増援輸送作戦!地中海の戦い(艦隊これくしょん)

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&font(#6495ED){登録日}:2021/09/28 Tue 03:55:38 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 45 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(24){ネ級改っていつもいますよね…!}} #center(){&size(24){地中海のことなんだと思ってるんですか!?}} 前回→[[激突!ルンガ沖夜戦>激突!ルンガ沖夜戦(艦隊これくしょん)]] 次回→[[帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り>帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り(艦隊これくしょん)]]/[[海上護衛!本土近海航路の防衛>海上護衛!本土近海航路の防衛(艦隊これくしょん)]] [[艦隊これくしょん -艦これ-]]の2021年夏に開催されていたイベント。 7月21日に開催が&bold(){8月中旬の小規模}と電撃発表。2期以降のイベントペースの変化に慣れ切っていた提督たちにとっては完全に寝耳に水であった。((実際は1期のペースに戻っただけだが)) その後、8/10の続報で8/20開催と確定。前回より短い戦間期での連戦となり、戦々恐々とした心持での作戦突入であった。 また、実に&bold(){8年半}もの間堅持されていた&bold(){小規模イベントには大型艦の新艦がいない}という慣例がついに破られている。 実際の開始時刻は前回と同じく多少の時間の遅延はありつつも当日に開始…というわけにはいかなかった。 中規模の前回とは打って変わってメンテナンスが遅延。 標準的なメンテ遅延時間である7時間メンテの末、E-2解放が1日半後になるという前例のない開放状況となった。 また、イベントマップ攻略と連動する任務が実装された。 実質的にギミックの外付け化であり、クリアすることで遊撃部隊の解放や対地装備などが取得可能だった。 終了時刻は段階的にアナウンスされつつ、最終的に第二次友軍の来訪時に9/28の11:00までと確定。 多少のロスタイムとともに延長なく終了した。 クリア比率では乙が平均して高い値をマークしており、今回の高難易度を裏付ける結果となった。 今回のイベントの特徴として、&bold(){個人で受ける印象が全く違う}ということが挙げられる。 特に甲作戦で顕著だが、艦娘/装備の配備に何かしら欠けがある場合はそこを容赦なく突かれて難易度が上昇する作りとなっている。 これ自体は今までにもあった((一番酷い例はロケット戦闘機が必須だった高制空の空襲))が、今回はその要求水準に&bold(){大規模イベントの甲クリア}が必要だったこともあって満たせていた提督はごくわずか。 一応、資源と投資でカバーできるようにはなっているが、泥縄式に準備する場合は物凄い量の開発資材と改修資材を要するため中々大変。 準備を無視して突っ込んだ場合は&bold(){地獄を味わう}ことになるので、甲作戦を遂行する場合は特に念入りな準備が必要となった。 また難易度のとてつもない高さに比例して&bold(){基本的に}友軍の水準も高い。特にE3-3は友軍来訪前後で完全に別物なレベルで難易度が下がった。 それはそれとして&bold(){重巡ネ級改が多すぎる}という感覚はおそらく万人に共通すると思われる。 イベント全体のボス編成への参加率は実に&bold(){70%}という驚異的な数値を誇っており、E1-3以降で出現しないゲージが&bold(){1個しかない}という、&bold(){ネ改祭り}の様相を呈している。 丁作戦でもハリボテレベルで弱体化を受けつつ((HP・火力3割減、装甲6割減))もそこかしこに出現したりする。 このように、最初から難所だらけかつE-2の序盤から早速ナ級Ⅱが登場するという敵の強大さ・全海域で3ゲージ以上あるというゲージ数から「従前の中規模以上と何ら遜色のない労力を要した」という事で&bold(){小規模詐欺}だという批判すらも巻き起こった。 小規模イベントに期待されたのは、決して今回のようなE-1から強敵の数々と幾度も対峙しなければならず、その対策に頭を悩ませねばならない『全3海域のイベント』ではなかったのである。 この反省は運営も活かしたのか、次回の「[[帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り>帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り(艦隊これくしょん)]]」(=秋イベントの前段作戦)はゲージは2本で最初の敵は&bold(){改すらつかない}ただのル級flagshipで通常海域に毛が生えた程度、ギミックは1マスでA勝利以上を取るだけとかなり平易化・簡略化され、基地航空隊の運用もなく、&s(){ナ級Ⅱこそいきなり出てきたが}難易度も甲としてみると低めとなっており、クリア後にはナ級Ⅱがいなくなり、まるゆ・海防艦掘り周回、そして秋刀魚漁が捗る調整になっていた。 &color(Silver){『艦これ』全体を見渡すとそのようなイベントの方が少数派だという指摘もあったりはするが、複数ゲージが当たり前になったからこそ規模詐欺批判はむしろ激化しているという事情もまたあるので…。}((ゲージ7本以上だと「実質大規模」と言われたりするが、2期イベントは複数ゲージがデフォルトである為、この基準ではほぼ中~大規模基準しかない。3海域以下・ゲージ3本以下の小規模イベントは『艦これ』8年半の歴史の中で13~14年冬イベントの「迎撃!霧の艦隊」と20年春イベント「桃の節句!沖に立つ波」の2つのみである)) **主な新要素 #openclose(show=Gambier Bay MkⅡ){ 「比較的小型の軽空母の改二」として、龍鳳に続く形で7/15のメンテナンスにて実装。 実装前にSBDが&bold(){直接は関係無い}と言及されたことでほぼGambier Bayで確定であった。((搭載してもアンチフィットになってしまう)) カタパルトを要求するだけあって、耐久・火力・装甲・&bold(){搭載}といった空母の主要パラメータがすべて&bold(){1.5倍以上に強化される}という破格のパワーアップ。 スロットも搭載数1ながら4スロットに変化。大発系装備、ドラム缶、小型ソナーといった汎用装備が搭載できるようになり、利便性も大きく向上した。 実質的な専用装備であるFR-1 FireballとTBM-3W+3S(に適当な対地艦爆)、大発系装備を乗せれば昼戦キャップに大発を乗せた対地攻撃と先制対潜を両立したりもできる。 高火力と低燃費を活かした砲撃支援要員としても非常に有力。デフォルトの運こそやや低いものの、SGレーダーやGFCSへのフィットがあるためカバーが容易い。 ただしデフォルトでは夜戦が不可能だったり、速度は相変わらず低速のままだったりと、これだけの強化を受けても戦力的には突出しているわけではない。 真価を発揮するのは先述した大発搭載可能な4スロット艦となった点、&bold(){燃費がほぼ悪化していない点}を合わせた支援要員としての運用だろう。 大発4を乗せたボーキサイト船団護衛、高火力+高対潜に4スロでマンスリー遠征にもバッチリ対応可能。 またボーキサイト稼ぎポイントであるバシークルーズも大発搭載で大幅に時間効率を強化できる。 } #openclose(show=基地航空隊整備){ 長い間実質的に空気と化していたブルドーザーの新たな使い道。 消費することで中部海域・イベント海域の各航空基地を強化できる。効果は永続。 整備を上げることで疲労回復速度の大幅な向上、配置転換時間の短縮などの恩恵が得られる。 消費するのは課金アイテムだが、実装と同時に配られる任務が増えたため、イベント海域の整備レベルを上げるだけであれば問題はない。 そもそも基地航空隊を疲労させるほど出撃する&配置転換を要する機会がイベント海域しかないため、実質的に基地航空隊の出撃制限の緩和。 } #openclose(show=札表示&絞り込み){ イベント開催と同時に実装。 艦リストに札が表示されるようになったほか、絞り込みボタンを押して札が付与されている艦娘のみを絞り込めるようになった。 運用上の利便性が大幅に向上したほか、編成を組みなおす際にも見分けがつきやすくなっている。 ただしこれが実装されたということは&bold(){札を後付けで剥がせない}ということでもあるので うっかりミスで絶望する確率は大幅に下げられても、絶望に包まれたあとのリカバリーになっていないとも。 } **出撃制限 3海域の小規模イベントだが、札枚数は7枚。また前回同様、札を使いまわす場面がいくつかある。 E1・E2でそれぞれ2枚、E3で3枚付与されるため慎重な行動を心がけよう。 またマップ設計のミスか、Force H周りで丁でも致命的な状況になりえる可能性があるので要注意。 難易度の平均的な水準が近年でもダントツで高くなっており、E1から過酷な対地戦が発生し、E2以降も気を抜けない戦いが続く。 戦力を下手にケチった場合は無限に沼る可能性も大いにあり、事前準備と検討を欠いた場合は難易度変更の転進を迫られることも多いだろう。 **新規実装艦娘 以下の新規艦娘が実装された。 ・迅鯨型潜水母艦 長鯨 ・Conte di Cavour級弩級戦艦 &ruby(コンテ ディ カブール){Conte di Cavour} ・丁型海防艦 第三〇号海防艦 ・Illustrious級正規空母(装甲空母) &ruby(ヴィクトリアス){Victorious} Conte di CavourとVictoriousに関してはそれぞれランカー装備の妖精で予告されている。 どちらも小規模イベントの報酬としては初の大型艦となるが、両者ともに性能には一癖ある。 実装艦数が少なかったせいか、浴衣グラが第三〇号海防艦を除く3隻にイベント終了早々に実装された。 10月のアップデートで第三〇号海防艦にもハロウィンmodeが実装された為、イベント開始から&bold(){2か月足らず}で全新艦娘に限定グラが実装された。 2期実装艦としてもかなりのハイペース実装である。 &color(Silver){1期初期から8年半以上もの間同じグラで戦い続けている娘もいるのだが…} *新規BGM E-1、E-2マップ:スエズ運河を抜けて E-1道中戦闘:抜錨!アレクサンドリア E-1ボス、E-2道中戦闘:地中海艦隊の激闘 E-2、E-3-3ボス、E-3道中:夏の弩級 E-3マップ:ペデスタル作戦 E-3-4ボス:? *既出BGM 基地空襲:迎撃隊、発進! E-3-1ボス:地中海の戦い E-3-2ボス:鎮魂の大西洋 E3は4つある全ボスマスでBGMが異なっており、それぞれ自身に対応するテーマ曲か新曲がかかる。 E3の最終海域は今までにないヒロイックな曲調。 *海域解説 海域数は3と小規模標準。 しかしその実態は&bold(){小規模史上最強難易度}であった。 基本的にE1から一貫して激戦が繰り広げられることもあり、報酬や札枚数を考慮しても&bold(){中規模}にも匹敵する平均難易度の高さを誇る。 さらに甲難易度が厳しい戦いを強いられるだけでなく、乙・丙・丁に関しても&bold(){前回より遥かに凶悪}な敵陣営との戦いとなる。((敵編成の弱体度合いが緩い、夜戦マスの陣容が厳しい、ネ改が低難易度でもいるなど。前回の甲≦今回の乙と言って間違いない)) E1からうじゃうじゃ出現する超耐久の陸上型、E2・E3の多彩な艦載機特効などが原因で装備ハードルも極めて高い。 仮に今までの甲作戦を全てクリアできていたとしても十全でないことがあり、その場合はイベント開始前に特効装備の配備が必要。 端的に言えば&bold(){準備不足だとワンチャンスも起こらない}ので、そのあたりを加味して難易度を選択しなければならない。 ただし、本当に最後の最後のボスの撃破に関しては&bold(){ここ数年でもっとも簡単}という声も多数ある。 実際ここに関しては&bold(){甲難易度でも一発撃破できない方が珍しい}戦闘になるものの、&bold(){そこまでがえげつない}のは変わりないので転進は遠慮なくしてしまってよい。 乙難易度以上でのみ受けられる任務があるため、できるなら乙以上でクリアしたいところだが… 難易度がとても高いためか、今回は&bold(){ギミックが非常にシンプル}。 回数も複雑さも少なめ。基地航空隊の組み換えも不要。&bold(){ただし敵は今回の難易度基準}なので&bold(){単純に強い}こともあったり。 *詳細な解説 ※解説は&bold(){甲作戦}選択時の難易度を基準にしています。 便宜上、戦力ゲージ1本目をEx-1、2本目をEx-2と呼称します。 **E-1『MA3作戦』-アレクサンドリア沖/クレタ島沖- #openclose(=詳細な解説){ &size(20){&bold(){シズミナサイ!}} &bold(){ナンドキテモ…オナジナノヨ…!} すでに地中海への橋頭堡が築かれているせいか、いきなりクレタ島からのスタートとなる。 E-1から戦力・輸送・戦力のトリプルゲージとなる。 いずれもボスはそこまで凶悪というほどではないが、対地戦闘の装備要求水準が甲作戦としても非常に高い。 対地3点セットは最低でも最大まで改修したものを2セット、できれば3セット以上は投入できるようにしておきたいところ。 札は第一特務艦隊・地中海艦隊。 基地航空隊は1隊使用可能。 ***E1-1/戦力ゲージ 札は第一特務艦隊。 注意点として、イベントを開始する前に演習3回勝利の任務をこなしておき、遊撃部隊解放任務を出しておくとよい。 E1-2から解放してもさしたる手間が増えるわけでもないが、単純に輸送回数が多いイベントであるため省ける手間は省いておきたい。 最初の段階ではボスが出現していないため、ギミックを解除する必要がある。 ・FマスでS勝利2回 ・C2マスに到達 Fマスはいきなりの難所。 ついに&bold(){HP4800}という異次元の境地に達した集積地棲姫:Vac相手にS勝利をもぎとらなければならない。 幸いにして陸攻が使用可能であるため陸攻を随伴艦を一掃し、対地攻撃3点セットを装備した艦を用意すれば撃破は可能。 編成は航空巡洋艦+軽巡+雷巡+駆逐3など。 今回はワープもない純粋な欧州作戦であるため、対地攻撃艦は投入しやすい。ただしこの段階では有明・三日月、睦月・如月といった不完全な対地艦で節約しても問題はない。 3点セットであればHP4桁の相手に2000以上のダメージを与えていくFFのような戦闘状況となる。ただし集積地:Vacは例によって&bold(){避けまくる}ので回数は必要かも。 C2マスは補給マス。 補給艦1+駆逐5で到達可能。戦闘が1回しかないため駆逐艦含めてすべてバイト艦でもよい。 使い捨て戦術がおっくうな場合でも、適当なコモン駆逐改を2隻追加してCマスに陸攻を集中すれば間違いなく無傷で抜けられる。 クリア後はボスマスが解放される。 編成はFマスに向かう編成をそのまま流用可能。 この時点では遊撃部隊は使用できないため通常艦隊のままでよい。 道中はC・Eの2戦。 いずれも警戒陣で問題なく突破可能。 #center(){ブスイナ…ヤツラ…メッ!カエレ…ッ!!} ボスは重巡棲姫。 もはや定番となりつつある制空0であり、陸攻集中で丸裸になる。 ボス本体もさほど堅牢なわけでもなく、重巡級の連撃、雷巡の連撃でさくさく倒せる。 ゲージ破壊段階になっても特に変わりないが、不安であれば魚雷2+熟練見張り員でカットイン体制を2人ほど整えておけば万全。 ***E1-2/輸送ゲージ この時点で遊撃部隊のクリア条件を満たせるようになる。 このゲージからの札は地中海艦隊を使用。 ただし出撃地点の分岐条件がかなりの曲者であり、&bold(){別札付与+出撃地点変更}の合わせ技で特務艦隊札を無駄に付けてしまう可能性がある。 海外艦3が含まれている編成であれば基本的にこ第二スタート地点から出撃できるものの、 うっかりミスで最初のスタート地点かに放り込まれてしまっては泣くになけない。 対策としては海外艦3に1ゲージ目の札のついた艦をあえて入れておき、出撃準備画面に向かうこと。 分岐条件を満たして第二スタート地点から出撃できる場合、第一艦隊の札がひっかかって出撃できなくなる。 本イベントにおいてはこの手のトラップが多く、E3においてはさらに&bold(){極悪仕様}となるため管理は厳重に。 このゲージにおいては遊撃部隊を使用する必要は特にないが、解除する場合はLマスへの出撃が必要。 Lマスへの到達編成は空母2+戦艦1+駆逐3でOK。 前述したとおり札が変更されるうえに海外艦3が絶対に必要なので、配分は厳重にチェックしておこう。 敵編成は集積地棲姫:Vacが2体いるというものすごい編成。とはいえ、任務欄に書いてあるとおりA勝利でOKなので見た目ほどの脅威はまだない。 空母に対地艦爆、Richelieuなどの欧州戦艦に徹甲弾+駆逐艦にPT小鬼群対策1隻、対地3点セット艦装備を2隻という配分にすればA勝利は可能。 晴れて任務をこなしたあとは本格的な輸送を開始。 編成は戦艦1+重巡1+軽巡1+駆逐4の遊撃部隊がオーソドックス。 欧州艦は戦艦であれば誰でもよいが、このあとの出番がほぼない&bold(){(友軍にいることが多い)}Richelieuは筆頭候補となる。 