⅥ)]]}
一部の生徒からも影で「ハッさん」と呼ばれているようだ。
髪型やジャケット、柑橘系のネーミング等から、モデルは[[かの有名な国語教師>3年B組金八先生(ドラマ)]]と推測される。

実はさるドラゴン使いの一族の次期当主となるべく育てられたポケモントレーナーだが、反抗期に「&u(){音楽で}食っていく!」と実家を飛び出し、だがその後なんやかんやで&bold(){美術教師}になったという中々ロックな経歴を持つ人物。
しかし、現当主たる彼の父はハッサクに跡を継がせることをいまだ諦めていないらしく、親族だというモブのドラゴンつかいの女性が説得のためたびたび遣わされている場面に出くわすことに。
それでもやはりドラゴン使いの血は争えないということか、授業でアシスタントを務めるのはフカマルだし、ドラゴン(竜)にまつわる言葉を度々口にする。

・&bold(){[[サワロ>サワロ先生(ポケモン)]]}
筋骨隆々な身体に髭を蓄えたナイスガイ。[[この方>荒川弘]]が描きそうなマッチョなキャラといえば大体合っている。&font(l){あと見た目が[[この人>パラガス]]にそっくりとの声も。}
一人称は「ワガハイ」で、二人称は名前に「さん」付け。
授業では家庭科を担当。道具の解説やピクニックにおけるメリットなどを教えてくれる。ちなみに、&bold(){着けているエプロンには可愛いポケモンのアップリケがある}。

そのダンディーな風格に生徒からの人気も高いが、&bold(){実は甘いものが大好き}で、絆イベントでは「秘伝スパイス」の一つ「あまスパイス」を所望する場面も。
しかし当人はイメージと内面のギャップに悩み、食堂では生徒達からのイメージを守ろうとして実は苦手な辛いものを頼みかけるなど、気にしている様子。
また授業でも服装やスマホロトムの専用カバーを気にしているなど、おしゃれ好きでもある模様。

ちなみにバトル時は優雅な一礼を披露してから[[この子>パチリス]]を繰り出す。&font(l){本当にブレないな。}


・&bold(){ミモザ}
学校保健師。一人称は「あたし」で、二人称は「あんた」または名前の呼び捨て。
一部の生徒からは「&bold(){ミモりん}」と呼ばれるがこう呼ぶと怒る。かわいい。
ただ、先生と呼ばれてはいるが正確には教師ではないため授業も持っていないので、作中で彼女の授業を受けることはできないが。
実際先生になりたくて何度か養護教諭の試験を受けるも、全て落ちてしまい先生になる[[夢]]を諦めたという生々しい経歴を持っている。
とはいえ、彼女とのストーリーを進めると主人公の姿勢に感化され、再び試験突破を目指すようになり、&bold(){そしてついには念願を叶えるのだった}。

なお、ミモザの手持ちには[[スリーパー>スリーパー(ポケモン)]]がいるため驚き&s(){とアレな想像}を持って迎えられがちだが、不眠症の患者のために医者の手伝いをする個体もいるという設定がある。
それ以外の手持ちも、アイシングや鍼治療など、何らかの治療法を想起させるものばかりである。
上記の通りキハダから尊敬されているが、ミモザ本人は落ち着きがないため生傷が絶えず、良く医務室のお世話になるキハダをちょっと迷惑がっている。
その他、道中のモブトレには昔ミモザとポケモンセンターで働いていたという元同僚が登場している。


**●[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]
シリーズお馴染みの、チャンピオンになる資格を得るための8つの試験。ほぼ全員何がしかの職を兼業している。

『剣盾』の[[ジムチャレンジ>ジムチャレンジ(ポケモン)]]でも、ジムリーダーに挑む前には様々なタスクを課されていたが、今作もあれとほぼ似た流れ。
まずはそれぞれ趣向の違う「&bold(){ジムテスト}」というテストをこなし、それをパスすることでジムリーダーに挑む資格を得るというシステムとなっている。内容もボール転がしからポケモン集め、人探しやレースなど様々。
更に、バトルをジム内ではなく衆人環視のもと屋外あるいは店内のバトルコートで行う点や、ジムリーダーの手持ちが最後の一匹になると[[BGM]]にチャントらしきコーラスが流れ出す点も、スタジアムの観客を前にしていた前作を彷彿とさせる。ちなみに前者の関係で、今作のジムはバトルのための場所というよりもジムリーダーの待機所といった趣が強いと言える。
また今作では、クリアするとジムリーダーたちと記念撮影ができる((Switchの撮影機能を使うのではなく、主人公とジムリーダーが一緒に写っている画像が表示されるというもの。))。&s(){スクショタイムだぞ!}
シナリオ中で視察を終えたら二度と再戦はできない仕様だが、今後のダウンロードコンテンツに期待したいところ。

なお、上述したように今作は誰からでも挑戦できるので、前作のように誰が何番目といった明確な序列は示されていない。代わりに各々の強さについては、例えばカエデは「かけだしトレーナー向け」、グルーシャは「[[最強]]」といった感じで表現されておりプレイヤーはそこから判断して挑むわけだが、ここでは便宜上レベル順に並べて解説する。


