概念武装(TYPE-MOON)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/10/26 Wed 22:17:16 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[TYPE-MOON]]世界での武器のカテゴリー。 歴史を積み上げ、決められた事柄を実行する固定化された魔術品。物理的衝撃ではなく「概念」、つまり魂魄としての重みで相手を打倒する魂砕き。 近代兵器が効かない、吸血鬼(真祖及び死徒)や[[サーヴァント>サーヴァント(Fate)]]に対しても有効打を与え得る。 [[聖堂教会>聖堂教会(TYPE-MOON)]]は教義にない異端を狩る延長で、この概念武装を多数所有している。 武装とは言っても武器の形状をしていないもの、殺傷力のないものも存在する。 『吸血鬼に対して』 吸血鬼は肉体が破損しても復元呪詛によって短時間で復元する。そのため彼らを滅ぼすには復元速度を上回るか、復元呪詛を無効化する外的要因が必要となる。 ここでの対吸血鬼用の概念武装は後者のような神秘の類を引き起こす。 「不死」という概念に守られている吸血鬼に対して、例えば「死」「天寿」「昇天」といった概念を上書きすることで、その不死性を消滅させるのである。 『[[月姫]]』でのシエルによれば、元人間の吸血鬼に概念武装を使うことはないとのことだが、 後にそうした吸血鬼には概念武装である「摂理の鍵」を利用して、その吸血鬼が人間であった頃の経歴から解呪するとされた。%%いつものきのこラック%% 以下、概念武装とその所有者 『灰錠』 所有者:アンジェロ・ブラーガ、イルミア 『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』で漸く登場した、代行者の一般的な武装。 普段は手袋やブーツに擬態しているが、紙片を滑らせると本来の姿を取り戻す。 形状は様々で手甲だったり、小さい刃だったり、ボウガンだったりする。 『[[黒鍵]]』 所有者:[[シエル>シエル(TYPE-MOON)]]、[[言峰綺礼]]、[[シロウ・コトミネ]]、他 「浄化」に用いる「摂理の鍵」たる概念武装。詳細はリンク先の4.を参照。 刀身と柄で十字架を象った、全長1m超の投擲剣。代行者の正式武装とされる。 上級者用の黒鍵は柄だけがあり、刀身は魔力で編む。携帯性が高く、シエルは法衣の下に最大で100本近く所有し、言峰も同様に数十本所有している。 重心が先端寄りであるなど投擲に特化した形状故に打ち合いには向かず、せいぜい刺突に用いる程度。扱いに熟練を要することから現在では敬遠される傾向にあるという。 ……と言われているが、なまじシエル、言峰と2作品の代行者が使用していたお陰で「代行者=黒鍵」というイメージが付いてしまっている傾向は否めない。 アニメ版『[[Fate/Zero]]』でも名も無き代行者が使ってましたね! なお、使用者はどこぞの六爪流の如く指の間に挟む独特の持ち方をするが、&font(#ff0000){実際にやってみると痛くてたまらない。} 『[[熾天覆う七つの円環]]』 所有者:[[アーチャー(Fate)]]、[[衛宮士郎]] オリジナルではなく投影品を使用。 トロイア戦争において[[ヘクトール>ヘクトール(Fate)]]の投擲を防ぎきった7枚の牛の皮が敷き詰められた大アイアスの盾。その為「投擲された武器に対しては無敵」という概念を持ち、それ以外の攻撃に対してもかなりの防御力を誇る。投擲を受け止めた7枚目の盾は殊更強固。 『[[Fate/stay night]]』ではUBWルートでの[[ランサー>ランサー(Fate)]]対アーチャー戦でランサーの突き穿つ死翔の槍を防ぐために初使用されるも、[[魔槍>ゲイ・ボルク(Fate)]]が持つ「相手に命中するまでは止まらない」という能力とぶつかり合い、最終的には7枚すべて破壊されてしまった。 しかしそれでも致命傷は免れているあたり大幅な威力の減衰ができている模様。 この後も士郎がVS[[ギルガメッシュ>ギルガメッシュ(Fate)]]、HFルートでのVS[[セイバーオルタ]]戦にて使用する。 