打ち切り(ライトノベル)

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&font(#6495ED){登録日}:2021/02/28 Sun 15:36:09 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 19 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ここでは、ライトノベルを中心とした小説媒体作品における打ち切りについて、背景事情や具体的な様相について紹介する。 「打ち切り」という言葉そのもの、および海外ドラマとラジオ番組についての事情は[[打ち切り(海外ドラマ・ラジオ番組)]]、 テレビ番組は[[打ち切り(テレビ番組)]]、漫画は[[打ち切り(漫画)]]、オンラインゲーム及びソーシャルゲームは[[サービス終了]]で解説する。 #contents() #areaedit() *概要 漫画雑誌における打ち切りと似ているが、毎回書き下ろしで単行本を発売する形式のラノベもなかなかシビアである。 俗に「発売から一週間の売上」と「一巻と二巻の売上差」が基準となって続刊が決定される事が多いと言われ、 そのためかどうか余程一巻の売上が低くない限り(そして単巻読み切りを除いて)大体の出版社では最低三巻までシリーズ展開してもらえる事が多い。 ただ最近は二巻で打ち切りのケースも増えてきているとか。 その一方、たとえ長寿シリーズだろうが新人賞受賞作だろうがコアな人気を持つ作品だろうが、売上が低迷してしまえば、 あとがきや帯で続刊の発表もあり打ち切りの気配もなかったシリーズ途中なのにバッサリと打ち切られてしまうことも良くある。 加えて作者がどんなに続きを書きたくても、企画が通らず放置されてしまったり、 あるいは出版したいあまり無理な企画を通してしまって作者が書けなくなってストップ。 結果的に長期間放置されて実質打ち切り状態というケースもある。 というか、雑誌に連載している等の場合を除き、&bold(){そもそも打ちきりかどうか読者視点だとさっぱりわからない}のも悩ましい問題である。 単行本がベースであるライトノベルの場合、雑誌掲載で定期的に最新話の出る漫画と違い、その出版スピードは不定期であり、「だいたい〇ヶ月ごとに新刊が出る」といったもので、その期間も作者によってまちまち。 単純に遅筆だったり他の作品を書いたりしてるせいで刊行が止まっているが、年単位で間を空けた後に新刊が出るなんてのもよくある事((完結済み作品だとコバルト文庫の『ブラックキャット』やGA文庫の『踊る星降るレネシクル』に電撃文庫の『ウィザーズ・ブレイン』 『9S』、後半編発売から完結編発売まで15年以上のブランクが空いたため本編内にリアル時代ネタも取り入れた講談社ノベルスの『創竜伝』『新本格魔法少女りすか』等。))。 それにごく一部ではあるが、時間を置いて別レーベルに移籍し続行する作品も存在。こっちでは主に「諸事情でそのレーベルで展開出来なくなったため移籍」&footnote(アサヒノベルスでの完全版で完結した『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』やトクマ・ノベルズで展開した続編で完結した『ハイスクール・オーラバスター』、スニーカー文庫での活動停止後ガガガ文庫でリメイク版がスタートした『されど罪人は竜と踊る』等。電撃文庫で『ゼロから始める魔法の書』が完結した後、講談社ラノベ文庫で続編『魔法使い黎明期』が始まる等もそれに当たるか。)のと「&bold(){レーベル自体が消滅したため他に移籍せざるを得なくなった}」&footnote(富士見ミステリー文庫の一部作品や朝松健の『マジカル・シティ・ナイト』等。中には『GOSICK -ゴシック-』や『十二国記』シリーズの様にラノベ系も扱う一般レーベルに移籍する場合もある。)ケースが殆ど。 また、雑誌ベースの漫画とは、打ち切りが決まった後の展開も大きく違う。漫画の場合は打ち切りになった場合はその旨を記した上で最終話まで描くのが普通であるが、ライトノベルの場合はそういったものも無く、既刊のみで展開は終了、以後の出版は無しとなるのが殆どなのだ。 作者がSNSやブログ等で近況報告をしている場合には続刊がもうない報告がある場合もあるが、新刊報告に比べるとやはりそれも稀である。 『[[小説家になろう]]』などWeb小説からの出版がメジャーになっているのはこれらの背景事情もあり、 「既に固定ファンが一定数ついている」事と「作品自体がある程度(数冊分)ストックが確保されている」という2点から、出版社の頼もしい味方となっている。 ただ如何せん粗製濫造になりつつある感も否めず、 弱小出版社が新規に立ち上げたレーベルなどでは、&b(){とりあえず適当に出版させた挙句に売上が見込めずあっさり途中で打ち切り}なんてケースも多々発生している。 また作者が素人なのを良いことに作家としてはありえない(安すぎる)原稿料で契約をさせたり、 ひどい時には編集も「Web小説サイト見てランキング上位作品に声をかけるだけ」の素人まがい、というか素人の人物な事もあり、トラブルに発展することもしばしば。 これらの場合、そのほとんどが完結ではなく投げっぱなしでの中断で幕を閉じる。 念のため付記しておくが、これらはWeb小説を書籍化した出版社や編集部の中のごく一部でしかない。 幸いWeb小説だから書籍化が打ち切られてもネットで連載を最後まで読める……と安心はできない。 出版社との契約によって既刊分がダイジェスト化されたり、削除されたり、打ち切りのショックから作家が執筆を放棄したり、 &b(){あるいはこれら全部がまとめて発生}した結果、まったく作品が読めなくなってしまう事も少なくないのだ。 特にWeb版と書籍版とで大幅改稿されていた作品だと悲惨である。 しかも恐ろしい事に某大手ラノベレーベルでは「スリーアウト制」があるとの噂が実しやかに囁かれている。 つまり&b(){「打ち切りが3回発生したら二度とその出版社で本は出させてもらえない」}という事である。 もちろんそうでない出版社の方が多いだろうし、あくまでもネットで流布されている噂レベルの話ではあるが、 作家志望者や新人作家が戦々恐々としているだろう事は想像に難くない((真偽は不明ながら、ジャンプも3回短期打ち切りでバイバイジャンプとか言われていることもあるし…))。 余談だが、一部ではコミカライズはライトノベル版とは別の書籍化作品という扱いになっている出版社もあるらしく、たまに&bold(){ライトノベル版が打ち切られたのにコミカライズは連載続行}なんてパターンも見られる。 ある意味ライトノベル版とは別にWeb版という原作が存在する特殊な形態だからこそ発生しうる現象と言えなくもないだろう。 その一方で『終末なにしてますか?』や『この恋、その未来』のように打ち切りが決定していたにも関わらず、 読者側からの続刊希望のファンレターが多かったためシリーズ続刊が再決定されるなどのケースもある。やはりファンの力は偉大であるといえよう。 全部が全部そんな奇跡に恵まれるとも限らないのが厳しいところではあるが……。 なお一般(?)小説の部類に入るが『家畜人ヤプー』も最初は打ち切り作品であり、70年代までは「未完の名作」として扱われていた。 だがその人気のせいか80年代~90年代初めの単行本で加筆修正され完結、石ノ森章太郎によるコミカライズ版もアシスタントのシュガー佐藤の手によって同時期に完結した。 尤も『家畜人ヤプー』に関しては作者が覆面作家((内容が内容なので))であるため、「連載版と完結編では作者が違うのでは」という説が存在する。最終的に「作者」として完結させた人が故人なので真偽は不明だが。 いずれにせよ応援したい作家や作品シリーズがあれば、&b(){新刊発売後になるべく早く購入する事が応援に繋がる}ので、覚えておこう。 今回のリストには膨大すぎる上、今後も大量に増えていく事を踏まえ「売上不振、人気無しで打ち切り」の作品は記載しない。 #areaedit(end) #areaedit() *◇作者事情による打ち切り 前述の通り、続刊の企画が通らない、あるいは通すために無理な企画を作ってしまったため作者が書けなくなるといったケースもあるが、 それ以外の作者事情による打ち切りも多々存在する。 -風の白猿神 1995年の第6回富士見ファンタジア大賞受賞作。 今なお語り草となるほどの傑作だが、同時に同大賞の選考基準において禁じ手である「続き物小説」で、「”超大作の一作目”にしか見えないような、ネタフリだらけの話」とも評されるだけに選考では賛否両論あった様子。 にも関わらず、1巻のみで以後20年以上にわたって続刊が発売されていない。 あくまでも噂レベルではあるが、本作の著者は副業禁止の公務員(公立高校の国語教師)であったらしく、 商業デビューが職場に知られた結果、作家としての道を断念したのではないかという推測がなされている。 ・ラグナロク 今は亡きザ・スニーカーで連載されていた安井健太郎作のアクションファンタジー作品。 第3回スニーカー大賞の受賞作で、同賞の募集広告にイラストが使われるなど90年代末期~00年代初期のスニーカー文庫の顔と言える作品であった。 しかし2002年ごろから刊行が遅れがちになり、また作者は2006年からスニーカー大賞の審査員も務めていたが、それと同時期に単行本の刊行が完全にストップ。 その後2011年を最後に作者は審査員から離れるが、翌年にTwitterを開始すると同時に&bold(){「スニーカー編集部から絶縁状を受け取った」}ことを明かし、 以降本作(および同時に連載していた別の作品)はスニーカー文庫での続刊はないことを表明した。 打ち切りになった原因は作者曰く「自分の遅筆」と「書いたものが到底ライトノベルとは言えない」とのことで、つまり『全面的に自分(作者)が悪い』と言っているに等しく、スニーカー編集部には一切非がないとも釈明している。 その後、作者は同一世界観の別作品『アークIX』を講談社ラノベ文庫から発刊。さらに本作のリブート版『ラグナロク:Re』が「小説家になろう」にて連載開始、オーバーラップ文庫から書籍化もなされることになった。 以降各話ごとに数か月のブランクが開くことがありつつも、『Re』は現在も連載継続中となっている。 なお、スニーカー大賞の大賞は選定されない年が多く、非常に狭き門として有名で、実際に受賞した作品はいずれも名作として高い評価を受けているが 一方で受賞作のシリーズ(および作家)の多くが唐突な長期休止や打ち切りに縁があり((初の受賞者である吉田直は受賞作『ジェノサイド・エンジェル 叛逆の神々』は単巻で完結しているものの、その後連載作『トリニティ・ブラッド』が作者急逝で絶筆。第14回受賞作『シュガーダーク 埋められた闇と少女』は作者が続編の意志を示していたが、ブログで頓挫したことを明かしている。また第1回で金賞を獲った冲方丁は受賞作『黒い季節』と第2作『ばいばい、アース』がハードカバー出版でかつ活動初期は執筆ペースが遅く、スニーカー文庫からの初作品『オイレンシュピーゲル』発売時には『黒い季節』からなんと11年の歳月が過ぎていた。))、 このため&bold(){「スニーカー大賞の受賞者は筆が止まる呪いにかかる」}という[[都市伝説]]がまことしやかにささやかれている。 これに関しては『ラグナロク』の休止に前後してその次の大賞受賞作[[『涼宮ハルヒ』シリーズ>涼宮ハルヒの憂鬱]]が約4年に及ぶ新刊の発表延期となった辺りから噂されるようになったものであるが、 第15回受賞作の『子ひつじは迷わない』(選考時タイトルは『なるたま〜あるいは学園パズル』)は、第6巻で明確にシリーズ休止を表明しており、作者は現在も新作を発表中。 『涼宮ハルヒ』は(その後も数年置きという長期ブランクを挟みながらも)不定期に発表されメディアミックスもしばしば行われており、『ラグナロク』も前述通り別レーベルで再開しているので 現在ではそのジンクスが少しずつではあるが打ち破られつつあるとも言える。 #areaedit(end) #areaedit() *◇メディア展開終了による打ち切り ライトノベルとメディアミックスは切っても切れない関係にあり、やはり頻繁に発生するのがこのケースである。 母体となる作品の展開が終了してしまえば、派生作品であるライトノベルもまた当然終了を余儀なくされてしまう。 初代PS版発売から十年以上刊行が続いた『[[高機動幻想ガンパレード・マーチ>榊ガンパレ]]』のライトノベルシリーズなどは極めて異例のケースである。最終巻はやや尻切れトンボな感が否めないが……。 例えば新ソード・ワールドRPGリプレイ[[ヘッポコ冒険者シリーズ]]篇を題材にした『輝け!