Battle Chef Brigade

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&font(#6495ED){登録日}:2019/02/16(火) &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(24){&b(){ブリゲード万歳!!}}} 『Battle Chef Brigade(バトルシェフ ブリゲード)』とは2017年11月20にアメリカのインディーゲームスタジオTrinket Studiosが開発、Adult Swim Gamesから発売されたゲームソフト。 発売当初はPC専用であったが、後にSwitch・PS4に移植され、日本でもSwitch版がダウンロード販売されている。 ジャンルは『アクションパズルゲーム』 *【概要】 料理を題材としており、食材を調達する&bold(){アクションゲーム要素}と食材を調理する&bold(){パズルゲーム要素}で構成されている。 グラフィックは日本の漫画作品のような手描きイラストが用いられており、キャラの一つ一つの表情が非常に豊か。 *【あらすじ】 100年前、ヴィクタシア王国では魔物により農場や動物たちが襲撃され、人々は飢餓状態に陥っていた。だが、誰一人として呪われた魔物の肉を食おうと考える者はいなかった。 飢餓が続き、この事態を憂いた時の国王ハインリッヒと料理長のロブションは、国の一流料理人たちを集め「シェフ兵」として活動させる軍隊「バトルシェフ・ブリゲード」を結成。 シェフ兵たちは世界各地で魔物を狩り、その肉を調理して各家庭に提供、これにより人々は飢餓から救われることとなる。 その後、王国では毎年新たなシェフ兵を発掘する「考試大会」が開催されるようになり、大会は今年で100周年という節目を迎える。 風の村に住む女性『ミナ・ハン』はそんなブリゲードに入ることに憧れ、日夜特訓を繰り広げていた。 自分の実力を確かめるため、そして夢を叶えるために親の反対を押し切り、大会の舞台である「ブリゲードタウン」へと足を運ぶのだった。 *【クッキングコロシアム】 今作最大の特徴は&bold(){食材の『調達』と『調理』を同時進行で行う}ことである。 基本的な流れとしては 挑戦を申し込む。 ↓ 「戦闘」「調味」「料理道具」の3つのカテゴリにそれぞれ最大3つのアイテムをセットする。 ↓ 審査員(最大3名)が所望する味とテーマ食材の発表。 ↓ 制限時間内に食材を調達・調理し、料理を審査員にサーブ(提供)する。 ↓ 審査となり、得点の加減が行われる。 ↓ 最終的に得点の高い者が勝利。 というもの。分かりやすくいうと料理の鉄人。 **【狩猟パート】 様々な魔物・植物を狩り、食材を調達する。サイドビューのアクションゲームの形式で行われる。 キャラクターにはそれぞれHPとMP(『マジック』でなく『マナ』)が設定されており、HPが尽きてしまうと拾った食材を全て落とし、タイムロスとなってしまう。 MPは魔法や特殊な行動を起こすと消費し、尽きてしまうと使用不可となる。なお、これらの回復アイテムは存在せず、時間経過でしか回復できない。 食材の持てる数には限度があるが、一度キッチンに戻って収納することでまた拾うことができる。 なお、魔物の中にはある特定の食材を捕食することで通常では出ない特別な食材を落とすことがあるので、すぐに倒さず色々と試してみるのも一つの手段である。 **【調理パート】 調達した食材を調理する。こちらではマッチ3パズル形式で行われる。 料理道具が置かれた場所に表示される枠の中に、入手した食材を示す要素の塊である『調味ジェム』を投下する。 ジェムはそれぞれ炎(赤)・水(青)・土(緑)の3種類に分類されており、縦2×横2の範囲で左右に回転させることができる。 同じ味でなおかつ、同じレベルのジェムを縦横どちかかに3つずつ揃えるとレベルが1上がったジェムに変化し、最大3レベルまで上がる。そのため、最大レベルのジェムを1個作り出すためにはレベル1のジェムが9個必要になる。((調理道具によっては2個又は4個でレベルが上がる。)) 