門田ヒロミ/仮面ライダーデモンズ

登録日:2021/10/24 Sun 00:02:31
更新日:2021/12/01 Wed 08:47:13
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こうなったら俺が……!

やめた方がいい!君では悪魔を飼い慣らせない!

でも……やるしかないんだ…。俺が!


門田(かどた)ヒロミとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーリバイス』の登場人物である。
本項目では彼が変身する仮面ライダーデモンズについても記載する。

演:小松準弥



【概要】

悪魔崇拝組織デッドマンズに対抗するために結成された政府特務機関・フェニックスの一員。

元々はそれなりに地位の高い人物だったが、第1話にて新分隊長任命式がデッドマンズの襲撃を受けた際にリバイスドライバーで変身を試みるも失敗。
それどころか、自身の内に潜む悪魔をレックス・デッドマンとして実体化させて相手の勢力を増やしてしまっただけではなく、それに殴り飛ばされて気絶。
加えて、その様を見た五十嵐大二が恐怖でリバイスへの変身を躊躇ってしまうという醜態を晒した事で早くも第2話にて若林優次郎から独断行動を叱責され、分隊長への降格を言い渡されてしまった。


【人物像】

一人称「俺」
人命に関わる仕事に就いているだけあって、実直かつ真面目な性格。
常に強い使命感を持って行動しており、下記の決め台詞は自身を奮い立たせる為の決意表明になっている。

自他共に厳しく、第7話の回想シーンでは大二が派手な恰好で基地のトイレで寝ていたのを見かけた際には夜遊びを疑い、任務に支障を来さぬよう注意していた。
一方、大二の身に起きた「異変」と、その遠因が自分にあった事を悟った際には彼を止めようとするなど、責任感も強い。
その性格故にカゲロウから撤退した時には、表向きには冷静さを保ちつつも心の中では自分の不甲斐なさのあまり大泣きしていた。
上記の通り、物語序盤から何かと不憫な目に遭ってばかりだが、そんな中でも決して屈折する事なく、ひたむきに戦い続けている。


五十嵐一輝に対しては、当初は一般人である彼にリバイスシステムを使用させる事に反対していたが、
彼が自分の意志でフェニックスと契約し、「世直しライダー」として活動するようになって以降は普通に接している。
他方、組織の開発担当であるジョージ・狩崎とは当人の軽率さも相俟ってお世辞にも仲が良いとは言えず、任命式の際の激励を途中で遮られたり、降格処分を鼻で笑われたりと、何かとぞんざいに扱われている。


【仮面ライダーデモンズ】



我が命を懸けて……世界を守る!!


スーツアクター:小森拓真

ヒロミが変身する仮面ライダーで、名前の由来はそのまま「悪魔」を表す英語「demon」からだが、何故複数形になっているのかは不明。

筋繊維状の強化スーツ「デモンズゲノミックスーツ」のベースカラーは赤で、そこに青やブルーグレー、黒を配した各種装甲が装着されている。
このデモンズゲノミックスーツは変身ベルトであるデモンズドライバーから送られるエネルギーで無限の力を引き出し、腕部「デモンゲノアーム」など各部位の身体能力を極限まで高める特性を持つ。

このライダー最大の特徴は、押印した各種バイスタンプの遺伝子情報を基に、四肢の各部位を最強生物の固有能力を秘めた武装「ゲノムモジュール」へと変質させる「ゲノミクスチェンジ」を使用出来る事。
過去作のライダーを例に挙げるとすれば、仮面ライダーバースの「バース・CLAWs」や、仮面ライダーフォーゼの「フォーゼモジュール」と似たようなシステムと言えば分かりやすいか。
手持ちの専用武器は持たない代わりに、徒手空拳や各種ゲノムモジュールを臨機応変に使い分けるファイトスタイルが持ち味。


