ミラーワールド

「ミラーワールド」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ミラーワールド」(2024/01/22 (月) 19:31:45) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2011/04/07 Thu 20:40:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 &font(l){9分55秒}4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「ミラーワールド」とは、その名の通り[[鏡]]の世界のことである。 昔から創作物に登場する事の多い設定であるが、本項では『[[仮面ライダー龍騎]]』に登場するミラーワールドについて述べる。 *◆概要 鏡の中に存在するもう一つの世界。 風景が左右反転されている以外は現実世界とそっくりだが、[[モンスター>ミラーモンスター(仮面ライダー龍騎)]]やミラーワールドの住人以外の生物は存在しない世界。 常に独特な環境音が鳴り響いており、モンスターなどが現実世界に干渉する際などには鏡を通してこの音が漏れ出てくる。 但し、普通の人間にはこの音は知覚出来ず、ミラーワールド自体の存在を感知できるのも、一部例外を除きデッキを持つ者だけである。 ミラーワールドの成り立ちにはついては謎が多いが、神崎兄妹が深く関わっているとされている。 劇中、[[神崎士郎]]がミラーワールドを作った様な言われ方をしているが、「二十回目の誕生日に消える」等と言って現れた子供時代の[[優衣>神崎優衣]](の幻?)の存在もあるため、 士郎が作ったのか、元々世界自体は存在していて士郎が門を開いただけなのか、一概には決めつけられない。 [[TVSP>仮面ライダー龍騎スペシャル 13 RIDERS]]では「[[コアミラー>コアミラー(仮面ライダー龍騎)]]」という存在も登場しているがこれも謎が多い。 基本的に鏡から出入りするが、ガラス、水たまりなど鏡面化しているものでも出入りが可能である。 ミラーワールドには生身の人間は出入りすることは出来ず(鏡に触ってうっかり入り込む、なんてことは無い)、人間を狙うモンスターによって引きずり込まれでもしない限り入りこむことは無い。 しかし一度引きずり込まれてしまえばモンスターから逃れ現実世界に帰還することは極めて困難。 例えモンスターの手から逃れたとしても生身ではミラーワールド内に長時間存在することが出来ず、一定時間を過ぎると粒子化して消えてしまう。 つまり、&bold(){普通の人間は入った時点で死亡確定である。} 逆にミラーワールドに生息する者が現実世界に長時間存在することもできない。 唯一、仮面ライダーに変身した状態でなら鏡を通して現実世界に戻ることが出来る。 また、変身すれば生身より時間は延びるが、それでも活動限界時間は9分55秒と短く、これを過ぎれば普通の人間同様消滅してしまう。 ただしミラーワールドで誕生した[[リュウガ>仮面ライダーリュウガ]]のみはこの制限が当てはまらず例外的に無制限(逆に現実世界での活動制限がある)。 対して、[[擬似>仲村創/オルタナティブ]][[ライダー>香川英行/オルタナティブ・ゼロ]]の活動限界時間は8分25秒と若干短い。 第2話において[[秋山蓮>秋山蓮/仮面ライダーナイト]]が「入った場所の鏡からしか現実世界に戻れない」と[[城戸真司>城戸真司/仮面ライダー龍騎]]に対して発言しているが、第16話で[[手塚海之>手塚海之/仮面ライダーライア]]が入った場所の鏡とは別の場所の鏡から出てきているため、これはブランク体のライダーに限る制限だと解釈できる。 しかし、ライドシューターに搭乗・移動する等、ミラーワールドの境界については不明瞭な部分もある。「ルールよりも作劇を重視した」かの様な演出も多々見られた。 基本的にモンスター、またはライダーの戦場となっているが、[[浅倉威>浅倉威/仮面ライダー王蛇]]のようにミラーワールドをうまく使って刑務所から脱獄、逃亡したりと、用途は広い。   *◆シリーズでの登場 **『[[仮面ライダーディケイド]]』 第1話から環境音や鏡の中に龍騎が現れるなどの演出として登場する。 その後「龍騎の世界」において本格的に登場。 