途中から骨と毒が含まれる食材が出てくることがある。 骨は枠を一つ圧迫してしまうが、3つ揃えることで光り輝く『万能ジェム』が一つ出来上がる。 このジェムはどんな味やレベルでも対応可能な正に万能な成分。なるべくレベル2と併用して使いたい。 毒は3回動かすと周りのジェムにヒビを入れて消滅してしまう。ひび割れたジェムは3回動かすとジェムのレベルが1下がり、レベル1のものは消滅してしまう。ジェムを繋げる、もしくは特定の調理器具で消すことが出来る。 しかし、毒を上手く3つ揃えれば浄化され毒のあった枠部分にゲージが登場。ゲージが消える間にレベル2以下のジェムを入れればレベルがアップする。 骨と毒はまな板でも処理できるので、敢えて入れることで効率よくレベルアップを図るか、あらかじめ取り除き安全に調理するかといった判断力が求められる。 食材を狩ったら調理し、足りなくなったらまた狩りに行く…これらを繰り返し、制限時間内に審査員の要望に応えつつ、多くのレベル3のジェムを作り出すことが両パートの目標。 **【審査パート】 審査員全員分の料理をサーブするか、時間切れとなると狩猟・調理パートは終了し、審査に入る。 元々のポイントに加え、料理の出来具合により、そこからポイントが加減される。 《加点条件》 ・審査員の味の要望に応えた 例えば「火の味が食べたい」といった審査員に対し、火のレベル3のジェムが一つでも多く入っていればいい。 複数の味を要求された場合は同じ数のレベル3ジェムを揃えなければいけない点には注意。 ・「専門書」のアイテムをセットした場合にその専門書に書いてある条件を満たす 効果の中には「得点は低いがお手軽にできるもの」と「条件は難しいがその分高得点を得られるもの」と色々あるので、自分にあったものを選びたい。 《減点条件》 ・時間内にサーブできなかった ブリゲードを志すならば時間内に料理を提供できなければ一人前とは呼べない。 例え完成には至らなかったとしても出さないよりかはマシである。 ・そもそもテーマ食材が入っていない ジェムを作るのに夢中になるあまり、テーマ食材を忘れてしまっては目も当てられない。 ポイントが半減とペナルティが一番高いので、最初に投入する癖を付けておこう。 ・毒が入っている 神聖なる大会に毒殺事件などもってのほか。処理は忘れずに。 ちなみに骨は入っていても減点対象にはならないのでご心配なく。 以上の審査を終え、総合得点が高いプレイヤーが勝利となる。 *【用語】 ・ブリゲード 当時の国王であるハインリッヒと料理長であるロブションにより設立されたシェフ兵の軍隊の総称。 人々の脅威である魔物を狩り、調理して提供することで安全と胃袋を守っている。 また、狩った魔物を家庭や店に売るといった卸業も兼任している。 全ての料理人にとっては頂点とも呼べる誉れ高き勲章である。 ・考試大会 年に一度、王都「ブリゲードタウン」にて開催される謂わば入隊試験。毎年、ヴィクタシア各地から様々な料理人が集う。 予選で7勝を上げた後、ブリゲード最強のシェフである『ナイフ・スプーン・フォーク』の三名を打ち負かすことで晴れて入団となる。 ただし、3敗を喫した時点で即失格となる正に狭き門。 毎年この時期には観光客でごった返しとなり、一種の『町興し』にもなっている。 ・魔物 遥か昔から人間達に危害を与える存在。 当時は誰も食べようとすらしなかったが、ブリゲードにより調理法が確立されて以来食されるようになる。&font(l){美味いと分かると見方が変わるアレ} 現在では調理技術も向上しているためか、ブリゲード以外にも魔物を調理して提供するレストランが出てきている。 一口に魔物といえどピンからキリまでおり、全く襲いかかってこないものもいれば凶暴なものもいたりと多種多様。 *【登場人物】 **考試大会出場者 ・『鉄の胃袋』ミナ・ハン 今作の主人公である風の村出身の人間の女性。 ブリゲードに入団し、世界中の様々な料理を学ぶことを夢見ており、両親の反対を押し切って大会参加を決意。 明るく天真爛漫な性格で、母親から貰った小麦粉代を旅費に充てたり、列に割り込むなど強引なところがあるが、料理に対する情熱は本物である。 