・&bold(){カエデ([[むし>むしタイプ(ポケモン)]])}
&bold(){&font(#b8d200){『お菓子の虫』}}
セルクルタウンジムのジムリーダー。
人気パティスリー&bold(){『ムクロジ』}の店長を務めている[[太眉>太眉(萌え属性)]]の女性。
おっとりした口調と性格のパティシエで、自己紹介の際ジムリーダーではなく店長の方の肩書を名乗ったり、再戦時の視察のことを忘れたりするうっかりやさん。
元々はパティシエではなく料理人で、ハイダイに師事していたらしい。

ジムテストは、セルクルタウンがオリーブの一大産地であることにちなみ、それを模した大玉を転がすこと。セルクルジムをクリアしたらより難しいコースにも挑戦できる。
だが大玉とは言っても完全な球体ではなくラグビーボール型なので、慣れないうちは転がすのに苦労するかもしれない。
&s(){この手のゲームに慣れている人の中には、コライドン/ミライドンの衝突判定を使って物理演算バグにより宙を浮いてゴールを目指すという変態もいるとか。}
レベルや地理的に、西側の扉から入ったプレイヤーなら最初に挑むであろうジム。今作は序盤から優秀な鳥ポケモンが多くいるため、きちんと育てていれば基本苦戦しない。
再戦時には「アカデミーのすぐ近くというジムの立地から手加減するよう言われている」と話し、一戦目の時とは打って変わって好戦的な様子を見せる。

名前の由来はそのまま「カエデ」。お馴染みメープルシロップを分泌するので、甘いものに関わりの深い彼女によく似合っている名前といえる。
その他、お菓子作りを得意とする点や口調、太眉などの特徴から、後述のコルサの件もあって別ゲームの[[この人>メルセデス=フォン=マルトリッツ]]との共通点を指摘するプレイヤーもいる。

・&bold(){[[コルサ>コルサ(ポケモン)]]([[くさ>くさタイプ(ポケモン)]])}
&bold(){&font(#008000){『ネイチャーアーティスト』}}
ボウルタウンジムのジムリーダー。詳しくは個別項目へ。


・&bold(){[[ナンジャモ>ナンジャモ(ポケモン)]]([[でんき>でんきタイプ(ポケモン)]])}
&bold(){&font(#ffcc00){『エレキトリカル★ストリーマー』}}
ハッコウシティジムのジムリーダー。詳しくは個別項目へ。


・&bold(){ハイダイ([[みず>みずタイプ(ポケモン)]])}
&bold(){&font(#1e90ff){『激流料理人』}}
カラフシティジムのジムリーダー。一人称は「おいら」で、二人称は「おまえさん」または名前の呼び捨て。

[[中華>中華料理]]レストラン&bold(){『ハイダイ倶楽部』}のオーナー兼料理長を務める。&bold(){&font(#f5f5f5,#1e90ff){「〜だい!」}}という語尾や、[[海]]の波を思わせるような髭・つながった眉毛が特徴的な初老の巨漢。恐らく今作のジムリーダーでは最年長か。
道端の花に「&bold(){かけがえがないんだい!}」と感激したり、一方そそっかしくてあわてんぼうな面もあったりするものの、豪快な性格で愛嬌もある好人物。そのため近隣の住民からは「町の顔」と言われるほどに慕われている。ちなみに、モブによれば競りで目当てを落札できると喜んで踊り出すらしい。
なお『ハイダイ倶楽部』は設定上だけの存在ではなく、実際に訪れて食事パワーが付与される食事をすることができる。

ジムテストは、うっかり忘れていった財布届け……からの、成り行きで挑むことになる「&bold(){競り}」。
軍資金として貰った5万円で、ハイダイに代わって商品を競り落とせばクリアとなる。
雑に高額入札をしてもいいが、お釣りはそのままお駄賃としてプレイヤーの懐に入るので、安値での落札を目指してしっかり駆け引きしてみよう。
ちなみに、成り行きとはいえジムのある街以外に出張ることになるのはハイダイのジムテストだけ。&s(){本来のジムテストは難関とのことだが結局内容は不明なままである。}
なお、テストクリア以降は、マリナードタウンの競りで珍しいアイテムが出品されるようになる。目玉は努力値を下げるきのみや努力値調整に便利なハネ系アイテム、1つ数十万円と非常に高価だが[[ガンテツボール>ガンテツボール(ポケモン)]]などのレアなボール。後は[[ロトムのカタログ>ロトム]]などの専用アイテムもここでの競りで手に入れる形になる。

バトルでは[[ミガルーサ]]、[[ウミトリオ]]、[[ケケンカニ]](水テラスタル)を繰り出してくる。
厄介な複合タイプ持ちはおらず、いずれも草・電が弱点と分かりやすい水寄りパーティ。しかし、ならば対策すれば3枚抜きできるだろうと言えば&bold(){そうは問屋が卸さない}のが今作のジムリーダー戦である。

