ヤムチャ(ドラゴンボール)

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ヤムチャ(ドラゴンボール) - (2023/10/19 (木) 00:39:03) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/07/06 Wed 01:16:41
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#center(){&font(#ff0000){のこりの4匹もこのオレひとりで}}
#center(){&font(#ff0000){かたづけてやるぜ…}}


#Contents()
[[CV>声優(職業)]]:[[古谷徹]] 

ヤムチャとは『[[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]』史上最も有名な&font(#ff7800){かませ犬キャラ}。

日本の漫画界でその影響力は高く、ネットでは最初は強かったのに徐々に弱体化していくキャラを「ヤムチャ化」「ヤムチャ現象」などと言ったりする。
(対義的なキャラとして、[[ドラゴンクエスト ダイの大冒険]]の[[ポップ>ポップ(ダイの大冒険)]]、もしくは[[GS美神 極楽大作戦!!]]の[[横島忠夫]]が比較される)









ネットでのネタ方面はいいから、ちゃんとストーリーでの絡みやキャラについて説明しろって?


まずは最初に簡単な設定と各章における行動・活躍を説明しよう。

エイジ733年生まれ
[[身長]]183cm体重68kg

初登場時は&font(#ff7800){悟空の最初のライバル、かつ悪人}という形で登場。
盗賊「ハイエナヤムチャ」として、自分を慕う相棒のプーアルと共に砂漠を駆け回っていた。ちなみに&bold(){美形}設定。
[[亀仙人]]の処で修業する前とはいえ、「目に見えねえほどの速さで、ムチャクチャ強かったんだぜ」と回想させるほど悟空の印象に残っていた。
粋がってはいたがシャイで奥手な性格で、女性が苦手な弱点を克服しようとドラゴンボール探しに加わる。
成り行きで[[ブルマ>ブルマ(ドラゴンボール)]]と恋人になってからは西の都で暮らし、盗賊家業からもキッパリ足を洗った。
無印では悟空の仲間として活躍していたが、インフレが進む中で最終的には二軍落ちしてしまう。しかし[[かませ犬]]役ではあるが修業は続けており、[[Z戦士]]として活躍。
 
その後女性が苦手だった弱点は自然と克服したが、未来から来た[[トランクス>トランクス(ドラゴンボール)]]によれば浮気性だったため約15年交際したブルマと別れ、ブルマはベジータと結婚することになった。
ちなみに、このストーリー展開に対し、ヤムチャとブルマが結婚すると思っていた声優陣はショックを受けていた。特に古谷氏は「ベジータが憎かった」とか。
が、鳥山御大に「ベジータと対等に接することができるのはブルマだけ」と説明され納得したらしい。
ただしナメック星でブルマが悟空を男として多大に評価するのに対し、ヤムチャとは喧嘩ばかりと呟いていた事から、上手いこと行ってなかったようである。

その後はプーアルと共に暮らしている。アニメ版ではプロ野球選手になっていた。
後年の鳥山御大曰く「理想の伴侶を探しているが迷走中。ホストクラブで働いたり[[天津飯>天津飯(ドラゴンボール)]]の農業を手伝ったりしている」らしい。

悟空との付き合いはクリリンよりも古く、人間キャラクターの中ではブルマ、亀仙人に次ぐ最古参である。
なお、悟空との関係については、鳥山御大曰く「出来の良い自慢の弟」のように思っているとのこと。


さてこのヤムチャ。扱いこそかなり不遇なのだが、他人への思いやりや人柄の良さを覗かせるシーンは多い。

例としては
・[[天下一武闘会>天下一武道会(ドラゴンボール)]]で自分を過剰に痛めつけた挙句足をへし折った天津飯を快く許し、現在は良き友人となっている
・天下一武道会で桃白白が反則してまで天津飯を殺そうとするや真っ先に天津飯に助っ人しようとする(断られたが)
・一度ドラゴンボールで生き返っている為、二度と復活できない[[クリリン]]を気遣って[[栽培マン]]達の相手を引き受ける(結果は言わぬが花である)
・ナメック星が爆発した際に、悟空に「死ぬな」と絶叫する。その後、界王様がコナゴナになったナメック星を確認してそれを伝えた際にはがっくりとうなだれてしまう。
・ブルマに[[悟空>孫悟空(ドラゴンボール)]]が死んだことを悟飯に伝えないよう言い含める(まったく伝わらなかったが)
・ベジータが[[セル>セル(ドラゴンボール)]]に[[トランクス>トランクス(ドラゴンボール)]]を殺害された際に激昂した事をトランクスに伝え、二人の和解を助ける
・父クリリンを心配するマーロンに「クリリンが強い(地球人の中では)」と話す(アニメでは[[残酷なシーン>ビーデル]]を見せないようにマーロンの目を隠すなどの配慮もしている)
・ブルマとの破局後、自分を殺害した張本人のベジータとブルマが結婚して祝福(したのは流れ的に間違いないだろう)
・その後もブルマ・ベジータ夫妻とはバーベキューをするなど良き友人同士であり続け、同じビルに暮らしている(天津飯は「(ベジータと)一緒に住んでいるヤムチャの気が知れん」と言っていた)。
などなど。かつては野盗だったことが信じられないぐらいである。
こういった良識人スキルや気配りぶりはZ戦士の中でも高く、脇役に追いやられてしまってもなお仲間を支える名バイプレイヤーぶりを発揮し続けている。

