THE UNLIMITED 兵部京介

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&font(#6495ED){登録日}:2020/04/26 (Sun) 12:10:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(white,black){その身に刻まれた無限を解き放て──!}} 『THE UNLIMITED 兵部京介』は、[[週刊少年サンデー]]にて連載中の『[[絶対可憐チルドレン]]』のスピンオフ作品である。 *【概要】 原作における[[ダークヒーロー]]・兵部京介を主人公に据えた[[アニメオリジナルストーリー>アニメオリジナルエピソード]]。 『週刊少年サンデーS』2013年5月号より大柿ロクロウによる漫画版が連載された。 2013年1月から全12話が放送。 アニメーション制作はマングローブ。 キャスト陣は基本的に本家版アニメと同じだが、諸事情により一部変更されている場合もいる。 時系列としては、原作の小学生編終了直後から中学生編でパンドラの学生メンバーが転校してくる20巻前後あたりと思われる。また、28~29巻にかけて描かれた兵部と不二子の過去編についても、回想として取り扱われている。 アニメ絶チルの二期と呼ぶファンもいるが、一部原作と矛盾する部分もありあくまでパラレル時空扱いになっている。 原作でもテーマとされている「&font(b){エスパーとノーマルの対立と絆}」に特に重点を置いたシリアスな作風もあって、コメディ要素は控えめ。しかし皆無というわけではなく、しばしば原作での小ネタを拾っているほか、中二病要素満載なこともあって[[シリアスな笑い]]を誘ってくる。また、今作でのオリジナルキャラクターや設定の一部は、後に原作にも[[逆輸入>逆輸入(創作)]]されている。 今作から原作に入った人は、その温度差に驚くことだろう。逆もまた然りである。 テーマ曲とその映像が各話の内容によって変化((例としてOPは舞台が海外なら歌詞が英語、日本なら日本語。回想編ではモノクロ映像でクレジット表記が縦書きなど。))するのが特徴。 &font(l){「納豆ランチャー」なる奇妙な空耳ネタも生まれた。} *【登場人物】 *P.A.N.D.L.A [[兵部京介]] CV:[[遊佐浩二]]/[[平野綾]](幼少期)((本家版アニメでは井上麻里奈が担当。)) 「&font(b){無限を宿した復讐のカリスマ}」 &font(l){最強のロリコン}パンドラリーダー。 原作におけるダークヒーローで、今作では主人公を務める。 アイス棒(はずれ)で軍用ヘリを撃墜したりストラップ片手にパンドラへの勧誘を行ったりと、原作同様コミカルなところも見せてくれるが、同時に今回は彼が抱える&font(b){ノーマルへの憎悪と同朋への愛情}がより強調されて描かれている。 今作オリジナルの設定で、学ランの襟章がリミッターになっており、これを解除することで自信の能力を解放する通称「&font(b){アンリミテッドモード}」を発動可能。&font(l){あんなピンバッジ知らねえよ~。} [[アンディ・ヒノミヤ]] CV:[[諏訪部順一]] 「&font(b){ノーマルにもエスパーにもなれない半端者}」 今作のもう一人の主人公。 東南アジア某国の監獄島「デッドロック」に収監されていた日系人の青年。 自身の持つ「超能力無効化能力」により、エスパーとノーマルの狭間の存在として生きてきた。 その正体はUSEI(合衆国ESP捜査局)所属の[[潜入捜査官>スパイ]]。 任務のためパンドラに同行するが、そこで兵部達パンドラメンバーと奇妙な友情を育むと同時に、エスパーとノーマルの対立に葛藤する。 ユウギリ CV:[[東山奈央]] 「&font(b){パンドラの穢れなき&ruby(モンスター){怪物}}」 今作のヒロイン。チルドレン達が既に中学生なので今作での[[幼女]]枠。 「デッドロック」にサンプルとして捕らえられていたが、兵部とヒノミヤに救われる。 