装備

  • デモンズドライバー
システム音声:津田健次郎

デモンズの変身ベルト。
第3話にて既に登場していたが、この時はまだ所有者がおらず、後の第7話にてヒロミが正式に所有する形になった。

変身プロセスとしてはドライバー本体を腰部に装着し、上部にある朱肉状のゲノム承認装置「デモンズレッドパッド」に各種バイスタンプを押印して承認後、
正面にある押印式情報入力装置「オーインジェクター」に再度押印する事により、特殊情報伝達コード「バイスタンプコード」から生物種の力が受信され、
左右に設置されたチューブ状の人工筋肉「ゲノマッスル」を急激に増殖させて生み出したデモンズゲノミックスーツで変身者を包み込む形をとる。

その本体「デモンズドライバーボディ」は仮面ライダーリバイの装甲にも用いられているレアメタル「アストメタルム」を主材とした超硬合金でできており、非常に頑強。
また、ドライバーの両サイドには操作装置「デモンズノック」が設置されており、必殺技発動時にはバイスタンプを再度バイスタンプコードに押印する事で「Charge!」の音声と共に待機状態に入り、
そこからデモンズノックを押し込んで「デモンズフィニッシュ!」の音声と共に必殺技を発動させる。

変身後はデモンズノックを1回押し込んだ後、変身時と同様の手順で各種バイスタンプを押印する事によって上記の「ゲノミクスチェンジ」を発動し、各種ゲノムモジュールを展開。
更にそこからデモンズノックを2回連続で押し込むと「More…」の電子音声と共に待機状態に入り、
その間に再度デモンズノックを押し込む事で○○!デモンズレクイエム!」の電子音声と共に展開したゲノムモジュールに応じた必殺技を発動する(「○○」には押印したバイスタンプの名称が入る)。

ベルト部「デモンズラダー」はバイスタンプが持つ生物種の力の流出を防ぐチェインフィールドを生み出す他、左右には「バイスタンプホルダー」が備えられており、バイスタンプをここに収納出来る。

ちなみに変身音声は下記の通りだが、実際には日本語と英語を交互に繰り返して最後に重なり合う構成となっている。
よって、変身音のカッコ内の部分は注釈ではなく実際に発音されている。


スパイダーゲノム




デモンズドライバー!


我が命を懸けて……貴様を止める!!

スパイダー!

Deal…


変身!!


Decide Up!


Deep.(深く)Drop.(落ちる)Danger.(危機)

(仮面)Rider. Demons!!


身長:202.3cm
体重:109.8kg
パンチ力:19.2t
キック力:42.1t
ジャンプ力:42.5m(ひと跳び)
走力:3.4秒(100m)


スパイダーバイスタンプで変身するデモンズの基本形態。
変身に使用するスパイダーバイスタンプには、支配力に特化したデモンズシステム専用の「R因子」が組み込まれている。

スパイダーバイスタンプの遺伝子情報を基にした胸部・肩部装甲「デモンブレストリンガー」はブルーグレーの蜘蛛の巣が風になびている、あるいは軌跡を描いているかのような形状が特徴的で、
蜘蛛モチーフらしく、戦闘時には両手のグローブ「デモンゲノハンド」も含めた全身の放出口から粘着性特殊繊維「デモンストリング」を放ち、スパイダーマンよろしく相手を拘束したり自身の身体を固定して優位に立つ事が可能。

頭部「デモンゲノヘッド」はデモンズゲノミックスーツの一部である「ゲノマッスルメット」で構成されており、後頭部の装置から変身者の脳に送られる刺激信号により、潜在能力を99%まで発揮出来るとされる。
その顔面にはデモンブレストリンガー同様、蜘蛛の巣を象った黒とブルーグレーの特殊武装「デモンフェイストリンガー」が装着され、内部には青い複眼「ストリングアイ」が内蔵されている。
なお、ストリングアイをよく見ると実際の蜘蛛同様左右に計6つ設置されており、これによってほぼ360度にも及ぶ範囲を視認出来るが、状況に応じて一切の視覚情報を遮断する事により、代わりに感覚を鋭敏化させる事も可能である。
他にもデモンフェイストリンガー下部に備わった口腔部「ストリングクラッシャー」は毒物への耐性に特化しており、解毒機能の他に取り込んだ毒やデモンストリングの放出機能も備えている。


