結界師

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&font(#6495ED){登録日}:2020/03/11 Wed 03:16:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(red){&bold(){&big(){闇の力を『結』にて討つ!!}}}} #contents() *&sizex(5){&big(){&big(){■}}&bold(){概要}} 『結界師』とは『[[週刊少年サンデー]]』で2003年47号から2011年19号まで連載していた漫画。著者は田辺イエロウ。 単行本は全35巻。累計1500万部突破している。&s(){全体的な評価は賛否両論だが} アニメは日本テレビ系列で2006年10月16日~2008年2月11日まで放送していた。制作は読売テレビとサンライズ。 視聴率は初回から低迷、その後も好転の気配も見せなかった事から、シリーズ途中でゴールデンタイム帯全国ネットから深夜放送(一部地域は別時間帯)・ローカルセールス枠へ移動した。 防御のイメージが強い『結界』を積極的に攻撃に使っていく作品である。 内容も黒芒楼編までは「熱く王道な少年漫画」である。 しかし黒芒楼編を過ぎた頃から内容もドライというかクールな作風に変化していった。 具体的に言うと&color(red){&bold(){主人公がラスボス戦はおろか最終決戦に不参加}}ということからも、普通の少年漫画とは違うということが伝わるだろうか? もっとも主人公は初期から烏森の封印が目的なので、そもそもラスボスが主人公にとってのラスボスではないというのが理由だが。 *&sizex(5){&big(){&big(){■}}&bold(){あらすじ}} 妖の退治を使命とする結界師・良守は、9歳と幼いながら、眠い眼をこすりつつ今夜も間流結界術を駆使して妖を追いかける。 しかし本当は、厳格な祖父に言われ嫌々修行と家業を行っているだけで、毎日ふて腐れ気味。 幼なじみで同業の時音にも「嫌なら辞めれば良いのに」と言われる始末。 そんなある日、妖の退治中に良守のミスから時音が大ケガを負ってしまった!! (公式より引用) *&sizex(5){&big(){&big(){■}}&bold(){主な登場人物}} ・墨村良守 CV:[[吉野裕行]] 墨村家22代目当主(予定)。本作の主人公。14歳。 烏森に愛される歴代正統継承者のなかでも飛びぬけて愛されており、 才能も母に及ばないまでも高めであり、戦いの中で実力をあげていくタイプ。 しかし当の本人はケーキ作りが趣味で、将来はパティシエになってお菓子の城を作るのが夢と語る等、家業を継ぐ気はなし。 幼い頃、自分のせいで時音に大怪我をさせたことがあり、以来誰かが傷つくことを恐れるあまり自分の危険を顧みなくなった。 そのため祖父とは対照的に良守が無茶をして時音がフォローする戦闘スタイルになっている。 地力は高いが、細かいコントロールは苦手で、力任せ気味に巨大な結界を多用する。 ・雪村時音 CV:斉藤梨絵 雪村家22代目当主(予定)。本作のヒロイン。16歳。 パワー型の良守に比べテクニック型であり、結界の扱いは上手いが力や使える数に限りがある。 正統継承者なので烏森には愛されており、才能自体も高めなのだが相方の良守が規格外なため、追いつくために試行錯誤していた。 **&sizex(4){&big(){&big(){■}}&bold(){墨村家}} ・墨村繁守 CV:多田野曜平 墨村家の21代目当主。守美子の実父で三兄弟の祖父。妻は不明。 禿げ頭に両サイドがトゲトゲした髪が生えている特徴的なヘアスタイルの持ち主。 幼なじみでライバルの時子とは老体になってもなお日々揉めている関係だが、 元々一緒に烏森を守って来た間柄に加え、かつて繁守が時子に想いを寄せていた描写があるので、仲が悪い訳ではない。 現役時代は無茶する時子をフォローするサポートタイプであり、実力は時子に一歩劣る。 書道家としても名を馳せているようで墨村家の収入源の一つとなっている。 ・墨村修史 CV:村治学 守美子の夫で三兄弟の父親。小説家。 義父の友人である松戸平助の助手をしていたが婿養子入り。 