また軽巡もPerthやDe Ruyterなど求められている仕事は十分可能な程度に特効がもらえるのでこちらもあり。 駆逐艦は適当な大発装備艦を3隻チョイス。Lの撃破で使用した対地艦を流用すればいいだけなのであまり拘らなくてよい。 道中はショボい水雷戦隊の1戦のみ。 警戒陣で適当にボコって終了。 #center(){ナンドデモ…シズメテ…アゲル…} ボスは戦艦夏姫。 陸攻にによって大ダメージを受ける弱点こそ克服したものの、やはり艦隊自体の制空値は0。 駆逐艦4隻をすべてを荷物持ちにしてもA勝利はおろかSが安定する。 ***E1-3/戦力ゲージ やはりこちらでも初期段階ではボスが出現していない。 ギミックを解除する必要があるが&bold(){実質的にこのギミック解除が本ゲージのボス}といっても過言ではない。 ・PマスでS勝利2回 条件はこの1つのみであるが、その敵編成がとにかく凶悪。 泊地水鬼、集積地棲姫、飛行場姫というボスと見まがうばかりの強敵が鎮座している 当然生半可な編成で挑んでもまったく歯が立たないため、Lマス同様対地3点セットを装備した艦を最低2人は投入して挑みたい。 また、泊地水鬼に対しては艦爆(種類は問わない)が大きな特効補正を持っている。 &bold(){泊地水鬼は水上艦}なので、FBAを維持しつつ非対地艦爆を搭載するのがミソ。 編成としては空母2+戦艦1+軽巡1+駆逐3あたりがテンプレ。 繰り返しになるがこのマスは対地装備の妥協が全く許されない。 対地装備の改修が半端な場合はいつまで経っても突破できない可能性が大いにありうる。最低でも+6、できればMAXにした上で解除に臨もう。 解除後はボスマスが出現。あとは単なる消化試合である。 編成としては戦艦1+重巡1+軽巡2+駆逐3で到達可能。 E2のギミックに引き続きPerthやDe Ruyterなどの出番が作りづらい欧州艦でも十分以上に活躍できるので、ここで出してしまうのがよい。 イタリア駆逐艦は&bold(){ここ以降で使いどころが一切無い}ので編成してOK。伊戦艦・伊重巡は温存の方針で。 道中は2回。 いずれも警戒陣でごり押し可能。 ボス前に夜戦マスが配置されているものの、E-2以降のものに比べると貧弱で対策は不要。 ボスは&bold(){重巡ネ級改Ⅱ 夏mode}。&bold(){本イベントにおける宿敵}だが、この時点ではまだおとなしい。 はっきり言って&bold(){Pマスよりはるかに弱い}ので適当に殴っておけば沈む。 ただしゲージ破壊時はやや硬くなるので、連撃装備の駆逐艦を上に配置していれば削り→トドメはスムーズに行えるだろう。 共通クリアボーナスは間宮・伊良子・女神の消耗品セット。 丙作戦では305mm/46連装砲、乙作戦では305mm/46三連装砲とFulmar(戦闘偵察/熟練)に変化。甲作戦ではSM.79が追加される。 このうちFulmar(戦闘偵察/熟練)はE-3で活躍する装備であるため、E-3を乙以上で攻略するつもりがあるのであれば取得しておきたい。 レアドロップは迅鯨型潜水母艦 長鯨。 イラストレーターは赤坂ゆづ氏、CVは山田美鈴氏。 外見は迅鯨と共通の制服、放漫なボディに加えて栗毛の活動的な外見。 性格に関してもある一点を除いて外見に準じたしっかり者で、姉が&bold(){提督にべったりで潜水艦を時々放り出している}側面を暴露したりする。 潜水艦に対してのみ&bold(){赤ちゃん言葉が出る}という一面があるあたり、姉と同じく&bold(){何かしら変}というのは変わらないが。 &font(l){こいつヤバいとみるか、迅鯨の妹にしては普通と見るかは提督次第} 性能に関しては迅鯨と差はない。 潜水艦特殊攻撃も同じく使用可能だが、特にテコ入れも入らなかったので使いどころはない。 迅鯨を所持していない場合を除いてコレクション要素の域は出ないか。 E1-2およびE1-3ボスのどちらでもドロップするが、確率的にはE1-3の方が優れているため基本はこちらになるか。 ボス前のTマスでもWarspite、Janusなど有力な艦が落ちることもあるので総合的なドロップはなかなか。 } **E-2『カラブリア岬沖海戦』-地中海/マルタ島沖/ティレニア海- #openclose(=詳細な解説){ &bold(){シズメッ…!} &bold(){クラエッ!} &bold(){ドキュウノイジガ…アルノサァ…ッ!} まず前提として、このマップから&bold(){難易度水準が大幅に引き上げられる}。 特に対地装備の改修が進んでいない場合はすさまじい労力と手間を要する。 さらに缶/タービン、補強増設、Swordfishの上位装備の所持状況によってはさらなる追加投資も必要。 E3の甲攻略において本マップの報酬装備は&bold(){ほぼ不要}なこともあわせ、本当にすべて甲作戦でクリアしたい場合を除いて甲攻略は推奨されない。 装備が十全に揃っているのであれば友軍来訪も合わせて常識的な難易度には収まる。 しかしそれは裏を返せば揃っていないほど&bold(){難易度が爆増する}ということでもある。 資源などの投資でカバーできるようにはなっているものの、それをする価値があるかどうかはよく考えた上で難易度を選ぶべし。 札は第二特務艦隊、Force H。Force HはE3-2でも使用するため、そちらを見越した戦力を投入しよう。 基地航空隊は2部隊使用可能。 ***E2-1/輸送ゲージ まずは輸送にて侵攻の橋頭保を確保する。 本ゲージは難易度設計がきわめてはっきりしており、投入する戦力・ルートでA勝利の確率が決定される。 軽量編成はすぐにボスに着くが、たまにボスに敗北して輸送に失敗する。特に大発艦で固めた場合は決戦支援があっても負けることも。 重量編成・高速+を使用する場合は支援なしで押し切ることも難しくないが、道中の戦闘回数が多く、どちらを選ぶかはお好みで。 軽量編成は(雷巡・水母・軽巡・駆逐)3+駆逐4の遊撃部隊がテンプレ。 司令部が役立つ…ように見えるものの、退避によって逸れやすいため有用性はまちまち。 大発艦ばかりで固めれば輸送量は増やせるが、決戦支援がないと厳しい。 主力艦3隻に大発を絞れば警戒陣でボスに挑めるが輸送量が減るので道中が簡単な重量編成といった感じになる。 重量編成は上記の編成から駆逐艦を1隻減らして戦艦級を1隻投入。 低速OK、かつ駆逐艦を1隻退避させても逸れなくなる。ただし戦闘が2回増えるため1回の輸送が長めな上に弾薬補正がかかる。 しかしボスで二順するのでA勝利が警戒編成以上に狙いやすい。 この他に重量艦を大量投入しつつ軽量ルートを通れる高速+編成もある。 非常に魅力的だが、本マップでは&bold(){大量の増設が必要になる}札が他にもある。 所属する艦隊すべてに補強増設をすでに施しているならこちらでもよいが… 道中は軽量編成であれば高速水雷戦隊、対潜戦闘、空襲戦の3回。 重量編成の場合は空襲戦の代わりに高速機動部隊、輸送部隊との戦闘が加わる。 軽量編成・重量編成ともに警戒陣で切り抜けるのが基本となる。 重量編成は戦艦を火力の低下しない位置に配置していれば敵艦隊をボコボコにしてくれるだろう。 #center(){ヒノカタマリトナッテ…シズンデシマエ…} ボスは&bold(){空母夏姫Ⅱ}。 いつものA勝利すればよい輸送。というかボスと&bold(){重巡ネ級改}を輸送で両方倒すのはほぼ無理。 基地だけでA勝利は大して難しくない…のは弱編成の話。 強編成ではナ級後期型Ⅱが2隻出てきて、基地航空隊を落としまくる上に、実質重巡級の固さのナ級を殴り倒すのは少々厳しい。 一巡しかしないこともあって、こちらを引いた場合は輸送装備を満載した軽量編成では、単縦で決戦支援に賭けるしかなくなる。 ちなみに恐怖の先制雷撃3本が飛んでくるが、輪形陣なのでまるであたらない見掛け倒しである。 一方アタッカー4隻投入した軽量編成の警戒陣・重量編成・高速+編成では強編成相手でも無支援でのA勝利は十分に狙える。 前者2つは上3隻に大発ガン積みさせれば警戒で挑んでも火力低下に何のデメリットも無い。 後者2つは戦艦を入れれば戦闘で二巡するので楽。ただし両方の利点を持つ重量編成は弾薬補正がかかる。 それでも相手が輪形の都合旗艦をかばって勝手に死ぬので、ネ改を殴りまくらなければそうそう負けない。 ***E2-2/戦力ゲージ ゲージ破壊後はギミックを解除する必要あり。 ・SマスでA勝利 ・GマスでA勝利 ・Rマスで航空優勢 このうち問題となるのはSマス。 例によって集積地棲姫:Vac&bold(){(HP4800)}が2体鎮座している編成。 水上打撃部隊を編成して対地攻撃艦を集中投入すればこの時点ではA勝利は可能。 ただしE-1同様、対地3点セットの改修値が少ない場合は苦戦どころか突破も厳しくなるので、再三になるが改修はきちんと進めておこう。 撃破後はボスゲージが出現する。 空母機動部隊編成は空母3に加えて戦艦、航巡、駆逐艦を中心として対地攻撃を重視したい。戦艦+空母の合計数は5以下に抑えないと最短ルートは通れない。 ついつい対地艦爆を使用したくなる…が、これは罠。&bold(){ボス撃破は特効艦に任せて空母は随伴を排除するのがベスト}なため、対地艦爆は外してE1-P同様対艦仕様で臨みたい。 空母は特効持ちのArk Royalに加えて装甲空母2を推奨。中破しても攻撃できるだけで大幅に勝率は引き上げられる。 また、水上打撃部隊を編成した上、道中2戦追加を覚悟して第1艦隊に戦艦を4、前列に高速戦艦を2投入するという脳筋編成も考案されていた。 資源が重く迂回するため弾薬ペナルティが生じるが、追加されるマスも水上打撃部隊では脅威度はそこまで高くない。安定した戦艦を中心に随伴艦を駆除し、特効艦による一撃必殺を狙うことになる。 長門陸奥胸熱砲撃や金剛型の夜間特殊砲撃を同時に用いることも可能。 なお、このマップでは攻撃機・爆撃機に特効が存在するため、これらを装備しておかないと&bold(){まともな戦闘は行えない}。 詳しい解説は外部サイトに譲るが、&bold(){2行で纏める}とこうなる。 ・Swordfish MkⅡかMkⅢを必ず1機装備する ・Ju87C改・改二、F4U-1Dも1機添える 上記の特効艦載機をABBの形で装備して最大火力となる空母カットインを狙うのがベスト。 制空値が不安になるだろうが、空母1隻に艦戦を1つ装備してFBAにしておけば制空権確保も余裕なのであまり気にしなくともよい。 また、最上改二特を所持しているのであれば投入を推奨する。 3点セット+連撃で破壊的な威力の対地攻撃を行うことができ、この期に控えるギミック解除でも非常に役立つ。 Gotland Andraも対地装備可能+欧州艦ということで非常に適性が高い。 道中は対潜戦闘、空襲、水雷戦隊の3戦。 対潜戦闘はヨ級flagshipが登場するパターンもあるものの、単横陣も選択されるためダメージを受けることは稀。 基本的に空母に攻撃機・爆撃機を満載している関係で水雷戦隊も脅威にはほとんどならない。 #center(){フザケタ…ヤツラメ…ココデ…シズメテヤルワッ!!} ボスは&bold(){港湾夏姫Ⅱ}。 こちらも集積地棲姫:Vacと同じく&bold(){HP1550}と非常に高耐久。もはやHP4桁は標準となったといえる。 陸上型らしい装甲・耐久力が据え置きで非常にやっかいだが、削り段階ではまだ壁となる敵艦が乏しいためおとなしい方。 問題はゲージ破壊段階の編成で、&bold(){重巡ネ級改}が&bold(){敵前衛艦隊の旗艦にも配置される}。もちろん主力艦隊にもいる。 敵連合艦隊に対する夜戦突入の仕様上、重巡ネ級以外を仕留めていなければ突入は難しい。 友軍艦隊は非常に対地攻撃力が高い編成ではあるが、ネ級改には無力。とにかくネ級改をどうにかしなければならない。 空母による特効乗算を効かせた一撃を叩きこめば大ダメージを与えられるため、これを基本戦法として残りを対地艦で固めよう。 ネ級改さえ撃破できれば残りの敵艦はさほど脅威ではなく、友軍による対地攻撃でボスのHPも風前の灯火となる。 ゲージ破壊後はそのままE2-3のボスマスが出現する。 ***E2-3/戦力ゲージ 編成は甲作戦をあえて選んでいるのであれば高速+一択。 軽量編成での攻略も可能だが、あまりにも撃破率に差が出るため選ぶ意味はない。 全艦を高速+で統一し、第一艦隊に軽巡1隻を編成すれば最短条件を満たせる。 これ以外の条件は存在しておらず、第二艦隊を含めて規定枠以外を戦艦・空母で埋めても到達できる。 基本的にE2-2同様特効艦載機による一撃を狙うことになる。 こちらはボスに対艦攻撃のカットインで攻撃可能なこと、装甲破壊可能なこともあって昼戦終了が特に珍しくない。 ネックとなる&bold(){缶+タービン12セット}に&bold(){SwordfishMkⅡ・Ⅲを2機以上}という高いハードルはあるが、リターンは大きい。 友軍も来訪しているが、いずれも高倍率特効を所持しているわけではないので装甲破壊は必要。 編成はE2-2と札が同じなのでそのまま流用してOK。増設補強の状況次第で調節したい。 一応、撃破におけるウェイトは昼戦が圧倒的に大きいため、第二艦隊であれば増設なしで高速+にしたほぼ何もできない艦が2~3隻いても問題ない。 4スロット艦を採用していれば連撃装備と高速+化などもできるため割と融通はきく。 道中は上記の2編成であれば対潜戦闘、水雷戦隊、夜戦の3回。 問題となるのは最後の夜戦。 戦艦レ級eliteのほか、重巡ネ級elite、軽巡ツ級など&bold(){殺意満々}な編成である。 削り段階においては司令部施設である程度被害を低減可能だが、ゲージ破壊を行う場合は警戒陣で狙われやすい第二艦隊の4~6番艦にはキラキラをつけておきたい。 #center(){チチュウカイ…クンダリマデ…アツイッテノニ…ヨクキタヨ…} #center(){ワシガ……オアイテ…シヨウ…} ボスは&bold(){地中海弩級水姫}。 深海棲艦では初の一人称がワシのロリババアとなっている。&bold(){目力がとても強い。} HP890、装甲295と堅牢であり、随伴艦もそれなり以上に強力…ではあるが、前述した特効艦載機を搭載した空母を持ちこんでいれば昼でボコボコにできてしまう。 攻撃機+爆撃機+爆撃機の&bold(){BBA}カットイン構成が特に有効で、&bold(){BBAでBBAを叩きのめす}というコントが開催される。 しかしゲージ破壊段階では大幅に装甲が向上し、随伴艦も強化されるため破砕を推奨する。また&bold(){目力がさらに増して怖い。} 条件は以下の3つ。しかし、このうち1つの条件が非常に厳しいので要注意。 ・GマスでS勝利 ・SマスでS勝利 ・XマスでA勝利 ・防空優勢2回 ・LマスでS勝利 GマスS勝利はE2-2と同じなので割愛。 XマスはA勝利で構わないこともあり、Lマスに行く際におそらく自然に達成できているはず。 SマスS勝利はおそらく本マップの&bold(){実質的なラスボス}となる。 とにかく集積地棲姫:Vacが堅牢かつ高回避なのが問題となる。E-1から苦しめられてきたものの、ここの敵編成はまさに別格。 最上改二特の対地3点セットを乗せた連撃以外ではほぼ一撃必殺の手段がなく、昼のうちにどうにかして1隻を撃破しなければ勝機は無い。 基本的に第一艦隊に2セット、第二艦隊の最上に1セットという振り分けになるだろう。 言うまでもないが第一艦隊は対地艦爆装備のFBA装備、戦艦には三式弾などで少しでも敵HPを削り取っておきたいところ。 また、大量に改修済みの対地装備が確保できている前提であるが&bold(){同種装備の2積み}も非常に有効。 特に最上はWG42+戦車隊2でも十二分に大ダメージを狙える。 第一に回す特二式内火艇がカツカツ、突貫工事で改修したはいいが+6以上にできない…という場合はこちらを採用してもよい。 上記を解除すればボス艦隊全体の装甲が弱体化する。 #center(){ダガ…コレカラガ…ドキュウ…ノ…ホンッバン!} #center(){ワシャア……ダレニモ…マケンゾッ……ォッ!} 最終段階では例によって&bold(){重巡ネ級改が増える}…が、BBAカットインで一発撃破を狙いやすくなるため脅威度は下がる。 友軍による追撃も合わせ、第二艦隊のほとんどが連撃さえできなくとも撃破には支障はない。 基本的に対地攻撃用途で起用しているはずのGotlandか最上を高速+化して連撃させればなんなくトドメは刺せる。 友軍未達時は実質的に昼戦でほぼ勝負が決まる一か八かの勝負としての側面が強かったが、現状では友軍によるHP削りの圧が強いためさほどでもない。 なお、上記の対ボスの概要は&bold(){すべて高速+編成を前提としている}ことは繰り返し伝えておく。 クリアボーナスはConte di Cavour級弩級戦艦 Conte di Cavour。 イラストレーターはじじ氏、CVは飯田ヒカル氏。 実艦はイタリア海軍の弩級戦艦として建造されたConte di Cavour級戦艦のネームシップ。 第一次世界大戦前、緊迫した情勢に対応すべく期待の新造艦として進水した…ものの、交戦機会はなく戦争は終了。 その後は小改装を受けて練習艦として世界各国を巡遊していたものの、欧州海軍の新艦建造の報((ドイツのDeutschland級、フランスのDunkerque級))を受けて状況が一変。 &bold(){今から対抗艦を新しく作るには時間が足りない}という軍事バランス上の大問題が発生してしまった。 この事態に、イタリア海軍は&bold(){旧式戦艦に魔改造を施して同等の戦力にする}という戦略を打ち出して対抗。 &bold(){砲身を削って大口径とする}、&bold(){機関出力を2.5倍にする}、&bold(){装甲を20~50%追加する}という全面改造となり、改造後はほぼ原型をとどめていなかった。((機関の増設及び新型への換装も含め一説には7割のパーツが交換されたとも。同時期のロートル仲間である金剛型戦艦、Гангутも大改装を受けている)) 第二次世界大戦においてはカラブリア沖海戦にてWarspiteとの砲戦を行ったもののお互いに成果はほとんどなし。その後まもなくタラント空襲にて魚雷を受け、撃沈を防ぐため座礁。 浮揚と修理に手間取ったことで戦線には復帰できず、接収を経たのちにまたしても航空攻撃で損傷して転覆し、そのまま終戦を迎えた。 ビジュアルは銀髪&bold(){ロリ巨乳}戦艦。改二ではイタリア艦標準の脇空けまで兼ね備える。 性格は深海時同様の儂ロリ。%%年の功なのか%%見た目にそぐわず落ち着いている。しかし現役のイタリア艦たちとの会話で戦艦の世知辛さに呆然としたり、ロートル扱いされて憤慨する一面も。 色々な意味で共通点の多いГангутとは飲み仲間のようだ。((ちなみに妹のGiulio Cesareが戦後ソ連に行っており、Гангутと同じ年に除籍している。))しかし&bold(){Polaへの圧は強い}。 性能に関してもГангут同様に改二で実用的なスペックになる旧式戦艦系。 ただし素の弩級戦艦時代の低スペックが尋常なものではなく、徹甲弾すら装備できない。 改二相当のnuevoまで鍛えれば低燃費かつそれなりのスペックとなり、高燃費に悩まされているイタリア戦艦たちの穴を埋められるだろう。 また、武勲には恵まれなかったが艦齢30年以上と長寿であり戦後生存組であるという事を含めてか、戦艦としては運が高めに設定されている。 他のクリアボーナスは丙作戦で補強増設・潜水艦補給物資・SM.79。 乙作戦では勲章が追加。甲作戦ではBarracuda MkⅡが追加され、SM.79がbisに強化される。 いずれもE-3というよりも&bold(){本マップでの掘り}に有効。 最初に述べた通り、甲報酬であっても&bold(){E-3ではほぼ無意味}なので甲作戦を選択するかはよく考えるべき。 甲勲章を獲得するだけであれば乙で抜けてしまうのが手っ取り早い上に合理的なのは間違いないので、熟慮した上で攻略しよう。 クリア後に掘りを行う予定であれば甲作戦の方がベスト。 レアドロップはついに&bold(){Nelsonの複数所持}が解禁。 しかし道中の夜戦マスの存在でどうしても掘りが安定せず、確率もかなり低めなため深入りは禁物。 獲得できれば絶大なアドバンテージを得られることは間違いないが… } **E-3『増援輸送!ペデスタル作戦』-ジブラルタル沖/地中海/マルタ島沖- #openclose(=詳細な解説){ &bold(){ソノサキニ…ナニガアルノ!} &bold(){ココデムダニ…シズミナサイ!} &bold(){コノウミハ…ワシタチガ…ッ!} &ruby(バラクーダ){&bold(){Barracuda}}&bold(){!!} …&size(12){&ruby(シット){&bold(){shit!}}} 戦力/戦力/輸送/戦力の&bold(){4ゲージマップ}。 友軍来訪前・第一次友軍時は難易度の平均値がえげつないことになっていたが、現在ではE3-2以外は落ち着き気味。 しかしそのE3-2が&bold(){ヤバい}ので、甲が無理だと感じた場合は速攻で乙に落としてしまった方が精神衛生上良い。 札はForce H、Force X、Force Zに加えて第10潜水戦隊となる。 基地航空隊は3隊使用可能。 史実のペデスタル作戦は、1942年8月に地中海で行われた作戦。 地中海の要衝であるマルタ共和国・マルタ島に陣を構える連合軍がイタリア・ドイツの枢軸国に攻囲され降伏すら考えざるを得なくなる中、連合軍によって行われた大規模な輸送作戦である。 輸送作戦と言ってもNelsonやRodney(ビッグ7のうち2隻)も参加しており、その重要性がうかがい知れるだろう。 既に幾度かの輸送作戦が失敗しており、ペデスタル作戦においてもイタリア・ドイツの海軍・空軍の猛攻に遭って多数の連合国軍の輸送艦や軍艦が失われた。 だが、イタリア軍とドイツ軍の連携が乱れ、船団に決定的な打撃を与えるには至らなかった。 更に命綱となる石油を積んだ輸送艦オハイオは激しく損傷したが、石油揚陸と引き換えに着底するという涼月もかくやと言える到着を果たすなど、虎の子の物資の輸送には成功。 こうした物資が決め手となり、枢軸国はマルタ攻略に失敗し、その動きを大きく制約されることになる。 本海域も、史実と違わぬ壮絶な難易度を誇る。 本マップは非常に難解な艦載機特効が実装されており、これらを理解していない場合はE3-1、場合によってはE3-2を突破することが難しくなる。 詳細な解説は%%あまりにもめんどくさいので%%省くが、&bold(){3行でまとめる}と以下の通り。 ・各欧州戦闘機はグループ1~4の属性AとエリアA~Cの属性Bを持ち、それぞれダメージ倍率を持つ ・&bold(){属性Aと属性Bが被らないように装備する}とダメージが増加させやすい(例:グループ2/エリアB+グループ3/エリアC) ・理想形はFulmar(戦闘偵察/熟練)orSeafire MkⅢ((グループ4+エリアC))にRe2001改orFulmar((グループ3+エリアB))、5スロなら追加でF6F-3N((グループ2+エリアA)) Fulmar(戦闘偵察/熟練)はともかく、Seafireに関しては数年前の甲報酬なので持っていない提督も多数。 開発可能になったSpitfireから作成できるほか、Spitfire MkVを所持していればより少ない開発・改修資材の消費で作成可能。 また、E2に引き続いて一応海外攻撃機・爆撃機も特効を持っているが、&bold(){対空射撃回避なし}と&bold(){特効属性に恵まれない}ので装備してはならない。 対空射撃回避を持つ強力な艦攻・艦爆を従来通りに装備してFBAを維持するのが基本。 ***E3-1/戦力ゲージ ギミックは存在せず、、いきなりボスゲージ出現&撃破が目標となる。 札はForce Z。E3-4と共通であるほか、Force Hとはルート的に共存不可。 編成は夜戦空母(or夜戦仕様にした5スロット空母)+装甲空母+軽空母+航空戦艦or軽空母+軽巡1+駆逐2。 実装から数年の時を経て、ようやく夜戦正規空母が活躍するマップとなった。 ボスの装甲が非常に堅牢+軽量艦が大被害を被りやすいこともあり、旗艦の夜戦空母による夜襲が勝負の決め手となる。 水雷戦隊に関しては矢矧改二乙+Fletcher MkⅡ+雪風改二などの強力な艦を詰め込んでおけば問題ない。 夜戦補助+対潜を行わせるならGotland Andraもありだが、Force Hの対地戦で使っているパターンも多いので好みで。 道中は対潜戦闘、空襲、水雷戦隊、高速機動戦隊の4回。 空母は警戒陣の減衰込みでも大ダメージをバンバン叩きこめるため、空襲以外は基本的に警戒陣でOK。 また警戒陣を取る関係であまり道中支援が有効でないため出さなくともよい。 #center(){ステキ…ヨクキタワァ…} ボスは&bold(){深海地中海棲姫-バカンスmode}。 バカンスmodeの例にもれず夏を満喫している。特に&bold(){下の人}はヒレ一面に柄をあしらうノリノリっぷり。 初での地中海棲姫同様、装甲の高さが特徴となる。 遊撃部隊vs連合艦隊であるため、本来ならば優位に立てるはず…だが、やっぱり&bold(){ネ級改}が周りを固めているためそうそう上手くはいかない。 特に割り段階ではもはや本イベントの定例となりつつある&bold(){ネ級改の増殖}が発生するため、特効戦闘機を詰め込んだ空母が先制攻撃を決められないとまともな勝負は不可能。 ト級flagshipやナ級後期型Ⅱがいない、敵艦隊の&bold(){制空が0}ということでかなり空母が有利な条件で戦えるようにはなっているので回数をこなすべし。 ここには友軍も来訪しないため、とにかく装備をきちんと詰めた上で決戦支援・陸攻集中などで下地を整えて真っ向勝負を挑もう。 ボス撃破後はそのまま第二ゲージの攻略に突入する。 ***E3-2/戦闘ゲージ 道中の水上戦闘が''1戦しかない。'' にも関わらず本イベント最大最強の難関にして、実質的な最終ゲージとなる&bold(){超難易度}マップ。 とにもかくにもその道中1戦の&bold(){Mマス}がすさまじく理不尽な布陣であり、とてつもない撤退率・損傷率を誇る。 &bold(){応急修理女神の使用が推奨される}といえばその異常さがが理解できるだろう。17夏の&bold(){ケツべロス]以来のうれしくない快挙である。 一応、最近は水雷見張り員&噴進砲などで女神需要が著しく低下しており、アイテムとして格納もできない旧女神が倉庫でごろ寝していた提督は多く、後述の理由で女神の消費自体も17夏とは比較にならない程少なくはあるのだが… 初期の先行勢は機動部隊で挑む選択肢しかなく、度を越した理不尽さに気力をを粉微塵に打ち砕かれるものも多数。見ることすらはばかられる&bold(){凄惨な状況}を呈していた。 [[だが…今は違う!>K2(医療漫画)]] 現時点では&bold(){ボス艦隊への}友軍来訪によって大きく戦力的な余裕ができ、&bold(){水上打撃部隊での攻略}が可能になったことで大きく状況は改善。 特に長門・陸奥がE3-3への友軍来訪でForce Xに採用しなくとも問題なくなったため、こちらで特殊砲撃を使って暴れてもらえばかなりMマスの損害を抑えられる。 &bold(){恐らく想定されていた攻略}の機動部隊で突入する場合はかなりリスキー。というかもっと端的に言えば&bold(){ダメコン前提}になるので、女神の保有数に余裕があれば。 特効戦闘機のFBAを使用できるぶんボスの撃破率はきわめて良好になり、昼撃破もE2-3同様十分に狙える。Seafireを揃えられているなどで環境が整っていれば選択肢としてより有力になる。 道中友軍?&size(22){&bold(){知らない子ですね。}} 編成はE2-2およびE2-3で使用したForce Hが再起用。 ArkRoyalに特効があることも変わらない…のだが、機動部隊が選択肢のひとつとなったことで重要度は大きく低下。 &bold(){深海の自分と旗艦同士で相まみえる}というシチュエーション自体は悪くないのだが。 機動部隊での突入はE2-3から高速+を抜いて特効戦闘機つきのFBAに変更すればそれでOK。 水上打撃部隊の場合は長門+陸奥+空母+Washington・Bismarck+制空要員2、軽巡1+雷巡2+駆逐3など。 潜水艦(主に伊13・伊14)を第1艦隊に入れることでボスマスの攻撃を吸うという手法もある。&s(){Mマスで水雷に狙われるのは諦めろ} 道中は対潜戦闘、空襲戦、強襲機動部隊の3戦。 たった3回しかないものの、最後の強襲機動部隊(M)は本イベントにおける最強の壁として立ちはだかる。 その陣容とは空母ヲ級改、&bold(){重巡ネ級改2隻(先制雷撃)}が待ち構えるとんでもないもの。 特に機動部隊で挑む場合は先制雷撃→砲撃→閉幕雷撃で合計6回の攻撃を受けるため、ほぼ確実に誰かが大破してしまう。 一応、削り段階であれば輪形陣編成もあるため、陸攻を1部隊集中+砲撃支援で随伴艦からの雷撃を避ければ護衛退避で対応も可能。 ただしゲージ破壊段階ではあろうことか&bold(){単縦陣固定}。レ級eliteを遥かにしのぐ火力・雷装・装甲・命中の&bold(){化け物}からの攻撃をしのぎ切るのはいくらキラ付けをしても現実的ではない。 おとなしく女神に頼る提督も多く、「いくら女神積んでようと轟沈演出なんか見られるか!!」という提督は破壊段階でも護衛退避を使って引き換えにボスの難易度を上げるか、強運ですり抜けられるまで資源方面の出血を余儀なくされた。 一応道中戦が少ないので資源的な出血は比較的抑えられるが… 水上打撃部隊で特殊砲撃を使用するという手はもちろんあるのだが、お供の水雷に刺さってしまいネ級改はノーダメージだったり、そうでなくともネ級改&ヲ改からの殴りが極めて痛いのは変わらないのでそこは注意。 Mに比べると地味な扱いになりがちだが、対潜戦闘も東海を集中+対潜艦1が必要になるためやや影響が大きい。 #center(){バカナノ…?オロカナノ……?} ボスは&bold(){欧州棲姫}。 地獄の17夏ラストのリターンマッチとなるものの、&bold(){連合第三陣形固定}。 このため敵艦隊の砲撃はほとんどまともに命中しない。あれだけ猛威を振るいまくったナ級後期型Ⅱの先制雷撃ですら例外ではない。 ただし輪形陣相当の利点である対空の伸びが機動部隊であれば&bold(){致命傷}と化すことも多い。30機スロットに射撃回避付き攻撃機・爆撃機を搭載していても余裕で枯れてしまう。 ここでも水上打撃部隊の利点は大きく、&bold(){制空権さえ取れれば殴り合いはできる}ので支障はない。存分にファイトクラブを開催してしまおう。 また、機動部隊を強いられた友軍前があまりにもあんまりな状況だったせいか&bold(){ボス友軍の}メンバーは第一次組・最終ともに非常に豪華。 夜襲カットインや魚雷カットインで次々と敵艦を撃沈・HPを削り取ってくれる。 また、その命中率の低さ故に女神が推奨されてこそいるのだが、その女神自体は殆ど消費されない。%%つまり女神カウンター狙いも殆どできない%% #center(){モ…ウ……ムダ……ナンダカラッ…!!} ゲージ破壊段階では-壊に変化。 ヌ級が増える上にナ級後期型Ⅱが3隻に増える…という&bold(){本来なら}悪夢のような強化だが、&bold(){連合第三陣形}の前には無力。 削りの段階から分かっていた提督も多いかもしれないが、先制雷撃も砲撃もさっぱり当たらない。ゲージ破壊時のM対策でキラキラを付けていればなおのこと当たらなくなっているだろう。 割り段階では道中支援を対潜支援に切り替えて陸攻部隊を3隊すべてボスに叩き込む戦法も多く、この場合は65戦隊に攻撃前に沈められていることも多々。 装甲294と堅牢ではあるものの、Mマスにおける第二艦隊へのダメージが抑えられていれば勝機はある。 また、機動部隊でどうにかしてMマスを潜り抜けていればほぼ昼で決着がつく。…こともある。 空母がボスマスで上振れ・下振れがあるのはあくまで&bold(){攻撃を受ける危険性が高い}ためで、&bold(){こちらだけ熟練度MAXのFBAカットインを当てられる状況}であれば戦艦よりも強力。 艦載機さえ枯れなければ1発クリアもありえるが、逆に熟練度が減少しきってしまった場合はあまり利点がないかもしれない。 なお、本海域で一番のヤベー場所という認識は運営もちゃんとしていたらしく、&bold(){この後のギミックには一切かかわらない}。 ***E3-3/輸送ゲージ 死闘の果てにようやくたどりついた輸送ゲージだが、こちらも開幕からギミックが満載。 ただし、E3におけるギミックは実質的にこのボス出現&ルート解放と最後の装甲解除のみであるため相対的には少ないか。 スタート地点前進ギミックは以下。 ・FマスA勝利 ・GマスS勝利 ・防空優勢1回 どちらもForce Zでの攻略となる。 Fマスは対地戦闘。空母1+軽巡1+駆逐5で到達できる。集積地棲姫:Vacがいるものの、必要なのはA勝利なので陸攻を送り込めばE1・E2ほどは苦戦しない。 本格的な対決はこの後解放される任務になる。 Gマスは上記の編成の索敵を下げればOK。敵は輸送隊なのでしめやかにボコって終わらせよう。 スタート地点前進後は以下のギミックを解除してボスマスを出現させる。 非常に数が多いがどれも小粒なので大したことはない。ただしForce Hの罠には注意。 ・T1マスS勝利 ・T2マスA勝利 ・T3マスA勝利 ・T4マスS勝利 ・Pマス航空優勢 ・UマスA勝利 ・WマスA勝利 ・XマスS勝利 T1~T4は潜水艦隊で攻略する。 潜水母艦+軽空母+軽巡+潜水4、潜水母艦+潜水艦6でそれぞれに到達可能。 敵艦隊に関しては陸攻部隊を集中+支援で確実に撃破できるため特に悩む必要はない。&font(l){潜水艦隊攻撃「」} 順調にいけば丙作戦以上で任務「【地中海拡張作戦】第10潜水戦隊作戦」(T1とT2のS勝利2回)が解放されるのでまとめてやってしまっていい。 以下はE3-3で使用するForce Xと同じ艦隊を使用することになる。ただし絶対にForce Hが混ざってはならない。 第10潜水戦隊作戦を完了させれば乙作戦以上で「【地中海拡張作戦】北アフリカ作戦」が解放されるため、Wマスに関してはまとめてやってしまってもいい。 Pは通常の連合艦隊で確実に通る。適当に艦戦を乗せれば達成。 Uマスは夜戦マスだが、道中でも散々に苦しめられる&bold(){警戒陣固定}で&bold(){ネ級改とPTが混在する}とんでもない場所になっている。 ネ級改はこの段階では最大で2隻まで登場し、そうそう倒すことはできない。 しかしPT対策を施した連撃艦で4隻は倒せる上に警戒効果で勝手にPT対策艦の攻撃を引き寄せて自滅するので、難易度はそこそこ程度。言うまでもないが道中支援は必須。 Wマスは対地戦。連合艦隊で行ける上にE-3-2で長門型を使っていないなら投入可能なので、対地装備をガン積みした長門と陸奥の特殊砲撃が集積地棲姫:VacにクリーンヒットすればAどころかS勝利も容易く、条件が整えば今回の対地戦で一番楽。 攻略だけならA勝利で問題ないので無理をする必要はない。 Xは&bold(){完全に見掛け倒し}。