へっぽこ冒険譚』シリーズは、単行本第3巻刊行後に母体となるソード・ワールドTRPGのバージョンアップが決定。 &b(){世界観も何もかもが一新されてしまった}ため、おそらく打ち切りで間違いないだろうと思われる。 一方、長らく刊行途絶、同様の理由で打ち切りだろうと思われていた『サーラの冒険』シリーズは、2005年に10年ぶりの新刊発売によって全6巻で完結したため、望みが一切無いわけではないが……。 #areaedit(end) #areaedit() *◇イラスト関係等のトラブルによる打ち切り ライトノベルは出版社、作者、イラストレーターの三位一体で仕事が行われている。 漫画でも原作と作画が別のケースはあるが、ライトノベルは原則として必ずこの三者が存在しており、どれ一つ欠けても作品として成立する事はない。 打ち切りでこそないが、原稿はきっちり仕上がっているにも関わらず、 イラストレーター側の予定が詰まってしまっていて挿絵が描けず発売延期、あるいは通常より挿絵枚数を減らして刊行……なんてケースはザラである。 特に人気イラストレーターほど顕著なため、皮肉にも有名ライトノベルで多く見られる。 また作者とイラストレーターが直接交流した結果の喧嘩や、編集部の方針との乖離なども発生しかねないため、 基本的には編集部を通してやり取りすることでトラブルを未然に防ぐ事が推奨されているようだ。 『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』などにおいて、作者とイラストレーターが頻繁に会って交流する光景が度々描かれているが、実際には有り得ない(有り得てはいけない)事だと思って貰った方がいい。 とはいえ挿絵が減ったり遅延しながらも刊行されるならまだ良い方で、 ひどい時はトラブルが発生してイラストレーターの差し替え、最悪は打ち切りになってしまう事もあるのが困り者。 -気象精霊記 1997年から富士見ファンタジアで刊行されていたライトノベル。 世界の気象操作を担当する気象精霊の少女たちが様々なトラブルを解決していく、あるいは一人前の気象精霊を目指して勉学に励む姿を描いて人気を博したが、 &b(){編集部が第二部連載開始をイラストレーターに連絡しなかった}という大ポカを発端に連絡の行き違いが次々と発覚。最終的に2006年をもって打ち切りとなってしまった。 イラスト関連のトラブルによる打ち切りの典型的な例と言える。 幸い2014年9月から、Kindleにて自費出版が開始。富士見版の再録や未収録作書籍化の他、ペースは遅いが過去編『気象精霊ぷらくてぃか』の新作も発表されている。 -アーマードール・アライブ 実際は売上が原因による打ち切りだったと思われるが、直前に三者間でのトラブルが発生、炎上したので記載する。 本作のイラストレーターは別名義ではあるものの『[[艦隊これくしょん>艦隊これくしょん -艦これ-]]』の[[金剛型>金剛型戦艦(艦これ)]]を初めとした艦娘のデザインを多数手がけている人物だったため、&b(){著者が出版社を通さずイラストレーターに宣伝を懇願する}という行為に及んだのである。 挿絵担当者名義での宣伝をしてくれたものの、艦これ担当名義ではなかったのが著者は不満だったらしくさらに催促((挿絵担当者名義と艦これ担当名義ではTwitterアカウントが別。さらに当時の艦これの人気から後者の方がフォロワーの数が多かった。))。 しかし(前述通りトラブル原因となるので当然の処置として)出版社からイラストレーターとの接触を禁止され、 イラストレーターは艦これ側のスケジュール進行で&font(l){新規イラストが出る度に「またかっぱ寿司の地下でキュウリを報酬に働かされている」とネタにされるほど}多忙となり、そして打ち切り決定となったため、著者はTwitterなどで不満を爆発させてしまった。 繰り返しになるが、このようなトラブルの原因となるため、多くの出版社では作者とイラストレーターの直接交流を避けるような方針が取られている。 ちなみに本作は後になってKindleなどで自費出版という形で出版が開始されているものの((イラストレーターは新規))、 当の著者がその後もTwitter等で数々の問題ある行動や発言を繰り返した事で悪評頻々となってしまい、現在はほぼ誰からも顧みられていない状況に陥っている。 一方、当初のイラストレーターの方はこの件が原因か不明だが、現在艦これの運営であるC2機関所属になっている事が確認されている。 -サムライ・オーヴァドライヴ こちらも売上が原因による打ち切りだと思われるが、作者に非が一切無くイラストレーターのみの不祥事という極めて稀なケースとなっている。 本作では挿絵にとある同人イラストレーターを起用したのだが、その挿絵の全体的なクオリティの低さに加え、発売から数日後に特定個人に対する差別的発言を行ったことにより大炎上。 その後の対応でさらに火に油を注ぐ事になり、最終的には作品にまで飛び火。評価を大きく落とす結果となってしまった。 繰り返すが作者に非は一切無く、物語自体は好評であった。 -[[IS(インフィニット・ストラトス)]] いわゆる[[大人の事情]]による代表例。 アニメ化で一躍大人気になったものの、その後の作者のモチベーション低下やOVAの特典を落とすなど出版社側に対してトラブルを引き起こし、 しまいには『他の出版社に原稿を持ち込む』という社会のルールを無視した様な行為で重版停止、一時期干される状態になる。 メディアミックス戦略の成功による作品の人気を作者のみの実力だと勘違いして天狗になってしまい、作者本人の自業自得が招いた行為の結果なので出版社側はほぼ悪くない。 その後、MF文庫Jから講談社ラノベ文庫に移籍して『放課後バトルフィールド』を刊行するものの見事に売れず、 ISのアニメ版権が欲しかったオーバーラップ文庫からお声がかかったのに飛びつき、版権問題もクリアしてもらっての再発刊となった。&font(l){刊行ペースは巻数が増すごとに遅くなっていくが。} なお、ラノベの命とも言える挿絵のイラストレーターも変更となったため、MF文庫J版を元にキャラデザインされたアニメとのイメージ差も大きく(新規のイラスト・キャラデザ自体のクオリティは別として)、作者は元々SNSやブログでの暴言や問題行動も多いので、これを機に見限った人も多い。 -二度目の人生を異世界で 2018年度秋に向けてのアニメ化も決定していた作品だったが、在邦中国人ネットユーザーが作内の記述((異世界転生前の主人公の経歴に「日本軍人として中国大陸で虐殺を繰り返した」と取られなくもない部分があった。))を指摘、Twitter等で拡散されたことを発端((中国内部では、先に環球時報などで主人公の経歴を「日中戦争参加者だ」と扱う報道があり、事前に炎上していた。))に原作者がTwitterにて中国・韓国へのヘイトスピーチをしていた事も発覚。 その後騒ぎは中国のネットユーザーを巻き込んで過激化の一途を辿り、メインキャラクター役の声優4人が降板する事態となり、遂にはアニメが制作中止となった上に原作小説既刊分すべて出荷停止となり(電子書籍版の小説は販売を継続している)、原作小説のWeb更新も止まってしまい、2020年11月には作者の退会により原作Web小説そのものが消失するなど事実上の[[封印作品]]と化してしまった((ちなみにこれにより同作者の別作品である「食い詰め傭兵の幻想奇譚」の続行も危ぶまれている状況にある。))。 「口は災いの元」の典型的な例である。 そもそもの発端となった記述に関しても編集・校閲によるチェックがあれば十分防げたと思われるので、Web小説出版の際の出版社側の怠慢を指摘する声もある。 逆に不適切とされた記述に関して、不適切とする解釈に無理があると指摘する声もあった((世界大戦中の呼び名が英名に変わったことなどから、相手は中国人ではなく、史実の日中戦争とは無関係と考えるのが妥当。そもそも件の下りは主人公の強さを示すための記述であり、捕虜と民間人を虐殺したという意味なら強さも何もない。))。 ただし、原作者のTwitterではヘイトスピーチ以外でも様々な著名人への誹謗中傷を呟いていたことも確認されており、仮にヘイトスピーチをしていなかったとしてもどちらにせよ何かしらの騒ぎは起きたのではと指摘する意見も多い。 なお、何故かコミカライズ版だけは2021年まで連載し続け完結を迎えた。出版社が違うので方針も違うということだろうか。 -女勇者に自分の性奴隷にならないとパーティを追放すると脅されたので離脱を選択します 著者がTwitter上で&b(){自作品のイラストレーターに対する誹謗中傷}を展開。 結果、刊行が予定されていた3巻以降の続刊、並びに連載予定のコミカライズ版が中止される事が発表された。 元々著者はTwitter上で問題発言の類を常習的に発しており、編集部も早い段階で警戒態勢を取っていた事を声明している。 -お前らどれだけ俺のこと好きだったんだよ! アニメ化もされた「最弱無敗の神装機竜」などで知られる明月千里のラブコメ作品。 2020年4月にTwitterにて著者より「編集からイラストレーターが音信不通になったとの連絡を受け、今後のスケジュール調整の兼ね合いから作品を完結とする」旨の発表が出された。なお2020年12月現在、版元のGA文庫からの公式な声明は出ておらず、イラストレーターの変更ではなく打ち切りという点や、発表直近に音信不通とされていた件のイラストレーターのTwitterに投稿(当件とは無関係の内容)があった点、同じイラストレーターが挿絵を担当している他の作品は普通に続刊している事などが一部読者の物議を醸している。 -大東亜忍法帖 荒山徹の小説。 元々は創土社のクトゥルー・ミュトス・ファイルズより上巻が刊行され、後に完結編となる下巻が刊行予定だった作品だった。 が、下巻に登場する史実上の実在人物に対して、今日では事実とは異なるとされる定説に基づいた描写がされていた事で、 その事に対して最低限の注釈を入れるべきと提案した出版社に対して著者がゴネた結果、出版社の判断で下巻刊行が中止される事に。 後にアドレナライズより電子書籍という形で完全版が刊行された。 この一件の影響か、創土社の書籍に作品を幾つか寄稿していた作家の朝松健が、活動の場をアドレナライズに移している事が確認できる((朝松氏はこの件について、自身のSNSにおいて出版社の姿勢を批判する立場を表明していた。))。 -奪う者 奪われる者 minoによるライトノベル作品。ファミ通文庫より2015年から2019年1月まで10巻まで刊行。ヤングエースUPにおいて原作イラストの和武はざのによる漫画版も連載していた。(コミックスは未刊行) 作者により、2020年6月にKADOKAWA側に出版契約の解除を申請したと表明され打ちきりとなった。 KADOKAWA側編集部(ファミ通文庫編集部・ヤングエースUP編集部)がイラスト・コミカライズ担当者との連絡が途絶したと作者に伝えられたため、代わりとして新たなイラスト担当者と仮イラストを含めてを作者に紹介され、作者は快諾したところ、それ以降1年以上放置される。 放置後、編集部に問い合わせたところ新たなイラスト担当者に発注せず作者に連絡を放置していたことが謝罪とともに発覚。信頼関係が崩壊したこと、新刊出版が見込めないことから出版契約を解除したようである。 なおイラスト変更前のイラストレーターはアニメ化もされた自身のオリジナル漫画作品の連載を抱えており、編集部にイラスト・コミカライズ担当の降板を伝えていたことは確認されていないが、打ち切りに至った経緯としてはファミ通文庫編集部の責任が大きいと見込まれる。 #areaedit(end) #areaedit() *◇不祥事による打ち切り ライトノベル作家が逮捕にまで発展した事例は確認される限りほぼ無いが、他作品の&b(){「盗作」}が発覚して打ち切りになってしまう等のケースは存在する。 一方、用語や単語が似ている、被ったなど些細な点をあげつらってパクリだ盗作だと声をあげ、打ち切りを狙うアンチや野次馬も多いので、なるべく冷静な判断を心がけていただきたい。 盗作で有名な例として、第16回電撃小説大賞最終選考作品から出版された『[[俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長]]』は、本文の多くの描写を『バカとテストと召喚獣』などを始めとする&b(){他社有名ライトノベル作品から抜粋、改変して掲載していた}事が発覚。 1巻で打ち切り、回収される騒動となった。 他にもメディアワークス文庫から出版された『思い出したくもない人生最悪の96時間』は、ミリタリーFPS『Call of Duty: Modern Warfare』のストーリーやキャラ設定が&b(){知らずに読んだらノベライズかと思った}と言われるレベルで模倣されており、やはり問題となった。 