武器はナイフとダガー。風の魔法を組み合わせた戦法を得意としており、遠近どちらにも対応可能なバランスタイプとなっている。 肩書きである『鉄の胃袋』は食欲旺盛な彼女の様子をサイモンがそう呼んだもの。 変装が特技。((本人曰く「ごっこ遊びをやめなかった結果」)) ・『慈悲深きバーサーカー』スラッシュ 西海岸の里出身のオークの男性。ミナがブリゲートタウンで初めて出会う人物で、彼女の事を「青い小鳥ちゃん」と呼ぶ。 故郷の家族と仲間と料理をこよなく愛する豪快な熱血漢。 武器は肉切り包丁。ミナと比べるとステップがないため相手の攻撃を避けにくく、攻撃スピードも遅いが、それを補う攻撃力が売り。 食材を吸収することで『バーサーク状態』となり、さらに攻撃力が底上げされるのでドラゴンやヒドラといった大型の魔物も比較的楽に狩れる。 第五章は彼が主人公となり、病気で苦しむ妻のために奮闘する。 勝利すると狩猟パートでダガーを当てた魔物を炎で燃え上がらせ追加ダメージを与える『竜の首飾り』がもらえる。 ・『光速の食鬼』ジギー 本名ジークフリード。死霊術師を生業とする男性で、見た目は人間だがその正体はアンデッド。スライム状のオバケ『ジェリー』を連れている。 性格は飄々としてつかみどころがなく、危険地帯と言われる闇の世界を散歩感覚で歩くなど底が見えない。 自身のアンデッドの特性を活かし研究機構に侵入し、秘密裡に調査するといった裏方的な仕事を担ってくれる。 武器は骨すき包丁。闇の力で死霊軍団を召喚・使役する能力を持つ。 勝利すると調理パート時に調味ジェム二つを赤に変更できる『ジギーの辛口ケチャップ』がもらえる。 ・『決然たる刃』キリン ブリゲードタウン出身のエルフの女性。 幼いころから薬膳料理の研究を行っている、知的溢れる穏やかな性格。 初日から寝坊をかまし説明会を聴きそびれたミナにアドバイスを与えたり、その知識量を活かし特効薬を作りあげるなど要所でサポートしてくれる頼れる存在。 クールな印象を受けるが、実はネコが好きといった意外な一面も併せ持つ。 勝利すると狩猟パート時に二段ジャンプが可能になる『キリンの羽根つきブーツ』がもらえる。 ・『捧げる者』レオニッド 落ち着いた雰囲気のエルフの男性で、故郷の子供たちに慕われている人徳者。 「ドワーフの英知を知りたい」という理由でセザールに積極的に話しかけたり、料理のテクニックを教えてほしいとお願いしたりと知識を得ることに関しては非常にストイック。 得た知識は皆に共有したいタイプなのか、セザールの家族構成をスラッシュに教えたせいで本人は「プライバシーは大事なもんだぞ」と愚痴をこぼしていた。 勝利すると調理パート時に万能ジェムを3回まで使用できる『レオニッドの虹のしずく』がもらえる。 ・『酸の舌』シヴ・ザヤ 料理人にして鷹匠でもあるオークの女性。 大家長キルンの子孫である名家の末裔だが、相手を全員ぶっ潰すと発言したりなど非情に好戦的な性格。 また、毒まみれだったりカビだらけだったりする食材を見て、嬉々として目を光らせる少し危険な一面も。 物語中盤にキリンに難癖をつけた末に武器を抜いてしまい、規定違反でミナと共に大会追放処分を受けてしまう。((この時ミナはシヴを止めるために武器を使用したが「一般人に危険が及ぶ可能性を考慮しなかった」ということで同等の処分となってしまった。)) その後、とあるアクシデントで料理人たちの緊急集合がかかり特別ルールで復活できたものの、勝ち残ることは出来なかった模様。 勝利すると狩猟パート時にダガーを当てた敵の動きが少しの間遅くなる『シヴの氷の腕輪』がもらえる。 ・セザール 筋骨隆々なドワーフの男性。 非情に無愛想かつ気難しい性格をした頑固オヤジ。 レストラン「三日月亭」の女将であるポンティーダに想いを寄せているが、緊張して上手く喋れないという初心な一面も。 『美味い料理を作るのに肩書なんて必要ない』という理由で肩書を名乗っていない。 勝利すると調理パート時にレベル1のジェムを4つ揃えた時に一気にレベル3にまでアップさせる『禁欲のフライパン』がもらえる。 ・『ティー・トータラーズ』クオツァル・ルミナリア 機械とお茶をこよなく愛する少女。 