結界術などは使えない一般人だが、使い魔程度なら侵入不可にできる魔除けや霊感を高める薬を自作することができる。 小説家と言っても売れていないので実質専業主夫。 妻が放浪中ということもあって墨村家の炊事洗濯は全部彼がやっており、義父からは好評。 温厚な性格だが、妻を侮辱された時、妻が子供をないがしろにする発言をした時などは激怒しており、怒る時は怒る人物。 ・墨村正守 CV:宮内敦士 墨村家の長男。21歳。 能力も才能もあり、ムラの多い良守と比べても安定した実力を誇っているが、方印が出なかったので継承者にはなれず、裏会に行くことに。 自分以上に才能があり方印が出た良守へのコンプレックスを抱いている。 一方で良守のほうも力量で上回っている兄を差し置いて自分が継承者に選ばれたことで後ろめたさを抱いている。 暗い感情を抱える一方で、異能者集団の裏会の中ですらはぐれた者たちを部下として受け入れる、情の深い面も。 やたら苦労する苦労人であり、良守が烏森の問題を解決しようと奮闘する一方、裏会まわりのゴタゴタを解決すべく奔走。 裏会にスポットが当たるエピソードでは実質的に主人公として活躍している。 ・墨村利守 CV:川庄美雪 三男。9歳。良守よりしっかりしている。 一応彼も結界師として修行しているが、 良守は実戦に出ていた年齢になっても戦いには出られない等イマイチであり、それ故兄二人に劣等感を抱いている。 ・斑尾 CV:大西健晴 墨村家に憑いている妖犬。約500歳。 嗅覚に優れており妖の位置を把握してサポートする。 オネェ口調なので雌かと思いきや実は雄犬で、生前の名前は『銀露』 ・[[墨村守美子>墨村守美子(結界師)]] CV:金野恵子 良守たちの母。 終盤に差し掛かるまで回想のみの登場だが、断片的な情報でも、 雪村時雄の死に際のセリフ、裏会の仕事で独断で土地神殺し、土地神を拉致って烏森に放り込む等、実力も行動もぶっとんだお人。 作中最強の異能者であり化物であり母親。 詳細は項目を参照。 **&sizex(4){&big(){&big(){■}}&bold(){雪村家}} ・雪村時子 CV:[[田中真弓]] 雪村家の21代目当主。時雄の母であり時音の祖母。兄がいる。 墨村家の繁守とはかつて一緒に戦った仲であり、今ではよく揉めている。 中盤までは文句なしに最強の結界師であり、若い頃は一人で抱え込んで無茶をする良守と似たタイプであった。 暴走すると空間に歪を作って落ちて行方をくらましており、繁守は毎回歪を修復するために駆け回っていたそうだ。 時音同様にゴキブリが苦手。 現在はサラシで押さえているもののかなりの巨乳であり、ウロ様も[[ボインボイン>パルコ・フォルゴレ]]とジェスチャーをしていた。 ・雪村時雄 CV:横堀悦夫 時子の息子で時音の父親。 平凡な結界師であり、妖との戦いで命を落とした。 ・雪村静江 CV:百々麻子 時雄の妻で時音の母親。時雄とは見合い婚。 時子と時音はゴキブリが大の苦手であり出現すると静江が中身が出ない程度の力加減で仕留める。 ・白尾 CV:石井正則 雪村家の妖犬。約400歳。 生前開祖の時守に飼われた犬で、主人の言いつけ通り弟子の一族を助けている。 **&sizex(4){&big(){&big(){■}}&bold(){裏会}} ・志々尾限 CV:[[宮下栄治]] 妖混じりの少年。14歳。裏会の『夜行』所属。 妖の組織『黒芒楼』が烏森を狙い行動を開始したため、二人の結界師では限界を感じた正守によって派遣された。 当初は良守に喧嘩を売る等態度が悪かったが徐々に仲良くなる。そして……。 ・影宮閃 CV:[[木村良平]] 探知能力の使い手。こちらも妖混じり。14歳。 一応男だが、作中の人物にも女に間違われるほど女顔であり、地味に気にしている。(諸事情で巨乳になった事もある) ・扇一郎 CV:[[郷里大輔]] 裏会最高幹部の一人で、風を操る扇一族の長男。 実力も裏会の幹部の名に恥じず正守と互角に渡り合ったほどである。 実は長男の一郎に六郎までの弟が融合した合体人間であり、高い実力も六人分の力になっているためである。 合体したのは扇一族の当主になるためだったのだが、合体一郎でも敵わない七郎が生まれたため当主なれず裏会送りに。 *&sizex(5){&big(){&big(){■}}&bold(){用語}} ・墨村/雪村家 『間流結界術』を生み出した開祖・[[間時守>間時守(結界師)]]の弟子の一族。 仕えていた烏森の殿様が妖に殺され、殿様のパワーによって妖が強化されるようになったため、400年間烏森の地を守護する。 開祖が子を成さなかったため「自分こそが後継者だ」とそれぞれの家が言い張り、以来400年間、時に殺し合いになるほど仲が悪い。 子供が生まれると烏森の地で儀式を行い、墨村なら右手の平、雪村なら左胸に方印が出た場合、その子が正統継承者として当主の座につく。 本家の人間は霊感があるが、少し離れた分家になると妖を見る事が出来なくなる。 ・間流結界術 400年前、開祖・間時守が考案した実践的結界術。 基本的に「方囲」で目標を決め、「定礎」で空間の座標を固定し、 「結」で結界(大きさは可変)を作成し、「滅」で結界を圧縮して内部を破壊する。 何もしない場合は「解」で解除する他、結界の一部に切り込みを入れ脱出することもある。 アニメでは分かりやすいように墨村家が青色、雪村家が緑色の結界を作る。 作者によると人間等も破壊可能だが、妖等と違い実態があるものはそれ相応の力が必要とされるため難しいとのこと。 また、間流以外にも結界術があり、正方形以外の結界を用いる流派もあるようだ。 ・烏森 今は『私立烏森学園』がある土地の名前。 400年前にこの土地を治めていた城主一族の名前でもある。 烏森の一族は霊感が強く妖に狙われやすく結界師に守らせていたが、ついに妖に滅ぼされてしまった。 結界師は殿様の魂を烏森の地に祀ったが、力が溢れ出し土地に近づく妖を強化してしまうようになった。 正統継承者とはこの土地に気に入られた者のことであり、それ故に継承者は烏森の地において滅多に死ぬことはない。 夜間は警備員なども含めて完全に無人となっており、校長などはある程度烏森の事情を理解している事が公式ガイドブックにて語られている。 #openclose(show=ネタバレ){ ・宙心丸 「烏森の力」の正体。 雇われ術士だった[[間時守>間時守(結界師)]]と烏森家の姫・月影との間に生まれた子供。 もともと烏森の一族は多少霊感がある程度だったが、時守は世界への復讐と行き過ぎた愛情から、彼に飛び抜けた力を与えてしまった。 その結果、無尽蔵に力を蓄えられる器と無差別に命を吸い上げる性質を併せ持ってしまうことになる。 本人は無邪気な少年。 退屈を嫌い、巨大なお城や妖が大好き。 墨村雪村両家の正当後継者の基準も、言わば宙心丸が「面白そう」と思った人間である。 生前から気に入った相手に力を分けているが、奪うにも与えるにも過剰な彼はいずれにしても周囲を壊してしまう。 その力には自覚がなく、街一つ全滅させてしまったときには罪悪感と恐怖に苛まされていた。 己の行為を悔いた時守の手により、肉体の成長を止められ、烏森の地下深くに文字通り生きたまま閉じ込められ続けていた。 しかし、その封印も限界を迎えたことで、歴代でもっとも気に入られた良守と歴代最強の[[守美子>墨村守美子(結界師)]]が、改めて完全封印を目指すこととなる。 } ・裏会 地域ごとの異能者の取りまとめと闇の事件を取り扱う、&bold(){異能者の異能者による異能者のための自治組織}。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 終盤は正守の方が少年漫画の主人公らしいよな…… -- 名無しさん (2020-03-11 03:48:51) - 良守と時音は主人公&ヒロインなんだし、説明上の方でよくね? -- 名無しさん (2020-03-11 06:47:06) - 正守の声優さん、当初は大塚明夫さんだと思ってた。 -- 名無しさん (2020-03-11 10:15:07) - 何故かなかなか立たなかった項目 -- 名無しさん (2020-03-11 14:41:18) - アニメがね・・・ -- 名無しさん (2020-03-11 20:28:17) - 名作だった -- 名無しさん (2020-03-11 20:43:45) - ↑2視聴率は振るわなかったけど出来は悪くなかったと思うけどな。