ポケットモンスター スカーレット・バイオレット

登録日:2022/11/27 Sun 01:43:08
更新日:2023/02/05 Sun 23:06:41
所要時間:約 61 分で読めます


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豊かに表現された世界を自由に冒険!





伝説のポケモンに乗って自由な冒険へ飛び出そう






ポケットモンスター スカーレットバイオレット』(Pokémon Scarlet / Violet)は、2022年11月18日に任天堂から発売されたNintendo Switch用のロールプレイングゲームで、『ポケットモンスター』シリーズの第九世代のソフトとなる。略称は『ポケモンSV』
タイトルに色の名前が用いられているのは『ブラック・ホワイト』以来4世代ぶりで、またSwitchの『ポケモン』作品としては5作目である。



◆概要



2022年の『Pokémon Day』*1となる2022年2月27日に映像配信された『Pokémon Presents 2022.2.27』の場て発表された作品。
6月1日には「2nd Trailer」が公開され、公式サイトが更新。
ほんの1ヶ月前に『Pokémon LEGENDS アルセウス』(以下『アルセウス』)が発売されたばかりなので、開発自体は『ポケットモンスター ソード・シールド』(以下『剣盾』)のDLCが落ち着いたくらいから行われていたと思われる。

本作は今までのような旅形式ではなく、なんと『ポケモン』史上初の「学園もの」で3つのルートがあり、更にそれらを全てクリアすれば作品の真相に迫るルートに進める『風花雪月』かな?
主人公は学校の寮で暮らし勉学に励みながら、見知らぬ地での冒険を「宝探し」という課外授業の一環として行う……というものとなっている。
元々初代から塾だの学校だのといった教育機関は存在していたものの、これまでは「せんせい」や「じゅくがえり」など、そうしたところに関係のあるモブトレーナーが登場したり、フィールド上でちょっとお邪魔したり、くらいの扱いでメインに据えられたことは無かったので、主人公が学生となるのも本作が初。

パッケージを飾るポケモンは、『スカーレット』がコライドン、『バイオレット』がミライドン。それぞれ古代未来で、終盤ではそれをモチーフにしたポケモンが登場する。
この手の伝説のポケモンは物語終盤で初登場するのが常だったが、本作は主人公の移動手段として序盤から登場しており、最終盤に真相が明らかになってから実戦に出せるようになるという段取りになっている。

また本作発売前に、イギリスの有名シンガーソングライター、エド・シーランが歌う『Celestial』を公開。本編の劇中歌として採用されることも発表されていた。
勿論劇中歌を入れるのも今作初の試み*2
歌詞は全編英語だが、内容はちゃんとバーチャルの隣人ことポケモンのことを表現した名曲である。
PVもしっかり作り込まれているので作中で聴く前にも聴いてみるのもいいかも。

ちなみに『Pokémon Home』との連動も告知されており、将来的にはヒスイ地方も含めた一定数のポケモンも送れるようになるとのこと。

その売上は発売後3日で(パッケージ版、DL版併せ)国内で400万本以上、世界で1,000万本以上の記録的メガヒット。これは任天堂のゲーム専用機向けソフトとしては、2022年9月に発売3日で国内345万本の実績が出た『Splatoon3』をも上回り、過去最高の売上ペースとなっている。

一方でこれまでにないシステムを取り入れた弊害か、Switchというハードの限界か、本作はテクスチャのロード遅れやバグ、処理落ち等も少なからず見られており、海外では返金対応を実施する等手放しで喜べない節も見受けられる。
公式も認知しているようなので、謝罪文が投稿されるなど、アップデートによる今後の改善が期待される。

なお、本作で選択できる言語は9種類だが、日本語におけるひらがなと漢字の選択は撤廃されている。ちゃんと振り仮名はふってある為子供も安心。

◆ゲームシステム


●キャラメイク

『XY』以降恒例化したキャラメイクだが、本作からはそばかすや目・口の形なども細かく調整できるようになった。
その代わり、キャラデザ自体はこれまでの杉森健風ではなくなり、過去作をプレイした人には多少の違和感があるかもしれない。
髪型やメイクも性別を問わず選べるようになり、選んだ体型にかかわらず、より思い思いの姿にできるようになった。
靴や帽子などはさまざまなものを選べるが、服装に関しては発売時点で四季の制服のみとなっている。


●フィールド

ついに実現した、(ほぼ)完全オープンワールドの『ポケモン』世界。
『剣盾』で例えるなら、アカデミーのある街以外が全てワイルドエリアといった感じで、ロードを挟まずに色んな所を行けるようになった。
町が道路で結ばれた点と線のような関係から町とエリアがパズルのように敷き詰められた状態になっている。
もちろん道という概念はあり、各エリア内の道を辿ればどこかの町に着くようにできている。
全体的に『アルセウス』のようなフィールド感と、初代より続くシステム面をうまく融合したような形となっている。
そんな広大なフィールドを、伝説のポケモンに乗りながら自由に冒険していくこととなる。

様々な人と出会いながらチャンピオンを目指して行くというコンセプトこそ従来通りだが、自由度は前作と比べると大幅に引き上げられている。
主に

・従来のシリーズと同様に8つのジムと四天王+チャンピオンを撃破する『チャンピオンロード』
・ヌシポケモンの持つ珍しい食材を探す『レジェンドルート』
・学校のトラブルメーカー・スター団にカチコむ『スターダスト☆ストリート』

の3つのイベントをこなしながらシナリオを進めるが、どんな順番でどこで何を攻略するかはすべてプレイヤー次第
完走までまっしぐらにひとつのルートだけを驀進しても、それぞれを並行して行きつ戻りつするのも、あるいは財布の許す限り買い食いに励むことさえも、全くあなたの自由。
気ままに散策し、気ままにポケモンを捕まえ、気ままにイベントを進めることができるようになった。
これに伴い、トレーナーとのバトルも強制ではなく任意に話しかける形式に変更された。トレーナー同士は目が合ったらバトル、というこれまでのお約束は、今作からもう過去の話となったのだ。
ただ、特定数のトレーナーを倒すとごほうびがもらえるので、積極的に戦った方がお得ではある。

ジム挑戦の順番すら自分で決めることもできるが、進めていくことにレベルが引きあがる方式ではなく、地点ごとによってレベルは固定されている。
つまり拠点から近いジムほど簡単で、遠い場所ほど難しいという案配。これはジムに限らずどのルートでもそう。
極端にデタラメな順番で進めるとハードモードだが、近くのジムを攻略するとき順番をシャッフルできるといった感じ。
初代のタマムシ、ヤマブキ、セキチクあたりが順不同で攻略できたのを今作では全編でやっていると思えば良い。



●捕獲システムとおまかせバトル

本作ではフィールドを移動していると、自動で周囲にポケモンがスポーンする仕組み。
ポケモンに対しボールを投げるか接触することで、従来のような感覚で野生ポケモンとの戦闘へと移行。
捕まえるか倒すことで手持ち全員に経験値を行き渡らせるというのは第六世代以降と共通している。
ちなみに捕獲クリティカル自体は続投しているが、一度捕まえたポケモンは二匹目以降はゲット成功時にクリティカル演出になるようになっている
クリア後に捕まえる事になるとあるポケモンのゲット成功時にクリティカルになるのはそのため。

その上で本作は『アルセウス』の要素も少し含まれており、

  • 背後からボールをぶつけることで捕獲率上昇&1回行動不能にできる。
  • イベントを進めることで水上、空、壁を自在に移動可能(本作ではライドポケモンがそれを担っている)。
  • 発見時のポケモンの反応も多種多様で、逃げるものやこちらを追いかけるもの、こちらをずっと見ているものなど様々。

などなど……。

流石にヒスイ地方のポケモンのようにダイレクトアタックや群れて襲うなどはしてこないが、捕獲にアクション要素が若干ながら入るようになった。
なんなら背後不意打ち→初手クイックボール→失敗したら逃げてまた不意打ち……みたいな外道戦法もできる。