ティーポット型ロボット『ティー・ボット』と共にチームとして参加する。 幼いながらも好成績を残す実力者だが、ミナの胃袋を本物の鉄製と勘違いしたり、シヴから切り取った手首をまだとっているのかと訊ねたりとなかなかの不思議ちゃん。 勝利すると狩猟パート時にマナの最大値が4アップする『クオツァルのサファイア茶』がもらえる。 ・『気高きパティシェ』ウォルト パティシェであるオークの男性。スラッシュに比べるとかなりの肥満体。 見た目とは裏腹に「~でしゅ」といった、所謂「赤ちゃん言葉」を使用する。 『オークにしてエルフよりも器用』と称される程の腕前の持ち主だが、特定のレシピを持たず、感覚のみで食材を入れていくというぶっ飛んだ調理法。 彼と戦えるのは中盤以降で、序盤ではすでに三敗を喫してしまい脱落となったが、ルール変更により復活。 ミナとの対戦で4敗目となり追い込まれてしまうものの、最終的には無事にブリゲードに入団することができた。 勝利すると調理パート時にひび割れの調理ジェムを一回多くかき混ぜることが出来る『ウォルトのフライ返し』がもらえる。 ・『正義の怒り』ワイズ 大会参加者である男性。 参加登録の際にミナに目の前で割り込まれてしまい、それ以降様々なアクシデントに見舞われたせいで彼女を逆恨みするようになる。所謂「残念なイケメン」枠。 ストーリー中盤に6勝4敗という大事な局面でミナに勝負を申し込む。 この手のキャラにありがちな「ズル賢い手」を使うことはなく、あくまで料理人として正々堂々と勝負し、負けて失格が確定してもやさぐれることなくリベンジを誓うなど根っこはスポーツマンシップに溢れた好青年。 &font(l){こうして見ると段々ミナが悪者に見えてきてしまうような気もしなくない。} 勝利すると狩猟パート時に一度だけ戦闘不能を防ぐ『ワイズのサイン入りブロマイド』がもらえる。&font(l){やっぱり残念なイケメンじゃないか。} **その他 ・リリィ ミナの母親でレストランの調理担当。元バトルシェフの経歴の持ち主。 ミナのブリゲードの夢そのものには反対していないものの、出来れば店で働き続けてほしいと願っている。 ・ウェン ミナの父親で食材の仕入れ担当。 決して声を荒げることなくミナの成長を見守る心優しき性格。 ・サスキア ミナの姉で、彼女からは『キキ』という愛称で呼ばれている。 自らの夢のために家出を決心したミナを止めることなく送り出す。 父親譲りの恰幅のいい体型。 ・アレックス サスキアのボーイフレンド。仲は良好だが、リリィ曰く『結婚は当分かかりそう』とのこと。 リリィ達と共にミナの応援に駆けつけてくれる。 ・サイモン 小麦農家の息子にして、ミナとは腐れ縁の幼馴染。 いつも彼女の破天荒な行動に振り回されがちだが、よき理解者でもある。 ・ラゼル ブリゲード所属の師範であるエルフの女性。 選手たちに激励やアドバイスを与えるだけでなく、問題が起きた際には法に基づいた厳格な判決を下す厳しい面も。 ・ルーイ&ルイス 露天商を営む大柄な双頭のサイクロプス。左の頭が陽気なルーイで、右の頭が寡黙なルイス。 ・ベルショル ネコだらけの研究所にすむ初老の男性。『美食の大魔導士』を自称する。 究極の調味料『アンブロシアン』完成のため、ミナに実験の手伝いを頼む。 ・ソーン ハンターズギルドの教官を務める女性。慢性的な偏頭痛を患っている。 自身が仕留めた獲物の剥製だらけの部屋に住んでいるが、おさわり厳禁らしい。(曰く「指紋一つでも付けたら指を切り落とす」) 寡黙だがとてつもなく威圧的な雰囲気も漂わせており、スラッシュさえも彼女の前では委縮してしまう。 ・ポンティーダ レストラン『三日月亭』の女将であるドワーフの女性。『ティーダ』という愛称で呼ばれる。 副料理長2名がブリゲードに参加し、人手が足りなかったためアルバイトを募集していた。 前述通り、かきいれ時にも関わらず戦力を心置きなく送り出したり、悩める若者に対しアドバイスを送ったりなど、姉御肌という言葉が相応しい豪快な人物。 最後にはめでたくセザールと結ばれることになる。