『[[銀魂]]』の作者、空知英秋もクリリンが天津飯を途中から呼び捨てだったのにヤムチャが最後まで「さん」づけだった理由は「(年長者ということを除いて考えても)優しさがあるから」と言っていた。
(「亀仙人の弟子」という上下関係で言えばクリリンのほうが先輩である。アニオリではブウ編以降呼び捨てしてるシーンもあるが…まぁ、亀仙流自体上下関係にはあまり厳しくないが)

CVの古谷徹氏も「弱いけど良い奴じゃないですか、僕は好きですよ」と答えている。
「じゃあ嫌いなキャラっています。」
「…(少し考えて)[[銀河英雄伝説]]ってアニメに出てくる、[[アンドリュー・フォーク>アンドリュー・フォーク(銀河英雄伝説)]]ってキャラですかね。」

因みにブルマに次ぐ頻度で髪型や容姿がコロコロ変わっており、
長髪→一気にカットして鉢巻(ブルマにダサいと言われたから)→オカッパ風(この時から亀仙流道着を着用)→初期に近い長髪(激しい修行により顔に傷が付いている)→短髪(なぜか突然髪が逆立った)……
と目まぐるしい。


*◇主な必殺技
・狼牙風風拳
ヤムチャの代名詞とも言える技。
スピードのある攻撃で相手を圧倒するのだが、後半からは使われず。
…というかそもそも最初以外は相手に効いてない。
『[[オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!>ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!]]』ではゴテンクスが使用していた。
新狼牙風風拳という強化版も存在し、技の切れとスピードが数段鋭くなっている…が天津飯にはあっさり捌かれた。

・[[かめはめ波]]
亀仙流の人間なら使えて当たり前&font(l){牛魔王「」}の必殺技だが、何気に悟空に続いて亀仙人から教わらず独力で習得している。
(天津飯に打とうとしたシーンで、ジャッキー・チュンに変装中の亀仙人が「かめはめ波じゃと…?ヤムチャのやつが…」と内心驚いていることから分かる)
使用回数は僅かだが、初使用はクリリンのかめはめ波習得のきっかけにもなった((クリリンはそれまで自分がかめはめ波を撃てるとは考えていなかったが、3年間共に修行したヤムチャがかめはめ波を習得しているのを見て「今の自分ならかめはめ波を撃てるのでは?」と考えて即席でかめはめ波を使った。))重要な場面である。

・繰気弾
気弾を自らコントロールして相手に与える大技。気弾は手動操作型。
神様が乗り移ったシェンをして、「いまのはかなりお見事でしたよ」と言わしめたほどの技。…なのだが、目立った活躍はない。
しかも気弾をコントロールする技はだいたいのZ戦士が使えたりする。(悟空はかめはめ波を気弾状に撃ち、繰気弾と同質の攻撃を行った事がある)
というか、繰気弾登場前にクリリンが&font(#ff0000){自動追尾型}の気功波を撃っているのは秘密。
ピッコロもこの時点で自動追尾型の気弾を撃てる。ヤムチャェ…
一応、作中から察するにスピードは速そうなことと、自動追尾をしないのでフェイントかまして後から攻撃させる事が出来る、
着弾しても爆発しないため攻撃を外しても再度仕掛けたり、当てた後にさらに追撃をかけることが可能という長所もある。ゲーム作品では確実に命中したり、繰気弾が何度も攻撃を仕掛けるという演出になったりする。
…が、最低でも片手が塞がっているので肉弾戦に持ち込まれると不利になると思われる。
また天津飯の気巧砲やクリリンの気円斬が単発の火力や殺傷力に長けるのに対して、繰気弾は威力に欠けて決定打にならないのも弱点。

ちなみに「操」気弾ではなく「繰」気弾が正しいが公式側でも曖昧なようでゲーム作品では度々間違えられる。

ボール状の物質であれば同様の操作が可能。野球であれば凄まじい魔球を投げることができる。 



*各章の参加
**◇ドラゴンボール集め編
記念すべき初登場の章。
砂漠に潜む盗賊&font(#ff7800){ハイエナヤムチャ}と称し、相棒のプーアルと共に登場。悟空を武器の剣で苦しめた。プーアルとは原作開始の2年前に出会ったらしい。
初登場時は女性に免疫のない性格で、物凄いウブだった。ブルマが来ただけで激しく動揺して逃げたりするほど。
悟空一行をストーキングし、ドラゴンボールを手に入れたところで強奪するというあだ名通りのハイエナめいた作戦を展開するも、
[[ピラフ一味]]との戦いに巻き込まれたことがきっかけでなし崩し的に悟空たちの仲間に加わる。
ハウスワゴンに潜入しようとしたら&font(#F09199){全裸のブルマ}を見て動揺したり、[[幼女]]だったチチに不意打ちをかましたりと、この時からギャグキャラとして君臨していた…
最終的にブルマと恋仲になり、ブルマだけは平気になったらしい。


**◇修業編
出番なし。
アニメ版では出番があり、修行に夢中しすぎてヒゲぼうぼうの姿も見られる。


**◇第21回天下一武道会編
ブルマに「都会ではロン毛はダサい」と言われて髪を切って武道会に参加(悟空に「・・・え?だれ?」と言われ、狼牙風風拳の構えでわかってもらった)。
予選は順当に勝ち抜くが、1回戦からジャッキー・チュンに扮する[[亀仙人]]と当たり敗退。
 

