「ゴジータ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「ゴジータ」(2024/04/11 (木) 22:13:45) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
&font(#6495ED){登録日}:2015/05/23 Sat 07:24:42
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます
----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----
#center(){
&sizex(6){&bold(){&color(GOLD){俺は悟空でもベジータでもない……。}}}
&sizex(7){&bold(){&color(GOLD){俺は貴様を倒す者だ!}}}
}
ゴジータとは『[[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]』に登場するキャラクターである。
劇場版アニメ&bold(){&color(RED){『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』}}にて初登場した。
#openclose(show=●目次){
#contents()
}
*概要
&bold(){&color(RED){ゴ}}クウとベ&bold(){&color(BLUE){ジータ}}を折衷させた名前からも分かるように、
&bold(){「劇中最強のライバル同士である[[孫悟空>孫悟空(ドラゴンボール)]]と[[ベジータ]]が[[ゴテンクス]]のようにフュージョンしたらどうなるのか?」}
というファンなら誰しも考える&bold(){&color(GOLD){『夢のフュージョン戦士』}}をコンセプトに誕生したキャラクターで、原作漫画には登場しない。
原作で未登場なのは&bold(){&color(BLUE){ベジータがゴネた為}}((逆に「GT」ではベジータの方からフュージョンを持ちかけており、それを聞いた悟空は嬉しがっていた(ベジータの心の成長を表しているとも取れる)。一方で映画「ブロリー」では魔人ブウの時と同様に嫌がっていたが家族を守るために渋々許諾した。))だが、
さらにメタ的な理由として作者の鳥山明が原作に先駆けて映画でゴジータが登場してしまっていたので&bold(){同じことを繰り返したくない}と
合体の原理をポタラに切り替えたというものがある。
この逸話からもわかるように、映画がなくともゴジータは原作で登場していたかもしれないが、
ベジットはゴジータが先にいなければ存在しなかったキャラクターと言える。
映画では閻魔大王の救出に向かった悟空と、あの世の混乱で復活したベジータが元凶である[[ジャネンバ]]を倒すためにフュージョンをした姿。
後に原作の後日談をオリジナルで描くTVアニメ&bold(){&color(BLUE){『ドラゴンボールGT』}}の最終章・[[邪悪龍編>邪悪龍(DBGT)]]でも登場。
この時は悟空とベジータがアニメオリジナルの最強形態・&bold(){&color(RED){超サイヤ人4}}となった状態でのフュージョンだったので、
それに伴いゴジータも&bold(){&color(RED){超サイヤ人4状態での登場}}となった。
[[ドラゴンボール超 ブロリー]]ではようやく本編に参戦。
玩具でしか見ることが出来なかったノーマルの姿と&font(#008cff){超サイヤ人ゴッド超サイヤ人}の変身を披露した。
[[CV>声優(職業)]]は同じフュージョン戦士のゴテンクスや、ポタラによる悟空とベジータの合体戦士[[ベジット>ベジット(ドラゴンボール)]]と同じく、
悟空役の[[野沢雅子]]氏とベジータ役の[[堀川りょう]](当時は堀川亮名義)氏が同じ台詞を同時に喋る&bold(){『二人一役』}体制。
**外見
ゴテンクス同様、融合時の服装は一律してフュージョンを編み出した&bold(){メタモル星人の民族衣装}(素肌にベスト・腰帯・シャルワール風のパンツ)となる。
映画『ブロリー』のゴジータは基本的にメタモル星人の衣装はゴテンクスと同様だが、
『復活のフュージョン!!』にて初登場したゴジータは首元と肩のモコモコが橙色の特別仕様となっている。
『復活のフュージョン』のゴジータのみ頭上に&bold(){&color(GOLD){天使の輪}}が浮かんでいるが、
これは劇場版の舞台があの世であり、悟空・ベジータ両名が既に死んでいる状態だったから。ゲーム作品等では輪っかが無い事も多い。
髪型はベジータの特徴的なM字オールバックをやや浅めにしたもの基調に、超サイヤ人2や3の時の悟空の様に中央に前髪が一房垂れている。
*アニメ作品のゴジータ
それぞれの作品で手掛ける脚本家が違うためか、同一人物でありながら各作品でその性格は大きく異なっている。
しかし、一度フュージョンが成功すれば、あっさり形勢逆転する程の圧倒的な強さを誇っているのはどの作品でも共通。
**『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』
映画における実際の戦闘シーンはなんと&color(RED){1分にも満たない。}
行ったことも&bold(){パンチ}→&bold(){キック}→&bold(){気弾}というドラゴンボールにおけるバトルの基本要素をワンセットで放ったのみ。
それらも至近距離の間合いで完了したことであり、[[周囲に極大な破壊を齎したりはしていない。>フリーザ]]
[[しかしこの異質なアッサリ感が却って想像の余地を残し>アルティメットフォーム(仮面ライダークウガ)]]、ゴジータの圧倒的な強者のイメージを形作っているという見方もできるだろう。
&bold(){&color(CRIMSON){『正義のサイヤ人が心をひとつにすることで生まれる超戦士』}}
&bold(){&color(CRIMSON){『無駄を無くす方向性での別格のパワーアップ』}}
という演出は後の[[超サイヤ人ゴッド(及び超サイヤ人ゴッドSS)>超サイヤ人]]に通じるものがあるかも。
台詞らしい台詞がほとんど無く、その人となりを判断できる材料に乏しい。
悟空でもベジータでもないという宣言からは、邪悪な存在を浄化し消し去る神聖にして超然とした雰囲気を感じさせる(登場時のBGMも厳かで静謐な曲調である)。
戦う時は常に厳しい表情だが、ジャネンバを倒した後、
取り込まれた若い鬼が無事だった姿を見て緊張を解いて微笑を浮かべるなど、寡黙で沈着冷静だがただ強いだけでなく優しい戦士であることもうかがえる。
また、フュージョンする時間を稼ぐためにジャネンバに挑み戦闘不能になった[[パイクーハン>パイクーハン&オリブー]]&color(RED){(彼も既に故人)}に、
&bold(){&color(GOLD){「仇はとってやる!」}}と言う辺り優しいがちょっぴり天然かもしれない。
ゲームに参戦させた時はキャラ付けに苦労するタイプであることは確かで、
&bold(){&color(ORANGE){『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22』}}の隠しキャラクターとしてゲーム初登場した際は高飛車な性格として設定されており、後のゴジータ4の性格に近くなっている。
同じ合体戦士のベジットとは何故かソリが合わないことが多く、
&bold(){&color(ORANGERED){『ドラゴンボールZ 真・武道会』}}におけるベジットのアーケードモードでは、
神龍に&bold(){&color(DARKBLUE){『元のふたりに分離させてもらう』}}という願いを叶えてもらおうと奮闘するベジットを阻む敵として立ち塞がる。
その際、&bold(){&color(RED){ベジットの願いを知っていながらわざわざ邪魔する}}ことから
ベジットからは&color(DARKBLUE){「オレと同じだけど性格わりーなコイツ!!」}と言われている。&font(l){そこは「オレと違って」じゃないのかフツー…いや、正しいのか?}
ちなみにゴジータのアーケードモードの場合は神龍に&bold(){&color(GOLD){「腹いっぱいの美味いメシ」}}という、
本人曰く&bold(){無難かつ完璧な願い}を叶えてもらおうとしている。
やはりサイヤ人だけあって大食漢であったか……
ちなみに本作のゴジータはフュージョンどころかポタラを含めたZ戦士の合体戦士の内、
映像作品で唯一、ボスキャラを完全撃破に成功している存在でもある(基本的に合体戦士がボスポジを圧倒することはあっても勝利する例が少ないため)。
**『[[ドラゴンボールGT]]』
&bold(){&color(RED){超サイヤ人4ゴジータ}}は従来のドラゴンボールらしく&bold(){インフレの極致}を以てその強さが描写され、
&bold(){&color(RED){パンチが速すぎて間合いに入り込んだ相手がひとりでに吹き飛んだだけに見える}}
&bold(){&color(RED){エネルギー弾の速射をノーガードで全弾喰らってもマッサージ扱い}}
など、最強の邪悪龍である超一星龍を完全に子ども扱いしていた。
地球を滅ぼして余りある&bold(){&color(PURPLE){マイナスエネルギーのパワーボール}}を自身の体内の&bold(){&color(RED){プラスエネルギー}}で中和してから蹴飛ばし、