適当にForce Z用の水上打撃部隊で撃破してしまえる。とはいえ夜戦マスでの大破は起こりうるため、E3-3の予習としてデコイなどはここから投入するとよい。 ギミックを解除していくとボスマスが解放される。 全てのギミックを解除したのちに輸送を開始する。 最終友軍到着前は友軍自体がこなかったため、半端な編成では返り討ちにされる高難易度マップだった。 ただし現在では非常に強力な友軍艦隊が来訪するため、よっぽど輸送に振りすぎていない限りは&bold(){A勝利は確定}する。今回のイベントの傾向に漏れず、S勝利は非常に厳しいが。 注意点として、&bold(){Force Hの札が付いた艦が1隻でもいると全てForce Hとして扱われる}というとんでもないトラップがある。 問答無用で流刑を受けてここ以降まったく使うことがない札が張り付いてしまう。&bold(){しかも丁作戦でも無視できない。}%%どうして落ちないのよ!!%% 一応、このゲージからは難易度が道中の夜戦マス以外は相対的に低いためリカバリーはできなくもないのだが… 本ゲージの札はForce X。 次で使用するForce ZはE3-1と共用なので実質最後の札。 編成は戦艦2+正規空母+自由枠3/軽巡1+輸送艦0~2+潜水艦0~1+駆逐2以上の水上打撃部隊をベースに輸送量・戦闘力で調整したい。 デコイとして投入する潜水艦には潜水艦電探をあるだけ積み込んで回避力を確保しておこう。 潜水対策に1隻を対潜装備にするのもアリ。 過酷な道中を潜り抜ける必要もあるため、旗艦には艦隊司令部施設も必須。ただしダメコンで押し切る場合はこの限りではない。 また空母にはE3-1・2同様、特効艦載機を混載しておけば艦爆やジェット一個でも凄まじいダメージを出せる。 道中は空襲戦、対潜戦闘(R)、夜戦(U)、強襲機動部隊(X)、空襲戦の5マス。 E3-Mのように1マスだけが&bold(){絶望的}というわけではないが、後半の3戦は未対策ではいずれも大破が起こりうる。 対潜戦闘はギミックでも見たとおり&bold(){潜水新棲姫}が出現。 耐久388のタイプが出現せず、東海部隊の集中と先制攻撃で中破~撃破には持ち込める。また、単横陣の場合はほぼ雷撃が命中しないため単なるボーナスステージと化す。 夜戦は&bold(){非常に厄介}。E3-2に引き続いてまたしても&bold(){ネ級改}が1~2隻立ちふさがる。 先制雷撃こそないが高威力の連撃に加えて&bold(){警戒陣で出現}、さらに随伴艦にツ級flagshipと&bold(){PT小鬼群}を従えるというガチ編成で襲い掛かってくる。 こちらも警戒陣を使用するのはもちろんのこと、ツ級やPTの攻撃を無力化するために潜水デコイを投入するか、そもそも殆ど避ける電探+増設見張員の駆逐艦を並べておきたい。D砲改二+魚雷+見張員+電探ならそのままPTもしばき倒せる。 彼女たちを4~6番目に配置しておけば大破する確率はそれなり以上に下げられる。 また、イベント終了直前の段階で&bold(){潜水艦電探を2個以上搭載すると鬼のように回避する}ことが発覚。たまたま恩恵を受けていた提督はラッキーだったかもしれない。 なお警戒陣の都合PT達に攻撃が集中しやすい上に、PTは特効装備で警戒陣の回避を超える高い命中率を得られるので逆にカモ扱い、むしろ相手は警戒陣で足引っ張ってるなどと言われることも。 ちなみに乙だと''ネ級の攻撃がカットインになる''のでむしろ凶悪化する。デコイより電探+見張員の駆逐艦を増やすべきかもしれない。 しかしCIが怖いからと言って''探照灯を装備してはいけない。''誰かが探照灯をつけた瞬間に回避補正の少ない2番艦と3番艦がターゲットになる確率が跳ね上がってしまうので撤退率が爆増する。 ちなみに''警戒艦に潜水デコイを入れた場合も同じぐらい2番艦と3番艦の被弾率が上昇する。'' 強襲機動部隊は空母&bold(){レ級elite}が&bold(){2体出現する}という悪夢のようなマス。先制雷撃も健在であり、E3-Mの再来…&bold(){になることは特にない}。 なんと&bold(){輪形陣固定}であり、&bold(){砲雷撃がさっぱり命中しない}。レ級eliteですら輪形陣の魔の手からは逃れられなかった。 潜水デコイは残存していれば第二艦隊の砲撃戦でレ級の攻撃も吸うため非常に有効だが、随伴艦が先制対潜を使用してくるためほぼ間違いなく大破する。おとなしく退避させておこう。 #center(){ナメル…ナヨォ……ッ!} #center(){アナタモ…ソノサキノ…ハテガ……ミタイノォ?} 輸送ボスは&bold(){地中海弩級水姫}&&bold(){深海地中海棲姫 バカンスmode}。E2-3およびE3-1で撃破したばかりだが、速攻で再生怪人として復活。 基地航空隊の必要半径が&bold(){11}と戦闘機を一切送り込むことができず、ナ級後期型Ⅱも確定で2隻出現する上に&bold(){深海地中海棲姫 バカンスmode}は&bold(){分身する}。 対空が狂っている上に制空が取れないこともあり殆ど撃墜されてしまうので ボスに一切出さないという選択も出てくるレベル。もはや期待せずに防空に出す提督さえいる。 しかも輸送艦を増やしすぎたり、ボスにタッチ目的の第二陣形で挑んだりするとそこそこの確率で敗北する。 火力と輸送量を両立できる連撃+ドラム缶×3の能代改二や改鈴谷型改二を投入したり、 増設込みで''脅威の大発系5つを輸送する''神州丸に輸送を任せて第2艦隊にアタッカーを満載するなど、それなりに火力を持たせないと返り討ちにされる。 しかし現在では強友軍さえ呼んでいれば敵の数を夜戦前に3~5隻は減らせるのでまず輸送失敗はない。 あまりにも極端な輸送体制の場合はたまに事故が起きるため、不安なら第二艦隊を1~2隻連撃仕様にすれば解決。 輸送完了後は戦力ゲージが出現し、最後の戦いが始まる。 ***E3-4/戦力ゲージ3本目 札はE3-1と同様のForce Z。 夜襲用に赤城・加賀改二戊を投入していればそのままシフトする形で採用できる。 編成はNelson+Warspite+正規空母+特効戦艦1+制空要員1~2、秋津洲0~1/軽巡1+雷巡・特効重巡級0~2+駆逐2~5+潜水デコイなど。 正規空母は5スロの赤城・加賀改二、橘花改単騎で残り艦戦彩雲で突撃する翔鶴型甲、友軍弾きのSaratoga、唯一と言っていいFBAが期待できるIntrepidあたり。 ただし道中・ボスの対空荷重が狂っているので、FBAはIntrepidぐらいの搭載がないとスロットのどちらかが枯れる。 E3-3と違って輸送要員が不要になっているため道中の事故率はさらに下がる。 後述の友軍の関係でSaratogaかFletcher級のどちらかは欲しい。逆に風雲改二は入れてはいけない。 友軍を弾くために装備が整ったFletcher級を投入しておけば、対空CIもやってくれる。 また、昼の砲撃戦+友軍艦隊でボス艦隊はほぼ半壊させられるため、駆逐艦に対潜装備を重点的に施しておくのも有効。 第二艦隊への潜水デコイ編成も相変わらず有効だが、夜戦で吸える相手が減る上ので効果が下がる。 なぜかついている大特効と夜戦マスもPTもボスも万能なD砲+魚雷+電探+見張員を無理なく装備できる夕雲型や、友軍弾きも対空も対潜もできるFletcher級、4スロのТошкентなど駆逐艦が非常に強いこともあり、退避も考え駆逐艦5隻というのも普通に選択肢。 道中は空襲(P)、対潜戦闘(R)、空襲(S)、夜戦(U)、強襲機動部隊(X)の5回と空襲の位置が変わっただけでE3-3からほぼ変化がない。 しかし夜戦でネ改が1~2隻から2~3隻に変わりデコイの効果が下がる。素直に電探+見張員の駆逐艦を3体並べた方が良いかもしれない。 輸送装備を外して完全に戦闘特化にできることもあり、体感的な難易度はE3-3より大きく下がる。 他にも「高速統一で戦艦+正規空母6(ただし正規空母は2まで)」でも最短ルートを通れることから 第一をNelson+Roma+Italia+正規空母+航巡or水母+Atlanta、第二側に金剛改二丙+比叡改二丙/榛名改二/高速化Warspite+軽巡1駆逐2重巡1とする「昼夜ダブルタッチ」編成も考案されていた。 こちらはNelsonを高速化する必要がある代わりに、秋津洲を抜けるという利点があったため、ボスよりも道中事故が怖い低難易度向けの編成。 制空がかなりギリギリなので、正規空母と航巡or水母はほぼ置物になるが、ダブルタッチによる圧倒的な破壊力はそのハンデを上回る。 &bold(){ワタシハ……。ヤルダケ…ヤッタワ……ッ} &bold(){モウ…ッ……。ホウッテ…オイテ……ッ!!} ボスは&bold(){欧州装甲空母棲姫}。空母ヲ級の正統進化のような外見だが、削り段階のアイコンが&bold(){MS}にしか見えないと評判。 スペックは耐久1080・火力600弱相当・装甲324と非常に高く、また装甲空母のため中破でも沈黙しない…と強力なように見える。 しかしながら、搭載スロットがなんと&bold(){17機}しかなく、砲撃戦では高確率で&bold(){沈黙する}。 ボスマスまでの必要航続距離が1なことも相まって強力な陸戦を投入した劣勢削りもたやすく、友軍弾きを兼ねたFletcher級が投入されるマップだったのが運の尽き。 矢矧が友軍と被っているため、軽巡枠にAtlantaなんか投入されている場合はほぼ攻撃ができなくなってしまう。 一応随伴艦こそ空母夏姫Ⅱ・戦艦夏姫Ⅱ・&bold(){重巡ネ級改}2隻とかなりの陣容を誇るものの、装甲未破壊の段階で&bold(){特効倍率がぶっとんでいる}ため撃破は難しくない。 それに加え、E3-2と同じく&bold(){連合第三陣形固定}。このせいか、とにかく&bold(){敵の攻撃が命中しない。} 空母夏姫・戦艦夏姫・重巡ネ級改の全員が攻撃を空振りし、ナ級後期型Ⅱの先制雷撃もろくなダメージを与えてこないことがざらに起きる。 利点の高対空もメイン火力が戦艦のため機能せず、特効乗せNelson Touchからの先制攻撃で一方的にボコボコにできる。 追い打ちをかけるように本マップの強友軍は&bold(){めちゃくちゃな破壊力}を誇り、カットインが発動すれば400~500のダメージを与えてガンガン鬼・姫・ネ級を粉砕してくれる。 総じて、ボス戦のみを抜きだせば&bold(){E3でもっとも簡単}だったりする。友軍後のE3-3とどちらが簡単かは人によるが。 &bold(){ソレデモヤル…トイウ…ノ…ッ?} &bold(){イイワ……ジャァ……シズメテアゲル…ッ……} &bold(){アナタタチ…ヲ…ココデッ……!} ゲージ破壊段階では-壊に変化、頭の装甲が破壊されて素顔が露わになる。 また、装甲が&bold(){394}に向上するため流石に装甲破砕を行わなければ勝ち目が薄い。 ・第一ゲージボスA勝利 ・第三ゲージボスS勝利 ・Yマス航空優勢 ・XマスS勝利 ・Tマス航空優勢 ・防空優勢1回 E3-1のボスはそのまま編成を流用してAを取るだけ。 E3-3に関しては輸送中にSを取りづらい印象があったかもしれないが、Force Zにドラム缶を3個積むだけで到達可能。 つまりNelson Touchを叩きこめるためたいした脅威ではない。友軍も相変わらず強力であり、ダメ押しに&bold(){特効補正で敵編成全体が柔らかくなっている}。 ゴリ押しで豆腐のように吹き飛ばしていけるためなんら問題にならない。ついでにここでXのS勝利、Yの航空優勢も取ってしまえる。 Tマスは正規空母を5隻入れた連合艦隊で到達可能。要求制空が非常に高いが、編成条件の関係で足りないことはまずないはず。 装甲破砕後にはボス艦隊全体へのダメージが1.1~1.15倍、ボスに対してのダメージはさらに1.15倍、特定の欧州艦(Nelson・Warspiteなど)はさらに1.25倍と凄まじい乗算補正がかかる。 破砕前からの補正に加えてこれらを全て載せられるNelson Touchのダメージは実に&bold(){6倍}という驚異的な破壊力となり、4桁ダメージで敵艦を紙屑のように粉砕できる。 敵艦の陣容もかなり強化されているものの、相変わらず連合第三陣形固定であるため&bold(){的の強度が上がった}以上の意味はない。 勝利は既に目前。&bold(){暁の水平線に、勝利を刻め!} #center(){&size(24){&bold(){「主砲!1番、2番、もう一撃だ!!」}}} #center(){&size(24){&bold(){「Fire!Fire!!Fire!!!」}}} 共通クリアボーナスはIllustrious級航空母艦 Victorious。 イラストレーターはコニシ氏、CVは山田美鈴氏。 実艦は英国海軍が建造したIllustrious級航空母艦の2番艦。 Illustrious級は搭載機数・艦載機運用能力の制限をいとわず、徹底的に防御力を強化した装甲空母として設計。特に装甲甲板は1000&ruby(ポンド){lb}爆弾の直撃すら弾き返すほどの重装甲であった。 米国海軍のEssex級が搭載機数を重視したのとは対照的な設計であり、特攻機の突入でも致命的なダメージを受けることはなかった。 ただし犠牲になった搭載機数の少なさも半端なものではなく、初期型のIllustrious級は&bold(){36機}しか搭載できなかった。((第一グループと呼ばれるIllustrious・Victorious・Formidableの話。また、これらもWWⅡ後期では搭載に合理化された米国製艦載機を採用し、大幅に搭載機数を増やしている)) Victoriousは就役からわずか2週間という短さでBismarck追撃戦に参加。艦載機による雷撃を行ったもののバルジに阻まれて目立った戦果は挙げられていない。 その後は船団護衛へ従事し、ペデスタル作戦やトーチ作戦の成功にも貢献。また南太平洋沖海戦でダメージを受けた米国海軍にも一時的に参加している。 戦争中盤以降はTirpitz攻撃、イギリス東洋・太平洋艦隊での活動が中心となり、日本近海では呉軍港空襲、海鷹((大鷹型航空母艦の5番艦))に対する空襲も行っている。 沖縄戦にも参加しており、前述の特攻機による突入を受けつつも軽微な損傷で切り抜け、終戦を迎えた。 終戦後もジェット機を運用可能とする近代化改修を受け、映画出演や航空支援の提供など長く活動。最終的に1969年に解体され、姉妹の中で最も長かった艦生を終えた。 ビジュアルはブロンドのロールヘアにArk Royalと似たデザインの服を着用。 装甲空母であるせいか非常に肌面積が少なく、中破でもほとんど破けない。また横顔がやたら美麗なことに定評がある。 性格面ではArkよりもややサバサバしており、提督に対する二人称も「お前」が基本だったりと距離感が近い。何故か指輪を渡した後に「提督」に戻るあたり、無自覚なタイプか。 性能面では&bold(){完全通常海域特化}というピーキーな立ち位置。 改二はおろか雲龍型とAquilaを除いた大半の正規空母改より燃費が安く、ステータスも燃費比ではとても高水準にまとまっている。またジェット戦闘機も装備可能。&font(l){大鳳&Saratoga「えっ」} こう書くと隙のない性能だが、上記の長所とすべて相殺しうる&bold(){搭載機数}で運用が限られる。 なんと改ですら最大スロット&bold(){19}。イベント海域では&bold(){一瞬で霧散して攻撃不能になる}のは今回のイベントを攻略した提督こそ実感しやすいだろう。 また運が最大値こそ異常に高いものの目だった幸運エピソードを持たないため素の値が普通、搭載の少なさでも対潜支援にも向かないと支援役としても微妙。 ただし、この搭載機数の構成は通常海域の周回においては&bold(){割合撃墜がほぼ発生しない}という長所にそのまま転嫁できる。 現状では扱い方さえ間違えなければ強力な艦と言えるか。%%改二で第三グループ化して大幅に強化されるのが内定しているのでは?という声もちらほら%% 他のクリアボーナスは丙作戦で勲章、新型航空兵装資材、Barracuda MkⅡ、SM.79bis。 乙作戦で&font(l){攻略時に欲しかった}Corsair MkⅡ(Ace)が追加、甲作戦ではさらに試製 陣風が追加されてBarracudaがMkⅢに、SM.79bisが&font(l){攻略時に欲しかった}熟練に変化する。 甲作戦の報酬は非常に魅力的ではあるが、難易度の高さも折り紙付きのため悩ましい報酬であった。 レアドロップは丁型海防艦 第三○号海防艦。 イラストレーターはほづか氏、CVは八木侑紀氏。 第四号海防艦と同じく非常に低年齢なビジュアル。また、性能的にはまったく使い道がないのも変わらない。 ただ、母港セリフにおける&bold(){由良への芸術的な社交辞令}を見る限り、精神年齢は姉よりかなり高い疑いがある。 ちなみに由良と史実での関係は特にないのだが&bold(){沈んでいるのが和歌山県の由良湾}だったりする。(由良の名の由来は京都の由良川なので由来が共通という訳ではない。) 掘るのであればE3-4に行くことになるだろう。 クリア後でも特効は効いたまま、友軍も当然そのままなのでS勝利は難しくない。 道中を重視すればRとXはどうにでもできるが、夜戦マスはリスク低減にも限界がある。 性能的には見るべき点もなく、再ドロップが比較的早い海防艦なことを踏まえ、撤退ラインは決めておくべき。 } 追記・修正はネ級改と死闘を繰り広げてからお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) //項目申請時のコメントに基づき、コメント欄を撤去して作成いたしました。
