西園寺ネイル

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&font(#6495ED){登録日}:2021/01/27 (水曜日) 11:39:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 20 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&b(){&color(#f1c232){ようこそ、セツリの庭へ}}} 西園寺ネイルとは『[[遊☆戯☆王SEVENS>遊戯王SEVENS]]』に登場する人物である。 CV:[[松岡禎丞]] *概要 弱冠&bold(){11歳}でゴーハ社に所属する天才プログラマー。ゴーハ社デュエル特別顧問。 ゴーハ社に所属はしているものの、幹部であるミミすらその実態は知らなかった。 3歳で&bold(){ゴーハ社の人工衛星を乗っ取り地球に落とす}というとんでもないこと(本人曰く「遊び」)をしでかしており、そんな彼の遊びを恐れた彼の両親は、代わりの遊びとしてデュエルを教えたらしい。デュエルのちからってすげー! デュエリストとしても天才で、5歳の時点でゴーハデュエル大会に優勝。その実力を見込まれ、ゴーハ社にスカウトされた。 実態はカイゾーのオリジナルデータを盗んだ犯人にして&bold(){&color(#ff0000){『遊☆戯☆王SEVENS』2クール目の大ボス。}} ゴーハ社では、ゴーハ市内すべてのデュエルの管理と統制の役割と、地下に広がる広大な空間「セツリの庭」を与えられた。 その中心&bold(){「ヘイブン」}を居城としている。 社長に次ぐ幹部からも疎ましく思われ、隙を見せれば狙われるなど相当の権限と役職にあるらしい。 元々の技術もあり、ルーク達の成績ぐらいなら容易く閲覧でき、推測も混じえた捜査でタイミングに応じた人材のピックアップもお手のもの。とかく情報戦に強すぎる御仁である。 おかげで基本は地下にこもり、ベッド代わりのセバスチャンで就寝し、本を読んで見識を広めつつまた仕事……と、自宅らしい自宅に帰っている様子のない遊我以上に小学生らしくない生活を送っている模様。 未来企業の中でも異才を誇るだけあって、扱う機器が地上の一般のそれより近未来なのが余計に非日常感を出している。さすがサイバース使い。 遊我に敗れて以後、&b(){&color(#f1c232){「あくまでラッシュデュエルの不正インストールを容認したわけではないが秘められた可能性も否定できない」}}と社内でも主張。 社長に一蹴されるが換えが利かないためか仕事は相変わらずの模様。 以来、遊我たちにはかなり協力的になっていて、家族と言って差し支えないセバスチャンを顧問として派遣したり、デュエルができない状態とはいえ頼まれれば虎の子のエースカードを貸すことも厭わない。 ロード開発技術等を除けばあくまで普通の小学生の遊我たちにとって頼りになりすぎる情報源かつ権力者である……。 ただしあくまで彼は「ゴーハの社員」であるため、そのゴーハ社長と遊我が対立状態になったら前者の味方をする。ただ、遊我たちが勝った際は心持ちテンション高めである。 AIレストランの地下通路を始め、一見ただのゴミ箱にしか見えない入り口等、ヘイヴンに繋がるルートは無数に点在している模様。何故かロアの家の前ですら庭へと繋がっていた。ただし一定数ネイルとセバスチャンしか知らない場所も。 やろうと思えばゴーハ市内に無数に存在する穴を開いて、半ば無理やりセツリの庭に連れてくることが可能。遊我たちはそれで散々急な呼び出しをされた。 ネイル側から操作すれば脱出するだけなら入場と同様簡単にできるほか、再突入の際も先日進んだ位置まで直接戻してくれるなど融通が利きすぎている。 最奥のヘイヴンはともかく、セツリの庭自体には一般ゴーハ社員が多数勤務しているようであり、食堂が置かれている。 動向からしておそらくある程度ならネイルが動員できる面々でもあり、ライブ演出(!?)に協力させるなど意外とバラエティに富んでいる。 膨大なデータと向き合いながらセツリを維持し続ける日々、そんな中突然現れたオーティスから「ラッシュデュエル」の存在を予言され、管理のために完全削除を試みるも失敗。 絶対の真理と掲げるセツリを上回り、太刀打ちできない存在の出現。自信を打ち砕かれた彼は、ラッシュデュエルのカギを握るオーティスを探しだし、その過程で遊我にたどり着いた様子。 *人物 実力・立場相応に傲慢とも取れる自信家で、ともすれば上から目線のような物言いをすることも。失敗したり卑劣な手段を取った部下の処分は申し開きに応じずボッシュートと厳しい。 しかし剣呑な態度で乗り込んできた歳上の面々に対して、体裁上は丁寧に応対するあたりあくまで小学生としては不遜だが、地位に見合った言動をしているだけとも取れる。 また、&b(){&color(#f1c232){「実はどちらが勝っても遊我達の不利益になる」}}デュエルを仕組んでいたりと狡猾な面も見せる。 しかし自らの「セツリ」を持っており、夕方には(小学生なので)&b(){&color(#f1c232){「もう遅い。デュエルもいいが家に帰って宿題をしたまえ。」}}と遊我達を家に帰す、 狡猾な作戦についてもそもそも[[該当者>安立ミミ]]の要請を聞き入れる義理はなく、ネイルとしてはむしろ性格や経緯を鑑みてラッシュデュエル側に肩入れする可能性も把握していた。 そのうえで自らは関与しない自動判定システムに従ったまでで、&bold(){一応は}&b(){&color(#f1c232){「後悔する事となる」}}と(笑顔で)忠告しているだけむしろ度量が深い部類である。完全無欠の悪党というわけではない。 自分の考えの間違いや勝負で敗北した場合「衝撃を受けた」とは言うが、自らの至らぬ所を認める潔さも持っている。セツリは揺るがないが不変ではなく、なんならより大きな視野をもって拡充するのもセツリゆえに。 約束は守るし明らかに自分に損しか無い場合――そもそもゴーハ社製の違法改造ドローンを回収したところで何を言われる筋合いはないしラッシュデュエルも言わずもがな――でも対戦相手と同じルールを自分に適応する等、セツリに準じ、プライドの高さに見合う律儀な男である。 自分は持たない、存在しなかった&font(b,#ffdc00){ロード}という概念を持ち込み、消滅せし得なかったラッシュデュエルを生み出した遊我には出会う前から一目も二目も置いていて、 ラッシュデュエルのプログラムを解析する中で見出した&font(b,#ffdc00){ロード}に触れた際にはその未知と実態に高揚し理解しようと没頭。後々を考えるとかなり珍しい事態である。 全容を把握したのちあえて残されていた空白部分も発見、そこへ新たなプログラムを仕込むことで一時は遊我のロードを上回ったと確信。 新たなセツリを生み出したネイルを前に、もはやロードなどちっぽけな一部でしかなく勝負にならないと断言するがそれでも&b(){&color(#f1c232){「(そこへ至れたのは)君のロードのおかげ」}}と敬意を払っている。 再戦の際、予想を越えてくるもののそれすら可能性の一つとして待ち構えていたネイルを打ち破ったことで、&b(){&color(#f1c232){「どうやら彼のロードは私のセツリのはるか先を行っていたらしい」}}と完敗を認める。 部下に関しても今まで自分を育ててくれたセバスチャンに関しては「椅子」や「ドローン」ではなく&b(){&color(#f1c232){「セバスチャン」}}という個人として扱い、大切に想っていることを真っ直ぐに伝える等他人に対し情が無いわけではないようだ。 ボッシュートにした部下も実のところボッシュートにしただけで、その後何が行われるかは定かではないが少なくともその後に影響が出るほど罰を与えている様子もなく、月太にしても普通に復帰している。 例外はよりによってセツリを重んじる主人の庭でチートという違反を振るい、そのうえで敗北したうえ煽られたらあっさり入場経路を喋ってしまった3アウトの洗井新太ぐらいなもの。 一戦目で見限られた彼も相変わらずAIレストラン勤務自体はできているようで、ドローンに命令できる程度の権限は残されていた。さらにやらかした二戦目の後も見捨てたりせず部下として扱っているなど寛大すぎる処置と言えよう。 