先鋒のミガルーサは基本的に『アクアカッター』を使用。そこそこの攻撃力から繰り出される一致技である上、運が悪いと急所を引いて思わぬ大打撃を食らうこともある。ならば草タイプで受けようと思うと『むしくい』を使ってくる。
次鋒のウミトリオは素の素早さの高さが厄介。特に今作で流行りの[[パーモット]]は&u(){素早さでウミトリオに負けており}、[[タイカイデン]]もどっこいな素早さなので、旅パでは簡単には上を取りづらい。幸い火力はそれほどでもないので殴り合えば勝てることも多いが、ぬめぬめを受けると最後の大将戦に響いてくる。
大将のケケンカニは水テラスタル。単純に弱点が減っているのも厄介だが、『クラブハンマー』が&color(blue){水テラスタルでタイプ一致}になっており、多少タイプ相性が良いくらいでは受けきれない点には気をつけなければならない。
総じて&color(blue){&bold(){水タイプの十八番、安定性を生かした堅実な勝負}}を仕掛けてくる。相性の良いポケモン1~2匹で片付けようと思うとまず痛い目に遭う強敵であり、次策や控えの用意が必須。いかに手持ちを丁寧に育てているかが肝要になる。

ジムテストクリア後のバトルでは[[ペリッパー]]と[[ブロスター]]が追加。やはり草・雷に弱いのは分かりやすいが、ジムテストと同じくタイプ相性が良いポケモンだけでの突破は難しい。
しかもそれに加えて高威力サブウエポンの搭載も豊富になっているので、無暗に弱点が多いポケモンを連れて行きすぎると足元を掬われる。本人が述べる「ハイダイはより激しく変化する」の言葉に偽りはないようだ。
ちなみに、ロースト砂漠が隣接しているという土地の事情によりすなあらしが発生した状態で戦うことになる場合も。スリップダメージには気をつけよう。

余談だが中華レストランが存在している以上、作中世界にはまだ描かれていないだけで現実で言う中華圏に当たる地方もあると思われる((本作以前にも、『剣盾』のエキスパンションパス『鎧の孤島』には、ガラル地方のモチーフである[[イギリス]]領だった香港を思わせる要素が登場している。))。


・&bold(){[[アオキ>アオキ(ポケモン)]]([[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]])}
&bold(){『非凡サラリーマン』}
チャンプルタウンジムのジムリーダー。詳しくは個別項目へ。


・&bold(){ライム([[ゴースト>ゴーストタイプ(ポケモン)]])}
&bold(){&font(#6633cc){『ソウルフルビート』}}
フリッジタウンジムのジムリーダー。恐らく今作の女性ジムリーダーでは最年長か。
一人称は&bold(){&color(#a9ceec,#C5956B){「アタイ」}}で、二人称は「アンタ」。アカデミーの教師であるタイムは彼女の姉にあたる。
&bold(){その道40年}のベテランラッパーで、彼女のラップはフリッジタウンの名物にもなっており、興が乗ってくるとゴーストポケモンの眠りをも覚まさせる。
&bold(){&color(#a9ceec,#C5956B){「その方が会場が盛り上がる」}}という理由で、ジムの中では唯一&bold(){[[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]制}を採用。そもそも本作では基本的にここ以外でダブルバトルは行われない。%%あとは公式大会次第%%
ジムテストは、彼女の登場までにステージを盛り上げる&ruby(オープニングアクト){前座}としてダブルバトル3連戦というシンプルなもの。

名前の由来は柑橘類の果実「ライム」だろうが、[[ラッパーということで“rhyme(ライム)”=「韻」も掛けているかもしれない。>ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-]]
更にいうと、タイム・ライム姉妹の名前も韻を踏んだものになっている。芸細。


・&bold(){[[リップ>リップ(ポケモン)]]([[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]])}
&bold(){&font(#ff00cc){『超マジック・マキアージュ』}}
ベイクタウンジムのジムリーダー。詳しくは個別項目へ。


・&bold(){[[グルーシャ>グルーシャ(ポケモン)]]([[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]])}
&bold(){&font(#00ced1){『絶対零度トリック』}}

ナッペ山ジムのジムリーダー。詳しくは個別項目へ。

余談だが、&bold(){今作から氷天候は「あられ」ではなく「ゆき」に変更}。
継続ダメージが無くなった代わりに、こおりタイプの防御を上げる仕様になった。



**★[[スター団>スター団(ポケモン)]]

今作における[[悪の組織>悪の組織(ポケモン)]]的な団体。
構成員は全て学園の学生で、したっぱは皆ヘルメットと星形のサングラスをつけている。合言葉(?)は&bold(){「お疲れ様でスター!」}で、そう言いながら星を描くようなモーションをするのが特徴。
やんちゃな行為で学校の風紀を乱したり、無関係な生徒を強引に団に勧誘したりするなど、&bold(){アカデミーのトラブルメーカー}として知られている。
過去の組織で言えば[[アローラ地方>ポケットモンスター サン・ムーン]]の[[スカル団>スカル団(ポケモン)]]に近いか。

したっぱの上に幹部級の5人のボスがおり、その上に創始者にしてリーダーの&bold(){「マジボス」}がいる。&s(){[[ヅカ>宝塚歌劇団]]とか言うな。}
幹部級は全員エンジン型のポケモン・[[ブロロローム]]が合体した改造車「スターモービル」を乗り回しており、対決時に最後に繰り出す切り札はなんと&bold(){スターモービルそのもの}。その見た目と展開に驚かされた(そして蹂躙された)プレイヤーは多いだろう。

作中では3つのストーリーの1つ、「スターダスト★ストリート」で彼らと対峙していくことになる。しかし、彼らが団活動を続けるのは何やら事情があるようで……?