『[[全て遠き理想郷]]』 所有者:[[セイバー(Fate)]] 聖剣の鞘。持ち主の老化を停滞させ、あらゆる傷を癒し、呪いを跳ね除ける概念武装。 セイバー以外が持っている場合でも、彼女から魔力を受け取っていれば治癒能力を発揮する。 その為にはセイバーとパスが繋がっている、彼女に近くに居てもらうなどの条件を満たす必要がある。セイバーが直接鞘に魔力を込めることで治癒の促進も可能。 セイバーが真名を開放すると、数百のパーツに分解され、彼女だけを守る移動要塞となる。 更に長時間、鞘を体内に埋め込まれた者の魔術特性を「剣」にする効果がある。 『Fate/Zero』では[[アイリスフィール>アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]と[[衛宮切嗣]]、『Fate/stay night』では[[衛宮士郎]]が体内に宿し、それぞれ大事な役割を果たした。 『正式外典「ガマリエル」』 所有者:[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]] 対吸血鬼用の「滅び」の概念武装。 大型の弦楽器を模した盾でありこちらもパイルバンカー。 パウロの黙示録とエジプト人による福音という二つの外典によって鍛えられた銃盾兼槍鍵。音律を以てあらゆる不浄を弾く正しい秩序の具現とされている。 作中では[[ワラキアの夜]]に砕かれてしまっているが、シオンの手によって破片を弾丸に加工され、これが後の戦いの決定打となった。 『赤原礼装』 所有者:[[アーチャー(Fate)]]、[[主人公(Fate/EXTRA)]] とある偉人の聖骸布であり、外界に対する一級品の守り。 因みに菌糸類の人曰く、とあるカレーシスターからアーチャーは貰った……としたらロマンがあるな~との事。 『[[Fate/EXTRA]]』では終盤に礼装のひとつとして登場。ヒロイン(凛もしくはラニ)が切札として用意していたが、激化する戦いに対する備えとして譲って貰える。 入手した当初は装備できず、とあるEnemyを討伐することで礼装として使用できるようになる。 装備時にMP100上昇、更にHPと全不利状態を全回復するコードキャストを使用可能という強力な代物。サーヴァント戦で絶大な効力を発揮する。 入手方法がイベント扱いであるが故に全礼装中で唯一、二周目以降に引き継げない。 『第七聖典』 所有者:シエル 教会所蔵「転生批判外典」たる概念武装、大型の[[パイルバンカー]]。 もともとは祭礼用に使われていた一角獣の角であった。 その表面には「転生かっこ悪い」といった意味合いの転生批判の文句がびっしりと書き込まれている。 本来は転生批判のための儀礼用アイテムであったものが武器として用いられることとなり、それに合わせて槍やら杭へと改造されていった。 シエルが手にする前も近代化にあわせて銃剣になっていたが、『[[月姫]]』の時点では彼女の趣味で大型パイルバンカーにされてしまっている。総重量60kgの鉄塊。聖典とは。 なお、一角獣が臨終した際に人身御供の少女と角に宿る動物霊を融合させて生まれたのが、第七聖典の精霊「[[セブン>セブン(TYPE-MOON)]]」である。シエルの改造で性格骨子が歪んだとか。 『バレルレプリカ』 所有者:[[シオン・エルトナム・アトラシア]]、[[マシュ・キリエライト]] 後述のブラックバレルの模造品で、元と同じく「天寿」の概念武装。対象の寿命に比例した攻撃力を発揮する。 『MELTY BLOOD』では、近代的な拳銃(というかほぼCZ75)の外見をしている。シオンの技でも使っているが、真価は発揮していないとのこと。 『[[Fate/Grand Order]]』ではマシュの盾に組み込まれた。本来の機能も披露しているが、確かに拳銃感覚で使えるものではなかった。 『ブラックバレル』 所有者:[[ゴドー>ゴドー(TYPE-MOON)]]、シエル 黒い銃身、Longinusとも。アトラス院の七大兵器の一つで、「天寿」の概念武装。基本はライフルの形状をしている。 全てのジンに相克する鉱物でできており、ジンを微量でも含む生命体にとっては天敵。 