**◇レッドリボン軍編
またも出番なしになりかけたが、占いババの館での戦いに参加。
透明人間のスケさんに苦戦したが、ブルマのオッパイに興奮した亀仙人の鼻血でスケさんの姿を見つけて勝利。原作ではほぼ唯一の白星。
しかし、続くミイラくん相手に惨敗して終了。
スケさんとの試合では後のZ戦士たちの基本戦術となる「気配で相手の居場所を索敵し、攻撃する」という戦法を不完全ながらも全登場人物の中で一番最初に実行し、攻撃を掠らせることに成功している((ただし、この時の「気配」の基準は、相手の「気の力」ではなく、雑草を踏む等の「音」だったため、占いババに大声で歌われて妨害されてしまった))。


**◇第22回天下一武道会編
占いババの館での戦いの後、亀仙人の元で修業をし再び武道会に参加。
亀仙流胴着に身を包み、顔には傷がついての登場だった(この時にかめはめ波も会得している)。
この頃から凄まじい急成長を見せ、悟空達の戦いに喰らいついて行くのだが……。


1回戦は予選から敵対していた天津飯と当たる。
アニメ版ではテーマ曲&font(#ff7800){「ウルフハリケーン」}をバックに新狼牙風風拳を披露、互角に渡り合ったものの天津飯にみぞおちに蹴りを喰らい気絶させられ、追い打ちで足の骨を折られて敗北。
ここから&font(#0000ff){万年1回戦ボーイ}と言われるようになってしまう。((ただし21回、22回の対戦相手はいずれも『僅差とはいえ決勝戦で主人公である悟空を破って優勝するほどの実力者』であり、23回に至っては正体がピッコロ大魔王の半身たる神様であるため、当人の実力不足というよりは「クジ運の異様な悪さ」のせいもある。……第22回に関しては餃子による細工によるものなのでクジ運の悪さ以前の問題だが。))
ただし天津飯も「思った以上にやる」「多分亀仙流で最も達人」と述べているため意地は見せた形と言えるだろう。
大会終了後、改心した天津飯と和解した。


**◇ピッコロ大魔王編
天津飯戦の負傷により戦えず。
天津飯が[[魔封波を使う>自己犠牲]]つもりであると知るとそれを見捨てる事ができず無理をして戦いに参加しようとするが、着いた時には[[ピッコロ大魔王]]が既に死んでいた為、目立った活躍はなかった。
アニメ版では、[[タンバリン>タンバリン(ドラゴンボール)]]に襲われて窮地に陥るも、ピッコロ大魔王からの別命により命拾いする。
キングキャッスルにてピッコロ大魔王に対して天津飯と死んだと思っていた悟空が戦っているようだというTV放送を聞き、
いてもたってもいられず足の骨折をおしてブルマやランチたちと応援に向かう。
そのとき、なぜかヌンチャクを持ってきていた。確かに銃火器を使用しても、余裕で回避もしくは受け止められてしまうので
格闘用の武器を選択するのは理に適っているのだが、正直焼け石に水以下のような気がしないでもない。((そもそも同行していたランチは通常通り重火器装備だった。))
廃墟と化したキングキャッスルにたどり着き、様子をうかがうも既に悟空によってピッコロ大魔王は倒されており、当の悟空はヤジロベーによってカリン様のところに治療のために向かっていた。
結果、満身創痍の天津飯を迎えに来ただけとなった。

 
**◇第23回天下一武道会編
ピッコロ大魔王が死んだ後、クリリン・天津飯・[[餃子>餃子(ドラゴンボール)]]と共にカリン様の下で修業をして新技繰気弾を引っ提げ、武道会に参加。
第1回戦で一般人シェンに乗り移った神様と当たり1回戦で敗北。
2度あることは3度あるとはこう言うことだろう。しかし、才能そのものは神様に評価されており、「もう少し修行しなさい、じきに追いつけますよ」と言われている。
ピッコロ大魔王と悟空の戦いに触発され、ブルマを置いてまで修行の旅に出てしまうほど求道的であったため、この頃が一番武道家してたとも言われる。


**◇サイヤ人編
ここからはZの話。
ブルマと喧嘩していたらしく、それが原因で5年振りの再会の場には現れず。
悟空がラディッツと戦ってた時期の戦闘力は177。
その後、神様の下で修業し地球を守る戦いに参加した。
べジータ達と合間見えたときの公式戦闘力が1480であり、話の都合上とは言え、ピッコロを倒した後5年経った悟空を上回る成長率を見せている事がヤムチャファンの間で話題になる。&font(#ff7800){「作品が違えば主役だったろうに。」}((もっとも急成長したのはクリリン等も同じだが))
わずか1年足らずで主人公とライバルが命がけで倒した[[ラディッツ]]とほぼ同格になってしまっている。
ちなみにクリリンはもう少し上だが、僅差と言っていいレベル。
&font(l){ただ、クリリンは気円斬という格上にも通用する大技に、拡散エネルギー波やナメック星編で使う事になる太陽拳と使い勝手のいい技を習得してきているが…}

