「門田ヒロミ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「門田ヒロミ」(2023/04/08 (土) 13:10:54) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
&font(#6495ED){登録日}:2021/10/24 Sun 00:02:31
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます
----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----
#center(){
&sizex(4){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){こうなったら俺が……!}}}
&bold(){&color(#c2b027){やめた方がいい!君では悪魔を飼い慣らせない!}}
&sizex(5){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){でも……やるしかないんだ…。俺が!}}}
}
&ruby(かどた){門田}ヒロミとは、特撮テレビドラマ『[[仮面ライダーリバイス]]』の登場人物である。
彼が変身する&bold(){&color(#033099,#e60033){仮面ライダー&color(#b5cbe6,black){デモンズ}}}については個別項目を参照。
演:小松準弥
#openclose(show=●目次){
#contents}
*【概要】
悪魔崇拝組織[[デッドマンズ>デッドマンズ(仮面ライダーリバイス)]]に対抗するために結成された[[政府特務機関フェニックス]]の一員。
五十嵐三兄妹からは&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「ヒロミさん」}}、[[バイス>バイス/仮面ライダーバイス]]からは&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「ヒロミっち」}}と呼ばれている。
元々はそれなりに地位の高い人物だったが、第1話にて新分隊長任命式がデッドマンズの襲撃を受けた際にリバイスドライバーで変身を試みるも失敗。
それどころか、自身の内に潜む[[悪魔]]をレックス・デッドマンとして実体化させて相手の勢力を増やしてしまっただけではなく、それに殴り飛ばされて気絶。
加えて、その様を見た[[五十嵐大二>五十嵐大二/仮面ライダーライブ]]が恐怖でリバイスへの変身を躊躇ってしまうという醜態を晒した事で早くも第2話にて若林優次郎から独断行動を叱責され、分隊長への降格を言い渡されてしまった。
その後、第16話にてデッドマンズを(一応)壊滅させた功績を受けてフェニックスの新たな司令官の座に就いた。
*【人物像】
[[一人称>一人称(日本語)]]は&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「俺」}}で、第13話における休暇中に&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「田舎に帰って、ガガの顔でも見てくっか……」}}と呟いていた事から、[[宮城県]]出身と思われる((「ガガ」とは宮城弁で「母親、妻」の意味。恐らく演じる小松氏が宮城県出身である事に絡めた中の人ネタ。ちなみに同県は『仮面ライダー』シリーズの生みの親・石ノ森章太郎先生の出身地でもある。))。
人命に関わる仕事に就いているだけあって、実直かつ[[真面目>まじめ(真面目)]]な性格。
幼い頃はいじめられっ子で、その度にヒーローの助けを待っていたが結局来なかった事から、[[成長した今は自分がヒーローとして戦う事を信条としている。>剣崎一真/仮面ライダーブレイド]]
それ故に常に強い使命感を持って行動しており、戦闘時に発する&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「我が命を懸けて……世界を守る!!」}}という[[決め台詞]]は自身を奮い立たせる為の決意表明になっている。
&font(l){事あるごとに正義感溢れる台詞ばかり喋るおかげで多くの視聴者の心をガッチリと掴んでいたりする}
自他共に厳しく、第7話の[[回想シーン]]では大二が派手な恰好で基地のトイレで寝ていたのを見かけた際には夜遊びを疑い、任務に支障を来さぬよう注意していた。
一方、大二の身に起きた「[[異変>カゲロウ/仮面ライダーエビル]]」と、その遠因が自分にあった事を悟った際には彼を止めようとするなど、責任感も強い。
その性格故にカゲロウから撤退した時には、表向きには冷静さを保ちつつも&bold(){心の中では自分の不甲斐なさのあまり大泣きしていた。}