((とはいってもセザールは終始緊張して上手く喋れず、ポンティーダの方から告白するという形になってしまったが)) ・パズ スカウルハート盗賊団の団長。スラッシュが手に入れた「ヨクの心臓」を奪い取った。 元々は「ヴィクタシア演劇団」という演劇集団だったためか、芝居がかった話し方が特徴で、スラッシュからも「普通に喋れねぇのか」とツッコミを入れられている。 スラッシュと部下の料理対決時にはカミン主宰を演じ、えこひいきなどせず公平に審判してくれる。 最後にはスラッシュの身の上話を聞いたことで己の犯した過ちを悔い、盗賊稼業からきっぱり足を洗った。((当のスラッシュ本人もそこまで恨んではおらず『友達みたいなもの』程度の認識は持ってくれている模様)) ・チープッチ 単眼で丸っこい鳥のような魔物。見慣れると可愛く見えてくる…かもしれない。 角や肉が食料として使われるほか、満腹時には栄養満点の卵を産み出す習性を持つ。 人を襲うことはないが、農作物を荒らすことがあるため彼らも立派な狩猟対象である。 今作のマスコット的存在なのだが、容赦なく捕食されることも。 ・カミン 考試大会の若き主宰。選手紹介やテーマ食材の発表など大会を進行する。 最終試験には審査員として参加し、唯一全ての味が同一に纏まった料理を要求する。 &font(l){雰囲気的に黒幕っぽいなって思った人、怒んないから手を挙げなさい。} #openclose(show=ストーリーのネタバレとなるため収納){ ・リクサル 元々はブリゲードに所属していた錬金術師。 大学が自身の研究でなく、ベルショルのアンブロシアン制作に投資するという事実に嫌気がさし、脱退。 以降、地下にこもりながら闇の世界の魔物の研究を密かに行っていた。 ベルショルの研究所からヨクの心臓を盗むよう盗賊団に依頼したり、王国全土に疫病を広げたなどの悪事を働いた今作の黒幕。 闇の世界へと逃げおおせていたが、正式にブリゲードとなったミナとスラッシュにより捕縛。 最終的にはキッチンコロシアムで行われる「料理による審判」で、自身の量刑を賭けてミナと対決するも、敗れて逮捕されてしまった。 } 追記・修正は皿を割ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2019/02/16(火) &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(24){&b(){ブリゲード万歳!!}}} 『Battle Chef Brigade(バトルシェフ ブリゲード)』とは2017年11月20に[[アメリカ>アメリカ合衆国]]のインディーゲームスタジオTrinket Studiosが開発、Adult Swim Gamesから発売されたゲームソフト。 発売当初はPC専用であったが、後に[[Switch>Nintendo Switch]]・[[PS4>PlayStation4]]に移植され、[[日本>日本国]]でもSwitch版がダウンロード販売されている。 ジャンルは『アクションパズルゲーム』 *【概要】 料理を題材としており、食材を調達する&bold(){アクションゲーム要素}と食材を調理する&bold(){パズルゲーム要素}で構成されている。 グラフィックは日本の漫画作品のような手描きイラストが用いられており、キャラの一つ一つの表情が非常に豊か。 *【あらすじ】 100年前、ヴィクタシア王国では魔物により農場や動物たちが襲撃され、人々は飢餓状態に陥っていた。だが、誰一人として呪われた魔物の肉を食おうと考える者はいなかった。 飢餓が続き、この事態を憂いた時の国王ハインリッヒと料理長のロブションは、国の一流料理人たちを集め「シェフ兵」として活動させる軍隊「バトルシェフ・ブリゲード」を結成。 シェフ兵たちは世界各地で魔物を狩り、その肉を調理して各家庭に提供、これにより人々は飢餓から救われることとなる。 その後、王国では毎年新たなシェフ兵を発掘する「考試大会」が開催されるようになり、大会は今年で100周年という節目を迎える。 風の村に住む女性『ミナ・ハン』はそんなブリゲードに入ることに憧れ、日夜特訓を繰り広げていた。 