高レベルの超能力、特に&ruby(ヒュプノ){催眠能力}を持つ((他にも精神感応などが使える。))が制御しきれておらず、恐怖で能力を暴走させてしまうことがあり、そのことを自身でも恐れている。 内気で人見知りが激しいが、自分を救ってくれた兵部のことは特に慕っており、誕生日祝いに揃いの御守を買ったりと健気な性格。 &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){正体は「黒い幽霊」によって作られたエスパー兵士の実験体クローンのプロトタイプで、首の裏にはそれを示すバーコードとイニシャルが刻まれている。}} [[真木司郎]] CV:落合弘治/比嘉久美子(幼少期) パンドラ幹部でナンバー2。 合成能力者で頭髪に見せかけた炭素を自在に操る。 兵部の気まぐれに振り回される中間管理職にして苦労人。 しかし、危機に際して兵部が動揺した際は叱咤し、正気を取り戻させた。 [[加納紅葉]] CV:[[大原さやか]]((本家版アニメでは千葉妙子が担当。)) パンドラ幹部。 テレポートベースの合成能力者でそれを応用した怪力の持ち主。 抜群のスタイルの長身美女。プールで水着姿も披露。 パンドラにおけるお母さん役。 [[藤浦葉]]  CV:[[羽多野渉]] パンドラ幹部。 &ruby(サイコキネシス){念動力}ベースの合成能力者で音波を利用した行動を得意とする。 三幹部の中では最年少。 飄々としたヤンキー気質だが、同時に仲間を大切に思っている兄貴分的存在。 [[桃太郎>桃太郎(絶対可憐チルドレン)]] CV:[[釘宮理恵]] &ruby(テレパシー){精神感応}と空気をミサイルのように撃ちだす能力を持つエスパー・モモンガ。 パンドラのマスコット的存在でシリアスな今作の貴重な清涼剤。 デッドロックのエスパー・ソルジャーに組み込まれていたのか肉片から初登場するのは中々シュール。 マッスル大鎌 CV:[[三宅健太]] パンドラ構成員。 いつものハードゲイファッションではなくスーツ姿で決めている。 ビッグ・マグナムも使わずかわりにロケランをぶっ放す。 今作から原作に入った人が一番面食らうキャラかもしれない。 [[パティ・クルー]] CV:[[小林沙苗]] パンドラ構成員で、元「黒い幽霊」の刺客。 原作で触れられていた新人研修のためか、後の学生メンバーでは唯一登場。 船内でバーテンダーを勤めていたほか、子供達にも慕われている様子。 男同士の会話に頬を赤らめたりデコキャラケーキを作ったりと[[相変わらずの様子>腐女子]]。 ヤマダ・コレミツ 九具津隆 黒巻節子 パンドラ構成員。 セリフはなし。 序盤の船上パーティーや兵部の誕生会で登場。 それ以降は姿が見えないので個別任務に当たっていたものと思われる。 &font(l){原作で任務の様子が描かれてる他二人はともかく黒巻って普段なにしてるんだ?} [[筑紫澪]] 玉置カズラ 火野カガリ 本編では未登場。 ただし、8話EDの集合絵では、他のメンバーと共にしっかり映っている。 *B.A.B.E.L [[皆本光一]] CV:[[中村悠一]] 特務エスパー「ザ・チルドレン」主任。 本編での主人公だが今作はライバル的な位置付け。 兵部達に翻弄されながらも、予知されたパンドラの危機回避のため奔走する。 あとさり気なく学ランを新調してくれてたりする。 担当声優の中村悠一は今作の次回予告でのナレーションも勤めている。 [[明石薫]] CV:[[平野綾]] 「&font(b){エスパーとノーマルの明日を信じる未来の女王}」 「ザ・チルドレン」リーダーで本編におけるヒロイン。 未来において全エスパーを統べるリーダー「&ruby(クイーン・オブ・カタストロフィー){破壊の女王}」になりうる者として兵部に渇望される存在でもある。 今回は兵部との直接対決の機会も多いが、同時に復讐に囚われる兵部のことを案じている。 終盤、命の危機に瀕した兵部を救うため、&font(b){ある重要な役割}を果たす。死期が近いと語っていた兵部がなんやかんや原作でいまだに健在なのはこのことが一因かもしれない。 