◇必殺技
  • デモンズフィニッシュ
各種バイスタンプをバイスタンプコードに押印した後、デモンズノックを押し込む事で発動。
ブーツ部「デモンゲノフット」にエネルギーを送り込んでライダーキックを放つが、現時点では劇中未使用。


バッタゲノミクス



Add…


バッタ!


Dominate Up!


バッタ!ゲノミクス!!


バッタバイスタンプを押印して発動するデモンズの派生形態。
バッタの遺伝子情報が反映された事で両脚「デモンゲノレッグ」が肥大化すると同時にモチーフ元よろしく逆関節に変形しており、その脚力を活かした強烈なジャンプと赤いエネルギーを纏ったキック技を駆使して戦う。
ちなみに装甲の一部をよく見ると、レジェンドライダーモチーフとして使われた「仮面ライダー新1号」のスーツをイメージしたと思しき黒ベースに白い2本のラインが走ったカラーリングになっている他、臀部を覆う装甲の色も新1号のメットカラーを彷彿とさせる青竹色になっている。


◇必殺技
  • バッタデモンズレクイエム
デモンズノックを3回押し込んで発動。
その場で跳躍した後、前転宙返りの威力を乗せたドロップキックをお見舞いする。


モグラゲノミクス



Add…


モグラ!


Dominate Up!


モグラ!ゲノミクス!!


身長:202.3cm
体重:111.5kg
パンチ力:24.8t
キック力:42.1t
ジャンプ力:42.5m(ひと跳び)
走力:3.6秒(100m)


モグラバイスタンプを押印して発動するデモンズの派生形態。
デモンゲノアームの前腕部がモグラの遺伝子情報を反映した特殊武装「デモンディグゾン」に変化。
先端に備わった超硬刃を高速回転させる事により、緑と赤に染まった竜巻状のエフェクトと共にどんなものも貫くドリルとして機能する。
また、その性質を利用してモチーフ元同様に地中を掘り進む事も可能で、第10話ではこの力を使って仮面ライダーエビルに止めを刺されそうになった一輝を連れて撤退している。
なお、劇中では右腕に装備しているが、設定上は左右を問わずどちらの腕にも装備出来る他、デモンズドライバーを操作する際には自動的に腕から分離される。

そのカラーリングからピンと来た人も多いだろうが、レジェンドライダーモチーフは「仮面ライダーアマゾン」。
また、「アマゾン」で「モグラ」と言えば『仮面ライダーアマゾン』で好印象を残した人気怪人・モグラ獣人を思い起こさせる。???「えっ僕らじゃないの?」???「違うよ」


◇必殺技
  • モグラデモンズフィニッシュ
モグラバイスタンプをバイスタンプコードに押印した後、デモンズノックを押し込む事で発動。
デモンディグゾンを高速回転させ、緑と赤の竜巻状のエフェクトを纏った状態で相手を貫く。

  • モグラデモンズレクイエム
デモンズノックを3回押し込んで発動。
右足のデモンゲノフットにデモンディグゾンを模したエフェクトを纏い、渦巻く緑とオレンジのエネルギーと共に跳び蹴りを叩き込んで粉砕する。


コンドルゲノミクス



Add…


コンドル!


Dominate Up!


コンドル!ゲノミクス!!