栽培マン相手に圧勝したは良いものの余裕をかまして油断した隙に自爆され、巻き込まれ死亡。
後述するが、これ以降は勝敗以前にそもそも戦わずに戦線離脱するため、ネット上ではこの死亡シーンがヤムチャの象徴となっている。
しかし繰り返すが栽培マン自体は一方的に叩きのめしており、しかも全力を出してはいなかった(サイヤ人戦を控えていたので力を温存していた可能性が高い)。
そもそも彼が真っ先に戦ったのも、「一度DBで生き返ったため、万が一の場合は二度と生き返れない」クリリンを気遣った上での結果である。
実際にその「万が一」が起きてしまったことを考えれば、ヤムチャの戦略眼は決して誤っていなかった。
(この段階では地球のDBによるリカバリーが効いたため。)
加えて「しっかり白目剥いて気絶にまで追い込んだ相手が、自分を道連れに自爆してくるなんて予測しろと言うのは酷だ」という指摘も。
その上自爆という攻撃方法が、後々や他作品でも『格上の相手に対する切り札』とされるほどの物なので、例えこの時喰らったのがもっとも強い
ピッコロでも耐えられたかどうか危ういところである。餃子が[[ナッパ]]に敢行した時も、ピッコロが倒したと勘違いするほどの威力だったし…。

ネット上ではこのヤムチャのシーンを象徴として&bold(){「ヤムチャしやがって」}などと言われるが、
そもそもこちらは『格上の相手に無謀にも挑んで負けた』意味で使われることが多く、上述の展開とは厳密な意味では異なることがわかるだろう。

アニメ版では、プロ野球のバイトをしているシーンがあり、乱闘も楽しんでいた。


**◇ナメック星編
死後、界王様の下で修業しながら、[[フリーザ]]との戦いを見守っていた。
決して目立ったわけではなかったが、最古参の戦友の悟空がナメック星の爆発に巻き込まれたと思われた際に発した絶叫は印象深い。
直後に悟空の死を告げられてがっくりと崩れ落ちてしまう姿は長年の友である天津飯ですら言葉をかける事ができず、気まずそうに見守るしかできなかった。
そんな状態でなお悟空の死をブルマたちに伝える辛い役を自ら買っても出ている。
なお、この頃に行われた当時の全鳥山作品キャラクターを対象とした人気投票でなんと&bold(){6位}にランクインしている。
ちなみに潜在能力を開放してもらったクリリンに大きく置いていかれてるのではとも言われるが
年表で見ると復活するまでの半年は界王星に滞在しており、天津飯という組み手相手も居た事から
ヤムチャもこの時点ではまだまだパワーアップを果たしていたはずである。


**◇人造人間編
地球に来襲したフリーザ達にいきなりビビり、未来から現れたトランクスに浮気性をばらされてしまう。
続く人造人間との戦いでは、[[20号>ドクター・ゲロ]]にエネルギーを吸収されながら身体を貫かれ、あっさり敗北。
真っ先に人造人間の恐ろしさを感じたことから戦意を喪失しかけながらも、戦場に再び赴く。
悟空の心臓病が発症した際、「自分が一番役に立ちそうにない」からと、悟空を連れて離脱。
彼の自宅に向かい、心臓病の特効薬を飲ませて、悟空を救った。
ちなみにこの時人造人間から「孫悟空ではないが強力なエネルギーを持つ」と評されている。
一瞬悟空と間違えられたほどなので、最低でもナッパの戦闘力は超えていると思われる。
この時DBは戦闘力を漫画上で数値で表す手法を止めているので、具体的な強さは分からないが…。

その後、ピッコロが[[17号>人造人間17号]]や[[セル>セル(ドラゴンボール)]]に戦いを挑み、天津飯は無理を承知で応援に向かい、クリリンは緊急停止コントローラーをブルマから受け取るべく急行し、亀仙人は無力感を噛みしめ、チチは何も言えずに立ちすくむ中、ヤムチャは&font(b,#ff0000){なぜか途中から姿が消え、カメハウスから動かなかった}(アニメ版では、餃子とともに庭に出てはいた)。
&font(l){まぁ、気円斬や気功砲のような格上に通用する大技がないヤムチャが行ったところで足を引っ張るしかなかっただろうから仕方ないっちゃ仕方ないが…しかし庭からも完全に消えていたあたり作者に存在を忘れられたのだろうか}
セルゲームでは、セルジュニアに腕の骨を折られて終了したが、アニメ版では、ピッコロの指示や天津飯との連携で悟空を助けたりもした。

その後は[[18号>人造人間18号]]が目を覚ました際に遠くからでしゃばったり(それで天さんに突っ込まれたり)、「恋愛なら任せろ」と豪語したりとヘタレぶりやネタも連発した人造人間編だったが、
最後にベジータ親子の和解に一役買うという地味ながらも重要な活躍を果たした。

アニメ版では、悟飯とセルのかめはめ波合戦において、ピッコロたちと共に、悟飯に加勢。悟飯を通じて、悟空の凄さを改めて認めるシーンがあり、悟空との最古参の付き合いを強調した。


**◇魔人ブウ編
「恥をかくだけ」と天下一武道会の参加を辞退。悟空との再会では涙を流して喜んでいた。
出番自体は少なくとも、お人よしぶりは相変わらずでマーロンやブルマへの気遣いなど戦闘面以外での見せ場はそこそこある。
特にブルマがベジータの死を知って大きく取り乱した際には1人の友人としてブルマの事を支えている。
(特にアニメで顕著であり、「気をしっかり持て!」と呼びかけるシーンもある)

