こどもの日

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こどもの日 - (2017/05/14 (日) 23:20:38) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/01/12(木) 22:54:28
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こどもの日とは、5月5日の事を指し、国民の休日の一つである。
[[ゴールデンウィーク]]の一部でもある。

別名を端午の節句と言い、もともとは中国の行事だった。
「端」とは端っ子を指し、「午」は十二支由来の丑の月を指す。
つまりは5月の初まりである。

一説には中国・春秋時代の楚が起源で、粽を食べたり菖蒲を飾ったり等も楚での風習だったという。

日本に伝わった際、最初は女の子の祝い日だったが、菖蒲が尚武、つまりは武芸に励む事に通じると言う事で、現在は男の子の健やかな成長を祝う日となっている。

因みに、男の子だけを祝うのは不公平だと割りと真面目に議論されているが、桃の節句もあるし、バランスが取れていいかと。
 
さて、思い出して欲しい、子供の頃を。 

両親か、あるいは祖父母かが、この日はとても優しくはしてくれなかったか。
その時はわからなかったが、今は理解出来るだろう。両親、祖父母が、自分の成長を心から喜んでくれていた事を。
そして、立派な鎧兜の日本人形と鯉のぼりを飾ってくれて、食卓にはご馳走が並ぶ…。
あの日の主役は、間違いなくあなただったはずだ。
大きくなったねと、頭を撫でてくれた両親や祖父母の笑顔…。

大人になっても忘れたくはないものだ…。

自分が愛されていると、これほど感じられる日も他に無かったと思う…。
 

■主な風習、行事

◆鯉のぼり
起源はやはり中国。滝を登った鯉は龍となり天を舞うと言う故事から来ている。
最近は屋根より高くないが…。

◆五月人形
鎧兜と太刀。子供を守ってくれるとされる。
武士の国たる日本男子の成長を、鎧兜を飾って祝うのはまさしく日本の風習である。男の子は皆、侍なのだ。
最近は伊達政宗の三日月や、直江兼続の愛の前立て等もあるが、戦国ブームの影響か?

◆菖蒲湯
菖蒲の葉を浮かべた風呂に入る。
菖蒲は縁起物であると同時に、薬湯として、神経痛や肩こりに効き、リラックス効果も望める。
どちらかと言えば年寄り向き?
 
◆粽
中国の故事に由来。皇帝の死を、川に粽を投げて弔ったとされる。
餅米がモチモチしてて美味。

◆柏餅
柏の葉で巻いたお餅。
味噌餡の地域もある。
柏は新芽が成長するまで古い葉が残る事から、両親が子供を見守れるようにと言う願いが込められている。

◆ちらし寿司
日本の祝い事全般に登場するので、こどもの日にも食べられる。
でんぶや卵焼き、ソボロ等で飾られたお寿司は見た目もめでたい。
 


◆時代の推移

前述のように、5月5日は端午の節句であり『男児の健やかな成長を祈願する』祭日である。

しかしこれは『端午の節句』に限った風習である。

『こどもの日』は跡付けの名称であり、こどもの日とは、「親はこどもの健康と成長を喜び、子は親に感謝をしましょう」、と言う日と定義されている。


つまり、&font(#ff0000){男女の区別がない}のである。

家庭によっては『端午の節句』をこのこどもの日の定義と混同している傾向があり、その傾向は年々増加している。

要するに、
桃の節句→女の子の祭
こどもの日→男女区別のない祭
のようになり、特に男女兄弟の家庭において男児が不公平感を覚えるようになってきているのだ。

以前に『こどもの日は祝日なのに、ひな祭りは平日であるのは男女差別である』として大まじめに話し合われたことがある。
なのにこのことは微塵も話題に上らないのである。

男女平等?聞いて呆れる。
 


追記、修正は、今度は自分の子供を深く愛し、お祝いすると誓った方がお願いします。

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- 4月4日はオカマの日と一部ネタにされる事も  -- 名無しさん  (2016-06-24 21:50:45)
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