ついでに地球を覆っていたマイナスエネルギーを一掃するなど、映画で見せた邪悪なエネルギーを浄化する能力も引き続き使える模様。
公式ホームページでは&bold(){&color(RED){「その強さは超サイヤ人4単体の数十倍にもなる」}}とされている。
また、書籍&bold(){&color(BLUE){『GTパーフェクトガイド』}}では&bold(){&color(RED){「おそらく全銀河、全次元を通じても最強のパワーを持っているはず」}}と解説されている。
ただしゴジータの登場する作品の世界観は、映画・GT共に原作世界からは異なる為、
[[『神と神』以降のドラゴンボールユニバースでどの程度の強さ>破壊神ビルス]]なのかは不明&footnote(ゲーム『ドラゴンボール ゼノバース』では、超サイヤ人4ゴジータとビルスの対戦前の掛け合い台詞が存在する。ゴジータは「今ならビルス様にも勝てるかな?」と発言し、ビルスは「ほほぅ……凄いパワーだ!いい線いってるんじゃない?」と発言する。)。
合体によってゴテンクス(あるいはベクウ)同様に&bold(){&color(RED){自信過剰な気質}}に変化しており、
言動は&bold(){[[尊大を通り越してもはや傲慢。>ダーク・シュナイダー(BASTARD!!)]]}
徹底的に相手をコケにし、屈辱感と無力感を植えつけていく戦い方は最強最後の敵であるはずの超一星龍が可哀想になってくるレベルである。
この時の&bold(){&color(RED){超強い猿が龍を手玉に取って笑いこけている姿}}はある意味原典『西遊記』の孫悟空にそっくりともいえる。
ただ、この慢心が災いし、さっさとトドメを刺さずに遊んでいたために、
タイムリミットが来てフュージョンが解けてしまったばかりか、&bold(){再度フュージョンする条件すら満たせなくなってしまった。}
登場時に項目冒頭の決めゼリフまで放っておきながら結局倒しきれず、&bold(){舐めプのせいで退場してそれっきり}という扱い&footnote(ベジットも高飛車な言動が目立ったが、あれは魔人ブウを挑発することで仲間たちの取り込まれたブウの体内に自分を導かせるという計略である。)から、
(尺の都合もあるが)映画での油断も慢心もせず、最低限の動きで相手を瞬時に無力化するゴジータを見ていたファンからはゴジータ4の性格描写はカリスマブレイクとして賛否両論である。
GT以降リリースされたゲーム作品においては、不遜な自信家ではあるものの原作アニメほどおちゃらけた態度は描かれていない。
一応、作中においては
「超一星龍を挑発して、純粋かつ膨大なマイナスエネルギーを技として放たせて、そのマイナスエネルギーの塊を逆に利用することで、
エネルギーを反転させたプラスエネルギーの塊を作り出し、マイナスエネルギーに覆われて外界からも遮断された地球を浄化する」
という作戦の為であり、その直後に遊びを止めてトドメにかかったので「ベジットと同様にこの地球の浄化を行う為に挑発してたんじゃないか」とも取れる描写もされている。
**『[[ドラゴンボール超 ブロリー]]』
『[[ドラゴンボール超]]』の世界観である映画『ブロリー』に登場したゴジータは、
最終的に悟空が「多分ビルス様より強い」と推察したブロリーを圧倒していたため、
そのクラスの圧倒的強者という扱いである様子(力の大会を経て、悟空とベジータがより強くなっている影響も大きい)。
ピッコロから名前を聞かれて「名前があった方がかっこいいかも」とお茶目で少し子供っぽい行動を取るなど、
旧作と比較して悟空の要素が強く出ていることが読み取れるが、戦闘面ではベジータの様に、全く容赦がなく、特に悪の心を浄化する力を持つソウルパニッシャーに耐えてしまったブロリーに対しては、戦意喪失するまで手加減抜きで戦い抜き、暴走する彼を圧倒的な力で鎮めた。
この作品では過去作では披露されていなかった黒髪の通常状態より登場し、ブロリーとの戦闘が進むにつれ「復活のフュージョン」と同じく超サイヤ人に変身し、さらには超サイヤ人ゴッド超サイヤ人への変身を披露した。
ちなみに本作ではブロリーには名乗っていないが、上述のピッコロと何者か問うてきたフリーザに対して名乗っている。
また、それに伴い『復活のフュージョン』や『GT』で見せた、上記の「俺は悟空でもベジータでもない~」の下りは披露されていない。
**『スーパードラゴンボールヒーローズ プロモーションアニメ』
『宇宙争乱編』の第17話ラストから登場。『ブロリー』と同様に超サイヤ人ゴッド超サイヤ人に変身した。
究極形態に進化したハーツを相手に戦い、ヒットやジレンと共に連携したかめはめ波なども披露。
最後には肉弾戦の末に宇宙の種を破壊してハーツの撃破に成功した。
ハーツに一緒に人間の自由の為に戦うことを勧誘された際には、「&bold(){俺はもう自由だ}」と返答している。
決戦後には、ゴジータを初めて見たジレンに何故力の大会で使用しなかったのかを問われた際には返答に戸惑った瞬間に合体が解除され、ベジータが「こんな奴と…合体なんぞしたくないからだ!」と回答している。
『新時空大戦編』の16話に登場。超サイヤ人ゴッド超サイヤ人及び更なる強化形態の超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・進化に変身した。
超サイヤ人ロゼフルパワーとなったゴクウブラック相手に、SSGSSの状態で戦い、この時点で戦闘力では勝るも、
ほぼ不死身の回復力に対抗するため、SSGSS・進化へと変身。ブラックの回復力すら上回り、一方的に撃破した。
続く17話でフューに対抗するため、進化及びゴジータ:ゼノが超フルパワーサイヤ人4・限界突破へと変身し、ダブルゴジータが実現。
だったのだが、&bold(){まさかの一撃で合体解除}。そのまま両ベジータを異空間に飛ばされ合体封じまでされてしまった。
『時の界王神編』の第6話では、ドミグラによって召喚された超一星龍:ゼノに追い詰められた悟空の前に、超フルパワーサイヤ人4・限界突破の姿でゴジータ:ゼノが登場。
ドミグラによって強化された超一星龍:ゼノに対し、&bold(){本当に指一本だけで圧倒}。相変わらずエネルギー弾の連射をマッサージ扱いする余裕っぷりも健在。
今回は遊ぶ描写はほとんど見られず、超一星龍:ゼノが放ったマイナスマイナスエネルギーパワーボールをビッグバンかめはめ波で跳ね返し、そのまま超一星龍:ゼノを時空の彼方まで吹き飛ばした。
ちなみに、この時両者は過去にも(上記の『GT』の場面で)戦った件について触れている。
*ゲーム作品のゴジータ
・ゴジータ:ゼノ
ゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』における、原作及び超やGTとも異なる時空の人物である悟空:ゼノとベジータ:ゼノの融合体。
ズボンが黒く、バンドは青くなっている他、上半身には黒いインナーを着用している。
超サイヤ人と超サイヤ人3、超サイヤ人4に変身可能。
・EXゴジータ
ゲーム『ドラゴンボールフュージョンズ』に登場した、従来のフュージョンではなくブルマが作成したメタモリングを用いたEXフュージョンによって誕生したゴジータ。
ゲーム作中では『&bold(){EXゴジータ}』と名付けられて区別されている。
こちらはゴジータと言いながら外見が大きく異なっており、前髪が垂れたその顔は本来のゴジータよりもベジットの方がまだ近い。
服装もベジータの戦闘ジャケットに悟空の胴着を組み合わせたようなものになっており、左腕にはメタモリングを装着している。
性格はゲームでの説明によると「純粋に強くなりたい気持ちは誰よりも強い」とのこと。
・暗黒ゴジータ
ゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』の暗黒王メチカブラ編『魔神降臨編』にて登場したゴジータの亜種(?)。
魔神トワが生み出した実験体のフィンが超サイヤ人4ゴジータ(GT)を吸収したことで変身した。
吸収体なので「フィン:ゴジータ吸収」と呼ぶのが正しいのだろうが、「暗黒ゴジータ」名義なのでこれもゴジータに分類される存在との扱いなのだろう。
一度吸収した力はコピーできるというフィンの特性により、吸収を解除されても再変身可能。
ただしオリジナルとコピーの差故か、本物のゴジータ4より強さは劣る模様。
元々のフィンの姿に超サイヤ人4ゴジータの髪型と体型が混ざったという容姿であり、相当不気味な感じになっている。
性格面でもゴジータを吸収した影響か、元々知能が低く会話が出来なかったのにフィンと違って荒々しく好戦的な言動をするようになった。
ゴジータ側がフィンの意識を乗っ取り返した際には、混ざった容姿から元の超サイヤ人4ゴジータの姿に戻りかけている。
*ベクウ
悟空とベジータの&bold(){フュージョン失敗形態。}ゴテンクスが失敗したのと同様にまるまるとした&bold(){&color(HOTPINK){肥満体}}が特徴。
デブな上に短足で調子が狂うのかバランスが崩れやすく、よくコケる。
性格はやたらと自信過剰で態度がデカく、&bold(){&color(ORANGE){悟空の呑気さ}}と&bold(){&color(NAVY){ベジータのプライドの高さ}}が悪い意味で一緒くたになっており、
ある意味後のゴジータ4から綺麗に実力を差っ引いたようなキャラクターになっている。
フュージョン失敗のお約束として、戦闘力に関しては&bold(){&color(RED){めちゃくちゃ弱い。}}