また、意外にも可愛いものが好きらしく、第13話ではギフジュニアに狙われたラブコフを守ろうと、デモンズドライバーを取り上げられた状態で白兵戦を挑んだ事も。&font(l){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「我が命を懸けて……この子を守る!!」}}}
上記の通り、物語序盤から何かと不憫な目に遭ってばかりだが、そんな中でも決して屈折する事なくひたむきに戦い続けている。
[[五十嵐一輝]]に対しては、当初は一般人である彼にリバイスシステムを使用させる事に反対していたが、彼が自分の意志でフェニックスと契約し、「世直しライダー」として活動するようになって以降は普通に接している。
加えて未成年の[[さくら>五十嵐さくら/仮面ライダージャンヌ]]も含めた五十嵐家の子供達全員が結果的に仮面ライダーとしてデッドマンズと戦う事になった際には、
さくらまで駆り出される事に猛反対する幸実にしっかりと事情を説明し、彼女の親としての不安を理解しながらも彼らの必要性を説いて了承を得ただけでなく、
デッドマンズ対策に護衛を付ける事も打ち明けるなど、周囲への気配りと報連相を欠かさない大人としての礼節もしっかりと弁えており、要所要所で頼れる姿を見せている。
他方、組織の開発担当であるジョージ・狩崎とは当人の軽率さも相俟ってお世辞にも仲が良いとは言えず、任命式の際の激励を途中で遮られたり、降格処分を鼻で笑われたりと何かとぞんざいに扱われている。
#openclose(show=我が命をかけて、想いを託して){
検査の結果、&bold(){「体内年齢が80歳を超えている」}という診断を受けてからも体の不調を押し通しながら戦い続けていたが、デモンズドライバーの秘密や山桐千草とのやり取りを経てフェニックスに不信感を抱き、辞表を提出する。
その後、長官の[[赤石英雄]]を尾行したところ、彼とオルテカが裏で繋がっていた事を知ってしまう。
オルテカが召喚したギフジュニアを退けながら暴走したスカイベースを何とか制御すると、大二を守るべくオルテカが変身したデモンズにライブガンを構えて生身で立ち向かう。
#center(){
&bold(){&color(#033099,#e60033){あなた、相当な&color(#b5cbe6,black){死にたがりですね。}}}
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){我が命を懸けて、大二は俺が守る!!ハァッ!!}}
&bold(){&color(#033099,#e60033){鬱陶しい&color(#b5cbe6,black){……}}}
}
しかし、ただでさえ満身創痍なのに加えて以前よりパワーが増したデモンズには全く敵わず、崖際に追い詰められ……
#center(){
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){よく聞けぇッ!!フェニックスには裏がある!!}}
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){気を付けろ!}}
&bold(){&color(lightslategray,whitesmoke){ヒロミさん……}}
&sizex(4){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){後は頼んだぞ、五十嵐三兄妹……。}}}
}
自分の運命を悟り、一輝達に全てを託した直後、&bold(){無慈悲にも放たれたデモンズの攻撃で吹き飛ばされ、崖下へ転落した。}
遂に視聴者の間で心配されていたヒロミの[[死亡フラグ]]が回収されてしまったが、明確な死亡描写はなく、その後の本編では行方不明扱いとなっている。
過去には[[生身で崖から落ちて生還した人>呉島貴虎/仮面ライダー斬月]]もいるが、果たして……?
#center(){
&bold(){&color(#00c3e6,#ffb5ce){ヒロミさん!}}
&bold(){&color(lightslategray,whitesmoke){お久しぶりです!}}
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){……どちら様ですか?}}
}
その後、公式Twitterにてヒロミを主人公とする[[スピンオフ]]『DEAR GAGA』が仮面ライダーリバイス Blu-ray COLLECTIONの映像特典として収録される事が発表された。つまり……
&bold(){やっぱり生きてました。}
崖から落ちた後、どういう経緯か実家に帰省しており、ガガ……すなわち母の元に向かっていた。
だが、予告編の段階では先の闘いの影響か[[一部の記憶を失っている>記憶喪失]]様子で……?