また、盗作以外にも不祥事というものは起きるもので、(ライトノベルではないが)角川から出版された『からくり同心景』は あろうことか&b(){担当編集者が二巻の原稿を無断で書き換えており、ほぼ別物になっていた}ため、大激怒した作者の意向で発売を中止し、刊行済の一巻((作者が改めてよく調べたところ、やはり同様の無断書き換えが存在した。))も絶版となった。 編集側の不手際によるトラブルの常連として有名だったのがフェザー文庫で、『攻撃魔術の使えない魔術師』は編集側との対立を理由に続刊とweb連載双方の凍結を作者が宣言し、その後2022年に改めてリブート連載が始まりそっちはMFブックスから書籍化。 『[[ウォルテニア戦記]]』に至ってはキャパシティを超過した仕事をイラストレーターに強要し、案の定難色を示されたので交代と相成り、 それ以降もトラブルを起こした編集に愛想が尽きたのか作者が契約を解除したため結局3巻で打ち切りになった挙句、作者と縁が深かったHJノベルスに掠め取られてしまった。 こういった数々の所業が響いたのか、フェザー文庫は2015年を最後に新刊が途絶えており、レーベルとしても実質的に息の根が止まっているのが現状である。 #areaedit(end) #areaedit() *◇作者逝去による打ち切り 漫画と同じく作者の病気や死亡によって続行不可能となる場合もある。 『トリニティ・ブラッド』(2004年作者逝去)、『[[風の聖痕]]』(2009年作者逝去)、『[[えむえむっ!]]』(2011年作者逝去)、『[[ゼロの使い魔]]』(2013年作者逝去)、『はてな☆イリュージョン』(2016年作者逝去)などアニメ化にもなった有名作・有名作者の作品ではあるが、やはり作者の急逝によって絶筆状態となってしまった。 ただし『トリニティ・ブラッド』は最終巻末に作者の構想ノートが掲載され今後のプロットが多少把握できる。 また『[[ゼロの使い魔]]』は、逝去の要因となった病気が比較的時間の猶予があるガンであったこともあり、作者が自身の病状の進行から完結まで生きられないと判断してプロットを遺していた。 作者及びおよび遺族の意向により残された2巻分(最終巻含む)のプロットを元に、(代筆者に降りかかる不都合回避の意味合いもあり)実際の作者不詳・ヤマグチノボル氏名義として最終刊までの刊行を目指し、 2016年2月より刊行が再開され、2017年2月に最終刊が発売され無事完結した(後に代筆者は公開されている)。 同様に『はてな☆イリュージョン』も、作者が関わっていた「StoryWorks」が執筆を引き継ぐ形で、タイトルを「はてな☆イリュージョンR」と改めて2019年より再スタートされている。 作者が「誰かがこの物語を引き継いでくれればいい」との意向を生前に示しており、それによって続いている珍しいケースもある。 栗本薫執筆の『グイン・サーガ』シリーズなどはこの典型例で、氏が執筆していた130巻の途中以降の物語は、 複数の作者がそれぞれ作品の世界観を咀嚼し、執筆する形で小説を紡いでいっており、今なお続巻が出ている。 他にも、架空戦記、SF、漫画原作など幅広い分野で活躍し、コアなファン層を獲得していた佐藤大輔氏が2017年に虚血性心疾患で急逝したことで、 氏の代表作である『レッドサン・ブラッククロス』や漫画原作を務めていた『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』などは未完・打ち切りとなった。 特に『[[皇国の守護者>皇国の守護者(小説)]]』に至っては続刊がなくなるだけでなく、伊藤悠氏が作画を担当した漫画版が絶版・電子書籍化もされないことが決定した((著作権継承者の意向による))。 ただし佐藤氏の場合、作品が途中で中断され、音沙汰が途絶えたあとに別作品の連載が始まることがほとんど(というより『征途』以外の長編すべて)であったため、仮に急逝がなくても何作品が完結したかは定かではないが。 珍しい例としては、一般小説の部類に入るが2010年に急逝した北森鴻が挙げられる。 氏が執筆していたジャンルは[[ミステリー]]であり、亡くなった当時、映像化もされた人気シリーズ『蓮丈那智フィールドファイル​』の長編が雑誌連載中だった。 当然ながら作中で用いられたトリックの答えは作者の頭の中にしかなく、誰かが引き継いで完結させる事は不可能に思われていた。 ……ところが、作者の遺品であるノートの中に、作中に登場した暗号の解き方を記したメモ書きが発見された事で事態は大きく好転する。 担当編集者、北森氏の婚約者であり同じく作家の浅野里沙子の両名は暗号の答えから逆算してトリックと事件の真相を解き明かし、 協議を重ねた結果浅野氏が後を継いで執筆、北森氏の逝去から1年以上を経て完結に導いている。 上述した通りこれは&b(){「作者がたまたまトリックの解き方に繋がるヒントを残していた」「作者の事をよく知る近しい人物が後を継いで書くだけの筆力を持っていた」}お蔭で未完から完結へ至ったという非常に珍しいケースである。 その後、単行本未収録の短編と生前に残してあったプロットを浅野氏が清書した新作を併せた新刊が作者の死後4年以上経過してから発表され、読者を驚かせている。 作者が自分の死期を悟り事前に完結までの構想を練っていた場合は代筆者による完結の希望も残されている((比較的完結間近だった「ゼロの使い魔」はそれによって完結できたが、「風の聖痕」の場合は死期を悟った作者が『涙ながらに、編集に対し絶筆になる事を謝罪する』という哀しく生々しいやり取りがあった事が、作者死去後の最終巻にて編集サイドからの文章で明かされている。))が、急逝であった場合はもう本当にどうしようもない。 作品を世に出せる唯一の存在がもうこの世におらず、直面したファンの叫びは悲痛なものとなる。 #areaedit(end) 追記・修正は、未だ続刊が出ないままの作品達に想いを馳せつつお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - これ表に出るような不祥事系とか急逝系じゃないと打ち切られたのか筆が進んでねえだけなのか分かんないのがすげえ厄介なんだよな。 -- 名無しさん (2021-02-28 15:54:28) - ブラック・ブレット未だに待ってるんだ -- 名無しさん (2021-02-28 16:14:32) - こりゃあまた、えらい濃い記事が立ったもんだ。 -- 名無しさん (2021-02-28 16:43:32) - ↑元々別項目にあった内容を独立させただけ -- 名無しさん (2021-02-28 16:53:30) - ↑ひでぶ -- 名無しさん (2021-02-28 17:42:50) - なろう後書きで突然宣伝しなくなると察したりするけど、打ち切りだと明言はされないからただ待つことになる -- 名無しさん (2021-02-28 18:59:19) - 六花の勇者とかノゲノラとか、アニメ面白かったから原作買おうとして調べたら刊行止まってて悲しくなる -- 名無しさん (2021-02-28 19:09:40) - 作者が遅筆だと、打ち切られたのか遅れてるだけなのかわからなくなるのが漫画との違いだな。 ↑ちなみにノゲノラは遅筆。打ち切りじゃないからそのうち出るぞ。 -- 名無しさん (2021-02-28 20:44:03) - のうりんももう打ち切りだろうな、あとろくご御大… -- 名無しさん (2021-02-28 21:25:42) - ノゲノラの作者も割と難病かかえてなかったか。作者急逝といえば、骨王(ボーンキング)も残念だったね。 -- 名無しさん (2021-02-28 21:28:31) - 『魔法少女禁止法』は一度一迅社文庫で1巻で打ち切られ、エンターブレインに移籍後も2巻で打ち切りで以来音沙汰無し……正直めっちゃ惜しい…… -- 名無しさん (2021-02-28 21:31:30) - はてな☆イリュージョンRはいらなかったかな。後付け設定がひどすぎる大迫純一氏の神曲奏界ポリフォニカブラックは切りの好い所まで終わっているけど氏は続きを書くつもりで亡くなってしまった。 -- 名無しさん (2021-02-28 22:25:21) - H2Oの4巻まだ? -- 名無しさん (2021-02-28 22:32:57) - 正直サモンナイトUXはコレだと思っていたのだが来月18日に最終巻が出る。JBOOKSさん有情やで… -- 名無しさん (2021-02-28 22:50:08) - アニメ化さるような人気作でもありうるのも厄介だよな。 -- 名無しさん (2021-02-28 23:33:54) - アルファポリスの「ダィテス領攻防記」も作者急逝による未完打ち切りなのよな…。小説は引き下げられ、漫画版は現在連載中だがどこまでやるのやら…。 -- 名無しさん (2021-02-28 23:48:11) - 風の聖痕好きだったな…初めて読んだラノベでもあったから凄い印象に残ってる -- 名無しさん (2021-03-01 00:06:49) - 幾谷くん出てきてクソワロタ -- 名無しさん (2021-03-01 01:19:38) - EGコンバット最終巻を今でも待ってる -- 名無しさん (2021-03-01 01:33:43) - ラノベ原作のアニメが基本1クールずつ区切るのも当然と言えば当然か。ちゃんと完結させられる保証ないわけだし -- 名無しさん (2021-03-01 01:36:33) - され竜の作者がポロッとボヤいたのでトリブラが今更ながら本当に急逝だったのかも怪しいのはまぁ角川の悪評のありきなんだろうな -- 名無しさん (2021-03-01 01:44:49) - ラノベっていえばドラマガで連載してた「風の大陸」。別出版社で数百年後を舞台にした続編が書かれたけど3巻以降出てないんだよね。あんまりおもしろくなかったらから打ち切られたのか、あまり売れなかったから打ち切られたのか・・・ -- 名無しさん (2021-03-01 01:58:52) - ラノベではないけど、銀河英雄伝説は元々1巻が売れずに打ち切りされるのを想定した上で物語を構成したと聞いている。同盟軍がやたら無能だったり、アムリッツァで同盟軍がフォークの登場によって無理矢理惨敗で負けさせられたのもそうした事情らしいね。 -- 名無しさん (2021-03-01 02:12:38) - 上巻から6年以上書いてないのにツイで延々政治語りしてるウィザーズ・ブレイン著者は一体何なんだ…… -- 名無しさん (2021-03-01 07:43:44) - 「二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む」も打ち切りっぽいな。結局対象者何人かに復讐できずに完結しちゃったし。しかも最終巻が駆け足っぽい展開だし。 -- 名無しさん (2021-03-01 08:00:27) - 続刊なしの打ち切りも載せたいのいくつかあるけど、遅筆かどうかの判断難しいからリスト化するのも難しいよな。中村うさぎとかはもう諦めてるけど。数年該当作品への音沙汰なしを条件に載せて、もし新刊の発表あったら消すとかでも一覧の量がとんでもなくなるか…? -- 名無しさん (2021-03-01 09:13:01) - 何年も出てないやつもあるんだけど、五年ぶりくらいに続刊が出たワールドオーダーとかあるからねぇ -- 名無しさん (2021-03-01 16:22:32) - まるマシリーズとかどうなってんのかなあ…… -- 名無しさん (2021-03-01 16:59:52) - サーラの冒険が完結したって衝撃だったよ。世間から忘れられても、著者が忘れずに立ち戻った例もあるんだって思った。 -- 名無しさん (2021-03-01 17:11:30) - なお混沌の大地 -- 名無しさん (2021-03-01 20:07:09) - ハルヒより学校を出よう! を書いて欲しいんだけどな…… -- 名無しさん (2021-03-01 21:35:38) - ↑7 その方面を今なお騒がせている“泥棒”が絡んでいるのだろうか……? -- 名無しさん (2021-03-01 23:44:43) - ↑7そのあたりはおっしゃるとおりキリ無しなので載せない方がいいだろう -- 名無しさん (2021-03-01 23:47:08) - 野村美月の「吸血鬼」シリーズは作者の健康問題で打ち切り&後日譚で完結だったな… -- 名無しさん (2021-03-02 00:43:47) - スレイヤーズ作者の「アビスゲート」は打ち切りってはっきり言われてるな。