&font(#6495ED){登録日}:2021/09/28 Tue 03:55:38 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 45 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(24){ネ級改っていつもいますよね…!}} #center(){&size(24){地中海のことなんだと思ってるんですか!?}} 前回→[[激突!ルンガ沖夜戦>激突!ルンガ沖夜戦(艦隊これくしょん)]] 次回→[[帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り>帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り(艦隊これくしょん)]]/[[海上護衛!本土近海航路の防衛>海上護衛!本土近海航路の防衛(艦隊これくしょん)]] [[艦隊これくしょん -艦これ-]]の2021年夏に開催されていたイベント。 7月21日に開催が&bold(){8月中旬の小規模}と電撃発表。2期以降のイベントペースの変化に慣れ切っていた提督たちにとっては完全に寝耳に水であった。((実際は1期のペースに戻っただけだが)) その後、8/10の続報で8/20開催と確定。前回より短い戦間期での連戦となり、戦々恐々とした心持での作戦突入であった。 また、実に&bold(){8年半}もの間堅持されていた&bold(){小規模イベントには大型艦の新艦がいない}という慣例がついに破られている。 実際の開始時刻は前回と同じく多少の時間の遅延はありつつも当日に開始…というわけにはいかなかった。 中規模の前回とは打って変わってメンテナンスが遅延。 標準的なメンテ遅延時間である7時間メンテの末、E-2解放が1日半後になるという前例のない開放状況となった。 また、イベントマップ攻略と連動する任務が実装された。 実質的にギミックの外付け化であり、クリアすることで遊撃部隊の解放や対地装備などが取得可能だった。 終了時刻は段階的にアナウンスされつつ、最終的に第二次友軍の来訪時に9/28の11:00までと確定。 多少のロスタイムとともに延長なく終了した。 クリア比率では乙が平均して高い値をマークしており、今回の高難易度を裏付ける結果となった。 今回のイベントの特徴として、&bold(){個人で受ける印象が全く違う}ということが挙げられる。 特に甲作戦で顕著だが、艦娘/装備の配備に何かしら欠けがある場合はそこを容赦なく突かれて難易度が上昇する作りとなっている。 これ自体は今までにもあった((一番酷い例はロケット戦闘機が必須だった高制空の空襲))が、今回はその要求水準に&bold(){大規模イベントの甲クリア}が必要だったこともあって満たせていた提督はごくわずか。 一応、資源と投資でカバーできるようにはなっているが、泥縄式に準備する場合は物凄い量の開発資材と改修資材を要するため中々大変。 準備を無視して突っ込んだ場合は&bold(){地獄を味わう}ことになるので、甲作戦を遂行する場合は特に念入りな準備が必要となった。 また難易度のとてつもない高さに比例して&bold(){基本的に}友軍の水準も高い。特にE3-3は友軍来訪前後で完全に別物なレベルで難易度が下がった。 それはそれとして&bold(){重巡ネ級改が多すぎる}という感覚はおそらく万人に共通すると思われる。 イベント全体のボス編成への参加率は実に&bold(){70%}という驚異的な数値を誇っており、E1-3以降で出現しないゲージが&bold(){1個しかない}という、&bold(){ネ改祭り}の様相を呈している。 丁作戦でもハリボテレベルで弱体化を受けつつ((HP・火力3割減、装甲6割減))もそこかしこに出現したりする。 このように、最初から難所だらけかつE-2の序盤から早速ナ級Ⅱが登場するという敵の強大さ・全海域で3ゲージ以上あるというゲージ数から「従前の中規模以上と何ら遜色のない労力を要した」という事で&bold(){小規模詐欺}だという批判すらも巻き起こった。 小規模イベントに期待されたのは、決して今回のようなE-1から強敵の数々と幾度も対峙しなければならず、その対策に頭を悩ませねばならない『全3海域のイベント』ではなかったのである。 この反省は運営も活かしたのか、次回の「[[帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り>帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り(艦隊これくしょん)]]」(=秋イベントの前段作戦)はゲージは2本で最初の敵は&bold(){改すらつかない}ただのル級flagshipで通常海域に毛が生えた程度、ギミックは1マスでA勝利以上を取るだけとかなり平易化・簡略化され、基地航空隊の運用もなく、&s(){ナ級Ⅱこそいきなり出てきたが}難易度も甲としてみると低めとなっており、クリア後にはナ級Ⅱがいなくなり、まるゆ・海防艦掘り周回、そして秋刀魚漁が捗る調整になっていた。 &color(Silver){『艦これ』全体を見渡すとそのようなイベントの方が少数派だという指摘もあったりはするが、複数ゲージが当たり前になったからこそ規模詐欺批判はむしろ激化しているという事情もまたあるので…。}((ゲージ7本以上だと「実質大規模」と言われたりするが、2期イベントは複数ゲージがデフォルトである為、この基準ではほぼ中~大規模基準しかない。3海域以下・ゲージ3本以下の小規模イベントは『艦これ』8年半の歴史の中で13~14年冬イベントの「迎撃!霧の艦隊」と20年春イベント「桃の節句!沖に立つ波」の2つのみである)) **主な新要素 #openclose(show=Gambier Bay MkⅡ){ 「比較的小型の軽空母の改二」として、龍鳳に続く形で7/15のメンテナンスにて実装。 実装前にSBDが&bold(){直接は関係無い}と言及されたことでほぼGambier Bayで確定であった。((搭載してもアンチフィットになってしまう)) カタパルトを要求するだけあって、耐久・火力・装甲・&bold(){搭載}といった空母の主要パラメータがすべて&bold(){1.5倍以上に強化される}という破格のパワーアップ。 スロットも搭載数1ながら4スロットに変化。大発系装備、ドラム缶、小型ソナーといった汎用装備が搭載できるようになり、利便性も大きく向上した。 実質的な専用装備であるFR-1 FireballとTBM-3W+3S(に適当な対地艦爆)、大発系装備を乗せれば昼戦キャップに大発を乗せた対地攻撃と先制対潜を両立したりもできる。 高火力と低燃費を活かした砲撃支援要員としても非常に有力。デフォルトの運こそやや低いものの、SGレーダーやGFCSへのフィットがあるためカバーが容易い。 ただしデフォルトでは夜戦が不可能だったり、速度は相変わらず低速のままだったりと、これだけの強化を受けても戦力的には突出しているわけではない。 真価を発揮するのは先述した大発搭載可能な4スロット艦となった点、&bold(){燃費がほぼ悪化していない点}を合わせた支援要員としての運用だろう。 大発4を乗せたボーキサイト船団護衛、高火力+高対潜に4スロでマンスリー遠征にもバッチリ対応可能。 またボーキサイト稼ぎポイントであるバシークルーズも大発搭載で大幅に時間効率を強化できる。 } #openclose(show=基地航空隊整備){ 長い間実質的に空気と化していたブルドーザーの新たな使い道。 消費することで中部海域・イベント海域の各航空基地を強化できる。効果は永続。 整備を上げることで疲労回復速度の大幅な向上、配置転換時間の短縮などの恩恵が得られる。 消費するのは課金アイテムだが、実装と同時に配られる任務が増えたため、イベント海域の整備レベルを上げるだけであれば問題はない。 そもそも基地航空隊を疲労させるほど出撃する&配置転換を要する機会がイベント海域しかないため、実質的に基地航空隊の出撃制限の緩和。 } #openclose(show=札表示&絞り込み){ イベント開催と同時に実装。 艦リストに札が表示されるようになったほか、絞り込みボタンを押して札が付与されている艦娘のみを絞り込めるようになった。 運用上の利便性が大幅に向上したほか、編成を組みなおす際にも見分けがつきやすくなっている。 ただしこれが実装されたということは&bold(){札を後付けで剥がせない}ということでもあるので うっかりミスで絶望する確率は大幅に下げられても、絶望に包まれたあとのリカバリーになっていないとも。 } **出撃制限 3海域の小規模イベントだが、札枚数は7枚。また前回同様、札を使いまわす場面がいくつかある。 E1・E2でそれぞれ2枚、E3で3枚付与されるため慎重な行動を心がけよう。 またマップ設計のミスか、Force H周りで丁でも致命的な状況になりえる可能性があるので要注意。 難易度の平均的な水準が近年でもダントツで高くなっており、E1から過酷な対地戦が発生し、E2以降も気を抜けない戦いが続く。 戦力を下手にケチった場合は無限に沼る可能性も大いにあり、事前準備と検討を欠いた場合は難易度変更の転進を迫られることも多いだろう。 **新規実装艦娘 以下の新規艦娘が実装された。 ・迅鯨型潜水母艦 長鯨 ・Conte di Cavour級弩級戦艦 &ruby(コンテ ディ カブール){Conte di Cavour} ・丁型海防艦 第三〇号海防艦 ・Illustrious級正規空母(装甲空母) &ruby(ヴィクトリアス){Victorious} Conte di CavourとVictoriousに関してはそれぞれランカー装備の妖精で予告されている。 どちらも小規模イベントの報酬としては初の大型艦となるが、両者ともに性能には一癖ある。 実装艦数が少なかったせいか、浴衣グラが第三〇号海防艦を除く3隻にイベント終了早々に実装された。 10月のアップデートで第三〇号海防艦にもハロウィンmodeが実装された為、イベント開始から&bold(){2か月足らず}で全新艦娘に限定グラが実装された。 2期実装艦としてもかなりのハイペース実装である。 &color(Silver){1期初期から8年半以上もの間同じグラで戦い続けている娘もいるのだが…} *新規BGM E-1、E-2マップ:スエズ運河を抜けて E-1道中戦闘:抜錨!アレクサンドリア E-1ボス、E-2道中戦闘:地中海艦隊の激闘 E-2、E-3-3ボス、E-3道中:夏の弩級 E-3マップ:ペデスタル作戦 E-3-4ボス:マルタの戦翼 *既出BGM 基地空襲:迎撃隊、発進! E-3-1ボス:地中海の戦い E-3-2ボス:鎮魂の大西洋 E3は4つある全ボスマスでBGMが異なっており、それぞれ自身に対応するテーマ曲か新曲がかかる。 E3の最終海域は今までにないヒロイックな曲調。 *海域解説 海域数は3と小規模標準。 しかしその実態は&bold(){小規模史上最強難易度}であった。 基本的にE1から一貫して激戦が繰り広げられることもあり、報酬や札枚数を考慮しても&bold(){中規模}にも匹敵する平均難易度の高さを誇る。 さらに甲難易度が厳しい戦いを強いられるだけでなく、乙・丙・丁に関しても&bold(){前回より遥かに凶悪}な敵陣営との戦いとなる。((敵編成の弱体度合いが緩い、夜戦マスの陣容が厳しい、ネ改が低難易度でもいるなど。前回の甲≦今回の乙と言って間違いない)) E1からうじゃうじゃ出現する超耐久の陸上型、E2・E3の多彩な艦載機特効などが原因で装備ハードルも極めて高い。 仮に今までの甲作戦を全てクリアできていたとしても十全でないことがあり、その場合はイベント開始前に特効装備の配備が必要。 端的に言えば&bold(){準備不足だとワンチャンスも起こらない}ので、そのあたりを加味して難易度を選択しなければならない。 ただし、本当に最後の最後のボスの撃破に関しては&bold(){ここ数年でもっとも簡単}という声も多数ある。 実際ここに関しては&bold(){甲難易度でも一発撃破できない方が珍しい}戦闘になるものの、&bold(){そこまでがえげつない}のは変わりないので転進は遠慮なくしてしまってよい。 乙難易度以上でのみ受けられる任務があるため、できるなら乙以上でクリアしたいところだが… 難易度がとても高いためか、今回は&bold(){ギミックが非常にシンプル}。 回数も複雑さも少なめ。基地航空隊の組み換えも不要。&bold(){ただし敵は今回の難易度基準}なので&bold(){単純に強い}こともあったり。 *詳細な解説 ※解説は&bold(){甲作戦}選択時の難易度を基準にしています。 便宜上、戦力ゲージ1本目をEx-1、2本目をEx-2と呼称します。 **E-1『MA3作戦』-アレクサンドリア沖/クレタ島沖- #openclose(=詳細な解説){ &size(20){&bold(){シズミナサイ!}} &bold(){ナンドキテモ…オナジナノヨ…!} すでに地中海への橋頭堡が築かれているせいか、いきなりクレタ島からのスタートとなる。 E-1から戦力・輸送・戦力のトリプルゲージとなる。 いずれもボスはそこまで凶悪というほどではないが、対地戦闘の装備要求水準が甲作戦としても非常に高い。 対地3点セットは最低でも最大まで改修したものを2セット、できれば3セット以上は投入できるようにしておきたいところ。 札は第一特務艦隊・地中海艦隊。 基地航空隊は1隊使用可能。 ***E1-1/戦力ゲージ 札は第一特務艦隊。 注意点として、イベントを開始する前に演習3回勝利の任務をこなしておき、遊撃部隊解放任務を出しておくとよい。 E1-2から解放してもさしたる手間が増えるわけでもないが、単純に輸送回数が多いイベントであるため省ける手間は省いておきたい。 最初の段階ではボスが出現していないため、ギミックを解除する必要がある。 ・FマスでS勝利2回 ・C2マスに到達 Fマスはいきなりの難所。 ついに&bold(){HP4800}という異次元の境地に達した集積地棲姫:Vac相手にS勝利をもぎとらなければならない。 幸いにして陸攻が使用可能であるため陸攻を随伴艦を一掃し、対地攻撃3点セットを装備した艦を用意すれば撃破は可能。 編成は航空巡洋艦+軽巡+雷巡+駆逐3など。 今回はワープもない純粋な欧州作戦であるため、対地攻撃艦は投入しやすい。ただしこの段階では有明・三日月、睦月・如月といった不完全な対地艦で節約しても問題はない。 3点セットであればHP4桁の相手に2000以上のダメージを与えていくFFのような戦闘状況となる。ただし集積地:Vacは例によって&bold(){避けまくる}ので回数は必要かも。 C2マスは補給マス。 補給艦1+駆逐5で到達可能。戦闘が1回しかないため駆逐艦含めてすべてバイト艦でもよい。 使い捨て戦術がおっくうな場合でも、適当なコモン駆逐改を2隻追加してCマスに陸攻を集中すれば間違いなく無傷で抜けられる。 クリア後はボスマスが解放される。 編成はFマスに向かう編成をそのまま流用可能。 この時点では遊撃部隊は使用できないため通常艦隊のままでよい。 道中はC・Eの2戦。 いずれも警戒陣で問題なく突破可能。 #center(){ブスイナ…ヤツラ…メッ!カエレ…ッ!!} ボスは重巡棲姫。 もはや定番となりつつある制空0であり、陸攻集中で丸裸になる。 ボス本体もさほど堅牢なわけでもなく、重巡級の連撃、雷巡の連撃でさくさく倒せる。 ゲージ破壊段階になっても特に変わりないが、不安であれば魚雷2+熟練見張り員でカットイン体制を2人ほど整えておけば万全。 ***E1-2/輸送ゲージ この時点で遊撃部隊のクリア条件を満たせるようになる。 このゲージからの札は地中海艦隊を使用。 ただし出撃地点の分岐条件がかなりの曲者であり、&bold(){別札付与+出撃地点変更}の合わせ技で特務艦隊札を無駄に付けてしまう可能性がある。 海外艦3が含まれている編成であれば基本的にこ第二スタート地点から出撃できるものの、 うっかりミスで最初のスタート地点かに放り込まれてしまっては泣くになけない。 対策としては海外艦3に1ゲージ目の札のついた艦をあえて入れておき、出撃準備画面に向かうこと。 分岐条件を満たして第二スタート地点から出撃できる場合、第一艦隊の札がひっかかって出撃できなくなる。 本イベントにおいてはこの手のトラップが多く、E3においてはさらに&bold(){極悪仕様}となるため管理は厳重に。 このゲージにおいては遊撃部隊を使用する必要は特にないが、解除する場合はLマスへの出撃が必要。 Lマスへの到達編成は空母2+戦艦1+駆逐3でOK。 前述したとおり札が変更されるうえに海外艦3が絶対に必要なので、配分は厳重にチェックしておこう。 敵編成は集積地棲姫:Vacが2体いるというものすごい編成。とはいえ、任務欄に書いてあるとおりA勝利でOKなので見た目ほどの脅威はまだない。 空母に対地艦爆、Richelieuなどの欧州戦艦に徹甲弾+駆逐艦にPT小鬼群対策1隻、対地3点セット艦装備を2隻という配分にすればA勝利は可能。 晴れて任務をこなしたあとは本格的な輸送を開始。 編成は戦艦1+重巡1+軽巡1+駆逐4の遊撃部隊がオーソドックス。 欧州艦は戦艦であれば誰でもよいが、このあとの出番がほぼない&bold(){(友軍にいることが多い)}Richelieuは筆頭候補となる。 また軽巡もPerthやDe Ruyterなど求められている仕事は十分可能な程度に特効がもらえるのでこちらもあり。 