うろ覚えだけど -- 名無しさん (2020-03-11 21:06:34) - アニメはな…よく動くし演出もいいんだが、絵が原作からちょっと離れててな あとオリジナル要素が派手 -- 名無しさん (2020-03-11 22:28:33) - 新型コロナ禍で解放された無料一気見で久しぶりに読んだがほんと魅力的なおっさんが多い。だが正守は老けすぎだ…親父より年上に見える… -- 名無しさん (2020-03-11 22:44:19) - うちの地域はアニメが打ち切りエンドで呆然としたなあ… -- 名無しさん (2020-03-11 23:03:51) - 闇堕ちや裏切りしそうでしなかった -- 名無しさん (2020-03-11 23:36:11) - ↑兄貴 -- 名無しさん (2020-03-11 23:36:30) - 墨村家の収入は兄貴以外に母親が旅先から振り込んでる他、ジジィが書道家としても名を馳せてるから…とのこと(公式ガイドブックより) -- 名無しさん (2020-03-12 01:04:02) - 母だけ個別項目あるんか… -- 名無しさん (2020-03-12 09:51:15) - 雪村家って謎多いよね。父親を殺害したのは不明だし、時ばあの兄(結界師かは不明)とか、白尾の巨大化とか(時音が聞いたら本人(犬)は曖昧に答えた) -- 名無しさん (2020-03-12 16:40:54) - アニメは正直序盤もっさりしてるが、黒芒楼編からは作画含めて一気に面白くなってくるんだよな。特に7時台の頃の最終回はマジで燃えて泣ける -- 名無しさん (2020-03-13 09:16:43) - 最終回で鋼夜が正守に礼を言うこと好き -- 名無しさん (2020-04-04 07:23:08) - 良守がアニメだとじいさんの事繁じいって呼んでたけど(原作だとじじい)これだとじいさんの事好きに思えるから違和感あったわ(嫌いだからじじいって呼んでるのに) -- 名無しさん (2021-05-11 20:44:57) - ↑あくまで私の考えですが、良守が原作だと繁守と時子を「じじい」「ばばあ」呼ばわりなのに対し、アニメじゃ「繁じい」「時ばあ」なのは放送コードに引っかかるのではないでしょうか? -- 名無しさん (2021-06-01 07:52:01) - ↑朝やってるワンピースでは普通にルフィがヒョウじいの事原作通り「じじい」呼びしてるから自主規制かな -- 名無しさん (2021-12-20 20:58:38) - ↑時子ばあさんがルフィでマザーさんがくれはでしたな。あと、良守は読み切り版では名字が『田中』でした。 -- 名無しさん (2022-01-04 19:17:12) - 結界師は「田辺イエロウは『ファンの期待を必ず裏切る』冷酷な裏の顔を持つ漫画家である」という事実が見え隠れする作品。イエロウ本人が周囲(主にサンデー編集部所属の編集者)からの圧力に弱い側面を持つのが起因していることをありますが… -- 名無しさん (2022-08-26 08:14:52) - 白尾は可愛い女の子とあだ名を付けるのが好きなんだよね。時音は「ハニー」、良守は「ヨッシー」と呼んでいるんだよね!あと、裏会にヒバって人いるけど、何であの人クズなのかな?ちなみに限に暴言を吐くほど、彼を嫌っているらしい。けど本人は限に死んで欲しくはないと思っている面もあるとの事らしいのだが…。 -- 名無しさん (2022-12-02 21:50:38) - ↑ 翡葉さん、夜行の子供の遊び相手に能力を使ってる場面もあるからどうだろうな、その時はノリノリで子供と遊んでる気のいい兄ちゃんにも見えたけど  あと限を迎えに行った時のファーストコンタクトをカッコつけたせいで重傷負ってるから恨み言混じりなのはあるし、どっかで限に関しては同族嫌悪も入ってるって聞いたが... -- 名無しさん (2022-12-03 00:47:24) - ↑そう言えば、同族嫌悪だった様な気がします。あと良守の声優さん、『鬼滅の刃』に登場してくれないかな?閃ちゃん、鬼の役として登場してた気がします。 -- 名無しさん (2023-01-04 21:31:12) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/03/11 Wed 03:16:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(red){&bold(){&big(){闇の力を『結』にて討つ!!