津波がキーワードなんで、震災の関係で続き書くのやめたそうな。 -- 名無しさん (2021-03-02 14:34:26) - クラス全員人外転生は、アニメ化しそうと期待してたばかりに残念だった。 -- 名無し (2021-03-02 15:40:53) - やる夫スレのノベライズも全体的に苦戦してるっぽいなぁ -- 名無しさん (2021-03-03 08:39:34) - 欧米でも市民権を得はじめた漫画とは対照的に、ラノベが今でも欧米で発禁になる物が多い程地位が低いのも分かるわ。ハードルが低くて不祥事は多い割に売り上げは少ない。 -- 名無しさん (2021-03-03 16:20:13) - ↑2 AAキャラありきのネタもあるからよく似たオリキャラになってしまうとどうにも違和感がな… -- 名無しさん (2021-03-03 17:55:00) - こ~してみると、見事に話が完結しただけエイルン・ラストコードはまだ支持が有った方なんだな。 -- 名無しさん (2021-03-04 05:59:06) - 『お前らどれだけ~』は公式の告知無しもそうだが、あれ以降著者と絵師のtwitterが一切更新されてないのがちと怖いな... -- 名無しさん (2021-03-04 07:01:08) - ↑どっちももうこの界隈に関わりたくないって筆折った可能性もあるし、名前を変えて活動してる可能性もあるにはある -- 名無しさん (2021-03-04 13:22:17) - 二度目の人生の作者は去年10月に小説家になろうを退会してたんだな。別作品の食い詰め傭兵は去年8月に14巻出てるが、打ち切りだろうか。あのサイト発で巻数二桁いって打ち切り(しかも2作)は珍しいような -- 名無しさん (2021-03-08 18:05:02) - 佐藤大輔先生の場合は外伝とかで戦後の世界がどうなったのかが断片的にわかるのが救いというか、それを書いちゃったから続きを書けなくなっちゃったというか -- 名無しさん (2021-05-13 09:59:33) - ラノベ読んでた頃は毎月チェックしてたのに、新刊がなかなか出ないとそれが半年ごとになり、1年ごとになり、5年ごとになり……気づけば未完作ばかりになってもはや他に新作を手に取ることもなく、ラノベから興味を失っていった思い出。 -- 名無しさん (2021-05-16 22:02:51) - 大なり小なり普通の小説より読みやすいはずなのに実際は小説ばりに不定期刊行は数年後もザラ。挙句エロゲの影響を受けたのかエロ表現をやりすぎたタイトルが出てきて…そらなろうに喰われるのはなるべきしてなったなとしか -- 名無しさん (2021-05-25 01:35:13) - ↑そのなろうもエタってるのが多いとはいえ、プロのクオリティを期待しなければ書籍化さえすれば完結することも多いからなあ。クオリティは本当ピンキリだけど(面白いけど文章が酷い、その逆とか)。たまにやたら上手い人がいて調べたらプロデビューしてる人だった、なんてこともあるのがなろうの面白さでもある。 -- 名無しさん (2021-05-25 05:40:15) - 富士見ミステリーは打ち切り多いよな。何気に面白い作品多かったんだが。 -- 名無しさん (2021-05-26 12:38:12) - ↑普通にミステリーとして面白いのはラノベとしては売れ行き悪かったっぽくてレーベルの方針転換で終了、方針転換後の恋愛メインのはミステリーを残してるのが足引っ張ってると言うかなんというか… -- 名無しさん (2021-06-22 09:51:25) - ノクターンだが「フォーリナーの過ち」は1巻発売直後から作者が編集部に対してキレ散らかしてたなぁ -- 名無しさん (2021-07-12 23:30:36) - ISと学戦都市アスタリスクは終盤に来て目に見えて刊行ペースが落ちていて心配。ちゃんと決着ついてくれ -- 名無しさん (2021-07-16 00:51:17) - お前らどれだけ~の打ち切りは色々と謎が多すぎる。 何故公式からの正式な打ち切り発表がないのか、何故絵師の変更ではなく打ち切りなのか、 何故音信不通じゃなかった絵師はこの件についてノーコメントなのか(フリーの絵描きが仕事ブッチしたなんて悪評は致命的だろうし)、 そもそも何故編集が著者に対して嘘をついた(疑惑)のか...etc -- 名無しさん (2021-07-28 02:54:33) - ラノベは読まなくなって久しいが打ち切りタイトルは今でも覚えてるなぁ。ダディフェイス、シャープエッジ、ハイパーハイブリッドオーガニゼーション… -- 名無しさん (2021-07-28 09:42:11) - ↑前2つはまだある程度の区切り段階でストップなので諦めがつくが、「Hyper~」は何だかなだよな…。題材や電撃の年齢層的に分からんでもないが、審査員辞めた以降作者の音沙汰聞かないし。 -- 名無しさん (2021-07-28 10:12:19) - 打ち切りではないと信じているが、大伝勇伝ははよ完結巻出して…ここまで来たらちゃんと最後まで付き合うからさ…(などと言っているが17巻の展開や引きは実に見事だと思った) -- 名無しさん (2021-07-29 20:52:07) - 食い詰め傭兵はパクリ疑惑があったとか聞いたけど、実際パクリなのか、それが原因かは知らない -- 名無しさん (2021-07-29 21:06:00) - ↑4 ダディフェイスは惜しいなぁ。面白かったのに…電撃だったら「私立!三十三間堂学院」も自然消滅したな -- 名無しさん (2021-07-29 21:48:52) - 「小説家になろう」の場合、書籍化→それに伴う作者の多忙化→WEB版更新が滞る→WEB版エター、書籍も続巻出ず→作者アカウント削除で既作品も消滅 の流れがあるから怖い -- 名無しさん (2021-08-10 08:58:09) - ↑5 作者の筆の遅さ、自身が受賞した賞の審査員やってた、その間続刊なし、審査員やめてから音沙汰なしとなるとラグナロクのパターンとまったく同じだけどラグナロクは割と早い段階で作者がTwitterで説明してくれたからまだマシだよな -- 名無しさん (2021-08-18 06:37:00) - 作者かイラストレーターか編集に問題があって打ち切りでもう続編出ません、の方がいくらかマシな所もいくらかありそうでな。続刊待って他の作品に手を出したら最終的にみんな五年以上でなかったりとか -- 名無しさん (2021-09-25 01:58:17) - ゲーム原作なラノベならゼノサーガEP2 も打ち切りだよね。結構しっかり書いてたから下巻出るの楽しみだったんだけど。 -- 名無しさん (2021-09-25 02:50:05) - 高畑京一郎先生、面白いのにただでさえ遅筆で今となっては音沙汰すらない…。デビュー作を読んだときに「とんでもない作家が現れた」と衝撃だったのになー。 -- 名無しさん (2021-09-25 10:25:32) - 他ユーザーのコメントなども巻き込んだ差し戻しを修正しました。 -- 名無しさん (2021-10-14 17:39:55) - ヴァルキリーワークス... -- 名無しさん (2021-11-01 22:12:23) - お前らどれだけ~に関しては、むしろ編集部の方が作品に思い入れ持ってて絵師変更での続行を提案したけど、著者が執筆意欲が萎えて先走りの打ち切り宣言、でも編集としては続けたいから著者の気が変わるまで声明を先送り...とかなのかなぁと妄想 -- 名無しさん (2021-11-23 13:03:09) - 一世を風靡したり、レーベルの看板作家だった人が急速に才能枯れて打ち切りになるってパターンもある。これがめっちゃ悲しい。 -- 名無しさん (2021-11-23 16:32:09) - ノクターン発の『淫靡な洞窟のその奥で』は、電子18禁で書籍化されつつダッシュエックスでも展開した珍しい作品だが、ダッシュ版は一区切りの所で打ち切られた。まあひたすらリョナだしなあ…。 -- 名無しさん (2022-06-29 14:05:49) - こう見ると色々と敷居が低くなったことによって弊害が起きたという感じがするなー。 -- 名無しさん (2022-06-29 22:40:30) - 作者不祥事にチートスレイヤー追加すれば良いんじゃね -- 名無しさん (2022-06-30 06:46:26) - ラノベ系ってアニメ化に至ってもアニメで完結までやるのって本当に選ばれた -- 名無しさん (2022-07-12 22:54:51) - ↑途中送信失礼 -- 名無しさん (2022-07-12 22:55:11) - 電撃はアニメ化すると打ち切り作品の続きを出せたりしたけれど、あれ今でもやってるんだろうか。 -- 名無しさん (2022-09-07 13:15:45) - ↑3 「そもそも漫画も含めて1~2クールで原作ラストまで行けるような作品以外最後までやらない方が圧倒的に多い」(あくまで連載中作品の販促が目的の為)、「ラノベは小説という媒体である以上1冊分アニメ化するだけで結構な尺を要するので、アニメ化するほど人気がある(=冊数が出てる)作品を全部アニメ化しようとすると1年やっても無理」辺りの理由があるから完結までアニメ化はまず無理 -- 名無しさん (2022-09-07 14:22:26) - スレイヤーズ第3部、作者が「全然筆が進まない」って言ってるから下手するとこのまま打ち切り状態になりそう。 -- 名無しさん (2022-11-12 09:28:33) - 打ち切りとレーベル自体が消滅して続刊が出ないって、果たしてどっちがましなんだろう。 -- 名無しさん (2022-12-07 00:06:33) - 打ち切りかすら分からない六花の勇者、未だに出てくれる筈だと信じて待ってる -- 名無しさん (2022-12-07 10:11:32) - ↑2 後者の方がマシと思われる。余程の事が無い限りは別レーベルに移籍したり、リメイク版の再販売をしやすいだろうし。 -- 名無しさん (2022-12-09 17:03:27) - ↑4 それは昔からいってる。だからいつもの奴と思っとけば大丈夫だ。多分…… -- 名無しさん (2023-01-04 13:11:01) - ラノベに限ったことじゃないけど誌面で連載してるわけじゃない上にストーリーのスケールが小さいと打ち切りかどうかもよくわかんなかったりする。(唐突に終わったな?いやこんなもんか?こんなもんな気がする…)miたいな -- 名無しさん (2023-02-28 14:57:44) - ずっと上に挙がったウィザーズ・ブレインだって9年ぶりの続刊発売が決まった(けどまだ終わらない)ので、本当小説系は打ち切りか筆遅いのかの判断が難しい…。 -- 名無しさん (2023-03-01 08:21:45) - 風の白猿神、「二巻の原稿を受け取ったってドラマガの記事を一巻が出た数年後に見た」って見かけたがホントだろうか? -- 名無しさん (2023-03-23 18:40:50) - ISが出版社から「もう書かなくていいよ」と言われたらしいけど本当か…? -- 名無しさん (2023-06-18 06:05:50) - まるマももう無理なのかな -- 名無しさん (2023-09-13 09:56:25) - 原作が打ち切られないか→作者のモチベが続くか→作者も読者の側が健康か→それなりに納得させて完結させてくれるか 以上のハードルが待ち構えている -- 名無しさん (2023-10-03 20:39:38) - 渡瀬草一郎さんが夜霧と今夜の化猫堂(原題)で編集に振り回された挙句、売り上げは悪くなかったのに1巻打ち切り&電子版でのみの続刊も拒否されたって流れ、編集がらみのラノベ打ち切りとしては相当な部類だとは思うけど、追加するならカテゴリも必要になるかな…? -- 名無しさん (2023-10-12 19:45:01) - 今は未だムリだけど将来的にはAiに既刊を読み込んでAiに続きを書かせるとかできるようになるかな -- 名無しさん (2023-10-16 06:44:39) - 『甘城ブリリアントパーク』も一世を風靡したけど、最近では打ち切り作品に突っ込みかかってますね…あれ以上話を書くの無理なんじゃねぇかなぁ… -- 名無しさん (2023-11-21 12:31:32) - ↑1 ただでさえ難航してた上に京アニ事件のメンタルダメージが大きかったらしい 仮に出ても相当先になりそう -- 名無しさん (2024-02-14 17:11:10) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/02/28 Sun 15:36:09 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 19 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ここでは、ライトノベルを中心とした小説媒体作品における打ち切りについて、背景事情や具体的な様相について紹介する。 