担当声優の平野綾は今作では幼少期の兵部も演じているが、これは両者の立ち位置を踏まえての意図的なキャスティングといえる。 [[野上葵]] CV:[[白石涼子]] 「ザ・チルドレン」メンバー。 兵部からの呼び名は「&ruby(ライトスピード・ゴッデス){光速の女神}」。 ヒノミヤの能力範囲外からガラス片を撃ち付けるというかなりえげつない攻撃を披露。 [[三宮紫穂]] CV:[[戸松遥]] 「ザ・チルドレン」メンバー。 兵部からの呼び名は「&ruby(アンタッチャブル・エンプレス){禁断の女帝}」。 中学編同様のワイヤーガンを使用している。 [[蕾見不二子]] CV:[[ゆかな]] バベル管理官。 兵部の義理の姉。 やはりというか原作と比べると茶目っ気は控えめでシリアスな面持ちが目立つ。 理想のため袂を分かった兵部と表向きは対立しながらも、義弟への情からか助け舟を出す。 [[賢木修二]] CV:[[谷山紀章]] バベル所属のエスパードクター。 皆本の相方として任務に赴く。 任務中に女性を口説いたりテレビゲーム((正確に言うと犯行計画に関するデータのロック。))にムキになったりと相変わらず。 柏木朧 CV:[[浅野真澄]] バベル局長の桐壺の秘書官。 今作では兵部やチルドレン達に出し抜かれるなどやや不憫な扱い。 桐壺帝三 今作では出番なし…のはずだがキャスト陣によるオーディオコメンタリーでは頻繁に存在に触れられている。 きっと見えないところで事後処理に追われてるんだろう。 *超能部隊 早乙女義治 CV:[[森功至]]((本家版アニメでは四宮豪が担当。)) 超能部隊創設者にして隊長。 階級は大尉→大佐。 兵部や不二子の父親の大学の後輩にあたる。 若くして陸軍士官となり、「&font(b){超能力者とノーマルの共存}」を目的とし、超能力者の存在意義の証明のため超能部隊を結成した。ただし、その根底には「&font(b){超能力者がノーマルによって管理される社会}」という現在のバベルが掲げるそれとは異なる思惑があった。 終戦間際に回収した伊-八号の脳を通じて破滅の未来の予知を知ったことで兵部を銃殺しようとするが、能力を暴走させた兵部に逆に殺害される。 &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){本作における一連の事件の黒幕にして全ての元凶。左半身を激しく損傷するも辛うじて生き延びており、GHQの手引きでコメリカに渡り、野望実現のためUSEIを立ち上げた。}} 宇津美清司郎 CV:坪井智浩 紙と文字を操る合成能力者。 階級は伍長。 女性と間違えられるほどの長髪の美青年で、隊内の参謀的ポジションだった。 大戦末期に他の仲間達と共に謀殺されるが、生前に書いた日記などに残された残留思念は健在で、パンドラでは子供達の教育などに利用している。 志賀忠士 CV:小松史法 電気制御と念動能力を併せ持つ複合能力者。 階級は曹長。 落ち着いた物腰の好青年。 電気刺激による傷の治療もこなし、隊内のエスパー達のまとめ役も担っていた。 放送当時は未収録だった原作では不二子と互いに思い合う仲だったが、超能部隊最初の犠牲者となったことが描かれている。 菊池カンジ CV: 里卓哉 発火能力者。 上等兵。 筋骨隆々のゴツイ大男ながら、愛嬌のある性格・顔立ちをしており訛り口調で話す。 船が苦手。 芥リュウ CV:[[小山剛志]] 瞬間移動能力者。 上等兵。 細身の長身にサングラスをかけていて、言葉はどもりがち。 冷静な思考の持ち主で血気にはやる兵部や不二子を度々諌めることもあった。 夏見イワオ CV:金光宣明 精神感応・幻視能力者。 階級は伍長。 敵に幻覚を見せる(心に直接幻影を送り込む)ことを得意とする。 伊賀忍者の末裔で、性格は軽い。 宿木明夫 CV:箭内仁 階級は伍長。 「ザ・ハウンド」の宿木明の先祖((明夫が戦死したことで本家の跡取りがいなくなったため、現在の宿木家は分家筋からの養子の家系となっている。))。 明同様宿木家伝来の能力で、精神感応の変形発動によって他の生物と意識を交換し、自由に操ることができる。 