}
#openclose(show=帰ってきた英雄){
第37話ラストにて、ギフデモスとなった御子柴朱美が赤石の手で[[消滅]]させられ、その様子を見ていなかった大二はそれを一輝がギフに対抗するために朱美を犠牲にしたと勘違いしてしまい、一輝に対して激昂し殴りかかろうとした。
その時その拳を受け止めたのは……
#center(){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){ただいま。}}}
帰ってきた門田ヒロミその人であった。
続く第38話では一輝達から帰還に対する労いをかけられており、その際に上述の記憶喪失が&bold(){[[嘘]]であった}事や、田淵竜彦に頼んで更生施設の人々を地上の基地に避難させていた事、その田淵からフェニックスの異変について聞かされたと打ち明けている。
その後、自身は大二の説得に向かった他、仮面ライダーに変身出来なくなった代わりにデモンズトルーパー軍団の指揮官として[[ウィークエンド>ウィークエンド(仮面ライダーリバイス)]]と共に前線に赴くようになった。
第43話では正義に囚われすぎてかつての自分以上に暴走している大二に対し、&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「俺も散々間違ってきた…。失敗してもいい。大切なのは、その後だ」「お前自身で決めろ」}}とあくまで決断を促すだけに留めたが、
その結果&bold(){カゲロウとの戦いを否定したくない大二は明石に引導を渡してギフに契約を迫った為}、余計に状況を悪化させてしまう。
続く第44話では遂に何としても大二の暴走を止めようと、決め台詞の&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「我が命を懸けて~」}}を二度と使わない事を条件に狩崎からデモンズドライバーを受け取り……
#center(){
&bold(){&color(#00c3e6,#0000e6){こりゃ大二をどうこうって感じじゃなくなってきたな!}}
&bold(){&color(deeppink,#0000e6){そうだな。その役目は、あの人に託そう。}}
&sizex(5){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){我が全身全霊を懸けて……お前を変える。}}}
}
そして大二の心を変えるべく、意を決して久々に仮面ライダーデモンズに変身(ちなみにデモンズの出番自体も第28話以来である)。
#center(){
&bold(){&color(ghostwhite,#73d4e6){命懸けじゃないと、俺は倒せませんよ!}}
&bold(){&color(#033099,#e60033){かもしれないな…。だが俺は、&color(#b5cbe6,black){もうその言葉は使わない!}}}
}
ホーリーライブに変身した大二と壮絶な激闘の末、相打ちになる。
#center(){
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){大二!!}}
&bold(){&color(lightslategray,whitesmoke){俺は…もう引き返せないんだよ!!}}
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){大二!……諦めるな。過去を否定するな…!&br()元太さんも、変わったんだ……。失敗したっていい。またやり直せばいいんだ……。}}
&bold(){&color(lightslategray,whitesmoke){俺は、俺は&color(#8ae6cd,black){あいつの分}も背負って―――}}
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){……大丈夫。お前も……きっと……}}
}
最終的には負担に耐えられず倒れてしまったが、ヒロミとの決闘が心に響いた大二は……。
}
*&color(ghostwhite,#d3212d){【レックス}・&color(#583822,white){デッドマン】}
#center(){
&sizex(4){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){我が命を懸けて……世界を守る!!}}}
&sizex(4){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){変身!!}}}
&sizex(5){&bold(){&color(#e0218a,#7c27cc){レックス!}}}
&sizex(4){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){うわっ…!!}}}
&sizex(5){&bold(){&color(ghostwhite,#d3212d){ウアァーーー}&color(#583822){ーーーッ!!}}}
&bold(){&color(#b32134){もう1匹増えちゃった~!ラッキー♪}}