小学生らしく?お茶目な一面もあり、顕著なのが&b(){&color(#f1c232){ヘイヴン参道仲見世通り}}。 なんとヘイヴンを任された際&bold(){ついでに}こしたえた代物で、結構なスペースに露天や神社をあつらえ本格的な作りをしたマジもんの仲見世通りである。 ドローン店員による自動管理とはいえ服装から全体的なデザインから凝っている力の入れようで、「色々と苦難を越えてたどり着いた人はセツリを理解する資格がある」という彼なりの報酬らしい。 仲見世通り風なのも分かりやすく伝えるためなんだとか。……が、普通のお祭り的な楽しさがあるかは別問題で、&bold(){客側としては&color(#f1c232){「~もまたセツリ!」}という論法で接客されるため困惑するばかり}。 &font(l){アホ}直感派のルークはもとより、文武両道で感性豊かなロミンも、完璧超人気味のガクトも当惑しっぱなしで、唯一理解に近づけたのは同じ天才の遊我だけという有様だった。 なお、ここまでやっているが根本的な理由はネイルの&b(){&color(#ff0000){趣味}}。 ペコペコお願いするカイゾーを前に得意げな顔でカードを遊ばせる場面もあり、敵に回せば恐ろしいがやはりお茶目である。 出店でのやり取りから、彼の言うセツリとは「理不尽・可能性を無限に内包しつつも、決して破綻しない秩序」と言ったところだろうか。 遊我、ロアと共にラーメン屋を紹介されてかなり気に入った様子でよくラーメンを食べるシーンが見られる。見た目の割にごはんはたくさん食べるタイプだった。 つまり、秩序ありきであり、本気で訳の分からない真性のカオス案件については距離を取りたがる。 具体的に言うと、いくら拒否っても勝手に仕えてくる蘭世は完全に嫌っており&b(){&color(#f1c232){「まだいたの?」}}等ストレートに辛辣な言葉をぶつける事も多い。 この手の傲慢キャラにしては珍しく、相手が想定外の手を打ってきても狼狽しない、動じないというメンタルの強さも持ち合わせている。 一見嫌味に見えるが内面は年相応の少年であり、知れば知るほど魅力的な人物だと言えるだろう。 *デュエリストとして &bold(){&color(#ff0000){『遊☆戯☆王SEVENS』中最高峰のデュエルタクティクス}}の持ち主。 使用デッキはなんと【サイバース族】((前作VRAINSでは特殊な種族という設定だったが、今作では他のキャラが特に反応を示していない辺り、おそらく今作におけるサイバース族自体は珍しいものではない可能性が高い))。 カテゴリーは植物を模したデザインの光属性サイバース族「トロン」。 「○○トロン」という名前で統一されており、手札交換効果を持つモンスターを多く擁する。 初めて[[マキシマム召喚>マキシマム召喚(遊戯王ラッシュデュエル)]]を披露したデュエリストであり、マキシマム召喚したユグドラゴで一気に[[ワンキル>1ショットキル]]を狙う主戦術はセバスチャンのデッキ構成に似ている。 おまけにユグドラゴの絶大なパワーだけでなく、複数積みした罠カード《パラダイムシフト》で相手のエースモンスターを何度もデッキに戻し反撃を妨害するなど、&bold(){様々な罠カードで徹底的に相手の逆転の芽を潰す冷徹且つ容赦のないプレイスタイル}を取る。 デッキ自体が完全にマキシマム特化しているためマキシマムを守ったり相手のマキシマムを封じる手段も豊富。 実際対応力もすさまじく、遊我が想定外のマキシマム召喚実現を行った際も動揺することなく……というか万が一マキシマムをしてくることをも考慮し、 ・手札に戻して破壊を回避する戦法を見越して手札交換 ・遊我がこれまで使っていないレベル10モンスターをピンポイントで指定するカード ……等、手堅くマキシマム召喚モンスターを封じる策を講じておくなど想定外の事態にも落ち着いて対処できる機転の良さも併せ持つ。おそらく作中トップのマキシマム使い。  デュエルの度に&bold(){&color(#ff0000){OCGでよく見るソリディアめいたガン回し}}を披露し、&bold(){落とし穴}、&bold(){死者への手向け}といったレジェンドカードを複数所持している((ルールの都合上入れられるのは一枚のみなのでデュエル毎に入れ替えている))。 後に&bold(){マキシマムを所有する前にトップオブヘキサゴン5人を撃破していたことが判明}。 新召喚法など関係なく、セバスチャンの見立て通り何人いようが相手にならなかった模様。元々のデッキのエースが気になるところ。 ・&bold(){&ruby(てんていりゅうじゅ){天帝龍樹}ユグドラゴ} #center(){&b(){&color(#f1c232){天、地、光、闇、創造、絶望、永遠、終焉、運命…}} &b(){&color(#f1c232){其れは世界を貫き羽ばたく、新たなる神話…!}} &b(){&color(#f1c232){三つ首の&ruby(まなこ){眼}で、今こそ万物に&ruby(ことわり){理}を与えんが為!}} &sizex(6){&b(){&color(#ff0000){マキシマム召喚!!}}} &sizex(5){&b(){&color(#f1c232){出でよ!天帝龍樹ユグドラゴ!!}}}} ネイルの切り札。 劇中初のマキシマムモンスターでありネイルの代名詞たる超強力モンスター。 見た目を端的に言うならば樹木でできたキングギドラ。 詳細はマキシマム召喚の項目を参照。 元ネタは北欧神話の世界樹「ユグドラシル」。 *劇中での活躍 第17話ではカイゾーのオリジナルデータをかけて遊我たちに勝負を仕掛けている。 第23話にて、カイゾーのオリジナルデータを基に分析・再構築されたラッシュデュエルのプログラムに「隙間=新しいルールを追加するための余剰空間」がある事を見抜き、ラッシュデュエルに新たなルールを追加。 その名は&bold(){『マキシマム召喚』}。遊戯王OCGにも存在しない完全新規の召喚法だった。 下手なビルよりデカいとんでもない巨大さに加え、容赦ない破壊効果とMAXIMUM ATK4000を誇る《天帝龍樹ユグドラゴ》で遊我を圧倒、自身の2ターン目とはいえなんと一撃で初期ライフから主人公を葬って見せるという衝撃のデュエルを披露した。 新召喚方法を敵ボスが先に開発・使用した上に勝利するのは遊☆戯☆王史上例を見ない事態だったと言える。 その後、デュエル博物館の屋上にて遊我と再戦。 デュエルは終盤までユグドラゴで圧倒。遊我のマキシマム召喚を含めた反撃をことごとく罠カードでいなしながらもあと一歩で決定打を決め切れず、遂に遊我達の結束の力《超魔機神マグナム・オーバーロード》の前に敗れる。 約束通りカイゾーのデータを返すと共に、自身もイーブンな条件で戦っていた事が明かされデュエルアカウントが停止された。 その後、ゴーハラッシュデュエル大会に遊我に誘われて参加。メンバーを失って一人になってた[[ロア>霧島ロア]]とチームが組まれる事に。 停止されたアカウントに関しては大会ということで特別にゴーハから再発行された。 元々の停止理由も「遊我へアカウント停止を要求したケジメ」なのであり、そのケジメ相手の遊我に頼まれたのなら再発行してもセツリ的に問題はなかったのだろう。 こうして遊我とロアの、主人公+各クールのラスボス2人という&bold(){ズルい}(byルーク)チームで大会に出場することになったのだ。 なお、&bold(){マキシマムは普通に使います。}モブ相手に容赦なさすぎるが、セツリ的に問題ないんだから仕方ない。 デュエリスト復帰の際ユグドラゴも返却されたらしく、大会で彼は全てのデュエルでマキシマム召喚しており、そのままフィニッシャーとなっている。 ハントと遊我の単独デュエルを許可するかと聞かれた際、&bold(){注文してたラーメン(2杯目)に心を奪われて放置を決め込んでいる}辺り、やはりお茶目である。 ちなみに、学人から蘭世をよろしくお願いされた時は、普段のちょっと持って回った言い回しをせず、たった一言「嫌」とド直球に拒否の言葉を返している。 ロアからはなぜか異様に敵視されており色々と煽られるが&bold(){基本無反応を装っている}。 ただロアの言ってることに「確かに」と反応したり、デュエルを有利に運んでると喜んでたりと内心では気に掛けているようだ。 