犬神初 CV:峯暢也 上等兵。 「ザ・ハウンド」の犬神初音の先祖((こちらも初が戦死したことで本家の跡取りがいなくなったため、現在の犬神家は分家筋からの養子の家系となっている。))。 初音同様犬神家伝来の能力で、念力、催眠、遠隔透視、予知等を組み合わせ、自らの体および身体能力を狼に変身させる。 伊-七号 伊-八号 CV:[[江口拓也]] 伊-九号 CV:布施川一寛((本家版アニメでは家弓家正が担当。)) コメリカ軍によって生み出された高レベルの予知能力を持つイルカ。 日本への亡命を図るが七号は途中コメリカ軍の追撃を受け死亡し、八号と九号は超能部隊により保護される。 八号の脳は戦死後も回収され、現在は兵部が持ち去り利用しており、今作ではカタストロフィ号の頭脳としても機能している。 九号は現代まで生き延びるが、原作では反超能力者団体「普通の人々」の襲撃から桐壺を庇い、生死不明となっている((ただし皆本が介入したことで本来予知されたビジョンとは異なる結果になっている。))。 彼らの予知した未来を見た者達は、いずれも運命の渦に巻き込まれていくこととなる。 *USEI アラン・ウォルシュ CV:楠大典 USEI長官。 ヒノミヤの直属の上司。 表面上は厳格ながら理解力のある人物だが、本質はエスパーを人間として見ていない冷酷な差別主義者。 *その他 カーン CV:廣田康生 「デッドロック」所長。 囚人達を管理する一方、軍事兵器開発のため非合法な生体実験を行っていた。 ユウギリへの仕打ちに激怒した兵部により部下達諸共殺害される。 また、この「デッドロック」はかつて帝国陸軍の超能生体実験所として利用されていた。 カルロ・マルティーニ CV:[[山路和弘]] ヴェネチアのマフィア「マルティーニ・ファミリー」のトップの高レベルエスパー。 本人は既に医療器具が手放せない身体状態だが、自身に似せた人形を超能力で操り活動を行っている。 兵部とは大戦以来旧知の仲だったが手切れし、暗殺を目論むが逆に殺害される。 ソフィー・グレース CV:[[名塚佳織]] モナーク王国王女。 ノーマルとの共存を掲げる慈善家でもあり、ユウギリはかつて彼女の児童養護施設で保護されていた。 エスパーを重んじる政治方針に反対する側近に命を狙われるが、パンドラにより救われる。 基本的にノーマルを敵視している兵部も彼女の真摯な姿には敬意を持って接している。 原作にもヒノミヤやユウギリと共に逆輸入され、「財団」という組織を立ち上げ秘密裏にバベルやパンドラと協力している。 花井ちさと [[雲居悠理]] チルドレン達の同級生。 台詞は無し。 チルドレン達の学校での一幕に登場。 悠理の場合、今回の一件に間接的に関わっているといえるかもしれない。 D・J・グリシャム 在日米軍特務エスパー「ザ・リバティーベルズ」のリーダー。 台詞は無し。 USEIの暴挙を阻止しようとするバベルに協力する。 *【主題歌】 ・OP LΛST RESOLUTION ・ED OUTLAWS BRIGHTEST LIGHT DARKNESS NIGHT BRAND NEW EDEN ADVENT 空の涯て ・挿入歌 未来物語 #center(){&font(white,black){その身に刻まれた追記・修正を解き放て──!}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 次回予告でチルドレンが悪役にしか見えなくて笑った記憶 -- 名無しさん (2020-04-26 20:24:03) - エスパーだって人間なんです!ってヒノミヤの台詞好きだな。半端者として苦しんでた彼ならではで -- 名無しさん (2020-04-26 21:30:31) - 黒幕の顛末が凄く珍しいパターンだった -- 名無しさん (2020-04-27 11:11:46) - オープニング曲に日本語と英語の2バージョンあったのはそういうことだったのな -- 名無しさん (2020-04-28 01:28:25) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/04/26 (Sun) 12:10:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(white,black){その身に刻まれた無限を解き放て──!