詳細は[[個別項目>スター団(ポケモン)]]を参照。


**●ポケモンリーグ関係者([[四天王>してんのう(ポケモン)]]) 
#openclose(show=以下、『チャンピオンロード』ネタバレ注意){
・&bold(){[[チリ>チリ(ポケモン)]]([[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]])}
鮮やかな緑色の髪が印象的な大阪弁(コガネ弁)を話す端正な顔立ちのイケメン。
その格好良い見た目とは裏腹に&bold(){実は女性である。イケメンはイケメンでも、おっぱいのある(はずの)イケメン。}&font(l){初見で気づけた人はどれだけいるだろうか……?}
使うポケモンは&bold(){&font(#cc9966){じめんタイプ。}}
正統派な男装の麗人といった見た目のクールさとは裏腹に自分のことを&bold(){&font(#00a968){「チリちゃん」}}と言うなど、気さくでフレンドリーな性格。
ジムを進めるとポピーやハッサク共々主人公の顔を見に来るが、他3人のアクが強すぎるのもあってか、四天王の&s(){ツッコミ役}まとめ役な存在。

四天王では1番手を務めており、リーグ参加での面接官も担当。
こちらでは眼鏡をかけているほか、口調も対応も極めて事務的になっており、本来の性格からの落差とも相まってかなり圧が強い印象を受ける。
一次試験の面接では、バッジが揃っていても彼女の質問に正しく答えなければ不合格となる。&font(l){バッジが揃っていなくても一応ちゃんと対応してくれるが、当然その後落とされる。}
また、バトル中のアクションはどちらかというと見た目に沿ったクールなもの。
&s(){これらの要素も相まって彼女の夢女と化す限界トレーナー達が続出している。男性も含めて。}


・&bold(){ポピー([[はがね>はがねタイプ(ポケモン)]])}
一人称は自分の名前。二人称は、主人公のことは「おねーちゃん」「おにーちゃん」、チリに対しては「チリおねーちゃん」、四天王の男性陣のことは名前に「おじちゃん」を付けて呼ぶ。

大きなカギを象ったネックレスらしきものを首から提げた[[幼女]]。
年齢は不明ながら、これまで四天王最年少クラスと見られていた『サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』の[[アセロラ>アセロラ(ポケモン)]]よりどう見ても年下で、歴代四天王最年少記録を更新したであろう天才児。ぅゎょぅι゛ょっょぃ
使うポケモンは&bold(){&font(#808080){はがねタイプ。}}
自信家な性格でチリには特に懐いており、傍から見ると姉妹のようなほほえましい会話シーンも多い。
子供だからなのか、台詞には漢字が一切使用されていないほか、&bold(){「かたきうち」を「かたたたき」と言い間違える}など可愛らしいシーンも。

一方でポピーのポケモンは総じて高火力なわざが多く、押し切られる可能性がある点は注意。
四天王らしく、ほのおタイプに対応したメタわざもばっちり完備している。


・&bold(){アオキ([[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]])}
&bold(){なんとジムリーダーと掛け持ちしている}サラリーマン。
&font(l){労基法に引っ掛からないのだろうか……。もっともポピーの発言から彼が四天王としての業務をこなす事は滅多にないようだが}
チャンプルジムではノーマルタイプを使っていたが、こちらでは&bold(){&color(skyblue){ひこうタイプ}}を使用。
四天王戦でタイプを変えるというのは上司であるオモダカの指示らしく、本人は不満を覚えていたが、ジムでの再戦時には&bold(){&color(#F0DDC3,gray){「自分に対する彼女なりの配慮だったのではないか」}}と認識を改めた旨を語っている。
因みにノーマルタイプを使っていたのは自分に似ていると思ったかららしく、こちらの方が愛着がある様子。

四天王とジムリーダーを現役で兼任していることや、タイプ違いの統一ポケモンを使うのは彼が初の事例となる((キョウも『赤・緑』でジムリーダー、『金・銀』で四天王を経験しているが、『赤・緑』と『金・銀』の時間軸には3年の隔たりがあり、元々担当していたジムは娘のアンズに引き継がれているため、兼任していた期間はないと思われる。))。
ちなみにどちらの戦いでも手持ちに[[ムクホーク]]という両タイプ複合のポケモンが入っている。


・&bold(){ハッサク([[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]])}
四天王のトリを務めるアカデミーの美術教師。&bold(){&font(#cc33ff){ドラゴンタイプ}}を扱う。
彼の父は有名なドラゴン使いでもあり、その部下に当たる人物が家督を継ぐよう迫る話が学園で描かれる((美術の授業でもフカマルを出している為、[[伏線]]自体はある。授業を受けていないから知らない人も少なくなかったようだが……。))。
そのため彼の教師イベントを進めると、何のタイプを使ってくるのか挑む前から判るようになっている(なお、四天王であることはジム攻略を進めることで自ら明かす)。
勿論ここでは教師と生徒ではなく、1トレーナーとして本気で主人公に挑みかかってくる。
勝利すると主人公の成長に感動して&bold(){めっちゃ号泣する。}
その他、アオキいわく説教は長いらしい。