これに加え、新要素として「おまかせバトル」が実装。
先頭のポケモンをフィールドに繰り出すことで、自動で周囲にいるポケモンたちと戦ってくれるというもの。
倒すと通常戦闘より少ないが経験値も獲得する。群れてるところを狙ったり最終進化系を倒すとこれでもかなりのものになるので、レベル上げも可能。
ただしこれでレベルを上げると新しく覚える技は覚えずに終わった扱いとされ、また進化もしないので、育成の際にはこまめにチェックが必要。
また弱点タイプ相手やHP低下時だと、格下レベル相手でも体力を大幅に減らされ帰ってくることもあるので、繰り出す際には周りのポケモンの種類にも気を配ろう。
今作ではポケモンを倒すと『モンスターハンター』シリーズよろしく「素材」(公式名称は「おとしもの」)を落とすため、それを効率よく回収するのにも使われる。
「素材」はわざマシンの作成やアイテムとの交換に必要になるため、積極的に集めていきたい。
ちなみに、落ちているアイテムも自動で回収してくれる。

連れ歩き機能も実装。ZRでボールを投げると先頭のポケモンと一緒に歩くこともできる。あいことばは「ボール投げ ZRボタン!」
連れ歩きによって進化条件を満たすポケモンもいる。


●テラスタル

メガシンカ、Zワザ、ダイマックスに次ぐ新たなバトルの肝となる要素。
メガ→ギガ*3ときてついに「テラ」へとスケールアップを果たした。
「テラスタルオーブ」を使うことで、バトル中に1回1匹だけポケモンを「テラスタル状態」にするという強化を施すことができるようになった。戦闘終了後にポケモンセンターで回復することでまたチャージされ、次の戦闘で使えるようになる。
ちなみに序盤でのネモのセリフから、テラスタルの使用・オーブの所持には申請や許可が要るようだ。

テラスタルしたポケモンは全身が結晶化して光り輝き、頭に「テラスタルジュエル」というタイプを象徴する形の宝石を戴く。
こおりタイプの雪の結晶のようにシンプルなもの、ひこうタイプの風船やフェアリータイプのハートマークのように可愛らしいものもあれば、ゴーストタイプだと古参ファンには懐かしの(?)ゆうれいがモチーフの結晶が付くし、果てははがねタイプのようにどう見てもで脳天をかち割られている物騒なジュエルまで様々。

主な効果として、
  • テラスタルしたポケモンのタイプは「テラスタイプ」に変わり、タイプ相性が変化する。
    • 例として、でんきタイプでテラスタイプはひこうのピカチュウをテラスタルするとひこうタイプになる。これによりひこうタイプのわざにタイプ一致補正が適用され、元々の弱点のじめんタイプ攻撃を無効化できる。一方で、でんきタイプのタイプ一致補正はそのまま。
  • タイプ固有の耐性も当然変化後のタイプに依存するため、例えばひこうタイプになったピカチュウはへびにらみやでんじはをくらえばまひ状態になる。
  • テラスタイプと元々のタイプが一致する場合、そのタイプのわざは2倍の補正値が乗る。
  • (一部を除く)威力60以下の技の威力を60に補正する*4
  • テラスタイプは単タイプにしか変化しない。
  • タイプを変更するわざや特性の効果は無効になる。

総合すると、『剣盾』のダイマックスのような切り札感は薄れたものの、同じポケモンでも全く別の戦い方をさせることが可能になり、戦略性は広がったといえる。それにゴツいポケモンに可愛いジュエルが付くテラスタルをさせギャップを楽しんでよし、弱点を補完したり技を強化したりするのも全然アリと、ネタ的にも実用面でも美味しい。
今作のジムリーダーや上位トレーナーも勿論使用してくるが、その性質上タイプ統一とは全く関係ないポケモンをテラスタルしてタイプを合わせるという荒業を披露してくる。


●ピクニック要素

『剣盾』でもあったピクニック要素も続投。ただし今作ではキャンプではなくピクニックだし、作る食事はカレーライスではなくサンドウィッチになっている。
食事をすることで捕獲や育成、遭遇に関する能力値を一時上昇するだけでなく、体力PPも全回復するため、簡易的なポケモンセンターとしても使える。
レシピも様々なものがあるが、具材さえあれば自分だけのオリジナルサンドも作成可能。
ただし奇妙な物理演算が入っているのか、綺麗に作ろうとすると難易度はかなり高い。実は最後パンで挟まなくても評価には影響しないので失敗を減らすためにパンを捨ててオープンサンドにした方が良いという結論も出ている。

ほか新たなポケモン鑑賞要素として「ポケモンウォッシュ」が登場。汚くなった体を洗ってあげるだけでなく、状態異常などの回復にも役立つ。

そして本作では遂に育て屋/預り屋はリストラされた。
従来育て屋/預り屋で入手していたタマゴは、タマゴグループと性別が合っているポケモンがという条件は引き継ぎつつも、手持ちに入れている場合に時間経過でタマゴを入手するようになった。

本作の厳選は更に容易になっており、前作同様に特性性格個体値努力値などはほぼアイテムで解決でき、その道具も大体はショップでも買える他、レイドバトルで入手できる(レイドバトル限定の物もある)。更に本作にはBPのシステムがない関係上、従来作において主にBPと引き換えだったポケモンに持たせるアイテムも殆どがおこづかいで揃えることができるようになっている。
従って、金策は過去作以上に重要なものになっているといえる。*5
またタマゴ技も、孵化させずともピクニック中に特定の手順で移せるようになった。そのため性別や色違いを粘らない限りかなり楽になったといえる。ただしテラスタイプは遺伝しない(後から変更はできる)。
更に色違い厳選も、色違いが出る確率を上げられる効果を上述のサンドウィッチで付与できるようになったこと、フィールドにポケモンが大量にスポーンする(しかも少し離れればリセット可能)ため試行回数を稼ぎやすいことなどから(御三家など一部を除けば)かなり緩くなった。


●ポケモンセンター

本作のポケモンセンターはなんと屋内ではなく、野外でフレンドリィショップ、わざマシンマシンと併設になっている。つまり出入りの手間は省けるのでプレイヤーにとっては便利になったものの、可哀想なことに受付のお兄さんお姉さんは(屋根はあるけど)雨でも雪でも野ざらし。
またそらとぶタクシーの到着地点とも兼ねており、一度訪れたセンターはそらとぶタクシーでいつでも移動可能。
そして本作から追加された「わざマシンマシン」は、ポケモンの素材とLP(リーグペイ)を使って作成という形に変わっている。
ただし、ものによっては一度手に入れなければ作成自体ができないことも。

技レコードとの区分も廃止され、全てのわざマシンは第4世代以前の使い切り仕様に戻ってしまった。
育成においては面倒臭い一面がある一方、物価が全体的に高いこともあり何かとお金が必要な本作では、売却で金策にもなるので一長一短か。



◆オンライン要素



テラレイドバトル

『剣盾』でもあった「マックスレイドバトル」のテラスタル版が登場。
各フィールドにて光が立っている結晶に赴くと、普段は出ないテラスタイプのポケモンと戦うことができる。
オンラインに繋げば最大4人まで一緒に戦える点も同じ。時間内に集まらなかった場合はNPCが代わりに入る。

相手のポケモンは最初からテラスタル状態で、体力が減るか時間経過で強力なテラスタルシールドを貼ってくる。
こちらもテラスタルすれば効率よくダメージを与えられるものの、最低3回は動かないとテラスタル発動は不可。
制限時間内に体力を0にすればそのポケモンを捕獲することができる。