「打ち切り」という言葉そのもの、および海外ドラマとラジオ番組についての事情は[[打ち切り(海外ドラマ・ラジオ番組)]]、 テレビ番組は[[打ち切り(テレビ番組)]]、漫画は[[打ち切り(漫画)]]、オンラインゲーム及びソーシャルゲームは[[サービス終了]]で解説する。 #contents() #areaedit() *概要 漫画雑誌における打ち切りと似ているが、毎回書き下ろしで単行本を発売する形式のラノベもなかなかシビアである。 俗に「発売から一週間の売上」と「一巻と二巻の売上差」が基準となって続刊が決定される事が多いと言われ、 そのためかどうか余程一巻の売上が低くない限り(そして単巻読み切りを除いて)大体の出版社では最低三巻までシリーズ展開してもらえる事が多い。 ただ最近は二巻で打ち切りのケースも増えてきているとか。 その一方、たとえ長寿シリーズだろうが新人賞受賞作だろうがコアな人気を持つ作品だろうが、売上が低迷してしまえば、 あとがきや帯で続刊の発表もあり打ち切りの気配もなかったシリーズ途中なのにバッサリと打ち切られてしまうことも良くある。 加えて作者がどんなに続きを書きたくても、企画が通らず放置されてしまったり、 あるいは出版したいあまり無理な企画を通してしまって作者が書けなくなってストップ。 結果的に長期間放置されて実質打ち切り状態というケースもある。 というか、雑誌に連載している等の場合を除き、&bold(){そもそも打ちきりかどうか読者視点だとさっぱりわからない}のも悩ましい問題である。 単行本がベースであるライトノベルの場合、雑誌掲載で定期的に最新話の出る漫画と違い、その出版スピードは不定期であり、「だいたい〇ヶ月ごとに新刊が出る」といったもので、その期間も作者によってまちまち。 単純に遅筆だったり他の作品を書いたりしてるせいで刊行が止まっているが、年単位で間を空けた後に新刊が出るなんてのもよくある事((完結済み作品だとコバルト文庫の『ブラックキャット』やGA文庫の『踊る星降るレネシクル』に電撃文庫の『ウィザーズ・ブレイン』 『9S』、後半編発売から完結編発売まで15年以上のブランクが空いたため本編内にリアル時代ネタも取り入れた講談社ノベルスの『創竜伝』『新本格魔法少女りすか』等。))。 それにごく一部ではあるが、時間を置いて別レーベルに移籍し続行する作品も存在。こっちでは主に「諸事情でそのレーベルで展開出来なくなったため移籍」&footnote(アサヒノベルスでの完全版で完結した『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』やトクマ・ノベルズで展開した続編で完結した『ハイスクール・オーラバスター』、スニーカー文庫での活動停止後ガガガ文庫でリメイク版がスタートした『されど罪人は竜と踊る』等。電撃文庫で『ゼロから始める魔法の書』が完結した後、講談社ラノベ文庫で続編『魔法使い黎明期』が始まる等もそれに当たるか。)のと「&bold(){レーベル自体が消滅したため他に移籍せざるを得なくなった}」&footnote(富士見ミステリー文庫の一部作品や朝松健の『マジカル・シティ・ナイト』等。中には『GOSICK -ゴシック-』や『十二国記』シリーズの様にラノベ系も扱う一般レーベルに移籍する場合もある。)ケースが殆ど。 また、雑誌ベースの漫画とは、打ち切りが決まった後の展開も大きく違う。漫画の場合は打ち切りになった場合はその旨を記した上で最終話まで描くのが普通であるが、ライトノベルの場合はそういったものも無く、既刊のみで展開は終了、以後の出版は無しとなるのが殆どなのだ。 作者がSNSやブログ等で近況報告をしている場合には続刊がもうない報告がある場合もあるが、新刊報告に比べるとやはりそれも稀である。 『[[小説家になろう]]』などWeb小説からの出版がメジャーになっているのはこれらの背景事情もあり、 「既に固定ファンが一定数ついている」事と「作品自体がある程度(数冊分)ストックが確保されている」という2点から、出版社の頼もしい味方となっている。 ただ如何せん粗製濫造になりつつある感も否めず、 弱小出版社が新規に立ち上げたレーベルなどでは、&b(){とりあえず適当に出版させた挙句に売上が見込めずあっさり途中で打ち切り}なんてケースも多々発生している。 また作者が素人なのを良いことに作家としてはありえない(安すぎる)原稿料で契約をさせたり、 ひどい時には編集も「Web小説サイト見てランキング上位作品に声をかけるだけ」の素人まがい、というか素人の人物な事もあり、トラブルに発展することもしばしば。 これらの場合、そのほとんどが完結ではなく投げっぱなしでの中断で幕を閉じる。 念のため付記しておくが、これらはWeb小説を書籍化した出版社や編集部の中のごく一部でしかない。 幸いWeb小説だから書籍化が打ち切られてもネットで連載を最後まで読める……と安心はできない。 出版社との契約によって既刊分がダイジェスト化されたり、削除されたり、打ち切りのショックから作家が執筆を放棄したり、 &b(){あるいはこれら全部がまとめて発生}した結果、まったく作品が読めなくなってしまう事も少なくないのだ。 特にWeb版と書籍版とで大幅改稿されていた作品だと悲惨である。 しかも恐ろしい事に某大手ラノベレーベルでは「スリーアウト制」があるとの噂が実しやかに囁かれている。 つまり&b(){「打ち切りが3回発生したら二度とその出版社で本は出させてもらえない」}という事である。 もちろんそうでない出版社の方が多いだろうし、あくまでもネットで流布されている噂レベルの話ではあるが、 作家志望者や新人作家が戦々恐々としているだろう事は想像に難くない((真偽は不明ながら、ジャンプも3回短期打ち切りでバイバイジャンプとか言われていることもあるし…))。 余談だが、一部ではコミカライズはライトノベル版とは別の書籍化作品という扱いになっている出版社もあるらしく、たまに&bold(){ライトノベル版が打ち切られたのにコミカライズは連載続行}なんてパターンも見られる。 ある意味ライトノベル版とは別にWeb版という原作が存在する特殊な形態だからこそ発生しうる現象と言えなくもないだろう。 その一方で『終末なにしてますか?』や『この恋、その未来』のように打ち切りが決定していたにもかかわらず、 読者側からの続刊希望のファンレターが多かったためシリーズ続刊が再決定されるなどのケースもある。やはりファンの力は偉大であるといえよう。 全部が全部そんな奇跡に恵まれるとも限らないのが厳しいところではあるが……。 なお一般(?)小説の部類に入るが『家畜人ヤプー』も最初は打ち切り作品であり、70年代までは「未完の名作」として扱われていた。 だがその人気のせいか80年代~90年代初めの単行本で加筆修正され完結、石ノ森章太郎によるコミカライズ版もアシスタントのシュガー佐藤の手によって同時期に完結した。 尤も『家畜人ヤプー』に関しては作者が覆面作家((内容が内容なので))であるため、「連載版と完結編では作者が違うのでは」という説が存在する。最終的に「作者」として完結させた人が故人なので真偽は不明だが。 いずれにせよ応援したい作家や作品シリーズがあれば、&b(){新刊発売後になるべく早く購入する事が応援に繋がる}ので、覚えておこう。 今回のリストには膨大すぎる上、今後も大量に増えていく事を踏まえ「売上不振、人気無しで打ち切り」の作品は記載しない。 #areaedit(end) #areaedit() *◇作者事情による打ち切り 前述の通り、続刊の企画が通らない、あるいは通すために無理な企画を作ってしまったため作者が書けなくなるといったケースもあるが、 それ以外の作者事情による打ち切りも多々存在する。 -風の白猿神 1995年の第6回富士見ファンタジア大賞受賞作。 今なお語り草となるほどの傑作だが、同時に同大賞の選考基準において禁じ手である「続き物小説」で、「”超大作の一作目”にしか見えないような、ネタフリだらけの話」とも評されるだけに選考では賛否両論あった様子。 にもかかわらず、1巻のみで以後20年以上にわたって続刊が発売されていない。 あくまでも噂レベルではあるが、本作の著者は副業禁止の公務員(公立高校の国語教師)であったらしく、 商業デビューが職場に知られた結果、作家としての道を断念したのではないかという推測がなされている。 ・ラグナロク 今は亡きザ・スニーカーで連載されていた安井健太郎作のアクションファンタジー作品。 第3回スニーカー大賞の受賞作で、同賞の募集広告にイラストが使われるなど90年代末期~00年代初期のスニーカー文庫の顔と言える作品であった。 しかし2002年ごろから刊行が遅れがちになり、また作者は2006年からスニーカー大賞の審査員も務めていたが、それと同時期に単行本の刊行が完全にストップ。 その後2011年を最後に作者は審査員から離れるが、翌年にTwitterを開始すると同時に&bold(){「スニーカー編集部から絶縁状を受け取った」}ことを明かし、 以降本作(および同時に連載していた別の作品)はスニーカー文庫での続刊はないことを表明した。 打ち切りになった原因は作者曰く「自分の遅筆」と「書いたものが到底ライトノベルとは言えない」とのことで、つまり『全面的に自分(作者)が悪い』と言っているに等しく、スニーカー編集部には一切非がないとも釈明している。 その後、作者は同一世界観の別作品『アークIX』を講談社ラノベ文庫から発刊。さらに本作のリブート版『ラグナロク:Re』が「小説家になろう」にて連載開始、オーバーラップ文庫から書籍化もなされることになった。 以降各話ごとに数か月のブランクが開くことがありつつも、『Re』は現在も連載継続中となっている。 なお、スニーカー大賞の大賞は選定されない年が多く、非常に狭き門として有名で、実際に受賞した作品はいずれも名作として高い評価を受けているが 一方で受賞作のシリーズ(および作家)の多くが唐突な長期休止や打ち切りに縁があり((初の受賞者である吉田直は受賞作『ジェノサイド・エンジェル 叛逆の神々』は単巻で完結しているものの、その後連載作『トリニティ・ブラッド』が作者急逝で絶筆。第14回受賞作『シュガーダーク 埋められた闇と少女』は作者が続編の意志を示していたが、ブログで頓挫したことを明かしている。また第1回で金賞を獲った冲方丁は受賞作『黒い季節』と第2作『ばいばい、アース』がハードカバー出版でかつ活動初期は執筆ペースが遅く、スニーカー文庫からの初作品『オイレンシュピーゲル』発売時には『黒い季節』からなんと11年の歳月が過ぎていた。))、 このため&bold(){「スニーカー大賞の受賞者は筆が止まる呪いにかかる」}という[[都市伝説]]がまことしやかにささやかれている。 これに関しては『ラグナロク』の休止に前後してその次の大賞受賞作[[『涼宮ハルヒ』シリーズ>涼宮ハルヒの憂鬱]]が約4年に及ぶ新刊の発表延期となった辺りから噂されるようになったものであるが、 第15回受賞作の『子ひつじは迷わない』(選考時タイトルは『なるたま〜あるいは学園パズル』)は、第6巻で明確にシリーズ休止を表明しており、作者は現在も新作を発表中。 『涼宮ハルヒ』は(その後も数年置きという長期ブランクを挟みながらも)不定期に発表されメディアミックスもしばしば行われており、『ラグナロク』も前述通り別レーベルで再開しているので 現在ではそのジンクスが少しずつではあるが打ち破られつつあるとも言える。 #areaedit(end) #areaedit() *◇メディア展開終了による打ち切り ライトノベルとメディアミックスは切っても切れない関係にあり、やはり頻繁に発生するのがこのケースである。 母体となる作品の展開が終了してしまえば、派生作品であるライトノベルもまた当然終了を余儀なくされてしまう。 初代PS版発売から十年以上刊行が続いた『[[高機動幻想ガンパレード・マーチ>榊ガンパレ]]』のライトノベルシリーズなどは極めて異例のケースである。最終巻はやや尻切れトンボな感が否めないが……。 例えば新ソード・ワールドRPGリプレイ[[ヘッポコ冒険者シリーズ]]篇を題材にした『輝け!へっぽこ冒険譚』シリーズは、単行本第3巻刊行後に母体となるソード・ワールドTRPGのバージョンアップが決定。 &b(){世界観も何もかもが一新されてしまった}ため、おそらく打ち切りで間違いないだろうと思われる。 一方、長らく刊行途絶、同様の理由で打ち切りだろうと思われていた『サーラの冒険』シリーズは、2005年に10年ぶりの新刊発売によって全6巻で完結したため、望みが一切無いわけではないが……。 #areaedit(end) #areaedit() *◇イラスト関係等のトラブルによる打ち切り ライトノベルは出版社、作者、イラストレーターの三位一体で仕事が行われている。 漫画でも原作と作画が別のケースはあるが、ライトノベルは原則として必ずこの三者が存在しており、どれ一つ欠けても作品として成立する事はない。 打ち切りでこそないが、原稿はきっちり仕上がっているにもかかわらず、 イラストレーター側の予定が詰まってしまっていて挿絵が描けず発売延期、あるいは通常より挿絵枚数を減らして刊行……なんてケースはザラである。 特に人気イラストレーターほど顕著なため、皮肉にも有名ライトノベルで多く見られる。 また作者とイラストレーターが直接交流した結果の喧嘩や、編集部の方針との乖離なども発生しかねないため、 基本的には編集部を通してやり取りすることでトラブルを未然に防ぐ事が推奨されているようだ。 『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』などにおいて、作者とイラストレーターが頻繁に会って交流する光景が度々描かれているが、実際には有り得ない(有り得てはいけない)事だと思って貰った方がいい。 とはいえ挿絵が減ったり遅延しながらも刊行されるならまだ良い方で、 ひどい時はトラブルが発生してイラストレーターの差し替え、最悪は打ち切りになってしまう事もあるのが困り者。 -気象精霊記 1997年から富士見ファンタジアで刊行されていたライトノベル。 世界の気象操作を担当する気象精霊の少女たちが様々なトラブルを解決していく、あるいは一人前の気象精霊を目指して勉学に励む姿を描いて人気を博したが、 &b(){編集部が第二部連載開始をイラストレーターに連絡しなかった}という大ポカを発端に連絡の行き違いが次々と発覚。最終的に2006年をもって打ち切りとなってしまった。 イラスト関連のトラブルによる打ち切りの典型的な例と言える。 幸い2014年9月から、Kindleにて自費出版が開始。富士見版の再録や未収録作書籍化の他、ペースは遅いが過去編『気象精霊ぷらくてぃか』の新作も発表されている。 -アーマードール・アライブ 実際は売上が原因による打ち切りだったと思われるが、直前に三者間でのトラブルが発生、炎上したので記載する。 本作のイラストレーターは別名義ではあるものの『[[艦隊これくしょん>艦隊これくしょん -艦これ-]]』の[[金剛型>金剛型戦艦(艦これ)]]を初めとした艦娘のデザインを多数手がけている人物だったため、&b(){著者が出版社を通さずイラストレーターに宣伝を懇願する}という行為に及んだのである。 挿絵担当者名義での宣伝をしてくれたものの、艦これ担当名義ではなかったのが著者は不満だったらしくさらに催促((挿絵担当者名義と艦これ担当名義ではTwitterアカウントが別。さらに当時の艦これの人気から後者の方がフォロワーの数が多かった。))。 しかし(前述通りトラブル原因となるので当然の処置として)出版社からイラストレーターとの接触を禁止され、 イラストレーターは艦これ側のスケジュール進行で&font(l){新規イラストが出る度に「またかっぱ寿司の地下でキュウリを報酬に働かされている」とネタにされるほど}多忙となり、そして打ち切り決定となったため、著者はTwitterなどで不満を爆発させてしまった。 繰り返しになるが、このようなトラブルの原因となるため、多くの出版社では作者とイラストレーターの直接交流を避けるような方針が取られている。 ちなみに本作は後になってKindleなどで自費出版という形で出版が開始されているものの((イラストレーターは新規))、 当の著者がその後もTwitter等で数々の問題ある行動や発言を繰り返した事で悪評頻々となってしまい、現在はほぼ誰からも顧みられていない状況に陥っている。 一方、当初のイラストレーターの方はこの件が原因か不明だが、現在艦これの運営であるC2機関所属になっている事が確認されている。 -サムライ・オーヴァドライヴ こちらも売上が原因による打ち切りだと思われるが、作者に非が一切無くイラストレーターのみの不祥事という極めて稀なケースとなっている。 本作では挿絵にとある同人イラストレーターを起用したのだが、その挿絵の全体的なクオリティの低さに加え、発売から数日後に特定個人に対する差別的発言を行ったことにより大炎上。 その後の対応でさらに火に油を注ぐ事になり、最終的には作品にまで飛び火。評価を大きく落とす結果となってしまった。 繰り返すが作者に非は一切無く、物語自体は好評であった。 -[[IS(インフィニット・ストラトス)]] いわゆる[[大人の事情]]による代表例。 アニメ化で一躍大人気になったものの、その後の作者のモチベーション低下やOVAの特典を落とすなど出版社側に対してトラブルを引き起こし、 しまいには『他の出版社に原稿を持ち込む』という社会のルールを無視した様な行為で重版停止、一時期干される状態になる。 メディアミックス戦略の成功による作品の人気を作者のみの実力だと勘違いして天狗になってしまい、作者本人の自業自得が招いた行為の結果なので出版社側はほぼ悪くない。 その後、MF文庫Jから講談社ラノベ文庫に移籍して『放課後バトルフィールド』を刊行するものの見事に売れず、 ISのアニメ版権が欲しかったオーバーラップ文庫からお声がかかったのに飛びつき、版権問題もクリアしてもらっての再発刊となった。&font(l){刊行ペースは巻数が増すごとに遅くなっていくが。} なお、ラノベの命とも言える挿絵のイラストレーターも変更となったため、MF文庫J版を元にキャラデザインされたアニメとのイメージ差も大きく(新規のイラスト・キャラデザ自体のクオリティは別として)、作者は元々SNSやブログでの暴言や問題行動も多いので、これを機に見限った人も多い。 -二度目の人生を異世界で 2018年度秋に向けてのアニメ化も決定していた作品だったが、在邦中国人ネットユーザーが作内の記述((異世界転生前の主人公の経歴に「日本軍人として中国大陸で虐殺を繰り返した」と取られなくもない部分があった。))を指摘、Twitter等で拡散されたことを発端((中国内部では、先に環球時報などで主人公の経歴を「日中戦争参加者だ」と扱う報道があり、事前に炎上していた。))に原作者がTwitterにて中国・韓国へのヘイトスピーチをしていた事も発覚。 その後騒ぎは中国のネットユーザーを巻き込んで過激化の一途を辿り、メインキャラクター役の声優4人が降板する事態となり、遂にはアニメが制作中止となった上に原作小説既刊分すべて出荷停止となり(電子書籍版の小説は販売を継続している)、原作小説のWeb更新も止まってしまい、2020年11月には作者の退会により原作Web小説そのものが消失するなど事実上の[[封印作品]]と化してしまった((ちなみにこれにより同作者の別作品である「食い詰め傭兵の幻想奇譚」の続行も危ぶまれている状況にある。))。 「口は災いの元」の典型的な例である。 そもそもの発端となった記述に関しても編集・校閲によるチェックがあれば十分防げたと思われるので、Web小説出版の際の出版社側の怠慢を指摘する声もある。 逆に不適切とされた記述に関して、不適切とする解釈に無理があると指摘する声もあった((世界大戦中の呼び名が英名に変わったことなどから、相手は中国人ではなく、史実の日中戦争とは無関係と考えるのが妥当。そもそも件の下りは主人公の強さを示すための記述であり、捕虜と民間人を虐殺したという意味なら強さも何もない。))。 ただし、原作者のTwitterではヘイトスピーチ以外でも様々な著名人への誹謗中傷を呟いていたことも確認されており、仮にヘイトスピーチをしていなかったとしてもどちらにせよ何かしらの騒ぎは起きたのではと指摘する意見も多い。 なお、何故かコミカライズ版だけは2021年まで連載し続け完結を迎えた。出版社が違うので方針も違うということだろうか。 -女勇者に自分の性奴隷にならないとパーティを追放すると脅されたので離脱を選択します 著者がTwitter上で&b(){自作品のイラストレーターに対する誹謗中傷}を展開。 結果、刊行が予定されていた3巻以降の続刊、並びに連載予定のコミカライズ版が中止される事が発表された。 元々著者はTwitter上で問題発言の類を常習的に発しており、編集部も早い段階で警戒態勢を取っていた事を声明している。 -お前らどれだけ俺のこと好きだったんだよ! アニメ化もされた「最弱無敗の神装機竜」などで知られる明月千里のラブコメ作品。 2020年4月にTwitterにて著者より「編集からイラストレーターが音信不通になったとの連絡を受け、今後のスケジュール調整の兼ね合いから作品を完結とする」旨の発表が出された。なお2020年12月現在、版元のGA文庫からの公式な声明は出ておらず、イラストレーターの変更ではなく打ち切りという点や、発表直近に音信不通とされていた件のイラストレーターのTwitterに投稿(当件とは無関係の内容)があった点、同じイラストレーターが挿絵を担当している他の作品は普通に続刊している事などが一部読者の物議を醸している。 -大東亜忍法帖 荒山徹の小説。 元々は創土社のクトゥルー・ミュトス・ファイルズより上巻が刊行され、後に完結編となる下巻が刊行予定だった作品だった。 が、下巻に登場する史実上の実在人物に対して、今日では事実とは異なるとされる定説に基づいた描写がされていた事で、 その事に対して最低限の注釈を入れるべきと提案した出版社に対して著者がゴネた結果、出版社の判断で下巻刊行が中止される事に。 後にアドレナライズより電子書籍という形で完全版が刊行された。 この一件の影響か、創土社の書籍に作品を幾つか寄稿していた作家の朝松健が、活動の場をアドレナライズに移している事が確認できる((朝松氏はこの件について、自身のSNSにおいて出版社の姿勢を批判する立場を表明していた。))。 -奪う者 奪われる者 minoによるライトノベル作品。ファミ通文庫より2015年から2019年1月まで10巻まで刊行。ヤングエースUPにおいて原作イラストの和武はざのによる漫画版も連載していた。(コミックスは未刊行) 作者により、2020年6月にKADOKAWA側に出版契約の解除を申請したと表明され打ちきりとなった。 KADOKAWA側編集部(ファミ通文庫編集部・ヤングエースUP編集部)がイラスト・コミカライズ担当者との連絡が途絶したと作者に伝えられたため、代わりとして新たなイラスト担当者と仮イラストを含めてを作者に紹介され、作者は快諾したところ、それ以降1年以上放置される。 放置後、編集部に問い合わせたところ新たなイラスト担当者に発注せず作者に連絡を放置していたことが謝罪とともに発覚。信頼関係が崩壊したこと、新刊出版が見込めないことから出版契約を解除したようである。 なおイラスト変更前のイラストレーターはアニメ化もされた自身のオリジナル漫画作品の連載を抱えており、編集部にイラスト・コミカライズ担当の降板を伝えていたことは確認されていないが、打ち切りに至った経緯としてはファミ通文庫編集部の責任が大きいと見込まれる。 #areaedit(end) #areaedit() *◇不祥事による打ち切り ライトノベル作家が逮捕にまで発展した事例は確認される限りほぼ無いが、他作品の&b(){「盗作」}が発覚して打ち切りになってしまう等のケースは存在する。 一方、用語や単語が似ている、被ったなど些細な点をあげつらってパクリだ盗作だと声をあげ、打ち切りを狙うアンチや野次馬も多いので、なるべく冷静な判断を心がけていただきたい。 盗作で有名な例として、第16回電撃小説大賞最終選考作品から出版された『[[俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長]]』は、本文の多くの描写を『バカとテストと召喚獣』などを始めとする&b(){他社有名ライトノベル作品から抜粋、改変して掲載していた}事が発覚。 1巻で打ち切り、回収される騒動となった。 他にもメディアワークス文庫から出版された『思い出したくもない人生最悪の96時間』は、ミリタリーFPS『Call of Duty: Modern Warfare』のストーリーやキャラ設定が&b(){知らずに読んだらノベライズかと思った}と言われるレベルで模倣されており、やはり問題となった。 