しかもフュージョンは一度融合したら最後&bold(){&color(RED){自発的な解除は不可能}}(一部例外を除く)なので、
「復活のフュージョン」ではこの状態でジャネンバの猛攻を30分やり過ごさねばならない事態に。
&footnote(ジャネンバは一時はあのブロリーを抑えて劇場版の敵の中では最強という公式アナウンスがあったほどの強敵である。)
完全に無理ゲーと思われたが、ベクウが死人で場所が地獄だからなのか、あるいは[[ギャグ補正]]が付いたのか、
&bold(){&color(HOTPINK){魔人ブウ}}並みの異様なタフネスを発揮。連続でぶん殴られても死なず、ゴムボールのように凹んだり弾んだり、
腹の具合をおかしくて[[屁を連発しながらチョコマカ走り回る>キン肉マン/キン肉スグル]]などして、思いのほかジャネンバを翻弄していた。
大界王様の見立てによれば&color(DARKKHAKI){「相手の技を見切ることに長けたジャネンバの勝手が違ってるからゴジータ(ここではベクウの事を指す)の動きが読めないみたい」}とのこと。
その後も
&bold(){攻撃を避けきれずにズボンが破れてケツ丸出しになったり}
&bold(){なぜか}&bold(){&color(RED){カメラ目線で浮かれている}}&bold(){ところに横からラリアットをぶち込まれたり}
&bold(){後ろから蹴飛ばされてカメラ?に顔面から激突したり}
と苦戦を強いられつつも30分持ちこたえ、最終的に針山地獄の針を変形させた刺突攻撃にあわや串刺しになる寸前でタイムリミットが訪れ、
フュージョンの離脱に成功した。このシーンのギャグからシリアスへの緩急はファンの語り草。
ちなみに&bold(){&color(RED){ベクウ}}という名前は事の顛末を見守っていた南の銀河の界王の
&color(HOTPINK){「あれではゴジータじゃなくベクウじゃなwww」}というコメントからついたものであり、
&bold(){&color(RED){ベクウ当人はゴジータと名乗っている}}(その一方で完全なゴジータはそもそも名乗っていない)。
他の界王たちからも&color(DODGERBLUE){「できそこない」}&color(LIME){「一発でやられてしまうんじゃないの?」}&color(PLUM){「カッコ悪いじゃない、やりなおせばぁ?」}
…と散々な反応を返されていた。
劇中で見せた太った姿の他にもゴテンクスもなっていた&color(GRAY){ガリガリに痩せ細ったベクウ}も設定上存在している。
ジャネンバが掌の上に創り出したイミテーションの悟空とベジータをフュージョンさせるが失敗し…
…といった流れで登場させる予定だったものの、そのシーンが丸ごとカットされたために本編では出せず仕舞いに。
ドラゴンボールのカードダスには痩せ型ベクウのカードもある。
『ブロリー』にも登場。
フュージョンポーズの失敗により一度目は肥満型(指がずれた)、二度目は痩せ型(『はっ!!』のときの体の角度が悟空は45°、ベジータは60°)の姿になってしまい、1時間もの間ベクウの姿でいるはめに。
尚、この裏でフリーザは延々とブロリーにボコられ続けており…(&bold(){もしもシーンを省いていただけで原作通りの時間を必要とした場合は3時間以上}になる)。
*変身形態
**アニメ本編
・通常状態
劇場版では登場時からすでに超サイヤ人状態だったため、長年通常形態の容姿は不明だったが、
後年ガシャポン&color(ORANGE){『ドラゴンボール改 アルティメットディフォルメマスコット』}にて&font(l){捏造}造形されており、
デフォルト時は逆立った黒髪、顔立ちは目の輪郭が四角いベジータ寄りのようだ。
合体前が同じ人物ではあるがベジットとも微妙に人相が違う。
アニメ本編には『ブロリー』で初登場。
単体では超サイヤ人ブルーでも回避で精一杯だったブロリーの猛攻を難なくいなして見せた。
・&font(#ffdc00){超サイヤ人}
『復活のフュージョン』で初登場した形態。
悟空とベジータの資質がひとつとなっているため、当然[[超サイヤ人]]への変身が可能。
通常超サイヤ人のオーラは体を包む程度のサイズに収まるが、
ゴジータのそれは&bold(){&color(GOLD){柱のように天に立ち昇っていく}}独特の演出となっている。
『ブロリー』にも登場。
超サイヤ人ブロリーに対して互角以上(比較的優勢)に戦うが、
フルパワーとなったブロリーに圧倒され一発もらった後、超サイヤ人ゴッド超サイヤ人に変身する。
・&font(#ff7800){超サイヤ人4}
『GT』で初登場した形態。
超一星龍に対抗するべく、超サイヤ人4同士のフュージョンによって爆誕した究極戦士。
超サイヤ人4になった際は&bold(){&color(RED){赤い体毛}}・&bold(){黒髪}の合体前の悟空・ベジータに対し
&bold(){&color(DARKRED){やや暗い赤茶色の体毛}}に&bold(){&color(RED){赤い髪}}、&bold(){&color(STEELBLUE){瞳は青}}といった外見の違いがある。
超サイヤ人4共通の特徴として尻尾も生えており、服装は変化していないがリストバンドと体毛がつながってパッと見長袖に見える。
なお、この姿に至るとあまりの強さに&bold(){通常30分の融合タイムリミットがさらに縮んでしまう}ため、超サイヤ人4の状態で活動できるのは僅か&bold(){&color(RED){10分。}}
それを知らずにいい気になってしまったために、あと一歩というところでフュージョンが解けてしまっていた。
・&font(#008cff){超サイヤ人ゴッド超サイヤ人}
『ブロリー』で初登場した形態。
フルパワーを発揮したブロリーに押されるゴジータが、超サイヤ人から超サイヤ人ゴッドをすっ飛ばして変身した。
決着の寸前で合体が解けてしまう事が多かった合体戦士の中では珍しく、最後までその姿を保ったままブロリーを圧倒した。
エンディングクレジットのシーンでのポーズが局所的に話題となった。&font(l){誰が言ったか「ゴジータさんだぞっ!」}
**ゲームオリジナル
・&font(#ffdc00){超サイヤ人2}
筐体ゲーム&bold(){『ドラゴンボールヒーローズ』}で新たに登場したオリジナル形態。
意外なことに超サイヤ人3より後の弾で収録されている。
なお、『復活のフュージョン』でのゴジータは公式での説明がない上に髪質の尖り具合がそれっぽかったため、
&color(RED){超サイヤ人2ではないか}という見解もあったが、
この形態の登場により、劇場版では通常の超サイヤ人状態であったことが明らかになった。&font(l){それであのポテンシャルかよ…!}
・&font(#ffdc00){超サイヤ人3}
こちらも『ドラゴンボールヒーローズ』に登場したゲームオリジナル形態。
『GT』では3を飛ばして一気に超サイヤ人4へと覚醒してしまったのでようやくのお目見え。
ゲームのストーリーによると、ジャネンバベビーに対抗するために誕生したようである。
ゲームではそうしたデメリットは発生しないが、
実際は4よりも消耗の激しい超サイヤ人3ならばタイムリミットがさらに縮まってしまうかもしれない。
・&font(#ff0000,#ffdc00){黄金大猿}
超サイヤ人4の前段階として『ヒーローズ』に登場。
この形態でもメタモル星人の民族衣装は着たままである。&font(l){よく破けないな…}
本来は大猿化を克服した上で4になり、そこからフュージョンしてゴジータ4になったのでこれは完全に幻の形態である((作中では一旦フュージョンしてから超サイヤ人4になる事も提案されていたが、GTの悟空はある事情で子供にされてしまっており、ベジータとフュージョン可能な体格に戻れるのは超サイヤ人4になった時のみ))。
・&font(#008cff){超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・進化}
超サイヤ人ゴッド超サイヤ人の強化形態として『ヒーローズ』に登場。
ベジータ同様に髪が水色になり、瞳が輝く。またプロモーションアニメでは常時光り輝いており、靄のようなオーラを纏っている。
直前に悟空とベジータが修行をしたこともあって戦闘力は圧倒的であり、アニメでは気弾すら使わずにブラックを倒している。
・&font(#ff7800){超フルパワーサイヤ人4・限界突破}
超フルパワーサイヤ人4・限界突破に覚醒したゼノの二人が合体した形態として『ヒーローズ』に登場。
超サイヤ人4と比較して常にオーラを纏うようになっているほか、炎のような気弾を放っている。
*ゴジータの技
技名はゲームでつけられたものがほとんど。映画「復活のフュージョン!!」においては必滅にして無名の技である。
・&bold(){拳打(名称不明)}
ジャネンバと対峙した際、最初に放った攻撃。宙に浮いた自然体の姿勢のまま緩やかに距離を詰めつつ、無数の風が吹き抜けるようなエフェクトを放つ。
&color(RED){腕どころか身体を動かしている描写が一切無い}ので&bold(){実際はパンチかどうかすらわからない。}
当たった箇所に衝撃痕が広がった後、遅れて命中時の音が響く点から別次元の速さと重さが籠っていることが想像できる。
・&bold(){蹴撃(名称不明)}
[[相手を透り抜けるように死角へ移動、>北斗神拳]]後頭部へ左右交互に一発ずつ膝蹴りを叩き込み、
仕上げに宙で身を捻っての[[サマーソルトキック]]を見舞う。命中時に星が飛び散るようなエフェクトが入る。