2年目はゴーハ6兄弟が帰還し遊我と敵対したことにより、立場上ネイルも遊我の敵となる。 [[彼>上城龍久/ルーク(遊戯王SEVENS)]]は例によって「裏切り者」だと指摘していたが ネイルが行ったのはデュエルの場所用意くらいのものであるため特質すべきほどでもない。 しかしその態度に業を煮やして[[ゴーハ・ユウオウ]]がネイルが直接遊我を討つよう命令。 それに立ちふさがったのは仲間への背信行為が許せない[[アサナ>六葉アサナ]]であった。 デュエルでの勝敗の結果ネイルはアサナの仲間との絆の前に敗北。 責任を取って辞職したが[[セバスチャン>セバスチャン(遊戯王SEVENS)]]が彼のために&bold(){無理やり自身ごとゴーハ管理下システムを破壊し}ネイルへと付いていった。 &font(#800080){「ネイル様……ネイル様は決して1人ではありません!」} *セツリの庭のデュエリスト **●&bold(){&color(#000000,#e8ecef){&ruby(ねこやま){猫山}シュレディンガー}} #center(){&bold(){&color(#000000,#e8ecef){ここでまたまた&ruby(トラップ){罠}発動ニャ! モンスター、魔法、&ruby(トラップ){罠}。今度はどれを選ぶニャ?}}} CV:中島ヨシキ ネイルの配下で第一の刺客。ゴーハ市の地下に広がる「セツリの庭」に潜んでいた。 名前の通り白黒カラーの猫の被り物をしており、猫特有の背伸びや舌舐め、毛繕いを行うなど、猫の要素を全面的に押し出している。 礼儀正しいがやや慇懃無礼。 「シュレディンガー」の名が示す通り、歴代の「○○アイズ」と名のついたドラゴン族モンスターをモデルとした猫モンスターを使用。 不確定要素の絡む無数の罠カードによるロック戦術とロービート、慇懃無礼な話術による心理的駆け引きでルークを大いに翻弄した。 切り札は&bold(){《&ruby(オッドアイズ・ツインテール・キャット){妖眼の二又猫}》}。ネイル一派の中では唯一召喚口上を持たない。 名前の由来は[[シュレディンガーの猫]]。 **●&b(){&color(#35357d){セバスチャン}} #center(){&b(){&color(#35357d){私に感情は必要ございません。備わるべきは、お仕えする主を勝利に導く合理性のみ!}} &b(){&color(#35357d){人に仕えるべきモノが、人に抱かれ震えているなど…椅子の風上にも置けない。}}} CV:多田野曜平 ネイルに仕える執事&bold(){兼玉座}。一人称は&b(){&color(#35357d){「&ruby(わたくし){私}」}}。 正式にはゴーハ社製AI搭載最高級マッサージチェア&bold(){「マッサージ玉座特別漆塗り限定品」}。公式サイトによればカイゾーと同じくドローンらしい。 詳細は[[個別項目>セバスチャン(遊戯王SEVENS)]]を参照。 **●&bold(){&color(#00caff){&ruby(あらい){洗井}&ruby(あらた){新太}}} #center(){&bold(){&color(#00caff){ウォッシュシュシュシュ!これより、新たなチートで大掃除を始める!}}} CV:逢坂良太 ゴーハ第3小学校にある(らしい)洗い物クラブ主将。自称&bold(){&color(#00caff){「デュエルを洗う男」}}。 「洗」と書かれたマスクをつけていて、&bold(){&color(#00caff){「~であります」}}と軍人のような喋り方や&bold(){&color(#00caff){「ウォッシュ!」}}といったトンチキな語尾が特徴。 ロミンたちを騙して皿洗いを強制させようとしたかなり卑怯な性格。&font(l){心洗った?} #center(){&bold(){&color(#00caff){洗い物コマンダーより、消毒軍除菌師団消臭連隊への配属を命ずる!}} &bold(){&color(#00caff){出撃せよ、クリーンベレー・モップ大佐!}}} 遊戯王でも割と珍しい&b(){正しい意味での&ruby(チート){不正}行為を戦略の主軸とする}卑劣漢で、使用デッキは「洗濯」をモチーフとした水属性戦士族デッキ。 上級モンスターメタカードを多く積み、更にバーンと弱体化を同時に行える《白激泡 ブリーチ・モーター》を何度も使い回すことに特化した構築を基本としており、エースは&bold(){《クリーンベレー・モップ大佐》}。 ただし上記のようにデュエルも正攻法では行わず、デュエルディスクに細工をしかけ、魔法カードを上記の《白激泡 ブリーチ・モーター》に入れ換えるチート&s(){つまりインチキ}が頼みの綱とチート抜きのデュエルタクティクスは低レベル。 ネイルの部下と呼べる存在だった様だが、ラストの様子を見るにチート行為を咎められ見限られてしまったらしい。 この件でロミンちゃんを逆恨みし復讐を決行。 AIレストランを訪れた一行にネイル側の刺客として再びドローンを差し向けるが、攫ってきたのはルークであり仕方なくデュエルを開始。 開き直ったのか今度は&bold(){&color(#00caff){「洗井エンジェル」}}((ハンカチでデュエルディスクを磨き、ハンカチで隠れた死角を利用して改造デュエルディスクを操作してデッキトップを変更するチート))と称してチートを&bold(){&color(#ff0000){くどくど堂々と公言しながら}}戦術に組み込む方針に転換。セコさと卑怯さが大幅に増した一方で&bold(){一周回ってアホの子説}まで浮上した。 なおこの時遊我からは&bold(){&color(#ff0000){「チートデュエリスト」}}というあだ名が付けられていた。 #center(){&bold(){&color(#00caff){いざ行かん!ドロドロ殲滅作戦!}} &bold(){&color(#00caff){どんな汚れもそれ一掃!通った跡には草も生えない!強力無比の殺菌野郎!}} &bold(){&color(#00caff){潔癖大将ビッグ・タイディ!!}}} 今回は新エース&bold(){《潔癖大将ビッグ・タイディ》}を軸に据えた作中初の明確なデッキ破壊戦術を披露。 チートでデッキトップを自由にコントロールしライフも大幅回復して万全かと思われたが、ルークに自身のデュエルの腕前が低レベルであることを看破され、デッキ破壊戦術お約束の&bold(){「中途半端なところでデッキ破壊を止められてしまったため増えた墓地と手札のリソースを逆利用される」}形で上級ドラゴン達による3連続攻撃を喰らいまたも敗北。 その上またもネイルの居場所を喋ってしまうという二重の失態までやらかしてしまったのだった。 けどそこまでやらかしてもネイルの部下として残っている。寛大すぎる。 デュエリストとしては最悪であるが本業である「清掃」「洗い物」に関しては腕利きらしく、ロミンちゃんの依頼で清掃のお手伝いに来ることもある。 **●&b(){&color(#ffdc00,#cccccc){ヌードル&ruby(そらこ){宇宙子}}} #center(){&b(){&color(#ffdc00,#cccccc){ライフ回復で、何かがみなぎってキターーーー!}}} CV:森永千才 「セツリの庭」内にて、ゴーハ社員を相手にラーメン屋「宇宙軒」を営む少女。自称&bold(){&color(#cccccc){「ラーメン星雲メンメン星から来た宇宙人」}}。 彼女のラーメンはゴーハ社員の間では最早知らない者がいない程に絶品らしい。あと宇宙子ちゃんは非常に愛らしい。%%麺こいのぉ~%% 詳細は[[個別項目>〇〇子(遊戯王SEVENS)]]を参照。 デュエル後の動向は不明だが、27話以降のEDで元気な姿を拝む事ができる(?)。 また顔と声が一緒なフィンガー地下子・スイーツ過去子・フラッシュ海深子と次々と亜種が登場している。 全員が全員を知っており更に同一の時間帯で二人以上存在していない、ただし新OP「ハレヴタイ」では4人とも存在している事から色々と考察されているが、&bold(){やっぱり正体は謎だ!} *ゲーム作品において 「最強バトルロイヤル」ではストーリー再現がマキシマム編の途中までであるため、表のラスボスとして登場(裏ボスはアサナ)。 デュエルリンクスでは2024年2月に実装され、同時にマキシマム召喚も解禁されている。 