『剣盾』との相違点としては、まず指示がターンではなくリアルタイム制になったこと。また、「おうえん」もランダム効果ではなく、攻撃系バフの「いけいけドンドン」、防御系バフの「がっちりぼうぎょ」、体力回復の「いやしのエール」の3種を任意で使用可能になった。
このためレベル差や相性で攻撃に貢献できなくても、バフや体力回復でサポートに回ることもできる。ただし3回しかできない点は注意。
また自分のポケモンがやられた場合もターン経過ではなく、時間経過に変更。ただしやられる度復活時間は長くなる上、バトル自体の制限時間も短くなってしまう。

星ランクは1~5までだが、星4以上を10回こなすと星6の黒い結晶が登場するように。
当然星が多いほど強力な個体値、夢特性のポケモンが出現するものの、生半可な編成だと4人でも普通に返り討ちに遭うため、心して挑みたい。
クリアするとただ捕獲できるだけではなく、レベルを上げるアメや育成に必要な装備が報酬も多数出るため、ストーリークリア後は専らこれを中心とした素材集めに勤しむようになる。

当然だが、相手のポケモン自体のタイプは変化しているとは言え技は元のまんまである。
その為そのポケモンと相性補完バッチリのタイプに変わられると苦戦は必至。
繰り出すポケモンはテラスタイプだけではなく素の相性もしっかり考えて吟味したいところ。
テラスタイプの相性だけ見て素が4倍弱点の奴なんて繰り出したら白い目で見られるぞ!

●ユニオンサークル

こちらは4人パーティでフィールドを自由に駆けることができるというもの。
一緒にライドポケモンに乗って様々な場所を巡ったり、ピクニックを開いてサンドウィッチを作るといったことも可能。
また、もう一方のバージョンのプレイヤーがいた場合、そのバージョンしか出ないポケモンが一時的に出るように。ほか一部ポケモンの進化条件にもなっている。

ただし、テラレイドと違いこちらはあいことばによるパスワード必須で、見知らぬ誰かとはできない。


◆パルデア地方



今作の舞台となる地方。モデルはスペインとポルトガルを合わせたイベリア半島。
ちなみに歴代で最も「タウン」と付く町が多く、「シティ」と付く町の数を上回っているのは初めて
また、「○番道路」「○番水道」といった地名は廃止。「東西南北のいずれかの方角」に、前者は「○番エリア」、後者は「パルデア海」と付けて呼ばれるようになった。

アカデミーが聳えるテーブルシティを中心に、草原、湿原、砂漠、氷山など変化に富んだ区域が広がっている。
町々の名前は料理に関する用語や器具などに由来しており、また各地に軽食のワゴンから食堂や高級レストランまで、様々なタイプの飲食店が多数あるのも特徴。地方全体がおいしーなタウンみたいだ。
これらを食すことで「おとしものパワー」などを獲得できる。
また、各地に名勝が合計10ヶ所点在しており、これらを総称して「パルデア十景」という。前作においてNPCが開いているポケモンキャンプのようにそらをとぶタクシーのポイントにもなっている。
+ パルデア十景の一覧 ※あいうえお順
ありがた岩
オージャの大滝
オリーブ大農園
ナッペの手
パルデア最高峰
ビシャビジャの斜塔
ひそやかビーチ
100万ボルトの夜景
みだれづきの滝
列柱洞

そして中心部にはパルデアの大穴ことエリアゼロという未知の空間が広がっており、関係者以外は立ち入り禁止となっている。
一説では、大穴の最深部には未知なる財宝が眠っているという噂だが……。
しかし、中心部にそんな大穴があるのが原因なのか街同士の交通の便はお世辞にも良くはなく、公共交通機関の描写や言及さえ無いが、そらをとぶタクシーやモトトカゲの存在が補完している。
ちなみにモブによれば「パルデアは起伏が激しいから自転車での移動は向かない」とのことで、実際乗っている人を見かけない。

歴史は古く、2000年前は「パルデア帝国」という国が栄えており、その頃からエリアゼロの探索が進められていたが芳しい成果は得られなかった様子。
度重なる探索で財力や権力を失った帝国は、周辺の国と統合という形で消滅し今のパルデアが出来上がったという。アカデミーもこの時設立された。

そして200年前、エリアゼロ観測隊が大穴を踏破。その中の一人ヘザーという人物が探検記を執筆し、本として売り出したがあまりに荒唐無稽な内容から信じる者はほとんどいなかった。

またその昔、とある城主が旅の商人により、「木簡勾玉」の4つの秘宝を譲ってもらったが、その城は一夜にして壊滅したというおとぎ話もあるという……。

なお、そんなオカルト話には事欠かない土地柄からか『月刊オーカルチャー』なる怪しいオカルト系雑誌がアカデミーのロビー兼図書館に堂々と配架されている
何故かバラバラの棚に置かれていたり、読んでみたらみたで中身は『ムー』とか『MMR』みたいなトンデモ系だったりするが。誰だこんなの選書したの。



◆登場人物



●主要人物

今作におけるプレイヤーキャラ。ボタンよりもやや低い身長。
服装は学校の制服(シャツと短パンの夏服)をデフォルトで着ている。

作中では転入生という形でアカデミーに通いつつ「宝探し」という課外授業に挑み、そこで様々な冒険と体験をしていくこととなる。
性別や肌色の選択は勿論のことながら、今作では髪型のみならず目・口・眉毛・睫毛の形や色、ほくろ・そばかすの追加などなど細かい部分まで最初からクリエイトできる。加えて全パーツが男女共用なので、男の娘やイケメン女子も作れるぞ。
ちなみに『剣盾』と同じく、最初に選択した主人公の髪の色と肌の色に応じて母親のそれも変わる。

ただし、今作はあくまでも課外授業として各地を旅しているという設定ゆえか、着用できる服装は制服(春夏秋冬の4種類)のみで、店で買えるファッションアイテムも帽子、靴、眼鏡、手袋など末端部位のアクセサリーや鞄及びスマホケースなどの小物などに限定されている。
私服に関しては今後のDLC等に期待したいところ。

ゲーム中で確認できるデフォルトネームは無いが、ユーザー間ではPVで使われていた「ハルト」(男)、「アオイ」(女)で呼ばれることが多い。ちなみにそれらの名前を合わせると「アオハル」つまり「青春」となる。


髪をポニーテールにして前髪とそこから垂らした一房には緑色のメッシュを入れている、褐色肌の活発な少女。
今作のライバル枠にして『チャンピオンロード』のキーキャラ。
アカデミーの生徒会長として主人公を導く姉御肌的な面も見せる……が、それ以上に根っからのバトルジャンキーで、当然主人公にもちょくちょく戦いをしかけてくる。
御三家選択後、プレイヤーが有利になるタイプのポケモンを最初に選び、以後それをエースとして繰り出すようになる。

『チャンピオンロード』は過去作と同じジム巡りで、8つのジム制覇の後ポケモンリーグを目指すのが目的となる。
ジムバッジを集めると、数に応じて一定のレベルまでのポケモンの捕獲率が上がり、命令も聞いてくれるようになるのもこれまで通り。
本作ではたとえ自分で捕まえたポケモンでも、一度他人に渡してからは戻しても制限を超えると命令を無視するので割と重要。
レベル的には、最初に始めやすいイベント。
その他の詳細は個別項目を参照。

名前の由来は「ネモフィラ」か。


右目が隠れるほど伸ばした髪と長い下まつげが印象的な少年。一人称は「オレ」で、二人称は主人公には「オマエ」、ネモのことは「生徒会長」と呼ぶ。また、「お疲れちゃん」などのように会話に時折「ちゃん」を混ぜるのが特徴。

主人公及びネモより1学年上の先輩で文系クラスに在籍。「料理が得意だがバトルは苦手」と称する、『レジェンドルート』のキーキャラである。
とある理由からパルデア各地にあるという「秘伝のスパイス」を探し求めていた折、主人公の実力に目を付け、共にパルデア中を駆け回る。
コライドン/ミライドンとも知り合いなようだが、なぜか彼?に対しては突き放したような態度をとる。
またオーリム/フトゥー博士に対しても何がしかの関係性を窺わせるが……?