刑事事件の判決を下すため仮面ライダー同士が戦う「ライダー裁判」の舞台。 原典同様鏡の中の世界として描写されているがその存在は公の物となっており、契約モンスター以外のミラーモンスターは登場しない。 ライダーバトルも敗北後はミラーワールドから現実世界へ弾き出されるようになっており、「変身能力を失いミラーワールド内で消滅」といった事態にはならないよう配慮されている。 また、ミラーワールド自体は「龍騎の世界」以外にも存在しているらしく、[[ディケイド龍騎]]がミラーから自由に出入りして奇襲を行う描写もある。 **『[[仮面ライダーウィザード]]』 第52話「[[仮面ライダーの指輪>仮面ライダーの指輪/終わらない物語]]」において、ライダーリングで召喚された仮面ライダー龍騎が面影堂の面々をミラーワールドに閉じ込めることで拘束している。 ミラーワールドの危険性は前述のとおりだが、彼らは魔宝石の世界の住人であるため、自由な出入りこそできないものの直ちに消滅するようなことはないのだろう。ミラーモンスターがその辺うろついているし。 **『[[仮面ライダージオウ]]』 第21話から始まる「リュウガ編」において登場。 ジオウの世界では、仮面ライダー龍騎におけるライダーバトルが龍騎最終回の神崎士郎の諦めによってその歴史が無くなっていた。 ところが、龍騎の歴史の改変後もミラーワールドは現実世界への接続ルートが実質消滅しただけで、存在自体は残り続けていた。 そんな中、門矢士がウールに「&bold(){数千回に一回鏡が割れる瞬間にだけ繋がる、失われた鏡の中の世界}」として、ミラーワールドの存在とその世界へのアクセス手段の情報を提供する((門矢士が何故このようなミラーワールドの情報を知っていたのかは不明。ウールの反応を見るに仮面ライダーリュウガ及び鏡像の城戸真司に該当する存在がいる事も把握していた模様。))。 これを素直に信じたウールは、時間停止能力と時間遡行能力を利用して鏡を粉砕し続け、ついにミラーワールドへのアクセスに成功する。 「ジオウ」におけるミラーワールドには野生のミラーモンスターはいないが、鏡像の城戸真司が存在していた他、鏡像の常磐ソウゴなる人物も存在している。 また、ソウゴ自身は生身でミラーワールドに侵入した上にしばらく気絶していたが、原作のように肉体が消滅してしまう事もなかった。 消滅しなかった理由については、ソウゴ自体がジオウの力を持つ人物であることから、普通の人間と影響が違う可能性もなくはないが。 ウールの介入によって、鏡像の城戸真司は[[アナザーリュウガ>アナザーリュウガ(仮面ライダージオウ)]]の力を手に入れ、現実世界にいる人々を原典におけるミラーモンスターのように襲った。 ここで登場した鏡像の真司とソウゴはそれぞれの心の底の不安や恐れがミラーワールドで具現化した存在であり、 原典のリュウガとは出自自体が異なる(あちらはあちらで明言されているわけではないが)。最終的には真司はオリジナルに回帰して消滅した。 裏ソウゴは鏡の世界に留まっていたが『小説 仮面ライダージオウ』では、第三のウォズがノートの力で干渉したことで第四の歴史を生み出しアナザーオーマジオウとして君臨する。 スピンオフの『[[RIDER TIME 仮面ライダー龍騎]]』ではほぼ原典同様の状態で再び開かれ、ミラーモンスターが闊歩していた。 双方に共通する事項として生身での活動制限時間がなくなっている(スピンオフの方はライダーバトルそのものに制限時間が課せられているが)。 ただし、劇中でミラーワールドに入ったのが特殊な設定を持つソウゴと作中でとある事実が見え隠れするスピンオフのキャラクターたちであるため、 本当に原典にあった生身での活動制限時間がなくなっているのかは映像作品では明言できないとはいえる。 *◆余談 『龍騎』ではこの鏡写しの世界を再現するために、&bold(){スーツアクターに左右を逆にした動きをさせ、出来た映像を左右反転させる}というとんでもない方法で撮影しており、 左右逆の演技を要求された[[高岩成二]]氏[[を始めとする>伊藤慎]][[スーツアクター達>岡元次郎]]は大混乱だったとか。 さすがに無茶だったと判断されたのか、『ディケイド』では「看板等を左右反転させたセットを作る」というシンプルな方法が取られている。 「最初からそうすれば良かったのでは」という声もあるだろうが、これはこれで背景が反転していないため、人によっては違和感があるという問題も発生してしまうのだが。 