&bold(){&color(#1ab3ff,black){ウハハハハッ!悪魔出たよ、悪魔!スゲーッ!!}}
&bold(){&color(#c2b027){…ほらね。}}
}
[[バイスタンプ>バイスタンプ(仮面ライダーリバイス)]]:レックスバイスタンプ
身長:213.7cm
体重:130.2kg
特色 / 力:顎 / 牙 / 尻尾
登場話:第1話
フェニックスの新分隊長任命式を襲撃してきたデッドマンズに対抗しようと、その場にあったリバイスドライバーとレックスバイスタンプで仮面ライダーへの変身を試みて失敗した結果、誕生してしまったデッドマン。
そのため、このデッドマンの誕生に[[アギレラ>アギレラ/クイーンビー・デッドマン]]・[[オルテカ>オルテカ/ダイオウイカ・デッドマン]]・[[フリオ>フリオ/ウルフ・デッドマン]]の3幹部は一切関与していない。
毛むくじゃらの胴体が[[T-レックス>ティラノサウルス(古代生物)]]の鎧を着た姿をしており、顎の力が強く、[[火炎を吐く事も出来る>ゼンカイジュラン/ジュラン]]。
最期はリバイスが放った「レックススタンピングフィニッシュ」で原田智之から生まれたマンモス・デッドマン共々倒されるという、
主役ライダーと同モチーフの怪人という重要そうなポジションでありながら呆気なく倒される[[かませ犬]]としての扱いで終わってしまった。
*&color(#033099,#e60033){【仮面ライダー&color(#b5cbe6,black){デモンズ】}}
#center(){
&sizex(5){&bold(){&color(#e60033,black){デモンズドライバー!}}}
&sizex(4){&bold(){我が命を懸けて……世界を守る!!}}
&sizex(5){&bold(){&color(#d70035,#3900e6){スパイダー!}}}
&sizex(5){&bold(){&color(#e60033,black){Deal…}}}
&sizex(4){&bold(){変身!!}}
&sizex(5){&bold(){&color(#e60033,black){Decide Up!}}}
&sizex(5){&bold(){&color(#033099,#e60033){Deep. &color(#b5cbe6,black){(深く)&color(#033099,#e60033){Drop. &color(#b5cbe6,black){(落ちる)&color(#033099,#e60033){Danger. &color(#b5cbe6,black){(危機)}}}}}}}}
&sizex(6){&bold(){&color(#b5cbe6,black){(仮面)&color(#033099,#e60033){Rider. Demons!!}}}}
}
ヒロミが変身する仮面ライダー。詳しくは[[こちら>仮面ライダーデモンズ]]を参照。
*【余談】
・&bold(){「変身に失敗した挙句敵を増やす」}という中々にインパクトのあるシーンから、一部視聴者の間では&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「変身失敗おじさん」}}なる&s(){なんとも不名誉な}あだ名で呼ばれていた。&br()その後、第7話でデモンズへの変身を成功させた際には、これに倣って&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「変身成功おじさん」}}と呼ばれ、当日のTwitterのトレンドにまで入った。&br()なお、そのあだ名と見た目のせいか30代くらいに見えるが、演じる小松準弥氏の撮影当時の実年齢は「27歳」である。
・今作には何人かプロ野球選手から名前のネタが取られている人物がおり、ヒロミもその一人で元ネタは&bold(){『不惑の大砲』}と呼ばれた門田博光。&font(l){つまり名前的にもおじさん扱いは運命だったかもしれない。}
・実は当初の脚本では&bold(){第1話で変身に失敗して死亡退場}するはずだったのだが、小松氏がオーディションにて&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「命をかけて仮面ライダーになります!」}}とアピールしたおかげで第2話以降も登場出来た事がメインライターを務める木下半太氏のTwitterにて明かされている。&br()……が、実は小松氏は2022年の1月から&bold(){舞台劇の仕事も入っていた}為、一時期は視聴者の間で&bold(){「2021年の[[クリスマス回辺りに>クリスマス特別編 狙われた白銀のXmas!(仮面ライダーエグゼイド)]][[やっぱり退場、あるいは出番が激減してしまうのでは…?>九条貴利矢/仮面ライダーレーザー]]」}という不安の声も上がっていた。
--結果的には&font(l){[[クリスマス回の餌食に>灰谷天彦(仮面ライダーリバイス)]][[なったのは別の相手>工藤康(仮面ライダーリバイス)]]}無事で済んだものの、上述のようにその後の体調不良の描写の数々から予断を許さない状況が続いた。