『レジェンドルート』は秘伝のスパイスを巡って各地に潜む5匹の巨大なヌシポケモンと戦うというもの。
ヌシの棲息地に初めて到達する度ペパーから電話がかかってくるが、その会話がヌシについてのヒントになっている
そして、彼とともにヌシのバトルに勝てば晴れてスパイスを獲得でき、それを使ったサンドウィッチを振る舞ってくれるが、それを食するたびにコライドン/ミライドンのライド性能が上がっていくため、探索範囲を広げたいならこちらから。

名前の由来は「胡椒」(ペッパー)または「ペパーミント」か。
その他の詳細は個別項目を参照。


丸眼鏡と大きなイーブイバッグが特徴の少女。性別が分かりにくいが少女である。一人称は「うち」。アカデミーには最近復学したばかりらしい。
スター団のしたっぱに絡まれたのをきっかけに主人公と出会うこととなる。

内気な性格なのか、口調は無気力気味なうえあまり積極的に話そうとはしないが、コライドン/ミライドンからはじゃれつかれるほど好かれるため、悪い性格というわけではない模様。
『スターダスト☆ストリート』のキーキャラであり、スター団解散作戦の補給員としてたびたび現れる。
したっぱから強引な勧誘を受けたせいか、スター団に対してはやけに冷めた態度をとっているが……。

『スターダスト☆ストリート』は、各地に点在している5人のスター団ボスを撃破するというもの。
クリアするごとに大量のLPとフレンドリィショップで買えるアイテム欄が増える。しかし、一部ボスはジムリーダーより普通に強いため、巡るならレベル上げを怠らないように。

ちなみに父親からは「ボタちゃん」と呼ばれているようだが、彼女本人はその呼び方を嫌っており、そう呼ばれると怒る。
実家がガラル地方であることや名前の元ネタの種類などから、ひょっとしたら父親はこの人なのではないかとファンの間では考察されている。
その他の詳細は個別項目を参照。


シリーズで初めて、バージョンによって異なる2人のポケモン博士。
本編より10年前、テラスタルのシステムを解明し、テラスタルオーブを開発した。
オーリムが『スカーレット』版で、目のやりどころに困るラフな格好をした女性。一方フトゥーは『バイオレット』版で、近未来的なスーツを身に纏った男性。
両者とも現在はパルデアの大穴(エリアゼロの最深部)に籠もり、そこについての研究を進めている。だが、近年はかつてのようなメディア露出もしなくなっており、加えて息子への連絡も途絶えがちらしい……。
詳細は個別記事へ。


オレンジグレープアカデミー

創立805年というパルデアでは最古の由緒あるポケモン学校。校舎の外観のモチーフは、スペインにあるサグラダ・ファミリア教会と見られる。
単位制で男女共学、修学年数は恐らく不定。制服は『スカーレット』ならオレンジ色基調、『バイオレット』ならパープル基調のネクタイとボトムスで、四季に応じてベストやジャケットなどを組み合わせる。ちなみに、女子の制服にスカートは無い。
私立学校らしいが、入学にあたって試験があるかは判明していない。また、寮があり主人公の部屋も用意されているが、近隣在住の学生は自宅から通学するとのこと。コースは文科系と総合が確認できる。特待生制度もあり、ビワは当初スポーツ特待生として入学している。

最先端の設備と膨大な記録が備わっているこのアカデミーでは、その味付けを彩る個性豊かで優秀な教師陣が在籍している。アカデミー職員にはポケモンもおり、例えば正面受付では昼間はコダック、夜はゲンガーが働いている。
クラベルを除き、多くの教師陣とは本筋であまり関わらない(進めなくてもゲームクリアはできる)が、彼らの授業はこのゲームを効率よく進める説明役も担っている為、一度座学に顔を出してみるのも面白いだろう。
クリア後からは「学校最強大会(バトルスクールウォーズ)」にてバトルもできるようになり、そのときの肩書はクラベルは「校長」、彼以外の教職員は全員「教師」で統一されている。

どの科目の授業に出席するかは任意で選ぶことができ、質問に正解するなどしてちゃんと授業をこなすと、先生と信頼が芽生え、素顔や過去が見えてくるイベントが発生するほか、中間テスト期末テストなども受けられるようになる。間違いの箇所は教えてくれないが、追試の受験や授業の復習はできる。

入学に年齢制限は無いらしく、大人の生徒も当たり前に在学している。道中のトレーナーには学生服を着た大人も普通にいるし、中にはなんと在学20年を自称する猛者も。もしこれが本当なら、現実の学校のように在学できる期間の定めは無いか、あってもとても長いのだろうか。
また夜中であろうと昼間と同じ授業を受ける事ができ、ゲーム中でも夜間クラスに出席する傍ら昼間は社会人として働いていると語るNPCもいる。……教師陣の労働環境が心配になる話だが。
なお「宝探し」のこともあり、多少の期間出席しなくても不問らしいが、スター団のメンバーのように1年以上不登校だとさすがに退学処分が検討され得ると見られる。


  • クラベル
オレンジ/グレープアカデミーの校長先生で、顎髭をたくわえ眼鏡をかけた初老の男性。
『スカーレット』ではオレンジ、『バイオレット』ではパープルの服を着用しており公式絵もそれぞれ色差分がちゃんと用意されているが、それ以外についてはバージョンでの違いは無い、同一の人物と思われる。

校長として気品があるだけでなく、性格は大らかで紳士的。生徒に寄り添う温厚さもある、職務に誠実な校長先生。
転入してきたプレイヤーの家に手違いの詫びを兼ねてわざわざ訪問し、御三家3匹の内1匹のポケモンを渡してくれる*6
その後も転入してきた主人公の事を甲斐甲斐しく気にかけてくれるなど、とても面倒見が良い。
が、物語が進むにつれ様々な面がみられるようになり、真面目である一方でお茶目で愉快な先生であることが判ってくる。

いかにもベテラン教師な風格を漂わせている……が、実は就任して1年半。
校長になる前はオーリム/フトゥーとは研究仲間だったという。ちなみに、ジニア先生も同じく研究員で、クラベルは以前も彼の上司だった。
そのような経歴を持つためか、校長室には研究のための道具や機械が置かれている。


  • ジニア
生物学の男性教師。総合コース1-Aを受け持っており、主人公とネモにとっては担任。
六角形の黒縁眼鏡と激しいクセ毛が特徴。今作のポケモン図鑑を作った人物でもある。かつてはクラベルとともに研究員をしており、彼とはそれ以来の付き合い。

一人称は「ぼく」で、二人称は名前に「さん」付け。
いつものほほんとした笑みを浮かべており、また語尾の母音を伸ばす喋りから判る通りかなりマイペース。テストにも最後にしれっと図鑑のアンケートを混ぜるためか、度々クラベルからお叱りを受けている。
彼の授業は、ポケモンのつかまえ方や連れ歩き方、進化法則、タマゴの作り方、色違いの確率といった『ポケモン』シリーズの基礎から今作の仕様について教えてくれるもの。

加えて、オーリム博士/フトゥー博士はコライドン/ミライドン絡みでないと何もしてくれないので、実はポケモン図鑑の評価や報酬の進呈などのような従来までのポケモン博士の役割はジニアが担っている。
「博士」とは呼ばれないがこのように事実上の博士ポジションであるためか、発売前には早い段階から主人公や博士とともにビジュアルが発表されていたほか、クラベルやもう一つの顔(後述)を持つハッサク同様公式絵が用意されている*7など地味に優遇されている。