浮遊感溢れる挙動の割に&sizex(5){&bold(){効果音が滅茶苦茶重い。}}
ゲームでは膝蹴りの連発から踵落としに繋ぐ類似技&bold(){『ソウルストライク』}がある。
・&bold(){ソウルパニッシャー/スターダストブレイカー/ゴジータ元気玉}
1つ目は&bold(){&color(ORANGERED){『ドラゴンボールZ3』}}、2つ目は&bold(){&color(DEEPSKYBLUE){『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ}}、3つ目は&bold(){&color(SPRINGGREEN){『ドラゴンボールZ アルティメットバトル22』}}でそれぞれ付けられた技名。
ベジットのスピリッツソードと同じく近年ではソウルパニッシャーで統一されつつある。
掌中に[[虹色に煌めくシャボン玉のような小さな気弾>シーザー・A・ツェペリ(ジョジョの奇妙な冒険)]]を創り出し、それを相手に投げつける。
気弾は弾けて無数の光の粒子となり相手の身体に吸い込まれ、内側から跡形も無く消し去ってしまう。
ジャネンバを浄化する際に使用した、ゴジータの代表的な技。
ゲームでは普通にダメージが入るものの、
一般的なエネルギー弾とは異質なエフェクトやジャネンバは消滅しても中に囚われていたサイケ鬼は無傷だったことから見るに、
純粋な破壊力で相手を倒すのではなく、邪悪なエネルギーのみを消し去る一種の[[浄化技]]のようである。
また、超サイヤ人4の状態で使えるゲームも。
映画『ブロリー』でも暴走したブロリーを落ち着かせる為、使用している。
ジャネンバの時は異なり、掌で一度握りしめる事なくそのまま投げ付けている。
・&bold(){クイックウルトラボール}
ゲームオリジナル。全身から気弾を発射する。
なんとなく[[ブロリー]]の&bold(){&color(SPRINGGREEN){「気が高まる…溢れるぅ…!」}}に似てる気がする。
・&bold(){ウルトラスーパードーナッツ}
ゲームオリジナル。ゴテンクスのギャラクティカドーナツの本歌取り…といった風情の光のリング。
用途自体は異なり、「連続スーパードーナッツ」のような拘束技ではなく、敵に直接ぶつけてダメージを与える技。
・&bold(){スターダストフォール}
映画『ブロリー』にて超サイヤ人のゴジータが使用。
上空から大量の光弾を雨のように飛ばして攻撃する。
技名は『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』より。
・&bold(){レゾナントエクスプロージョン}
映画『ブロリー』にて超サイヤ人ブルーのゴジータが使用。
拳を通して相手に気を直接叩き込み、体内から爆破する技。
直前まで滅多打ちにされて消耗していたとはいえ、ブロリーを戦意喪失させる程の威力を誇る。
・&bold(){瞬間移動}
映画『ブロリー』にて使用。
悟空の得意技で人の気配を目印にし、その人物のいるところに一瞬で移動する。
悟空と同じように、使用時に眉間に中指と人差し指を突く仕草をする。
・&bold(){かめはめ波}
映画『ブロリー』のゴジータが使用。内容としてはオーソドックスなかめはめ波。
超サイヤ人ゴッド超サイヤ人のゴジータの強さに戦意喪失していたブロリーに対して、容赦なくぶっ放した。
下記のように色々と派生技があるが、いつものを使用したのは『ブロリー』が初。
・&bold(){ブラフかめはめ波}
名称はゲームより。『GT』にて使用。かめはめ波を撃つ…と見せかけて、どこからともなく取り出したクラッカーを破裂させる。
原作アニメではなんと5体に分身して使用している。この技を見る限りゴジータは[[一種の魔法的なパワーも使用できる模様。>ダーブラ]]
・&bold(){アトミックかめはめ波}
超サイヤ人4ゴジータ:ゼノが使用するゲームオリジナル技。
ベジータ:ゼノが使ったゲームオリジナル技「アトミックフラッシュ」の構えからかめはめ波を発射する。
・&bold(){ファイナルかめはめ波}
ゲームオリジナル。ベジータのファイナルフラッシュと悟空のかめはめ波とを合体させた必殺技。
近年のゲームでは、もっぱらベジット用の技となっている。
・&bold(){ビッグバンかめはめ波}
『GT』で使用している。しかし、ゲームでは超サイヤ人4でなくとも使用可能。
ベジータのビッグバンアタックと悟空の超かめはめ波の連続技。
従来のかめはめ波と違い、両手を前に出してから気を溜めて発射する。超一星龍を倒す寸前まで追い詰めた。
・&bold(){100倍ビッグバンかめはめ波}
超サイヤ人4ゴジータのゲームオリジナル技。「ビッグバンかめはめ波」の威力を&bold(){&color(RED){文字通り100倍にした究極技。}}
&bold(){今更だが地球上でぶっ放していいのか大いに不安である。}
勿論威力は絶大であり、決まればほぼ勝ちが確定する程。
・&bold(){ウルトラビックバンかめはめ波}
ドラゴンボールヒーローズにおける超サイヤ人4ゴジータの必殺技。
ぶっちゃけ名前が変わったぐらいで通常のビックバンかめはめ波と特に変わりはない。
・&bold(){ゴッドビッグバンかめはめ波}
SSGSSゴジータのゲームオリジナル技。
「ゴッドかめはめ波」と「ゴッドファイナルフラッシュ」の合体技だろうか。
・&bold(){ダークビッグバンかめはめ波}
暗黒ゴジータのゲームオリジナル技。
従来のビッグバンかめはめ波と違って、気やかめはめ波の色が赤と漆黒になっている。
*VSベジット
ゴジータにまつわる定番の話題のひとつに
&bold(){「同じく悟空とベジータが秘宝・ポタラを使って合体した戦士であるベジットとどっちが強いのか?」}というものがある。
//公式の書籍では&color(BLUE){『フュージョンが両者の戦闘力の合計ならポタラによる合体はかけ算となるほど』}(大意)という記述があり、
//30分しか持続しないことや同質の体格・気の大きさを必要とされるなどの面倒な制約が一切ないポタラの合体は完全にフュージョンの上位互換。
//よって普通に考えればベジットの圧勝…となるのが当然の帰結のようだが、
//原作者の鳥山明は集英社からこの問いを受けた際に&bold(){&color(DEEPSKYBLUE){「短期戦ではゴジータ、長期戦ではベジット」}}と曖昧ながら素晴らしく夢のある回答をしている。
//不毛な強さ議論になりかけた時は思い出してみるといいかもしれない。
ゲームではIFとして両者の対決が何度か描かれており、
&bold(){&color(RED){『ドラゴンボール レイジングブラスト』}}では、ベジットとどちらが強いか勝負するIFストーリーが登場。
ゴジータが勝利するとベジットにしつこく再戦を申し込まれるが、フュージョンの時間が切れかかってしまうので水入りを申し出る。
それを聴いたベジットがドヤ顔で不戦勝宣言をし始めたので
&bold(){&color(RED){完全な決着をつけるまでインターバルを挟みつつ延々と闘う}}というオチがついていた。
なお、ベジットが勝った場合はベジットの&bold(){&color(DARKBLUE){「ポタラの効果はフュージョンより上なので自分たちが勝った」}}という旨の発言に対して
潔く&bold(){&color(GOLD){「まいった」}}と降参するが、一度合体したら二度と分離できないポタラのデメリットを見抜き
&bold(){「いったいチチとブルマにどう説明するつもりなんだ?」}とグサッとくる質問を投げかけ逆にベジットをたじたじにさせていた。
&del(){なんだか互いに負けた時の方が精神的に上回ってる気がするぞ…}
なお、ゴジータ自身は[[「みんな一緒に暮らせばいいのか?」>ハーレムエンド]]などとなにやらアブノーマルな提案をしていた。&bold(){&color(RED){お前(たち?)の嫁でもあるんだぞ!?}}
*VSブロリー
ベジットと並んで何かと因縁が多いのがブロリー。
同じく劇場版屈指の人気キャラということで『ドラゴンボールZ3』や『[[ドラゴンボールZ Sparking! METEOR]]』などのゲームのオープニング映像でたびたび戦いを繰り広げた。
このドラゴンボール劇場版2大ビッグネームの激突は『ブロリー』にてついに実現することとなる。
#center(){
&sizex(5){&bold(){&color(RED){ドラゴンボール(俺は修正)}}}
&sizex(5){&bold(){&color(BLUE){ドラゴンボール(お前は追記)}}}
&sizex(5){&bold(){&color(GOLD){溶け合えば奇跡のパワー}}}
&sizex(5){&bold(){&color(RED){ドラゴンボール(WIKIを合わせ)}}}
&sizex(5){&bold(){&color(BLUE){ドラゴンボール(コメを重ね)}}}
&sizex(5){&bold(){&color(GOLD){アニヲタの履歴を変えろ}}}
&sizex(6){&bold(){&color(GOLD){最強のフュージョン!!}}}
}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,31)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#lsd()
#comment_num2(num=30)
}
&font(#6495ED){登録日}:2015/05/23 Sat 07:24:42