しかし結局、[[魔人ブウ]]にお菓子にされて食われて終了。
その後ナメック星のドラゴンボールの力で地球ごと蘇り、悟空の元気玉に元気を送った。


**◇超
大きな戦いへの参加は今のところなく、ビルス様がブルマの誕生日パーティに来た際には、非常になれなれしく接しており、ベジータの胃がマッハでヤバイ事態になった。
フリーザ襲撃の際には不参加。「復活のF」では天津飯に「ヤムチャと餃子は置いてきた」といわれる。アニメ版では天津飯のセリフが「餃子は置いてきた」となり&bold(){話題にも登らない}。戦闘力低い上に自力で飛べない亀仙人まで参加したというのに…
もちろん、シャンパとのスーパードラゴンボールを賭けた試合でも選手としてのお呼びはかからず、観客席から声援を送っていた。
そして、未来トランクス編ではまったく出番は無い。

しかし、その後&bold(){まさかの主役回到来!}得意な野球でシャンパチームと勝負することとなり、ビルスチームのエースとして大活躍。
最終的には決勝点を挙げる大活躍を見せることとなる(もっともこの話、ドラゴンボールそのものの壮大なパロディ回ともいえる、脚本がやりたい放題の回であった)。

さらに新たなる「宇宙サバイバル編」に突入…。元カノブルマの第二子誕生のお祝いに駆けつけ、&bold(){ベジータより先にブラを抱っこする。}

そして力の大会の存在を知り、本人は参戦する気があったのだが、声がかかるまで待とうなどと色気を出し出産祝いの赤飯をお持ち帰りして自宅に帰る。
そして家でスカウトされる準備をして居たが誰からもスカウトされず視聴者の涙を誘った。
しかしメイン主力と考えられていたブウが長すぎるお昼寝に突入したため、視聴者はこう思った。「出番か!」

……が、結果はまさかのフリーザ様一日限定復活で出番は完全に消滅した。

魔人ブウ編以降、クリリンと共に武道家を辞めてると思われ、長いこと本格的な修行をして無いであろうと考えると((していたら復活のFでわざわざ天津飯に置いて来たとは言われないだろう…多分…))
超の基準だと悟飯やクリリン((なんと地球製のなんてことない拳銃でダメージを負っている))ですら、修行せずに長年過ごしていたらすさまじく弱体化していたため
ヤムチャも超の世界観では大幅に弱体化している物と思われ、悟空視点からすると完全に戦いをやめた一般人という認識になり
影でこっそり修行してたとされる亀仙人の方に白羽の矢が立つのもしょうがないと言えばしょうがないのかも知れない…。

思えば野球回での18号の台詞は伏線だったのだろう…
「あいつもう武道家じゃないな」

なお、ドラゴンボール超最終回のブラの誕生パーティには出席している。


**◇漫画版
銀河パトロール囚人編にて久しぶりに参戦。モロの配下達を蹴散らした。

**◇GT
天津飯達と同様、台詞なし(一応古谷氏は他の役で参加されている)。
最終回では、悟空と[[神龍>神龍(ドラゴンボール)]]の旅立ちをプーアルと共に砂漠で目撃したが、その砂漠は悟空と出会った砂漠かもしれない。


**◇劇場版
無印時代は色仕掛けに敗れたり、Z時代では寝てる間に敗北などネタを連発。
最新作の神と神でも大した出番はなかったが、破壊神ビルスとの戦いで超サイヤ人ゴッドが解けて力尽きかけた悟空に仲間達と共に声援を送っている。
2014年3月に放送された神と神特別編では登場シーンが追加されており、ウーロン、プーアルという初期メンバーの3人で漫才染みたやり取りをしている。
また神と神のパンフレットは登場する全キャラクターに何かしらの「最強」が与えられているが、ヤムチャは&bold(){「最強の兄貴!!」}であった。
気さくなヤムチャらしい称号だろう。



*〇アニメオリジナルでの活躍
原作では戦闘で見せ場らしいものが殆どないヤムチャだが、アニメ・劇場版では活躍したり、実力を示す場面が増えている。
不明だった職業も、「Z」のサイヤ人編ではプロ野球の代打をやっていたと判明。
当然ながら大活躍しまくっていたが、乱闘の際にはついウズウズしてしまいプーアルから止められていた。

フリーザ編終盤では界王星での修行の相手として呼び寄せられた[[ギニュー特戦隊]]と交戦。
''一度は[[ベジータ]]すら赤子扱いした実力者である[[リクーム]]に勝利した''。

セルゲームでは悟空が体力を消耗しセルジュニアの猛攻を受けていた際、天津飯と共にセルジュニアに痛烈な一撃を加え、悟空を救出。
悟飯とセルのかめはめ波の撃ち合いの際にも他の仲間達と一緒に悟飯を援護した。

魔人ブウ編終盤では、死後大界王星で修行。
''セルやフリーザを瞬殺したパイクーハンと渡り合うほどの実力者である[[オリブー>パイクーハン&オリブー]]を圧倒''。
このシーンでは「見たことも強い奴らがゴロゴロいやがる」「眠っていた武道家としての血が熱くたぎってきやがったぜ」とブウ編序盤とはうって変わってやる気を出している。