また、盗作以外にも不祥事というものは起きるもので、(ライトノベルではないが)角川から出版された『からくり同心景』は あろうことか&b(){担当編集者が二巻の原稿を無断で書き換えており、ほぼ別物になっていた}ため、大激怒した作者の意向で発売を中止し、刊行済の一巻((作者が改めてよく調べたところ、やはり同様の無断書き換えが存在した。))も絶版となった。 編集側の不手際によるトラブルの常連として有名だったのがフェザー文庫で、『攻撃魔術の使えない魔術師』は編集側との対立を理由に続刊とweb連載双方の凍結を作者が宣言し、その後2022年に改めてリブート連載が始まりそっちはMFブックスから書籍化。 『[[ウォルテニア戦記]]』に至ってはキャパシティを超過した仕事をイラストレーターに強要し、案の定難色を示されたので交代と相成り、 それ以降もトラブルを起こした編集に愛想が尽きたのか作者が契約を解除したため結局3巻で打ち切りになった挙句、作者と縁が深かったHJノベルスに掠め取られてしまった。 こういった数々の所業が響いたのか、フェザー文庫は2015年を最後に新刊が途絶えており、レーベルとしても実質的に息の根が止まっているのが現状である。 #areaedit(end) #areaedit() *◇作者逝去による打ち切り 漫画と同じく作者の病気や死亡によって続行不可能となる場合もある。 『トリニティ・ブラッド』(2004年作者逝去)、『[[風の聖痕]]』(2009年作者逝去)、『[[えむえむっ!]]』(2011年作者逝去)、『[[ゼロの使い魔]]』(2013年作者逝去)、『はてな☆イリュージョン』(2016年作者逝去)などアニメ化にもなった有名作・有名作者の作品ではあるが、やはり作者の急逝によって絶筆状態となってしまった。 ただし『トリニティ・ブラッド』は最終巻末に作者の構想ノートが掲載され今後のプロットが多少把握できる。 また『[[ゼロの使い魔]]』は、逝去の要因となった病気が比較的時間の猶予があるガンであったこともあり、作者が自身の病状の進行から完結まで生きられないと判断してプロットを遺していた。 作者及びおよび遺族の意向により残された2巻分(最終巻含む)のプロットを元に、(代筆者に降りかかる不都合回避の意味合いもあり)実際の作者不詳・ヤマグチノボル氏名義として最終刊までの刊行を目指し、 2016年2月より刊行が再開され、2017年2月に最終刊が発売され無事完結した(後に代筆者は公開されている)。 同様に『はてな☆イリュージョン』も、作者が関わっていた「StoryWorks」が執筆を引き継ぐ形で、タイトルを「はてな☆イリュージョンR」と改めて2019年より再スタートされている。 作者が「誰かがこの物語を引き継いでくれればいい」との意向を生前に示しており、それによって続いている珍しいケースもある。 栗本薫執筆の『グイン・サーガ』シリーズなどはこの典型例で、氏が執筆していた130巻の途中以降の物語は、 複数の作者がそれぞれ作品の世界観を咀嚼し、執筆する形で小説を紡いでいっており、今なお続巻が出ている。 他にも、架空戦記、SF、漫画原作など幅広い分野で活躍し、コアなファン層を獲得していた佐藤大輔氏が2017年に虚血性心疾患で急逝したことで、 氏の代表作である『レッドサン・ブラッククロス』や漫画原作を務めていた『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』などは未完・打ち切りとなった。 特に『[[皇国の守護者>皇国の守護者(小説)]]』に至っては続刊がなくなるだけでなく、伊藤悠氏が作画を担当した漫画版が絶版・電子書籍化もされないことが決定した((著作権継承者の意向による))。 ただし佐藤氏の場合、作品が途中で中断され、音沙汰が途絶えたあとに別作品の連載が始まることがほとんど(というより『征途』以外の長編すべて)であったため、仮に急逝がなくても何作品が完結したかは定かではないが。 珍しい例としては、一般小説の部類に入るが2010年に急逝した北森鴻が挙げられる。 氏が執筆していたジャンルは[[ミステリー]]であり、亡くなった当時、映像化もされた人気シリーズ『蓮丈那智フィールドファイル​』の長編が雑誌連載中だった。 当然ながら作中で用いられたトリックの答えは作者の頭の中にしかなく、誰かが引き継いで完結させる事は不可能に思われていた。 ……ところが、作者の遺品であるノートの中に、作中に登場した暗号の解き方を記したメモ書きが発見された事で事態は大きく好転する。 担当編集者、北森氏の婚約者であり同じく作家の浅野里沙子の両名は暗号の答えから逆算してトリックと事件の真相を解き明かし、 協議を重ねた結果浅野氏が後を継いで執筆、北森氏の逝去から1年以上を経て完結に導いている。 上述した通りこれは&b(){「作者がたまたまトリックの解き方に繋がるヒントを残していた」「作者の事をよく知る近しい人物が後を継いで書くだけの筆力を持っていた」}お蔭で未完から完結へ至ったという非常に珍しいケースである。 その後、単行本未収録の短編と生前に残してあったプロットを浅野氏が清書した新作を併せた新刊が作者の死後4年以上経過してから発表され、読者を驚かせている。 作者が自分の死期を悟り事前に完結までの構想を練っていた場合は代筆者による完結の希望も残されている((比較的完結間近だった「ゼロの使い魔」はそれによって完結できたが、「風の聖痕」の場合は死期を悟った作者が『涙ながらに、編集に対し絶筆になる事を謝罪する』という哀しく生々しいやり取りがあった事が、作者死去後の最終巻にて編集サイドからの文章で明かされている。))が、急逝であった場合はもう本当にどうしようもない。 作品を世に出せる唯一の存在がもうこの世におらず、直面したファンの叫びは悲痛なものとなる。 #areaedit(end) 追記・修正は、未だ続刊が出ないままの作品達に想いを馳せつつお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - これ表に出るような不祥事系とか急逝系じゃないと打ち切られたのか筆が進んでねえだけなのか分かんないのがすげえ厄介なんだよな。 -- 名無しさん (2021-02-28 15:54:28) - ブラック・ブレット未だに待ってるんだ -- 名無しさん (2021-02-28 16:14:32) - こりゃあまた、えらい濃い記事が立ったもんだ。 -- 名無しさん (2021-02-28 16:43:32) - ↑元々別項目にあった内容を独立させただけ -- 名無しさん (2021-02-28 16:53:30) - ↑ひでぶ -- 名無しさん (2021-02-28 17:42:50) - なろう後書きで突然宣伝しなくなると察したりするけど、打ち切りだと明言はされないからただ待つことになる -- 名無しさん (2021-02-28 18:59:19) - 六花の勇者とかノゲノラとか、アニメ面白かったから原作買おうとして調べたら刊行止まってて悲しくなる -- 名無しさん (2021-02-28 19:09:40) - 作者が遅筆だと、打ち切られたのか遅れてるだけなのかわからなくなるのが漫画との違いだな。 ↑ちなみにノゲノラは遅筆。打ち切りじゃないからそのうち出るぞ。 -- 名無しさん (2021-02-28 20:44:03) - のうりんももう打ち切りだろうな、あとろくご御大… -- 名無しさん (2021-02-28 21:25:42) - ノゲノラの作者も割と難病かかえてなかったか。作者急逝といえば、骨王(ボーンキング)も残念だったね。 -- 名無しさん (2021-02-28 21:28:31) - 『魔法少女禁止法』は一度一迅社文庫で1巻で打ち切られ、エンターブレインに移籍後も2巻で打ち切りで以来音沙汰無し……正直めっちゃ惜しい…… -- 名無しさん (2021-02-28 21:31:30) - はてな☆イリュージョンRはいらなかったかな。後付け設定がひどすぎる大迫純一氏の神曲奏界ポリフォニカブラックは切りの好い所まで終わっているけど氏は続きを書くつもりで亡くなってしまった。 -- 名無しさん (2021-02-28 22:25:21) - H2Oの4巻まだ? -- 名無しさん (2021-02-28 22:32:57) - 正直サモンナイトUXはコレだと思っていたのだが来月18日に最終巻が出る。JBOOKSさん有情やで… -- 名無しさん (2021-02-28 22:50:08) - アニメ化さるような人気作でもありうるのも厄介だよな。 -- 名無しさん (2021-02-28 23:33:54) - アルファポリスの「ダィテス領攻防記」も作者急逝による未完打ち切りなのよな…。小説は引き下げられ、漫画版は現在連載中だがどこまでやるのやら…。 -- 名無しさん (2021-02-28 23:48:11) - 風の聖痕好きだったな…初めて読んだラノベでもあったから凄い印象に残ってる -- 名無しさん (2021-03-01 00:06:49) - 幾谷くん出てきてクソワロタ -- 名無しさん (2021-03-01 01:19:38) - EGコンバット最終巻を今でも待ってる -- 名無しさん (2021-03-01 01:33:43) - ラノベ原作のアニメが基本1クールずつ区切るのも当然と言えば当然か。ちゃんと完結させられる保証ないわけだし -- 名無しさん (2021-03-01 01:36:33) - され竜の作者がポロッとボヤいたのでトリブラが今更ながら本当に急逝だったのかも怪しいのはまぁ角川の悪評のありきなんだろうな -- 名無しさん (2021-03-01 01:44:49) - ラノベっていえばドラマガで連載してた「風の大陸」。別出版社で数百年後を舞台にした続編が書かれたけど3巻以降出てないんだよね。あんまりおもしろくなかったらから打ち切られたのか、あまり売れなかったから打ち切られたのか・・・ -- 名無しさん (2021-03-01 01:58:52) - ラノベではないけど、銀河英雄伝説は元々1巻が売れずに打ち切りされるのを想定した上で物語を構成したと聞いている。同盟軍がやたら無能だったり、アムリッツァで同盟軍がフォークの登場によって無理矢理惨敗で負けさせられたのもそうした事情らしいね。 -- 名無しさん (2021-03-01 02:12:38) - 上巻から6年以上書いてないのにツイで延々政治語りしてるウィザーズ・ブレイン著者は一体何なんだ…… -- 名無しさん (2021-03-01 07:43:44) - 「二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む」も打ち切りっぽいな。結局対象者何人かに復讐できずに完結しちゃったし。しかも最終巻が駆け足っぽい展開だし。 -- 名無しさん (2021-03-01 08:00:27) - 続刊なしの打ち切りも載せたいのいくつかあるけど、遅筆かどうかの判断難しいからリスト化するのも難しいよな。中村うさぎとかはもう諦めてるけど。数年該当作品への音沙汰なしを条件に載せて、もし新刊の発表あったら消すとかでも一覧の量がとんでもなくなるか…? -- 名無しさん (2021-03-01 09:13:01) - 何年も出てないやつもあるんだけど、五年ぶりくらいに続刊が出たワールドオーダーとかあるからねぇ -- 名無しさん (2021-03-01 16:22:32) - まるマシリーズとかどうなってんのかなあ…… -- 名無しさん (2021-03-01 16:59:52) - サーラの冒険が完結したって衝撃だったよ。世間から忘れられても、著者が忘れずに立ち戻った例もあるんだって思った。 -- 名無しさん (2021-03-01 17:11:30) - なお混沌の大地 -- 名無しさん (2021-03-01 20:07:09) - ハルヒより学校を出よう! を書いて欲しいんだけどな…… -- 名無しさん (2021-03-01 21:35:38) - ↑7 その方面を今なお騒がせている“泥棒”が絡んでいるのだろうか……? -- 名無しさん (2021-03-01 23:44:43) - ↑7そのあたりはおっしゃるとおりキリ無しなので載せない方がいいだろう -- 名無しさん (2021-03-01 23:47:08) - 野村美月の「吸血鬼」シリーズは作者の健康問題で打ち切り&後日譚で完結だったな… -- 名無しさん (2021-03-02 00:43:47) - スレイヤーズ作者の「アビスゲート」は打ち切りってはっきり言われてるな。津波がキーワードなんで、震災の関係で続き書くのやめたそうな。 -- 名無しさん (2021-03-02 14:34:26) - クラス全員人外転生は、アニメ化しそうと期待してたばかりに残念だった。 -- 名無し (2021-03-02 15:40:53) - やる夫スレのノベライズも全体的に苦戦してるっぽいなぁ -- 名無しさん (2021-03-03 08:39:34) - 欧米でも市民権を得はじめた漫画とは対照的に、ラノベが今でも欧米で発禁になる物が多い程地位が低いのも分かるわ。ハードルが低くて不祥事は多い割に売り上げは少ない。 -- 名無しさん (2021-03-03 16:20:13) - ↑2 AAキャラありきのネタもあるからよく似たオリキャラになってしまうとどうにも違和感がな… -- 名無しさん (2021-03-03 17:55:00) - こ~してみると、見事に話が完結しただけエイルン・ラストコードはまだ支持が有った方なんだな。 -- 名無しさん (2021-03-04 05:59:06) - 『お前らどれだけ~』は公式の告知無しもそうだが、あれ以降著者と絵師のtwitterが一切更新されてないのがちと怖いな... -- 名無しさん (2021-03-04 07:01:08) - ↑どっちももうこの界隈に関わりたくないって筆折った可能性もあるし、名前を変えて活動してる可能性もあるにはある -- 名無しさん (2021-03-04 13:22:17) - 二度目の人生の作者は去年10月に小説家になろうを退会してたんだな。別作品の食い詰め傭兵は去年8月に14巻出てるが、打ち切りだろうか。あのサイト発で巻数二桁いって打ち切り(しかも2作)は珍しいような -- 名無しさん (2021-03-08 18:05:02) - 佐藤大輔先生の場合は外伝とかで戦後の世界がどうなったのかが断片的にわかるのが救いというか、それを書いちゃったから続きを書けなくなっちゃったというか -- 名無しさん (2021-05-13 09:59:33) - ラノベ読んでた頃は毎月チェックしてたのに、新刊がなかなか出ないとそれが半年ごとになり、1年ごとになり、5年ごとになり……気づけば未完作ばかりになってもはや他に新作を手に取ることもなく、ラノベから興味を失っていった思い出。 -- 名無しさん (2021-05-16 22:02:51) - 大なり小なり普通の小説より読みやすいはずなのに実際は小説ばりに不定期刊行は数年後もザラ。挙句エロゲの影響を受けたのかエロ表現をやりすぎたタイトルが出てきて…そらなろうに喰われるのはなるべきしてなったなとしか -- 名無しさん (2021-05-25 01:35:13) - ↑そのなろうもエタってるのが多いとはいえ、プロのクオリティを期待しなければ書籍化さえすれば完結することも多いからなあ。クオリティは本当ピンキリだけど(面白いけど文章が酷い、その逆とか)。たまにやたら上手い人がいて調べたらプロデビューしてる人だった、なんてこともあるのがなろうの面白さでもある。 -- 名無しさん (2021-05-25 05:40:15) - 富士見ミステリーは打ち切り多いよな。何気に面白い作品多かったんだが。 -- 名無しさん (2021-05-26 12:38:12) - ↑普通にミステリーとして面白いのはラノベとしては売れ行き悪かったっぽくてレーベルの方針転換で終了、方針転換後の恋愛メインのはミステリーを残してるのが足引っ張ってると言うかなんというか… -- 名無しさん (2021-06-22 09:51:25) - ノクターンだが「フォーリナーの過ち」は1巻発売直後から作者が編集部に対してキレ散らかしてたなぁ -- 名無しさん (2021-07-12 23:30:36) - ISと学戦都市アスタリスクは終盤に来て目に見えて刊行ペースが落ちていて心配。ちゃんと決着ついてくれ -- 名無しさん (2021-07-16 00:51:17) - お前らどれだけ~の打ち切りは色々と謎が多すぎる。 何故公式からの正式な打ち切り発表がないのか、何故絵師の変更ではなく打ち切りなのか、 何故音信不通じゃなかった絵師はこの件についてノーコメントなのか(フリーの絵描きが仕事ブッチしたなんて悪評は致命的だろうし)、 そもそも何故編集が著者に対して嘘をついた(疑惑)のか...etc -- 名無しさん (2021-07-28 02:54:33) - ラノベは読まなくなって久しいが打ち切りタイトルは今でも覚えてるなぁ。ダディフェイス、シャープエッジ、ハイパーハイブリッドオーガニゼーション… -- 名無しさん (2021-07-28 09:42:11) - ↑前2つはまだある程度の区切り段階でストップなので諦めがつくが、「Hyper~」は何だかなだよな…。題材や電撃の年齢層的に分からんでもないが、審査員辞めた以降作者の音沙汰聞かないし。 -- 名無しさん (2021-07-28 10:12:19) - 打ち切りではないと信じているが、大伝勇伝ははよ完結巻出して…ここまで来たらちゃんと最後まで付き合うからさ…(などと言っているが17巻の展開や引きは実に見事だと思った) -- 名無しさん (2021-07-29 20:52:07) - 食い詰め傭兵はパクリ疑惑があったとか聞いたけど、実際パクリなのか、それが原因かは知らない -- 名無しさん (2021-07-29 21:06:00) - ↑4 ダディフェイスは惜しいなぁ。面白かったのに…電撃だったら「私立!三十三間堂学院」も自然消滅したな -- 名無しさん (2021-07-29 21:48:52) - 「小説家になろう」の場合、書籍化→それに伴う作者の多忙化→WEB版更新が滞る→WEB版エター、書籍も続巻出ず→作者アカウント削除で既作品も消滅 の流れがあるから怖い -- 名無しさん (2021-08-10 08:58:09) - ↑5 作者の筆の遅さ、自身が受賞した賞の審査員やってた、その間続刊なし、審査員やめてから音沙汰なしとなるとラグナロクのパターンとまったく同じだけどラグナロクは割と早い段階で作者がTwitterで説明してくれたからまだマシだよな -- 名無しさん (2021-08-18 06:37:00) - 作者かイラストレーターか編集に問題があって打ち切りでもう続編出ません、の方がいくらかマシな所もいくらかありそうでな。続刊待って他の作品に手を出したら最終的にみんな五年以上でなかったりとか -- 名無しさん (2021-09-25 01:58:17) - ゲーム原作なラノベならゼノサーガEP2 も打ち切りだよね。結構しっかり書いてたから下巻出るの楽しみだったんだけど。 -- 名無しさん (2021-09-25 02:50:05) - 高畑京一郎先生、面白いのにただでさえ遅筆で今となっては音沙汰すらない…。デビュー作を読んだときに「とんでもない作家が現れた」と衝撃だったのになー。 -- 名無しさん (2021-09-25 10:25:32) - 他ユーザーのコメントなども巻き込んだ差し戻しを修正しました。 -- 名無しさん (2021-10-14 17:39:55) - ヴァルキリーワークス... -- 名無しさん (2021-11-01 22:12:23) - お前らどれだけ~に関しては、むしろ編集部の方が作品に思い入れ持ってて絵師変更での続行を提案したけど、著者が執筆意欲が萎えて先走りの打ち切り宣言、でも編集としては続けたいから著者の気が変わるまで声明を先送り...とかなのかなぁと妄想 -- 名無しさん (2021-11-23 13:03:09) - 一世を風靡したり、レーベルの看板作家だった人が急速に才能枯れて打ち切りになるってパターンもある。これがめっちゃ悲しい。 -- 名無しさん (2021-11-23 16:32:09) - ノクターン発の『淫靡な洞窟のその奥で』は、電子18禁で書籍化されつつダッシュエックスでも展開した珍しい作品だが、ダッシュ版は一区切りの所で打ち切られた。まあひたすらリョナだしなあ…。 -- 名無しさん (2022-06-29 14:05:49) - こう見ると色々と敷居が低くなったことによって弊害が起きたという感じがするなー。 -- 名無しさん (2022-06-29 22:40:30) - 作者不祥事にチートスレイヤー追加すれば良いんじゃね -- 名無しさん (2022-06-30 06:46:26) - ラノベ系ってアニメ化に至ってもアニメで完結までやるのって本当に選ばれた -- 名無しさん (2022-07-12 22:54:51) - ↑途中送信失礼 -- 名無しさん (2022-07-12 22:55:11) - 電撃はアニメ化すると打ち切り作品の続きを出せたりしたけれど、あれ今でもやってるんだろうか。 -- 名無しさん (2022-09-07 13:15:45) - ↑3 「そもそも漫画も含めて1~2クールで原作ラストまで行けるような作品以外最後までやらない方が圧倒的に多い」(あくまで連載中作品の販促が目的の為)、「ラノベは小説という媒体である以上1冊分アニメ化するだけで結構な尺を要するので、アニメ化するほど人気がある(=冊数が出てる)作品を全部アニメ化しようとすると1年やっても無理」辺りの理由があるから完結までアニメ化はまず無理 -- 名無しさん (2022-09-07 14:22:26) - スレイヤーズ第3部、作者が「全然筆が進まない」って言ってるから下手するとこのまま打ち切り状態になりそう。 -- 名無しさん (2022-11-12 09:28:33) - 打ち切りとレーベル自体が消滅して続刊が出ないって、果たしてどっちがましなんだろう。 -- 名無しさん (2022-12-07 00:06:33) - 打ち切りかすら分からない六花の勇者、未だに出てくれる筈だと信じて待ってる -- 名無しさん (2022-12-07 10:11:32) - ↑2 後者の方がマシと思われる。余程の事が無い限りは別レーベルに移籍したり、リメイク版の再販売をしやすいだろうし。 -- 名無しさん (2022-12-09 17:03:27) - ↑4 それは昔からいってる。だからいつもの奴と思っとけば大丈夫だ。多分…… -- 名無しさん (2023-01-04 13:11:01) - ラノベに限ったことじゃないけど誌面で連載してるわけじゃない上にストーリーのスケールが小さいと打ち切りかどうかもよくわかんなかったりする。(唐突に終わったな?いやこんなもんか?こんなもんな気がする…)miたいな -- 名無しさん (2023-02-28 14:57:44) - ずっと上に挙がったウィザーズ・ブレインだって9年ぶりの続刊発売が決まった(けどまだ終わらない)ので、本当小説系は打ち切りか筆遅いのかの判断が難しい…。 -- 名無しさん (2023-03-01 08:21:45) - 風の白猿神、「二巻の原稿を受け取ったってドラマガの記事を一巻が出た数年後に見た」って見かけたがホントだろうか? -- 名無しさん (2023-03-23 18:40:50) - ISが出版社から「もう書かなくていいよ」と言われたらしいけど本当か…? -- 名無しさん (2023-06-18 06:05:50) - まるマももう無理なのかな -- 名無しさん (2023-09-13 09:56:25) - 原作が打ち切られないか→作者のモチベが続くか→作者も読者の側が健康か→それなりに納得させて完結させてくれるか 以上のハードルが待ち構えている -- 名無しさん (2023-10-03 20:39:38) - 渡瀬草一郎さんが夜霧と今夜の化猫堂(原題)で編集に振り回された挙句、売り上げは悪くなかったのに1巻打ち切り&電子版でのみの続刊も拒否されたって流れ、編集がらみのラノベ打ち切りとしては相当な部類だとは思うけど、追加するならカテゴリも必要になるかな…? -- 名無しさん (2023-10-12 19:45:01) - 今は未だムリだけど将来的にはAiに既刊を読み込んでAiに続きを書かせるとかできるようになるかな -- 名無しさん (2023-10-16 06:44:39) - 『甘城ブリリアントパーク』も一世を風靡したけど、最近では打ち切り作品に突っ込みかかってますね…あれ以上話を書くの無理なんじゃねぇかなぁ… -- 名無しさん (2023-11-21 12:31:32) - ↑1 ただでさえ難航してた上に京アニ事件のメンタルダメージが大きかったらしい 仮に出ても相当先になりそう -- 名無しさん (2024-02-14 17:11:10) #comment #areaedit(end) }

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