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます
----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----
#center(){
&sizex(6){&bold(){&color(GOLD){俺は悟空でもベジータでもない……。}}}
&sizex(7){&bold(){&color(GOLD){俺は貴様を倒す者だ!}}}
}
ゴジータとは『[[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]』に登場するキャラクターである。
劇場版アニメ&bold(){&color(RED){『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』}}にて初登場した。
#openclose(show=●目次){
#contents()
}
*概要
&bold(){&color(RED){ゴ}}クウとベ&bold(){&color(BLUE){ジータ}}を折衷させた名前からも分かるように、
&bold(){「劇中最強のライバル同士である[[孫悟空>孫悟空(ドラゴンボール)]]と[[ベジータ]]が[[ゴテンクス]]のようにフュージョンしたらどうなるのか?」}
というファンなら誰しも考える&bold(){&color(GOLD){『夢のフュージョン戦士』}}をコンセプトに誕生したキャラクターで、原作漫画には登場しない。
原作で未登場なのは&bold(){&color(BLUE){ベジータがゴネた為}}((逆に「GT」ではベジータの方からフュージョンを持ちかけており、それを聞いた悟空は嬉しがっていた(ベジータの心の成長を表しているとも取れる)。一方で映画「ブロリー」では魔人ブウの時と同様に嫌がっていたが家族を守るために渋々許諾した。))だが、
さらにメタ的な理由として作者の鳥山明が原作に先駆けて映画でゴジータが登場してしまっていたので&bold(){同じことを繰り返したくない}と
合体の原理をポタラに切り替えたというものがある。
この逸話からもわかるように、映画がなくともゴジータは原作で登場していたかもしれないが、
ベジットはゴジータが先にいなければ存在しなかったキャラクターと言える。
映画では閻魔大王の救出に向かった悟空と、あの世の混乱で復活したベジータが元凶である[[ジャネンバ]]を倒すためにフュージョンをした姿。
後に原作の後日談をオリジナルで描くTVアニメ&bold(){&color(BLUE){『ドラゴンボールGT』}}の最終章・[[邪悪龍編>邪悪龍(DBGT)]]でも登場。
この時は悟空とベジータがアニメオリジナルの最強形態・&bold(){&color(RED){超サイヤ人4}}となった状態でのフュージョンだったので、
それに伴いゴジータも&bold(){&color(RED){超サイヤ人4状態での登場}}となった。
[[ドラゴンボール超 ブロリー]]ではようやく本編に参戦。
玩具でしか見ることが出来なかったノーマルの姿と&font(#008cff){超サイヤ人ゴッド超サイヤ人}の変身を披露した。
[[CV>声優(職業)]]は同じフュージョン戦士のゴテンクスや、ポタラによる悟空とベジータの合体戦士[[ベジット>ベジット(ドラゴンボール)]]と同じく、
悟空役の[[野沢雅子]]氏とベジータ役の[[堀川りょう]](当時は堀川亮名義)氏が同じ台詞を同時に喋る&bold(){『二人一役』}体制。
**外見
ゴテンクス同様、融合時の服装は一律してフュージョンを編み出した&bold(){メタモル星人の民族衣装}(素肌にベスト・腰帯・シャルワール風のパンツ)となる。
映画『ブロリー』のゴジータは基本的にメタモル星人の衣装はゴテンクスと同様だが、
『復活のフュージョン!!』にて初登場したゴジータは首元と肩のモコモコが橙色の特別仕様となっている。
『復活のフュージョン』のゴジータのみ頭上に&bold(){&color(GOLD){天使の輪}}が浮かんでいるが、
これは劇場版の舞台があの世であり、悟空・ベジータ両名が既に死んでいる状態だったから。ゲーム作品等では輪っかが無い事も多い。
髪型はベジータの特徴的なM字オールバックをやや浅めにしたもの基調に、超サイヤ人2や3の時の悟空の様に中央に前髪が一房垂れている。
*アニメ作品のゴジータ
それぞれの作品で手掛ける脚本家が違うためか、同一人物でありながら各作品でその性格は大きく異なっている。
しかし、一度フュージョンが成功すれば、あっさり形勢逆転する程の圧倒的な強さを誇っているのはどの作品でも共通。
**『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』
映画における実際の戦闘シーンはなんと&color(RED){1分にも満たない。}
行ったことも&bold(){パンチ}→&bold(){キック}→&bold(){気弾}というドラゴンボールにおけるバトルの基本要素をワンセットで放ったのみ。
それらも至近距離の間合いで完了したことであり、[[周囲に極大な破壊を齎したりはしていない。>フリーザ]]
[[しかしこの異質なアッサリ感が却って想像の余地を残し>アルティメットフォーム(仮面ライダークウガ)]]、ゴジータの圧倒的な強者のイメージを形作っているという見方もできるだろう。
&bold(){&color(CRIMSON){『正義のサイヤ人が心をひとつにすることで生まれる超戦士』}}
&bold(){&color(CRIMSON){『無駄を無くす方向性での別格のパワーアップ』}}
という演出は後の[[超サイヤ人ゴッド(及び超サイヤ人ゴッドSS)>超サイヤ人]]に通じるものがあるかも。
台詞らしい台詞がほとんど無く、その人となりを判断できる材料に乏しい。
悟空でもベジータでもないという宣言からは、邪悪な存在を浄化し消し去る神聖にして超然とした雰囲気を感じさせる(登場時のBGMも厳かで静謐な曲調である)。
戦う時は常に厳しい表情だが、ジャネンバを倒した後、
取り込まれた若い鬼が無事だった姿を見て緊張を解いて微笑を浮かべるなど、寡黙で沈着冷静だがただ強いだけでなく優しい戦士であることもうかがえる。
また、フュージョンする時間を稼ぐためにジャネンバに挑み戦闘不能になった[[パイクーハン>パイクーハン&オリブー]]&color(RED){(彼も既に故人)}に、
&bold(){&color(GOLD){「仇はとってやる!」}}と言う辺り優しいがちょっぴり天然かもしれない。
ゲームに参戦させた時はキャラ付けに苦労するタイプであることは確かで、
&bold(){&color(ORANGE){『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22』}}の隠しキャラクターとしてゲーム初登場した際は高飛車な性格として設定されており、後のゴジータ4の性格に近くなっている。
同じ合体戦士のベジットとは何故かソリが合わないことが多く、
&bold(){&color(ORANGERED){『ドラゴンボールZ 真・武道会』}}におけるベジットのアーケードモードでは、
神龍に&bold(){&color(DARKBLUE){『元のふたりに分離させてもらう』}}という願いを叶えてもらおうと奮闘するベジットを阻む敵として立ち塞がる。
その際、&bold(){&color(RED){ベジットの願いを知っていながらわざわざ邪魔する}}ことから
ベジットからは&color(DARKBLUE){「オレと同じだけど性格わりーなコイツ!!」}と言われている。&font(l){そこは「オレと違って」じゃないのかフツー…いや、正しいのか?}
ちなみにゴジータのアーケードモードの場合は神龍に&bold(){&color(GOLD){「腹いっぱいの美味いメシ」}}という、
本人曰く&bold(){無難かつ完璧な願い}を叶えてもらおうとしている。
やはりサイヤ人だけあって大食漢であったか……
ちなみに本作のゴジータはフュージョンどころかポタラを含めたZ戦士の合体戦士の内、
映像作品で唯一、ボスキャラを完全撃破に成功している存在でもある(基本的に合体戦士がボスポジを圧倒することはあっても勝利する例が少ないため)。
**『[[ドラゴンボールGT]]』
&bold(){&color(RED){超サイヤ人4ゴジータ}}は従来のドラゴンボールらしく&bold(){インフレの極致}を以てその強さが描写され、
&bold(){&color(RED){パンチが速すぎて間合いに入り込んだ相手がひとりでに吹き飛んだだけに見える}}
&bold(){&color(RED){エネルギー弾の速射をノーガードで全弾喰らってもマッサージ扱い}}
など、最強の邪悪龍である超一星龍を完全に子ども扱いしていた。
地球を滅ぼして余りある&bold(){&color(PURPLE){マイナスエネルギーのパワーボール}}を自身の体内の&bold(){&color(RED){プラスエネルギー}}で中和してから蹴飛ばし、
ついでに地球を覆っていたマイナスエネルギーを一掃するなど、映画で見せた邪悪なエネルギーを浄化する能力も引き続き使える模様。
公式ホームページでは&bold(){&color(RED){「その強さは超サイヤ人4単体の数十倍にもなる」}}とされている。
