魔界戦記ディスガイア5

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&font(#6495ED){登録日}:2021/09/16 Thu 23:52:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){&color(purple){魔帝ヴォイドダークによる全魔界消滅の危機――}} &bold(){&color(purple){この有史以来最大規模の魔界戦争が、瞬く間に燃え広がり、そして一夜のうちに}} &bold(){&color(purple){幕を閉じたという事実に後世の歴史家たちは、頭を悩ませることとなる。}} &bold(){&color(purple){ある者には勝者なき戦争、ある者には英雄なき戦争と評されたこの戦いの真実は、}} &bold(){&color(purple){現在もなお、謎に包まれている……。}} } *概要 [[日本一ソフトウェア]]より発売されたSRPGで、『[[ディスガイア>魔界戦記ディスガイア]]』シリーズの5作目(非ナンバリングの『[[D2>ディスガイア D2]]』を含めれば6作目)。 [[PlayStation4]]版が2015年3月26日、[[Nintendo Switch]]版が2017年3月3日、[[Steam]]版が2018年10月23日に発売。 Switch、Steam版はPS4版のDLCが全て実装されているため、現在購入するならそれらを推奨。 テーマは「復讐と反逆」であり、シリーズの中ではシリアス色の強い作風となっている。 それもあってかD2以前はAであったCEROがBに上がった。&font(l){というか、夜魔族みたいなキャラを出しておいてAでいられたそれまでがおかしい。} 時系列としては1よりも過去の物語となっている((本編ではとあるキャラの後日談で匂わされている程度だが、後にディスガイアRPGのメインストーリー内で明言された。))ため、旧作キャラはDLC以外では登場しない。 もちろんシリーズ特有のやり込み要素も更に進化している。 ディスガイア6ではグラフィックが3Dに移行したため、今作が(初代のRefine版を除けば)最後の2Dディスガイアとなった。 *登場人物 ●キリア(声:[[宮野真守]]) ヴォイドダークと深い因縁があり、復讐を志す青年悪魔。仲間を作って戦うことを嫌っている。 冷たく影のある雰囲気だが、ロストに苦しめられる者を見過ごせない優しさも持つ。 カロリー消費が激しい体質で、隙があればどこでも(それこそ戦闘中であっても)食事をとろうとする。 料理の腕前はかなりのもので、様々な高級食材をどこからともなく調達しては周囲をうならせている。 #region その正体はかつて氷血魔界で恐れられた&bold(){暴虐の魔王キリディア}。 異様な大食は自身の破壊衝動を抑えるためでもあった。 かつて氷血魔界の魔王として最強の座に立つも、ゴルディオンとの戦いに敗北し、彼の弟子にさせられる。 彼とヴォイドとリーゼロッタの家族として暮らし、超魔流を習うものの、最終奥義を習得できずに腐っていた。 しかしゴルディオンがヴォイドではなくキリアを超魔流の後継者にしようとした結果、キリアを殺そうとしたヴォイドからリーゼがキリアを庇い死亡。 以後ヴォイドダークへの復讐を果たすべく放浪の身となった。 次第に自分自身の破壊衝動を抑えきれなくなっていったが(それによって食事量も更に増えていった)、 過去の自分を否定するのではなく過去を受け入れて乗り越えることを決意し、超魔流の最終奥義と新たな魔奥義を習得した。 #endregion ●セラフィーヌ(声:ブリドカットセーラ恵美) 三界一の富を誇る絢爛魔界の姫魔王。 悪魔でありながら天使(セラフ)の名を持つが、これは「天使の皮を被った悪魔のような魔性の女になって欲しい」という父の願いから名付けられた。 この世の男は自分にかしずくために存在していると本気で思っている。 