なお、学校最強大会で相対するときの普段とは打って変わってキリリとした顔も必見。

名前の由来はヒャクニチソウの英名「ジニア」だろう。「ジーニアス」(genius、天才)ともかかっているかもしれない。


  • タイム
恰幅の良い黒人女性の教師。
穏やかな性格だが、怒らせると校長ですら頭が上がらなくなる
数学を担当しており、主にバトル時にかかる一致補正、弱点補正、積みわざの上昇補正、急所率等かなり実戦的なことを教えてくれる。
また質問やテストも、一見やさしいのもあればひっかけ問題もしれっと出すなど中々油断ならない。
バトル学よりよっぽど実戦的な内容を語っているのは内緒の話。

ジムリーダーであるライムは彼女の妹。本編から1年半前に引退しているが、タイム自身もジムリーダーだった。
因みに授業でやたらいわタイプの技について言及する事からわかるように専門はいわタイプ。
後述のジムリーダーたちと同様に、当時から教員との兼業だった模様。

名前の由来はシソ科のハーブ「タイム」か。


  • レホール
古風な言い回しと、何故か常にピクピクしているクセ毛が特徴な女性教師。歴史学を担任しており、所謂世界観の解説役でもある。

一人称は「ワタシ」で、二人称は「貴様」または名前の呼び捨て。
髪飾りにはマーシャドー、ペンダントはフリーザー、腕輪はカプ・コケコ、バックルにはルナアーラとアクセサリーに各地方の伝説のポケモンの意匠が見られる。
現代から過去へ遡る方がロマンが無いか!?」と問うてくるぐらいには古い歴史が大好き。反対に近代史は嫌っており、授業がその内容に入ると露骨にテンションが下がる。
また「災いの宝探し編」にて、主人公に「抜いてはいけない杭を抜いてみたらどうだ」と唆したり、「自重はしているがエリアゼロに足を踏み入れたい」と語ったりするなどかなり好奇心旺盛な性格で、彼女とのイベントを進めることで災厄ポケモンが封じられた祠の位置がマップに表示されるようになる。ただし杭の位置はノーヒントだが。厄災ポケモンたちを見せた際のリアクションも必見。
一時は自分でも冒険をしていたらしいが、授業をすっぽかしてばかりだったため、校長に目を付けられている。
エリアゼロの真相を聞いたらどんな反応をするかは気になるところ。特に『スカーレット』版。

ちなみに彼女の授業中、背景のスクリーンをよく見るとヒスイ地方のとある人物やあの時代のモンスターボールが映っている。

名前の由来は、セイヨウワサビのフランス語名「レホール」か。


  • セイジ
言語学担当の男性教師。2-Gの担当でペパーにとっては担任でもある。

褐色肌で、剃り込みの入った(サワロ曰く「ワガハイの時代なら校則違反」らしい)髪型や派手な柄のスーツなど見た目は厳つく、一人称が「ワシ」あるいは自分の名前、二人称が「オヌシ」または「ユー」な上に英語をはじめその他の外国語のチャンポンで話すといった独特な口調など、一見取っ付きにくい印象を受ける。
だが、実際には笑顔を絶やさない非常に朗らかな人物で、生徒にはもちろん、ポケモンにもさんづけするほど礼儀正しい性格。ちなみに授業中にサラッと触れるが教職員の中では唯一実は既婚者であることが確定しており、実際左手の薬指をよく見ればその証が光っているし、授業でも「マイワイフと大ゲンカ」などといった話題が飛び出す。
授業自体はゲームと直接関係無いが、現実のコミュニケーションでも非常に大事なことを語っているので、ぜひ受講してほしい。
彼のイベントを最後まで進めるとガラルニャースを受け取ることができる。これだけはきちんと進めて欲しいというゲーフリからのメッセージだろうか……?
ちなみにボールを投げるフォームは故・村田兆治のマサカリ投法。
NPCの話によると一部の生徒からは「セイジニキ」と呼ばれているらしい。
あと、でんきタイプ専門ではないものの、
  • 授業にピカチュウを連れてくる
  • イベントでは迷いパモを保護する
  • スーツの襟元にはアローラライチュウの尻尾を模ったと思しきブローチを付けている
  • 学校最強大会ではライチュウを切り札として繰り出してくる
……と、このタイプとは何かと縁がある。

余談だが、『金・銀・クリスタル』及び『ハートゴールド・ソウルシルバー』には、ラジオDJとしてよく似た名前のセージというキャラが登場していたが、セイジとの関連性は不明。


  • キハダ
常時ジャージ姿という出で立ちをした活発な女性教師。バトル学を担当。
年齢は25歳で、好みのタイプはかくとうタイプってそっちかよ。因みに今作で年齢が明示されているキャラは彼女ぐらいでちょっと珍しい。余談だがダイゴと同い年ということになる。

根っからの体育会系なのか、口癖は「押忍!」だし、座学よりも体を動かすことが好きなようで、基本彼女の授業はグラウンドで行われる。そして実戦を行う前にチャイムが鳴る。
基本的な待機モーションがデトロイトスタイルで構えてステップを刻み続けるというものなので、この辺りからも体を動かすことが好きな彼女の人間性が見えるだろう。ただしそこは教師、テストの際は教室でペーパーテストを敢行する。
なお、冒頭で謝罪する事から何人かグラウンドに集合してしまったようだ。教室ですると伝え忘れた?
内容は、実戦関係は数学の授業と重複する事もあってか、テラレイドバトルのやり方やおまかせバトル、通信対戦のルール解説などが主。
その他、額の右側には古傷のようなものが見えるが何故あるのかは不明。

ジムリーダーのリップとは子供の頃から付き合いで、「バトルで勝った方が負けた方の言う事を聞く」事ができるくらいには友好な関係。その事もあり、リップのジムテストではインストラクターを務める。

また実はメシマズ属性。その調理の様子を見ていたサワロからは「ただキッチンであばれているように見えた」と評されたり、あるときなどミモザに「肉で肉を挟んだサンドウィッチ」を振る舞ったところ彼女は体調を崩してしまったりしたほど。それでも、イベントを進めるうちに改善が見られるようになる。
実はミモザの事を尊敬しており、料理を頑張っていたのも彼女に普段のお礼を込めて振る舞いたかったから。
キハダ本人がさっぱりした性格なので余り気にならないが実は割と複雑な三角関係である。


  • ハッサク
美術担当の男性教師。一人称は「小生」、二人称は「あなた」、名前に「くん」付けまたは名前の呼び捨て。
その他、時々「~しますです」という語尾が付く。

教師らしい物腰柔らかな態度で接するが、感極まると人目をはばからず大泣きするという感激屋な一面を持つ。
彼の授業は、最初はテラスタルのタイプ当てという簡単なものから、「パルデア十景」の名称というまず注目しないような質問まで出てくる。そういう意味では、テストの難易度はレホールに次ぐレベルかもしれない。
コルサからは、スランプ時代に立ち直る切っ掛けを与えてくれたからか「ハッさん」と呼ばれるほど慕われており、ハッサクもコルサのことは「コルさん」と呼び合うなど美術に携わる者同士仲が良い。
???「よう!ダーリン!」
一部の生徒からも影で「ハッさん」と呼ばれているようだ。
髪型やジャケット、柑橘系のネーミング等から、モデルはかの有名な国語教師と推測される。

実はさるドラゴン使いの一族の次期当主となるべく育てられたポケモントレーナーだが、反抗期に「音楽で食っていく!」と実家を飛び出し、だがその後なんやかんやで美術教師になったという中々ロックな経歴を持つ人物。
しかし、現当主たる彼の父はハッサクに跡を継がせることをいまだ諦めていないらしく、親族だというモブのドラゴンつかいの女性が説得のためたびたび遣わされている場面に出くわすことに。
それでもやはりドラゴン使いの血は争えないということか、授業でアシスタントを務めるのはフカマルだし、ドラゴン(竜)にまつわる言葉を度々口にする。

  • サワロ
筋骨隆々な身体に髭を蓄えたナイスガイ。この方が描きそうなマッチョなキャラといえば大体合ってる。あと見た目がこの人にそっくりとの声も。
一人称は「ワガハイ」。授業では家庭科を担当。道具の解説やピクニックにおけるメリットなどを教えてくれる。ちなみに、着けているエプロンには可愛いポケモンのアップリケがある