}} 『THE UNLIMITED 兵部京介』は、[[週刊少年サンデー]]にて連載中の『[[絶対可憐チルドレン]]』のスピンオフ作品である。 *【概要】 原作における[[ダークヒーロー]]・兵部京介を主人公に据えた[[アニメオリジナルストーリー>アニメオリジナルエピソード]]。 『週刊少年サンデーS』2013年5月号より大柿ロクロウによる漫画版が連載された。 2013年1月から全12話が放送。 アニメーション制作はマングローブ。 キャスト陣は基本的に本家版アニメと同じだが、諸事情により一部変更されている場合もいる。 時系列としては、原作の小学生編終了直後から中学生編でパンドラの学生メンバーが転校してくる20巻前後あたりと思われる。また、28~29巻にかけて描かれた兵部と不二子の過去編についても、回想として取り扱われている。 アニメ絶チルの二期と呼ぶファンもいるが、一部原作と矛盾する部分もありあくまでパラレル時空扱いになっている。 原作でもテーマとされている「&font(b){エスパーとノーマルの対立と絆}」に特に重点を置いたシリアスな作風もあって、コメディ要素は控えめ。しかし皆無というわけではなく、しばしば原作での小ネタを拾っているほか、中二病要素満載なこともあって[[シリアスな笑い]]を誘ってくる。また、今作でのオリジナルキャラクターや設定の一部は、後に原作にも[[逆輸入>逆輸入(創作)]]されている。 今作から原作に入った人は、その温度差に驚くことだろう。逆もまた然りである。 テーマ曲とその映像が各話の内容によって変化((例としてOPは舞台が海外なら歌詞が英語、日本なら日本語。回想編ではモノクロ映像でクレジット表記が縦書きなど。))するのが特徴。 &font(l){「納豆ランチャー」なる奇妙な空耳ネタも生まれた。} *【登場人物】 *P.A.N.D.L.A [[兵部京介]] CV:[[遊佐浩二]]/[[平野綾]](幼少期)((本家版アニメでは井上麻里奈が担当。)) 「&font(b){無限を宿した復讐のカリスマ}」 &font(l){最強のロリコン}パンドラリーダー。 原作におけるダークヒーローで、今作では主人公を務める。 アイス棒(はずれ)で軍用ヘリを撃墜したりストラップ片手にパンドラへの勧誘を行ったりと、原作同様コミカルなところも見せてくれるが、同時に今回は彼が抱える&font(b){ノーマルへの憎悪と同朋への愛情}がより強調されて描かれている。 今作オリジナルの設定で、学ランの襟章がリミッターになっており、これを解除することで自信の能力を解放する通称「&font(b){アンリミテッドモード}」を発動可能。&font(l){あんなピンバッジ知らねえよ~。} [[アンディ・ヒノミヤ]] CV:[[諏訪部順一]] 「&font(b){ノーマルにもエスパーにもなれない半端者}」 今作のもう一人の主人公。 東南アジア某国の監獄島「デッドロック」に収監されていた日系人の青年。 自身の持つ「超能力無効化能力」により、エスパーとノーマルの狭間の存在として生きてきた。 その正体はUSEI(合衆国ESP捜査局)所属の[[潜入捜査官>スパイ]]。 任務のためパンドラに同行するが、そこで兵部達パンドラメンバーと奇妙な友情を育むと同時に、エスパーとノーマルの対立に葛藤する。 ユウギリ CV:[[東山奈央]] 「&font(b){パンドラの穢れなき&ruby(モンスター){怪物}}」 今作のヒロイン。チルドレン達が既に中学生なので今作での[[幼女]]枠。 「デッドロック」にサンプルとして捕らえられていたが、兵部とヒノミヤに救われる。 高レベルの超能力、特に&ruby(ヒュプノ){催眠能力}を持つ((他にも精神感応などが使える。))