これまでのレジェンド同様ストーリー再現はイベントで進み、本人とはアイテムを集めてゲートで戦うか、時間経過で出現するのを狙って戦うことになる。 肝心のデッキ内容はと言うと、ゲートで戦えるレベル40まではユグドラゴが入っていないが、代わりに「シグルステート・ソル」などの上級サイバースのアドバンス召喚を狙ってくる。こちらはEXスキルでマグナム・オーバーロードが使えるため、よっぽど事故を起こしているのでもなければそこまで苦戦はしない。 とは言ってもSEVENSワールドのスタンダードデュエリストが全体的に弱いのに比べ、ネイルは手札交換や弱体化、効果ダメージで攻め落としに来るため、下級の殴り合いを挑もうとするとさらっと出て来る上級モンスターに殴り殺されるのがオチ。 恐ろしいのはイベント限定のレベル50で、専用スキルにより&bold(){対戦開始と同時にマキシマムモードのユグドラゴが出現する。} 守備モンスターを起こす効果と単体除去効果を持っているため壁でしのぐ手が使えず、ダメージを逃れる方法がない。一応戦闘ダメージ半減+リリース不可という縛りこそついているが、対処できない場合は敗北が確定する。 しかもマキシマム効果で罠カードによる破壊が効かないので、「万能地雷グレイモヤ」が紙と化す。「死者への手向け」や「最強戦旗エースブレイカー」で破壊するのがベターか。((ちなみにエースブレイカーが入っているストラクチャーデッキは無料。)) EXスキルで使用できるマグナム・オーバーロードを使えば殴り倒すことは可能だが、実は本当に厄介なのはユグドラゴの撃破後。 最初からユグドラゴが盤面を占拠しているため、ネイルの手札にモンスターが溜まり続けることになり、いざユグドラゴを倒して一安心していたら、溜まりまくった手札から最上級が次々と現れて攻め込んでくるのである。 特に危険なのが「アトラシュート・ハイドロン」で、墓地のモンスターが11体以上だとマグナム・オーバーロードですら破壊されてしまう。 #region(超簡単必勝法) どうやって勝つんだよ、こんなインチキデュエル! そう思うかもしれないが、実は極めて有効な戦略が存在する。 その為に必要なデッキは、まず課金を必要とせず、簡単に構築することができ、必須スキルもない。 そして、手順も簡単で、時間もかからず、しかも確実に勝ててスコアも十分。 もはやデュエルリンクスはおろか&bold(){デッキ構築型ソシャゲ界隈でも早々見かけない夢のような戦略}である。 デッキ内訳は&bold(){「攻撃力1200~1500のモンスターのみ」}。 やることは最終ターンを除けば&color(#Ff0000){&bold(){4ターンモンスターを攻撃表示で2,3体出してターンを終了するだけ。}} 正気を疑うかもしれないが、事実である。 この結果、プレイヤーのLPは1000以下となり、墓地には8枚のモンスターがいるはず。 ユグドラゴが場に存在し攻撃表示で受け続ける限り、「モンスターを一体破壊して最も攻撃力が低いモンスターを攻撃する」という挙動しかとらないため、確実にこの展開になる。 そして、EXスキルでマグナムオーバーロードを手札に揃え、マキシマム召喚してL・Rの効果を使う。 これで&bold(){マグナムオーバーロードの攻撃力は10000を超え、ワンショットキルできる}わけである。 ぶっちゃけ、運の良し悪しが絡む分、レベル40の方が厄介だったりする。 ちなみに、1600でもダメージは足りるのだが、LPギリギリボーナスも乗せるためには1500以下である必要がある。 当然、こんな頭の悪い方法、通用するのはバランス調整できてない初回だけ…&bold(){ではなかった}。 その次の回もがっつり有効だったため、今日も今日とて確殺されるのだった。 #endregion プレイアブルキャラとしてはまず、初のマキシマム関連スキルの持ち主。 初期スキル「スタートラッシュ-ユグドラゴ」はこれまでの「スタートラッシュ」系が、デッキに上級以上の効果モンスターがいなければエースモンスターを追加するという厳しい条件がついていたのに対し、こちらはマキシマムモンスターが入っていなければユグドラゴを追加するというもの。 サイバース族のカードは同時実装されたミニBOXに収録されているが、「シグルステート・ソル」「アトロン」はイベント報酬で入手することになるので取り逃がしに注意。 追記修正よろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 中の人的にfakeと事件簿のフラットに似ている気がする。天才すぎるが故に両親に恐れられた所や、どこか性格にズレた面がある所とか -- 名無しさん (2021-01-27 13:13:23) - ミミさんが遊我の仲間とゴーハの刺客の両方にカウントされていた可能性もあるのではないだろうか。 -- 名無しさん (2021-01-27 13:23:37) - 前情報が無かった事もあってマキシマムで遊我を圧倒した1戦目は度肝を抜かれた -- 名無しさん (2021-01-27 14:12:12) - あまりに強すぎて、次のボスキャラへのハードルが上がってしまったのは内緒だ。結局アサナ様も強かったから、問題なかったけどね(笑) -- 名無しさん (2021-01-27 14:44:30) - 超強いし自分のセツリに従ってフェアな姿勢を貫くところもカッコよくて印象的なキャラだった セバスチャンはかなり強かったのにすっかりポンコツギャグ枠に落ち着いたな -- 名無しさん (2021-01-27 16:22:36) - ミミさんは刺客扱いだったんだからネイル側にもペナルティでしょ -- 名無しさん (2021-01-27 16:34:58) - 負けてもネタキャラにならない人 -- 名無しさん (2021-01-27 20:55:43) - 使用カードについてもうちょい解説が欲しい -- 名無しさん (2021-01-28 01:10:29) - 「どっちが負けてもペナルティがつくデュエル」は別に狡猾じゃないでしょ、ミミさんが刺客として勝手に名乗り出ただけでネイルが仕組んだ訳じゃなし。単に「ルール(セツリ)にとって粛々と進行した」だけ -- 名無しさん (2021-01-28 18:52:10) - あとペナルティの敵味方設定は劇中の描写を見る限り、ネイルが自分で設定してる訳じゃなくてAIが「お互いの関係性の近さ」を算出して自動的に決定されてる。 -- 名無しさん (2021-01-28 18:57:15) - ネイルのマキシマムを得る前の切り札が知りたいわ。マキシマム無しでトップ6の5人を倒したんだからそれなりに強いだろうし。 -- 名無しさん (2021-03-05 18:51:11) - ウミコは海深子だギョ。覚え方は(しんかい)ではなく深をミと読むことギョ。公式にも間違えられたギョ…。 -- 名無しさん (2021-06-02 23:17:01) - 松岡禎丞のこういうクール全振りな役久々に聞いた気がする…最近は叫ぶ役とかアホの子とかが多かったし -- 名無しさん (2021-06-03 00:18:21) - 最強バトルロイヤルでもラスボス、尚彼を倒さないと自由なデッキ編集は出来ない模様……(レシピが有ればデッキの変更は出来るが) -- 名無しさん (2021-09-23 22:44:51) - 最強のマキシマム使いは?といったら彼以外の名前があがることはないだろう……それくらいマキシマムの使い方が華麗 -- 名無しさん (2021-12-17 18:31:07) - 松岡君繋がりでサイバース族使いなのは…わかるよね?今度は本家の奴で出演して欲しい。 -- 名無しさん (2022-11-15 19:12:51) - ガクトとは因縁はなかったけど中の人的には結構絡みある -- 名無しさん (2023-07-30 01:25:16) - まとめて見返したらやはりとんでもな強キャラ感。負けイベは全部ネイルが孤独で、相手が仲間の力、仲間の為に必死にが全部。何の補正もかけず実力勝負させたらルークにすら負けるビジョンが見えない。 -- 名無しさん (2024-04-22 01:52:36) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/01/27 (水曜日) 11:39:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 20 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&b(){&color(#f1c232){ようこそ、セツリの庭へ}}} 西園寺ネイルとは『[[遊☆戯☆王SEVENS>遊戯王SEVENS]]』に登場する人物である。 CV:[[松岡禎丞]] *概要 弱冠&bold(){11歳}でゴーハ社に所属する天才プログラマー。ゴーハ社デュエル特別顧問。 ゴーハ社に所属はしているものの、幹部であるミミすらその実態は知らなかった。 3歳で&bold(){ゴーハ社の人工衛星を乗っ取り地球に落とす}というとんでもないこと(本人曰く「遊び」)をしでかしており、そんな彼の遊びを恐れた彼の両親は、代わりの遊びとしてデュエルを教えたらしい。デュエルのちからってすげー! デュエリストとしても天才で、5歳の時点でゴーハデュエル大会に優勝。その実力を見込まれ、ゴーハ社にスカウトされた。 実態はカイゾーのオリジナルデータを盗んだ犯人にして&bold(){&color(#ff0000){『遊☆戯☆王SEVENS』2クール目の大ボス。}} ゴーハ社では、ゴーハ市内すべてのデュエルの管理と統制の役割と、地下に広がる広大な空間「セツリの庭」を与えられた。 その中心&bold(){「ヘイブン」}を居城としている。 社長に次ぐ幹部からも疎ましく思われ、隙を見せれば狙われるなど相当の権限と役職にあるらしい。 元々の技術もあり、ルーク達の成績ぐらいなら容易く閲覧でき、推測も混じえた捜査でタイミングに応じた人材のピックアップもお手のもの。とかく情報戦に強すぎる御仁である。 おかげで基本は地下にこもり、ベッド代わりのセバスチャンで就寝し、本を読んで見識を広めつつまた仕事……と、自宅らしい自宅に帰っている様子のない遊我以上に小学生らしくない生活を送っている模様。 未来企業の中でも異才を誇るだけあって、扱う機器が地上の一般のそれより近未来なのが余計に非日常感を出している。さすがサイバース使い。 遊我に敗れて以後、&b(){&color(#f1c232){「あくまでラッシュデュエルの不正インストールを容認したわけではないが秘められた可能性も否定できない」}}と社内でも主張。 社長に一蹴されるが換えが利かないためか仕事は相変わらずの模様。 以来、遊我たちにはかなり協力的になっていて、家族と言って差し支えないセバスチャンを顧問として派遣したり、デュエルができない状態とはいえ頼まれれば虎の子のエースカードを貸すことも厭わない。 ロード開発技術等を除けばあくまで普通の小学生の遊我たちにとって頼りになりすぎる情報源かつ権力者である……。 ただしあくまで彼は「ゴーハの社員」であるため、そのゴーハ社長と遊我が対立状態になったら前者の味方をする。ただ、遊我たちが勝った際は心持ちテンション高めである。 AIレストランの地下通路を始め、一見ただのゴミ箱にしか見えない入り口等、ヘイヴンに繋がるルートは無数に点在している模様。何故かロアの家の前ですら庭へと繋がっていた。ただし一定数ネイルとセバスチャンしか知らない場所も。 やろうと思えばゴーハ市内に無数に存在する穴を開いて、半ば無理やりセツリの庭に連れてくることが可能。遊我たちはそれで散々急な呼び出しをされた。 ネイル側から操作すれば脱出するだけなら入場と同様簡単にできるほか、再突入の際も先日進んだ位置まで直接戻してくれるなど融通が利きすぎている。 最奥のヘイヴンはともかく、セツリの庭自体には一般ゴーハ社員が多数勤務しているようであり、食堂が置かれている。 動向からしておそらくある程度ならネイルが動員できる面々でもあり、ライブ演出(!?)に協力させるなど意外とバラエティに富んでいる。 膨大なデータと向き合いながらセツリを維持し続ける日々、そんな中突然現れたオーティスから「ラッシュデュエル」の存在を予言され、管理のために完全削除を試みるも失敗。 絶対の真理と掲げるセツリを上回り、太刀打ちできない存在の出現。自信を打ち砕かれた彼は、ラッシュデュエルのカギを握るオーティスを探しだし、その過程で遊我にたどり着いた様子。 *人物 実力・立場相応に傲慢とも取れる自信家で、ともすれば上から目線のような物言いをすることも。失敗したり卑劣な手段を取った部下の処分は申し開きに応じずボッシュートと厳しい。 しかし剣呑な態度で乗り込んできた歳上の面々に対して、体裁上は丁寧に応対するあたりあくまで小学生としては不遜だが、地位に見合った言動をしているだけとも取れる。 また、&b(){&color(#f1c232){「実はどちらが勝っても遊我達の不利益になる」}}デュエルを仕組んでいたりと狡猾な面も見せる。 しかし自らの「セツリ」を持っており、夕方には(小学生なので)&b(){&color(#f1c232){「もう遅い。デュエルもいいが家に帰って宿題をしたまえ。」}}と遊我達を家に帰す、 狡猾な作戦についてもそもそも[[該当者>安立ミミ]]の要請を聞き入れる義理はなく、ネイルとしてはむしろ性格や経緯を鑑みてラッシュデュエル側に肩入れする可能性も把握していた。 そのうえで自らは関与しない自動判定システムに従ったまでで、&bold(){一応は}&b(){&color(#f1c232){「後悔する事となる」}}と(笑顔で)忠告しているだけむしろ度量が深い部類である。完全無欠の悪党というわけではない。 自分の考えの間違いや勝負で敗北した場合「衝撃を受けた」とは言うが、自らの至らぬ所を認める潔さも持っている。セツリは揺るがないが不変ではなく、なんならより大きな視野をもって拡充するのもセツリゆえに。 約束は守るし明らかに自分に損しか無い場合――そもそもゴーハ社製の違法改造ドローンを回収したところで何を言われる筋合いはないしラッシュデュエルも言わずもがな――でも対戦相手と同じルールを自分に適応する等、セツリに準じ、プライドの高さに見合う律儀な男である。 自分は持たない、存在しなかった&font(b,#ffdc00){ロード}という概念を持ち込み、消滅せし得なかったラッシュデュエルを生み出した遊我には出会う前から一目も二目も置いていて、 ラッシュデュエルのプログラムを解析する中で見出した&font(b,#ffdc00){ロード}に触れた際にはその未知と実態に高揚し理解しようと没頭。後々を考えるとかなり珍しい事態である。 全容を把握したのちあえて残されていた空白部分も発見、そこへ新たなプログラムを仕込むことで一時は遊我のロードを上回ったと確信。 新たなセツリを生み出したネイルを前に、もはやロードなどちっぽけな一部でしかなく勝負にならないと断言するがそれでも&b(){&color(#f1c232){「(そこへ至れたのは)君のロードのおかげ」}}と敬意を払っている。 再戦の際、予想を越えてくるもののそれすら可能性の一つとして待ち構えていたネイルを打ち破ったことで、&b(){&color(#f1c232){「どうやら彼のロードは私のセツリのはるか先を行っていたらしい」}}と完敗を認める。 部下に関しても今まで自分を育ててくれたセバスチャンに関しては「椅子」や「ドローン」ではなく&b(){&color(#f1c232){「セバスチャン」}}という個人として扱い、大切に想っていることを真っ直ぐに伝える等他人に対し情が無いわけではないようだ。 ボッシュートにした部下も実のところボッシュートにしただけで、その後何が行われるかは定かではないが少なくともその後に影響が出るほど罰を与えている様子もなく、月太にしても普通に復帰している。 例外はよりによってセツリを重んじる主人の庭でチートという違反を振るい、そのうえで敗北したうえ煽られたらあっさり入場経路を喋ってしまった3アウトの洗井新太ぐらいなもの。 一戦目で見限られた彼も相変わらずAIレストラン勤務自体はできているようで、ドローンに命令できる程度の権限は残されていた。さらにやらかした二戦目の後も見捨てたりせず部下として扱っているなど寛大すぎる処置と言えよう。 小学生らしく?お茶目な一面もあり、顕著なのが&b(){&color(#f1c232){ヘイヴン参道仲見世通り}}。 なんとヘイヴンを任された際&bold(){ついでに}こしたえた代物で、結構なスペースに露天や神社をあつらえ本格的な作りをしたマジもんの仲見世通りである。 