}}}} #contents() *&sizex(5){&big(){&big(){■}}&bold(){概要}} 『結界師』とは『[[週刊少年サンデー]]』で2003年47号から2011年19号まで連載していた漫画。著者は田辺イエロウ。 単行本は全35巻。累計1500万部突破している。&s(){全体的な評価は賛否両論だが} アニメは日本テレビ系列で2006年10月16日~2008年2月11日まで放送していた。制作は読売テレビとサンライズ。 視聴率は初回から低迷、その後も好転の気配も見せなかった事から、シリーズ途中でゴールデンタイム帯全国ネットから深夜放送(一部地域は別時間帯)・ローカルセールス枠へ移動した。 防御のイメージが強い『結界』を積極的に攻撃に使っていく作品である。 内容も黒芒楼編までは「熱く王道な少年漫画」である。 しかし黒芒楼編を過ぎた頃から内容もドライというかクールな作風に変化していった。 具体的に言うと&color(red){&bold(){主人公がラスボス戦はおろか最終決戦に不参加}}ということからも、普通の少年漫画とは違うということが伝わるだろうか? もっとも主人公は初期から烏森の封印が目的なので、そもそもラスボスが主人公にとってのラスボスではないというのが理由だが。 *&sizex(5){&big(){&big(){■}}&bold(){あらすじ}} 妖の退治を使命とする結界師・良守は、9歳と幼いながら、眠い眼をこすりつつ今夜も間流結界術を駆使して妖を追いかける。 しかし本当は、厳格な祖父に言われ嫌々修行と家業を行っているだけで、毎日ふて腐れ気味。 幼なじみで同業の時音にも「嫌なら辞めれば良いのに」と言われる始末。 そんなある日、妖の退治中に良守のミスから時音が大ケガを負ってしまった!! (公式より引用) *&sizex(5){&big(){&big(){■}}&bold(){主な登場人物}} ・墨村良守 CV:[[吉野裕行]] 墨村家22代目当主(予定)。本作の主人公。14歳。 烏森に愛される歴代正統継承者のなかでも飛びぬけて愛されており、 才能も母に及ばないまでも高めであり、戦いの中で実力をあげていくタイプ。 しかし当の本人はケーキ作りが趣味で、将来はパティシエになってお菓子の城を作るのが夢と語る等、家業を継ぐ気はなし。 幼い頃、自分のせいで時音に大怪我をさせたことがあり、以来誰かが傷つくことを恐れるあまり自分の危険を顧みなくなった。 そのため祖父とは対照的に良守が無茶をして時音がフォローする戦闘スタイルになっている。 地力は高いが、細かいコントロールは苦手で、力任せ気味に巨大な結界を多用する。 ・雪村時音 CV:斉藤梨絵 雪村家22代目当主(予定)。本作のヒロイン。16歳。 パワー型の良守に比べテクニック型であり、結界の扱いは上手いが力や使える数に限りがある。 正統継承者なので烏森には愛されており、才能自体も高めなのだが相方の良守が規格外なため、追いつくために試行錯誤していた。 **&sizex(4){&big(){&big(){■}}&bold(){墨村家}} ・墨村繁守 CV:多田野曜平 墨村家の21代目当主。守美子の実父で三兄弟の祖父。妻は不明。 禿げ頭に両サイドがトゲトゲした髪が生えている特徴的なヘアスタイルの持ち主。 幼なじみでライバルの時子とは老体になってもなお日々揉めている関係だが、 元々一緒に烏森を守って来た間柄に加え、かつて繁守が時子に想いを寄せていた描写があるので、仲が悪い訳ではない。 現役時代は無茶する時子をフォローするサポートタイプであり、実力は時子に一歩劣る。 書道家としても名を馳せているようで墨村家の収入源の一つとなっている。 ・墨村修史 CV:村治学 守美子の夫で三兄弟の父親。小説家。 義父の友人である松戸平助の助手をしていたが婿養子入り。 結界術などは使えない一般人だが、使い魔程度なら侵入不可にできる魔除けや霊感を高める薬を自作することができる。 小説家と言っても売れていないので実質専業主夫。 妻が放浪中ということもあって墨村家の炊事洗濯は全部彼がやっており、義父からは好評。 