左利きかつ投球フォームはアンダー気味のサイドハンドとかなり変わった投法をする。有志からは永射保が元ネタと推定されている。

本作では四天王の再戦が不可能になってしまったが、彼は先生なので例外的にリーグクリア後でも学校最強大会で再戦できる。
四天王の大トリらしく手持ちにはフェアリーメタとしてドラミドロを用意しているし、はがねタイプのわざを擁したドラゴンポケモンを多く揃えている。


・&bold(){オモダカ}
パルデア地方のポケモンリーグの委員長で、チャンピオンランクのトレーナー達の中で最も実力がある強者&bold(){「トップチャンピオン」}の称号を持つ。
アオキからは「上司」または「お上」、ネモからはそのまんま「トップ」と呼ばれている。

圧さえ感じる威風堂々としたたたずまい&font(l){とキラフロルみたいなかなり特徴的な髪型}の褐色肌の女性で、今作における[[チャンピオン>チャンピオン(ポケモン)]]枠を務める。
優しく温和で誰に対しても丁寧な口調と態度を崩さない事から多くの人々から尊敬されているが、人手不足なのか&bold(){滅茶苦茶人使いが荒い}という一面も。
ジムの視察を主人公に一任した際にはアオキから&bold(){&color(#F0DDC3,gray){「とうとう学生までこき使い始めた」}}と勘違いされかけている((なお、オモダカから「一番印象に残ったジムリーダー」「一番強いと感じたジムリーダー」「一番好きなジムリーダー」をそれぞれ問われる場面があるがここでアオキの名前を出した時だけ「アオキ…ですか」と何故か含みのある返事をされる。オモダカとしては地味で印象的ではないと思っているのだろうか?))。
またリーグ運営者兼最終試験官として本人は&bold(){&color(royalblue,black){「チャンピオンランクの資格合格者を増やしたい」}}という気持ちを持っているが、&bold(){ポケモン勝負に一切の手加減ができないせいで中々合格者がでない}という性格的欠点を(自覚してはいるが)有している。
その立場故パルデア地方各地を忙しく回っている多忙なキャリアウーマンだが、早々に主人公の実力に目をつけるなど人材集めにも余念が無い。

手持ちポケモンのタイプは統一されておらず、様々なタイプを使ってくる。
一応オモダカを倒せばチャンピオンランクに上がれるが……



・&bold(){ネモ}
実質的な『チャンピオンロード』のラスボス。彼女に勝つことで晴れてイベント達成となる。
オモダカが&bold(){&color(royalblue,black){「私の時とのバトルすらまだ余力を残していた」}}とコメントするだけあって、手持ちのレベルは総じて高い。
とはいえ、面子を大幅に変えてはいないので、そういった意味ではまだ対処はしやすいか。
最後の相手がライバル枠となるのは[[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]の[[グリーン>グリーン(ポケモン)]]、『[[USUM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]』の[[ハウ>ハウ(ポケモン)]]に続き3人目である。
}

**●ブルーベリー学園関係者
ダウンロードコンテンツ第一弾(前編)『碧の仮面』から登場。

・&bold(){ブライア}
後述のヘザーの末裔を自称する女性教師。
テラスタルのシンボルマークを模した大ぶりのイヤリングが特徴。&s(){あと何がとは言わないがデカい。}
エリアゼロに強い興味を示しており、パルデアポケモンリーグに度々立ち入り許可を取り付けようとしているも何度も却下されているらしい。
また、前編の林間学校では引率を担うが、キタカミの里のてらす池にも(許可は得たとのことだが)調査のため訪れており、ゼイユに苦言を呈される場面も。

・&bold(){ゼイユ}
前編でのライバル枠その1である女子生徒。[[キタカミの里]]出身でスグリの姉。
一人称は「あたし」。弟のことは「スグ」「あんた」と呼ぶ。彼に対しては少し過保護気味。
林間学校で里を訪れた主人公らには、にこやかに接しているように見せつつ、面と向かって「よそもの」と呼んで憚らない。
だが、次第に……?
&s(){今作の[[顔芸]]枠兼[[ツンデレ]]枠にしておもしれー女。&bold(){そして種々の言動があまりにも「姉」のそれであるため、特にリアルに姉を持つプレイヤーを中心に「ゼイユは姉の[[擬人化]]」なるパワーワードが爆誕したとか。}}

・&bold(){スグリ}
前編でのライバル枠その2である男子生徒。
前述の通りゼイユとは姉弟でやはりキタカミの里出身。
一人称は「おれ」。姉のことは「ねーちゃん」と呼ぶ。
気弱な性格で姉の陰に隠れがちだが、&bold(){主人公が気になる(※公式設定)}らしく、林間学校のオリエンテーションや里で開かれる「オモテ祭り」で行動を共にすることとなる。
また、里に伝わる伝承において悪者とされている[[恐ろしい鬼>オーガポン]]に憧れており「&bold(){鬼さま}」と呼び慕う。
ちなみに東北モチーフのエリア出身ということからか、現実で言う東北弁に近い方言を話すことがあるため、ライバル枠としては初の方言男子とも言える。