--一輝の項目でも触れられているが、第1話における変身失敗描写は本作のキャストオーディションで大勢の人が落選していったのを見た木下氏が&bold(){「仮面ライダーになりたくてもなれない人は大勢いる」}という事実を痛感した事を本編に落とし込もうとして取り入れられたもの。&br()見方を変えれば小松氏の熱意が[[「ごちゃまんといる選ばれなかった者の1人」>仮面ノリダー]]だったヒロミを「選ばれた者」に変身させたと言えよう。
#center(){&sizex(5){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){我が命を懸けて……項目を追記・修正する!!}}}}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチっと/
#vote3(time=600,19)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#lsd()
#comment_num2(num=30)
}
&font(#6495ED){登録日}:2021/10/24 Sun 00:02:31
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます
----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----
#center(){
&sizex(4){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){こうなったら俺が……!}}}
&bold(){&color(#c2b027){やめた方がいい!君では悪魔を飼い慣らせない!}}
&sizex(5){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){でも……やるしかないんだ…。俺が!}}}
}
&ruby(かどた){門田}ヒロミとは、特撮テレビドラマ『[[仮面ライダーリバイス]]』の登場人物である。
彼が変身する&bold(){&color(#033099,#e60033){仮面ライダー&color(#b5cbe6,black){デモンズ}}}については個別項目を参照。
演:小松準弥
#openclose(show=●目次){
#contents}
*【概要】
悪魔崇拝組織[[デッドマンズ>デッドマンズ(仮面ライダーリバイス)]]に対抗するために結成された[[政府特務機関フェニックス]]の一員。
五十嵐三兄妹からは&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「ヒロミさん」}}、[[バイス>バイス/仮面ライダーバイス]]からは&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「ヒロミっち」}}と呼ばれている。
元々はそれなりに地位の高い人物だったが、第1話にて新分隊長任命式がデッドマンズの襲撃を受けた際にリバイスドライバーで変身を試みるも失敗。
それどころか、自身の内に潜む[[悪魔]]をレックス・デッドマンとして実体化させて相手の勢力を増やしてしまっただけではなく、それに殴り飛ばされて気絶。
加えて、その様を見た[[五十嵐大二>五十嵐大二/仮面ライダーライブ]]が恐怖でリバイスへの変身を躊躇ってしまうという醜態を晒した事で早くも第2話にて若林優次郎から独断行動を叱責され、分隊長への降格を言い渡されてしまった。
その後、第16話にてデッドマンズを(一応)壊滅させた功績を受けてフェニックスの新たな司令官の座に就いた。
*【人物像】
[[一人称>一人称(日本語)]]は&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「俺」}}で、第13話における休暇中に&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「田舎に帰って、ガガの顔でも見てくっか……」}}と呟いていた事から、[[宮城県]]出身と思われる((「ガガ」とは宮城弁で「母親、妻」の意味。恐らく演じる小松氏が宮城県出身である事に絡めた中の人ネタ。ちなみに同県は『仮面ライダー』シリーズの生みの親・石ノ森章太郎先生の出身地でもある。))。
人命に関わる仕事に就いているだけあって、実直かつ[[真面目>まじめ(真面目)]]な性格。
幼い頃はいじめられっ子で、その度にヒーローの助けを待っていたが結局来なかった事から、[[成長した今は自分がヒーローとして戦う事を信条としている。>剣崎一真/仮面ライダーブレイド]]
それ故に常に強い使命感を持って行動しており、戦闘時に発する&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「我が命を懸けて……世界を守る!!」}}という[[決め台詞]]は自身を奮い立たせる為の決意表明になっている。
&font(l){事あるごとに正義感溢れる台詞ばかり喋るおかげで多くの視聴者の心をガッチリと掴んでいたりする}
自他共に厳しく、第7話の[[回想シーン]]では大二が派手な恰好で基地のトイレで寝ていたのを見かけた際には夜遊びを疑い、任務に支障を来さぬよう注意していた。