温厚な性格だが、妻を侮辱された時、妻が子供をないがしろにする発言をした時などは激怒しており、怒る時は怒る人物。 ・墨村正守 CV:宮内敦士 墨村家の長男。21歳。 能力も才能もあり、ムラの多い良守と比べても安定した実力を誇っているが、方印が出なかったので継承者にはなれず、裏会に行くことに。 自分以上に才能があり方印が出た良守へのコンプレックスを抱いている。 一方で良守のほうも力量で上回っている兄を差し置いて自分が継承者に選ばれたことで後ろめたさを抱いている。 暗い感情を抱える一方で、異能者集団の裏会の中ですらはぐれた者たちを部下として受け入れる、情の深い面も。 やたら苦労する苦労人であり、良守が烏森の問題を解決しようと奮闘する一方、裏会まわりのゴタゴタを解決すべく奔走。 裏会にスポットが当たるエピソードでは実質的に主人公として活躍している。 ・墨村利守 CV:川庄美雪 三男。9歳。良守よりしっかりしている。 一応彼も結界師として修行しているが、 良守は実戦に出ていた年齢になっても戦いには出られない等イマイチであり、それ故兄二人に劣等感を抱いている。 ・斑尾 CV:大西健晴 墨村家に憑いている妖犬。約500歳。 嗅覚に優れており妖の位置を把握してサポートする。 オネェ口調なので雌かと思いきや実は雄犬で、生前の名前は『銀露』 ・[[墨村守美子>墨村守美子(結界師)]] CV:金野恵子 良守たちの母。 終盤に差し掛かるまで回想のみの登場だが、断片的な情報でも、 雪村時雄の死に際のセリフ、裏会の仕事で独断で土地神殺し、土地神を拉致って烏森に放り込む等、実力も行動もぶっとんだお人。 作中最強の異能者であり化物であり母親。 詳細は項目を参照。 **&sizex(4){&big(){&big(){■}}&bold(){雪村家}} ・雪村時子 CV:[[田中真弓]] 雪村家の21代目当主。時雄の母であり時音の祖母。兄がいる。 墨村家の繁守とはかつて一緒に戦った仲であり、今ではよく揉めている。 中盤までは文句なしに最強の結界師であり、若い頃は一人で抱え込んで無茶をする良守と似たタイプであった。 暴走すると空間に歪を作って落ちて行方をくらましており、繁守は毎回歪を修復するために駆け回っていたそうだ。 時音同様にゴキブリが苦手。 現在はサラシで押さえているもののかなりの巨乳であり、ウロ様も[[ボインボイン>パルコ・フォルゴレ]]とジェスチャーをしていた。 ・雪村時雄 CV:横堀悦夫 時子の息子で時音の父親。 平凡な結界師であり、妖との戦いで命を落とした。 ・雪村静江 CV:百々麻子 時雄の妻で時音の母親。時雄とは見合い婚。 時子と時音はゴキブリが大の苦手であり出現すると静江が中身が出ない程度の力加減で仕留める。 ・白尾 CV:石井正則 雪村家の妖犬。約400歳。 生前開祖の時守に飼われた犬で、主人の言いつけ通り弟子の一族を助けている。 **&sizex(4){&big(){&big(){■}}&bold(){裏会}} ・志々尾限 CV:[[宮下栄治]] 妖混じりの少年。14歳。裏会の『夜行』所属。 妖の組織『黒芒楼』が烏森を狙い行動を開始したため、二人の結界師では限界を感じた正守によって派遣された。 当初は良守に喧嘩を売る等態度が悪かったが徐々に仲良くなる。そして……。 ・影宮閃 CV:[[木村良平]] 探知能力の使い手。こちらも妖混じり。14歳。 一応男だが、作中の人物にも女に間違われるほど女顔であり、地味に気にしている。(諸事情で巨乳になった事もある) ・扇一郎 CV:[[郷里大輔]] 裏会最高幹部の一人で、風を操る扇一族の長男。 実力も裏会の幹部の名に恥じず正守と互角に渡り合ったほどである。 実は長男の一郎に六郎までの弟が融合した合体人間であり、高い実力も六人分の力になっているためである。 合体したのは扇一族の当主になるためだったのだが、合体一郎でも敵わない七郎が生まれたため当主なれず裏会送りに。 *&sizex(5){&big(){&big(){■}}&bold(){用語}} ・墨村/雪村家 『間流結界術』を生み出した開祖・[[間時守>間時守(結界師)]]の弟子の一族。 仕えていた烏森の殿様が妖に殺され、殿様のパワーによって妖が強化されるようになったため、400年間烏森の地を守護する。 