そのダンディーな風格に生徒からの人気も高いが、実は甘いものが大好き
しかし当人はイメージと内面のギャップに悩み、食堂では生徒達からのイメージを守ろうとして実は苦手な辛いものを頼みかけるなど、気にしている様子。
また授業でも服装やスマホロトムの専用カバーを気にしているなど、おしゃれ好きでもある模様。

ちなみにバトル時は優雅な一礼を披露してからこの子を繰り出す。本当にブレないな。


  • ミモザ
学校保健師。一部の生徒からは「ミモりん」と呼ばれるがこう呼ぶと怒る。かわいい。
ただ、先生と呼ばれているが正確には教師ではないため、作中で彼女の授業を受けることはできない。
実際先生になりたくて何度か養護教諭の試験を受けるも、全て落ちてしまい先生になる夢を諦めたという生々しい経歴を持っている。
とはいえ、彼女とのストーリーを進めると主人公の姿勢に感化され、再び試験突破を目指すようになり、そしてついには念願を叶えるのだった

なお、彼女の手持ちにはスリーパーがいるため驚きとアレな想像を持って迎えられがちだが、スリーパーには不眠症の患者のために医者の手伝いをする事もあるという設定がある。
それ以外の手持ちも、アイシングや鍼治療など、何らかの治療法を想起させるものばかりである。
上記の通りキハダから尊敬されているが、ミモザ本人は落ち着きがないため生傷が絶えず、良く医務室のお世話になるキハダをちょっと迷惑がっている。


ジムリーダー

シリーズお馴染みの、チャンピオンになる資格を得るための8つの試験。ほぼ全員何がしかの職を兼業している。

『剣盾』のジムチャレンジでも、ジムリーダーに挑む前には様々なタスクを課されていたが、今作もあれとほぼ似た流れ。
まずはそれぞれ趣向の違う「ジムテスト」というテストをこなし、それをパスすることでジムリーダーに挑む資格を得るというシステムとなっている。
内容もボール転がしからポケモン集め、人探しやレースなど様々。更に、バトルをジム内ではなく衆人環視のもと屋外あるいは店内のバトルコートで行う点や、最後の一匹になるとBGMにチャントらしきコーラスが流れ出す点も、スタジアムの観客を前にしていた前作を彷彿とさせる。ちなみにこの関係で、今作のジムはバトルのための場所というよりもジムリーダーの待機所といった趣が強いと言える。
また今作では、クリアするとジムリーダーたちと記念撮影ができる*8スクショタイムだぞ!
シナリオ中で視察を終えたら二度と再戦はできない仕様だが、今後のダウンロードコンテンツに期待したいところ。

なお、上述したように今作は誰からでも挑戦できるので、前作のように誰が何番目といった明確な序列は示されていない。代わりに各々の強さについては、例えばカエデは「かけだしトレーナー向け」、グルーシャは「最強」といった感じで表現されておりプレイヤーはそこから判断して挑むわけだが、ここでは便宜上レベル順に並べて解説する。


『お菓子の虫』
セルクルタウンジムのジムリーダー。
人気パティスリー『ムクロジ』の店長を務めている太眉の女性。
おっとりした口調と性格のパティシエで、自己紹介の際ジムリーダーではなく店長の方の肩書を名乗ったり、再戦時の視察のことを忘れたりするうっかりやさん。
元々はパティシエではなく料理人で、ハイダイに師事していたらしい。

ジムテストは、セルクルタウンがオリーブの一大産地であることにちなみ、それを模した大玉を転がすこと。セルクルジムをクリアしたらより難しいコースにも挑戦できる。
だが大玉とは言っても完全な球体ではなくラグビーボール型なので、慣れないうちは転がすのに苦労するかもしれない。
この手のゲームに慣れている人の中には、コライドン/ミライドンの衝突判定を使って物理演算バグにより宙を浮いてゴールを目指すという変態もいるとか。
レベルや地理的に、西側の扉から入ったプレイヤーなら最初に挑むであろうジム。今作は序盤から優秀な鳥ポケモンが多くいるため、きちんと育てていれば基本苦戦しない。
再戦時にはアカデミーのすぐ近くというジムの立地から手加減するよう言われていると話し、一戦目の時とは打って変わって好戦的な様子を見せる。

名前の由来はそのまま「カエデ」。お馴染みメープルシロップを分泌するので、甘いものに関わりの深い彼女によく似合っている名前といえる。
その他、お菓子作りに関わりがある点や口調、太眉などの特徴から、後述のコルサの件もあってこの人との共通点を指摘するプレイヤーもいる。

『ネイチャーアーティスト』
ボウルタウンジムのジムリーダー。
一人称は「ワタシ」。二人称は、アカデミーの生徒らのことは十把一絡げに「思春期ども」、特別に親しいハッサクには「ハッさん」。主人公に対しては当初は「キサマ」だが、再戦時には主人公の名前に「ギャルド」を付けて呼ぶようになる。

「アヴァンギャルド!」が口癖でワカメっぽい髪型の男性。
ちなみにその風貌から、発表当初同じ任天堂作品のこの人を連想した人が多数おり、発表された日にはTwitterのトレンドにも挙がったほど。やっぱりフォドラ地方じゃないか。
東門から出た場合、こちらが一番近いジムとなる。

副業が芸術家なだけあり気難しい職人気質で、ポケモン勝負にも芸術性を見出している。
そのため、ジムテストではトレーナーの審美眼を試しており、その内容は街中に放たれたキマワリを全て見つけだすというもの。
ちなみにボウルタウンの広場はじめ街中に点在している『投げやりのキマワリ』は、タイトル通り投げやりの時代に制作して高い評価を受けた彼の代表作。アカデミーの図書館では同作についての講評が載った本を読むことができる。

初登場シーンは風車の羽根の上から颯爽と飛び降りてくる、というかなりインパクトあるもの。
しかもこれ、挑戦者が来るたび毎回やっていて、更に風車の上からジムテストの様子も見ているとか……なお、再戦時のセリフで判るがやっぱり足は痛むようだ。無理すんなよ。
風車のある街ということでか、投球フォームはウィンドミル投法。
また、前述の通りハッサクとは旧知の仲。

主人公がジムに来た際のバトルから強いインスピレーションを受けたようで、再戦時には視察の予定をすっぽかして主人公とバトルしようとする程気に入っている。
コルサの出す「ウソから出た実」ウソッキーは、テラスタルとはどういうものなのか非常に解りやすいと評判。
序盤ジムリーダーなので繰り出してくるポケモンのレベルは低いし、元来弱点が多いタイプ使いなので対策もしやすい。
……と油断するなかれ。草タイプの新技「くさわけ」で素早さというステータスがどれほど重要なものかをルーキートレーナーに思い知らせてくる侮れない難敵。序盤でウドハンは流石に鬼畜だったようである


『エレキトリカル★ストリーマー』
ハッコウシティジムのジムリーダー。
パルデアで人気のネットチャンネル『ドンナモンジャTV』のオンラインストリーマー。
なんとも近未来的な格好で、頭につけた動くコイルが特徴のギザ歯なボクっ娘と属性てんこ盛り。
ジムテストやジムバトルも当然動画配信しており、勝負の結果云々よりは視聴者の満足度を重視している。彼女との会話シーンではちゃんとタイトルロゴが出たり、実際に録画しているかのようなカメラワークだったりと非常に凝ったつくり。スパチャも飛ぶよ!