一方、大二の身に起きた「[[異変>カゲロウ/仮面ライダーエビル]]」と、その遠因が自分にあった事を悟った際には彼を止めようとするなど、責任感も強い。
その性格故にカゲロウから撤退した時には、表向きには冷静さを保ちつつも&bold(){心の中では自分の不甲斐なさのあまり大泣きしていた。}
また、意外にも可愛いものが好きらしく、第13話ではギフジュニアに狙われたラブコフを守ろうと、デモンズドライバーを取り上げられた状態で白兵戦を挑んだ事も。&font(l){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「我が命を懸けて……この子を守る!!」}}}
上記の通り、物語序盤から何かと不憫な目に遭ってばかりだが、そんな中でも決して屈折する事なくひたむきに戦い続けている。
[[五十嵐一輝]]に対しては、当初は一般人である彼にリバイスシステムを使用させる事に反対していたが、彼が自分の意志でフェニックスと契約し、「世直しライダー」として活動するようになって以降は普通に接している。
加えて未成年の[[さくら>五十嵐さくら/仮面ライダージャンヌ]]も含めた五十嵐家の子供達全員が結果的に仮面ライダーとしてデッドマンズと戦う事になった際には、
さくらまで駆り出される事に猛反対する幸実にしっかりと事情を説明し、彼女の親としての不安を理解しながらも彼らの必要性を説いて了承を得ただけでなく、
デッドマンズ対策に護衛を付ける事も打ち明けるなど、周囲への気配りと報連相を欠かさない大人としての礼節もしっかりと弁えており、要所要所で頼れる姿を見せている。
他方、組織の開発担当であるジョージ・狩崎とは当人の軽率さも相俟ってお世辞にも仲が良いとは言えず、任命式の際の激励を途中で遮られたり、降格処分を鼻で笑われたりと何かとぞんざいに扱われている。
#openclose(show=我が命をかけて、想いを託して){
検査の結果、&bold(){「体内年齢が80歳を超えている」}という診断を受けてからも体の不調を押し通しながら戦い続けていたが、デモンズドライバーの秘密や山桐千草とのやり取りを経てフェニックスに不信感を抱き、辞表を提出する。
その後、長官の[[赤石英雄]]を尾行したところ、彼とオルテカが裏で繋がっていた事を知ってしまう。
オルテカが召喚したギフジュニアを退けながら暴走したスカイベースを何とか制御すると、大二を守るべくオルテカが変身したデモンズにライブガンを構えて生身で立ち向かう。
#center(){
&bold(){&color(#033099,#e60033){あなた、相当な&color(#b5cbe6,black){死にたがりですね。}}}
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){我が命を懸けて、大二は俺が守る!!ハァッ!!}}
&bold(){&color(#033099,#e60033){鬱陶しい&color(#b5cbe6,black){……}}}
}
しかし、ただでさえ満身創痍なのに加えて以前よりパワーが増したデモンズには全く敵わず、崖際に追い詰められ……
#center(){
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){よく聞けぇッ!!フェニックスには裏がある!!}}
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){気を付けろ!}}
&bold(){&color(lightslategray,whitesmoke){ヒロミさん……}}
&sizex(4){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){後は頼んだぞ、五十嵐三兄妹……。}}}
}
自分の運命を悟り、一輝達に全てを託した直後、&bold(){無慈悲にも放たれたデモンズの攻撃で吹き飛ばされ、崖下へ転落した。}
遂に視聴者の間で心配されていたヒロミの[[死亡フラグ]]が回収されてしまったが、明確な死亡描写はなく、その後の本編では行方不明扱いとなっている。
過去には[[生身で崖から落ちて生還した人>呉島貴虎/仮面ライダー斬月]]もいるが、果たして……?
#center(){
&bold(){&color(#00c3e6,#ffb5ce){ヒロミさん!}}
&bold(){&color(lightslategray,whitesmoke){お久しぶりです!}}
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){……どちら様ですか?}}
}
その後、公式Twitterにてヒロミを主人公とする[[スピンオフ]]『DEAR GAGA』が仮面ライダーリバイス Blu-ray COLLECTIONの映像特典として収録される事が発表された。つまり……
&bold(){やっぱり生きてました。}
崖から落ちた後、どういう経緯か実家に帰省しており、ガガ……すなわち母の元に向かっていた。
だが、予告編の段階では先の闘いの影響か[[一部の記憶を失っている>記憶喪失]]様子で……?