開祖が子を成さなかったため「自分こそが後継者だ」とそれぞれの家が言い張り、以来400年間、時に殺し合いになるほど仲が悪い。 子供が生まれると烏森の地で儀式を行い、墨村なら右手の平、雪村なら左胸に方印が出た場合、その子が正統継承者として当主の座につく。 本家の人間は霊感があるが、少し離れた分家になると妖を見る事が出来なくなる。 ・間流結界術 400年前、開祖・間時守が考案した実践的結界術。 基本的に「方囲」で目標を決め、「定礎」で空間の座標を固定し、 「結」で結界(大きさは可変)を作成し、「滅」で結界を圧縮して内部を破壊する。 何もしない場合は「解」で解除する他、結界の一部に切り込みを入れ脱出することもある。 アニメでは分かりやすいように墨村家が青色、雪村家が緑色の結界を作る。 作者によると人間等も破壊可能だが、妖等と違い実態があるものはそれ相応の力が必要とされるため難しいとのこと。 また、間流以外にも結界術があり、正方形以外の結界を用いる流派もあるようだ。 ・烏森 今は『私立烏森学園』がある土地の名前。 400年前にこの土地を治めていた城主一族の名前でもある。 烏森の一族は霊感が強く妖に狙われやすく結界師に守らせていたが、ついに妖に滅ぼされてしまった。 結界師は殿様の魂を烏森の地に祀ったが、力が溢れ出し土地に近づく妖を強化してしまうようになった。 正統継承者とはこの土地に気に入られた者のことであり、それ故に継承者は烏森の地において滅多に死ぬことはない。 夜間は警備員なども含めて完全に無人となっており、校長などはある程度烏森の事情を理解している事が公式ガイドブックにて語られている。 #openclose(show=ネタバレ){ ・宙心丸 「烏森の力」の正体。 雇われ術士だった[[間時守>間時守(結界師)]]と烏森家の姫・月影との間に生まれた子供。 もともと烏森の一族は多少霊感がある程度だったが、時守は世界への復讐と行き過ぎた愛情から、彼に飛び抜けた力を与えてしまった。 その結果、無尽蔵に力を蓄えられる器と無差別に命を吸い上げる性質を併せ持ってしまうことになる。 本人は無邪気な少年。 退屈を嫌い、巨大なお城や妖が大好き。 墨村雪村両家の正当後継者の基準も、言わば宙心丸が「面白そう」と思った人間である。 生前から気に入った相手に力を分けているが、奪うにも与えるにも過剰な彼はいずれにしても周囲を壊してしまう。 その力には自覚がなく、街一つ全滅させてしまったときには罪悪感と恐怖に苛まされていた。 己の行為を悔いた時守の手により、肉体の成長を止められ、烏森の地下深くに文字通り生きたまま閉じ込められ続けていた。 しかし、その封印も限界を迎えたことで、歴代でもっとも気に入られた良守と歴代最強の[[守美子>墨村守美子(結界師)]]が、改めて完全封印を目指すこととなる。 } ・裏会 地域ごとの異能者の取りまとめと闇の事件を取り扱う、&bold(){異能者の異能者による異能者のための自治組織}。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 終盤は正守の方が少年漫画の主人公らしいよな…… -- 名無しさん (2020-03-11 03:48:51) - 良守と時音は主人公&ヒロインなんだし、説明上の方でよくね? -- 名無しさん (2020-03-11 06:47:06) - 正守の声優さん、当初は大塚明夫さんだと思ってた。 -- 名無しさん (2020-03-11 10:15:07) - 何故かなかなか立たなかった項目 -- 名無しさん (2020-03-11 14:41:18) - アニメがね・・・ -- 名無しさん (2020-03-11 20:28:17) - 名作だった -- 名無しさん (2020-03-11 20:43:45) - ↑2視聴率は振るわなかったけど出来は悪くなかったと思うけどな。うろ覚えだけど -- 名無しさん (2020-03-11 21:06:34) - アニメはな…よく動くし演出もいいんだが、絵が原作からちょっと離れててな あとオリジナル要素が派手 -- 名無しさん (2020-03-11 22:28:33) - 新型コロナ禍で解放された無料一気見で久しぶりに読んだがほんと魅力的なおっさんが多い。