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当時の国王であるハインリッヒと料理長であるロブションにより設立されたシェフ兵の軍隊の総称。 人々の脅威である魔物を狩り、調理して提供することで安全と胃袋を守っている。 また、狩った魔物を家庭や店に売るといった卸業も兼任している。 全ての料理人にとっては頂点とも呼べる誉れ高き勲章である。 ・考試大会 年に一度、王都「ブリゲードタウン」にて開催される謂わば入隊試験。毎年、ヴィクタシア各地から様々な料理人が集う。 予選で7勝を上げた後、ブリゲード最強のシェフである『ナイフ・スプーン・フォーク』の三名を打ち負かすことで晴れて入団となる。 ただし、3敗を喫した時点で即失格となる正に狭き門。 毎年この時期には観光客でごった返しとなり、一種の『町興し』にもなっている。 ・魔物 遥か昔から人間達に危害を与える存在。 当時は誰も食べようとすらしなかったが、ブリゲードにより調理法が確立されて以来食されるようになる。&font(l){美味いと分かると見方が変わるアレ} 現在では調理技術も向上しているためか、ブリゲード以外にも魔物を調理して提供するレストランが出てきている。 一口に魔物といえどピンからキリまでおり、全く襲いかかってこないものもいれば凶暴なものもいたりと多種多様。 *【登場人物】 **考試大会出場者 ・『鉄の胃袋』ミナ・ハン 今作の主人公である風の村出身の人間の女性。 ブリゲードに入団し、世界中の様々な料理を学ぶことを夢見ており、両親の反対を押し切って大会参加を決意。 明るく天真爛漫な性格で、母親から貰った小麦粉代を旅費に充てたり、列に割り込むなど強引なところがあるが、料理に対する情熱は本物である。 武器は[[ナイフ>ナイフ(武器)]]とダガー。風の[[魔法]]を組み合わせた戦法を得意としており、遠近どちらにも対応可能なバランスタイプとなっている。 肩書きである『鉄の胃袋』は食欲旺盛な彼女の様子をサイモンがそう呼んだもの。 変装が特技。((本人曰く「ごっこ遊びをやめなかった結果」)) ・『慈悲深きバーサーカー』スラッシュ 西海岸の里出身のオークの男性。ミナがブリゲートタウンで初めて出会う人物で、彼女の事を「青い小鳥ちゃん」と呼ぶ。 故郷の家族と仲間と料理をこよなく愛する豪快な熱血漢。 武器は肉切り包丁。ミナと比べるとステップがないため相手の攻撃を避けにくく、攻撃スピードも遅いが、それを補う攻撃力が売り。 食材を吸収することで『バーサーク状態』となり、さらに攻撃力が底上げされるのでドラゴンやヒドラといった大型の魔物も比較的楽に狩れる。 第五章は彼が主人公となり、病気で苦しむ妻のために奮闘する。 勝利すると狩猟パートでダガーを当てた魔物を炎で燃え上がらせ追加ダメージを与える『竜の首飾り』がもらえる。 ・『光速の食鬼』ジギー 本名ジークフリード。死霊術師を生業とする男性で、見た目は人間だがその正体は[[アンデッド]]。スライム状のオバケ『ジェリー』を連れている。 性格は飄々としてつかみどころがなく、危険地帯と言われる闇の世界を散歩感覚で歩くなど底が見えない。 自身のアンデッドの特性を活かし研究機構に侵入し、秘密裡に調査するといった裏方的な仕事を担ってくれる。 武器は骨すき包丁。闇の力で死霊軍団を召喚・使役する能力を持つ。 勝利すると調理パート時に調味ジェム二つを赤に変更できる『ジギーの辛口ケチャップ』がもらえる。 ・『決然たる刃』キリン ブリゲードタウン出身のエルフの女性。 幼いころから薬膳料理の研究を行っている、知的溢れる穏やかな性格。 初日から寝坊をかまし説明会を聴きそびれたミナにアドバイスを与えたり、その知識量を活かし特効薬を作りあげるなど要所でサポートしてくれる頼れる存在。 クールな印象を受けるが、実は[[ネコ>猫]]が好きといった意外な一面も併せ持つ。 勝利すると狩猟パート時に二段ジャンプが可能になる『キリンの羽根つきブーツ』がもらえる。 ・『捧げる者』レオニッド 落ち着いた雰囲気のエルフの男性で、故郷の子供たちに慕われている人徳者。 