}
#openclose(show=帰ってきた英雄){
第37話ラストにて、ギフデモスとなった御子柴朱美が赤石の手で[[消滅]]させられ、その様子を見ていなかった大二はそれを一輝がギフに対抗するために朱美を犠牲にしたと勘違いしてしまい、一輝に対して激昂し殴りかかろうとした。
その時その拳を受け止めたのは……
#center(){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){ただいま。}}}
帰ってきた門田ヒロミその人であった。
続く第38話では一輝達から帰還に対する労いをかけられており、その際に上述の記憶喪失が&bold(){[[嘘]]であった}事や、田淵竜彦に頼んで更生施設の人々を地上の基地に避難させていた事、その田淵からフェニックスの異変について聞かされたと打ち明けている。
その後、自身は大二の説得に向かった他、仮面ライダーに変身出来なくなった代わりにデモンズトルーパー軍団の指揮官として[[ウィークエンド>ウィークエンド(仮面ライダーリバイス)]]と共に前線に赴くようになった。
第43話では正義に囚われすぎてかつての自分以上に暴走している大二に対し、&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「俺も散々間違ってきた…。失敗してもいい。大切なのは、その後だ」「お前自身で決めろ」}}とあくまで決断を促すだけに留めたが、
その結果&bold(){カゲロウとの戦いを否定したくない大二は明石に引導を渡してギフに契約を迫った為}、余計に状況を悪化させてしまう。
続く第44話では遂に何としても大二の暴走を止めようと、決め台詞の&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「我が命を懸けて~」}}を二度と使わない事を条件に狩崎からデモンズドライバーを受け取り……
#center(){
&bold(){&color(#00c3e6,#0000e6){こりゃ大二をどうこうって感じじゃなくなってきたな!}}
&bold(){&color(deeppink,#0000e6){そうだな。その役目は、あの人に託そう。}}
&sizex(5){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){我が全身全霊を懸けて……お前を変える。}}}
}
そして大二の心を変えるべく、意を決して久々に仮面ライダーデモンズに変身(ちなみにデモンズの出番自体も第28話以来である)。
#center(){
&bold(){&color(ghostwhite,#73d4e6){命懸けじゃないと、俺は倒せませんよ!}}
&bold(){&color(#033099,#e60033){かもしれないな…。だが俺は、&color(#b5cbe6,black){もうその言葉は使わない!}}}
}
ホーリーライブに変身した大二と壮絶な激闘の末、相打ちになる。
#center(){
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){大二!!}}
&bold(){&color(lightslategray,whitesmoke){俺は…もう引き返せないんだよ!!}}
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){大二!……諦めるな。過去を否定するな…!&br()元太さんも、変わったんだ……。失敗したっていい。またやり直せばいいんだ……。}}
&bold(){&color(lightslategray,whitesmoke){俺は、俺は&color(#8ae6cd,black){あいつの分}も背負って―――}}
&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){……大丈夫。お前も……きっと……}}
}
最終的には負担に耐えられず倒れてしまったが、ヒロミとの決闘が心に響いた大二は……。
}
*&color(ghostwhite,#d3212d){【レックス}・&color(#583822,white){デッドマン】}
#center(){
&sizex(4){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){我が命を懸けて……世界を守る!!}}}
&sizex(4){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){変身!!}}}
&sizex(5){&bold(){&color(#e0218a,#7c27cc){レックス!}}}
&sizex(4){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){うわっ…!!}}}
&sizex(5){&bold(){&color(ghostwhite,#d3212d){ウアァーーー}&color(#583822){ーーーッ!!}}}
&bold(){&color(#b32134){もう1匹増えちゃった~!ラッキー♪}}
&bold(){&color(#1ab3ff,black){ウハハハハッ!悪魔出たよ、悪魔!スゲーッ!!}}
&bold(){&color(#c2b027){…ほらね。}}
}
[[バイスタンプ>バイスタンプ(仮面ライダーリバイス)]]:レックスバイスタンプ
身長:213.7cm
体重:130.2kg
特色 / 力:顎 / 牙 / 尻尾
登場話:第1話