だが正守は老けすぎだ…親父より年上に見える… -- 名無しさん (2020-03-11 22:44:19) - うちの地域はアニメが打ち切りエンドで呆然としたなあ… -- 名無しさん (2020-03-11 23:03:51) - 闇堕ちや裏切りしそうでしなかった -- 名無しさん (2020-03-11 23:36:11) - ↑兄貴 -- 名無しさん (2020-03-11 23:36:30) - 墨村家の収入は兄貴以外に母親が旅先から振り込んでる他、ジジィが書道家としても名を馳せてるから…とのこと(公式ガイドブックより) -- 名無しさん (2020-03-12 01:04:02) - 母だけ個別項目あるんか… -- 名無しさん (2020-03-12 09:51:15) - 雪村家って謎多いよね。父親を殺害したのは不明だし、時ばあの兄(結界師かは不明)とか、白尾の巨大化とか(時音が聞いたら本人(犬)は曖昧に答えた) -- 名無しさん (2020-03-12 16:40:54) - アニメは正直序盤もっさりしてるが、黒芒楼編からは作画含めて一気に面白くなってくるんだよな。特に7時台の頃の最終回はマジで燃えて泣ける -- 名無しさん (2020-03-13 09:16:43) - 最終回で鋼夜が正守に礼を言うこと好き -- 名無しさん (2020-04-04 07:23:08) - 良守がアニメだとじいさんの事繁じいって呼んでたけど(原作だとじじい)これだとじいさんの事好きに思えるから違和感あったわ(嫌いだからじじいって呼んでるのに) -- 名無しさん (2021-05-11 20:44:57) - ↑あくまで私の考えですが、良守が原作だと繁守と時子を「じじい」「ばばあ」呼ばわりなのに対し、アニメじゃ「繁じい」「時ばあ」なのは放送コードに引っかかるのではないでしょうか? -- 名無しさん (2021-06-01 07:52:01) - ↑朝やってるワンピースでは普通にルフィがヒョウじいの事原作通り「じじい」呼びしてるから自主規制かな -- 名無しさん (2021-12-20 20:58:38) - ↑時子ばあさんがルフィでマザーさんがくれはでしたな。あと、良守は読み切り版では名字が『田中』でした。 -- 名無しさん (2022-01-04 19:17:12) - 結界師は「田辺イエロウは『ファンの期待を必ず裏切る』冷酷な裏の顔を持つ漫画家である」という事実が見え隠れする作品。イエロウ本人が周囲(主にサンデー編集部所属の編集者)からの圧力に弱い側面を持つのが起因していることをありますが… -- 名無しさん (2022-08-26 08:14:52) - 白尾は可愛い女の子とあだ名を付けるのが好きなんだよね。時音は「ハニー」、良守は「ヨッシー」と呼んでいるんだよね!あと、裏会にヒバって人いるけど、何であの人クズなのかな?ちなみに限に暴言を吐くほど、彼を嫌っているらしい。けど本人は限に死んで欲しくはないと思っている面もあるとの事らしいのだが…。 -- 名無しさん (2022-12-02 21:50:38) - ↑ 翡葉さん、夜行の子供の遊び相手に能力を使ってる場面もあるからどうだろうな、その時はノリノリで子供と遊んでる気のいい兄ちゃんにも見えたけど  あと限を迎えに行った時のファーストコンタクトをカッコつけたせいで重傷負ってるから恨み言混じりなのはあるし、どっかで限に関しては同族嫌悪も入ってるって聞いたが... -- 名無しさん (2022-12-03 00:47:24) - ↑そう言えば、同族嫌悪だった様な気がします。あと良守の声優さん、『鬼滅の刃』に登場してくれないかな?閃ちゃん、鬼の役として登場してた気がします。 -- 名無しさん (2023-01-04 21:31:12) - アニメは特に必要と思えないオリキャラとか改変多くて(結界師よりも犬夜叉に出そうなオリジナル妖とか良守に倒されるぐらい弱体化した牙銀になぜか結界を避けるぐらいに強化された碧暗とかなど)好きじゃなかったけど原作知らない両親は割と好評だったな -- 名無しさん (2024-02-01 21:06:08) #comment #areaedit(end) }

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