2008年のジャンプスーパーアニメツアーで上映された魔人ブウ編の2年後を描いた短編『オッス!!帰ってきた孫悟空と仲間たち』では、
ブルマ、ウーロン、プーアルが敵の攻撃で崩れた瓦礫の下敷きになる所を、繰気弾で瓦礫を破壊することで救出している。
久々の亀仙流胴着姿でありクリリン、悟空と3人お揃いの姿で並ぶシーンも見られる。
この時の胴着姿は後の『[[ドラゴンボール改]]』における魔人ブウ編のEDでも見ることが出来る。

これだけ彼の活躍が増えたのは、当時アニメが原作に追いつかないようにする引き伸ばしの意味もあるが、
担当声優の古谷氏がヤムチャを気に入っており、監督にヤムチャの見せ場を増やすようお願いしていたお蔭でもあったらしい。

更に言えばリアルタイムの人気投票では出番の有る無しに関わらず、安定して上位にランクインしていたことも無関係ではないと思われる。
ちなみに「ウルフハリケーン」という古谷氏が歌うキャラソンが存在する。

公式でも長年ヘタレキャラとして弄られてきたヤムチャではあるが、
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』や『ドラゴンボール超』での戦力外とする扱いに対しては不快がるファンも少なくなかったりする…。

とか言ってたらドラゴンボール超でヤムチャが主役とも言える野球回が来てしまった。まさかのキャプテン抜擢。
しかし、ベジータ相手に「消えろ…かっとばされんうちにな…」と言ったり、餃子は置いてきたネタや、サイバンマン自爆パロのポーズなどネタキャラ一直線である。
最終的にあの[[ビルス>破壊神ビルス]]に「よくやったヤムチャ!」と褒められたのでとりあえずの面目は保った形である。


*〇ゲームでのヤムチャ
無印や人造人間編までが舞台となる事が多かったFC時代は出番が多かった物の、
SFC・SS・PS等の格闘ゲームが主題の物になると同じ地球人組のクリリンや天津飯等と共々出番が無かった…
と、思いきや、PS・SSの一部ゲームではクリリンと天津飯がプレイアブルキャラで抜け駆けしていたりする。
超悟空伝や伝説の超戦士たち等では出演しているが、プレイヤーが操れるキャラとしては、PS2時代まで冬が続いていた。

・[[ドラゴンボール 神龍の謎]]
ボスとして登場。
高難易度を誇る本ゲームでは&font(#ff7800){数多くのプレイヤーを苦しめた難敵}であり、たかがヤムチャと見くびるとえらい目に遭う。
「狼牙風風拳」は一見しょぼいパンチ2発なのだが、見た目より遥かに長く攻撃判定が出ている上、威力が高い。
1撃でも受けてしまうと後のゲーム展開が大きく不利になるため、集中して挑まないとやられてしまう。
幸いにしてハメパターンが存在するため、それに気づけば無傷で撃破することは充分に可能。

・ファミコン版ドラゴンボールZシリーズ
各キャラが差別化されており、ヤムチャは戦闘力が低い設定。作品によって繰気弾の能力が変わるため注意。
栽培マンはヤムチャに対してのみ自爆を使ってくる事があるという原作通りとはいえ嫌な仕様がある。
サイヤ人絶滅計画でヤムチャカードを使うと、繰気弾でサポートしてくれる。
あと、西の都以外のすべての地球上の街でたまにヤムチャがいる事があり、彼と出会うと中身はランダムだがアイテムをくれる。
どうやら本作のヤムチャは旅をしながら各地の街を回っている模様。

・超サイヤ伝説
原作再現を避け、サイヤ人戦で生き延びるとファミコン版のZⅡ同様にナメック星に同行してくれる。
一応オリジナルの台詞もあり、乗ってきた宇宙船が破壊されると「ブルマーーー!!」と叫ぶ
あとは…とくに言う事は無い普通の性能である。
繰気弾は避けられると再度追尾して必中かつ2倍のダメージとなり高い火力が期待できるが、いかんせん相手次第であり安定しない。

・[[ドラゴンボールZ(PS2ゲーム版シリーズ)]]
満を持して格闘ゲーム版に参戦したヤムチャだったが、自身の代名詞とも言える必殺技、狼牙風風拳の使用時に&font(#ff0000){隙を見せてしまっている。}
その反面ヒットすれば相手を大きく吹き飛ばす強力な技なので、場外のある天下一武道会モード等で上手く使いこなせれば有利に戦える。
『2』でようやく搭載された究極技・繰気弾は入力ミスすると自分がダメージを食らうなどやはりネタ扱いされている(ちなみに2では技名が操気弾と誤植されていた)。
『2』では天津飯とフュージョンして&bold(){ヤム飯}に変身したりもしている。
『3』ではドラゴンユニーバースモード(所謂ストーリーモード)が栽培マン、20号戦、ゲームオリジナル展開の天津飯(条件を満たすとベジータ)の3戦のみと短い
(なお、栽培マン戦は自爆から逃げ切れれば勝てるし、天津飯orベジータ戦は天下一武道会なのでリングアウトで勝てるため、20号さえ倒せれば最高難易度でもクリア出来ると短さがある種の救済にもなっている)。
また3では栽培マンの自爆を喰らうと&font(#ff0000){残り体力に関係なく一発で死ぬ}という特別仕様がある(K.O.後にクリリンの&bold(){叫び声}まで入る)。
ネタ方面で力が入っている辺り、愛されている証拠なのだろうか…。
 