また、書籍&bold(){&color(BLUE){『GTパーフェクトガイド』}}では&bold(){&color(RED){「おそらく全銀河、全次元を通じても最強のパワーを持っているはず」}}と解説されている。
ただしゴジータの登場する作品の世界観は、映画・GT共に原作世界からは異なる為、
[[『神と神』以降のドラゴンボールユニバースでどの程度の強さ>破壊神ビルス]]なのかは不明&footnote(ゲーム『ドラゴンボール ゼノバース』では、超サイヤ人4ゴジータとビルスの対戦前の掛け合い台詞が存在する。ゴジータは「今ならビルス様にも勝てるかな?」と発言し、ビルスは「ほほぅ……凄いパワーだ!いい線いってるんじゃない?」と発言する。)。
合体によってゴテンクス(あるいはベクウ)同様に&bold(){&color(RED){自信過剰な気質}}に変化しており、
言動は&bold(){[[尊大を通り越してもはや傲慢。>ダーク・シュナイダー(BASTARD!!)]]}
徹底的に相手をコケにし、屈辱感と無力感を植えつけていく戦い方は最強最後の敵であるはずの超一星龍が可哀想になってくるレベルである。
この時の&bold(){&color(RED){超強い猿が龍を手玉に取って笑いこけている姿}}はある意味原典『西遊記』の孫悟空にそっくりともいえる。
ただ、この慢心が災いし、さっさとトドメを刺さずに遊んでいたために、
タイムリミットが来てフュージョンが解けてしまったばかりか、&bold(){再度フュージョンする条件すら満たせなくなってしまった。}
登場時に項目冒頭の決めゼリフまで放っておきながら結局倒しきれず、&bold(){舐めプのせいで退場してそれっきり}という扱い&footnote(ベジットも高飛車な言動が目立ったが、あれは魔人ブウを挑発することで仲間たちの取り込まれたブウの体内に自分を導かせるという計略である。)から、
(尺の都合もあるが)映画での油断も慢心もせず、最低限の動きで相手を瞬時に無力化するゴジータを見ていたファンからはゴジータ4の性格描写はカリスマブレイクとして賛否両論である。
GT以降リリースされたゲーム作品においては、不遜な自信家ではあるものの原作アニメほどおちゃらけた態度は描かれていない。
一応、作中においては
「超一星龍を挑発して、純粋かつ膨大なマイナスエネルギーを技として放たせて、そのマイナスエネルギーの塊を逆に利用することで、
エネルギーを反転させたプラスエネルギーの塊を作り出し、マイナスエネルギーに覆われて外界からも遮断された地球を浄化する」
という作戦の為であり、その直後に遊びを止めてトドメにかかったので「ベジットと同様にこの地球の浄化を行う為に挑発してたんじゃないか」とも取れる描写もされている。
**『[[ドラゴンボール超 ブロリー]]』
『[[ドラゴンボール超]]』の世界観である映画『ブロリー』に登場したゴジータは、
最終的に悟空が「多分ビルス様より強い」と推察したブロリーを圧倒していたため、
そのクラスの圧倒的強者という扱いである様子(力の大会を経て、悟空とベジータがより強くなっている影響も大きい)。
ピッコロから名前を聞かれて「名前があった方がかっこいいかも」とお茶目で少し子供っぽい行動を取るなど、
旧作と比較して悟空の要素が強く出ていることが読み取れるが、戦闘面ではベジータの様に、全く容赦がなく、特に悪の心を浄化する力を持つソウルパニッシャーに耐えてしまったブロリーに対しては、戦意喪失するまで手加減抜きで戦い抜き、暴走する彼を圧倒的な力で鎮めた。
この作品では過去作では披露されていなかった黒髪の通常状態より登場し、ブロリーとの戦闘が進むにつれ「復活のフュージョン」と同じく超サイヤ人に変身し、さらには超サイヤ人ゴッド超サイヤ人への変身を披露した。
ちなみに本作ではブロリーには名乗っていないが、上述のピッコロと何者か問うてきたフリーザに対して名乗っている。
また、それに伴い『復活のフュージョン』や『GT』で見せた、上記の「俺は悟空でもベジータでもない~」の下りは披露されていない。
**『スーパードラゴンボールヒーローズ プロモーションアニメ』
『宇宙争乱編』の第17話ラストから登場。『ブロリー』と同様に超サイヤ人ゴッド超サイヤ人に変身した。
究極形態に進化したハーツを相手に戦い、ヒットやジレンと共に連携したかめはめ波なども披露。
最後には肉弾戦の末に宇宙の種を破壊してハーツの撃破に成功した。
ハーツに一緒に人間の自由の為に戦うことを勧誘された際には、「&bold(){俺はもう自由だ}」と返答している。
決戦後には、ゴジータを初めて見たジレンに何故力の大会で使用しなかったのかを問われた際には返答に戸惑った瞬間に合体が解除され、ベジータが「こんな奴と…合体なんぞしたくないからだ!」と回答している。
『新時空大戦編』の16話に登場。超サイヤ人ゴッド超サイヤ人及び更なる強化形態の超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・進化に変身した。
超サイヤ人ロゼフルパワーとなったゴクウブラック相手に、SSGSSの状態で戦い、この時点で戦闘力では勝るも、
ほぼ不死身の回復力に対抗するため、SSGSS・進化へと変身。ブラックの回復力すら上回り、一方的に撃破した。
続く17話でフューに対抗するため、進化及びゴジータ:ゼノが超フルパワーサイヤ人4・限界突破へと変身し、ダブルゴジータが実現。
だったのだが、&bold(){まさかの一撃で合体解除}。そのまま両ベジータを異空間に飛ばされ合体封じまでされてしまった。
『時の界王神編』の第6話では、ドミグラによって召喚された超一星龍:ゼノに追い詰められた悟空の前に、超フルパワーサイヤ人4・限界突破の姿でゴジータ:ゼノが登場。
ドミグラによって強化された超一星龍:ゼノに対し、&bold(){本当に指一本だけで圧倒}。相変わらずエネルギー弾の連射をマッサージ扱いする余裕っぷりも健在。
今回は遊ぶ描写はほとんど見られず、超一星龍:ゼノが放ったマイナスマイナスエネルギーパワーボールをビッグバンかめはめ波で跳ね返し、そのまま超一星龍:ゼノを時空の彼方まで吹き飛ばした。
因みに、この時両者は過去にも(上記の『GT』の場面で)戦った件について触れている。
その後、暗黒の力で強化された超フルパワーサイヤ人4・限界突破のブロリーと交戦。ブロリーの戦闘スタイル的にワンパターンになりがち(実際に&bold(){「ワンパターン野郎」}と言っている)なので、ベジット時代の経験を活かし、ノーダメージとは行かなかったが互角以上に戦いを繰り広げる。
その後、ブロリーはタフネスに任せて時間切れまで耐え切った様で、悟空・ベジータ:ゼノの超フルパワーサイヤ人4・限界突破と引き続き交戦していた。
*ゲーム作品のゴジータ
・ゴジータ:ゼノ
ゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』における、原作及び超やGTとも異なる時空の人物である悟空:ゼノとベジータ:ゼノの融合体。
ズボンが黒く、バンドは青くなっている他、上半身には黒いインナーを着用している。
超サイヤ人と超サイヤ人3、超サイヤ人4に変身可能。
・EXゴジータ
ゲーム『ドラゴンボールフュージョンズ』に登場した、従来のフュージョンではなくブルマが作成したメタモリングを用いたEXフュージョンによって誕生したゴジータ。
ゲーム作中では『&bold(){EXゴジータ}』と名付けられて区別されている。
こちらはゴジータと言いながら外見が大きく異なっており、前髪が垂れたその顔は本来のゴジータよりもベジットの方がまだ近い。
服装もベジータの戦闘ジャケットに悟空の胴着を組み合わせたようなものになっており、左腕にはメタモリングを装着している。
性格はゲームでの説明によると「純粋に強くなりたい気持ちは誰よりも強い」とのこと。
・暗黒ゴジータ
ゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』の暗黒王メチカブラ編『魔神降臨編』にて登場したゴジータの亜種(?)。
魔神トワが生み出した実験体のフィンが超サイヤ人4ゴジータ(GT)を吸収したことで変身した。
吸収体なので「フィン:ゴジータ吸収」と呼ぶのが正しいのだろうが、「暗黒ゴジータ」名義なのでこれもゴジータに分類される存在との扱いなのだろう。
一度吸収した力はコピーできるというフィンの特性により、吸収を解除されても再変身可能。
ただしオリジナルとコピーの差故か、本物のゴジータ4より強さは劣る模様。
元々のフィンの姿に超サイヤ人4ゴジータの髪型と体型が混ざったという容姿であり、相当不気味な感じになっている。
性格面でもゴジータを吸収した影響か、元々知能が低く会話が出来なかったのにフィンと違って荒々しく好戦的な言動をするようになった。
ゴジータ側がフィンの意識を乗っ取り返した際には、混ざった容姿から元の超サイヤ人4ゴジータの姿に戻りかけている。
*ベクウ
悟空とベジータの&bold(){フュージョン失敗形態。}ゴテンクスが失敗したのと同様にまるまるとした&bold(){&color(HOTPINK){肥満体}}が特徴。
デブな上に短足で調子が狂うのかバランスが崩れやすく、よくコケる。
性格はやたらと自信過剰で態度がデカく、&bold(){&color(ORANGE){悟空の呑気さ}}と&bold(){&color(NAVY){ベジータのプライドの高さ}}が悪い意味で一緒くたになっており、
ある意味後のゴジータ4から綺麗に実力を差っ引いたようなキャラクターになっている。
フュージョン失敗のお約束として、戦闘力に関しては&bold(){&color(RED){めちゃくちゃ弱い。}}