駆逐艦は適当な大発装備艦を3隻チョイス。Lの撃破で使用した対地艦を流用すればいいだけなのであまり拘らなくてよい。 道中はショボい水雷戦隊の1戦のみ。 警戒陣で適当にボコって終了。 #center(){ナンドデモ…シズメテ…アゲル…} ボスは戦艦夏姫。 陸攻にによって大ダメージを受ける弱点こそ克服したものの、やはり艦隊自体の制空値は0。 駆逐艦4隻をすべてを荷物持ちにしてもA勝利はおろかSが安定する。 ***E1-3/戦力ゲージ やはりこちらでも初期段階ではボスが出現していない。 ギミックを解除する必要があるが&bold(){実質的にこのギミック解除が本ゲージのボス}といっても過言ではない。 ・PマスでS勝利2回 条件はこの1つのみであるが、その敵編成がとにかく凶悪。 泊地水鬼、集積地棲姫、飛行場姫というボスと見まがうばかりの強敵が鎮座している 当然生半可な編成で挑んでもまったく歯が立たないため、Lマス同様対地3点セットを装備した艦を最低2人は投入して挑みたい。 また、泊地水鬼に対しては艦爆(種類は問わない)が大きな特効補正を持っている。 &bold(){泊地水鬼は水上艦}なので、FBAを維持しつつ非対地艦爆を搭載するのがミソ。 編成としては空母2+戦艦1+軽巡1+駆逐3あたりがテンプレ。 繰り返しになるがこのマスは対地装備の妥協が全く許されない。 対地装備の改修が半端な場合はいつまで経っても突破できない可能性が大いにありうる。最低でも+6、できればMAXにした上で解除に臨もう。 解除後はボスマスが出現。あとは単なる消化試合である。 編成としては戦艦1+重巡1+軽巡2+駆逐3で到達可能。 E2のギミックに引き続きPerthやDe Ruyterなどの出番が作りづらい欧州艦でも十分以上に活躍できるので、ここで出してしまうのがよい。 イタリア駆逐艦は&bold(){ここ以降で使いどころが一切無い}ので編成してOK。伊戦艦・伊重巡は温存の方針で。 道中は2回。 いずれも警戒陣でごり押し可能。 ボス前に夜戦マスが配置されているものの、E-2以降のものに比べると貧弱で対策は不要。 ボスは&bold(){重巡ネ級改Ⅱ 夏mode}。&bold(){本イベントにおける宿敵}だが、この時点ではまだおとなしい。 はっきり言って&bold(){Pマスよりはるかに弱い}ので適当に殴っておけば沈む。 ただしゲージ破壊時はやや硬くなるので、連撃装備の駆逐艦を上に配置していれば削り→トドメはスムーズに行えるだろう。 共通クリアボーナスは間宮・伊良子・女神の消耗品セット。 丙作戦では305mm/46連装砲、乙作戦では305mm/46三連装砲とFulmar(戦闘偵察/熟練)に変化。甲作戦ではSM.79が追加される。 このうちFulmar(戦闘偵察/熟練)はE-3で活躍する装備であるため、E-3を乙以上で攻略するつもりがあるのであれば取得しておきたい。 レアドロップは迅鯨型潜水母艦 長鯨。 イラストレーターは赤坂ゆづ氏、CVは山田美鈴氏。 外見は迅鯨と共通の制服、放漫なボディに加えて栗毛の活動的な外見。 性格に関してもある一点を除いて外見に準じたしっかり者で、姉が&bold(){提督にべったりで潜水艦を時々放り出している}側面を暴露したりする。 潜水艦に対してのみ&bold(){赤ちゃん言葉が出る}という一面があるあたり、姉と同じく&bold(){何かしら変}というのは変わらないが。 &font(l){こいつヤバいとみるか、迅鯨の妹にしては普通と見るかは提督次第} 性能に関しては迅鯨と差はない。 潜水艦特殊攻撃も同じく使用可能だが、特にテコ入れも入らなかったので使いどころはない。 迅鯨を所持していない場合を除いてコレクション要素の域は出ないか。 E1-2およびE1-3ボスのどちらでもドロップするが、確率的にはE1-3の方が優れているため基本はこちらになるか。 ボス前のTマスでもWarspite、Janusなど有力な艦が落ちることもあるので総合的なドロップはなかなか。 } **E-2『カラブリア岬沖海戦』-地中海/マルタ島沖/ティレニア海- #openclose(=詳細な解説){ &bold(){シズメッ…!} &bold(){クラエッ!} &bold(){ドキュウノイジガ…アルノサァ…ッ!} まず前提として、このマップから&bold(){難易度水準が大幅に引き上げられる}。 特に対地装備の改修が進んでいない場合はすさまじい労力と手間を要する。 さらに缶/タービン、補強増設、Swordfishの上位装備の所持状況によってはさらなる追加投資も必要。 E3の甲攻略において本マップの報酬装備は&bold(){ほぼ不要}なこともあわせ、本当にすべて甲作戦でクリアしたい場合を除いて甲攻略は推奨されない。 装備が十全に揃っているのであれば友軍来訪も合わせて常識的な難易度には収まる。 しかしそれは裏を返せば揃っていないほど&bold(){難易度が爆増する}ということでもある。 資源などの投資でカバーできるようにはなっているものの、それをする価値があるかどうかはよく考えた上で難易度を選ぶべし。 札は第二特務艦隊、Force H。Force HはE3-2でも使用するため、そちらを見越した戦力を投入しよう。 基地航空隊は2部隊使用可能。 ***E2-1/輸送ゲージ まずは輸送にて侵攻の橋頭保を確保する。 本ゲージは難易度設計がきわめてはっきりしており、投入する戦力・ルートでA勝利の確率が決定される。 軽量編成はすぐにボスに着くが、たまにボスに敗北して輸送に失敗する。特に大発艦で固めた場合は決戦支援があっても負けることも。 重量編成・高速+を使用する場合は支援なしで押し切ることも難しくないが、道中の戦闘回数が多く、どちらを選ぶかはお好みで。 軽量編成は(雷巡・水母・軽巡・駆逐)3+駆逐4の遊撃部隊がテンプレ。 司令部が役立つ…ように見えるものの、退避によって逸れやすいため有用性はまちまち。 大発艦ばかりで固めれば輸送量は増やせるが、決戦支援がないと厳しい。 主力艦3隻に大発を絞れば警戒陣でボスに挑めるが輸送量が減るので道中が簡単な重量編成といった感じになる。 重量編成は上記の編成から駆逐艦を1隻減らして戦艦級を1隻投入。 低速OK、かつ駆逐艦を1隻退避させても逸れなくなる。ただし戦闘が2回増えるため1回の輸送が長めな上に弾薬補正がかかる。 しかしボスで二順するのでA勝利が警戒編成以上に狙いやすい。 この他に重量艦を大量投入しつつ軽量ルートを通れる高速+編成もある。 非常に魅力的だが、本マップでは&bold(){大量の増設が必要になる}札が他にもある。 所属する艦隊すべてに補強増設をすでに施しているならこちらでもよいが… 道中は軽量編成であれば高速水雷戦隊、対潜戦闘、空襲戦の3回。 重量編成の場合は空襲戦の代わりに高速機動部隊、輸送部隊との戦闘が加わる。 軽量編成・重量編成ともに警戒陣で切り抜けるのが基本となる。 重量編成は戦艦を火力の低下しない位置に配置していれば敵艦隊をボコボコにしてくれるだろう。 #center(){ヒノカタマリトナッテ…シズンデシマエ…} ボスは&bold(){空母夏姫Ⅱ}。 いつものA勝利すればよい輸送。というかボスと&bold(){重巡ネ級改}を輸送で両方倒すのはほぼ無理。 基地だけでA勝利は大して難しくない…のは弱編成の話。 強編成ではナ級後期型Ⅱが2隻出てきて、基地航空隊を落としまくる上に、実質重巡級の固さのナ級を殴り倒すのは少々厳しい。 一巡しかしないこともあって、こちらを引いた場合は輸送装備を満載した軽量編成では、単縦で決戦支援に賭けるしかなくなる。 ちなみに恐怖の先制雷撃3本が飛んでくるが、輪形陣なのでまるであたらない見掛け倒しである。 一方アタッカー4隻投入した軽量編成の警戒陣・重量編成・高速+編成では強編成相手でも無支援でのA勝利は十分に狙える。 前者2つは上3隻に大発ガン積みさせれば警戒で挑んでも火力低下に何のデメリットも無い。 後者2つは戦艦を入れれば戦闘で二巡するので楽。ただし両方の利点を持つ重量編成は弾薬補正がかかる。 それでも相手が輪形の都合旗艦をかばって勝手に死ぬので、ネ改を殴りまくらなければそうそう負けない。 ***E2-2/戦力ゲージ ゲージ破壊後はギミックを解除する必要あり。 ・SマスでA勝利 ・GマスでA勝利 ・Rマスで航空優勢 このうち問題となるのはSマス。 例によって集積地棲姫:Vac&bold(){(HP4800)}が2体鎮座している編成。 水上打撃部隊を編成して対地攻撃艦を集中投入すればこの時点ではA勝利は可能。 ただしE-1同様、対地3点セットの改修値が少ない場合は苦戦どころか突破も厳しくなるので、再三になるが改修はきちんと進めておこう。 撃破後はボスゲージが出現する。 空母機動部隊編成は空母3に加えて戦艦、航巡、駆逐艦を中心として対地攻撃を重視したい。戦艦+空母の合計数は5以下に抑えないと最短ルートは通れない。 ついつい対地艦爆を使用したくなる…が、これは罠。&bold(){ボス撃破は特効艦に任せて空母は随伴を排除するのがベスト}なため、対地艦爆は外してE1-P同様対艦仕様で臨みたい。 空母は特効持ちのArk Royalに加えて装甲空母2を推奨。中破しても攻撃できるだけで大幅に勝率は引き上げられる。 また、水上打撃部隊を編成した上、道中2戦追加を覚悟して第1艦隊に戦艦を4、前列に高速戦艦を2投入するという脳筋編成も考案されていた。 資源が重く迂回するため弾薬ペナルティが生じるが、追加されるマスも水上打撃部隊では脅威度はそこまで高くない。安定した戦艦を中心に随伴艦を駆除し、特効艦による一撃必殺を狙うことになる。 長門陸奥胸熱砲撃や金剛型の夜間特殊砲撃を同時に用いることも可能。 なお、このマップでは攻撃機・爆撃機に特効が存在するため、これらを装備しておかないと&bold(){まともな戦闘は行えない}。 詳しい解説は外部サイトに譲るが、&bold(){2行で纏める}とこうなる。 ・Swordfish MkⅡかMkⅢを必ず1機装備する ・Ju87C改・改二、F4U-1Dも1機添える 上記の特効艦載機をABBの形で装備して最大火力となる空母カットインを狙うのがベスト。 制空値が不安になるだろうが、空母1隻に艦戦を1つ装備してFBAにしておけば制空権確保も余裕なのであまり気にしなくともよい。 また、最上改二特を所持しているのであれば投入を推奨する。 3点セット+連撃で破壊的な威力の対地攻撃を行うことができ、この期に控えるギミック解除でも非常に役立つ。 Gotland Andraも対地装備可能+欧州艦ということで非常に適性が高い。 道中は対潜戦闘、空襲、水雷戦隊の3戦。 対潜戦闘はヨ級flagshipが登場するパターンもあるものの、単横陣も選択されるためダメージを受けることは稀。 基本的に空母に攻撃機・爆撃機を満載している関係で水雷戦隊も脅威にはほとんどならない。 #center(){フザケタ…ヤツラメ…ココデ…シズメテヤルワッ!!} ボスは&bold(){港湾夏姫Ⅱ}。 こちらも集積地棲姫:Vacと同じく&bold(){HP1550}と非常に高耐久。もはやHP4桁は標準となったといえる。 陸上型らしい装甲・耐久力が据え置きで非常にやっかいだが、削り段階ではまだ壁となる敵艦が乏しいためおとなしい方。 問題はゲージ破壊段階の編成で、&bold(){重巡ネ級改}が&bold(){敵前衛艦隊の旗艦にも配置される}。もちろん主力艦隊にもいる。 敵連合艦隊に対する夜戦突入の仕様上、重巡ネ級以外を仕留めていなければ突入は難しい。 友軍艦隊は非常に対地攻撃力が高い編成ではあるが、ネ級改には無力。とにかくネ級改をどうにかしなければならない。 空母による特効乗算を効かせた一撃を叩きこめば大ダメージを与えられるため、これを基本戦法として残りを対地艦で固めよう。 ネ級改さえ撃破できれば残りの敵艦はさほど脅威ではなく、友軍による対地攻撃でボスのHPも風前の灯火となる。 ゲージ破壊後はそのままE2-3のボスマスが出現する。 ***E2-3/戦力ゲージ 編成は甲作戦をあえて選んでいるのであれば高速+一択。 軽量編成での攻略も可能だが、あまりにも撃破率に差が出るため選ぶ意味はない。 全艦を高速+で統一し、第一艦隊に軽巡1隻を編成すれば最短条件を満たせる。 これ以外の条件は存在しておらず、第二艦隊を含めて規定枠以外を戦艦・空母で埋めても到達できる。 基本的にE2-2同様特効艦載機による一撃を狙うことになる。 こちらはボスに対艦攻撃のカットインで攻撃可能なこと、装甲破壊可能なこともあって昼戦終了が特に珍しくない。 ネックとなる&bold(){缶+タービン12セット}に&bold(){SwordfishMkⅡ・Ⅲを2機以上}という高いハードルはあるが、リターンは大きい。 友軍も来訪しているが、いずれも高倍率特効を所持しているわけではないので装甲破壊は必要。 編成はE2-2と札が同じなのでそのまま流用してOK。増設補強の状況次第で調節したい。 一応、撃破におけるウェイトは昼戦が圧倒的に大きいため、第二艦隊であれば増設なしで高速+にしたほぼ何もできない艦が2~3隻いても問題ない。 4スロット艦を採用していれば連撃装備と高速+化などもできるため割と融通はきく。 道中は上記の2編成であれば対潜戦闘、水雷戦隊、夜戦の3回。 問題となるのは最後の夜戦。 戦艦レ級eliteのほか、重巡ネ級elite、軽巡ツ級など&bold(){殺意満々}な編成である。 削り段階においては司令部施設である程度被害を低減可能だが、ゲージ破壊を行う場合は警戒陣で狙われやすい第二艦隊の4~6番艦にはキラキラをつけておきたい。 #center(){チチュウカイ…クンダリマデ…アツイッテノニ…ヨクキタヨ…} #center(){ワシガ……オアイテ…シヨウ…} ボスは&bold(){地中海弩級水姫}。 深海棲艦では初の一人称がワシのロリババアとなっている。&bold(){目力がとても強い。} HP890、装甲295と堅牢であり、随伴艦もそれなり以上に強力…ではあるが、前述した特効艦載機を搭載した空母を持ちこんでいれば昼でボコボコにできてしまう。 攻撃機+爆撃機+爆撃機の&bold(){BBA}カットイン構成が特に有効で、&bold(){BBAでBBAを叩きのめす}というコントが開催される。 しかしゲージ破壊段階では大幅に装甲が向上し、随伴艦も強化されるため破砕を推奨する。また&bold(){目力がさらに増して怖い。} 条件は以下の3つ。しかし、このうち1つの条件が非常に厳しいので要注意。 ・GマスでS勝利 ・SマスでS勝利 ・XマスでA勝利 ・防空優勢2回 ・LマスでS勝利 GマスS勝利はE2-2と同じなので割愛。 XマスはA勝利で構わないこともあり、Lマスに行く際におそらく自然に達成できているはず。 SマスS勝利はおそらく本マップの&bold(){実質的なラスボス}となる。 とにかく集積地棲姫:Vacが堅牢かつ高回避なのが問題となる。E-1から苦しめられてきたものの、ここの敵編成はまさに別格。 最上改二特の対地3点セットを乗せた連撃以外ではほぼ一撃必殺の手段がなく、昼のうちにどうにかして1隻を撃破しなければ勝機は無い。 基本的に第一艦隊に2セット、第二艦隊の最上に1セットという振り分けになるだろう。 言うまでもないが第一艦隊は対地艦爆装備のFBA装備、戦艦には三式弾などで少しでも敵HPを削り取っておきたいところ。 また、大量に改修済みの対地装備が確保できている前提であるが&bold(){同種装備の2積み}も非常に有効。 特に最上はWG42+戦車隊2でも十二分に大ダメージを狙える。 第一に回す特二式内火艇がカツカツ、突貫工事で改修したはいいが+6以上にできない…という場合はこちらを採用してもよい。 上記を解除すればボス艦隊全体の装甲が弱体化する。 #center(){ダガ…コレカラガ…ドキュウ…ノ…ホンッバン!} #center(){ワシャア……ダレニモ…マケンゾッ……ォッ!} 最終段階では例によって&bold(){重巡ネ級改が増える}…が、BBAカットインで一発撃破を狙いやすくなるため脅威度は下がる。 友軍による追撃も合わせ、第二艦隊のほとんどが連撃さえできなくとも撃破には支障はない。 基本的に対地攻撃用途で起用しているはずのGotlandか最上を高速+化して連撃させればなんなくトドメは刺せる。 友軍未達時は実質的に昼戦でほぼ勝負が決まる一か八かの勝負としての側面が強かったが、現状では友軍によるHP削りの圧が強いためさほどでもない。 なお、上記の対ボスの概要は&bold(){すべて高速+編成を前提としている}ことは繰り返し伝えておく。 クリアボーナスはConte di Cavour級弩級戦艦 Conte di Cavour。 イラストレーターはじじ氏、CVは飯田ヒカル氏。 実艦はイタリア海軍の弩級戦艦として建造されたConte di Cavour級戦艦のネームシップ。 第一次世界大戦前、緊迫した情勢に対応すべく期待の新造艦として進水した…ものの、交戦機会はなく戦争は終了。 その後は小改装を受けて練習艦として世界各国を巡遊していたものの、欧州海軍の新艦建造の報((ドイツのDeutschland級、フランスのDunkerque級))を受けて状況が一変。 &bold(){今から対抗艦を新しく作るには時間が足りない}という軍事バランス上の大問題が発生してしまった。 この事態に、イタリア海軍は&bold(){旧式戦艦に魔改造を施して同等の戦力にする}という戦略を打ち出して対抗。 &bold(){砲身を削って大口径とする}、&bold(){機関出力を2.5倍にする}、&bold(){装甲を20~50%追加する}という全面改造となり、改造後はほぼ原型をとどめていなかった。