父親が勝手にヴォイドダークとの政略結婚を決めたことに腹を立てて家出。ヴォイドダークを抹殺しようと考えている。 機嫌が悪くなるとすぐさま銃をぶっぱなす癖があり、よくレッドマグナスとゼロッケンが被害にあっている。 金持ちの割には金勘定にはドケチレベルで厳格。 #region 実は絢爛魔界はヴォイドダークへの対策として全財産を投げ売って魔界を地下シェルター化しており、財政破綻していた。 一度は金がなくなった自分の価値を見失うものの、金より大事なものがあると知って吹っ切れた。 #endregion ●レッドマグナス(声:[[子安武人]]) 凶暴な悪魔が集結する灼熱魔界の魔王。「超絶」が口癖。 野生的で力こそすべてと信じ、ヴォイドダークを倒すことで最強の魔王になろうとしている。 セラフィーヌを「セラ」、クリストを「クリ坊」、ゼロッケンを「ゼロ」、ウサリアを「ウサ公」など他人を仇名で呼ぶ。 見た目と声は似ているが[[ゼタ様>ゼタ(ファントム・キングダム)]]とはあまり似ていない…のだが作り手もわかっているのか合体技があったりする。 #region 実は昼寝をしている最中に灼熱魔界をマジョリタに滅ぼされていた。 …のだが実際は部下のポンチョス達からあまりの横暴さに愛想を尽かされており、部下達はロストに下っていた。 それを知った直後は部下達を恨んでいたが、キリアの指摘から本当は自分の不甲斐なさと弱さに苛立っていたことに気付き、己を改める。 部下達とも和解し、王に相応しくなるために態度を改める。その際に一人称も「俺様」から「俺」に変わった。 #endregion ●クリスト(声:間島淳司) &font(l){猿}さる巨大魔界に所属する魔王の一人。 キリアが持つ巨大な潜在魔力に目をつけて、自分にスパイ疑惑をかけて陥れた相手を見返すべくヴォイドダーク暗殺に利用しようと企んでいる。 軍師・参謀としての能力に秀でており、勝利のためなら手段を選ばない。 謎の「上司」と隠れて通信を行っており、上司の軽い態度にはいつも振り回されている。 魔王でありながら魔界の常識を欠いている部分がある。 #region その正体は天使であり、角はただの飾りである。クリストというのも本名ではなくコードネーム。 当初は悪魔らしくない思いやりを持つキリア達に戸惑いを持っていたが、次第に悪魔に対しての偏見を克服していく。 一連の戦乱が終息した後は天界に戻り、天使長を経て大天使へと昇格した。 その声や経歴からすると彼の正体は恐らく…。 #endregion ●ゼロッケン(声:[[柿原徹也]]) 伝説の大魔拳ゴルディオンの弟子を名乗って、ロストを相手に孤軍奮闘する小さな魔王。 ロストと戦うキリアたちの前に現れては、頼みもしないのに助けようとする。 お調子者の一面もあり、相手の素性によって態度を変える小も…柔軟な思考回路の持ち主。 当初はゴルディオンと同じ技を使うキリアを盗人扱いしていたが、キリアがゴルディオンの弟子である事を知ると態度を改め、兄弟子として強い敬意を持つようになる。 しかしその声で「兄貴」って言われると[[ドリルで天を突いてそうな…>シモン(グレンラガン)]] #region 実は魔王ではなくただの下級悪魔であり、ゴルディオンの弟子というのも嘘。 ヴォイドダークに故郷を滅ぼされ生きるために従属することになり、囚人の世話係をしていたところに負傷したゴルディオンが収監され、彼の世話を行った。 元々ゴルディオンに憧れていたゼロッケンは親身に世話をし、その過程で超魔流を教わった。 未熟で臆病だった自分を克服し、キリアと共同で超魔流最終奥義「無明神水」を会得した。 #endregion ●ウサリア(声:[[明坂聡美]]) 争いを好まない悪魔たちが集まる兎兎魔界の跡取り娘。 悪魔とは思えない優しくて素直な性格。 マジョリタによって苦手なカレーを食べ続けなければ凶暴化し死に至る呪いをかけられている(逆に好物であるニンジンを食べると呪いが促進する)が、 今ではカレーが好物となっている。 #region 呪いをかけられた当初、母親がウサリアでも食べやすいように工夫を凝らして作った甘口カレーを「まずい」と言ってしまい、 それが両親との最後の会話になってしまったことを後悔していたが、その甘口カレーのレシピを死人化した兎兎魔界の兵士から渡されて母の想いを知り、 死人化しながらもマジョリタに逆らってウサリアを守った両親の姿を見て自分を責めるのを止め、呪いを力に変えた。 #endregion ●ヴォイドダーク(声:山本匠馬) 最強最悪の魔帝として全魔界にその名を轟かせるロスト軍の最高指揮者。 その苛烈な野心はとどまるところを知らず、強大な魔力を背景に、次々と魔界を支配下に収めている。 性格は冷酷かつ残忍で、配下さえ自分の手駒としか考えていない。 #region かつてキリアと共にゴルディオンに超魔流を学んだ兄弟子である。 父ゴルディオンが自分ではなくキリアを超魔流の後継者にしようとしたことを認められず、キリアを殺害しようとするものの、 姉リーゼロッタはキリアを庇って瀕死の状態に陥る。 彼が膨大な魔力を欲していたのも、全ては姉を生き返らせるためであった。 後日談ではダークの部分が分離してただのシスコンと化している。 #endregion ●マジョリタ(声:[[潘めぐみ]]) ヴォイドダークに忠誠を誓う魔将軍の一人。 死霊術に精通し、使えないものは味方だろうと容赦なく殺して死人として甦らせキル&リサイクルする。 戦災孤児であり、ヴォイドダークに従うのも悪魔の理想郷を作るためだと信じている。 #region 終盤、ヴォイドダークに魔奥義を奪われて死亡するものの、後日談では「自分に呪いをかける」ことで復活。 だがウサリアが嫌いなカレーを食べないといけなくなったように、自分の望まないことをしなければいけない呪いにより、 「ウサリアの願いをかなえ続けないと死ぬ」状態になってしまい、キリア達の仲間として押しかける。 #endregion ●ブラッディス(声:岩崎征実) 魔将軍の一人で、その実力はヴォイドダークに次ぐと噂されている。 全身に鎧を纏っており、素顔を見せることはない。 強い相手と戦うことに密かな喜びを見出している。 #region その正体はヴォイドダークによって洗脳されたゴルディオン。 キリアとゼロッケンの手で洗脳が解けてからも解けていないフリをしてキリア達を敵の立場から導いた。 キリアが究極奥義「心羅万掌」を体得したことに満足して死亡した…と思いきや修羅次元の悪魔たちに回収されていた。 #endregion ●リーゼロッタ(声:[[愛美>愛美(声優)]]) キリアの記憶の中にある、穏やかな雰囲気を漂わせる謎の女性。愛称はリーゼ。 名前の由来となったリーゼの花を好んでおり、キリアは自分の精神を落ち着けるために冷凍保存したリーゼの花を持ち歩いている。 #region 実は死亡しておらず、ヴォイドがキリアから奪った氷刻のアルマの力で時間を止められていた。 一度はヴォイドの負の感情が入り込み、リーゼロッタ・ダークとなって全魔界を消滅させようとするものの、キリア達によって救出される。 #endregion *システム ■スカウト屋 過去作と違い、新規汎用ユニットを作成する際にマナではなく資金を消費する。 また、作成の際に資金を追加することで最初から高LVの状態で加入させることも可能となった。 ■クエスト屋 各種の条件を満たしてアイテム等の特典をもらえる。 魔物型汎用キャラも旧作と違って倒せば即スカウト可、とはならずクエスト条件を満たす必要がある。 ■カレー屋 カレーを食べることで数ステージの間様々な効果を得られる。 用意されたメニューもあるが、消費アイテムを投入してオリジナルカレーを作ることも出来る。 面倒臭がらなければ常時クリティカル率100%なんてこともできる。 ■魔界調査団 戦闘に出さないキャラクター(固有キャラは不可)を派遣することでアイテムや捕虜の収集が行える。 アイテムランク40の装備を入手するのにも活用できる。 ■イノセント牧場 イノセントを飼いならしてレベルを上げられる施設。