が制御しきれておらず、恐怖で能力を暴走させてしまうことがあり、そのことを自身でも恐れている。 内気で人見知りが激しいが、自分を救ってくれた兵部のことは特に慕っており、誕生日祝いに揃いの御守を買ったりと健気な性格。 &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){正体は「黒い幽霊」によって作られたエスパー兵士の実験体クローンのプロトタイプで、首の裏にはそれを示すバーコードとイニシャルが刻まれている。}} [[真木司郎]] CV:落合弘治/比嘉久美子(幼少期) パンドラ幹部でナンバー2。 合成能力者で頭髪に見せかけた炭素を自在に操る。 兵部の気まぐれに振り回される中間管理職にして苦労人。 しかし、危機に際して兵部が動揺した際は叱咤し、正気を取り戻させた。 [[加納紅葉]] CV:[[大原さやか]]((本家版アニメでは千葉妙子が担当。)) パンドラ幹部。 テレポートベースの合成能力者でそれを応用した怪力の持ち主。 抜群のスタイルの長身美女。プールで水着姿も披露。 パンドラにおけるお母さん役。 [[藤浦葉]]  CV:[[羽多野渉]] パンドラ幹部。 &ruby(サイコキネシス){念動力}ベースの合成能力者で音波を利用した行動を得意とする。 三幹部の中では最年少。 飄々としたヤンキー気質だが、同時に仲間を大切に思っている兄貴分的存在。 [[桃太郎>桃太郎(絶対可憐チルドレン)]] CV:[[釘宮理恵]] &ruby(テレパシー){精神感応}と空気をミサイルのように撃ちだす能力を持つエスパー・モモンガ。 パンドラのマスコット的存在でシリアスな今作の貴重な清涼剤。 デッドロックのエスパー・ソルジャーに組み込まれていたのか肉片から初登場するのは中々シュール。 マッスル大鎌 CV:[[三宅健太]] パンドラ構成員。 いつものハードゲイファッションではなくスーツ姿で決めている。 ビッグ・マグナムも使わずかわりにロケランをぶっ放す。 今作から原作に入った人が一番面食らうキャラかもしれない。 [[パティ・クルー]] CV:[[小林沙苗]] パンドラ構成員で、元「黒い幽霊」の刺客。 原作で触れられていた新人研修のためか、後の学生メンバーでは唯一登場。 船内でバーテンダーを勤めていたほか、子供達にも慕われている様子。 男同士の会話に頬を赤らめたりデコキャラケーキを作ったりと[[相変わらずの様子>腐女子]]。 ヤマダ・コレミツ 九具津隆 黒巻節子 パンドラ構成員。 セリフはなし。 序盤の船上パーティーや兵部の誕生会で登場。 それ以降は姿が見えないので個別任務に当たっていたものと思われる。 &font(l){原作で任務の様子が描かれてる他二人はともかく黒巻って普段なにしてるんだ?} [[筑紫澪]] 玉置カズラ 火野カガリ 本編では未登場。 ただし、8話EDの集合絵では、他のメンバーと共にしっかり映っている。 *B.A.B.E.L [[皆本光一]] CV:[[中村悠一]] 特務エスパー「ザ・チルドレン」主任。 本編での主人公だが今作はライバル的な位置付け。 兵部達に翻弄されながらも、予知されたパンドラの危機回避のため奔走する。 あとさり気なく学ランを新調してくれてたりする。 担当声優の中村悠一は今作の次回予告でのナレーションも勤めている。 [[明石薫]] CV:[[平野綾]] 「&font(b){エスパーとノーマルの明日を信じる未来の女王}」 「ザ・チルドレン」リーダーで本編におけるヒロイン。 未来において全エスパーを統べるリーダー「&ruby(クイーン・オブ・カタストロフィー){破壊の女王}」になりうる者として兵部に渇望される存在でもある。 今回は兵部との直接対決の機会も多いが、同時に復讐に囚われる兵部のことを案じている。 終盤、命の危機に瀕した兵部を救うため、&font(b){ある重要な役割}を果たす。死期が近いと語っていた兵部がなんやかんや原作でいまだに健在なのはこのことが一因かもしれない。 担当声優の平野綾は今作では幼少期の兵部も演じているが、これは両者の立ち位置を踏まえての意図的なキャスティングといえる。 [[野上葵]] CV:[[白石涼子]] 「ザ・チルドレン」メンバー。 兵部からの呼び名は「&ruby(ライトスピード・ゴッデス){光速の女神}」。 ヒノミヤの能力範囲外からガラス片を撃ち付けるというかなりえげつない攻撃を披露。 [[三宮紫穂]] CV:[[戸松遥]] 「ザ・チルドレン」メンバー。 兵部からの呼び名は「&ruby(アンタッチャブル・エンプレス){禁断の女帝}」。 中学編同様のワイヤーガンを使用している。 [[蕾見不二子]] CV:[[ゆかな]] バベル管理官。 兵部の義理の姉。 やはりというか原作と比べると茶目っ気は控えめでシリアスな面持ちが目立つ。 理想のため袂を分かった兵部と表向きは対立しながらも、義弟への情からか助け舟を出す。 [[賢木修二]] CV:[[谷山紀章]] バベル所属のエスパードクター。 皆本の相方として任務に赴く。 任務中に女性を口説いたりテレビゲーム((正確に言うと犯行計画に関するデータのロック。))にムキになったりと相変わらず。 柏木朧 CV:[[浅野真澄]] バベル局長の桐壺の秘書官。 今作では兵部やチルドレン達に出し抜かれるなどやや不憫な扱い。 桐壺帝三 今作では出番なし…のはずだがキャスト陣によるオーディオコメンタリーでは頻繁に存在に触れられている。 きっと見えないところで事後処理に追われてるんだろう。 *超能部隊 早乙女義治 CV:[[森功至]]((本家版アニメでは四宮豪が担当。)) 超能部隊創設者にして隊長。 階級は大尉→大佐。 兵部や不二子の父親の大学の後輩にあたる。 若くして陸軍士官となり、「&font(b){超能力者とノーマルの共存}」を目的とし、超能力者の存在意義の証明のため超能部隊を結成した。ただし、その根底には「&font(b){超能力者がノーマルによって管理される社会}」という現在のバベルが掲げるそれとは異なる思惑があった。 終戦間際に回収した伊-八号の脳を通じて破滅の未来の予知を知ったことで兵部を銃殺しようとするが、能力を暴走させた兵部に逆に殺害される。 &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){本作における一連の事件の黒幕にして全ての元凶。左半身を激しく損傷するも辛うじて生き延びており、GHQの手引きでコメリカに渡り、野望実現のためUSEIを立ち上げた。}} 宇津美清司郎 CV:坪井智浩 紙と文字を操る合成能力者。 階級は伍長。 女性と間違えられるほどの長髪の美青年で、隊内の参謀的ポジションだった。 大戦末期に他の仲間達と共に謀殺されるが、生前に書いた日記などに残された残留思念は健在で、パンドラでは子供達の教育などに利用している。 志賀忠士 CV:小松史法 電気制御と念動能力を併せ持つ複合能力者。 階級は曹長。 落ち着いた物腰の好青年。 電気刺激による傷の治療もこなし、隊内のエスパー達のまとめ役も担っていた。 放送当時は未収録だった原作では不二子と互いに思い合う仲だったが、超能部隊最初の犠牲者となったことが描かれている。 菊池カンジ CV: 里卓哉 発火能力者。 上等兵。 筋骨隆々のゴツイ大男ながら、愛嬌のある性格・顔立ちをしており訛り口調で話す。 船が苦手。 芥リュウ CV:[[小山剛志]] 瞬間移動能力者。 上等兵。 細身の長身にサングラスをかけていて、言葉はどもりがち。 冷静な思考の持ち主で血気にはやる兵部や不二子を度々諌めることもあった。 夏見イワオ CV:金光宣明 精神感応・幻視能力者。 階級は伍長。 敵に幻覚を見せる(心に直接幻影を送り込む)ことを得意とする。 伊賀忍者の末裔で、性格は軽い。 宿木明夫 CV:箭内仁 階級は伍長。 「ザ・ハウンド」の宿木明の先祖((明夫が戦死したことで本家の跡取りがいなくなったため、現在の宿木家は分家筋からの養子の家系となっている。))。 明同様宿木家伝来の能力で、精神感応の変形発動によって他の生物と意識を交換し、自由に操ることができる。 犬神初 CV:峯暢也 上等兵。 「ザ・ハウンド」の犬神初音の先祖((こちらも初が戦死したことで本家の跡取りがいなくなったため、現在の犬神家は分家筋からの養子の家系となっている。))