((機関の増設及び新型への換装も含め一説には7割のパーツが交換されたとも。同時期のロートル仲間である金剛型戦艦、Гангутも大改装を受けている)) 第二次世界大戦においてはカラブリア沖海戦にてWarspiteとの砲戦を行ったもののお互いに成果はほとんどなし。その後まもなくタラント空襲にて魚雷を受け、撃沈を防ぐため座礁。 浮揚と修理に手間取ったことで戦線には復帰できず、接収を経たのちにまたしても航空攻撃で損傷して転覆し、そのまま終戦を迎えた。 ビジュアルは銀髪&bold(){ロリ巨乳}戦艦。改二ではイタリア艦標準の脇空けまで兼ね備える。 性格は深海時同様の儂ロリ。%%年の功なのか%%見た目にそぐわず落ち着いている。しかし現役のイタリア艦たちとの会話で戦艦の世知辛さに呆然としたり、ロートル扱いされて憤慨する一面も。 色々な意味で共通点の多いГангутとは飲み仲間のようだ。((ちなみに妹のGiulio Cesareが戦後ソ連に行っており、Гангутと同じ年に除籍している。))しかし&bold(){Polaへの圧は強い}。 性能に関してもГангут同様に改二で実用的なスペックになる旧式戦艦系。 ただし素の弩級戦艦時代の低スペックが尋常なものではなく、徹甲弾すら装備できない。 改二相当のnuevoまで鍛えれば低燃費かつそれなりのスペックとなり、高燃費に悩まされているイタリア戦艦たちの穴を埋められるだろう。 また、武勲には恵まれなかったが艦齢30年以上と長寿であり戦後生存組であるという事を含めてか、戦艦としては運が高めに設定されている。 他のクリアボーナスは丙作戦で補強増設・潜水艦補給物資・SM.79。 乙作戦では勲章が追加。甲作戦ではBarracuda MkⅡが追加され、SM.79がbisに強化される。 いずれもE-3というよりも&bold(){本マップでの掘り}に有効。 最初に述べた通り、甲報酬であっても&bold(){E-3ではほぼ無意味}なので甲作戦を選択するかはよく考えるべき。 甲勲章を獲得するだけであれば乙で抜けてしまうのが手っ取り早い上に合理的なのは間違いないので、熟慮した上で攻略しよう。 クリア後に掘りを行う予定であれば甲作戦の方がベスト。 レアドロップはついに&bold(){Nelsonの複数所持}が解禁。 しかし道中の夜戦マスの存在でどうしても掘りが安定せず、確率もかなり低めなため深入りは禁物。 獲得できれば絶大なアドバンテージを得られることは間違いないが… } **E-3『増援輸送!ペデスタル作戦』-ジブラルタル沖/地中海/マルタ島沖- #openclose(=詳細な解説){ &bold(){ソノサキニ…ナニガアルノ!} &bold(){ココデムダニ…シズミナサイ!} &bold(){コノウミハ…ワシタチガ…ッ!} &ruby(バラクーダ){&bold(){Barracuda}}&bold(){!!} …&size(12){&ruby(シット){&bold(){shit!}}} 戦力/戦力/輸送/戦力の&bold(){4ゲージマップ}。 友軍来訪前・第一次友軍時は難易度の平均値がえげつないことになっていたが、現在ではE3-2以外は落ち着き気味。 しかしそのE3-2が&bold(){ヤバい}ので、甲が無理だと感じた場合は速攻で乙に落としてしまった方が精神衛生上良い。 札はForce H、Force X、Force Zに加えて第10潜水戦隊となる。 基地航空隊は3隊使用可能。 史実のペデスタル作戦は、1942年8月に地中海で行われた作戦。 地中海の要衝であるマルタ共和国・マルタ島に陣を構える連合軍がイタリア・ドイツの枢軸国に攻囲され降伏すら考えざるを得なくなる中、連合軍によって行われた大規模な輸送作戦である。 輸送作戦と言ってもNelsonやRodney(ビッグ7のうち2隻)も参加しており、その重要性がうかがい知れるだろう。 既に幾度かの輸送作戦が失敗しており、ペデスタル作戦においてもイタリア・ドイツの海軍・空軍の猛攻に遭って多数の連合国軍の輸送艦や軍艦が失われた。 だが、イタリア軍とドイツ軍の連携が乱れ、船団に決定的な打撃を与えるには至らなかった。 更に命綱となる石油を積んだ輸送艦オハイオは激しく損傷したが、石油揚陸と引き換えに着底するという涼月もかくやと言える到着を果たすなど、虎の子の物資の輸送には成功。 こうした物資が決め手となり、枢軸国はマルタ攻略に失敗し、その動きを大きく制約されることになる。 本海域も、史実と違わぬ壮絶な難易度を誇る。 本マップは非常に難解な艦載機特効が実装されており、これらを理解していない場合はE3-1、場合によってはE3-2を突破することが難しくなる。 詳細な解説は%%あまりにもめんどくさいので%%省くが、&bold(){3行でまとめる}と以下の通り。 ・各欧州戦闘機はグループ1~4の属性AとエリアA~Cの属性Bを持ち、それぞれダメージ倍率を持つ ・&bold(){属性Aと属性Bが被らないように装備する}とダメージが増加させやすい(例:グループ2/エリアB+グループ3/エリアC) ・理想形はFulmar(戦闘偵察/熟練)orSeafire MkⅢ((グループ4+エリアC))にRe2001改orFulmar((グループ3+エリアB))、5スロなら追加でF6F-3N((グループ2+エリアA)) Fulmar(戦闘偵察/熟練)はともかく、Seafireに関しては数年前の甲報酬なので持っていない提督も多数。 開発可能になったSpitfireから作成できるほか、Spitfire MkVを所持していればより少ない開発・改修資材の消費で作成可能。 また、E2に引き続いて一応海外攻撃機・爆撃機も特効を持っているが、&bold(){対空射撃回避なし}と&bold(){特効属性に恵まれない}ので装備してはならない。 対空射撃回避を持つ強力な艦攻・艦爆を従来通りに装備してFBAを維持するのが基本。 ***E3-1/戦力ゲージ ギミックは存在せず、、いきなりボスゲージ出現&撃破が目標となる。 札はForce Z。E3-4と共通であるほか、Force Hとはルート的に共存不可。 編成は夜戦空母(or夜戦仕様にした5スロット空母)+装甲空母+軽空母+航空戦艦or軽空母+軽巡1+駆逐2。 実装から数年の時を経て、ようやく夜戦正規空母が活躍するマップとなった。 ボスの装甲が非常に堅牢+軽量艦が大被害を被りやすいこともあり、旗艦の夜戦空母による夜襲が勝負の決め手となる。 水雷戦隊に関しては矢矧改二乙+Fletcher MkⅡ+雪風改二などの強力な艦を詰め込んでおけば問題ない。 夜戦補助+対潜を行わせるならGotland Andraもありだが、Force Hの対地戦で使っているパターンも多いので好みで。 道中は対潜戦闘、空襲、水雷戦隊、高速機動戦隊の4回。 空母は警戒陣の減衰込みでも大ダメージをバンバン叩きこめるため、空襲以外は基本的に警戒陣でOK。 また警戒陣を取る関係であまり道中支援が有効でないため出さなくともよい。 #center(){ステキ…ヨクキタワァ…} ボスは&bold(){深海地中海棲姫-バカンスmode}。 バカンスmodeの例にもれず夏を満喫している。特に&bold(){下の人}はヒレ一面に柄をあしらうノリノリっぷり。 初での地中海棲姫同様、装甲の高さが特徴となる。 遊撃部隊vs連合艦隊であるため、本来ならば優位に立てるはず…だが、やっぱり&bold(){ネ級改}が周りを固めているためそうそう上手くはいかない。 特に割り段階ではもはや本イベントの定例となりつつある&bold(){ネ級改の増殖}が発生するため、特効戦闘機を詰め込んだ空母が先制攻撃を決められないとまともな勝負は不可能。 ト級flagshipやナ級後期型Ⅱがいない、敵艦隊の&bold(){制空が0}ということでかなり空母が有利な条件で戦えるようにはなっているので回数をこなすべし。 ここには友軍も来訪しないため、とにかく装備をきちんと詰めた上で決戦支援・陸攻集中などで下地を整えて真っ向勝負を挑もう。 ボス撃破後はそのまま第二ゲージの攻略に突入する。 ***E3-2/戦闘ゲージ 道中の水上戦闘が''1戦しかない。'' にも関わらず本イベント最大最強の難関にして、実質的な最終ゲージとなる&bold(){超難易度}マップ。 とにもかくにもその道中1戦の&bold(){Mマス}がすさまじく理不尽な布陣であり、とてつもない撤退率・損傷率を誇る。 &bold(){応急修理女神の使用が推奨される}といえばその異常さがが理解できるだろう。17夏の&bold(){ケツべロス]以来のうれしくない快挙である。 一応、最近は水雷見張り員&噴進砲などで女神需要が著しく低下しており、アイテムとして格納もできない旧女神が倉庫でごろ寝していた提督は多く、後述の理由で女神の消費自体も17夏とは比較にならない程少なくはあるのだが… 初期の先行勢は機動部隊で挑む選択肢しかなく、度を越した理不尽さに気力をを粉微塵に打ち砕かれるものも多数。見ることすらはばかられる&bold(){凄惨な状況}を呈していた。 [[だが…今は違う!>K2(医療漫画)]] 現時点では&bold(){ボス艦隊への}友軍来訪によって大きく戦力的な余裕ができ、&bold(){水上打撃部隊での攻略}が可能になったことで大きく状況は改善。 特に長門・陸奥がE3-3への友軍来訪でForce Xに採用しなくとも問題なくなったため、こちらで特殊砲撃を使って暴れてもらえばかなりMマスの損害を抑えられる。 &bold(){恐らく想定されていた攻略}の機動部隊で突入する場合はかなりリスキー。というかもっと端的に言えば&bold(){ダメコン前提}になるので、女神の保有数に余裕があれば。 特効戦闘機のFBAを使用できるぶんボスの撃破率はきわめて良好になり、昼撃破もE2-3同様十分に狙える。Seafireを揃えられているなどで環境が整っていれば選択肢としてより有力になる。 道中友軍?&size(22){&bold(){知らない子ですね。}} 編成はE2-2およびE2-3で使用したForce Hが再起用。 ArkRoyalに特効があることも変わらない…のだが、機動部隊が選択肢のひとつとなったことで重要度は大きく低下。 &bold(){深海の自分と旗艦同士で相まみえる}というシチュエーション自体は悪くないのだが。 機動部隊での突入はE2-3から高速+を抜いて特効戦闘機つきのFBAに変更すればそれでOK。 水上打撃部隊の場合は長門+陸奥+空母+Washington・Bismarck+制空要員2、軽巡1+雷巡2+駆逐3など。 潜水艦(主に伊13・伊14)を第1艦隊に入れることでボスマスの攻撃を吸うという手法もある。&s(){Mマスで水雷に狙われるのは諦めろ} 道中は対潜戦闘、空襲戦、強襲機動部隊の3戦。 たった3回しかないものの、最後の強襲機動部隊(M)は本イベントにおける最強の壁として立ちはだかる。 その陣容とは空母ヲ級改、&bold(){重巡ネ級改2隻(先制雷撃)}が待ち構えるとんでもないもの。 特に機動部隊で挑む場合は先制雷撃→砲撃→閉幕雷撃で合計6回の攻撃を受けるため、ほぼ確実に誰かが大破してしまう。 一応、削り段階であれば輪形陣編成もあるため、陸攻を1部隊集中+砲撃支援で随伴艦からの雷撃を避ければ護衛退避で対応も可能。 ただしゲージ破壊段階ではあろうことか&bold(){単縦陣固定}。レ級eliteを遥かにしのぐ火力・雷装・装甲・命中の&bold(){化け物}からの攻撃をしのぎ切るのはいくらキラ付けをしても現実的ではない。 おとなしく女神に頼る提督も多く、「いくら女神積んでようと轟沈演出なんか見られるか!!」という提督は破壊段階でも護衛退避を使って引き換えにボスの難易度を上げるか、強運ですり抜けられるまで資源方面の出血を余儀なくされた。 一応道中戦が少ないので資源的な出血は比較的抑えられるが… 水上打撃部隊で特殊砲撃を使用するという手はもちろんあるのだが、お供の水雷に刺さってしまいネ級改はノーダメージだったり、そうでなくともネ級改&ヲ改からの殴りが極めて痛いのは変わらないのでそこは注意。 Mに比べると地味な扱いになりがちだが、対潜戦闘も東海を集中+対潜艦1が必要になるためやや影響が大きい。 #center(){バカナノ…?オロカナノ……?} ボスは&bold(){欧州棲姫}。 地獄の17夏ラストのリターンマッチとなるものの、&bold(){連合第三陣形固定}。 このため敵艦隊の砲撃はほとんどまともに命中しない。あれだけ猛威を振るいまくったナ級後期型Ⅱの先制雷撃ですら例外ではない。 ただし輪形陣相当の利点である対空の伸びが機動部隊であれば&bold(){致命傷}と化すことも多い。30機スロットに射撃回避付き攻撃機・爆撃機を搭載していても余裕で枯れてしまう。 ここでも水上打撃部隊の利点は大きく、&bold(){制空権さえ取れれば殴り合いはできる}ので支障はない。存分にファイトクラブを開催してしまおう。 また、機動部隊を強いられた友軍前があまりにもあんまりな状況だったせいか&bold(){ボス友軍の}メンバーは第一次組・最終ともに非常に豪華。 夜襲カットインや魚雷カットインで次々と敵艦を撃沈・HPを削り取ってくれる。 また、その命中率の低さ故に女神が推奨されてこそいるのだが、その女神自体は殆ど消費されない。%%つまり女神カウンター狙いも殆どできない%% #center(){モ…ウ……ムダ……ナンダカラッ…!!} ゲージ破壊段階では-壊に変化。 ヌ級が増える上にナ級後期型Ⅱが3隻に増える…という&bold(){本来なら}悪夢のような強化だが、&bold(){連合第三陣形}の前には無力。 削りの段階から分かっていた提督も多いかもしれないが、先制雷撃も砲撃もさっぱり当たらない。ゲージ破壊時のM対策でキラキラを付けていればなおのこと当たらなくなっているだろう。 割り段階では道中支援を対潜支援に切り替えて陸攻部隊を3隊すべてボスに叩き込む戦法も多く、この場合は65戦隊に攻撃前に沈められていることも多々。 装甲294と堅牢ではあるものの、Mマスにおける第二艦隊へのダメージが抑えられていれば勝機はある。 また、機動部隊でどうにかしてMマスを潜り抜けていればほぼ昼で決着がつく。…こともある。 空母がボスマスで上振れ・下振れがあるのはあくまで&bold(){攻撃を受ける危険性が高い}ためで、&bold(){こちらだけ熟練度MAXのFBAカットインを当てられる状況}であれば戦艦よりも強力。 艦載機さえ枯れなければ1発クリアもありえるが、逆に熟練度が減少しきってしまった場合はあまり利点がないかもしれない。 なお、本海域で一番のヤベー場所という認識は運営もちゃんとしていたらしく、&bold(){この後のギミックには一切かかわらない}。 ***E3-3/輸送ゲージ 死闘の果てにようやくたどりついた輸送ゲージだが、こちらも開幕からギミックが満載。 ただし、E3におけるギミックは実質的にこのボス出現&ルート解放と最後の装甲解除のみであるため相対的には少ないか。 スタート地点前進ギミックは以下。 ・FマスA勝利 ・GマスS勝利 ・防空優勢1回 どちらもForce Zでの攻略となる。 Fマスは対地戦闘。空母1+軽巡1+駆逐5で到達できる。集積地棲姫:Vacがいるものの、必要なのはA勝利なので陸攻を送り込めばE1・E2ほどは苦戦しない。 本格的な対決はこの後解放される任務になる。 Gマスは上記の編成の索敵を下げればOK。敵は輸送隊なのでしめやかにボコって終わらせよう。 スタート地点前進後は以下のギミックを解除してボスマスを出現させる。 非常に数が多いがどれも小粒なので大したことはない。ただしForce Hの罠には注意。 ・T1マスS勝利 ・T2マスA勝利 ・T3マスA勝利 ・T4マスS勝利 ・Pマス航空優勢 ・UマスA勝利 ・WマスA勝利 ・XマスS勝利 T1~T4は潜水艦隊で攻略する。 潜水母艦+軽空母+軽巡+潜水4、潜水母艦+潜水艦6でそれぞれに到達可能。 敵艦隊に関しては陸攻部隊を集中+支援で確実に撃破できるため特に悩む必要はない。&font(l){潜水艦隊攻撃「」} 順調にいけば丙作戦以上で任務「【地中海拡張作戦】第10潜水戦隊作戦」(T1とT2のS勝利2回)が解放されるのでまとめてやってしまっていい。 以下はE3-3で使用するForce Xと同じ艦隊を使用することになる。ただし絶対にForce Hが混ざってはならない。 第10潜水戦隊作戦を完了させれば乙作戦以上で「【地中海拡張作戦】北アフリカ作戦」が解放されるため、Wマスに関してはまとめてやってしまってもいい。 Pは通常の連合艦隊で確実に通る。適当に艦戦を乗せれば達成。 Uマスは夜戦マスだが、道中でも散々に苦しめられる&bold(){警戒陣固定}で&bold(){ネ級改とPTが混在する}とんでもない場所になっている。 ネ級改はこの段階では最大で2隻まで登場し、そうそう倒すことはできない。 しかしPT対策を施した連撃艦で4隻は倒せる上に警戒効果で勝手にPT対策艦の攻撃を引き寄せて自滅するので、難易度はそこそこ程度。言うまでもないが道中支援は必須。 Wマスは対地戦。連合艦隊で行ける上にE-3-2で長門型を使っていないなら投入可能なので、対地装備をガン積みした長門と陸奥の特殊砲撃が集積地棲姫:VacにクリーンヒットすればAどころかS勝利も容易く、条件が整えば今回の対地戦で一番楽。 攻略だけならA勝利で問題ないので無理をする必要はない。 Xは&bold(){完全に見掛け倒し}。適当にForce Z用の水上打撃部隊で撃破してしまえる。とはいえ夜戦マスでの大破は起こりうるため、E3-3の予習としてデコイなどはここから投入するとよい。 