しかもフュージョンは一度融合したら最後&bold(){&color(RED){自発的な解除は不可能}}(一部例外を除く)なので、
「復活のフュージョン」ではこの状態でジャネンバの猛攻を30分やり過ごさねばならない事態に。
&footnote(ジャネンバは一時はあのブロリーを抑えて劇場版の敵の中では最強という公式アナウンスがあったほどの強敵である。)
完全に無理ゲーと思われたが、ベクウが死人で場所が地獄だからなのか、あるいは[[ギャグ補正]]が付いたのか、
&bold(){&color(HOTPINK){魔人ブウ}}並みの異様なタフネスを発揮。連続でぶん殴られても死なず、ゴムボールのように凹んだり弾んだり、
腹の具合をおかしくて[[屁を連発しながらチョコマカ走り回る>キン肉マン/キン肉スグル]]などして、思いのほかジャネンバを翻弄していた。
大界王様の見立てによれば&color(DARKKHAKI){「相手の技を見切ることに長けたジャネンバの勝手が違ってるからゴジータ(ここではベクウの事を指す)の動きが読めないみたい」}とのこと。
その後も
&bold(){攻撃を避けきれずにズボンが破れてケツ丸出しになったり}
&bold(){なぜか}&bold(){&color(RED){カメラ目線で浮かれている}}&bold(){ところに横からラリアットをぶち込まれたり}
&bold(){後ろから蹴飛ばされてカメラ?に顔面から激突したり}
と苦戦を強いられつつも30分持ちこたえ、最終的に針山地獄の針を変形させた刺突攻撃にあわや串刺しになる寸前でタイムリミットが訪れ、
フュージョンの離脱に成功した。このシーンのギャグからシリアスへの緩急はファンの語り草。
ちなみに&bold(){&color(RED){ベクウ}}という名前は事の顛末を見守っていた南の銀河の界王の
&color(HOTPINK){「あれではゴジータじゃなくベクウじゃなwww」}というコメントからついたものであり、
&bold(){&color(RED){ベクウ当人はゴジータと名乗っている}}(その一方で完全なゴジータはそもそも名乗っていない)。
他の界王たちからも&color(DODGERBLUE){「できそこない」}&color(LIME){「一発でやられてしまうんじゃないの?」}&color(PLUM){「カッコ悪いじゃない、やりなおせばぁ?」}
…と散々な反応を返されていた。
劇中で見せた太った姿の他にもゴテンクスもなっていた&color(GRAY){ガリガリに痩せ細ったベクウ}も設定上存在している。
ジャネンバが掌の上に創り出したイミテーションの悟空とベジータをフュージョンさせるが失敗し…
…といった流れで登場させる予定だったものの、そのシーンが丸ごとカットされたために本編では出せず仕舞いに。
ドラゴンボールのカードダスには痩せ型ベクウのカードもある。
『ブロリー』にも登場。
フュージョンポーズの失敗により一度目は肥満型(指がずれた)、二度目は痩せ型(『はっ!!』のときの体の角度が悟空は45°、ベジータは60°)の姿になってしまい、1時間もの間ベクウの姿でいるはめに。
尚、この裏でフリーザは延々とブロリーにボコられ続けており…(&bold(){もしもシーンを省いていただけで原作通りの時間を必要とした場合は3時間以上}になる)。
*変身形態
**アニメ本編
・通常状態
劇場版では登場時からすでに超サイヤ人状態だったため、長年通常形態の容姿は不明だったが、
後年ガシャポン&color(ORANGE){『ドラゴンボール改 アルティメットディフォルメマスコット』}にて&font(l){捏造}造形されており、
デフォルト時は逆立った黒髪、顔立ちは目の輪郭が四角いベジータ寄りのようだ。
合体前が同じ人物ではあるがベジットとも微妙に人相が違う。
アニメ本編には『ブロリー』で初登場。
単体では超サイヤ人ブルーでも回避で精一杯だったブロリーの猛攻を難なくいなして見せた。
・&font(#ffdc00){超サイヤ人}
『復活のフュージョン』で初登場した形態。
悟空とベジータの資質がひとつとなっているため、当然[[超サイヤ人]]への変身が可能。
通常超サイヤ人のオーラは体を包む程度のサイズに収まるが、
ゴジータのそれは&bold(){&color(GOLD){柱のように天に立ち昇っていく}}独特の演出となっている。
『ブロリー』にも登場。
超サイヤ人ブロリーに対して互角以上(比較的優勢)に戦うが、
フルパワーとなったブロリーに圧倒され一発もらった後、超サイヤ人ゴッド超サイヤ人に変身する。
・&font(#ff7800){超サイヤ人4}
『GT』で初登場した形態。
超一星龍に対抗するべく、超サイヤ人4同士のフュージョンによって爆誕した究極戦士。
超サイヤ人4になった際は&bold(){&color(RED){赤い体毛}}・&bold(){黒髪}の合体前の悟空・ベジータに対し
&bold(){&color(DARKRED){やや暗い赤茶色の体毛}}に&bold(){&color(RED){赤い髪}}、&bold(){&color(STEELBLUE){瞳は青}}といった外見の違いがある。
超サイヤ人4共通の特徴として尻尾も生えており、服装は変化していないがリストバンドと体毛がつながってパッと見長袖に見える。
なお、この姿に至るとあまりの強さに&bold(){通常30分の融合タイムリミットがさらに縮んでしまう}ため、超サイヤ人4の状態で活動できるのは僅か&bold(){&color(RED){10分。}}
それを知らずにいい気になってしまったために、あと一歩というところでフュージョンが解けてしまっていた。
・&font(#008cff){超サイヤ人ゴッド超サイヤ人}
『ブロリー』で初登場した形態。
フルパワーを発揮したブロリーに押されるゴジータが、超サイヤ人から超サイヤ人ゴッドをすっ飛ばして変身した。
決着の寸前で合体が解けてしまう事が多かった合体戦士の中では珍しく、最後までその姿を保ったままブロリーを圧倒した。
エンディングクレジットのシーンでのポーズが局所的に話題となった。&font(l){誰が言ったか「ゴジータさんだぞっ!」}
**ゲームオリジナル
・&font(#ffdc00){超サイヤ人2}
筐体ゲーム&bold(){『ドラゴンボールヒーローズ』}で新たに登場したオリジナル形態。
意外なことに超サイヤ人3より後の弾で収録されている。
なお、『復活のフュージョン』でのゴジータは公式での説明がない上に髪質の尖り具合がそれっぽかったため、
&color(RED){超サイヤ人2ではないか}という見解もあったが、
この形態の登場により、劇場版では通常の超サイヤ人状態であったことが明らかになった。&font(l){それであのポテンシャルかよ…!}
・&font(#ffdc00){超サイヤ人3}
こちらも『ドラゴンボールヒーローズ』に登場したゲームオリジナル形態。
『GT』では3を飛ばして一気に超サイヤ人4へと覚醒してしまったのでようやくのお目見え。
ゲームのストーリーによると、ジャネンバベビーに対抗するために誕生したようである。
ゲームではそうしたデメリットは発生しないが、
実際は4よりも消耗の激しい超サイヤ人3ならばタイムリミットがさらに縮まってしまうかもしれない。
・&font(#ff0000,#ffdc00){黄金大猿}
超サイヤ人4の前段階として『ヒーローズ』に登場。
この形態でもメタモル星人の民族衣装は着たままである。&font(l){よく破けないな…}
本来は大猿化を克服した上で4になり、そこからフュージョンしてゴジータ4になったのでこれは完全に幻の形態である((作中では一旦フュージョンしてから超サイヤ人4になる事も提案されていたが、GTの悟空はある事情で子供にされてしまっており、ベジータとフュージョン可能な体格に戻れるのは超サイヤ人4になった時のみ))。
・&font(#008cff){超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・進化}
超サイヤ人ゴッド超サイヤ人の強化形態として『ヒーローズ』に登場。
ベジータ同様に髪が水色になり、瞳が輝く。またプロモーションアニメでは常時光り輝いており、靄のようなオーラを纏っている。
直前に悟空とベジータが修行をしたこともあって戦闘力は圧倒的であり、アニメでは気弾すら使わずにブラックを倒している。
・&font(#ff7800){超フルパワーサイヤ人4・限界突破}
超フルパワーサイヤ人4・限界突破に覚醒したゼノの二人が合体した形態として『ヒーローズ』に登場。
超サイヤ人4と比較して常にオーラを纏うようになっているほか、炎のような気弾を放っている。
*ゴジータの技
技名はゲームでつけられたものがほとんど。映画「復活のフュージョン!!」においては必滅にして無名の技である。
・&bold(){拳打(名称不明)}
ジャネンバと対峙した際、最初に放った攻撃。宙に浮いた自然体の姿勢のまま緩やかに距離を詰めつつ、無数の風が吹き抜けるようなエフェクトを放つ。
&color(RED){腕どころか身体を動かしている描写が一切無い}ので&bold(){実際はパンチかどうかすらわからない。}
当たった箇所に衝撃痕が広がった後、遅れて命中時の音が響く点から別次元の速さと重さが籠っていることが想像できる。
・&bold(){蹴撃(名称不明)}
[[相手を透り抜けるように死角へ移動、>北斗神拳]]後頭部へ左右交互に一発ずつ膝蹴りを叩き込み、