**●その他
・&bold(){ヘザー}
かつて大昔に歴史上初めてエリアゼロを踏破したエリアゼロ観測隊の一員であった生物学者。
本編時点ではすでに故人だが、ヘザーの残した資料やエリアゼロから持ち帰った資源は作中にて大きな影響を与えている。
肖像画によれば、メガネをかけたチョビヒゲの壮年の男性だった模様。
少なくとも、モトトカゲは所持していたのが確認できる。

追加コンテンツに登場するブライア先生は彼の末裔で彼の著書(スカーレットブック・バイオレットブック)を所持。エリアゼロやテラスタルに強い関心を持っているほか、著書に記されているポケモンの発見を夢見ている。


*◆新登場ポケモン(一部紹介)
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・&bold(){&bold(){&font(#008000){ニャオハ}}/&bold(){&font(#ff0000){ホゲータ}}/&bold(){&font(#1e90ff){クワッス}}}
今作における[[御三家>御三家(ポケモン)]]ポケモンたち。
発売前から立つか立たないか予測が激しかったニャオハ、ポケっとして愛嬌のあるホゲータ、しなやかに髪を靡かせるクワッスの3匹。
登校前に校長より直々に手渡され、このうちの1匹を選んで旅立つこととなる。
その内プレイヤーに有利なタイプをネモが、不利なタイプを校長が引き取ることとなる。

今作はクリア後に別の御三家を手渡してくれるイベントが無いため、他の子を手に入れるなら通信交換は必須。
#openclose(show=そしてそれぞれ進化すると…。){
・ニャローテ→[[マスカーニャ]]/アチゲータ→[[ラウドボーン]]/ウェルカモ→[[ウェーニバル]]
それぞれの御三家の進化系。そこから更にそれぞれマスカーニャ、ラウドボーン、ウェーニバルに進化する。
&font(l){結局立ち上がったものの、}テールナーに近い美しい容姿に進化したマスカーニャはあくタイプが追加。素早さ123と歴代御三家最速の素早さを手にした。
逆にリアルなワニに近い体形となったラウドボーンはゴーストが追加され、優秀な耐性と特殊攻撃を上げる「フレアソング」を習得できる。&bold(){いやお前が座るんかい。}
ウェーニバルはダンサーをモチーフにしたポケモンでかくとうが追加。こちらは攻撃性能に特化し素早さを1段階上げる「アクアステップ」を専用わざに持つ。

全員複合タイプ持ちで優秀な種族値をしている為、ちゃんと育てればストーリー終盤までキチンと活躍してくれること請け合い。
詳細は各項目にて。
}

・&bold(){グルトン}
所謂[[序盤ノーマル枠>序盤ポケモン]]のぶたポケモン。
自慢の鼻を生かし、いつも香り高い野草や芳醇なきのみだけを見つけて食べる。
名前の由来もそのままグルメ+豚から。
タイプや種族値的にも特に尖りが無い、序盤ノーマルらしいポケモンである。

&font(l){ところで今作はやたらハムだのベーコンだのが具材として出てくるが、もしかしてその肉は…。}
#openclose(show=そして進化すると…。){
・&bold(){パフュートン}
レベル18で進化。名前も芳香を意味する「perfume」に変わったもの。
[[ニャオニクス]]や[[イエッサン]]のように、オスとメスで容姿と種族値、特性に違いがある。特性以外はほぼ誤差の範囲だが…。
}

・&bold(){パモ}
今作におけるピカチュウ枠のマスコットポケモン。タイプも当然でんきである。
こちらは頬だけでなく手にも発電器官があり、両手でタッチして感電させるという。
また歩くのが非常に好きだということが、NPCからも語られるが…。

凄く小さいポケモンなので、気づかずに接触する確率は高い。
#openclose(show=そして進化すると…。){
・&bold(){パモット→パーモット}
レベル18でパモットに進化。新たにかくとうタイプが追加され、攻撃と素早さに特化した種族値に置き換わる。
そこから更にパーモットに進化するのだが…その条件はなんと&bold(){連れ歩きで1000歩以上歩かせた後でレベル進化}というもの。
しかも一度先頭から変更するとリセットされてしまう。初見で気づく人は少ないだろう。
しかし、分かってしまえば非常に早い段階で最終進化させることが可能。性能も典型的な物理アタッカーで、「ほっぺすりすり」などの補助わざも覚えるのも強み。
レベル技で「インファイト」、思い出しで「ワイルドボルト」といった高火力技も覚えるためストーリー攻略にも役立つやすいが、それ以外のレベル技が総じて微妙。特に物理アタッカーなのにやたら特殊電気技を覚える上に格闘技にも恵まれない。「インファイト」を覚えるまで「つっぱり」で頑張る事になるため技マシンで補強してあげよう。
ほか詳細は[[個別項目>パーモット]]にて。
}

・&bold(){パルデアウパー}
[[リージョンフォーム]]のウパー。両端の棘が2本になり、みずがどくタイプに変更になった。
大昔はパルデア地方の水中で暮らしていたが、縄張り争いに破れてから以降は地上で生活するように。
乾燥を防ぐため、毒の粘膜で体を覆うようになったとのこと。
どく/じめんという複合タイプは[[ニド>ニドキング]][[夫妻>ニドクイン]]以来であり、どの御三家を選んでも問題なく活躍できるのも強み。