ギミックを解除していくとボスマスが解放される。 全てのギミックを解除したのちに輸送を開始する。 最終友軍到着前は友軍自体がこなかったため、半端な編成では返り討ちにされる高難易度マップだった。 ただし現在では非常に強力な友軍艦隊が来訪するため、よっぽど輸送に振りすぎていない限りは&bold(){A勝利は確定}する。今回のイベントの傾向に漏れず、S勝利は非常に厳しいが。 注意点として、&bold(){Force Hの札が付いた艦が1隻でもいると全てForce Hとして扱われる}というとんでもないトラップがある。 問答無用で流刑を受けてここ以降まったく使うことがない札が張り付いてしまう。&bold(){しかも丁作戦でも無視できない。}%%どうして落ちないのよ!!%% 一応、このゲージからは難易度が道中の夜戦マス以外は相対的に低いためリカバリーはできなくもないのだが… 本ゲージの札はForce X。 次で使用するForce ZはE3-1と共用なので実質最後の札。 編成は戦艦2+正規空母+自由枠3/軽巡1+輸送艦0~2+潜水艦0~1+駆逐2以上の水上打撃部隊をベースに輸送量・戦闘力で調整したい。 デコイとして投入する潜水艦には潜水艦電探をあるだけ積み込んで回避力を確保しておこう。 潜水対策に1隻を対潜装備にするのもアリ。 過酷な道中を潜り抜ける必要もあるため、旗艦には艦隊司令部施設も必須。ただしダメコンで押し切る場合はこの限りではない。 また空母にはE3-1・2同様、特効艦載機を混載しておけば艦爆やジェット一個でも凄まじいダメージを出せる。 道中は空襲戦、対潜戦闘(R)、夜戦(U)、強襲機動部隊(X)、空襲戦の5マス。 E3-Mのように1マスだけが&bold(){絶望的}というわけではないが、後半の3戦は未対策ではいずれも大破が起こりうる。 対潜戦闘はギミックでも見たとおり&bold(){潜水新棲姫}が出現。 耐久388のタイプが出現せず、東海部隊の集中と先制攻撃で中破~撃破には持ち込める。また、単横陣の場合はほぼ雷撃が命中しないため単なるボーナスステージと化す。 夜戦は&bold(){非常に厄介}。E3-2に引き続いてまたしても&bold(){ネ級改}が1~2隻立ちふさがる。 先制雷撃こそないが高威力の連撃に加えて&bold(){警戒陣で出現}、さらに随伴艦にツ級flagshipと&bold(){PT小鬼群}を従えるというガチ編成で襲い掛かってくる。 こちらも警戒陣を使用するのはもちろんのこと、ツ級やPTの攻撃を無力化するために潜水デコイを投入するか、そもそも殆ど避ける電探+増設見張員の駆逐艦を並べておきたい。D砲改二+魚雷+見張員+電探ならそのままPTもしばき倒せる。 彼女たちを4~6番目に配置しておけば大破する確率はそれなり以上に下げられる。 また、イベント終了直前の段階で&bold(){潜水艦電探を2個以上搭載すると鬼のように回避する}ことが発覚。たまたま恩恵を受けていた提督はラッキーだったかもしれない。 なお警戒陣の都合PT達に攻撃が集中しやすい上に、PTは特効装備で警戒陣の回避を超える高い命中率を得られるので逆にカモ扱い、むしろ相手は警戒陣で足引っ張ってるなどと言われることも。 ちなみに乙だと''ネ級の攻撃がカットインになる''のでむしろ凶悪化する。デコイより電探+見張員の駆逐艦を増やすべきかもしれない。 しかしCIが怖いからと言って''探照灯を装備してはいけない。''誰かが探照灯をつけた瞬間に回避補正の少ない2番艦と3番艦がターゲットになる確率が跳ね上がってしまうので撤退率が爆増する。 ちなみに''警戒艦に潜水デコイを入れた場合も同じぐらい2番艦と3番艦の被弾率が上昇する。'' 強襲機動部隊は空母&bold(){レ級elite}が&bold(){2体出現する}という悪夢のようなマス。先制雷撃も健在であり、E3-Mの再来…&bold(){になることは特にない}。 なんと&bold(){輪形陣固定}であり、&bold(){砲雷撃がさっぱり命中しない}。レ級eliteですら輪形陣の魔の手からは逃れられなかった。 潜水デコイは残存していれば第二艦隊の砲撃戦でレ級の攻撃も吸うため非常に有効だが、随伴艦が先制対潜を使用してくるためほぼ間違いなく大破する。おとなしく退避させておこう。 #center(){ナメル…ナヨォ……ッ!} #center(){アナタモ…ソノサキノ…ハテガ……ミタイノォ?} 輸送ボスは&bold(){地中海弩級水姫}&&bold(){深海地中海棲姫 バカンスmode}。E2-3およびE3-1で撃破したばかりだが、速攻で再生怪人として復活。 基地航空隊の必要半径が&bold(){11}と戦闘機を一切送り込むことができず、ナ級後期型Ⅱも確定で2隻出現する上に&bold(){深海地中海棲姫 バカンスmode}は&bold(){分身する}。 対空が狂っている上に制空が取れないこともあり殆ど撃墜されてしまうので ボスに一切出さないという選択も出てくるレベル。もはや期待せずに防空に出す提督さえいる。 しかも輸送艦を増やしすぎたり、ボスにタッチ目的の第二陣形で挑んだりするとそこそこの確率で敗北する。 火力と輸送量を両立できる連撃+ドラム缶×3の能代改二や改鈴谷型改二を投入したり、 増設込みで''脅威の大発系5つを輸送する''神州丸に輸送を任せて第2艦隊にアタッカーを満載するなど、それなりに火力を持たせないと返り討ちにされる。 しかし現在では強友軍さえ呼んでいれば敵の数を夜戦前に3~5隻は減らせるのでまず輸送失敗はない。 あまりにも極端な輸送体制の場合はたまに事故が起きるため、不安なら第二艦隊を1~2隻連撃仕様にすれば解決。 輸送完了後は戦力ゲージが出現し、最後の戦いが始まる。 ***E3-4/戦力ゲージ3本目 札はE3-1と同様のForce Z。 夜襲用に赤城・加賀改二戊を投入していればそのままシフトする形で採用できる。 編成はNelson+Warspite+正規空母+特効戦艦1+制空要員1~2、秋津洲0~1/軽巡1+雷巡・特効重巡級0~2+駆逐2~5+潜水デコイなど。 正規空母は5スロの赤城・加賀改二、橘花改単騎で残り艦戦彩雲で突撃する翔鶴型甲、友軍弾きのSaratoga、唯一と言っていいFBAが期待できるIntrepidあたり。 ただし道中・ボスの対空荷重が狂っているので、FBAはIntrepidぐらいの搭載がないとスロットのどちらかが枯れる。 E3-3と違って輸送要員が不要になっているため道中の事故率はさらに下がる。 後述の友軍の関係でSaratogaかFletcher級のどちらかは欲しい。逆に風雲改二は入れてはいけない。 友軍を弾くために装備が整ったFletcher級を投入しておけば、対空CIもやってくれる。 また、昼の砲撃戦+友軍艦隊でボス艦隊はほぼ半壊させられるため、駆逐艦に対潜装備を重点的に施しておくのも有効。 第二艦隊への潜水デコイ編成も相変わらず有効だが、夜戦で吸える相手が減る上ので効果が下がる。 なぜかついている大特効と夜戦マスもPTもボスも万能なD砲+魚雷+電探+見張員を無理なく装備できる夕雲型や、友軍弾きも対空も対潜もできるFletcher級、4スロのТошкентなど駆逐艦が非常に強いこともあり、退避も考え駆逐艦5隻というのも普通に選択肢。 道中は空襲(P)、対潜戦闘(R)、空襲(S)、夜戦(U)、強襲機動部隊(X)の5回と空襲の位置が変わっただけでE3-3からほぼ変化がない。 しかし夜戦でネ改が1~2隻から2~3隻に変わりデコイの効果が下がる。素直に電探+見張員の駆逐艦を3体並べた方が良いかもしれない。 輸送装備を外して完全に戦闘特化にできることもあり、体感的な難易度はE3-3より大きく下がる。 他にも「高速統一で戦艦+正規空母6(ただし正規空母は2まで)」でも最短ルートを通れることから 第一をNelson+Roma+Italia+正規空母+航巡or水母+Atlanta、第二側に金剛改二丙+比叡改二丙/榛名改二/高速化Warspite+軽巡1駆逐2重巡1とする「昼夜ダブルタッチ」編成も考案されていた。 こちらはNelsonを高速化する必要がある代わりに、秋津洲を抜けるという利点があったため、ボスよりも道中事故が怖い低難易度向けの編成。 制空がかなりギリギリなので、正規空母と航巡or水母はほぼ置物になるが、ダブルタッチによる圧倒的な破壊力はそのハンデを上回る。 &bold(){ワタシハ……。ヤルダケ…ヤッタワ……ッ} &bold(){モウ…ッ……。ホウッテ…オイテ……ッ!!} ボスは&bold(){欧州装甲空母棲姫}。空母ヲ級の正統進化のような外見だが、削り段階のアイコンが&bold(){MS}にしか見えないと評判。 スペックは耐久1080・火力600弱相当・装甲324と非常に高く、また装甲空母のため中破でも沈黙しない…と強力なように見える。 しかしながら、搭載スロットがなんと&bold(){17機}しかなく、砲撃戦では高確率で&bold(){沈黙する}。 ボスマスまでの必要航続距離が1なことも相まって強力な陸戦を投入した劣勢削りもたやすく、友軍弾きを兼ねたFletcher級が投入されるマップだったのが運の尽き。 矢矧が友軍と被っているため、軽巡枠にAtlantaなんか投入されている場合はほぼ攻撃ができなくなってしまう。 一応随伴艦こそ空母夏姫Ⅱ・戦艦夏姫Ⅱ・&bold(){重巡ネ級改}2隻とかなりの陣容を誇るものの、装甲未破壊の段階で&bold(){特効倍率がぶっとんでいる}ため撃破は難しくない。 それに加え、E3-2と同じく&bold(){連合第三陣形固定}。このせいか、とにかく&bold(){敵の攻撃が命中しない。} 空母夏姫・戦艦夏姫・重巡ネ級改の全員が攻撃を空振りし、ナ級後期型Ⅱの先制雷撃もろくなダメージを与えてこないことがざらに起きる。 利点の高対空もメイン火力が戦艦のため機能せず、特効乗せNelson Touchからの先制攻撃で一方的にボコボコにできる。 追い打ちをかけるように本マップの強友軍は&bold(){めちゃくちゃな破壊力}を誇り、カットインが発動すれば400~500のダメージを与えてガンガン鬼・姫・ネ級を粉砕してくれる。 総じて、ボス戦のみを抜きだせば&bold(){E3でもっとも簡単}だったりする。友軍後のE3-3とどちらが簡単かは人によるが。 &bold(){ソレデモヤル…トイウ…ノ…ッ?} &bold(){イイワ……ジャァ……シズメテアゲル…ッ……} &bold(){アナタタチ…ヲ…ココデッ……!} ゲージ破壊段階では-壊に変化、頭の装甲が破壊されて素顔が露わになる。 また、装甲が&bold(){394}に向上するため流石に装甲破砕を行わなければ勝ち目が薄い。 ・第一ゲージボスA勝利 ・第三ゲージボスS勝利 ・Yマス航空優勢 ・XマスS勝利 ・Tマス航空優勢 ・防空優勢1回 E3-1のボスはそのまま編成を流用してAを取るだけ。 E3-3に関しては輸送中にSを取りづらい印象があったかもしれないが、Force Zにドラム缶を3個積むだけで到達可能。 つまりNelson Touchを叩きこめるためたいした脅威ではない。友軍も相変わらず強力であり、ダメ押しに&bold(){特効補正で敵編成全体が柔らかくなっている}。 ゴリ押しで豆腐のように吹き飛ばしていけるためなんら問題にならない。ついでにここでXのS勝利、Yの航空優勢も取ってしまえる。 Tマスは正規空母を5隻入れた連合艦隊で到達可能。要求制空が非常に高いが、編成条件の関係で足りないことはまずないはず。 装甲破砕後にはボス艦隊全体へのダメージが1.1~1.15倍、ボスに対してのダメージはさらに1.15倍、特定の欧州艦(Nelson・Warspiteなど)はさらに1.25倍と凄まじい乗算補正がかかる。 破砕前からの補正に加えてこれらを全て載せられるNelson Touchのダメージは実に&bold(){6倍}という驚異的な破壊力となり、4桁ダメージで敵艦を紙屑のように粉砕できる。 敵艦の陣容もかなり強化されているものの、相変わらず連合第三陣形固定であるため&bold(){的の強度が上がった}以上の意味はない。 勝利は既に目前。&bold(){暁の水平線に、勝利を刻め!} #center(){&size(24){&bold(){「主砲!1番、2番、もう一撃だ!!」}}} #center(){&size(24){&bold(){「Fire!Fire!!Fire!!!」}}} 共通クリアボーナスはIllustrious級航空母艦 Victorious。 イラストレーターはコニシ氏、CVは山田美鈴氏。 実艦は英国海軍が建造したIllustrious級航空母艦の2番艦。 Illustrious級は搭載機数・艦載機運用能力の制限をいとわず、徹底的に防御力を強化した装甲空母として設計。特に装甲甲板は1000&ruby(ポンド){lb}爆弾の直撃すら弾き返すほどの重装甲であった。 米国海軍のEssex級が搭載機数を重視したのとは対照的な設計であり、特攻機の突入でも致命的なダメージを受けることはなかった。 ただし犠牲になった搭載機数の少なさも半端なものではなく、初期型のIllustrious級は&bold(){36機}しか搭載できなかった。((第一グループと呼ばれるIllustrious・Victorious・Formidableの話。また、これらもWWⅡ後期では搭載に合理化された米国製艦載機を採用し、大幅に搭載機数を増やしている)) Victoriousは就役からわずか2週間という短さでBismarck追撃戦に参加。艦載機による雷撃を行ったもののバルジに阻まれて目立った戦果は挙げられていない。 その後は船団護衛へ従事し、ペデスタル作戦やトーチ作戦の成功にも貢献。また南太平洋沖海戦でダメージを受けた米国海軍にも一時的に参加している。 戦争中盤以降はTirpitz攻撃、イギリス東洋・太平洋艦隊での活動が中心となり、日本近海では呉軍港空襲、海鷹((大鷹型航空母艦の5番艦))に対する空襲も行っている。 沖縄戦にも参加しており、前述の特攻機による突入を受けつつも軽微な損傷で切り抜け、終戦を迎えた。 終戦後もジェット機を運用可能とする近代化改修を受け、映画出演や航空支援の提供など長く活動。最終的に1969年に解体され、姉妹の中で最も長かった艦生を終えた。 ビジュアルはブロンドのロールヘアにArk Royalと似たデザインの服を着用。 装甲空母であるせいか非常に肌面積が少なく、中破でもほとんど破けない。また横顔がやたら美麗なことに定評がある。 性格面ではArkよりもややサバサバしており、提督に対する二人称も「お前」が基本だったりと距離感が近い。何故か指輪を渡した後に「提督」に戻るあたり、無自覚なタイプか。 性能面では&bold(){完全通常海域特化}というピーキーな立ち位置。 改二はおろか雲龍型とAquilaを除いた大半の正規空母改より燃費が安く、ステータスも燃費比ではとても高水準にまとまっている。またジェット戦闘機も装備可能。&font(l){大鳳&Saratoga「えっ」} こう書くと隙のない性能だが、上記の長所とすべて相殺しうる&bold(){搭載機数}で運用が限られる。 なんと改ですら最大スロット&bold(){19}。イベント海域では&bold(){一瞬で霧散して攻撃不能になる}のは今回のイベントを攻略した提督こそ実感しやすいだろう。 また運が最大値こそ異常に高いものの目だった幸運エピソードを持たないため素の値が普通、搭載の少なさでも対潜支援にも向かないと支援役としても微妙。 ただし、この搭載機数の構成は通常海域の周回においては&bold(){割合撃墜がほぼ発生しない}という長所にそのまま転嫁できる。 現状では扱い方さえ間違えなければ強力な艦と言えるか。%%改二で第三グループ化して大幅に強化されるのが内定しているのでは?という声もちらほら%% 他のクリアボーナスは丙作戦で勲章、新型航空兵装資材、Barracuda MkⅡ、SM.79bis。 乙作戦で&font(l){攻略時に欲しかった}Corsair MkⅡ(Ace)が追加、甲作戦ではさらに試製 陣風が追加されてBarracudaがMkⅢに、SM.79bisが&font(l){攻略時に欲しかった}熟練に変化する。 甲作戦の報酬は非常に魅力的ではあるが、難易度の高さも折り紙付きのため悩ましい報酬であった。 レアドロップは丁型海防艦 第三○号海防艦。 イラストレーターはほづか氏、CVは八木侑紀氏。 第四号海防艦と同じく非常に低年齢なビジュアル。また、性能的にはまったく使い道がないのも変わらない。 ただ、母港セリフにおける&bold(){由良への芸術的な社交辞令}を見る限り、精神年齢は姉よりかなり高い疑いがある。 ちなみに由良と史実での関係は特にないのだが&bold(){沈んでいるのが和歌山県の由良湾}だったりする。(由良の名の由来は京都の由良川なので由来が共通という訳ではない。) 掘るのであればE3-4に行くことになるだろう。 クリア後でも特効は効いたまま、友軍も当然そのままなのでS勝利は難しくない。 道中を重視すればRとXはどうにでもできるが、夜戦マスはリスク低減にも限界がある。 性能的には見るべき点もなく、再ドロップが比較的早い海防艦なことを踏まえ、撤退ラインは決めておくべき。 } 追記・修正はネ級改と死闘を繰り広げてからお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) //項目申請時のコメントに基づき、コメント欄を撤去して作成いたしました。

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