ジンの影響下にあるものは、触れることさえできない。ジンを多く含んでいるほど受けるダメージは大きくなる。 地球の死によってジンが溢れ、ジンをエネルギーにできる生物が跋扈する未来において、ジンに適応できなかった旧人類(現代の人類)が持てる逆転の切り札。 『Character material』によると、第五真説要素によって作られた兵器で、第五架空要素を自壊させる。真エーテルで活動するモノへのメタ。 だが『Fate/Grand Order』で、第五真説要素=真エーテルとされた。どういうことだってばよ。 『[[Notes.>Notes.(鋼の大地 over count 1999)]]』では、ゴドーが封印区アトラシアからオリジナルとレプリカを発掘し、オリジナルを愛用。彼は最後の旧人類で、タイプ・ヴィーナスの撃墜にも成功している。 『[[月姫]]』では、シエルが持ち出していると言及されているが、使用する場面はない。 『宝石剣ゼルレッチ』 所有者:[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]]、[[遠坂凛]](投影品) 『Fate/stay night』HFルートにて、概念武装と語られている。 並行世界に繋がる極小の孔を穿ち、そこから大気中の魔力を引き込む。 ゼルレッチの縁者でないと扱えず、士郎が投影して凛に渡す前はパッとしない見た目だった。 『マルティーンの聖骸布』 所有者:言峰綺礼 言峰綺礼が代行者時代に手にいれた聖骸布。 詳細は不明だが士郎がアーチャーの腕を移植した際にサーヴァントの力を抑えていた為、魂を封じる効果があるとみられる。 『Fate/complete material III』にて、概念武装かとの質問に肯定も否定も出ていない。 『九字兼定』 所有者:[[両儀式]] 厳密には概念武装として生み出されたものではないが、500年以上の歴史を積み重ねた名刀であり退魔の九字印も刻印されているため概念武装としての力を発揮する。 [[橙子さん>蒼崎橙子]]曰く「歴史を積み重ねた名品はそれ自体が魔術に対する切り札になり得る」とのこと。 硯木秋隆が仕入れたものが[[幹也>黒桐幹也]]経由で式に渡され、剣刀類が大好きな式が伽藍の堂で早速取り出そうとするも「古刀なんてここで取り出されたら工房の結界がまるごと斬れる」と橙子さんに止められた。 小川マンションでの決戦では幹也と[[巴>臙条巴]]によって持ち込まれ、復活した式が[[荒耶宗蓮]]との対決に用いている。 追記、修正は貴方が積み重ねた概念の分だけお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ブラックバレルは二挺あって片方はアトラス、片方は教会にある。シエルが一度持ち出しているが、本編で使用されてない。 -- 名無しさん (2013-06-18 21:13:03) - 大体が教会に関わってるのも興味深いね。中でもシエルさんとの関わりは特に多い -- 名無しさん (2013-07-29 01:33:51) - 協会の連中が持ってる魔術礼装になっちゃうからな -- 名無しさん (2013-08-20 22:39:56) - 非常にどうでもいい話だが、路地裏さつき ヒロイン十二宮編ではさつきを除く3人が使っている。いいのかそれで。 -- 名無しさん (2013-08-20 23:08:33) - そう言えばらっきょで式が使った日本刀も概念武装なんだっけ? 折れちゃったけど… -- 名無しさん (2013-08-21 00:19:24) - あれはただの日本刀。ただ古いものだからオカルトパワーがある -- 名無しさん (2013-08-21 00:25:57) - 待て待て。普通に概念武装だあれは -- 名無しさん (2013-08-21 00:28:49) - ↑×2それが概念武装だろww -- 名無しさん (2013-08-21 00:32:05) - あれは「結界切り」の概念武装だと思う -- 名無しさん (2013-08-28 10:59:16) - その「オカルトパワー」を型月的理論で表現したのが概念武装だな -- 名無しさん (2014-01-23 23:05:50) - 自分のイメージだと、「鋭いから斬れる」のが普通の武装、「斬れるから斬れる」のが概念武装 -- 名無しさん (2014-01-23 23:22:53) - 式が使った日本刀(九字入り)は一応概念武装だが、流石に宝具とか聖典に比べると格は落ちる。