。 初音同様犬神家伝来の能力で、念力、催眠、遠隔透視、予知等を組み合わせ、自らの体および身体能力を狼に変身させる。 伊-七号 伊-八号 CV:[[江口拓也]] 伊-九号 CV:布施川一寛((本家版アニメでは家弓家正が担当。)) コメリカ軍によって生み出された高レベルの予知能力を持つイルカ。 日本への亡命を図るが七号は途中コメリカ軍の追撃を受け死亡し、八号と九号は超能部隊により保護される。 八号の脳は戦死後も回収され、現在は兵部が持ち去り利用しており、今作ではカタストロフィ号の頭脳としても機能している。 九号は現代まで生き延びるが、原作では反超能力者団体「普通の人々」の襲撃から桐壺を庇い、生死不明となっている((ただし皆本が介入したことで本来予知されたビジョンとは異なる結果になっている。))。 彼らの予知した未来を見た者達は、いずれも運命の渦に巻き込まれていくこととなる。 *USEI アラン・ウォルシュ CV:楠大典 USEI長官。 ヒノミヤの直属の上司。 表面上は厳格ながら理解力のある人物だが、本質はエスパーを人間として見ていない冷酷な差別主義者。 *その他 カーン CV:廣田康生 「デッドロック」所長。 囚人達を管理する一方、軍事兵器開発のため非合法な生体実験を行っていた。 ユウギリへの仕打ちに激怒した兵部により部下達諸共殺害される。 また、この「デッドロック」はかつて帝国陸軍の超能生体実験所として利用されていた。 カルロ・マルティーニ CV:[[山路和弘]] ヴェネチアのマフィア「マルティーニ・ファミリー」のトップの高レベルエスパー。 本人は既に医療器具が手放せない身体状態だが、自身に似せた人形を超能力で操り活動を行っている。 兵部とは大戦以来旧知の仲だったが手切れし、暗殺を目論むが逆に殺害される。 ソフィー・グレース CV:[[名塚佳織]] モナーク王国王女。 ノーマルとの共存を掲げる慈善家でもあり、ユウギリはかつて彼女の児童養護施設で保護されていた。 エスパーを重んじる政治方針に反対する側近に命を狙われるが、パンドラにより救われる。 基本的にノーマルを敵視している兵部も彼女の真摯な姿には敬意を持って接している。 原作にもヒノミヤやユウギリと共に逆輸入され、「財団」という組織を立ち上げ秘密裏にバベルやパンドラと協力している。 花井ちさと [[雲居悠理]] チルドレン達の同級生。 台詞は無し。 チルドレン達の学校での一幕に登場。 悠理の場合、今回の一件に間接的に関わっているといえるかもしれない。 D・J・グリシャム 在日米軍特務エスパー「ザ・リバティーベルズ」のリーダー。 台詞は無し。 USEIの暴挙を阻止しようとするバベルに協力する。 *【主題歌】 ・OP LΛST RESOLUTION ・ED OUTLAWS BRIGHTEST LIGHT DARKNESS NIGHT BRAND NEW EDEN ADVENT 空の涯て ・挿入歌 未来物語 #center(){&font(white,black){その身に刻まれた追記・修正を解き放て──!}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 次回予告でチルドレンが悪役にしか見えなくて笑った記憶 -- 名無しさん (2020-04-26 20:24:03) - エスパーだって人間なんです!ってヒノミヤの台詞好きだな。半端者として苦しんでた彼ならではで -- 名無しさん (2020-04-26 21:30:31) - 黒幕の顛末が凄く珍しいパターンだった -- 名無しさん (2020-04-27 11:11:46) - オープニング曲に日本語と英語の2バージョンあったのはそういうことだったのな -- 名無しさん (2020-04-28 01:28:25) #comment(striction) #areaedit(end) }

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