しかし、『ジオウ』では鏡写しの存在と戦うという展開から『ディケイド』の方式が使用出来ず(反転した鏡像用のジオウスーツを新造しないといけないため)、 背景に使う看板を正像用と鏡像用の2種類を用意し、それぞれジオウとミラーワールドバージョンのジオウでそれぞれ使い分けて撮影。 そしてカットごとに緻密に計算した上で撮影したそれを合成するという原典クラスに手間がかかった撮影となった。 [[白倉伸一郎{>白倉伸一郎(プロデューサー)]]曰く&bold(){「田﨑竜太監督と宮崎剛アクション監督が編集された映像を見て『あれだけ苦労したのに、つないだらたったこれだけ?!』」}とガクゼンとしていたそうだ。 『RIDER TIME 龍騎』では『ディケイド』方式を採用している様子。 そのためか、王蛇が右腕で武器を使用したりと原典と若干違う面も見られる。 追記・修正は9分55秒以内で宜しくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - いろいろトラウマ -- 名無しさん (2013-10-23 21:30:45) - 母親食われた女の子も可哀想に -- 名無しさん (2013-10-24 00:50:15) - ↑だけど『ライダーのない世界』ではモンスターに喰われた人たちも、平凡で平和な生活を送ってるよ、きっと。 -- 名無しさん (2013-11-23 10:48:01) - 小説では、大昔からあったらしい。 神崎いわく「錬金術師が探した場所」。 しかも音がなく、誰かがこの世界に来て願い、欲望を叶える力を持っているらしい。 -- 名無しさん (2013-11-23 12:14:03) - ライドシューター設定→赤外線センサーを発生させ、半径1m以内に近づくものに対して反射計算、物体との接触や衝撃を防ぐコンタクトセンサー、すべての路面条件に適応、90度の壁面も登りディメンションホール内を走る際はディメンションパーティクルと呼ばれる次元内に無限に存在する微粒子を進行方向に追尾し、安定した走行を確保するアダプテーション・ホイール、コーナリング時にライダーの意志をマシンへと伝え、コントロールする第2のステアリング。電子制御によって適切に内足、外足加重を算出、オーバーバンクを防ぐグリッピングペダル、ライズポイント(ここに基点にしてシートを自動的に起こさせてライダーの乗降を補佐する)、ライダーボディを着実にホールド、シート内部には衝撃吸収性のある特殊ジェルが封入されており、ライダーの体のラインに確実フィット、加速Gの衝撃を緩和するホールディングシェル。 -- 名無しさん (2014-01-10 13:17:26) - その他、ゲイルプロテクト・スクリーン(930kmの走行風の圧力、飛来物からライダーを守るハイクリスタルグラス製の大型スクリーン。常に表面の温度、湿度を環境に適応させる機能を持ち、超撥水コーティングフィルム・ハイドロブレーカーを表面に施しているため、雨粒も瞬時に吹き飛ばす)、マニピュレート・コンソール(ライドシューターの操作系統がすべてここに集約。起動キーのスターターカードを挿入するデッキ、舵をとるハンドル、出力コントロールをするスロットルの他、各種モニタリングシステムを装備。)、ディスチャージャー(ホール内で得られた次元エネルギーの余剰部分を排出し、パワーユニットに無駄な負荷を与えないための調整排出口。半径50mの次元エネルギーを吸収、フュール=燃料にする。) -- 名無しさん (2014-01-10 13:32:13) - インフィニティー・パワーユニット→ホールを疾走するための未知の超高出力パワーユニット。次元エネルギーを吸収して爆発的エネルギーを得る。 物語後半からはライドシューターは出なくなった。 -- 名無しさん (2014-01-10 13:34:23) - その設定ここに書き込む必要あるんでしょうか。 -- 名無しさん (2014-01-25 01:06:01) - このミラーワールドの影響か翌年の2003年韓国では「鏡の中に」というホラー映画を作っている。これのリメイクがミラーズ(監督はリメイクを否定しているが)と思われる。 -- 名無しさん (2014-01-25 01:23:41) - 仮面ライダー、錬金術、欲望…オーズとのクロスが捗るな -- 名無しさん (2014-10-29 00:01:52) - 龍騎本編は小道具を逆に持って撮影したのを反転させてるけど、高岩さんが「腰が入んない」って言って、ディケイドだと看板だけ逆にして撮影したらしい。 -- 名無しさん (2014-11-20 21:00:48) - 史郎じゃなくて士郎な -- 名無しさん (2015-02-14 12:30:53) - ブランク体が水溜まりこら入って出る前に蒸発か何かして無くなった場合どうなるんだろう?「出してえええええええ!!」ってなるのかな -- 名無しさん (2015-02-22 15:57:00) - ライドシューターが登場しなくなったのはもしかしてライダーの数が減るたび境界面が狭くなってきているとか?願いが叶う= -- 名無しさん (2016-09-30 23:57:03) - ↑続き 現実になる、ってことじゃないかな? -- 名無しさん (2016-10-01 00:00:47) - ミラーワールドは元々あったと思うよ -- 名無しさん (2017-08-19 15:56:51) - 実はここで最初に戦闘を行った仮面ライダーはスカイライダーだったりする -- 名無しさん (2018-06-04 13:04:46) - ライダー以外だとウルトラセブンやウルトラマレオもやっている -- 名無しさん (2018-06-04 14:25:59) - ルールが曖昧な件だけど、当時の雑誌で白倉Pが「ミラーワールドに明確な規則性はない」と言ってるのよね -- 名無しさん (2018-06-04 22:50:15) - ジオウのミラーワールドって、もしかして歴史改変で消滅してないのか? -- 名無しさん (2019-01-27 10:36:27) - ↑もしかしたら最初からあったものなのかもしれない -- 名無しさん (2019-01-27 12:37:58) - ジオウは同キャラ対決だから当時とは別ベクトルで面倒くさい方式に -- 名無しさん (2019-02-03 20:12:28) - ↑2神崎がそれを利用したのかもしれんな -- 名無しさん (2019-02-04 07:25:26) - ジオウ リュウガ編のミラーワールドの見つけ方がなんかダサいと言うか下らない 近年のライダーの残念感を表してる -- 名無しさん (2019-03-05 07:00:35) - ↑ずっと昔の作品見てひっこんでろジジイ -- 名無しさん (2019-04-22 18:51:15) - 中国の古典の中にミラーワールドを思わせる話がある。赤城毅と田中芳樹の対談本「中欧怪奇紀行」に載っていた小説にそんな記述があった。 -- 名無しさん (2019-04-22 22:18:24) - ↑3 かっこいいと言っていいかはともかく寧ろ門矢士らしい適当さ溢れる見つけ方でキャラが表れてるなあって思った 後他の仮面ライダーを叩くのは色々とあれかと -- 名無しさん (2019-04-23 10:29:43) - ディメンションミラーや入りこみ鏡等、創作物全体におけるミラーワールドの記事ってないんだよねぇ -- 名無しさん (2019-05-20 18:53:55) - ↑「鏡の中の世界」とかいうタイトルで作ってもいいかもね -- 名無しさん (2020-01-15 22:25:42) - スーアクさんもだが、スーツ・部品作成担当も、反転したデッキも作ったり、ガイ・インペラー・ベルデに至ってはバイザーの都合で反転版のスーツも作る必要があって面倒だっただろうな。 -- 名無しさん (2023-02-11 12:47:56) - 個人的な解釈 ミラーワールドは元から存在してた説 仮面ライダーはミラーモンスターの力を借りて戦う以上、現実世界での戦闘にも同様の制限時間が存在し長くは戦えない説 ミラーワールドの本当の黒幕はゴルトフェニックス説 -- 名無しさん (2023-02-14 14:47:19) - ライダーバトルがどうなろうと、いつかまたどこかで扉が…とかこれはこれでホラー作品作れそう -- 名無しさん (2023-02-14 15:16:38) - ↑3 流石にスーツ丸ごと新造する必要はなかったんじゃない?