ドローン店員による自動管理とはいえ服装から全体的なデザインから凝っている力の入れようで、「色々と苦難を越えてたどり着いた人はセツリを理解する資格がある」という彼なりの報酬らしい。 仲見世通り風なのも分かりやすく伝えるためなんだとか。……が、普通のお祭り的な楽しさがあるかは別問題で、&bold(){客側としては&color(#f1c232){「~もまたセツリ!」}という論法で接客されるため困惑するばかり}。 &font(l){アホ}直感派のルークはもとより、文武両道で感性豊かなロミンも、完璧超人気味のガクトも当惑しっぱなしで、唯一理解に近づけたのは同じ天才の遊我だけという有様だった。 なお、ここまでやっているが根本的な理由はネイルの&b(){&color(#ff0000){趣味}}。 ペコペコお願いするカイゾーを前に得意げな顔でカードを遊ばせる場面もあり、敵に回せば恐ろしいがやはりお茶目である。 出店でのやり取りから、彼の言うセツリとは「理不尽・可能性を無限に内包しつつも、決して破綻しない秩序」と言ったところだろうか。 遊我、ロアと共にラーメン屋を紹介されてかなり気に入った様子でよくラーメンを食べるシーンが見られる。見た目の割にごはんはたくさん食べるタイプだった。 つまり、秩序ありきであり、本気で訳の分からない真性のカオス案件については距離を取りたがる。 具体的に言うと、いくら拒否っても勝手に仕えてくる蘭世は完全に嫌っており&b(){&color(#f1c232){「まだいたの?」}}等ストレートに辛辣な言葉をぶつける事も多い。 この手の傲慢キャラにしては珍しく、相手が想定外の手を打ってきても狼狽しない、動じないというメンタルの強さも持ち合わせている。 一見嫌味に見えるが内面は年相応の少年であり、知れば知るほど魅力的な人物だと言えるだろう。 *デュエリストとして &bold(){&color(#ff0000){『遊☆戯☆王SEVENS』中最高峰のデュエルタクティクス}}の持ち主。 使用デッキはなんと【サイバース族】((前作VRAINSでは特殊な種族という設定だったが、今作では他のキャラが特に反応を示していない辺り、おそらく今作におけるサイバース族自体は珍しいものではない可能性が高い))。 カテゴリーは植物を模したデザインの光属性サイバース族「トロン」。 「○○トロン」という名前で統一されており、手札交換効果を持つモンスターを多く擁する。 初めて[[マキシマム召喚>マキシマム召喚(遊戯王ラッシュデュエル)]]を披露したデュエリストであり、マキシマム召喚したユグドラゴで一気に[[ワンキル>1ショットキル]]を狙う主戦術はセバスチャンのデッキ構成に似ている。 おまけにユグドラゴの絶大なパワーだけでなく、複数積みした罠カード《パラダイムシフト》で相手のエースモンスターを何度もデッキに戻し反撃を妨害するなど、&bold(){様々な罠カードで徹底的に相手の逆転の芽を潰す冷徹且つ容赦のないプレイスタイル}を取る。 デッキ自体が完全にマキシマム特化しているためマキシマムを守ったり相手のマキシマムを封じる手段も豊富。 実際対応力もすさまじく、遊我が想定外のマキシマム召喚実現を行った際も動揺することなく……というか万が一マキシマムをしてくることをも考慮し、 ・手札に戻して破壊を回避する戦法を見越して手札交換 ・遊我がこれまで使っていないレベル10モンスターをピンポイントで指定するカード ……等、手堅くマキシマム召喚モンスターを封じる策を講じておくなど想定外の事態にも落ち着いて対処できる機転の良さも併せ持つ。おそらく作中トップのマキシマム使い。  デュエルの度に&bold(){&color(#ff0000){OCGでよく見るソリディアめいたガン回し}}を披露し、&bold(){落とし穴}、&bold(){死者への手向け}といったレジェンドカードを複数所持している((ルールの都合上入れられるのは一枚のみなのでデュエル毎に入れ替えている))。 後に&bold(){マキシマムを所有する前にトップオブヘキサゴン5人を撃破していたことが判明}。 新召喚法など関係なく、セバスチャンの見立て通り何人いようが相手にならなかった模様。元々のデッキのエースが気になるところ。 ・&bold(){&ruby(てんていりゅうじゅ){天帝龍樹}ユグドラゴ} #center(){&b(){&color(#f1c232){天、地、光、闇、創造、絶望、永遠、終焉、運命…}} &b(){&color(#f1c232){其れは世界を貫き羽ばたく、新たなる神話…!}} &b(){&color(#f1c232){三つ首の&ruby(まなこ){眼}で、今こそ万物に&ruby(ことわり){理}を与えんが為!}} &sizex(6){&b(){&color(#ff0000){マキシマム召喚!!}}} &sizex(5){&b(){&color(#f1c232){出でよ!天帝龍樹ユグドラゴ!!}}}} ネイルの切り札。 劇中初のマキシマムモンスターでありネイルの代名詞たる超強力モンスター。 見た目を端的に言うならば樹木でできたキングギドラ。 詳細はマキシマム召喚の項目を参照。 元ネタは北欧神話の世界樹「ユグドラシル」。 *劇中での活躍 第17話ではカイゾーのオリジナルデータをかけて遊我たちに勝負を仕掛けている。 第23話にて、カイゾーのオリジナルデータを基に分析・再構築されたラッシュデュエルのプログラムに「隙間=新しいルールを追加するための余剰空間」がある事を見抜き、ラッシュデュエルに新たなルールを追加。 その名は&bold(){『マキシマム召喚』}。遊戯王OCGにも存在しない完全新規の召喚法だった。 下手なビルよりデカいとんでもない巨大さに加え、容赦ない破壊効果とMAXIMUM ATK4000を誇る《天帝龍樹ユグドラゴ》で遊我を圧倒、自身の2ターン目とはいえなんと一撃で初期ライフから主人公を葬って見せるという衝撃のデュエルを披露した。 新召喚方法を敵ボスが先に開発・使用した上に勝利するのは遊☆戯☆王史上例を見ない事態だったと言える。 その後、デュエル博物館の屋上にて遊我と再戦。 デュエルは終盤までユグドラゴで圧倒。遊我のマキシマム召喚を含めた反撃をことごとく罠カードでいなしながらもあと一歩で決定打を決め切れず、遂に遊我達の結束の力《超魔機神マグナム・オーバーロード》の前に敗れる。 約束通りカイゾーのデータを返すと共に、自身もイーブンな条件で戦っていた事が明かされデュエルアカウントが停止された。 その後、ゴーハラッシュデュエル大会に遊我に誘われて参加。メンバーを失って一人になってた[[ロア>霧島ロア]]とチームが組まれる事に。 停止されたアカウントに関しては大会ということで特別にゴーハから再発行された。 元々の停止理由も「遊我へアカウント停止を要求したケジメ」なのであり、そのケジメ相手の遊我に頼まれたのなら再発行してもセツリ的に問題はなかったのだろう。 こうして遊我とロアの、主人公+各クールのラスボス2人という&bold(){ズルい}(byルーク)チームで大会に出場することになったのだ。 なお、&bold(){マキシマムは普通に使います。}モブ相手に容赦なさすぎるが、セツリ的に問題ないんだから仕方ない。 デュエリスト復帰の際ユグドラゴも返却されたらしく、大会で彼は全てのデュエルでマキシマム召喚しており、そのままフィニッシャーとなっている。 ハントと遊我の単独デュエルを許可するかと聞かれた際、&bold(){注文してたラーメン(2杯目)に心を奪われて放置を決め込んでいる}辺り、やはりお茶目である。 ちなみに、学人から蘭世をよろしくお願いされた時は、普段のちょっと持って回った言い回しをせず、たった一言「嫌」とド直球に拒否の言葉を返している。 ロアからはなぜか異様に敵視されており色々と煽られるが&bold(){基本無反応を装っている}。 ただロアの言ってることに「確かに」と反応したり、デュエルを有利に運んでると喜んでたりと内心では気に掛けているようだ。 2年目はゴーハ6兄弟が帰還し遊我と敵対したことにより、立場上ネイルも遊我の敵となる。 [[彼>上城龍久/ルーク(遊戯王SEVENS)]]は例によって「裏切り者」だと指摘していたが ネイルが行ったのはデュエルの場所用意くらいのものであるため特質すべきほどでもない。 