ジムテストは、街中のカメラを利用してクラベ……ジェントルさんを探すというもの。
ジェントルさんは最初こそ見つけやすいが、回数を重ねると豆粒のように小さくわかりづらいところに現れようになる。とはいえ時間経過で付近をズームしてくれるので焦らずに。
なお合間にジムトレーナーとのバトルも入るが、でんきタイプだからと油断してじめんで挑むと特性「ふゆう」で無効化されるという引っ掛けが入る。

ナンジャモとのバトルもジムトレーナー同様、その愉快なキャラクターに反してガチ目な戦法も使ってくるジムチャレンジ序盤の難関。
詳しくは個別項目へ。


『激流料理人』
カラフシティジムのジムリーダー。
中華レストラン『ハイダイ倶楽部』のオーナー兼料理長を務める。「〜だい!」という語尾や海の波のような髭・つながった眉毛が特徴的な初老の男性。恐らく今作のジムリーダーでは最年長か。
そそっかしくてあわてんぼうな一面もあるものの、豪快な性格で愛嬌もある好人物。そのため近隣の住民からは「町の顔」と言われるほどに慕われている。ちなみに、モブによれば競りで目当てを落札できると喜んで踊り出すらしい。

彼のジムテストは、うっかり忘れていった財布届け……からの、成り行きで挑むことになる「競り」。
軍資金として貰った5万円で、彼に代わって商品を競り落とせばクリアとなる。
雑に高額入札をしてもいいが、お釣りはそのままお駄賃としてプレイヤーの懐に入るので、安値での落札を目指してしっかり駆け引きしてみよう。
ちなみに、成り行きとはいえジムのある街以外に出張ることになるのはハイダイのジムテストだけ。本来のジムテストは難関とのことだが結局内容は不明なままである。
なお、テストクリア以降は、マリナードタウンで競りで珍しいアイテムを落とせるようになる。目玉は努力値を下げるきのみや努力値調整に便利なハネ系アイテム、1つ数十万円と非常に高価だがガンテツボールなどのレアなボール。後はロトムのカタログなどの専用アイテムもここでの競りで手に入れる形になる。

ジムテストクリア後のバトルでは、ロースト砂漠が隣接しているという土地の事情によりすなあらしが発生した状態で戦うことになる場合も。スリップダメージには気をつけよう。

余談だが中華レストランが存在している以上、作中世界にはまだ描かれていないだけで現実で言う中華圏に当たる地方もあると思われる。


『非凡サラリーマン』
チャンプルタウンジムのジムリーダー。
ポケモンリーグの営業部所属のサラリーマンだが、成績はあまり良くないらしい。っていうか営業部あるんだ、ポケモンリーグ……何を営業するんだろう?
ジムリーダーながらあまり顔出しを行っていないらしく、マップでも彼のみ顔を隠して後ろ姿しか見ることができず、その為相対して初めて顔が判る。

一人称は「自分」
その容貌はというと、生気の無い目をしており若干白みがかったような髪に幸薄そうな顔とくたびれ気味の佇まい……という「社会の歯車」を体現したかのような中年男性
社会人らしく「タスク」「ノー残業デー」といったビジネスに関する用語をよく口にする。彼の得意技は多くの社会人トレーナーの胸を打った……かも?
なお、ちょくちょく言及する上司とはもちろんオモダカのことである。

ジムテストは、ヒントを元に「秘密のメニュー」を注文すること。
まず同時にジムテストに挑んでいるトレーナーを倒して、各々にしか知らされていない別々の内容のヒントをすべて得る。そして宝食堂という店に行って、それをオーダーできたら達成となる。珍しく他に参加しているトレーナーたちがいるジムテストでもある。
ちなみに彼とのバトルでは、開始前まで大入り満員だった定食屋の小上がり客席が瞬時に片付けられてバトルコートになるという衝撃の演出が入る。さっきまでいたお客……どこに行った?
なおジムクリア後の宝食堂は、なんと特定アイテムと引き換えにテラスタイプを変えてくれる場所になる

詳細は個別項目を参照。


『ソウルフルビート』
フリッジタウンジムのジムリーダー。
一人称は「アタイ」。アカデミーの教師であるタイムは彼女の姉にあたる。恐らく今作の女性ジムリーダーでは最年長か。
その道40年のベテランラッパーで、彼女のラップはフリッジタウンの名物にもなっており、興が乗ってくるとゴーストポケモンの眠りをも覚まさせる。
「その方が会場が盛り上がる」という理由で、ジムの中では唯一ダブルバトルを採用。そもそも本作では基本的にここ以外でダブルバトルは行われない。あとは公式大会次第
ジムテストは、彼女の登場までにステージを盛り上げる前座(オープニングアクト)としてダブルバトル3連戦というシンプルなもの。

名前の由来は柑橘類の果実「ライム」だろうが、ラッパーということで“rhyme(ライム)”=「韻」も掛けているかもしれない。更にいうと、タイム・ライム姉妹の名前も韻を踏んだものになっている。芸細。


『超マジック・マキアージュ』
ベイクタウンジムのジムリーダー。
一人称は自分の名前。パルデア屈指のコスメプロデューサーでもあり、バトルコートにも「新作のアイシャドウの発注を」などと仕事関係の通話をしながら現れるほど。ちなみにやっぱりというか化粧は結構濃い。
美意識の高さがそうさせるのか、超ヒールの高い靴を履きながらもバトル中でもモデル立ちを崩さないし、テラスタルを「お色直し」と呼ぶなど洒落た言い回しが多い。
あと、服の随所に付いたフリルのようなもの(設定によると「リボン」でメイク道具が隠されているらしい)が独りでにヒラヒラ動いたり、「ゴイスー」だの「ケツカッチン」だの、やたらとバブリーな業界用語をセリフに織り交ぜてきたりするのも特徴。
なお、歴代エスパータイプ使いたちは自身も超能力者であるケースが多いが、リップもそうなのかは不明。

上述したようにキハダとは友人。バトルに勝った約束として彼女にジムテストの手伝いなどもさせており、その内容は「喜怒驚楽エクササイズ」をすること。
再戦時には「キャラが被っているからオモダカの事が苦手という本音をぶっちゃける。
またその勝利時のアドバイスは非常にリアルで、アオキとはまた別の意味で胸を打つ言葉となっている。

名前の由来は恐らく「チューリップ」。化粧道具である口紅(リップ)も掛けているのかも?


『絶対零度トリック』
ナッぺ山ジムのジムリーダーで、パルデア地方最強とされる。
本作では彼のみが街中にジムを構えていない。ならどこにあるのかというと険しい雪山の頂上付近というかなりの辺境。こんなとこに学生を行かせていいのか?
かつては世界ランク2位を誇るプロのスノーボーダーだったが、不慮の事故により現在は引退している。そのため今作では唯一明確に兼業を行なっていない。

一人称は「ぼく」で、マフラーなどに隠れて見えにくいがその素顔は中性的な顔立ちの美男子。つまり男性。
過去の経験からか基本ちょっと斜に構えたような態度を取っており、また何かに対して否定的な態度を示すときには「サムい」と表現するが、かつては熱い性格の持ち主だったようだ。

ジムテストはライドポケモンを使った雪山滑り
規定タイム以内のゴールが目的だが、コースにはスキー競技よろしくチェックポイントがあり、ここを通らないとタイムにペナルティが入る。
とはいえチェックポイント自体は大きいので、注意して進めば時間は余裕がある。クリア後もタイムアタックに挑戦できる。

詳細は個別項目を参照。

余談だが、今作から氷天候は「あられ」ではなく「ゆき」に変更
継続ダメージが無くなった代わりに、こおりタイプの防御を上げる仕様になった。



スター団


今作における悪の組織的な団体。
構成員は全て学園の学生で、したっぱは皆ヘルメットと星形のサングラスをつけている。合言葉(?)は「お疲れ様でスター!」で、そう言いながら星を描くようなモーションをするのが特徴。
やんちゃな行為で学校の風紀を乱したり、無関係な生徒を強引に団に勧誘したりするなど、アカデミーのトラブルメーカーとして知られている。
過去の組織で言えばアローラ地方スカル団に近いか。

したっぱの上に幹部級の5人のボスがおり、その上に創始者にしてリーダーの「マジボス」がいる。ヅカとか言うな。
幹部級は全員エンジン型のポケモン・ブロロロームが合体した改造車「スターモービル」を乗り回しており、対決時に最後に繰り出す切り札はなんとスターモービルそのもの。その見た目と展開に驚かされた(そして蹂躙された)プレイヤーは多いだろう。

作中では3つのストーリーの1つ、「スターダスト★ストリート」で彼らと対峙していくことになる。しかし、彼らが団活動を続けるのは何やら事情があるようで……?