ほとんどのメンバーはベルトを交換してバイザーを左右で入れ替えれば事足りるだろうし、ガイもメタルバイザーだけ右用と左用作ってもう片方のアーマーと入れ替える形で換装すれば済みそう -- 名無しさん (2023-02-14 18:54:44) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/04/07 Thu 20:40:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 &font(l){9分55秒}4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「ミラーワールド」とは、その名の通り[[鏡]]の世界のことである。 昔から創作物に登場する事の多い設定であるが、本項では『[[仮面ライダー龍騎]]』に登場するミラーワールドについて述べる。 *◆概要 鏡の中に存在するもう一つの世界。 風景が左右反転されている以外は現実世界とそっくりだが、[[モンスター>ミラーモンスター(仮面ライダー龍騎)]]やミラーワールドの住人以外の生物は存在しない世界。 常に独特な環境音が鳴り響いており、モンスターなどが現実世界に干渉する際などには鏡を通してこの音が漏れ出てくる。 但し、普通の人間にはこの音は知覚出来ず、ミラーワールド自体の存在を感知できるのも、一部例外を除きデッキを持つ者だけである。 ミラーワールドの成り立ちにはついては謎が多いが、神崎兄妹が深く関わっているとされている。 劇中、[[神崎士郎]]がミラーワールドを作った様な言われ方をしているが、「二十回目の誕生日に消える」等と言って現れた子供時代の[[優衣>神崎優衣]](の幻?)の存在もあるため、 士郎が作ったのか、元々世界自体は存在していて士郎が門を開いただけなのか、一概には決めつけられない。 [[TVSP>仮面ライダー龍騎スペシャル 13 RIDERS]]では「[[コアミラー>コアミラー(仮面ライダー龍騎)]]」という存在も登場しているがこれも謎が多い。 基本的に鏡から出入りするが、ガラス、水たまりなど鏡面化しているものでも出入りが可能である。 ミラーワールドには生身の人間は出入りすることは出来ず(鏡に触ってうっかり入り込む、なんてことは無い)、人間を狙うモンスターによって引きずり込まれでもしない限り入りこむことは無い。 しかし一度引きずり込まれてしまえばモンスターから逃れ現実世界に帰還することは極めて困難。 例えモンスターの手から逃れたとしても生身ではミラーワールド内に長時間存在することが出来ず、一定時間を過ぎると粒子化して消えてしまう。 つまり、&bold(){普通の人間は入った時点で死亡確定である。} 逆にミラーワールドに生息する者が現実世界に長時間存在することもできない。 唯一、仮面ライダーに変身した状態でなら鏡を通して現実世界に戻ることが出来る。 また、変身すれば生身より時間は延びるが、それでも活動限界時間は9分55秒と短く、これを過ぎれば普通の人間同様消滅してしまう。 ただしミラーワールドで誕生した[[リュウガ>仮面ライダーリュウガ]]のみはこの制限が当てはまらず例外的に無制限(逆に現実世界での活動制限がある)。 対して、[[擬似>仲村創/オルタナティブ]][[ライダー>香川英行/オルタナティブ・ゼロ]]の活動限界時間は8分25秒と若干短い。 第2話において[[秋山蓮>秋山蓮/仮面ライダーナイト]]が「入った場所の鏡からしか現実世界に戻れない」と[[城戸真司>城戸真司/仮面ライダー龍騎]]に対して発言しているが、第16話で[[手塚海之>手塚海之/仮面ライダーライア]]が入った場所の鏡とは別の場所の鏡から出てきているため、これはブランク体のライダーに限る制限だと解釈できる。 しかし、ライドシューターに搭乗・移動する等、ミラーワールドの境界については不明瞭な部分もある。「ルールよりも作劇を重視した」かの様な演出も多々見られた。 基本的にモンスター、またはライダーの戦場となっているが、[[浅倉威>浅倉威/仮面ライダー王蛇]]のようにミラーワールドをうまく使って刑務所から脱獄、逃亡したりと、用途は広い。   *◆シリーズでの登場 **『[[仮面ライダーディケイド]]』 第1話から環境音や鏡の中に龍騎が現れるなどの演出として登場する。 その後「龍騎の世界」において本格的に登場。 刑事事件の判決を下すため仮面ライダー同士が戦う「ライダー裁判」の舞台。 原典同様鏡の中の世界として描写されているがその存在は公の物となっており、契約モンスター以外のミラーモンスターは登場しない。 