発展させるとイノセントが生まれてくるようにもなる。 ■部隊編成 4の魔シンボル同様、キャラ間でチームを組ませて様々な恩恵を得られる。 捕虜を後援部隊として送ることで効果を強化できるが、一部は発展させすぎると逆に使いにくくなる(弱化の方法がない)ので注意。 ■捕虜と説得屋 戦闘や魔界調査で捕獲した捕虜を説得し、後援部隊に送ったり、魔力のエキスを抽出して能力アップに当てたりできる。 &font(l){「殴る」だの「断食」だのどう見ても拷問にしか見えないが説得屋が言うのだから説得である。} ■キャラ界 3や4と違い、すごろく式のミニゲームに変更された。 各マスに止まった際のイベントイラスト(原田たけひと氏ではなくタカムラマサヤ氏が担当)が場を和ませてくれる。 ■サブクラス そのキャラの本来のクラスとは別に一つクラスに付くことが出来る。当初は固有キャラ専用だったがアップデートで汎用キャラにも設定可能になった。 クラス熟練度の数が転生時のパラメータボーナスにも影響するので数多く習熟しておきたい。 ■リベンジモードと魔奥義 戦闘中に様々な行動でリベンジゲージが蓄積していき、最大になるとリベンジモードが発動する。 この状態では全特殊技のSPが1に固定、クリティカル率100%、被ダメージ25%軽減といった大きなメリットが得られる。 敵も使ってくるので注意が必要…だが、リベンジモードの敵を倒すと能力アップに使える力のカケラを落としていくので、慣れれば寧ろカモ同然。 また、固有キャラはリベンジモード中に「魔奥義」という専用技を使える。本編クリア後には汎用キャラにも議会で継承可能。 ■合体技 一部の固有キャラが隣接していると発動可能な合体技。 攻撃技だけでなく補助技もある。 ■サブ武器 メインの武器とは別にもう一つ武器を装備できるようになった。 僧侶や魔法剣士であれば魔法を使う時だけ杖に持ち替え、普段は剣や槍で戦うなどフレキシブルに対応できる。 ■魔物投げ 魔物型キャラでも投げられるようになったが、人間型キャラと違い持ち上げ続けることが出来ず、投げを選択した時点で対象が飛んでいく。 ■ラッキーボード アイテム界(と練武)に出現する、心底ムカつく言動と顔をしたウサギのゆるキャラのような生物。 経験値、マナ、ウェポンマスタリー等に対応したボードを掲げており(稀にボードがないハズレの個体もいる) 撃破することでそれらを得られるが、一撃で最大HP以上のダメージを与えないとダメージが無効化されてしまう。 ■修羅アイテム 今作の修羅で入手できるアイテムはアイコンがピンクがかっており、同名のアイテムでも通常のそれよりも遥かに高性能になっている。 (通常のクラウ・ソラスや魔剣良綱<<<修羅のさびた剣やレプリカソード、ぐらいの差がある) 追記・修正はカレーを食べながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 上がってたから気づいたけど今まで記事なかったのか。記事作成ありがてぇ… -- 名無しさん (2021-09-17 00:59:02) - 4を超す傑作と名高いよな -- 名無しさん (2021-09-17 07:44:36) - 面白かったんだが、最後セラフィーヌが可哀そうすぎてなぁ…… -- 名無しさん (2021-09-17 08:56:35) - セラフィーヌ本当に不憫よな…少しでも想いが報われてほしい -- 名無しさん (2021-09-17 12:46:52) - あんな状況でも自分のために仲間を売ろうとするセラフィーヌは悪魔の鑑、ブレ無さ過ぎほんといいキャラしてるわ。 -- 名無しさん (2021-09-18 06:26:26) - >夜魔族みたいなキャラを出しておいてAでいられたそれまでがおかしい。 初代のアニメも深夜アニメとして放送されてたし、今まで違和感が大きかった。そろそろ基準が厳しくなってきたんだなって思う -- 名無しさん (2021-09-18 19:56:51) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/09/16 Thu 23:52:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){&color(purple){魔帝ヴォイドダークによる全魔界消滅の危機――}} &bold(){&color(purple){この有史以来最大規模の魔界戦争が、瞬く間に燃え広がり、そして一夜のうちに}} &bold(){&color(purple){幕を閉じたという事実に後世の歴史家たちは、頭を悩ませることとなる。}} &bold(){&color(purple){ある者には勝者なき戦争、ある者には英雄なき戦争と評されたこの戦いの真実は、}} &bold(){&color(purple){現在もなお、謎に包まれている……。}} } *概要 [[日本一ソフトウェア]]より発売されたSRPGで、『[[ディスガイア>魔界戦記ディスガイア]]』シリーズの5作目(非ナンバリングの『[[D2>ディスガイア D2]]』を含めれば6作目)。 [[PlayStation4]]版が2015年3月26日、[[Nintendo Switch]]版が2017年3月3日、[[Steam]]版が2018年10月23日に発売。 Switch、Steam版はPS4版のDLCが全て実装されているため、現在購入するならそれらを推奨。 テーマは「復讐と反逆」であり、シリーズの中ではシリアス色の強い作風となっている。 それもあってかD2以前はAであったCEROがBに上がった。&font(l){というか、夜魔族みたいなキャラを出しておいてAでいられたそれまでがおかしい。} 時系列としては1よりも過去の物語となっている((本編ではとあるキャラの後日談で匂わされている程度だが、後にディスガイアRPGのメインストーリー内で明言された。))ため、旧作キャラはDLC以外では登場しない。 もちろんシリーズ特有のやり込み要素も更に進化している。 ディスガイア6ではグラフィックが3Dに移行したため、今作が(初代のRefine版を除けば)最後の2Dディスガイアとなった。 *登場人物 ●キリア(声:[[宮野真守]]) ヴォイドダークと深い因縁があり、復讐を志す青年悪魔。仲間を作って戦うことを嫌っている。 冷たく影のある雰囲気だが、ロストに苦しめられる者を見過ごせない優しさも持つ。 カロリー消費が激しい体質で、隙があればどこでも(それこそ戦闘中であっても)食事をとろうとする。 料理の腕前はかなりのもので、様々な高級食材をどこからともなく調達しては周囲をうならせている。 #region その正体はかつて氷血魔界で恐れられた&bold(){暴虐の魔王キリディア}。 異様な大食は自身の破壊衝動を抑えるためでもあった。 かつて氷血魔界の魔王として最強の座に立つも、ゴルディオンとの戦いに敗北し、彼の弟子にさせられる。 彼とヴォイドとリーゼロッタの家族として暮らし、超魔流を習うものの、最終奥義を習得できずに腐っていた。 しかしゴルディオンがヴォイドではなくキリアを超魔流の後継者にしようとした結果、キリアを殺そうとしたヴォイドからリーゼがキリアを庇い死亡。 以後ヴォイドダークへの復讐を果たすべく放浪の身となった。 次第に自分自身の破壊衝動を抑えきれなくなっていったが(それによって食事量も更に増えていった)、 過去の自分を否定するのではなく過去を受け入れて乗り越えることを決意し、超魔流の最終奥義と新たな魔奥義を習得した。 #endregion ●セラフィーヌ(声:ブリドカットセーラ恵美) 三界一の富を誇る絢爛魔界の姫魔王。 悪魔でありながら天使(セラフ)の名を持つが、これは「天使の皮を被った悪魔のような魔性の女になって欲しい」という父の願いから名付けられた。 この世の男は自分にかしずくために存在していると本気で思っている。 父親が勝手にヴォイドダークとの政略結婚を決めたことに腹を立てて家出。ヴォイドダークを抹殺しようと考えている。 機嫌が悪くなるとすぐさま銃をぶっぱなす癖があり、よくレッドマグナスとゼロッケンが被害にあっている。 金持ちの割には金勘定にはドケチレベルで厳格。 #region 実は絢爛魔界はヴォイドダークへの対策として全財産を投げ売って魔界を地下シェルター化しており、財政破綻していた。 一度は金がなくなった自分の価値を見失うものの、金より大事なものがあると知って吹っ切れた。 #endregion ●レッドマグナス(声:[[子安武人]]) 凶暴な悪魔が集結する灼熱魔界の魔王。「超絶」が口癖。 野生的で力こそすべてと信じ、ヴォイドダークを倒すことで最強の魔王になろうとしている。 セラフィーヌを「セラ」、クリストを「クリ坊」、ゼロッケンを「ゼロ」、ウサリアを「ウサ公」など他人を仇名で呼ぶ。 見た目と声は似ているが[[ゼタ様>ゼタ(ファントム・キングダム)]]とはあまり似ていない…のだが作り手もわかっているのか合体技があったりする。 #region 実は昼寝をしている最中に灼熱魔界をマジョリタに滅ぼされていた。 …のだが実際は部下のポンチョス達からあまりの横暴さに愛想を尽かされており、部下達はロストに下っていた。 それを知った直後は部下達を恨んでいたが、キリアの指摘から本当は自分の不甲斐なさと弱さに苛立っていたことに気付き、己を改める。 部下達とも和解し、王に相応しくなるために態度を改める。その際に一人称も「俺様」から「俺」に変わった。 #endregion ●クリスト(声:間島淳司) &font(l){猿}さる巨大魔界に所属する魔王の一人。 キリアが持つ巨大な潜在魔力に目をつけて、自分にスパイ疑惑をかけて陥れた相手を見返すべくヴォイドダーク暗殺に利用しようと企んでいる。 軍師・参謀としての能力に秀でており、勝利のためなら手段を選ばない。 謎の「上司」と隠れて通信を行っており、上司の軽い態度にはいつも振り回されている。 魔王でありながら魔界の常識を欠いている部分がある。 #region その正体は天使であり、角はただの飾りである。クリストというのも本名ではなくコードネーム。 当初は悪魔らしくない思いやりを持つキリア達に戸惑いを持っていたが、次第に悪魔に対しての偏見を克服していく。 一連の戦乱が終息した後は天界に戻り、天使長を経て大天使へと昇格した。 その声や経歴からすると彼の正体は恐らく…。 #endregion ●ゼロッケン(声:[[柿原徹也]]) 伝説の大魔拳ゴルディオンの弟子を名乗って、ロストを相手に孤軍奮闘する小さな魔王。 ロストと戦うキリアたちの前に現れては、頼みもしないのに助けようとする。 お調子者の一面もあり、相手の素性によって態度を変える小も…柔軟な思考回路の持ち主。 当初はゴルディオンと同じ技を使うキリアを盗人扱いしていたが、キリアがゴルディオンの弟子である事を知ると態度を改め、兄弟子として強い敬意を持つようになる。 しかしその声で「兄貴」って言われると[[ドリルで天を突いてそうな…>シモン(グレンラガン)]] #region 実は魔王ではなくただの下級悪魔であり、ゴルディオンの弟子というのも嘘。 ヴォイドダークに故郷を滅ぼされ生きるために従属することになり、囚人の世話係をしていたところに負傷したゴルディオンが収監され、彼の世話を行った。 元々ゴルディオンに憧れていたゼロッケンは親身に世話をし、その過程で超魔流を教わった。 未熟で臆病だった自分を克服し、キリアと共同で超魔流最終奥義「無明神水」を会得した。 #endregion ●ウサリア(声:[[明坂聡美]]) 争いを好まない悪魔たちが集まる兎兎魔界の跡取り娘。 悪魔とは思えない優しくて素直な性格。 マジョリタによって苦手なカレーを食べ続けなければ凶暴化し死に至る呪いをかけられている(逆に好物であるニンジンを食べると呪いが促進する)が、 今ではカレーが好物となっている。 #region 呪いをかけられた当初、母親がウサリアでも食べやすいように工夫を凝らして作った甘口カレーを「まずい」と言ってしまい、 それが両親との最後の会話になってしまったことを後悔していたが、その甘口カレーのレシピを死人化した兎兎魔界の兵士から渡されて母の想いを知り、 死人化しながらもマジョリタに逆らってウサリアを守った両親の姿を見て自分を責めるのを止め、呪いを力に変えた。 #endregion ●ヴォイドダーク(声:山本匠馬) 最強最悪の魔帝として全魔界にその名を轟かせるロスト軍の最高指揮者。 その苛烈な野心はとどまるところを知らず、強大な魔力を背景に、次々と魔界を支配下に収めている。 性格は冷酷かつ残忍で、配下さえ自分の手駒としか考えていない。 #region かつてキリアと共にゴルディオンに超魔流を学んだ兄弟子である。 父ゴルディオンが自分ではなくキリアを超魔流の後継者にしようとしたことを認められず、キリアを殺害しようとするものの、 姉リーゼロッタはキリアを庇って瀕死の状態に陥る。 彼が膨大な魔力を欲していたのも、全ては姉を生き返らせるためであった。 後日談ではダークの部分が分離してただのシスコンと化している。 #endregion ●マジョリタ(声:[[潘めぐみ]]) ヴォイドダークに忠誠を誓う魔将軍の一人。 死霊術に精通し、使えないものは味方だろうと容赦なく殺して死人として甦らせキル&リサイクルする。 戦災孤児であり、ヴォイドダークに従うのも悪魔の理想郷を作るためだと信じている。 #region 終盤、ヴォイドダークに魔奥義を奪われて死亡するものの、後日談では「自分に呪いをかける」ことで復活。 だがウサリアが嫌いなカレーを食べないといけなくなったように、自分の望まないことをしなければいけない呪いにより、 「ウサリアの願いをかなえ続けないと死ぬ」状態になってしまい、キリア達の仲間として押しかける。 #endregion ●ブラッディス(声:岩崎征実) 魔将軍の一人で、その実力はヴォイドダークに次ぐと噂されている。 全身に鎧を纏っており、素顔を見せることはない。 強い相手と戦うことに密かな喜びを見出している。 #region その正体はヴォイドダークによって洗脳されたゴルディオン。 キリアとゼロッケンの手で洗脳が解けてからも解けていないフリをしてキリア達を敵の立場から導いた。 キリアが究極奥義「心羅万掌」を体得したことに満足して死亡した…と思いきや修羅次元の悪魔たちに回収されていた。 #endregion ●リーゼロッタ(声:[[愛美>愛美(声優)]]) キリアの記憶の中にある、穏やかな雰囲気を漂わせる謎の女性。愛称はリーゼ。 名前の由来となったリーゼの花を好んでおり、キリアは自分の精神を落ち着けるために冷凍保存したリーゼの花を持ち歩いている。 #region 実は死亡しておらず、ヴォイドがキリアから奪った氷刻のアルマの力で時間を止められていた。 一度はヴォイドの負の感情が入り込み、リーゼロッタ・ダークとなって全魔界を消滅させようとするものの、キリア達によって救出される。 #endregion *システム ■スカウト屋 過去作と違い、新規汎用ユニットを作成する際にマナではなく資金を消費する。 また、作成の際に資金を追加することで最初から高LVの状態で加入させることも可能となった。 ■クエスト屋 各種の条件を満たしてアイテム等の特典をもらえる。 魔物型汎用キャラも旧作と違って倒せば即スカウト可、とはならずクエスト条件を満たす必要がある。 ■カレー屋 カレーを食べることで数ステージの間様々な効果を得られる。 用意されたメニューもあるが、消費アイテムを投入してオリジナルカレーを作ることも出来る。 面倒臭がらなければ常時クリティカル率100%なんてこともできる。 ■魔界調査団 戦闘に出さないキャラクター(固有キャラは不可)を派遣することでアイテムや捕虜の収集が行える。 アイテムランク40の装備を入手するのにも活用できる。 ■イノセント牧場 イノセントを飼いならしてレベルを上げられる施設。発展させるとイノセントが生まれてくるようにもなる。 ■部隊編成 4の魔シンボル同様、キャラ間でチームを組ませて様々な恩恵を得られる。 捕虜を後援部隊として送ることで効果を強化できるが、一部は発展させすぎると逆に使いにくくなる(弱化の方法がない)ので注意。 ■捕虜と説得屋 戦闘や魔界調査で捕獲した捕虜を説得し、後援部隊に送ったり、魔力のエキスを抽出して能力アップに当てたりできる。 &font(l){「殴る」だの「断食」だのどう見ても拷問にしか見えないが説得屋が言うのだから説得である。} ■キャラ界 3や4と違い、すごろく式のミニゲームに変更された。 各マスに止まった際のイベントイラスト(原田たけひと氏ではなくタカムラマサヤ氏が担当)が場を和ませてくれる。 ■サブクラス そのキャラの本来のクラスとは別に一つクラスに付くことが出来る。当初は固有キャラ専用だったがアップデートで汎用キャラにも設定可能になった。 クラス熟練度の数が転生時のパラメータボーナスにも影響するので数多く習熟しておきたい。 ■リベンジモードと魔奥義 戦闘中に様々な行動でリベンジゲージが蓄積していき、最大になるとリベンジモードが発動する。 この状態では全特殊技のSPが1に固定、クリティカル率100%、被ダメージ25%軽減といった大きなメリットが得られる。 敵も使ってくるので注意が必要…だが、リベンジモードの敵を倒すと能力アップに使える力のカケラを落としていくので、慣れれば寧ろカモ同然。 また、固有キャラはリベンジモード中に「魔奥義」という専用技を使える。本編クリア後には汎用キャラにも議会で継承可能。 ■合体技 一部の固有キャラが隣接していると発動可能な合体技。 攻撃技だけでなく補助技もある。 ■サブ武器 メインの武器とは別にもう一つ武器を装備できるようになった。 僧侶や魔法剣士であれば魔法を使う時だけ杖に持ち替え、普段は剣や槍で戦うなどフレキシブルに対応できる。 ■魔物投げ 魔物型キャラでも投げられるようになったが、人間型キャラと違い持ち上げ続けることが出来ず、投げを選択した時点で対象が飛んでいく。 ■ラッキーボード アイテム界(と練武)に出現する、心底ムカつく言動と顔をしたウサギのゆるキャラのような生物。 経験値、マナ、ウェポンマスタリー等に対応したボードを掲げており(稀にボードがないハズレの個体もいる) 撃破することでそれらを得られるが、一撃で最大HP以上のダメージを与えないとダメージが無効化されてしまう。 ■修羅アイテム 今作の修羅で入手できるアイテムはアイコンがピンクがかっており、同名のアイテムでも通常のそれよりも遥かに高性能になっている。 (通常のクラウ・ソラスや魔剣良綱<<<修羅のさびた剣やレプリカソード、ぐらいの差がある) 追記・修正はカレーを食べながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 上がってたから気づいたけど今まで記事なかったのか。記事作成ありがてぇ… -- 名無しさん (2021-09-17 00:59:02) - 4を超す傑作と名高いよな -- 名無しさん (2021-09-17 07:44:36) - 面白かったんだが、最後セラフィーヌが可哀そうすぎてなぁ…… -- 名無しさん (2021-09-17 08:56:35) - セラフィーヌ本当に不憫よな…少しでも想いが報われてほしい -- 名無しさん (2021-09-17 12:46:52) - あんな状況でも自分のために仲間を売ろうとするセラフィーヌは悪魔の鑑、ブレ無さ過ぎほんといいキャラしてるわ。 -- 名無しさん (2021-09-18 06:26:26) - >夜魔族みたいなキャラを出しておいてAでいられたそれまでがおかしい。 初代のアニメも深夜アニメとして放送されてたし、今まで違和感が大きかった。そろそろ基準が厳しくなってきたんだなって思う -- 名無しさん (2021-09-18 19:56:51) #comment(striction) #areaedit(end) }

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