#openclose(show=そして進化すると…。){
・&bold(){ドオー}
[[パルデアヌオー>ヌオー]]ではなく、ドオーに進化する。
LV20と早い段階で進化してくれる。
強力な特殊受けでパルデア屈指の癒し枠。かわいい。(・~・)
耐性が6つもあり(かくとう・むし・どく・でんき・いわ・フェアリー)、弱点のみずも、ちょすいであれば無効にできるため受け出しにも強い。かわいい。
わざもじしんやどくづき等、優秀なものを覚えてくれるが、ストーリー攻略だと素早さが割とネックにはなるか。&bold(){でもかわいいからヨシ。}
なお、原種のウパーも交換で入手できるため、図鑑には載らないがヌオーも使用できる。

&font(l){この子を連れていくとナンジャモ戦をほぼ完封できるのは内緒。}
ほか詳細は[[個別項目>ドオー]]にて。
}

・&bold(){パルデアケンタロス}
[[リージョンフォーム]]のケンタロス。
詳細は[[ケンタロス]]にて。

・&bold(){ウミディグダ}
ディグダのリージョンフォーム…ではなく&bold(){見た目が似ているだけの完全な別種。}
こちらは海辺付近に生息している。タイプもじめんではなくみずタイプである。
やはりというか、穴の下の身体は謎に包まれている模様。

なお、パルデアはアローラとは異なり普通のディグダも登場する。
#openclose(show=そして進化すると…。){
・&bold(){ウミトリオ}
レベル26で進化。見た目も1つの巣から3匹のウミディグダが顔を出すというもの。
専用わざとして、3回の連続攻撃を繰り出す「トリプルダイブ」を覚える。パモ以上の速攻アタッカーだが、紙耐久なのが玉に瑕。

ちなみにこの進化レベルと種族値は[[ダグトリオ]]と全く同じ。&font(l){キミら本当に別種なん?}
ほか詳細は[[個別項目>ウミトリオ]]にて。
}

・&bold(){ノノクラゲ}
メノクラゲのリージョンフォーム…ではなく&bold(){見た目が似ているだけの完全な別種。}

なお、パルデアは普通のメノクラゲも登場する。
#openclose(show=そして進化すると…。){
・&bold(){リククラゲ}
ノノクラゲの進化系。。ドククラゲのリージョンフォーム…ではなく&bold(){見た目が似ているだけの完全な別種。}

ほか詳細は[[個別項目>リククラゲ]]にて。
}

・&bold(){コジオ}
[[某配管工ゲームに出てくるキノコのような姿>キノコ(マリオシリーズ)]]と[[某角ばった世界のキャラクターのような目をした>Minecraft]]ポケモン。イシツブテ枠である単いわタイプ。
その名の通り塩でできたポケモンで、典型的な鈍足防御特化な種族値をしている。
#openclose(show=そして進化すると…。){
・&bold(){ジオヅム→キョジオーン}
レベル24でジオヅム、38でキョジオーンに進化。複合追加はなく最後まで単いわタイプ。
種族値自体はそのままコジオを強化したようなステータスとなるが、なんといっても強力なのが専用わざの「しおづけ」。
これは継続ダメージを与える系統のわざだが、その量は&bold(){最大HPの1/8、はがねとみずタイプには1/4という強力なもの。}
とくせい「がんじょう」の効果もあって、交代のない相手には無類の強さを発揮する。最悪塩漬け後に回復に徹すれば大体のポケモンは突破可能。
ストーリー上ではこのわざにお世話になったプレイヤーも多いことだろう。
もうひとつのとくせいが専用とくせいである「きよめのしお」でゴーストタイプの技のダメージ半減&状態異常無効とこれまた非常に強力。
ほか詳細は[[個別項目>キョジオーン]]にて。
}

・&bold(){コレクレー}
発売前にわざわざ専用ページまで作られて「匂わせて」いたポケモン。タイプはゴースト。
とほフォルムとはこフォルムがいるが、ポケモンとして戦わせられるのははこフォルムのみ。
とほフォルムは『[[Pokémon GO]]』でメルタンの如く大量発生していたときの姿で、パルデアでもフィールドの至るところに隠れており、見つけると「コレクレーのコイン」をゲットできる。
はこフォルムは各地の物見塔にてシンボルエンカウント可能。倒すかつかまえると大量のコインを落とす。

ぶっちゃけた話、レベルアップで覚えるわざが「おどろかす」と「たいあたり」の2つしかなく、
#openclose(show=このままではとても戦力になり得ないポケモンであるが…。){
・&bold(){サーフゴー}
コレクレーの進化系。金ぴかに光ったスリムな土偶のような姿になる。はがねタイプが追加。
種族値こそ中速特殊型だが、&bold(){あらゆる変化技を無効化するとくせい&font(#ffd700){「おうごんのからだ」}}が特に強力。
そのため搦め手が主流な相手に対して無類の強さを発揮する。専用技の「ゴールドラッシュ」もはがねタイプの特殊で威力120と高め。
一方でその進化方法は「コレクレーのコインを999枚集める」というかなりの手間を要するもの。勿論進化させたらコインは消費されるため集め直しとなる。
なので、ストーリー攻略中での進化はまず見込めないのが難点か。
ほか詳細は[[個別項目>コレクレー/サーフゴー]]にて
}