・Sparkingシリーズ
Sparkingシリーズでは全体的にZ戦士は優遇されており、大きな欠点がないバランス型の能力、気力チャージスピードが超サイヤ人ばりに速い、ガード不可の狼牙風風拳がダッシュ技ということもあって&bold(){なかなかの強さを発揮}。
『METEOR』ではセルゲームをパロディにした&bold(){ヤムチャゲーム}なるモードがあった。
チチのコメントでは悟飯や悟天に悪影響を与えると毛嫌いされていた。

・超ドラゴンボールZ
アーケードからの移植作。
ヤムチャ本人は使用できないが、&bold(){なんと神龍に頼む事でプレイヤーキャラに狼牙風風拳を習得させる事ができる。}

・真武道会シリーズ
『1』、『2』共にプレイヤーキャラとして使用はできないが、シナリオ上で登場。
『1』の[[ドラゴンロード]]では相変わらずの聖人ぶりを披露。悟空に高価なアンティーク物のバイクをプレゼントしたのだが、&bold(){興味本位で分解されてしまった}。
天津飯と一緒にジャネンバのコピーした&bold(){ブロリー相手に時間稼ぎ}をするというとんでもない無茶もしたが、ベジータが駆けつけるまでの結構な時間を逃げ続け、無事に生還した。
この時に&bold(){繰気弾を繰り出しながら自身も高速で動き続ける}という応用技を披露。この世界ではセルゲーム以降も、時期は不明だが修行をしていたらしく
天津飯に器用な技の披露を驚かれていた。
その後は悟天、少年トランクス、少年悟飯、未来トランクスといった年少組の保護者兼サポート役として事件収集の為に行動した。
天津飯の物真似を披露するシーンも。

実は悟天に懐かれていた事が明かされ、原作最終回やGTにおける&bold(){悟天のチャラ男化の原因}になった事が示唆された。
チチの心配が当たってしまった…。

『2』のトランクスアナザーロードでは、仲間達と共にブウ編終了後の世界から未来トランクスの救援の為に駆けつけるも、目立った活躍は無し。
突如現れたジャネンバにドラゴンボールを奪われてしまう失態を見せたが、これはさすがに相手が悪すぎたか。

・ドラゴンボールゼノバース2
プレイアブルキャラクター、及び技をアバターに教えてくれる先生としても参戦。
ヤムチャを担任に設定した状態で他の先生に話し掛けると、固有の反応を幾つか返される事がある。天津飯は「あいつの技は使いやすい」と述べ、辛口気味なベジータからも「実力はあるが集中力がない」と述べられており、周囲からの評価は低くない。

DLCの追加シナリオ「∞の歴史編」にパートナーとして連れて行った際、フューに洗脳されたビーデルから「おじさん」と呼ばれ愕然とするという特殊な会話が発生する。

ミニゲーム「ヒーローコロシアム」絡みのシナリオにも登場。このシナリオでは「例の15年ローンも払い終わった」と発言していることから、&bold(){どうやら“地球まるごと超決戦”で破壊されたエアカーのローンは完済出来た模様。}
その一方で、ヒーローコロシアムで用いる秘蔵のレアフィギュアを&bold(){なんとリボ払いで購入している事が判明した。}
そしてヤムチャが繰り出してくるフィギュアは、5体の内4体が最高レアリティのURという廃課金っぷりである。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その後、リボ払いで購入したフィギュアはビルスによって粉微塵に破壊された。この時、orz体勢で嘆くヤムチャを拝むことが出来る。}}

更にゼノバース2オリジナルの形態として、暗黒魔界の科学者であるトワから魔術で洗脳・強化された「極悪化」という新形態を獲得した。この極悪化ヤムチャは別キャラクター枠として参戦している。極悪化したヤムチャは全身が青白くなり、額には暗黒魔界の模様が浮かび、ドス黒いオーラを漂わせるという非常に禍々しい姿となっている。
このゲームでは、ヤムチャ以外にもブロリーやジャネンバといった名だたるボスクラスのキャラクターが極悪化しているが、&bold(){Z戦士の中で極悪化したのはヤムチャただ1人である。}
&s(){誰が呼んだかロンリー・ウルフ。}

使用する必殺技も、普段のヤムチャとは異なる構成となっている。相手に毒や移動速度低下などのデバフを付与する気弾を放つブラッディソース、気力と技力を同時にチャージできるダークネスミキサーなど、その相貌に違わずダーティなモーションの技を駆使することが可能。
極悪化ヤムチャは、固有のミニストーリーが展開されるパラレルクエストにも登場。青年期悟飯、ピッコロ、天津飯、主人公の4人がかりでも手こずる強敵として立ちはだかることとなる。

この極悪化ヤムチャは、オンラインのレイドボスとしても期間限定で登場。レイドボスの極悪化ヤムチャは、&bold(){範囲無限の洗脳攻撃を連発する}という恐ろしい行動を引っ提げて牙を剥いてくる。
この洗脳攻撃は気力ガードすら貫通する為、一瞬でも判断をミスしようものなら全員が洗脳されてゲームオーバーという悪夢が繰り広げられる。エンペラーデスビームや超元気玉等、モーションが長くなりがちな究極技を使用する際は注意が必要である。味方が洗脳された時に備え、回避アクションにアングリーシャウト等を装備すると比較的楽に対処出来るだろう。