というより実戦で使用可能な宝具を現代でも持ってる連中がおかしい -- 名無しさん (2014-06-26 18:50:17) - ↑でもその点、日本は時の有力者が美術品や工芸品の保存に努めたからその類いの物は多そうだけどな -- 名無しさん (2014-06-26 19:03:36) - 蜻蛉切とか日本号とか普通に概念武装になってそう。三種の神器とかは普通に宝具になりそう -- 名無しさん (2014-11-26 11:42:26) - ↑ っていうか八咫鏡はちゃんと神霊が使えば数十、数百万の死霊を日本全土から召喚出来る神霊用の宝具として登場してるから -- 名無しさん (2014-11-26 11:45:38) - ↑そういやキャス狐後の八咫鏡持ってたね -- 名無しさん (2014-11-26 11:49:39) - ジャンヌの旗やアイアスも概念武装だな -- 名無しさん (2015-08-28 00:30:58) - 使いこまれた道具がその使い道に特効を得たり、人間の重いなり信仰なりが凝ってモノ自体に方向性が付与されたり、あるいは神霊や世界そのものから特定の機能を持たされて生み出されたものってことでいいのかな?総じて神秘はかかわるが魔術なかかわらない。 -- 名無しさん (2017-11-21 13:32:25) - ↑その解釈で合ってる。黒鍵が魔を払う力があると信じられている十字架を模して作られたように、その道具が「何のために生み出され」「何のために使われ続け」「何をするものと思われ続けた」かという概念をを力に変えた武装。 -- 名無しさん (2019-10-12 15:43:35) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/10/26 Wed 22:17:16 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[TYPE-MOON]]世界での武器のカテゴリー。 歴史を積み上げ、決められた事柄を実行する固定化された魔術品。物理的衝撃ではなく「概念」、つまり魂魄としての重みで相手を打倒する魂砕き。 近代兵器が効かない、吸血鬼(真祖及び死徒)や[[サーヴァント>サーヴァント(Fate)]]に対しても有効打を与え得る。 [[聖堂教会>聖堂教会(TYPE-MOON)]]は教義にない異端を狩る延長で、この概念武装を多数所有している。 武装とは言っても武器の形状をしていないもの、殺傷力のないものも存在する。 『吸血鬼に対して』 吸血鬼は肉体が破損しても復元呪詛によって短時間で復元する。そのため彼らを滅ぼすには復元速度を上回るか、復元呪詛を無効化する外的要因が必要となる。 ここでの対吸血鬼用の概念武装は後者のような神秘の類を引き起こす。 「不死」という概念に守られている吸血鬼に対して、例えば「死」「天寿」「昇天」といった概念を上書きすることで、その不死性を消滅させるのである。 『[[月姫]]』でのシエルによれば、元人間の吸血鬼に概念武装を使うことはないとのことだが、 後にそうした吸血鬼には概念武装である「摂理の鍵」を利用して、その吸血鬼が人間であった頃の経歴から解呪するとされた。%%いつものきのこラック%% 以下、概念武装とその所有者 『灰錠』 所有者:アンジェロ・ブラーガ、イルミア 『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』で漸く登場した、代行者の一般的な武装。 普段は手袋やブーツに擬態しているが、紙片を滑らせると本来の姿を取り戻す。 形状は様々で手甲だったり、小さい刃だったり、ボウガンだったりする。 『[[黒鍵]]』 所有者:[[シエル>シエル(TYPE-MOON)]]、[[言峰綺礼]]、[[シロウ・コトミネ]]、他 「浄化」に用いる「摂理の鍵」たる概念武装。