仕上げに宙で身を捻っての[[サマーソルトキック]]を見舞う。命中時に星が飛び散るようなエフェクトが入る。
浮遊感溢れる挙動の割に&sizex(5){&bold(){効果音が滅茶苦茶重い。}}
ゲームでは膝蹴りの連発から踵落としに繋ぐ類似技&bold(){『ソウルストライク』}がある。
・&bold(){ソウルパニッシャー/スターダストブレイカー/ゴジータ元気玉}
1つ目は&bold(){&color(ORANGERED){『ドラゴンボールZ3』}}、2つ目は&bold(){&color(DEEPSKYBLUE){『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ}}、3つ目は&bold(){&color(SPRINGGREEN){『ドラゴンボールZ アルティメットバトル22』}}でそれぞれ付けられた技名。
ベジットのスピリッツソードと同じく近年ではソウルパニッシャーで統一されつつある。
掌中に[[虹色に煌めくシャボン玉のような小さな気弾>シーザー・A・ツェペリ(ジョジョの奇妙な冒険)]]を創り出し、それを相手に投げつける。
気弾は弾けて無数の光の粒子となり相手の身体に吸い込まれ、内側から跡形も無く消し去ってしまう。
ジャネンバを浄化する際に使用した、ゴジータの代表的な技。
ゲームでは普通にダメージが入るものの、
一般的なエネルギー弾とは異質なエフェクトやジャネンバは消滅しても中に囚われていたサイケ鬼は無傷だったことから見るに、
純粋な破壊力で相手を倒すのではなく、邪悪なエネルギーのみを消し去る一種の[[浄化技]]のようである。
また、超サイヤ人4の状態で使えるゲームも。
映画『ブロリー』でも暴走したブロリーを落ち着かせる為、使用している。
ジャネンバの時は異なり、掌で一度握りしめる事なくそのまま投げ付けている。
・&bold(){クイックウルトラボール}
ゲームオリジナル。全身から気弾を発射する。
なんとなく[[ブロリー]]の&bold(){&color(SPRINGGREEN){「気が高まる…溢れるぅ…!」}}に似てる気がする。
・&bold(){ウルトラスーパードーナッツ}
ゲームオリジナル。ゴテンクスのギャラクティカドーナツの本歌取り…といった風情の光のリング。
用途自体は異なり、「連続スーパードーナッツ」のような拘束技ではなく、敵に直接ぶつけてダメージを与える技。
・&bold(){スターダストフォール}
映画『ブロリー』にて超サイヤ人のゴジータが使用。
上空から大量の光弾を雨のように飛ばして攻撃する。
技名は『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』より。
・&bold(){レゾナントエクスプロージョン}
映画『ブロリー』にて超サイヤ人ブルーのゴジータが使用。
拳を通して相手に気を直接叩き込み、体内から爆破する技。
直前まで滅多打ちにされて消耗していたとはいえ、ブロリーを戦意喪失させる程の威力を誇る。
・&bold(){瞬間移動}
映画『ブロリー』にて使用。
悟空の得意技で人の気配を目印にし、その人物のいるところに一瞬で移動する。
悟空と同じように、使用時に眉間に中指と人差し指を突く仕草をする。
・&bold(){かめはめ波}
映画『ブロリー』のゴジータが使用。内容としてはオーソドックスなかめはめ波。
超サイヤ人ゴッド超サイヤ人のゴジータの強さに戦意喪失していたブロリーに対して、容赦なくぶっ放した。
下記のように色々と派生技があるが、いつものを使用したのは『ブロリー』が初。
・&bold(){ブラフかめはめ波}
名称はゲームより。『GT』にて使用。かめはめ波を撃つ…と見せかけて、どこからともなく取り出したクラッカーを破裂させる。
原作アニメではなんと5体に分身して使用している。この技を見る限りゴジータは[[一種の魔法的なパワーも使用できる模様。>ダーブラ]]
・&bold(){アトミックかめはめ波}
超サイヤ人4ゴジータ:ゼノが使用するゲームオリジナル技。
ベジータ:ゼノが使ったゲームオリジナル技「アトミックフラッシュ」の構えからかめはめ波を発射する。
・&bold(){ファイナルかめはめ波}
ゲームオリジナル。ベジータのファイナルフラッシュと悟空のかめはめ波とを合体させた必殺技。
近年のゲームでは、もっぱらベジット用の技となっている。
・&bold(){ビッグバンかめはめ波}
『GT』で使用している。しかし、ゲームでは超サイヤ人4でなくとも使用可能。
ベジータのビッグバンアタックと悟空の超かめはめ波の連続技。
従来のかめはめ波と違い、両手を前に出してから気を溜めて発射する。超一星龍を倒す寸前まで追い詰めた。
・&bold(){100倍ビッグバンかめはめ波}
超サイヤ人4ゴジータのゲームオリジナル技。「ビッグバンかめはめ波」の威力を&bold(){&color(RED){文字通り100倍にした究極技。}}
&bold(){今更だが地球上でぶっ放していいのか大いに不安である。}
勿論威力は絶大であり、決まればほぼ勝ちが確定する程。
・&bold(){ウルトラビックバンかめはめ波}
ドラゴンボールヒーローズにおける超サイヤ人4ゴジータの必殺技。
ぶっちゃけ名前が変わったぐらいで通常のビックバンかめはめ波と特に変わりはない。
・&bold(){ゴッドビッグバンかめはめ波}
SSGSSゴジータのゲームオリジナル技。
「ゴッドかめはめ波」と「ゴッドファイナルフラッシュ」の合体技だろうか。
・&bold(){ダークビッグバンかめはめ波}
暗黒ゴジータのゲームオリジナル技。
従来のビッグバンかめはめ波と違って、気やかめはめ波の色が赤と漆黒になっている。
*VSベジット
ゴジータにまつわる定番の話題のひとつに
&bold(){「同じく悟空とベジータが秘宝・ポタラを使って合体した戦士であるベジットとどっちが強いのか?」}というものがある。
//公式の書籍では&color(BLUE){『フュージョンが両者の戦闘力の合計ならポタラによる合体はかけ算となるほど』}(大意)という記述があり、
//30分しか持続しないことや同質の体格・気の大きさを必要とされるなどの面倒な制約が一切ないポタラの合体は完全にフュージョンの上位互換。
//よって普通に考えればベジットの圧勝…となるのが当然の帰結のようだが、
//原作者の鳥山明は集英社からこの問いを受けた際に&bold(){&color(DEEPSKYBLUE){「短期戦ではゴジータ、長期戦ではベジット」}}と曖昧ながら素晴らしく夢のある回答をしている。
//不毛な強さ議論になりかけた時は思い出してみるといいかもしれない。
ゲームではIFとして両者の対決が何度か描かれており、
&bold(){&color(RED){『ドラゴンボール レイジングブラスト』}}では、ベジットとどちらが強いか勝負するIFストーリーが登場。
ゴジータが勝利するとベジットにしつこく再戦を申し込まれるが、フュージョンの時間が切れかかってしまうので水入りを申し出る。
それを聴いたベジットがドヤ顔で不戦勝宣言をし始めたので
&bold(){&color(RED){完全な決着をつけるまでインターバルを挟みつつ延々と闘う}}というオチがついていた。
なお、ベジットが勝った場合はベジットの&bold(){&color(DARKBLUE){「ポタラの効果はフュージョンより上なので自分たちが勝った」}}という旨の発言に対して
潔く&bold(){&color(GOLD){「まいった」}}と降参するが、一度合体したら二度と分離できないポタラのデメリットを見抜き
&bold(){「いったいチチとブルマにどう説明するつもりなんだ?」}とグサッとくる質問を投げかけ逆にベジットをたじたじにさせていた。
&del(){なんだか互いに負けた時の方が精神的に上回ってる気がするぞ…}
なお、ゴジータ自身は[[「みんな一緒に暮らせばいいのか?」>ハーレムエンド]]などとなにやらアブノーマルな提案をしていた。&bold(){&color(RED){お前(たち?)の嫁でもあるんだぞ!?}}
*VSブロリー
ベジットと並んで何かと因縁が多いのがブロリー。
同じく劇場版屈指の人気キャラということで『ドラゴンボールZ3』や『[[ドラゴンボールZ Sparking! METEOR]]』などのゲームのオープニング映像でたびたび戦いを繰り広げた。
このドラゴンボール劇場版2大ビッグネームの激突は『ブロリー』にてついに実現することとなる。
#center(){
&sizex(5){&bold(){&color(RED){ドラゴンボール(俺は修正)}}}
&sizex(5){&bold(){&color(BLUE){ドラゴンボール(お前は追記)}}}
&sizex(5){&bold(){&color(GOLD){溶け合えば奇跡のパワー}}}
&sizex(5){&bold(){&color(RED){ドラゴンボール(WIKIを合わせ)}}}
&sizex(5){&bold(){&color(BLUE){ドラゴンボール(コメを重ね)}}}
&sizex(5){&bold(){&color(GOLD){アニヲタの履歴を変えろ}}}
&sizex(6){&bold(){&color(GOLD){最強のフュージョン!!}}}
}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,31)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#lsd()
#comment_num2(num=30)
}