・ドッカンバトル
スマホ向けソシャゲであり、最初から参戦している…が、
当時の「公式のヤムチャいじり」が悪い方に作用しており
早々に「低コストの高レアでイベント報酬」という破格の待遇で迎えられたと思いきや、
カードを覚醒するとデメリットしかないカードに変貌するというネタ扱いをされた。
その後も「パッシブスキルが強いと思いきや、よく見ると妙なデメリットが付与されている」
と言う高レアばかり追加されていて長い事ネタ枠であった。
が、近年「特にデメリットのない、チーム編成で条件を満たさなければならないが、満たせば普通に強いイベント産ヤムチャ」や
「年々加速するインフレに追いついためちゃくちゃ強いガチャ産ヤムチャ」が最高レアで登場した。

・[[ドラゴンボールヒーローズ]]
こちらでも最初期から参戦している。低レアリティのカードが多く入手は容易。
カードによって初期の長髪と短髪、サイヤ人編、人造人間編、ブウ編と様々な衣装が再現されており何気に衣装持ち。
戦闘力バトルに買ったらHEを2奪う「荒野の大悪党」や毎ラウンド開始時に自分チームのHPが1500アップする「勇敢な地球人」など地味ながらも優秀なアビリティを持っていることもありそこそこ愛されている存在…だった。
&bold(){&color(red){だが、ヤムチャははじけた!}}
詳細は下記に記すがヒーローズ公式人気投票結果で上位の結果になったヤムチャは新規カードがDBHアルティメットブースターパック封入されることとなったのだがその時のアビリティは

「的確なアシスト」:作戦決定時、仲間アタッカーの気力を回復し、仲間サポーターの人数分、自分チームのヒーローエナジーがアップする。[毎回]

…これやばくね?アタッカーの気力を回復できるだけでもかなりありがたいのにHE増加までする。しかも何の条件もなく毎回。
デッキによっては1ターン目でHEを10にすることも難しくない。
カード自体のステータスも下手なレアリティのカードより高く、ガード無視ロックオンもおまけで持っている。
SDBHになりだせるカードの枚数が5枚から7枚に増えたことでますます価値は上昇。
2017年はヤムチャ全盛期といっても過言ではないだろう。


その優しさと人間臭さもあってファンから愛されている。上述の通り、本人が完全に死んでいたナメック星編での人気投票でも6位にランクイン。
セルゲーム編での人気投票では圏外だったものの、連載末期のブウ編で行われた人気投票ではなんと8位になっている。これはなんと悟飯、悟天兄弟に続く高順位である。
連載終了後の2004年に行われた[[人気投票]]でも15位にランクイン。(ブルマやビーデルより上であり、16位の天津飯にも38票差で勝っている)

そして、2015年に『[[ドラゴンボールヒーローズ]]』の公式サイトで行われた「みんなが決める最強ラインナップ決定大投票」では8位にランクインし、「最強の8人」としてスペシャルパックでのスペシャルキラカード化が決定した。
ちなみにヤムチャより順位の高いキャラは、[[ゴジータ]]や[[ブロリー]]といったアニメオリジナルキャラ、仮面のサイヤ人やトワといったゲームオリジナルキャラ、アニメオリジナル変身形態の超サイヤ人ゴッド超サイヤ人の悟空といった顔ぶれであり、ヤムチャは&font(#ff0000){原作出身のキャラ及び形態の中では最上位}だった。


また、声を当てた古谷徹氏も非常に愛着のあるキャラクターとして挙げており、当時鳥山御大に「ヤムチャを活躍させて欲しい」と懇願していたが聞き入れられる事は叶わなかった。
しかし、後年ではヤムチャが「弱いからこそ愛されるキャラクター」だと考えるようになったと語っている。
古谷氏は自身のキャラクタートリュビュートソングを集めたCDでは[[アムロ・レイ]]や[[ペガサス星矢>星矢(聖闘士星矢)]]などに続き、ヤムチャをイメージした楽曲「狼」を歌っている。

ちなみに、初登場こそ他の戦士より早い物の、本格的な修行をするのが無印の面子の中では誰よりも遅かった。
それでもセルゲーム時までは「置いて来た」などといわれない強さを持っていたのだが…。
この点を突いた「ドラゴンボールの歴史を知ってる高校生がヤムチャに転生したら?」という『[[ドラゴンボール外伝 転生したらヤムチャだった件]]』が連載された。




余談だが、初登場から最後まであんまり外見が変わっていない。一部では成長した悟飯にそっくりとも言われていたりする…



追記・修正はあの世で修行してからお願いします。














&font(#afdfe4){ヤムチャ(独唱)}
&font(#afdfe4){唄:プーアル}

&font(#afdfe4){ヤムチャ ヤムチャ 今、勝ち誇る 刹那に散りゆくさだめとしって}

&font(#afdfe4){ヤムチャ ヤムチャ ただうずくまる いつか生まれ変わるときを信じ}
&font(#afdfe4){泣くなヤムチャ 今わかれのとき}


&font(#afdfe4){飾らないあの笑顔で さあ…}

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