詳細はリンク先の4.を参照。 刀身と柄で十字架を象った、全長1m超の投擲剣。代行者の正式武装とされる。 上級者用の黒鍵は柄だけがあり、刀身は魔力で編む。携帯性が高く、シエルは法衣の下に最大で100本近く所有し、言峰も同様に数十本所有している。 重心が先端寄りであるなど投擲に特化した形状故に打ち合いには向かず、せいぜい刺突に用いる程度。扱いに熟練を要することから現在では敬遠される傾向にあるという。 ……と言われているが、なまじシエル、言峰と2作品の代行者が使用していたお陰で「代行者=黒鍵」というイメージが付いてしまっている傾向は否めない。 アニメ版『[[Fate/Zero]]』でも名も無き代行者が使ってましたね! なお、使用者はどこぞの六爪流の如く指の間に挟む独特の持ち方をするが、&font(#ff0000){実際にやってみると痛くてたまらない。} 『[[熾天覆う七つの円環]]』 所有者:[[アーチャー(Fate)]]、[[衛宮士郎]] オリジナルではなく投影品を使用。 トロイア戦争において[[ヘクトール>ヘクトール(Fate)]]の投擲を防ぎきった7枚の牛の皮が敷き詰められた大アイアスの盾。その為「投擲された武器に対しては無敵」という概念を持ち、それ以外の攻撃に対してもかなりの防御力を誇る。投擲を受け止めた7枚目の盾は殊更強固。 『[[Fate/stay night]]』ではUBWルートでの[[ランサー>ランサー(Fate)]]対アーチャー戦でランサーの突き穿つ死翔の槍を防ぐために初使用されるも、[[魔槍>ゲイ・ボルク(Fate)]]が持つ「相手に命中するまでは止まらない」という能力とぶつかり合い、最終的には7枚すべて破壊されてしまった。 しかしそれでも致命傷は免れているあたり大幅な威力の減衰ができている模様。 この後も士郎がVS[[ギルガメッシュ>ギルガメッシュ(Fate)]]、HFルートでのVS[[セイバーオルタ]]戦にて使用する。 『[[全て遠き理想郷]]』 所有者:[[セイバー(Fate)]] 聖剣の鞘。持ち主の老化を停滞させ、あらゆる傷を癒し、呪いを跳ね除ける概念武装。 セイバー以外が持っている場合でも、彼女から魔力を受け取っていれば治癒能力を発揮する。 その為にはセイバーとパスが繋がっている、彼女に近くに居てもらうなどの条件を満たす必要がある。セイバーが直接鞘に魔力を込めることで治癒の促進も可能。 セイバーが真名を開放すると、数百のパーツに分解され、彼女だけを守る移動要塞となる。 更に長時間、鞘を体内に埋め込まれた者の魔術特性を「剣」にする効果がある。 『Fate/Zero』では[[アイリスフィール>アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]と[[衛宮切嗣]]、『Fate/stay night』では[[衛宮士郎]]が体内に宿し、それぞれ大事な役割を果たした。 『正式外典「ガマリエル」』 所有者:[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]] 対吸血鬼用の「滅び」の概念武装。 大型の弦楽器を模した盾でありこちらもパイルバンカー。 パウロの黙示録とエジプト人による福音という二つの外典によって鍛えられた銃盾兼槍鍵。音律を以てあらゆる不浄を弾く正しい秩序の具現とされている。 作中では[[ワラキアの夜]]に砕かれてしまっているが、シオンの手によって破片を弾丸に加工され、これが後の戦いの決定打となった。 『赤原礼装』 所有者:[[アーチャー(Fate)]]、[[主人公(Fate/EXTRA)]] とある偉人の聖骸布であり、外界に対する一級品の守り。 因みに菌糸類の人曰く、とあるカレーシスターからアーチャーは貰った……としたらロマンがあるな~との事。 『[[Fate/EXTRA]]』では終盤に礼装のひとつとして登場。ヒロイン(凛もしくはラニ)が切札として用意していたが、激化する戦いに対する備えとして譲って貰える。 入手した当初は装備できず、とあるEnemyを討伐することで礼装として使用できるようになる。 