しかしその態度に業を煮やして[[ゴーハ・ユウオウ]]がネイルが直接遊我を討つよう命令。 それに立ちふさがったのは仲間への背信行為が許せない[[アサナ>六葉アサナ]]であった。 デュエルでの勝敗の結果ネイルはアサナの仲間との絆の前に敗北。 責任を取って辞職したが[[セバスチャン>セバスチャン(遊戯王SEVENS)]]が彼のために&bold(){無理やり自身ごとゴーハ管理下システムを破壊し}ネイルへと付いていった。 &font(#800080){「ネイル様……ネイル様は決して1人ではありません!」} *セツリの庭のデュエリスト **●&bold(){&color(#000000,#e8ecef){&ruby(ねこやま){猫山}シュレディンガー}} #center(){&bold(){&color(#000000,#e8ecef){ここでまたまた&ruby(トラップ){罠}発動ニャ! モンスター、魔法、&ruby(トラップ){罠}。今度はどれを選ぶニャ?}}} CV:中島ヨシキ ネイルの配下で第一の刺客。ゴーハ市の地下に広がる「セツリの庭」に潜んでいた。 名前の通り白黒カラーの猫の被り物をしており、猫特有の背伸びや舌舐め、毛繕いを行うなど、猫の要素を全面的に押し出している。 礼儀正しいがやや慇懃無礼。 「シュレディンガー」の名が示す通り、歴代の「○○アイズ」と名のついたドラゴン族モンスターをモデルとした猫モンスターを使用。 不確定要素の絡む無数の罠カードによるロック戦術とロービート、慇懃無礼な話術による心理的駆け引きでルークを大いに翻弄した。 切り札は&bold(){《&ruby(オッドアイズ・ツインテール・キャット){妖眼の二又猫}》}。ネイル一派の中では唯一召喚口上を持たない。 名前の由来は[[シュレディンガーの猫]]。 **●&b(){&color(#35357d){セバスチャン}} #center(){&b(){&color(#35357d){私に感情は必要ございません。備わるべきは、お仕えする主を勝利に導く合理性のみ!}} &b(){&color(#35357d){人に仕えるべきモノが、人に抱かれ震えているなど…椅子の風上にも置けない。}}} CV:多田野曜平 ネイルに仕える執事&bold(){兼玉座}。一人称は&b(){&color(#35357d){「&ruby(わたくし){私}」}}。 正式にはゴーハ社製AI搭載最高級マッサージチェア&bold(){「マッサージ玉座特別漆塗り限定品」}。公式サイトによればカイゾーと同じくドローンらしい。 詳細は[[個別項目>セバスチャン(遊戯王SEVENS)]]を参照。 **●&bold(){&color(#00caff){&ruby(あらい){洗井}&ruby(あらた){新太}}} #center(){&bold(){&color(#00caff){ウォッシュシュシュシュ!これより、新たなチートで大掃除を始める!}}} CV:逢坂良太 ゴーハ第3小学校にある(らしい)洗い物クラブ主将。自称&bold(){&color(#00caff){「デュエルを洗う男」}}。 「洗」と書かれたマスクをつけていて、&bold(){&color(#00caff){「~であります」}}と軍人のような喋り方や&bold(){&color(#00caff){「ウォッシュ!」}}といったトンチキな語尾が特徴。 ロミンたちを騙して皿洗いを強制させようとしたかなり卑怯な性格。&font(l){心洗った?} #center(){&bold(){&color(#00caff){洗い物コマンダーより、消毒軍除菌師団消臭連隊への配属を命ずる!}} &bold(){&color(#00caff){出撃せよ、クリーンベレー・モップ大佐!}}} 遊戯王でも割と珍しい&b(){正しい意味での&ruby(チート){不正}行為を戦略の主軸とする}卑劣漢で、使用デッキは「洗濯」をモチーフとした水属性戦士族デッキ。 上級モンスターメタカードを多く積み、更にバーンと弱体化を同時に行える《白激泡 ブリーチ・モーター》を何度も使い回すことに特化した構築を基本としており、エースは&bold(){《クリーンベレー・モップ大佐》}。 ただし上記のようにデュエルも正攻法では行わず、デュエルディスクに細工をしかけ、魔法カードを上記の《白激泡 ブリーチ・モーター》に入れ換えるチート&s(){つまりインチキ}が頼みの綱とチート抜きのデュエルタクティクスは低レベル。 ネイルの部下と呼べる存在だった様だが、ラストの様子を見るにチート行為を咎められ見限られてしまったらしい。 この件でロミンちゃんを逆恨みし復讐を決行。 AIレストランを訪れた一行にネイル側の刺客として再びドローンを差し向けるが、攫ってきたのはルークであり仕方なくデュエルを開始。 開き直ったのか今度は&bold(){&color(#00caff){「洗井エンジェル」}}((ハンカチでデュエルディスクを磨き、ハンカチで隠れた死角を利用して改造デュエルディスクを操作してデッキトップを変更するチート))と称してチートを&bold(){&color(#ff0000){くどくど堂々と公言しながら}}戦術に組み込む方針に転換。セコさと卑怯さが大幅に増した一方で&bold(){一周回ってアホの子説}まで浮上した。 なおこの時遊我からは&bold(){&color(#ff0000){「チートデュエリスト」}}というあだ名が付けられていた。 #center(){&bold(){&color(#00caff){いざ行かん!ドロドロ殲滅作戦!}} &bold(){&color(#00caff){どんな汚れもそれ一掃!通った跡には草も生えない!強力無比の殺菌野郎!}} &bold(){&color(#00caff){潔癖大将ビッグ・タイディ!!}}} 今回は新エース&bold(){《潔癖大将ビッグ・タイディ》}を軸に据えた作中初の明確なデッキ破壊戦術を披露。 チートでデッキトップを自由にコントロールしライフも大幅回復して万全かと思われたが、ルークに自身のデュエルの腕前が低レベルであることを看破され、デッキ破壊戦術お約束の&bold(){「中途半端なところでデッキ破壊を止められてしまったため増えた墓地と手札のリソースを逆利用される」}形で上級ドラゴン達による3連続攻撃を喰らいまたも敗北。 その上またもネイルの居場所を喋ってしまうという二重の失態までやらかしてしまったのだった。 けどそこまでやらかしてもネイルの部下として残っている。寛大すぎる。 デュエリストとしては最悪であるが本業である「清掃」「洗い物」に関しては腕利きらしく、ロミンちゃんの依頼で清掃のお手伝いに来ることもある。 **●&b(){&color(#ffdc00,#cccccc){ヌードル&ruby(そらこ){宇宙子}}} #center(){&b(){&color(#ffdc00,#cccccc){ライフ回復で、何かがみなぎってキターーーー!}}} CV:森永千才 「セツリの庭」内にて、ゴーハ社員を相手にラーメン屋「宇宙軒」を営む少女。自称&bold(){&color(#cccccc){「ラーメン星雲メンメン星から来た宇宙人」}}。 彼女のラーメンはゴーハ社員の間では最早知らない者がいない程に絶品らしい。あと宇宙子ちゃんは非常に愛らしい。%%麺こいのぉ~%% 詳細は[[個別項目>〇〇子(遊戯王SEVENS)]]を参照。 デュエル後の動向は不明だが、27話以降のEDで元気な姿を拝む事ができる(?)。 また顔と声が一緒なフィンガー地下子・スイーツ過去子・フラッシュ海深子と次々と亜種が登場している。 全員が全員を知っており更に同一の時間帯で二人以上存在していない、ただし新OP「ハレヴタイ」では4人とも存在している事から色々と考察されているが、&bold(){やっぱり正体は謎だ!} *ゲーム作品において 「最強バトルロイヤル」ではストーリー再現がマキシマム編の途中までであるため、表のラスボスとして登場(裏ボスはアサナ)。 デュエルリンクスでは2024年2月に実装され、同時にマキシマム召喚も解禁されている。 これまでのレジェンド同様ストーリー再現はイベントで進み、本人とはアイテムを集めてゲートで戦うか、時間経過で出現するのを狙って戦うことになる。 