・&bold(){[[モトトカゲ]]}
草原を颯爽と駆けるライドポケモン。胸あたりにタイヤのような喉袋がついている。
タイプはノーマル/ドラゴン。
パルデア地方での主な移動手段としても活用されており、学生たちが彼らに跨っている姿も度々みられる。
実際走るのが好きで人懐こい性格なので、古くから人と一緒に暮らしていたとのことなので、所謂「[[馬]]」みたいなポジションだったのだと思われる。
現実の爬虫類同様変温動物である彼らは、人が座った時の人体からの熱で暖をとっているらしい。

バトルでも使い勝手はよく、121という高い素早さに加え「ギアチェンジ」なども習得可能。
また「みがわり」を残して離脱するという交代技「しっぽきり」というのも覚える。

・&bold(){カヌチャン}
鉄で出来たガラガラ型のハンマーを持つ赤子のようなポケモン。タイプは[[鍵>クレッフィ]]や[[剣の王>ザシアン]]と同じくはがね・フェアリーの複合。
持っているハンマーは気に入ったものが出来るまで何度も作り直す職人気質。なお、ハンマーの素材は鋼ポケモンを狩って獲得した資源であり、見かけによらず好戦的な性格。ただし金属を主食とするポケモンにハンマーを取られてしまうこともあるらしい。
#openclose(show=そして進化すると…。){
・&bold(){ナカヌチャン→デカヌチャン}
レベル24でナカヌチャン、38でデカヌチャンに進化。髪型もポニーテール→マッシュルーム+ロングヘアーと変化し、ハンマーがだんだんと大きくなっていきデカヌチャンのものは身長を越えてしまっている。
ナカヌチャンはお互いにハンマー同士をぶつけて強度を確かめたり、キリキザンの群れを襲って素材を確保したりと、行動が進化前よりも大胆になる。
極め付けにデカヌチャンは、なんと素材確保のために岩を叩き飛ばして&bold(){飛んでいるアーマーガアを撃墜してしまう。}ハンマーの色はアーマーガアの体色と一致しているため、おそらく部品にされてしまったのだろう。パルデア地方においてアーマーガアが空飛ぶタクシー廃業に追い込まれた要因であるとされる。&s(){しかもガラル地方で登場するポケモンに制限がかかっているのはデカヌチャン対策などという陰謀論めいた考察までなされる始末。}
ほか詳細は[[個別項目>デカヌチャン]]にて
}

・&bold(){&font(#ea5532){コライドン}}/&bold(){&font(#5a4498){ミライドン}}
今作のパッケージポケモン。姿はそのままモトトカゲを雄大な/機械化したような感じ。
コライドンは強靭な四肢で、ミライドンはバイク姿に変形して主人公の足となる。
物語序盤から登場し、後にペパーから譲り受ける形でゲットできるが、この時点では力をほぼ失っている為戦闘に出すことは不可能。
人懐こさは変わっておらず、作中ではほぼ犬のような愛くるしい仕草をすることも。

#openclose(show=そして最終局面にて遂に…。){
・&bold(){バトルフォルム}
秘伝スパイスを食べ続けたことで本来の力を取り戻した姿。他のポケモンを出せないという絶体絶命な状況で、主人公たちを守るために覚醒した。
コライドンはかくとう/ドラゴンで物理特化。とくせい「ひひいろのこどう」により天候をひでりにしたうえで攻撃が1.3倍上昇する。
ミライドンは逆ででんき/ドラゴンの特殊特化。[[エレキフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]を展開し特殊に1.3倍補正をかける「ハドロンエンジン」を持つ。

また、モトトカゲの古代/未来の姿であるという説は真実であり、コライドンは「ツバサノオウ(翼の王)」ミライドンは「テツノオロチ(鉄の大蛇)」と呼ばれていた。
}




本作は今までに無かった[[複合タイプ>複合タイプ(ポケモン)]]が多く、また既存ポケモンの新たな進化系なども登場している。

新規登場ポケモンは『ブラック・ホワイト』以来の100種超えとなり、総数は遂に&bold(){1000を突破した}。追加コンテンツでもポケモンの登場が決定している。

また、余談ながら御三家ポケモンは
・カントー地方の御三家の一角・リザードン
・第八世代作品の舞台だったヒスイ地方・ガラル地方の御三家
・第八世代では一度も登場しなかったカロス御三家
以上が最強レイドや『Pokémon Home』経由で、
・本作の林間学校の舞台であるキタカミの里とのつながりが指摘されるシンオウ地方の御三家
が追加コンテンツ前編の配信に伴ってそれぞれ解禁された。
さらに残る御三家ポケモンも追加コンテンツ後編の配信に伴って登場することが決まっており、(『Pokémon Home』を別にすれば)『ウルトラサン・ムーン』以来となる&bold(){久々の&color(#F54738){歴代全御三家結集}}という夢の光景がみられることになる。






追記・修正はアカデミーの在学生がお願いします。
&bold(){「あ、テストのカンニングには使っちゃだめですよお。」}

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