装備時にMP100上昇、更にHPと全不利状態を全回復するコードキャストを使用可能という強力な代物。サーヴァント戦で絶大な効力を発揮する。 入手方法がイベント扱いであるが故に全礼装中で唯一、二周目以降に引き継げない。 『第七聖典』 所有者:シエル 教会所蔵「転生批判外典」たる概念武装、大型の[[パイルバンカー]]。 もともとは祭礼用に使われていた一角獣の角であった。 その表面には「転生かっこ悪い」といった意味合いの転生批判の文句がびっしりと書き込まれている。 本来は転生批判のための儀礼用アイテムであったものが武器として用いられることとなり、それに合わせて槍やら杭へと改造されていった。 シエルが手にする前も近代化にあわせて銃剣になっていたが、『[[月姫]]』の時点では彼女の趣味で大型パイルバンカーにされてしまっている。総重量60kgの鉄塊。聖典とは。 なお、一角獣が臨終した際に人身御供の少女と角に宿る動物霊を融合させて生まれたのが、第七聖典の精霊「[[セブン>セブン(TYPE-MOON)]]」である。シエルの改造で性格骨子が歪んだとか。 『バレルレプリカ』 所有者:[[シオン・エルトナム・アトラシア]]、[[マシュ・キリエライト]] 後述のブラックバレルの模造品で、元と同じく「天寿」の概念武装。対象の寿命に比例した攻撃力を発揮する。 『MELTY BLOOD』では、近代的な拳銃(というかほぼCZ75)の外見をしている。シオンの技でも使っているが、真価は発揮していないとのこと。 『[[Fate/Grand Order]]』ではマシュの盾に組み込まれた。本来の機能も披露しているが、確かに拳銃感覚で使えるものではなかった。 『ブラックバレル』 所有者:[[ゴドー>ゴドー(TYPE-MOON)]]、シエル 黒い銃身、Longinusとも。アトラス院の七大兵器の一つで、「天寿」の概念武装。基本はライフルの形状をしている。 全てのジンに相克する鉱物でできており、ジンを微量でも含む生命体にとっては天敵。 ジンの影響下にあるものは、触れることさえできない。ジンを多く含んでいるほど受けるダメージは大きくなる。 地球の死によってジンが溢れ、ジンをエネルギーにできる生物が跋扈する未来において、ジンに適応できなかった旧人類(現代の人類)が持てる逆転の切り札。 『Character material』によると、第五真説要素によって作られた兵器で、第五架空要素を自壊させる。真エーテルで活動するモノへのメタ。 だが『Fate/Grand Order』で、第五真説要素=真エーテルとされた。どういうことだってばよ。 『[[Notes.>Notes.(鋼の大地 over count 1999)]]』では、ゴドーが封印区アトラシアからオリジナルとレプリカを発掘し、オリジナルを愛用。彼は最後の旧人類で、タイプ・ヴィーナスの撃墜にも成功している。 『[[月姫]]』では、シエルが持ち出していると言及されているが、使用する場面はない。 『宝石剣ゼルレッチ』 所有者:[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]]、[[遠坂凛]](投影品) 『Fate/stay night』HFルートにて、概念武装と語られている。 並行世界に繋がる極小の孔を穿ち、そこから大気中の魔力を引き込む。 ゼルレッチの縁者でないと扱えず、士郎が投影して凛に渡す前はパッとしない見た目だった。 『マルティーンの聖骸布』 所有者:言峰綺礼 言峰綺礼が代行者時代に手にいれた聖骸布。 詳細は不明だが士郎がアーチャーの腕を移植した際にサーヴァントの力を抑えていた為、魂を封じる効果があるとみられる。 『Fate/complete material III』にて、概念武装かとの質問に肯定も否定も出ていない。 『九字兼定』 所有者:[[両儀式]] 厳密には概念武装として生み出されたものではないが、500年以上の歴史を積み重ねた名刀であり退魔の九字印も刻印されているため概念武装としての力を発揮する。 [[橙子さん>蒼崎橙子]]曰く「歴史を積み重ねた名品はそれ自体が魔術に対する切り札になり得る」とのこと。 