「ドワーフの英知を知りたい」という理由でセザールに積極的に話しかけたり、料理のテクニックを教えてほしいとお願いしたりと知識を得ることに関しては非常にストイック。 得た知識は皆に共有したいタイプなのか、セザールの家族構成をスラッシュに教えたせいで本人は「プライバシーは大事なもんだぞ」と愚痴をこぼしていた。 勝利すると調理パート時に万能ジェムを3回まで使用できる『レオニッドの虹のしずく』がもらえる。 ・『酸の舌』シヴ・ザヤ 料理人にして鷹匠でもあるオークの女性。 大家長キルンの子孫である名家の末裔だが、相手を全員ぶっ潰すと発言したりなど非情に好戦的な性格。 また、毒まみれだったりカビだらけだったりする食材を見て、嬉々として目を光らせる少し危険な一面も。 物語中盤にキリンに難癖をつけた末に武器を抜いてしまい、規定違反でミナと共に大会追放処分を受けてしまう。((この時ミナはシヴを止めるために武器を使用したが「一般人に危険が及ぶ可能性を考慮しなかった」ということで同等の処分となってしまった。)) その後、とあるアクシデントで料理人たちの緊急集合がかかり特別ルールで[[復活]]できたものの、勝ち残ることは出来なかった模様。 勝利すると狩猟パート時にダガーを当てた敵の動きが少しの間遅くなる『シヴの氷の腕輪』がもらえる。 ・セザール 筋骨隆々なドワーフの男性。 非情に無愛想かつ気難しい性格をした頑固オヤジ。 レストラン「三日月亭」の女将であるポンティーダに想いを寄せているが、緊張して上手く喋れないという初心な一面も。 『美味い料理を作るのに肩書なんて必要ない』という理由で肩書を名乗っていない。 勝利すると調理パート時にレベル1のジェムを4つ揃えた時に一気にレベル3にまでアップさせる『禁欲のフライパン』がもらえる。 ・『ティー・トータラーズ』クオツァル・ルミナリア 機械とお茶をこよなく愛する少女。 ティーポット型[[ロボット]]『ティー・ボット』と共にチームとして参加する。 幼いながらも好成績を残す実力者だが、ミナの胃袋を本物の鉄製と勘違いしたり、シヴから切り取った手首をまだとっているのかと訊ねたりとなかなかの不思議ちゃん。 勝利すると狩猟パート時にマナの最大値が4アップする『クオツァルのサファイア茶』がもらえる。 ・『気高きパティシェ』ウォルト パティシェであるオークの男性。スラッシュに比べるとかなりの肥満体。 見た目とは裏腹に「~でしゅ」といった、所謂「赤ちゃん言葉」を使用する。 『オークにしてエルフよりも器用』と称される程の腕前の持ち主だが、特定のレシピを持たず、感覚のみで食材を入れていくというぶっ飛んだ調理法。 彼と戦えるのは中盤以降で、序盤ではすでに三敗を喫してしまい脱落となったが、ルール変更により復活。 ミナとの対戦で4敗目となり追い込まれてしまうものの、最終的には無事にブリゲードに入団することができた。 勝利すると調理パート時にひび割れの調理ジェムを一回多くかき混ぜることが出来る『ウォルトのフライ返し』がもらえる。 ・『正義の怒り』ワイズ 大会参加者である男性。 参加登録の際にミナに目の前で割り込まれてしまい、それ以降様々なアクシデントに見舞われたせいで彼女を逆恨みするようになる。所謂「残念なイケメン」枠。 ストーリー中盤に6勝4敗という大事な局面でミナに勝負を申し込む。 この手のキャラにありがちな「ズル賢い手」を使うことはなく、あくまで料理人として正々堂々と勝負し、負けて失格が確定してもやさぐれることなくリベンジを誓うなど根っこはスポーツマンシップに溢れた好青年。 &font(l){こうして見ると段々ミナが悪者に見えてきてしまうような気もしなくない。} 勝利すると狩猟パート時に一度だけ戦闘不能を防ぐ『ワイズのサイン入りブロマイド』がもらえる。&font(l){やっぱり残念なイケメンじゃないか。} **その他 ・リリィ ミナの母親でレストランの調理担当。元バトルシェフの経歴の持ち主。 ミナのブリゲードの夢そのものには反対していないものの、出来れば店で働き続けてほしいと願っている。 ・ウェン ミナの父親で食材の仕入れ担当。 決して声を荒げることなくミナの成長を見守る心優しき性格。 ・サスキア ミナの姉で、彼女からは『キキ』という愛称で呼ばれている。 自らの夢のために家出を決心したミナを止めることなく送り出す。 父親譲りの恰幅のいい体型。 ・アレックス サスキアのボーイフレンド。仲は良好だが、リリィ曰く『結婚は当分かかりそう』とのこと。 リリィ達と共にミナの応援に駆けつけてくれる。 ・サイモン 小麦農家の息子にして、ミナとは腐れ縁の幼馴染。 いつも彼女の破天荒な行動に振り回されがちだが、よき理解者でもある。 ・ラゼル ブリゲード所属の師範であるエルフの女性。 選手たちに激励やアドバイスを与えるだけでなく、問題が起きた際には法に基づいた厳格な判決を下す厳しい面も。 ・ルーイ&ルイス 露天商を営む大柄な双頭のサイクロプス。左の頭が陽気なルーイで、右の頭が寡黙なルイス。 ・ベルショル ネコだらけの研究所にすむ初老の男性。『美食の大魔導士』を自称する。 究極の調味料『アンブロシアン』完成のため、ミナに実験の手伝いを頼む。 ・ソーン ハンターズギルドの教官を務める女性。慢性的な偏頭痛を患っている。 自身が仕留めた獲物の剥製だらけの部屋に住んでいるが、おさわり厳禁らしい。(曰く「指紋一つでも付けたら指を切り落とす」) 寡黙だがとてつもなく威圧的な雰囲気も漂わせており、スラッシュさえも彼女の前では委縮してしまう。 ・ポンティーダ レストラン『三日月亭』の女将であるドワーフの女性。『ティーダ』という愛称で呼ばれる。 副料理長2名がブリゲードに参加し、人手が足りなかったためアルバイトを募集していた。 前述通り、かきいれ時にも関わらず戦力を心置きなく送り出したり、悩める若者に対しアドバイスを送ったりなど、姉御肌という言葉が相応しい豪快な人物。 最後にはめでたくセザールと結ばれることになる。((とはいってもセザールは終始緊張して上手く喋れず、ポンティーダの方から告白するという形になってしまったが)) ・パズ スカウルハート盗賊団の団長。スラッシュが手に入れた「ヨクの心臓」を奪い取った。 元々は「ヴィクタシア演劇団」という演劇集団だったためか、芝居がかった話し方が特徴で、スラッシュからも「普通に喋れねぇのか」とツッコミを入れられている。 スラッシュと部下の料理対決時にはカミン主宰を演じ、えこひいきなどせず公平に審判してくれる。 最後にはスラッシュの身の上話を聞いたことで己の犯した過ちを悔い、盗賊稼業からきっぱり足を洗った。((当のスラッシュ本人もそこまで恨んではおらず『友達みたいなもの』程度の認識は持ってくれている模様)) ・チープッチ 単眼で丸っこい鳥のような魔物。見慣れると可愛く見えてくる…かもしれない。 角や肉が食料として使われるほか、満腹時には栄養満点の卵を産み出す習性を持つ。 人を襲うことはないが、農作物を荒らすことがあるため彼らも立派な狩猟対象である。 今作のマスコット的存在なのだが、容赦なく捕食されることも。 ・カミン 考試大会の若き主宰。選手紹介やテーマ食材の発表など大会を進行する。 最終試験には審査員として参加し、唯一全ての味が同一に纏まった料理を要求する。 &font(l){雰囲気的に黒幕っぽいなって思った人、怒んないから手を挙げなさい。} #openclose(show=ストーリーのネタバレとなるため収納){ ・リクサル 元々はブリゲードに所属していた錬金術師。 大学が自身の研究でなく、ベルショルのアンブロシアン制作に投資するという事実に嫌気がさし、脱退。 以降、地下にこもりながら闇の世界の魔物の研究を密かに行っていた。 ベルショルの研究所からヨクの心臓を盗むよう盗賊団に依頼したり、王国全土に疫病を広げたなどの悪事を働いた今作の黒幕。 闇の世界へと逃げおおせていたが、正式にブリゲードとなったミナとスラッシュにより捕縛。 最終的にはキッチンコロシアムで行われる「料理による審判」で、自身の量刑を賭けてミナと対決するも、敗れて逮捕されてしまった。 } 追記・修正は皿を割ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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