ライダーバトルも敗北後はミラーワールドから現実世界へ弾き出されるようになっており、「変身能力を失いミラーワールド内で消滅」といった事態にはならないよう配慮されている。 また、ミラーワールド自体は「龍騎の世界」以外にも存在しているらしく、[[ディケイド龍騎]]がミラーから自由に出入りして奇襲を行う描写もある。 **『[[仮面ライダーウィザード]]』 第52話「[[仮面ライダーの指輪>仮面ライダーの指輪/終わらない物語]]」において、ライダーリングで召喚された仮面ライダー龍騎が面影堂の面々をミラーワールドに閉じ込めることで拘束している。 ミラーワールドの危険性は前述のとおりだが、彼らは魔宝石の世界の住人であるため、自由な出入りこそできないものの直ちに消滅するようなことはないのだろう。ミラーモンスターがその辺うろついているし。 **『[[仮面ライダージオウ]]』 第21話から始まる「リュウガ編」において登場。 ジオウの世界では、仮面ライダー龍騎におけるライダーバトルが龍騎最終回の神崎士郎の諦めによってその歴史が無くなっていた。 ところが、龍騎の歴史の改変後もミラーワールドは現実世界への接続ルートが実質消滅しただけで、存在自体は残り続けていた。 そんな中、門矢士がウールに「&bold(){数千回に一回鏡が割れる瞬間にだけ繋がる、失われた鏡の中の世界}」として、ミラーワールドの存在とその世界へのアクセス手段の情報を提供する((門矢士が何故このようなミラーワールドの情報を知っていたのかは不明。ウールの反応を見るに仮面ライダーリュウガ及び鏡像の城戸真司に該当する存在がいる事も把握していた模様。))。 これを素直に信じたウールは、時間停止能力と時間遡行能力を利用して鏡を粉砕し続け、ついにミラーワールドへのアクセスに成功する。 「ジオウ」におけるミラーワールドには野生のミラーモンスターはいないが、鏡像の城戸真司が存在していた他、鏡像の常磐ソウゴなる人物も存在している。 また、ソウゴ自身は生身でミラーワールドに侵入した上にしばらく気絶していたが、原作のように肉体が消滅してしまう事もなかった。 消滅しなかった理由については、ソウゴ自体がジオウの力を持つ人物であることから、普通の人間と影響が違う可能性もなくはないが。 ウールの介入によって、鏡像の城戸真司は[[アナザーリュウガ>アナザーリュウガ(仮面ライダージオウ)]]の力を手に入れ、現実世界にいる人々を原典におけるミラーモンスターのように襲った。 ここで登場した鏡像の真司とソウゴはそれぞれの心の底の不安や恐れがミラーワールドで具現化した存在であり、 原典のリュウガとは出自自体が異なる(あちらはあちらで明言されているわけではないが)。最終的には真司はオリジナルに回帰して消滅した。 裏ソウゴは鏡の世界に留まっていたが『小説 仮面ライダージオウ』では、第三のウォズがノートの力で干渉したことで第四の歴史を生み出しアナザーオーマジオウとして君臨する。 スピンオフの『[[RIDER TIME 仮面ライダー龍騎]]』ではほぼ原典同様の状態で再び開かれ、ミラーモンスターが闊歩していた。 双方に共通する事項として生身での活動制限時間がなくなっている(スピンオフの方はライダーバトルそのものに制限時間が課せられているが)。 ただし、劇中でミラーワールドに入ったのが特殊な設定を持つソウゴと作中でとある事実が見え隠れするスピンオフのキャラクターたちであるため、 本当に原典にあった生身での活動制限時間がなくなっているのかは映像作品では明言できないとはいえる。 *◆余談 『龍騎』ではこの鏡写しの世界を再現するために、&bold(){スーツアクターに左右を逆にした動きをさせ、出来た映像を左右反転させる}というとんでもない方法で撮影しており、 左右逆の演技を要求された[[高岩成二]]氏[[を始めとする>伊藤慎]][[スーツアクター達>岡元次郎]]は大混乱だったとか。 さすがに無茶だったと判断されたのか、『ディケイド』では「看板等を左右反転させたセットを作る」というシンプルな方法が取られている。 「最初からそうすれば良かったのでは」という声もあるだろうが、これはこれで背景が反転していないため、人によっては違和感があるという問題も発生してしまうのだが。 