硯木秋隆が仕入れたものが[[幹也>黒桐幹也]]経由で式に渡され、剣刀類が大好きな式が伽藍の堂で早速取り出そうとするも「古刀なんてここで取り出されたら工房の結界がまるごと斬れる」と橙子さんに止められた。 小川マンションでの決戦では幹也と[[巴>臙条巴]]によって持ち込まれ、復活した式が[[荒耶宗蓮]]との対決に用いている。 追記、修正は貴方が積み重ねた概念の分だけお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ブラックバレルは二挺あって片方はアトラス、片方は教会にある。シエルが一度持ち出しているが、本編で使用されてない。 -- 名無しさん (2013-06-18 21:13:03) - 大体が教会に関わってるのも興味深いね。中でもシエルさんとの関わりは特に多い -- 名無しさん (2013-07-29 01:33:51) - 協会の連中が持ってる魔術礼装になっちゃうからな -- 名無しさん (2013-08-20 22:39:56) - 非常にどうでもいい話だが、路地裏さつき ヒロイン十二宮編ではさつきを除く3人が使っている。いいのかそれで。 -- 名無しさん (2013-08-20 23:08:33) - そう言えばらっきょで式が使った日本刀も概念武装なんだっけ? 折れちゃったけど… -- 名無しさん (2013-08-21 00:19:24) - あれはただの日本刀。ただ古いものだからオカルトパワーがある -- 名無しさん (2013-08-21 00:25:57) - 待て待て。普通に概念武装だあれは -- 名無しさん (2013-08-21 00:28:49) - ↑×2それが概念武装だろww -- 名無しさん (2013-08-21 00:32:05) - あれは「結界切り」の概念武装だと思う -- 名無しさん (2013-08-28 10:59:16) - その「オカルトパワー」を型月的理論で表現したのが概念武装だな -- 名無しさん (2014-01-23 23:05:50) - 自分のイメージだと、「鋭いから斬れる」のが普通の武装、「斬れるから斬れる」のが概念武装 -- 名無しさん (2014-01-23 23:22:53) - 式が使った日本刀(九字入り)は一応概念武装だが、流石に宝具とか聖典に比べると格は落ちる。というより実戦で使用可能な宝具を現代でも持ってる連中がおかしい -- 名無しさん (2014-06-26 18:50:17) - ↑でもその点、日本は時の有力者が美術品や工芸品の保存に努めたからその類いの物は多そうだけどな -- 名無しさん (2014-06-26 19:03:36) - 蜻蛉切とか日本号とか普通に概念武装になってそう。三種の神器とかは普通に宝具になりそう -- 名無しさん (2014-11-26 11:42:26) - ↑ っていうか八咫鏡はちゃんと神霊が使えば数十、数百万の死霊を日本全土から召喚出来る神霊用の宝具として登場してるから -- 名無しさん (2014-11-26 11:45:38) - ↑そういやキャス狐後の八咫鏡持ってたね -- 名無しさん (2014-11-26 11:49:39) - ジャンヌの旗やアイアスも概念武装だな -- 名無しさん (2015-08-28 00:30:58) - 使いこまれた道具がその使い道に特効を得たり、人間の重いなり信仰なりが凝ってモノ自体に方向性が付与されたり、あるいは神霊や世界そのものから特定の機能を持たされて生み出されたものってことでいいのかな?総じて神秘はかかわるが魔術なかかわらない。 -- 名無しさん (2017-11-21 13:32:25) - ↑その解釈で合ってる。黒鍵が魔を払う力があると信じられている十字架を模して作られたように、その道具が「何のために生み出され」「何のために使われ続け」「何をするものと思われ続けた」かという概念をを力に変えた武装。 -- 名無しさん (2019-10-12 15:43:35) #comment #areaedit(end) }

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