コンドルバイスタンプを押印して発動するデモンズの派生形態。
コンドルの遺伝子情報が反映された事により、レジェンドライダーモチーフに使われた仮面ライダージョーカーのイメージカラーである黒と紫に彩られた一対の翼が背中から出現。
これによって空中を自在に飛翔する事が出来る他、急降下しながら右足に紫色のエネルギーを纏った跳び蹴りを放っての攻撃も可能。

ちなみに翼の形状だが、恐らく仮面ライダー迅 バーニングファルコンの「バーニングスクランブラー」のCGモデルを流用したものと思われる。


【余談】


  • 「変身に失敗した挙句敵を増やす」という中々にインパクトのあるシーンから、一部視聴者の間では「変身失敗おじさん」なるなんとも不名誉なあだ名で呼ばれていた。
    その後、第7話でデモンズへの変身を成功させた際には、これに倣って「変身成功おじさん」と呼ばれ、当日のTwitterのトレンドにまで入った。
    なお、そのあだ名と見た目のせいか30代くらいに見えるが、演じる小松準哉氏の撮影当時の実年齢は「27歳」である。

  • DX玩具版のデモンズドライバーは残念ながら(?)プレミアムバンダイでの受注限定専売となり、物語序盤に登場したメインライダーの変身アイテムが同サイト送りになるという初の事例となった。
    しかし、そのお値段は何と税込11,000円で、64灯もの多色発光LED搭載や、その複雑な感知システムにより製造コストが高騰し、「高額過ぎて安易に子供向けで売れないからでは?」と推測されている為、残念がられながらも一定の理解は得られている*1

  • 変身待機音がダークな低音+危機感を煽るコーラスで構成されている事や、変身音声自体もかなりネガな構成である事、更にデモンズドライバーがプレバン専売での販売となった経緯から、初登場にして早くも闇堕ちや早期退場が噂されている。
    そもそも「蜘蛛」というモチーフ自体、仮面ライダーシリーズでは基本的に敵怪人の代表格として扱われているが、果たして……
    • 本作のライダーにおいて、悪魔とコンビを組むリバイスが「バディアップ」、悪魔とせめぎ合うエビルが「バーサスアップ」と、変身プロセス名が悪魔との関係性を現している節があるが、デモンズの「ディサイドアップ」の「Deside」は英語で「決心」を意味する事から、変身音声と合わせて「深みに落ちる覚悟を決めた」とも解釈出来る。

  • 実は当初の脚本では第1話で変身に失敗して死亡退場するはずだったのだが、小松氏がオーディションにて「命をかけて仮面ライダーになります!」とアピールしたおかげで第2話以降も登場出来た事がメインライターを務める木下半太氏のTwitterにて明かされている。
    ……が、実は小松氏は2022年の1月から舞台劇の仕事も入っている為、早くも視聴者の間では「2021年のクリスマス回辺りにやっぱり退場してしまうのでは…?と不安の声も上がっている。

  • 「リバイの形相がヴェノムに似ている」と情報解禁当初から指摘され、「バイスのキャラクター性がデッドプールのようだ」とネタにされるなど、何かとアメコミヒーローとの類似性を指摘される『リバイス』だが、
    その後エビルのコウモリバットマンとデモンズの赤と青のスーツで蜘蛛→スパイダーマンという点から、ファンの間でいよいよ「裏モチーフはアメコミヒーロー」説の信憑性が高まる事態に。


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最終更新:2021年12月01日 08:47

*1 これ以前に『仮面ライダーフォーゼ』10周年を記念して受注販売が行われたDXなでしこドライバーについて、『仮面ライダーおもちゃウェブ』内の開発者ブログにて「(フォーゼドライバーの時点で)検出スイッチ25個&LED5個という化け物じみた仕様であり、これをベースにしたDXなでしこドライバ―も検出13個&LED5個と、 実はそれだけで他のいくつかの主役ベルトよりもハイスペック」「恐らくフォーゼドライバ―も今(2021年)の時点で再販すると1万円を超えてしまう」と、検出の複雑化故に価格が高騰し、一般販売出来なくなる可能性が語られていた。