肝心のデッキ内容はと言うと、ゲートで戦えるレベル40まではユグドラゴが入っていないが、代わりに「シグルステート・ソル」などの上級サイバースのアドバンス召喚を狙ってくる。こちらはEXスキルでマグナム・オーバーロードが使えるため、よっぽど事故を起こしているのでもなければそこまで苦戦はしない。 とは言ってもSEVENSワールドのスタンダードデュエリストが全体的に弱いのに比べ、ネイルは手札交換や弱体化、効果ダメージで攻め落としに来るため、下級の殴り合いを挑もうとするとさらっと出て来る上級モンスターに殴り殺されるのがオチ。 恐ろしいのはイベント限定のレベル50で、専用スキルにより&bold(){対戦開始と同時にマキシマムモードのユグドラゴが出現する。} 守備モンスターを起こす効果と単体除去効果を持っているため壁でしのぐ手が使えず、ダメージを逃れる方法がない。一応戦闘ダメージ半減+リリース不可という縛りこそついているが、対処できない場合は敗北が確定する。 しかもマキシマム効果で罠カードによる破壊が効かないので、「万能地雷グレイモヤ」が紙と化す。「死者への手向け」や「最強戦旗エースブレイカー」で破壊するのがベターか。((ちなみにエースブレイカーが入っているストラクチャーデッキは無料。)) EXスキルで使用できるマグナム・オーバーロードを使えば殴り倒すことは可能だが、実は本当に厄介なのはユグドラゴの撃破後。 最初からユグドラゴが盤面を占拠しているため、ネイルの手札にモンスターが溜まり続けることになり、いざユグドラゴを倒して一安心していたら、溜まりまくった手札から最上級が次々と現れて攻め込んでくるのである。 特に危険なのが「アトラシュート・ハイドロン」で、墓地のモンスターが11体以上だとマグナム・オーバーロードですら破壊されてしまう。 また、2回目のイベントでは「ヴィスカム・ナノトロン」を新たに加えており、ユグドラゴをサルベージして出し直すというガチムーブをかまして来るようになった。 #region(超簡単必勝法) どうやって勝つんだよ、こんなインチキデュエル! そう思うかもしれないが、実は極めて有効な戦略が存在する。 その為に必要なデッキは、まず課金を必要とせず、簡単に構築することができ、必須スキルもない。 そして、手順も簡単で、時間もかからず、しかも確実に勝ててスコアも十分。 もはやデュエルリンクスはおろか&bold(){デッキ構築型ソシャゲ界隈でも早々見かけない夢のような戦略}である。 デッキ内訳は&bold(){「攻撃力1200~1500のモンスターのみ」}。 やることは最終ターンを除けば&color(#Ff0000){&bold(){4ターンモンスターを攻撃表示で2,3体出してターンを終了するだけ。}} 正気を疑うかもしれないが、事実である。 この結果、プレイヤーのLPは1000以下となり、墓地には8枚のモンスターがいるはず。 ユグドラゴが場に存在し攻撃表示で受け続ける限り、「モンスターを一体破壊して最も攻撃力が低いモンスターを攻撃する」という挙動しかとらないため、確実にこの展開になる。 そして、EXスキルでマグナムオーバーロードを手札に揃え、マキシマム召喚してL・Rの効果を使う。 これで&bold(){マグナムオーバーロードの攻撃力は10000を超え、ワンショットキルできる}わけである。 ぶっちゃけ、運の良し悪しが絡む分、レベル40の方が厄介だったりする。 ちなみに、1600でもダメージは足りるのだが、LPギリギリボーナスも乗せるためには1500以下である必要がある。 当然、こんな頭の悪い方法、通用するのはバランス調整できてない初回だけ…&bold(){ではなかった}。リバイバルでももがっつり有効だったため、今日も今日とて確殺されるのだった。 #endregion プレイアブルキャラとしてはまず、初のマキシマム関連スキルの持ち主。 初期スキル「スタートラッシュ-ユグドラゴ」はこれまでの「スタートラッシュ」系が、デッキに上級以上の効果モンスターがいなければエースモンスターを追加するという厳しい条件がついていたのに対し、こちらはマキシマムモンスターが入っていなければユグドラゴを追加するというもの。 サイバース族のカードは同時実装されたミニBOXに収録されているが、「シグルステート・ソル」「アトロン」「ヴィスカム・ナノトロン」「ヨクトロン」はイベント報酬限定。 取り逃がしたという人はゲート解放を待つしかない。 追記修正よろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 中の人的にfakeと事件簿のフラットに似ている気がする。天才すぎるが故に両親に恐れられた所や、どこか性格にズレた面がある所とか -- 名無しさん (2021-01-27 13:13:23) - ミミさんが遊我の仲間とゴーハの刺客の両方にカウントされていた可能性もあるのではないだろうか。 -- 名無しさん (2021-01-27 13:23:37) - 前情報が無かった事もあってマキシマムで遊我を圧倒した1戦目は度肝を抜かれた -- 名無しさん (2021-01-27 14:12:12) - あまりに強すぎて、次のボスキャラへのハードルが上がってしまったのは内緒だ。結局アサナ様も強かったから、問題なかったけどね(笑) -- 名無しさん (2021-01-27 14:44:30) - 超強いし自分のセツリに従ってフェアな姿勢を貫くところもカッコよくて印象的なキャラだった セバスチャンはかなり強かったのにすっかりポンコツギャグ枠に落ち着いたな -- 名無しさん (2021-01-27 16:22:36) - ミミさんは刺客扱いだったんだからネイル側にもペナルティでしょ -- 名無しさん (2021-01-27 16:34:58) - 負けてもネタキャラにならない人 -- 名無しさん (2021-01-27 20:55:43) - 使用カードについてもうちょい解説が欲しい -- 名無しさん (2021-01-28 01:10:29) - 「どっちが負けてもペナルティがつくデュエル」は別に狡猾じゃないでしょ、ミミさんが刺客として勝手に名乗り出ただけでネイルが仕組んだ訳じゃなし。単に「ルール(セツリ)にとって粛々と進行した」だけ -- 名無しさん (2021-01-28 18:52:10) - あとペナルティの敵味方設定は劇中の描写を見る限り、ネイルが自分で設定してる訳じゃなくてAIが「お互いの関係性の近さ」を算出して自動的に決定されてる。 -- 名無しさん (2021-01-28 18:57:15) - ネイルのマキシマムを得る前の切り札が知りたいわ。マキシマム無しでトップ6の5人を倒したんだからそれなりに強いだろうし。 -- 名無しさん (2021-03-05 18:51:11) - ウミコは海深子だギョ。覚え方は(しんかい)ではなく深をミと読むことギョ。公式にも間違えられたギョ…。 -- 名無しさん (2021-06-02 23:17:01) - 松岡禎丞のこういうクール全振りな役久々に聞いた気がする…最近は叫ぶ役とかアホの子とかが多かったし -- 名無しさん (2021-06-03 00:18:21) - 最強バトルロイヤルでもラスボス、尚彼を倒さないと自由なデッキ編集は出来ない模様……(レシピが有ればデッキの変更は出来るが) -- 名無しさん (2021-09-23 22:44:51) - 最強のマキシマム使いは?といったら彼以外の名前があがることはないだろう……それくらいマキシマムの使い方が華麗 -- 名無しさん (2021-12-17 18:31:07) - 松岡君繋がりでサイバース族使いなのは…わかるよね?今度は本家の奴で出演して欲しい。 -- 名無しさん (2022-11-15 19:12:51) - ガクトとは因縁はなかったけど中の人的には結構絡みある -- 名無しさん (2023-07-30 01:25:16) - まとめて見返したらやはりとんでもな強キャラ感。負けイベは全部ネイルが孤独で、相手が仲間の力、仲間の為に必死にが全部。何の補正もかけず実力勝負させたらルークにすら負けるビジョンが見えない。 -- 名無しさん (2024-04-22 01:52:36) #comment(striction) #areaedit(end) }

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