フェニックスの新分隊長任命式を襲撃してきたデッドマンズに対抗しようと、その場にあったリバイスドライバーとレックスバイスタンプで仮面ライダーへの変身を試みて失敗した結果、誕生してしまったデッドマン。
そのため、このデッドマンの誕生に[[アギレラ>アギレラ/クイーンビー・デッドマン]]・[[オルテカ>オルテカ/ダイオウイカ・デッドマン]]・[[フリオ>フリオ/ウルフ・デッドマン]]の3幹部は一切関与していない。
毛むくじゃらの胴体が[[T-レックス>ティラノサウルス(古代生物)]]の鎧を着た姿をしており、顎の力が強く、[[火炎を吐く事も出来る>ゼンカイジュラン/ジュラン]]。
最期はリバイスが放った「レックススタンピングフィニッシュ」で原田智之から生まれたマンモス・デッドマン共々倒されるという、
主役ライダーと同モチーフの怪人という重要そうなポジションでありながら呆気なく倒される[[かませ犬]]としての扱いで終わってしまった。
*&color(#033099,#e60033){【仮面ライダー&color(#b5cbe6,black){デモンズ】}}
#center(){
&sizex(5){&bold(){&color(#e60033,black){デモンズドライバー!}}}
&sizex(4){&bold(){我が命を懸けて……世界を守る!!}}
&sizex(5){&bold(){&color(#d70035,#3900e6){スパイダー!}}}
&sizex(5){&bold(){&color(#e60033,black){Deal…}}}
&sizex(4){&bold(){変身!!}}
&sizex(5){&bold(){&color(#e60033,black){Decide Up!}}}
&sizex(5){&bold(){&color(#033099,#e60033){Deep. &color(#b5cbe6,black){(深く)&color(#033099,#e60033){Drop. &color(#b5cbe6,black){(落ちる)&color(#033099,#e60033){Danger. &color(#b5cbe6,black){(危機)}}}}}}}}
&sizex(6){&bold(){&color(#b5cbe6,black){(仮面)&color(#033099,#e60033){Rider. Demons!!}}}}
}
ヒロミが変身する仮面ライダー。詳しくは[[こちら>仮面ライダーデモンズ]]を参照。
*【余談】
・&bold(){「変身に失敗した挙句敵を増やす」}という中々にインパクトのあるシーンから、一部視聴者の間では&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「変身失敗おじさん」}}なる&s(){なんとも不名誉な}あだ名で呼ばれていた。&br()その後、第7話でデモンズへの変身を成功させた際には、これに倣って&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「変身成功おじさん」}}と呼ばれ、当日のTwitterのトレンドにまで入った。&br()なお、そのあだ名と見た目のせいか30代くらいに見えるが、演じる小松準弥氏の撮影当時の実年齢は「27歳」である。
・今作には何人かプロ野球選手から名前のネタが取られている人物がおり、ヒロミもその一人で元ネタは&bold(){『不惑の大砲』}と呼ばれた門田博光。&font(l){つまり名前的にもおじさん扱いは運命だったかもしれない。}
・実は当初の脚本では&bold(){第1話で変身に失敗して死亡退場}するはずだったのだが、小松氏がオーディションにて&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){「命をかけて仮面ライダーになります!」}}とアピールしたおかげで第2話以降も登場出来た事がメインライターを務める木下半太氏のTwitterにて明かされている。&br()……が、実は小松氏は2022年の1月から&bold(){舞台劇の仕事も入っていた}為、一時期は視聴者の間で&bold(){「2021年の[[クリスマス回辺りに>クリスマス特別編 狙われた白銀のXmas!(仮面ライダーエグゼイド)]][[やっぱり退場、あるいは出番が激減してしまうのでは…?>九条貴利矢/仮面ライダーレーザー]]」}という不安の声も上がっていた。
--結果的には&font(l){[[クリスマス回の餌食に>灰谷天彦(仮面ライダーリバイス)]][[なったのは別の相手>工藤康(仮面ライダーリバイス)]]}無事で済んだものの、上述のようにその後の体調不良の描写の数々から予断を許さない状況が続いた。
--一輝の項目でも触れられているが、第1話における変身失敗描写は本作のキャストオーディションで大勢の人が落選していったのを見た木下氏が&bold(){「仮面ライダーになりたくてもなれない人は大勢いる」}という事実を痛感した事を本編に落とし込もうとして取り入れられたもの。&br()見方を変えれば小松氏の熱意が[[「ごちゃまんといる選ばれなかった者の1人」>仮面ノリダー]]だったヒロミを「選ばれた者」に変身させたと言えよう。
#center(){&sizex(5){&bold(){&color(#b5cbe6,#e60033){我が命を懸けて……項目を追記・修正する!!}}}}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチっと/
#vote3(time=600,19)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#lsd()
#comment_num2(num=30)
}