詳細は個別項目を参照。


●ポケモンリーグ関係者(四天王)


●その他

  • ヘザー
かつて大昔に歴史上初めてエリアゼロを踏破したエリアゼロ観測隊の一員であった生物学者。
本編時点ではすでに故人だが、ヘザーの残した資料やエリアゼロから持ち帰った資源は作中にて大きな影響を与えている。
肖像画によれば、メガネをかけたチョビヒゲの壮年の男性だった模様。
少なくとも、モトトカゲは所持していたのが確認できる。


◆新登場ポケモン(一部紹介)



  • ニャオハホゲータクワッス
今作における御三家ポケモンたち。
発売前から立つか立たないか予測が激しかったニャオハ、ポケっとして愛嬌のあるホゲータ、しなやかに髪を靡かせるクワッスの3匹。
登校前に校長より直々に手渡され、このうちの1匹を選んで旅立つこととなる。
その内プレイヤーに有利なタイプをネモが、不利なタイプを校長が引き取ることとなる。

今作はクリア後に別の御三家を手渡してくれるイベントが無いため、他の子を手に入れるなら通信交換は必須。

  • グルトン
所謂序盤ノーマル枠のぶたポケモン。
自慢の鼻を生かし、いつも香り高い野草や芳醇なきのみだけを見つけて食べる。
名前の由来もそのままグルメ+豚から。
タイプや種族値的にも特に尖りが無い、序盤ノーマルらしいポケモンである。

ところで今作はやたらハムだのベーコンだのが具材として出てくるが、もしかしてその肉は…。

  • パモ
今作におけるピカチュウ枠のマスコットポケモン。タイプも当然でんきである。
こちらは頬だけでなく手にも発電器官があり、両手でタッチして感電させるという。
また歩くのが非常に好きだということが、NPCからも語られるが…。

凄く小さいポケモンなので、気づかずに接触する確率は高い。

  • パルデアウパー
リージョンフォームのウパー。両端の棘が2本になり、みずがどくタイプに変更になった。
大昔はパルデア地方の水中で暮らしていたが、縄張り争いに破れてから以降は地上で生活するように。
乾燥を防ぐため、毒の粘膜で体を覆うようになったとのこと。
どく/じめんという複合タイプはニド夫妻以来であり、どの御三家を選んでも問題なく活躍できるのも強み。


  • ウミディグダ
ディグダのリージョンフォーム…ではなく見た目が似ているだけの完全な別種。
こちらは海辺付近に生息している。タイプもじめんではなくみずタイプである。
やはりというか、穴の下の身体は謎に包まれている模様。

なお、パルデアはアローラとは異なり普通のディグダも登場する。

  • コジオ
某配管工ゲームに出てくるキノコのような姿某角ばった世界のキャラクターのような目をしたポケモン。イシツブテ枠である単いわタイプ。
その名の通り塩でできたポケモンで、典型的な鈍足防御特化な種族値をしている。

  • コレクレー
発売前にわざわざ専用ページまで作られて「匂わせて」いたポケモン。タイプはゴースト。
とほフォルムとはこフォルムがいるが、ポケモンとして戦わせられるのははこフォルムのみ。
とほフォルムは『Pokémon GO』でメルタンの如く大量発生していたときの姿で、パルデアでもフィールドの至るところに隠れており、見つけると「コレクレーのコイン」をゲットできる。
はこフォルムは各地の物見塔にてシンボルエンカウント可能。倒すかつかまえると大量のコインを落とす。

ぶっちゃけた話、レベルアップで覚えるわざが「おどろかす」と「たいあたり」の2つしかなく、

草原を颯爽と駆けるライドポケモン。胸あたりにタイヤのような喉袋がついている。
タイプはノーマル/ドラゴン。
パルデア地方での主な移動手段としても活用されており、学生たちが彼らに跨っている姿も度々みられる。
実際走るのが好きで人懐こい性格なので、古くから人と一緒に暮らしていたとのことなので、所謂「」みたいなポジションだったのだと思われる。
現実の爬虫類同様変温動物である彼らは、人が座った時の人体からの熱で暖をとっているらしい。

バトルでも使い勝手はよく、121という高い素早さに加え「ギアチェンジ」なども習得可能。
また「みがわり」を残して離脱するという交代技「しっぽきり」というのも覚える。

  • カヌチャン
鉄で出来たガラガラ型のハンマーを持つ赤子のようなポケモン。タイプは剣の王と同じくはがね・フェアリーの複合。
持っているハンマーは気に入ったものが出来るまで何度も作り直す職人気質。なお、ハンマーの素材は鋼ポケモンを狩って獲得した資源であり、見かけによらず好戦的な性格。ただし金属を主食とするポケモンにハンマーを取られてしまうこともあるらしい。

  • コライドンミライドン
今作のパッケージポケモン。姿はそのままモトトカゲを雄大な/機械化したような感じ。
コライドンは強靭な四肢で、ミライドンはバイク姿に変形して主人公の足となる。
物語序盤から登場し、後にペパーから譲り受ける形でゲットできるが、この時点では力をほぼ失っている為戦闘に出すことは不可能。
人懐こさは変わっておらず、作中ではほぼ犬のような愛くるしい仕草をすることも。





本作は今までに無かった複合タイプが多く、また既存ポケモンの新たな進化系なども登場している。

新規登場ポケモンは『ブラック・ホワイト』以来の100種超えとなり、総数は遂に1000を突破した






追記・修正はアカデミーの在学生がお願いします。
「あ、テストのカンニングには使っちゃだめですよお。」

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最終更新:2023年02月05日 23:06

*1 『赤・緑』が1996年2月27日に発売されたことに由来する記念日

*2 『BW』の「ビレッジブリッジ」のような歌を意識したBGMや「戦闘!ゲーチス」など歌詞のあるコーラスを取り入れた曲は存在したが。

*3 キョダイマックスの英語名はGigantamaxで、メガシンカ(Mega Evolution)に引き続き大数の接頭辞を含んでいた。

*4 テクニシャン等の補正がかかった後の威力を60に補正する為、残念ながら威力60以下の技が全て威力90になったりはしない

*5 その金策もクリア後のイベントにおける連射コントローラーを用いた放置金策が確立されているため、それ用のポケモンを用意すれば楽に稼ぐことができる。

*6 なお、主人公、ネモに渡らなかった最後の1匹(=主人公の選んだポケモンの弱点タイプ)はクラベルが引き取る

*7 この三人以外の教職員の公式絵は無い。

*8 Switchの撮影機能を使うのではなく、主人公とジムリーダーが一緒に写っている画像が表示されるというもの。

*9 キョウも『赤・緑』でジムリーダー、『金・銀』で四天王を経験しているが、『赤・緑』と『金・銀』の時間軸には3年の隔たりがあり、元々担当していたジムは娘のアンズに引き継がれているため、兼任していた期間はないと思われる。

*10 美術の授業でもフカマルを出している為、伏線自体はある。授業を受けていないから知らない人も少なくなかったようだが……。

*11 なお、オモダカから「一番印象に残ったジムリーダー」「一番強いと感じたジムリーダー」「一番好きなジムリーダー」をそれぞれ問われる場面があるがここでアオキの名前を出した時だけ「アオキ…ですか」と何故か含みのある返事をされる。オモダカとしては地味で印象的ではないと思っているのだろうか?