しかし、『ジオウ』では鏡写しの存在と戦うという展開から『ディケイド』の方式が使用出来ず(反転した鏡像用のジオウスーツを新造しないといけないため)、 背景に使う看板を正像用と鏡像用の2種類を用意し、それぞれジオウとミラーワールドバージョンのジオウでそれぞれ使い分けて撮影。 そしてカットごとに緻密に計算した上で撮影したそれを合成するという原典クラスに手間がかかった撮影となった。 [[白倉伸一郎{>白倉伸一郎(プロデューサー)]]曰く&bold(){「田﨑竜太監督と宮崎剛アクション監督が編集された映像を見て『あれだけ苦労したのに、つないだらたったこれだけ?!』」}とガクゼンとしていたそうだ。 『RIDER TIME 龍騎』では『ディケイド』方式を採用している様子。 そのためか、王蛇が右腕で武器を使用したりと原典と若干違う面も見られる。 追記・修正は9分55秒以内で宜しくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - いろいろトラウマ -- 名無しさん (2013-10-23 21:30:45) - 母親食われた女の子も可哀想に -- 名無しさん (2013-10-24 00:50:15) - ↑だけど『ライダーのない世界』ではモンスターに喰われた人たちも、平凡で平和な生活を送ってるよ、きっと。 -- 名無しさん (2013-11-23 10:48:01) - 小説では、大昔からあったらしい。 神崎いわく「錬金術師が探した場所」。 しかも音がなく、誰かがこの世界に来て願い、欲望を叶える力を持っているらしい。 -- 名無しさん (2013-11-23 12:14:03) - ライドシューター設定→赤外線センサーを発生させ、半径1m以内に近づくものに対して反射計算、物体との接触や衝撃を防ぐコンタクトセンサー、すべての路面条件に適応、90度の壁面も登りディメンションホール内を走る際はディメンションパーティクルと呼ばれる次元内に無限に存在する微粒子を進行方向に追尾し、安定した走行を確保するアダプテーション・ホイール、コーナリング時にライダーの意志をマシンへと伝え、コントロールする第2のステアリング。電子制御によって適切に内足、外足加重を算出、オーバーバンクを防ぐグリッピングペダル、ライズポイント(ここに基点にしてシートを自動的に起こさせてライダーの乗降を補佐する)、ライダーボディを着実にホールド、シート内部には衝撃吸収性のある特殊ジェルが封入されており、ライダーの体のラインに確実フィット、加速Gの衝撃を緩和するホールディングシェル。 -- 名無しさん (2014-01-10 13:17:26) - その他、ゲイルプロテクト・スクリーン(930kmの走行風の圧力、飛来物からライダーを守るハイクリスタルグラス製の大型スクリーン。常に表面の温度、湿度を環境に適応させる機能を持ち、超撥水コーティングフィルム・ハイドロブレーカーを表面に施しているため、雨粒も瞬時に吹き飛ばす)、マニピュレート・コンソール(ライドシューターの操作系統がすべてここに集約。起動キーのスターターカードを挿入するデッキ、舵をとるハンドル、出力コントロールをするスロットルの他、各種モニタリングシステムを装備。)、ディスチャージャー(ホール内で得られた次元エネルギーの余剰部分を排出し、パワーユニットに無駄な負荷を与えないための調整排出口。半径50mの次元エネルギーを吸収、フュール=燃料にする。) -- 名無しさん (2014-01-10 13:32:13) - インフィニティー・パワーユニット→ホールを疾走するための未知の超高出力パワーユニット。次元エネルギーを吸収して爆発的エネルギーを得る。 物語後半からはライドシューターは出なくなった。 -- 名無しさん (2014-01-10 13:34:23) - その設定ここに書き込む必要あるんでしょうか。 -- 名無しさん (2014-01-25 01:06:01) - このミラーワールドの影響か翌年の2003年韓国では「鏡の中に」というホラー映画を作っている。これのリメイクがミラーズ(監督はリメイクを否定しているが)と思われる。 -- 名無しさん (2014-01-25 01:23:41) - 仮面ライダー、錬金術、欲望…オーズとのクロスが捗るな -- 名無しさん (2014-10-29 00:01:52) - 龍騎本編は小道具を逆に持って撮影したのを反転させてるけど、高岩さんが「腰が入んない」って言って、ディケイドだと看板だけ逆にして撮影したらしい。 -- 名無しさん (2014-11-20 21:00:48) - 史郎じゃなくて士郎な -- 名無しさん (2015-02-14 12:30:53) - ブランク体が水溜まりこら入って出る前に蒸発か何かして無くなった場合どうなるんだろう?「出してえええええええ!!」ってなるのかな -- 名無しさん (2015-02-22 15:57:00) - ライドシューターが登場しなくなったのはもしかしてライダーの数が減るたび境界面が狭くなってきているとか?願いが叶う= -- 名無しさん (2016-09-30 23:57:03) - ↑続き 現実になる、ってことじゃないかな? -- 名無しさん (2016-10-01 00:00:47) - ミラーワールドは元々あったと思うよ -- 名無しさん (2017-08-19 15:56:51) - 実はここで最初に戦闘を行った仮面ライダーはスカイライダーだったりする -- 名無しさん (2018-06-04 13:04:46) - ライダー以外だとウルトラセブンやウルトラマレオもやっている -- 名無しさん (2018-06-04 14:25:59) - ルールが曖昧な件だけど、当時の雑誌で白倉Pが「ミラーワールドに明確な規則性はない」と言ってるのよね -- 名無しさん (2018-06-04 22:50:15) - ジオウのミラーワールドって、もしかして歴史改変で消滅してないのか? -- 名無しさん (2019-01-27 10:36:27) - ↑もしかしたら最初からあったものなのかもしれない -- 名無しさん (2019-01-27 12:37:58) - ジオウは同キャラ対決だから当時とは別ベクトルで面倒くさい方式に -- 名無しさん (2019-02-03 20:12:28) - ↑2神崎がそれを利用したのかもしれんな -- 名無しさん (2019-02-04 07:25:26) - ジオウ リュウガ編のミラーワールドの見つけ方がなんかダサいと言うか下らない 近年のライダーの残念感を表してる -- 名無しさん (2019-03-05 07:00:35) - ↑ずっと昔の作品見てひっこんでろジジイ -- 名無しさん (2019-04-22 18:51:15) - 中国の古典の中にミラーワールドを思わせる話がある。赤城毅と田中芳樹の対談本「中欧怪奇紀行」に載っていた小説にそんな記述があった。 -- 名無しさん (2019-04-22 22:18:24) - ↑3 かっこいいと言っていいかはともかく寧ろ門矢士らしい適当さ溢れる見つけ方でキャラが表れてるなあって思った 後他の仮面ライダーを叩くのは色々とあれかと -- 名無しさん (2019-04-23 10:29:43) - ディメンションミラーや入りこみ鏡等、創作物全体におけるミラーワールドの記事ってないんだよねぇ -- 名無しさん (2019-05-20 18:53:55) - ↑「鏡の中の世界」とかいうタイトルで作ってもいいかもね -- 名無しさん (2020-01-15 22:25:42) - スーアクさんもだが、スーツ・部品作成担当も、反転したデッキも作ったり、ガイ・インペラー・ベルデに至ってはバイザーの都合で反転版のスーツも作る必要があって面倒だっただろうな。 -- 名無しさん (2023-02-11 12:47:56) - 個人的な解釈 ミラーワールドは元から存在してた説 仮面ライダーはミラーモンスターの力を借りて戦う以上、現実世界での戦闘にも同様の制限時間が存在し長くは戦えない説 ミラーワールドの本当の黒幕はゴルトフェニックス説 -- 名無しさん (2023-02-14 14:47:19) - ライダーバトルがどうなろうと、いつかまたどこかで扉が…とかこれはこれでホラー作品作れそう -- 名無しさん (2023-02-14 15:16:38) - ↑3 流石にスーツ丸ごと新造する必要はなかったんじゃない?ほとんどのメンバーはベルトを交換してバイザーを左右で入れ替えれば事足りるだろうし、ガイもメタルバイザーだけ右用と左用作ってもう片方のアーマーと入れ替える形で換装すれば済みそう -- 名無しさん (2023-02-14 18:54:44) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: