メタリックチャイルド

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&font(#6495ED){登録日}:2021/09/23 Thu 01:43:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『&bold(){メタリックチャイルド}』は、インディーゲーム企業STUDIO HG製作の[[ローグライトアクションゲーム>ローグライクゲーム]]。公式によるジャンルはローグライト・コアアクションゲーム。 販売元はCREST。 2021年09月16日に[[Nintendo Switch]]、Steam版が発売。Switchでは通常版の他、豪華特典を満載した特装版 SCARLET EDITIONもリリースされた。 PS4版も発売予定。 リリースに際し、アニメ製作会社のTRIGGERによるアニメーションPVも公開されている。 PVのテーマソングはゲームで主演を務める大空直美の「MOTHER」。フル音源は特装版付属のサウンドトラックCD、並びにSwitch通常版の早期店舗特典CDに収録されている。 *【ストーリー】 宇宙空間での研究・開発を目的とする宇宙船「ライフストリーム号」でロボット達の反乱が発生。 船を地球に墜落させようとするロボット達の企てを阻止するために、アンドロイドの少女・ロナは立ち上がるが敗北。半壊させられた挙句に自立行動まで取れなくなってしまう。 偶然にもロナと通信が繋がった「あなた」は遠隔でロナをコントロールし反乱を阻止し、その真相を掴むため協力することになる。 *【用語】 ・&bold(){メタリックチャイルド} 主人公のロナやボス達が該当する、人間に近い心を持ったアンドロイド。 子供のいない家庭向けに販売する前提で開発が進められていたが、高度な演算能力の搭載・維持に必要な燃料費に莫大なコストがかかり想定したターゲット層では購入不可能と試算され計画は頓挫。 それ以降は、それぞれ目的とした作業に特化させつつ、かつ戦闘機能を組み込み兵器として運用する方向にシフトした。 ロナより後に開発されたファイラ達が、総じて人間離れした外見をしているのはそのため。 ・&bold(){コアエネルギー} メタリックチャイルドの燃料費問題の解決のために開発された新エネルギー。 ロナより後に開発されたメタリックチャイルドにはコアジェム、ロボット達にはミニコアとして動力源として利用されている。 反乱後、パンによってライフストリーム号の動力源もコアジェムに対応できるよう改造された。 このコアジェムをライフストリーム号に充填する事でエンジンを再起動し、墜落を阻止するのが本作の大きな目的。だがそのためにはメタリックチャイルド達が持つコアジェムを奪取しなければならない。 ・&bold(){ライフストリーム号} 地球のとある株式会社が所有する大型宇宙船。 船内の研究所ではロボット工学を始め、物理学、生物学など様々な分野の研究開発が行われている。また一部の区画は民間人向けに一般公開もされており、そこにはカジノなどの娯楽施設が存在している模様。 本編開始の数日前に突如ロボット達による反乱が発生。瞬く間に船内は制圧され、さらにエンジンの動力エネルギーまでがカットされてしまい、現在重力に引かれて地球に墜落しつつある状態となっている。 もしその勢いのまま地上に衝突すれば、地球全体の約3分の2が壊滅すると目算されている。 *【ゲームシステム】 見下ろし視点の3Dアクションゲーム。 基本となる流れは典型的なローグライトで、挑戦する度に変わるステージ道中で武器や能力を獲得し最奥のボスを目指し、敗北またはクリアして拠点に戻るとチップ(お金)を除いて道中で手に入れたアイテムや能力はリセットされる。 特徴的なのは&bold(){ボスに挑戦する順番を自由に選べる点}。ロックマンをイメージして貰えばわかりやすいだろうか。ボスを倒すとそれぞれ固有のMCスキルも解禁される。 最初に挑戦するボス・初期武器2つ・(解禁済みなら)MCスキルを選択するとステージに移動する。 ステージは4階層のフロアからなる。フロアは複数の部屋で区切られており、各部屋に出現する雑魚敵を全滅させると報酬が手に入り次の部屋に進める。 ネスト部屋からボス部屋に移動でき、中ボスを撃破すると次のフロアに進む。これを繰り返し大ボスのメタリックチャイルドの撃破が目標となる。 ネスト発見時点でボス部屋にには進めるが、全部屋制圧し探索度を100%にしてから進むとボス前に高品質な補給ボックスを開けることができる。 例外として専用の乗り物に乗ったシューティングステージや第一フロアがリフトになっていてリソース管理要素のあるステージもある。 拠点では探索中に手に入れたチップを使い、ロナの基礎ステータスの底上げやカスタムパーツを解放できる。 **■基本操作 基本となる行動は、通常攻撃・ジャンプ・ローリング(ガード)・掴み・武器スキル・MCスキル。 通常攻撃はボタンを長押しするとチャージ攻撃に変化。チャージ攻撃は一部の敵が展開するシールドを剥がすのに必須となる。&s(){掴んで投げた方が早い} ローリング・掴み・武器スキルにはバッテリーを消費する。バッテリーは通常攻撃を敵に当てると回復する。 掴みは、敵を掴み一定時間後投げ飛ばす。基本的にはロナより大きな敵には使えない。 投げ飛ばすまでの間に方向を変えられる。掴んでいる敵は他の敵からの攻撃を防ぐ盾にもなり、壁や別の敵にぶつけると更にダメージを与えられる。 壁にぶつかり「ダウン状態」となった敵にさらに掴みかかると強力なダウン攻撃に派生する。掴み、ダウン攻撃共に強力だが隙も大きい。 また、HPゲージ下のテイクダウンゲージが満タンの状態だと「テイクダウン攻撃」に派生する。高威力かつ後述のスーパーコアの取得に必要なコアエネルギーも手に入る。 MCスキルはメタリックチャイルドを撃破するごとに解禁される。サポートメカの召喚や武装などボス固有の能力が発動。概ね強力だが発動に必要なMCエネルギーは回復手段が限られ乱発はできない。 **■装備 ・&bold(){武器} 素早く連撃を叩き込める&bold(){ガントレット}、隙はあるが威力が高めの&bold(){ハンマー}、ローリングがガードに変化する&bold(){ソード&シールド}の3系統が存在。 各系統の中でもランクが分かれ様々な種類があり、武器ごとに固有スキルが異なる。 入手時には某ライダーのアイテムような陽気な音声が流れる。 上記以外に一時的に装備可能な武器に、&bold(){キャノン}と&bold(){パワーボッツ}が存在。 キャノンは弾やボムを発射できるが、弾薬が尽きると自動的に解除される。 パワーボッツは一部の大型雑魚や中ボスと同型の強化外装。制限時間が設定されており尽きると解除される。 ・&bold(){ドローン} 自律して攻撃を行うサポートロボット。敵からミニコアを引き抜いた時に代わりに出現することがある。 制限時間があり尽きると消滅する。ミニコア同様コアチャージャーで強化可能。 ・&bold(){カスタムパーツ} ロナの外見を変化させる装備。拠点でのみ変更可能。 解禁にはメタリックチャイルドを1体撃破する必要がある。 メタリックチャイルドやNPC、コラボキャラクターを模しており、専用の能力が設定されている。 コラボキャラクターはそれぞれ専用の武器を装備できる。 **■ミニコア/スーパーコア &bold(){本作の目玉要素。}一定時間だけステータス変化や能力を付与するアイテム。 残骸が残った雑魚敵や補給ボックスなどから手に入る。敵から取れるものは取得した時点でランダムに効果が決まり強制的に装備される。補給ボックスから出たものは近付くと効果が見れる。 装備枠は3つで、3個装備している状態で新たに拾うと効果時間が少なくなったものと入れ替わる。 3枠埋めると&bold(){コアコネクト状態}になりコア及び武器スキルの性能が上昇する。 ・バグコア ミニコアのマイナス効果版。ミニコア同様一定時間で効果は切れるのだが、稀にウイルスコアに変異し効果が永続することがある。そうなると部屋制圧報酬で現れることがあるコアチャージャーで取り除くしかない。 マイナス効果と書いたが、ロナがピクセル風になったり頭部が210%巨大化するなど無害なものも存在。 当初はコアコネクトに使用出来なかったが、アプデで組み込めるようになった。 これによりデメリット効果を敢えて維持する戦略性も産まれた。 ・&bold(){スーパーコア} ミニコア同様プラス効果のある装備だが、こちらは効果時間が無く永続発動。 ミニコア取得時にはコアエネルギーも溜まり、ゲージが埋まるごとにスーパーコアを取得できる(最大10個)。 ゲージが溜まると、ランダムに4つ提示されその中から一つ選択できる。 性能の高いスーパーコアの選択にはバグコア/ウイルスコア取得時に手に入る「バグデータ」が必要になる。 *【キャラクター】 **■主要人物 ・&bold(){&color(orange,#EEEEEE){ロナ}} #center(){&bold(){&color(orange,#EEEEEE){私を操作して、私の使命に力を貸してください!}}} #center(){&bold(){&color(orange,#EEEEEE){あなただけが私の希望なんです…!}}} CV:[[大空直美]] 本作の主人公のメタリックチャイルド1号機の少女。「母」であるアイリーンとお揃いの銀髪をツインテールに束ねている。 反乱を止めようとして機能停止寸前まで破壊され偶然通信が届いた「あなた」に協力を求め遠隔コントロールを委ねる。 人間の少女とほぼ同じ性格・人格を搭載しており、基本的に生真面目で純粋だが、「あなた」やパンに対して時々冗談も言う。 プロトタイプのためコアジェムは搭載していないが、敵から奪ったミニコアを食べて能力をインストール可能。&font(l){生卵の味がするらしい} ・&bold(){&color(black,#EEEEEE){パン}} #center(){&bold(){&color(black,#EEEEEE){ロナをよろしくな}}} #center(){&bold(){&color(black,#EEEEEE){今、ロナを支えてあげられるのは僕たちしかいないんだから}}} CV:[[佐倉綾音]] ロナの友人のロボット。解析機能に秀でており主に拠点でのデータ復元作業を担う。 科学者たちに粗末に扱われるロナを間近で見ていたからか、人間に対してあまり良い感情を持っていない。 それは「あなた」に対しても例外ではなく、何かと当たりが強くなかなか信用しようとしない。 攻略失敗し拠点に戻った際にレコーD(研究員達の日記)かファンアートを1つ復元してくれる。 ・&bold(){あなた} プレイヤー自身。 「メタリックチャイルド」というゲームを起動したところ、所有するゲームハードが偶然ロナの通信と繋がり、さらになし崩し的に地球の危機を知ったため協力することになる。 容姿・性別・年齢等は全てプレイヤー次第だが、選択肢ではゲームの腕前に強い自信を感じさせる発言が多い。 ・&bold(){アイリーン} CV:[[三森すずこ]] メタリックチャイルド達を開発した天才ロボット工学者にして、ロナの生みの親。 ロナは幼少期の彼女自身をモデルに設計されており、それも含めて二人は人間と機械でありながら間違いなく「母娘」と呼べる間柄。 ライフストリーム号の搭乗員で唯一メタリックチャイルドのコントロール権限を持ち、そのため反乱の首謀者とされている人物。ロナはそんなの何かの間違いだと信じ、彼女との再会を望んでいる。 ・&bold(){エイデン} CV:[[緑川光]] アイリーン博士の助手。 アイリーンに才能を見込まれ唯一信頼されていた人物で、ロナからも叔父か兄のように慕われていた。 だが、同時に何やら悩みを抱えていたようで…? ・&bold(){ローカス} CV:田中秀幸 ライフストリーム号及び船内の研究所の最高責任者。 「ロボットは人間の役に立つ存在であるべき」という考えの持ち主で、メタリックチャイルドの戦闘利用への方針転換に関しアイリーンと諍いが絶えなかった。 アイリーンからは何かと「守銭奴」「金の亡者」呼ばわりされていたが、彼自身は「金で幸福や平和を維持できるなら安いもの」と一種の信念に基づいて研究所を管理していた。 **■探索中に出会うNPC ・&bold(){キャサリン} CV:[[甲斐田裕子]] アイリーンを一方的にライバル視する女性科学者。 自身のロボットでアイリーン製のロナを倒すことで実力を証明しようと考えており、探索中に遭遇すると強化改造したロボットをけしかけてくる。 当のロナは何かと自分やアイリーンに突っかかって来る彼女を苦手に思っていたらしい。 ちなみにロナやパン以外では珍しく「あなた」の存在を認知している登場人物。 ・&bold(){スライ} CV:山根綺 何者かとの取り引きのためにライフストリーム号に訪れ反乱に巻き込まれた武器商人。 探索開始地点にたまに現れ、ロボットに奪われた商品の武器の回収をロナに依頼。達成するとランダムな武器を報酬にくれる。 ・&bold(){シュレーディンガー} CV:長江里加 ロボットのデータ収集用ロボット。 任務中にバッテリー切れを起こしており探索中遭遇すると充電を依頼される。引き受けると雑魚敵が出現し、規定回数シュレーディンガーに投げ付けると依頼達成となる。 ・&bold(){ダビニ} CV:竹田海渡 ライフストリーム号の観光区画のカジノで働いていたディーラー。 中二病めいた独特の言い回しが特徴で闇に立ち向かうロナを応援するがロナからはダビニも闇側だと認識されている。 探索中遭遇すると、補給ボックスの二択を突き付けてくる。当たりの箱には武器やコアエナジーなど大量のアイテムが入っているが、ハズレを選ぶと爆発し大ダメージを受ける。 ・&bold(){トレヴァン} CV:新井良平 アフロが特徴的な科学者。ロナやアイリーン博士に対しても友好的だった。 反乱時、隕石に避難した際に未知のウイルスに感染し踊ることを止められない体になってしまった。隕石が地球に落ち感染が広まると人類の危機となると考えワクチンの開発を進めている。 探索開始地点にたまに現れ、ワクチンの材料の輸送をロナに依頼する。被弾を3回以下に抑え目標地点に到着すると依頼達成となる。 ・&bold(){ミアモ} CV:戸坂美月 メタリックチャイルドの噂を聞き付け船内に侵入した動画配信者。ロナの戦闘を流せばバズると考え配信に出演させようとする。 探索開始地点にたまに現れ、配信への出演を依頼する。依頼を引き受けるとカメラドローンが出現。カメラが映す敵を破壊するとスパチャの一部を貰える。 ・&bold(){生存者} CV:蟹江俊介 ロボットに襲われ重傷を負った船員。 遭遇するとフロア内のどこかにいる他の船員の救助を依頼される。 **■その他 ・&bold(){ルシオ} CV:[[齋藤彩夏]] 拠点にある高難度ミッションに挑戦できる設備「バーチャルミッション」のガイドA.I。 暴走しバーチャルミッションルームの管理権限を強奪。一度でもミッションに失敗したロボットは不完全と蔑み自爆させている。 **■メタリックチャイルド それぞれHPが半分を切ると発動する「セカンドギア・モード」という第二形態を持ち、より激しい攻撃を仕掛けてくるようになる。 ・&bold(){&color(#7FFFD4,red){ファイラ}} #center(){&bold(){&color(#7FFFD4,red){アイリーンはいつも、君が無限の可能性を秘めているメタリックチャイルドだって言っていたんだ}}} #center(){&bold(){&color(#7FFFD4,red){誰が一番可能性を秘めているのか、一度手合わせしてみようか!}}} CV:椎名ひかり 炎とボムの扱いに秀でたメタリックチャイルド。四足歩行のドラゴンのような下半身を持ち、両腕も竜の頭のような形状のバーナーになっている。 明朗で血の気が多く、戦闘をコミュニケーションだと認識している。ロナ曰く「一度火が付くと止まらない」性格。 メタリックチャイルド同士の戦いは無意味だと考えつつも、非戦闘用にも関わらずアイリーンが「無限の可能性を持つ」と評していたロナに興味を持ち戦いを挑む。 火炎を伴う飛びかかりや両腕からの火炎放射、胴体から投射するボムなどの攻撃を使用。一定時間ごとに爆弾以外で解除不可能な特殊なシールドを展開する。 セカンドギアモードでは、蛇型の自走ドローンを召喚して嗾けてくる。単純に敵が増えるので厄介だが、これらのドローンからはミニコアが入手可能。 手に入るMCスキルは自律して敵に攻撃するサポートメカを召喚する&bold(){ヒドラ・ウォーム}。 全MCスキル中屈指の使い勝手の良さを誇り、またステージ自体もそれほど難易度は高くないため最初に攻略するのがお勧め。 ・&bold(){&color(yellow,blue){ギガンティック}} #center(){&bold(){&color(yellow,blue){ふふふふ…コアジェムを差し上げるより、もっと良い案を思いつきました}}} #center(){&bold(){&color(yellow,blue){あなたが私と一緒に、ここで永遠に暮らすのです!}}} CV:[[内田彩]] 規格外に巨大なメタリックチャイルド。 ロナに対して過大な愛情を抱いており遭遇時も協力的だったが、ロナが自分ではなくコアジェムだけが目当てと気付いたことで態度を一変。ロナの手足を潰して手元に置こうとする。 平たく言えばヤンデレ。制作陣をして「収録中に怖くなった」と言わしめる内田氏の怪演は必聴。 彼女との戦闘は奥行きのないステージで行う少々特殊な形式。本体から分離した四腕に殴りつけたり挟み込んだりし、さらに頭上からレーザーを照射する。 セカンドギアモードでは全体的に動作が速くなり、肩のキャノンを展開して防御不能の砲撃を繰り出すようになる。 手に入るMCスキルはロナはシールドで守りを硬め、その間プレイヤーがキャノンを操作して砲撃する&bold(){ディフェンスシューター}。 ・&bold(){&color(orange,black){グレイバー}} #center(){&bold(){&color(orange,black){めんどい…めんどい…めんどい…めんどい…めんどい…めんどい…}}} #center(){&bold(){&color(orange,black){ん…今気づいたんだけど…あんたさえ居なければ、もう面倒ごとに巻き込まれないで済むよね…?}}} CV:[[本渡楓]] 隕石内部Aエリアの掘削を担当していたメタリックチャイルド。 ダウナーな物腰が示す通り怠惰で他人の干渉を嫌い、しかも面倒ごとを持ち込まれたと判断するとブチ切れる面倒な性格。&s(){何故こいつに掘削任務を任せたのか。} それは姉妹機であるロナに対してすら例外ではなく、彼女を消してしまえば楽になると戦闘を挑む。 細身の外見には似つかわしくないパワーの持ち主。岩盤採掘用の巨腕を武器とし、地中に潜り攻撃設備を併用した奇襲を得意とする。 セカンドギアモードでは天井を破壊し、無数の落石を降らせてくる。 手に入るMCスキルは無数の落石を起こす&bold(){メテオ}。 ・&bold(){&color(black,#7FFFD4){フェイスレス}} #center(){&bold(){&color(black,#7FFFD4){己ノ選択ヲ信ジ、全テをカケテ戦ウノミ}}} #center(){&bold(){&color(black,#7FFFD4){ロナ、オ前の意志ヲ見セロ}}} CV:宮園拓夢 異形の人型のメタリックチャイルド。脚ではなくスラスターで移動し、顔にはただ縦長のランプが二つ並んでいるのみ。 道具には顔も声も必要ないと異形に造り、声帯すらも搭載しなかった人間に対し激しい怒りを燃やす。&s(){もはや感情を与えた事自体が嫌がらせのレベル。} 当初は人間そっくりに造られたロナにも攻撃的だったが、彼女がある意味自分と似た、人間に虐げられロボットにも人間にも成りきれなかった存在と知ると憐れみを見せるなど、根は理性的で求道者のような価値観の持ち主。 しかし自分と違い「正しい方に付く」と人間の味方をするロナに対し、互いの信念の正しさを証明するために戦いを挑む。 エネルギーを操る能力を持ち、壁に反射するエネルギー弾やボム、巨体を地面に叩き付け発生させる衝撃波など能力は多岐に及ぶ。 セカンドギアモードではさらに巨大なエネルギー弾を放ち、巨体を活かした突進を繰り出すようになる。 手に入るMCスキルは壁や敵、ロナに当たると跳ね返る&bold(){バウンスボール}。 ・&bold(){&color(red,#00FFFF){アイスラ}} #center(){&bold(){&color(red,#00FFFF){さて…君を何枚に切ってあげようか。5枚が良い?10枚が良い?}}} #center(){&bold(){&color(red,#00FFFF){私に切り刻まれる間にも、そうやっていい子ぶりながら私を説得してみなさい}}} CV:[[大西沙織]] 冷凍倉庫を支配する冷気を操るメタリックチャイルド。下半身がスカート状のホバー装置になっているのが特徴。 表面上はクールなお嬢様といった雰囲気だが、その内面は自身を格納庫に押し込めた人間達に対する憎悪と不信感で凝り固まっている。 そしてそんな自分と違い、人間と暮らすことを許されていたロナに対してもその憎悪は向けられており、「元々いい子ぶっていて気に入らなかった」とまで言い放つ。 エネルギーの幕を張った傘型の兵器を得物とし、氷弾を発射したり氷のトゲを展開して叩き付けて戦う。 セカンドギアモードでは大量の傘を上空に打ち上げて降り注がせる攻撃を繰り出すようになり、さらに自身を氷に包み込んで体力回復も図る。 ただそれほど激しい攻撃はして来ず、全体としては楽なほう。 手に入るMCスキルは戦闘中の全ての敵を凍らせ身動きを封じる&bold(){アイスタイム}。 これまた使い勝手の良いMCスキル。 ・&bold(){&color(#EEEEEE,blue){シャティー}} #center(){&bold(){&color(#EEEEEE,blue){みんなの為の犠牲…素晴らしいことだ}}} #center(){&bold(){&color(#EEEEEE,blue){だが俺が知らない人達の幸せのために、俺の唯一の幸せを諦めるわけには行くまい}}} CV:戸谷公人 外部から宇宙船を守っていた飛行型のメタリックチャイルド。 冷静沈着な論理主義者。言葉の端々からスピード狂の一面を覗かせ、人間への敵意はないものの格納庫から解き放たれた現状に自由と充足感を感じている。 「地球を救うためにコアジェムが必要」というロナと「あなた」の言い分に一定の理解を示すものの、コアジェムを手放せば現状の飛行能力を喪失するため拒絶。 どうしても欲しければ実力で奪ってみせろと戦いを挑む。 C字状の推進装置で飛行しながらレーザーを射出し、さらにはロナを吸い寄せるブラックホールを発生させる大技も使う。ブラックホールはローリングを連発する事で回避出来る。 セカンドギアモードでは推進装置の出力を上昇させ、常時ロナを追いながら突進攻撃を繰り出すようになる。またブラックホールの効果範囲も拡大。 手に入るMCスキルは拘束しながら持続ダメージを与える&bold(){ブラックホール}。 ・&bold(){&color(lightgreen,#CC33FF){スパイデン}} #center(){&bold(){&color(lightgreen,#CC33FF){覚悟したほうがいいぜ!俺は他のロボット達と違って、手加減を知らないんでな!}}} CV:城岡祐介 隕石内部Bエリアで作業員の護衛を担当していた、蜘蛛のような多関節の六脚を持つメタリックチャイルド。 気性が激しく、常に何かに苛立っている乱暴者。取り分け自分を暗い地底に閉じ込め、作業を命じた人間に対する憎悪を隠そうともしない。&s(){何故こいつに護衛を任せたのか。} 一方ロナに対しては当初「チビッ子」と馴染んだ呼び方をするなど、特に悪感情は持っていなかった様子。 だが彼女が人間(=『あなた』)と協力している事を知ると激怒、裏切者となじって襲い掛かって来る。 六脚での踏み潰しや地面から刺し貫く攻撃を使う他、追尾弾や回転刃の設置罠を使用する。 セカンドギアモードでは六脚のかぎ爪を正面に向けた突進攻撃や、コアエネルギーを暴走させての大爆発を引き起こすようになる。この爆発はテイクダウンでのみ阻止可能。 手に入るMCスキルは、近付いた敵に攻撃を行う蜘蛛脚型の設置メカ&bold(){スパイデンタックル}。 一見ヒドラ・ウォームに比べて使い勝手は悪そうに思えるが、攻撃力自体は上で、ノックバックしない大型の敵に対して効果的。 ・&bold(){&color(blue,gold){ライトン}} #center(){&bold(){&color(blue,gold){即決裁判を行う!}}} #center(){&bold(){&color(blue,gold){判決は…死刑!}}} CV:[[竹本英史]] 電力実験室を支配するメタリックチャイルド。メタリックチャイルドの中でも特に人間離れした球体状の姿をしている。 ロボット警察を自称する堅物。ロナを指名手配犯と認識し、当初は降伏を勧告。 が、如何にも職務意識の高そうな言動とは裏腹に性格はかなり短気。ロナが投降を拒むや否や死刑を執行しようとする。 何故か彼だけ会話シーンの立ち絵がセカンドギア・モードの姿。 球状のボディ内部に大量の電気を蓄え、ローリング回避不可の電流回転攻撃や電流を纏った体当たりを多用する。 セカンドギアモードでは回転しながら電撃を撒き散らしたり、床を通じての放電に加えて衝撃波で攻撃してくるようになる。 手に入るMCスキルは一定時間攻撃のクリティカル率を上昇させる&bold(){「クリティカルライトニング」}。 ・&bold(){&color(white,black){コントロード}} #center(){&bold(){&color(white,black){ここまで付いて来られたのは認めてやろう!だが最後に勝つのはこの俺様だ!}}} CV:梅原裕一郎 ロナの活動を妨害するために電力供給ケーブルを破壊しようとするメタリックチャイルド。 元々トンネル工事を仕事としていただけあって、トンネル内での活動に並々ならぬ自信を持ち、狭い場所での戦いでは自分に敵は居ないと豪語する。 彼のステージはケーブルの張り巡らされたトンネル内をバトルバイクで移動するシューティング形式の特殊なもので、上記8体のメタリックチャイルドのうち3体までを倒すと出現する。 背部に装着された円盤でケーブルを塞ぐように移動しながら、円盤からのエネルギー弾や胸部からのビームで攻撃を行う。 セカンドギアモードではさらにエネルギー弾を連射し、さらにトンネルの壁面を摩擦熱で発火させてくるようになる。 &s(){しかし常に画面中央に陣取るため、むしろバトルバイクの操作に慣れない道中ステージのほうが難しいと言われる不遇なボス。} ・&bold(){&color(white,#00FF3B){フライヤー}} #center(){&bold(){&color(white,#00FF3B){自分の有利な場所で戦うのが兵法の基本!}}} #center(){&bold(){&color(white,#00FF3B){この広い宇宙では、圧倒的な機動力を持つ私が有利なのよ!}}} CV:[[小松由佳>小松由佳(声優)]] 外部からライフストリーム号のエンジンを破壊しようとするメタリックチャイルド。 兵法を学んだ自身は他のメタリックチャイルドより優れていると語り、人間に与するロナを明確に敵視する。 彼女のステージは、コントロードを除く6体のメタリックチャイルドを倒すと出現。バトルシップで宇宙空間を移動するシューティング形式で戦う。 蝶のような可変翼に多数の砲門を装備し、そこから宇宙空間を埋め尽くすほどのエネルギー弾を連射してくる。 セカンドギアモードでは弾幕に加えて、翼から放つエネルギー刃や、宙返りからの突進攻撃を繰り出すようになる。この突進は非常に強力で、コア強化の状態によっては即死も起こり得る。 &s(){どちらかというと飛んでくる隕石のほうが脅威だが。} #openclose(show=・ネタバレ){ #center(){&bold(){&color(red){どいつもこいつも俺を舐めやがって…!!}}} ・&bold(){エイデン} &s(){声で疑っていたプレイヤーも少なくないと思われるが}&bold(){彼こそが反乱の真の首謀者。} アイリーンを尊敬していたのも、ロナを姪のように可愛がっていたのもどちらも本当。そこに一切の嘘偽りはなかった。 だがそれ以上に強い承認欲求の持ち主でもあり、四年間ライフストリーム号で働き続けても「アイリーンのアシスタント」としか周囲に見られていない現状に焦りと劣等感を覚えていた。 そこに追い打ちを掛けたのがローカスからの「君はアイリーン博士に信用されていない」「ただ飼い殺しにされているだけ」という囁きであり、彼の指示でアイリーンが秘匿していたコアコネクト技術を公にしてしまう。 それをアイリーンに糾弾された事で遂にタガが外れ、ロナを利用して彼女に重傷を負わせてメタリックチャイルドのコントロール権を掌握したというのが事の真相。 そして下記のマグナとメタリックトルーパーズの利益を独占し、そのうえでライフストリーム号を地球に墜落させての証拠隠滅を謀る。 ちなみにメタリックチャイルドを操りロナと戦わせたのは、彼女に彼らのコアジェムを集めさせるため。 当初はライフストリーム号のエネルギーをマグナの動力に転用する予定だったが、それでは足りず、かといってファイラ達が素直に自分達のエネルギー源であるコアジェムを渡す筈もない。 そのためにライフストリーム号の墜落を阻止するべくコアジェムを回収せざるを得ない状況を作り出したのだ。 ・&bold(){アイリーン} ロナが信じていた通り彼女は反乱の首謀者ではなく、エイデンに囚われた半死半生の状態で生体信号をメタリックチャイルド起動のキーとして利用されていた。 実は彼女は単なる戦闘ロボット開発計画となったプロジェクトMCに見切りを付けており、マグナの開発を内部告発したうえでロナと共に船を降りる決意をしていた。 同時に、エイデンが一人でも研究活動を続けられるよう資金を提供してくれるスポンサーを募っており、彼やローカスが邪推していたような飼い殺しの意図は全く無かった。 …が、元々彼女には他人に自分の考えを伝えず自己完結させてしまう悪癖があり、加えてプロジェクトMCの維持費を切り詰められていった事でナーバスになり、その悪循環でどんどんエイデンや同僚たちとの溝を深めてしまっていた節がある。 早い話、今回の事件の遠因は&bold(){コミュニケーション不足}である。 ・&bold(){ローカス} 株主総会で成果を見せなくてはという焦りから、アイリーンが秘匿していたコアコネクト技術の理論を強引に発表するという暴挙に及ぶ。 これによって元々険悪だったアイリーンとの関係は決定的に決裂。自身を激しく非難する彼女に対し売り言葉に買い言葉で査問委員会に引き渡すと宣告。 …が、そんな彼でもエイデンの暴走は想定外であり、瀕死のアイリーンを見て驚愕。 「コアコネクト技術を作れとは言ったが、人を殺せとまでは命令していないぞ!この無能!」とエイデンを罵倒し、逆上したエイデンに射殺されるという末路を迎えた。 ・&bold(){&color(red,black){マグナ}} ライフストリーム号の技術の粋を集めて作られた最強のメタリックチャイルド。 メタリックチャイルドとは言うもののロナ達と違って自我は持たず、ただエイデンの命令にのみ従って戦い続けるだけの完全な破壊兵器である。 なおパワードスーツのように内部に人間を格納するスペースがあり、そこに起動キーたるアイリーンを生命維持を兼ねて搭載していた。 そしてロナ達が集めたコアジェムを奪取し本格的に起動。そのスペックを存分に活かしてロナに襲い掛かる。 ・&bold(){&color(red,black){メタリックトルーパーズ}} マグナの量産型とでも言うべき戦闘ロボット兵団。 正体不明の「依頼主」から発注を受けたローカスの指示で密かに開発・製造されており、ストーリー終盤では何千もの機体がエネルギーさえ供給されればいつでも起動・出撃出来る状態となっていた。 } 追記・修正はコアコネクト状態でお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 作成乙。DLCで地球編なのかな -- 名無しさん (2021-09-23 01:51:40) - 見たことあるキャラデザだと思ったらSMASHING THE BATTLE作った所の作品か -- 名無しさん (2021-09-23 02:17:48) - DLCでファイラたち復活して共闘とかなったら熱いけど難しいかなあ -- 名無しさん (2021-09-23 21:08:20) - 楽しいけど難易度が手厳しい -- 名無しさん (2021-09-23 22:32:51) - 他作品でも取りざたされるけど、人間並みの感情と自我を持つロボットを「道具扱い」は土台無理があるよなあと思わざるを得ない。ロナはママが居たからグレずに済んだけどボス達はそうじゃなかったんだろうし -- 名無しさん (2021-09-27 20:20:14) - ↑完全戦闘仕様のラスボスは心無いコアジェム兵器だし、上層部もアイリーンの反発がなければ心なんて持たせたくなかっただろう -- 名無しさん (2021-09-28 04:02:33) - ↑ママンはあくまでAIとコアの設計者で、ロナ以外のメタリックチャイルドは直接造ってないんじゃないかな。フェイスレスとかもう心を与えたことそのものが嫌がらせになってるし -- 名無しさん (2021-10-02 11:27:48) - 一通りクリアしたけど、ロナ本体の弱さとボス戦のつまらなさがキツイっすね…。戦闘用じゃないからってアップグレードで火力一切上がらないのは辛いって。 -- 名無しさん (2021-10-06 22:00:22) - サクナヒメも小説版出たし、コラボと併せてこっちもなんかメディアミックス来ないだろうか -- 名無しさん (2021-10-14 01:12:11) - 発売少し前にHADESに日本語が来てたのが辛かったよな。どうしても同ジャンルとして、あっちのスピーディなアクション(特に回避)と、こっちのもっさりしたアクション(特に回避)を比較されてしまって・・・・・・ -- 名無しさん (2021-11-05 01:29:31) - 何故かアプデでテキストフォントが丸みを帯びた独自のフォントから普通のゴシック体に変更された…何でや -- 名無しさん (2022-01-17 01:22:30) - カルト・オブ・ザ・ラムを遊んだ後に本作をプレイすると、あまりの元気・生気・明気の落差に目眩がするw -- 名無しさん (2022-09-30 19:36:26) - 大空直美嬢の激甘ボイスに脳が染まりそうだ(20時間突破) -- 名無しさん (2022-11-20 16:12:18) - ゲームモードをアドバンスド、難易度をハードに設定するとすさまじい激ムズゲーに。一部屋に敵20体とかが当たり前になる。 -- 名無しさん (2023-01-08 08:41:49) - それは難しいのではなく理不尽という ただ、ゲームとしてみんな難しい言うけど縛りでもしない限り自分はそうでも無くてちょっと残念 あと、steamとかだと最初一瞬ハングル映るのはアカン、今の時代あの国が関わってると人によっては産地を知っただけで毛嫌い起こすからね -- 名無しさん (2023-07-16 22:47:30) - アダマントDLCは何時になりそうですかね… -- 名無しさん (2024-01-06 20:54:50) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/09/23 Thu 01:43:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『&bold(){メタリックチャイルド}』は、インディーゲーム企業STUDIO HG製作の[[ローグライトアクションゲーム>ローグライクゲーム]]。公式によるジャンルはローグライト・コアアクションゲーム。 販売元はCREST。 2021年09月16日に[[Nintendo Switch]]、Steam版が発売。Switchでは通常版の他、豪華特典を満載した特装版 SCARLET EDITIONもリリースされた。 PS4版も発売予定。 リリースに際し、アニメ製作会社のTRIGGERによるアニメーションPVも公開されている。 PVのテーマソングはゲームで主演を務める大空直美の「MOTHER」。フル音源は特装版付属のサウンドトラックCD、並びにSwitch通常版の早期店舗特典CDに収録されている。 *【ストーリー】 宇宙空間での研究・開発を目的とする宇宙船「ライフストリーム号」でロボット達の反乱が発生。 船を地球に墜落させようとするロボット達の企てを阻止するために、アンドロイドの少女・ロナは立ち上がるが敗北。半壊させられた挙句に自立行動まで取れなくなってしまう。 偶然にもロナと通信が繋がった「あなた」は遠隔でロナをコントロールし反乱を阻止し、その真相を掴むため協力することになる。 *【用語】 ・&bold(){メタリックチャイルド} 主人公のロナやボス達が該当する、人間に近い心を持ったアンドロイド。 子供のいない家庭向けに販売する前提で開発が進められていたが、高度な演算能力の搭載・維持に必要な燃料費に莫大なコストがかかり想定したターゲット層では購入不可能と試算され計画は頓挫。 それ以降は、それぞれ目的とした作業に特化させつつ、かつ戦闘機能を組み込み兵器として運用する方向にシフトした。 ロナより後に開発されたファイラ達が、総じて人間離れした外見をしているのはそのため。 ・&bold(){コアエネルギー} メタリックチャイルドの燃料費問題の解決のために開発された新エネルギー。 ロナより後に開発されたメタリックチャイルドにはコアジェム、ロボット達にはミニコアとして動力源として利用されている。 反乱後、パンによってライフストリーム号の動力源もコアジェムに対応できるよう改造された。 このコアジェムをライフストリーム号に充填する事でエンジンを再起動し、墜落を阻止するのが本作の大きな目的。だがそのためにはメタリックチャイルド達が持つコアジェムを奪取しなければならない。 ・&bold(){ライフストリーム号} 地球のとある株式会社が所有する大型宇宙船。 船内の研究所ではロボット工学を始め、物理学、生物学など様々な分野の研究開発が行われている。また一部の区画は民間人向けに一般公開もされており、そこにはカジノなどの娯楽施設が存在している模様。 本編開始の数日前に突如ロボット達による反乱が発生。瞬く間に船内は制圧され、さらにエンジンの動力エネルギーまでがカットされてしまい、現在重力に引かれて地球に墜落しつつある状態となっている。 もしその勢いのまま地上に衝突すれば、地球全体の約3分の2が壊滅すると目算されている。 *【ゲームシステム】 見下ろし視点の3Dアクションゲーム。 基本となる流れは典型的なローグライトで、挑戦する度に変わるステージ道中で武器や能力を獲得し最奥のボスを目指し、敗北またはクリアして拠点に戻るとチップ(お金)を除いて道中で手に入れたアイテムや能力はリセットされる。 特徴的なのは&bold(){ボスに挑戦する順番を自由に選べる点}。ロックマンをイメージして貰えばわかりやすいだろうか。ボスを倒すとそれぞれ固有のMCスキルも解禁される。 最初に挑戦するボス・初期武器2つ・(解禁済みなら)MCスキルを選択するとステージに移動する。 ステージは4階層のフロアからなる。フロアは複数の部屋で区切られており、各部屋に出現する雑魚敵を全滅させると報酬が手に入り次の部屋に進める。 ネスト部屋からボス部屋に移動でき、中ボスを撃破すると次のフロアに進む。これを繰り返し大ボスのメタリックチャイルドの撃破が目標となる。 ネスト発見時点でボス部屋にには進めるが、全部屋制圧し探索度を100%にしてから進むとボス前に高品質な補給ボックスを開けることができる。 例外として専用の乗り物に乗ったシューティングステージや第一フロアがリフトになっていてリソース管理要素のあるステージもある。 拠点では探索中に手に入れたチップを使い、ロナの基礎ステータスの底上げやカスタムパーツを解放できる。 **■基本操作 基本となる行動は、通常攻撃・ジャンプ・ローリング(ガード)・掴み・武器スキル・MCスキル。 通常攻撃はボタンを長押しするとチャージ攻撃に変化。チャージ攻撃は一部の敵が展開するシールドを剥がすのに必須となる。&s(){掴んで投げた方が早い} ローリング・掴み・武器スキルにはバッテリーを消費する。バッテリーは通常攻撃を敵に当てると回復する。 掴みは、敵を掴み一定時間後投げ飛ばす。基本的にはロナより大きな敵には使えない。 投げ飛ばすまでの間に方向を変えられる。掴んでいる敵は他の敵からの攻撃を防ぐ盾にもなり、壁や別の敵にぶつけると更にダメージを与えられる。 壁にぶつかり「ダウン状態」となった敵にさらに掴みかかると強力なダウン攻撃に派生する。掴み、ダウン攻撃共に強力だが隙も大きい。 また、HPゲージ下のテイクダウンゲージが満タンの状態だと「テイクダウン攻撃」に派生する。高威力かつ後述のスーパーコアの取得に必要なコアエネルギーも手に入る。 MCスキルはメタリックチャイルドを撃破するごとに解禁される。サポートメカの召喚や武装などボス固有の能力が発動。概ね強力だが発動に必要なMCエネルギーは回復手段が限られ乱発はできない。 **■装備 ・&bold(){武器} 素早く連撃を叩き込める&bold(){ガントレット}、隙はあるが威力が高めの&bold(){ハンマー}、ローリングがガードに変化する&bold(){ソード&シールド}の3系統が存在。 各系統の中でもランクが分かれ様々な種類があり、武器ごとに固有スキルが異なる。 入手時には某ライダーのアイテムような陽気な音声が流れる。 上記以外に一時的に装備可能な武器に、&bold(){キャノン}と&bold(){パワーボッツ}が存在。 キャノンは弾やボムを発射できるが、弾薬が尽きると自動的に解除される。 パワーボッツは一部の大型雑魚や中ボスと同型の強化外装。制限時間が設定されており尽きると解除される。 ・&bold(){ドローン} 自律して攻撃を行うサポートロボット。敵からミニコアを引き抜いた時に代わりに出現することがある。 制限時間があり尽きると消滅する。ミニコア同様コアチャージャーで強化可能。 ・&bold(){カスタムパーツ} ロナの外見を変化させる装備。拠点でのみ変更可能。 解禁にはメタリックチャイルドを1体撃破する必要がある。 メタリックチャイルドやNPC、コラボキャラクターを模しており、専用の能力が設定されている。 コラボキャラクターはそれぞれ専用の武器を装備できる。 **■ミニコア/スーパーコア &bold(){本作の目玉要素。}一定時間だけステータス変化や能力を付与するアイテム。 残骸が残った雑魚敵や補給ボックスなどから手に入る。敵から取れるものは取得した時点でランダムに効果が決まり強制的に装備される。補給ボックスから出たものは近付くと効果が見れる。 装備枠は3つで、3個装備している状態で新たに拾うと効果時間が少なくなったものと入れ替わる。 3枠埋めると&bold(){コアコネクト状態}になりコア及び武器スキルの性能が上昇する。 ・バグコア ミニコアのマイナス効果版。ミニコア同様一定時間で効果は切れるのだが、稀にウイルスコアに変異し効果が永続することがある。そうなると部屋制圧報酬で現れることがあるコアチャージャーで取り除くしかない。 マイナス効果と書いたが、ロナがピクセル風になったり頭部が210%巨大化するなど無害なものも存在。 当初はコアコネクトに使用出来なかったが、アプデで組み込めるようになった。 これによりデメリット効果を敢えて維持する戦略性も産まれた。 ・&bold(){スーパーコア} ミニコア同様プラス効果のある装備だが、こちらは効果時間が無く永続発動。 ミニコア取得時にはコアエネルギーも溜まり、ゲージが埋まるごとにスーパーコアを取得できる(最大10個)。 ゲージが溜まると、ランダムに4つ提示されその中から一つ選択できる。 性能の高いスーパーコアの選択にはバグコア/ウイルスコア取得時に手に入る「バグデータ」が必要になる。 *【キャラクター】 **■主要人物 ・&bold(){&color(orange,#EEEEEE){ロナ}} #center(){&bold(){&color(orange,#EEEEEE){私を操作して、私の使命に力を貸してください!}}} #center(){&bold(){&color(orange,#EEEEEE){あなただけが私の希望なんです…!}}} CV:[[大空直美]] 本作の主人公のメタリックチャイルド1号機の少女。「母」であるアイリーンとお揃いの銀髪をツインテールに束ねている。 反乱を止めようとして機能停止寸前まで破壊され偶然通信が届いた「あなた」に協力を求め遠隔コントロールを委ねる。 人間の少女とほぼ同じ性格・人格を搭載しており、基本的に生真面目で純粋だが、「あなた」やパンに対して時々冗談も言う。 プロトタイプのためコアジェムは搭載していないが、敵から奪ったミニコアを食べて能力をインストール可能。&font(l){生卵の味がするらしい} ・&bold(){&color(black,#EEEEEE){パン}} #center(){&bold(){&color(black,#EEEEEE){ロナをよろしくな}}} #center(){&bold(){&color(black,#EEEEEE){今、ロナを支えてあげられるのは僕たちしかいないんだから}}} CV:[[佐倉綾音]] ロナの友人のロボット。解析機能に秀でており主に拠点でのデータ復元作業を担う。 科学者たちに粗末に扱われるロナを間近で見ていたからか、人間に対してあまり良い感情を持っていない。 それは「あなた」に対しても例外ではなく、何かと当たりが強くなかなか信用しようとしない。 攻略失敗し拠点に戻った際にレコーD(研究員達の日記)かファンアートを1つ復元してくれる。 ・&bold(){あなた} プレイヤー自身。 「メタリックチャイルド」というゲームを起動したところ、所有するゲームハードが偶然ロナの通信と繋がり、さらになし崩し的に地球の危機を知ったため協力することになる。 容姿・性別・年齢等は全てプレイヤー次第だが、選択肢ではゲームの腕前に強い自信を感じさせる発言が多い。 ・&bold(){アイリーン} CV:[[三森すずこ]] メタリックチャイルド達を開発した天才ロボット工学者にして、ロナの生みの親。 ロナは幼少期の彼女自身をモデルに設計されており、それも含めて二人は人間と機械でありながら間違いなく「母娘」と呼べる間柄。 ライフストリーム号の搭乗員で唯一メタリックチャイルドのコントロール権限を持ち、そのため反乱の首謀者とされている人物。ロナはそんなの何かの間違いだと信じ、彼女との再会を望んでいる。 ・&bold(){エイデン} CV:[[緑川光]] アイリーン博士の助手。 アイリーンに才能を見込まれ唯一信頼されていた人物で、ロナからも叔父か兄のように慕われていた。 だが、同時に何やら悩みを抱えていたようで…? ・&bold(){ローカス} CV:田中秀幸 ライフストリーム号及び船内の研究所の最高責任者。 「ロボットは人間の役に立つ存在であるべき」という考えの持ち主で、メタリックチャイルドの戦闘利用への方針転換に関しアイリーンと諍いが絶えなかった。 アイリーンからは何かと「守銭奴」「金の亡者」呼ばわりされていたが、彼自身は「金で幸福や平和を維持できるなら安いもの」と一種の信念に基づいて研究所を管理していた。 **■探索中に出会うNPC ・&bold(){キャサリン} CV:[[甲斐田裕子]] アイリーンを一方的にライバル視する女性科学者。 自身のロボットでアイリーン製のロナを倒すことで実力を証明しようと考えており、探索中に遭遇すると強化改造したロボットをけしかけてくる。 当のロナは何かと自分やアイリーンに突っかかって来る彼女を苦手に思っていたらしい。 ちなみにロナやパン以外では珍しく「あなた」の存在を認知している登場人物。 ・&bold(){スライ} CV:山根綺 何者かとの取り引きのためにライフストリーム号に訪れ反乱に巻き込まれた武器商人。 探索開始地点にたまに現れ、ロボットに奪われた商品の武器の回収をロナに依頼。達成するとランダムな武器を報酬にくれる。 ・&bold(){シュレーディンガー} CV:長江里加 ロボットのデータ収集用ロボット。 任務中にバッテリー切れを起こしており探索中遭遇すると充電を依頼される。引き受けると雑魚敵が出現し、規定回数シュレーディンガーに投げ付けると依頼達成となる。 ・&bold(){ダビニ} CV:竹田海渡 ライフストリーム号の観光区画のカジノで働いていたディーラー。 中二病めいた独特の言い回しが特徴で闇に立ち向かうロナを応援するがロナからはダビニも闇側だと認識されている。 探索中遭遇すると、補給ボックスの二択を突き付けてくる。当たりの箱には武器やコアエナジーなど大量のアイテムが入っているが、ハズレを選ぶと爆発し大ダメージを受ける。 ・&bold(){トレヴァン} CV:新井良平 アフロが特徴的な科学者。ロナやアイリーン博士に対しても友好的だった。 反乱時、隕石に避難した際に未知のウイルスに感染し踊ることを止められない体になってしまった。隕石が地球に落ち感染が広まると人類の危機となると考えワクチンの開発を進めている。 探索開始地点にたまに現れ、ワクチンの材料の輸送をロナに依頼する。被弾を3回以下に抑え目標地点に到着すると依頼達成となる。 ・&bold(){ミアモ} CV:戸坂美月 メタリックチャイルドの噂を聞き付け船内に侵入した動画配信者。ロナの戦闘を流せばバズると考え配信に出演させようとする。 探索開始地点にたまに現れ、配信への出演を依頼する。依頼を引き受けるとカメラドローンが出現。カメラが映す敵を破壊するとスパチャの一部を貰える。 ・&bold(){生存者} CV:蟹江俊介 ロボットに襲われ重傷を負った船員。 遭遇するとフロア内のどこかにいる他の船員の救助を依頼される。 **■その他 ・&bold(){ルシオ} CV:[[齋藤彩夏]] 拠点にある高難度ミッションに挑戦できる設備「バーチャルミッション」のガイドA.I。 暴走しバーチャルミッションルームの管理権限を強奪。一度でもミッションに失敗したロボットは不完全と蔑み自爆させている。 **■メタリックチャイルド それぞれHPが半分を切ると発動する「セカンドギア・モード」という第二形態を持ち、より激しい攻撃を仕掛けてくるようになる。 ・&bold(){&color(#7FFFD4,red){ファイラ}} #center(){&bold(){&color(#7FFFD4,red){アイリーンはいつも、君が無限の可能性を秘めているメタリックチャイルドだって言っていたんだ}}} #center(){&bold(){&color(#7FFFD4,red){誰が一番可能性を秘めているのか、一度手合わせしてみようか!}}} CV:椎名ひかり 炎とボムの扱いに秀でたメタリックチャイルド。四足歩行のドラゴンのような下半身を持ち、両腕も竜の頭のような形状のバーナーになっている。 明朗で血の気が多く、戦闘をコミュニケーションだと認識している。ロナ曰く「一度火が付くと止まらない」性格。 メタリックチャイルド同士の戦いは無意味だと考えつつも、非戦闘用にも関わらずアイリーンが「無限の可能性を持つ」と評していたロナに興味を持ち戦いを挑む。 火炎を伴う飛びかかりや両腕からの火炎放射、胴体から投射するボムなどの攻撃を使用。一定時間ごとに爆弾以外で解除不可能な特殊なシールドを展開する。 セカンドギアモードでは、蛇型の自走ドローンを召喚して嗾けてくる。単純に敵が増えるので厄介だが、これらのドローンからはミニコアが入手可能。 手に入るMCスキルは自律して敵に攻撃するサポートメカを召喚する&bold(){ヒドラ・ウォーム}。 全MCスキル中屈指の使い勝手の良さを誇り、またステージ自体もそれほど難易度は高くないため最初に攻略するのがお勧め。 ・&bold(){&color(yellow,blue){ギガンティック}} #center(){&bold(){&color(yellow,blue){ふふふふ…コアジェムを差し上げるより、もっと良い案を思いつきました}}} #center(){&bold(){&color(yellow,blue){あなたが私と一緒に、ここで永遠に暮らすのです!}}} CV:[[内田彩]] 規格外に巨大なメタリックチャイルド。 ロナに対して過大な愛情を抱いており遭遇時も協力的だったが、ロナが自分ではなくコアジェムだけが目当てと気付いたことで態度を一変。ロナの手足を潰して手元に置こうとする。 平たく言えばヤンデレ。制作陣をして「収録中に怖くなった」と言わしめる内田氏の怪演は必聴。 彼女との戦闘は奥行きのないステージで行う少々特殊な形式。本体から分離した四腕に殴りつけたり挟み込んだりし、さらに頭上からレーザーを照射する。 セカンドギアモードでは全体的に動作が速くなり、肩のキャノンを展開して防御不能の砲撃を繰り出すようになる。 手に入るMCスキルはロナはシールドで守りを硬め、その間プレイヤーがキャノンを操作して砲撃する&bold(){ディフェンスシューター}。 ・&bold(){&color(orange,black){グレイバー}} #center(){&bold(){&color(orange,black){めんどい…めんどい…めんどい…めんどい…めんどい…めんどい…}}} #center(){&bold(){&color(orange,black){ん…今気づいたんだけど…あんたさえ居なければ、もう面倒ごとに巻き込まれないで済むよね…?}}} CV:[[本渡楓]] 隕石内部Aエリアの掘削を担当していたメタリックチャイルド。 ダウナーな物腰が示す通り怠惰で他人の干渉を嫌い、しかも面倒ごとを持ち込まれたと判断するとブチ切れる面倒な性格。&s(){何故こいつに掘削任務を任せたのか。} それは姉妹機であるロナに対してすら例外ではなく、彼女を消してしまえば楽になると戦闘を挑む。 細身の外見には似つかわしくないパワーの持ち主。岩盤採掘用の巨腕を武器とし、地中に潜り攻撃設備を併用した奇襲を得意とする。 セカンドギアモードでは天井を破壊し、無数の落石を降らせてくる。 手に入るMCスキルは無数の落石を起こす&bold(){メテオ}。 ・&bold(){&color(black,#7FFFD4){フェイスレス}} #center(){&bold(){&color(black,#7FFFD4){己ノ選択ヲ信ジ、全テをカケテ戦ウノミ}}} #center(){&bold(){&color(black,#7FFFD4){ロナ、オ前の意志ヲ見セロ}}} CV:宮園拓夢 異形の人型のメタリックチャイルド。脚ではなくスラスターで移動し、顔にはただ縦長のランプが二つ並んでいるのみ。 道具には顔も声も必要ないと異形に造り、声帯すらも搭載しなかった人間に対し激しい怒りを燃やす。&s(){もはや感情を与えた事自体が嫌がらせのレベル。} 当初は人間そっくりに造られたロナにも攻撃的だったが、彼女がある意味自分と似た、人間に虐げられロボットにも人間にも成りきれなかった存在と知ると憐れみを見せるなど、根は理性的で求道者のような価値観の持ち主。 しかし自分と違い「正しい方に付く」と人間の味方をするロナに対し、互いの信念の正しさを証明するために戦いを挑む。 エネルギーを操る能力を持ち、壁に反射するエネルギー弾やボム、巨体を地面に叩き付け発生させる衝撃波など能力は多岐に及ぶ。 セカンドギアモードではさらに巨大なエネルギー弾を放ち、巨体を活かした突進を繰り出すようになる。 手に入るMCスキルは壁や敵、ロナに当たると跳ね返る&bold(){バウンスボール}。 ・&bold(){&color(red,#00FFFF){アイスラ}} #center(){&bold(){&color(red,#00FFFF){さて…君を何枚に切ってあげようか。5枚が良い?10枚が良い?}}} #center(){&bold(){&color(red,#00FFFF){私に切り刻まれる間にも、そうやっていい子ぶりながら私を説得してみなさい}}} CV:[[大西沙織]] 冷凍倉庫を支配する冷気を操るメタリックチャイルド。下半身がスカート状のホバー装置になっているのが特徴。 表面上はクールなお嬢様といった雰囲気だが、その内面は自身を格納庫に押し込めた人間達に対する憎悪と不信感で凝り固まっている。 そしてそんな自分と違い、人間と暮らすことを許されていたロナに対してもその憎悪は向けられており、「元々いい子ぶっていて気に入らなかった」とまで言い放つ。 エネルギーの幕を張った傘型の兵器を得物とし、氷弾を発射したり氷のトゲを展開して叩き付けて戦う。 セカンドギアモードでは大量の傘を上空に打ち上げて降り注がせる攻撃を繰り出すようになり、さらに自身を氷に包み込んで体力回復も図る。 ただそれほど激しい攻撃はして来ず、全体としては楽なほう。 手に入るMCスキルは戦闘中の全ての敵を凍らせ身動きを封じる&bold(){アイスタイム}。 これまた使い勝手の良いMCスキル。 ・&bold(){&color(#EEEEEE,blue){シャティー}} #center(){&bold(){&color(#EEEEEE,blue){みんなの為の犠牲…素晴らしいことだ}}} #center(){&bold(){&color(#EEEEEE,blue){だが俺が知らない人達の幸せのために、俺の唯一の幸せを諦めるわけには行くまい}}} CV:戸谷公人 外部から宇宙船を守っていた飛行型のメタリックチャイルド。 冷静沈着な論理主義者。言葉の端々からスピード狂の一面を覗かせ、人間への敵意はないものの格納庫から解き放たれた現状に自由と充足感を感じている。 「地球を救うためにコアジェムが必要」というロナと「あなた」の言い分に一定の理解を示すものの、コアジェムを手放せば現状の飛行能力を喪失するため拒絶。 どうしても欲しければ実力で奪ってみせろと戦いを挑む。 C字状の推進装置で飛行しながらレーザーを射出し、さらにはロナを吸い寄せるブラックホールを発生させる大技も使う。ブラックホールはローリングを連発する事で回避出来る。 セカンドギアモードでは推進装置の出力を上昇させ、常時ロナを追いながら突進攻撃を繰り出すようになる。またブラックホールの効果範囲も拡大。 手に入るMCスキルは拘束しながら持続ダメージを与える&bold(){ブラックホール}。 ・&bold(){&color(lightgreen,#CC33FF){スパイデン}} #center(){&bold(){&color(lightgreen,#CC33FF){覚悟したほうがいいぜ!俺は他のロボット達と違って、手加減を知らないんでな!}}} CV:城岡祐介 隕石内部Bエリアで作業員の護衛を担当していた、蜘蛛のような多関節の六脚を持つメタリックチャイルド。 気性が激しく、常に何かに苛立っている乱暴者。取り分け自分を暗い地底に閉じ込め、作業を命じた人間に対する憎悪を隠そうともしない。&s(){何故こいつに護衛を任せたのか。} 一方ロナに対しては当初「チビッ子」と馴染んだ呼び方をするなど、特に悪感情は持っていなかった様子。 だが彼女が人間(=『あなた』)と協力している事を知ると激怒、裏切者となじって襲い掛かって来る。 六脚での踏み潰しや地面から刺し貫く攻撃を使う他、追尾弾や回転刃の設置罠を使用する。 セカンドギアモードでは六脚のかぎ爪を正面に向けた突進攻撃や、コアエネルギーを暴走させての大爆発を引き起こすようになる。この爆発はテイクダウンでのみ阻止可能。 手に入るMCスキルは、近付いた敵に攻撃を行う蜘蛛脚型の設置メカ&bold(){スパイデンタックル}。 一見ヒドラ・ウォームに比べて使い勝手は悪そうに思えるが、攻撃力自体は上で、ノックバックしない大型の敵に対して効果的。 ・&bold(){&color(blue,gold){ライトン}} #center(){&bold(){&color(blue,gold){即決裁判を行う!}}} #center(){&bold(){&color(blue,gold){判決は…死刑!}}} CV:[[竹本英史]] 電力実験室を支配するメタリックチャイルド。メタリックチャイルドの中でも特に人間離れした球体状の姿をしている。 ロボット警察を自称する堅物。ロナを指名手配犯と認識し、当初は降伏を勧告。 が、如何にも職務意識の高そうな言動とは裏腹に性格はかなり短気。ロナが投降を拒むや否や死刑を執行しようとする。 何故か彼だけ会話シーンの立ち絵がセカンドギア・モードの姿。 球状のボディ内部に大量の電気を蓄え、ローリング回避不可の電流回転攻撃や電流を纏った体当たりを多用する。 セカンドギアモードでは回転しながら電撃を撒き散らしたり、床を通じての放電に加えて衝撃波で攻撃してくるようになる。 手に入るMCスキルは一定時間攻撃のクリティカル率を上昇させる&bold(){「クリティカルライトニング」}。 ・&bold(){&color(white,black){コントロード}} #center(){&bold(){&color(white,black){ここまで付いて来られたのは認めてやろう!だが最後に勝つのはこの俺様だ!}}} CV:梅原裕一郎 ロナの活動を妨害するために電力供給ケーブルを破壊しようとするメタリックチャイルド。 元々トンネル工事を仕事としていただけあって、トンネル内での活動に並々ならぬ自信を持ち、狭い場所での戦いでは自分に敵は居ないと豪語する。 彼のステージはケーブルの張り巡らされたトンネル内をバトルバイクで移動するシューティング形式の特殊なもので、上記8体のメタリックチャイルドのうち3体までを倒すと出現する。 背部に装着された円盤でケーブルを塞ぐように移動しながら、円盤からのエネルギー弾や胸部からのビームで攻撃を行う。 セカンドギアモードではさらにエネルギー弾を連射し、さらにトンネルの壁面を摩擦熱で発火させてくるようになる。 &s(){しかし常に画面中央に陣取るため、むしろバトルバイクの操作に慣れない道中ステージのほうが難しいと言われる不遇なボス。} ・&bold(){&color(white,#00FF3B){フライヤー}} #center(){&bold(){&color(white,#00FF3B){自分の有利な場所で戦うのが兵法の基本!}}} #center(){&bold(){&color(white,#00FF3B){この広い宇宙では、圧倒的な機動力を持つ私が有利なのよ!}}} CV:[[小松由佳>小松由佳(声優)]] 外部からライフストリーム号のエンジンを破壊しようとするメタリックチャイルド。 兵法を学んだ自身は他のメタリックチャイルドより優れていると語り、人間に与するロナを明確に敵視する。 彼女のステージは、コントロードを除く6体のメタリックチャイルドを倒すと出現。バトルシップで宇宙空間を移動するシューティング形式で戦う。 蝶のような可変翼に多数の砲門を装備し、そこから宇宙空間を埋め尽くすほどのエネルギー弾を連射してくる。 セカンドギアモードでは弾幕に加えて、翼から放つエネルギー刃や、宙返りからの突進攻撃を繰り出すようになる。この突進は非常に強力で、コア強化の状態によっては即死も起こり得る。 &s(){どちらかというと飛んでくる隕石のほうが脅威だが。} #openclose(show=・ネタバレ){ #center(){&bold(){&color(red){どいつもこいつも俺を舐めやがって…!!}}} ・&bold(){エイデン} &s(){声で疑っていたプレイヤーも少なくないと思われるが}&bold(){彼こそが反乱の真の首謀者。} アイリーンを尊敬していたのも、ロナを姪のように可愛がっていたのもどちらも本当。そこに一切の嘘偽りはなかった。 だがそれ以上に強い承認欲求の持ち主でもあり、四年間ライフストリーム号で働き続けても「アイリーンのアシスタント」としか周囲に見られていない現状に焦りと劣等感を覚えていた。 そこに追い打ちを掛けたのがローカスからの「君はアイリーン博士に信用されていない」「ただ飼い殺しにされているだけ」という囁きであり、彼の指示でアイリーンが秘匿していたコアコネクト技術を公にしてしまう。 それをアイリーンに糾弾された事で遂にタガが外れ、ロナを利用して彼女に重傷を負わせてメタリックチャイルドのコントロール権を掌握したというのが事の真相。 そして下記のマグナとメタリックトルーパーズの利益を独占し、そのうえでライフストリーム号を地球に墜落させての証拠隠滅を謀る。 ちなみにメタリックチャイルドを操りロナと戦わせたのは、彼女に彼らのコアジェムを集めさせるため。 当初はライフストリーム号のエネルギーをマグナの動力に転用する予定だったが、それでは足りず、かといってファイラ達が素直に自分達のエネルギー源であるコアジェムを渡す筈もない。 そのためにライフストリーム号の墜落を阻止するべくコアジェムを回収せざるを得ない状況を作り出したのだ。 ・&bold(){アイリーン} ロナが信じていた通り彼女は反乱の首謀者ではなく、エイデンに囚われた半死半生の状態で生体信号をメタリックチャイルド起動のキーとして利用されていた。 実は彼女は単なる戦闘ロボット開発計画となったプロジェクトMCに見切りを付けており、マグナの開発を内部告発したうえでロナと共に船を降りる決意をしていた。 同時に、エイデンが一人でも研究活動を続けられるよう資金を提供してくれるスポンサーを募っており、彼やローカスが邪推していたような飼い殺しの意図は全く無かった。 …が、元々彼女には他人に自分の考えを伝えず自己完結させてしまう悪癖があり、加えてプロジェクトMCの維持費を切り詰められていった事でナーバスになり、その悪循環でどんどんエイデンや同僚たちとの溝を深めてしまっていた節がある。 早い話、今回の事件の遠因は&bold(){コミュニケーション不足}である。 ・&bold(){ローカス} 株主総会で成果を見せなくてはという焦りから、アイリーンが秘匿していたコアコネクト技術の理論を強引に発表するという暴挙に及ぶ。 これによって元々険悪だったアイリーンとの関係は決定的に決裂。自身を激しく非難する彼女に対し売り言葉に買い言葉で査問委員会に引き渡すと宣告。 …が、そんな彼でもエイデンの暴走は想定外であり、瀕死のアイリーンを見て驚愕。 「コアコネクト技術を作れとは言ったが、人を殺せとまでは命令していないぞ!この無能!」とエイデンを罵倒し、逆上したエイデンに射殺されるという末路を迎えた。 ・&bold(){&color(red,black){マグナ}} ライフストリーム号の技術の粋を集めて作られた最強のメタリックチャイルド。 メタリックチャイルドとは言うもののロナ達と違って自我は持たず、ただエイデンの命令にのみ従って戦い続けるだけの完全な破壊兵器である。 なおパワードスーツのように内部に人間を格納するスペースがあり、そこに起動キーたるアイリーンを生命維持を兼ねて搭載していた。 そしてロナ達が集めたコアジェムを奪取し本格的に起動。そのスペックを存分に活かしてロナに襲い掛かる。 ・&bold(){&color(red,black){メタリックトルーパーズ}} マグナの量産型とでも言うべき戦闘ロボット兵団。 正体不明の「依頼主」から発注を受けたローカスの指示で密かに開発・製造されており、ストーリー終盤では何千もの機体がエネルギーさえ供給されればいつでも起動・出撃出来る状態となっていた。 } 追記・修正はコアコネクト状態でお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 作成乙。DLCで地球編なのかな -- 名無しさん (2021-09-23 01:51:40) - 見たことあるキャラデザだと思ったらSMASHING THE BATTLE作った所の作品か -- 名無しさん (2021-09-23 02:17:48) - DLCでファイラたち復活して共闘とかなったら熱いけど難しいかなあ -- 名無しさん (2021-09-23 21:08:20) - 楽しいけど難易度が手厳しい -- 名無しさん (2021-09-23 22:32:51) - 他作品でも取りざたされるけど、人間並みの感情と自我を持つロボットを「道具扱い」は土台無理があるよなあと思わざるを得ない。ロナはママが居たからグレずに済んだけどボス達はそうじゃなかったんだろうし -- 名無しさん (2021-09-27 20:20:14) - ↑完全戦闘仕様のラスボスは心無いコアジェム兵器だし、上層部もアイリーンの反発がなければ心なんて持たせたくなかっただろう -- 名無しさん (2021-09-28 04:02:33) - ↑ママンはあくまでAIとコアの設計者で、ロナ以外のメタリックチャイルドは直接造ってないんじゃないかな。フェイスレスとかもう心を与えたことそのものが嫌がらせになってるし -- 名無しさん (2021-10-02 11:27:48) - 一通りクリアしたけど、ロナ本体の弱さとボス戦のつまらなさがキツイっすね…。戦闘用じゃないからってアップグレードで火力一切上がらないのは辛いって。 -- 名無しさん (2021-10-06 22:00:22) - サクナヒメも小説版出たし、コラボと併せてこっちもなんかメディアミックス来ないだろうか -- 名無しさん (2021-10-14 01:12:11) - 発売少し前にHADESに日本語が来てたのが辛かったよな。どうしても同ジャンルとして、あっちのスピーディなアクション(特に回避)と、こっちのもっさりしたアクション(特に回避)を比較されてしまって・・・・・・ -- 名無しさん (2021-11-05 01:29:31) - 何故かアプデでテキストフォントが丸みを帯びた独自のフォントから普通のゴシック体に変更された…何でや -- 名無しさん (2022-01-17 01:22:30) - カルト・オブ・ザ・ラムを遊んだ後に本作をプレイすると、あまりの元気・生気・明気の落差に目眩がするw -- 名無しさん (2022-09-30 19:36:26) - 大空直美嬢の激甘ボイスに脳が染まりそうだ(20時間突破) -- 名無しさん (2022-11-20 16:12:18) - ゲームモードをアドバンスド、難易度をハードに設定するとすさまじい激ムズゲーに。一部屋に敵20体とかが当たり前になる。 -- 名無しさん (2023-01-08 08:41:49) - それは難しいのではなく理不尽という ただ、ゲームとしてみんな難しい言うけど縛りでもしない限り自分はそうでも無くてちょっと残念 あと、steamとかだと最初一瞬ハングル映るのはアカン、今の時代あの国が関わってると人によっては産地を知っただけで毛嫌い起こすからね -- 名無しさん (2023-07-16 22:47:30) - アダマントDLCは何時になりそうですかね… -- 名無しさん (2024-01-06 20:54:50) - ↑ いいゲームなのにいまいち話題になってない感はある。キビキビ動いて楽しいのに。 -- 名無しさん (2024-01-06 20:57:08) #comment #areaedit(end) }

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