ラルゲユウス(ウルトラ怪獣)

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&font(#6495ED){登録日}:2022/05/20 Fri 18:07:45 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){鳥を…鳥を見た…} &bold(){ラルゲユウス}とは、円谷プロの特撮ドラマ『[[ウルトラQ]]』第12話「鳥を見た」に登場した怪獣である。 #center(){&blankimg(KIMG2510~2.JPG,width=450,height=330)} #center(){&blankimg(KIMG2516~2.JPG,width=450,height=330)} #center(){&blankimg(KIMG2514~3.JPG,width=450,height=330)} &sizex(2){出典:ウルトラQ/円谷プロ/第12話「鳥を見た」/1966年3月20日放送} *【スペック】 [[身長]]:7cm~50m 体重:300g~15000t 別名:古代怪鳥 出身地:第三氷河期以前の[[地球]] *【概要】 第三氷河期以前に絶滅したといわれる鳥類の一種。10世紀にもインドで大量発生したらしい。 そして60年代の現代にも998年の船とともに[[タイムスリップ]]してきた。 普段は[[文鳥>文鳥(飼い鳥)]]とほぼ同じサイズだが、夜になると[[巨大化]]する。 その翼からは風速40メートルの突風を起こし、マッハ1.5の速度で500時間飛行することができる。 人を襲い家畜を喰らうなど凶暴な性格だが、自分を育ててくれた少年には恩義を感じるなど知能も高い。 *【活躍】 昔乗り込んでいた船と共に現代にやってきたラルゲユウスは、深夜の動物園にて動物達を捕食し、従業員を負傷させる。 その後、発見された船に戻り、調査に来た万城目達に見つかるも、その後船が沈没したためその隙を突いて逃亡。 文鳥の姿で彷徨っていた所を地元の少年である三郎に拾われ、「&bold(){クロオ}」と名付けられた。 だが、三郎に世話されている間にも夜な夜な巨大化し村を襲っており、所在が発覚したしため三郎から引き離され、 一の谷博士の助言で警察の留置所に監禁されたが、その場で巨大化して警察署を破壊して飛び出し、周囲の建物も破壊しながら進撃。 三郎と万城目達のいる海岸へと到着し、三郎に別れを告げると南の空へ飛び去って行った。 その後の動向は不明。人気のない場所で暮らしているのか、元の時代へ帰っていったのか… *【その他の作品における活躍】 ・ウルトラQ(中城健の[[漫画]]版) あらすじは映像作品と概ね共通だが、漫画では明確に「&bold(){四次元の世界を通って過去の時代から幽霊船と共に現代に現れた}」と作中で解説されており、 結末も一度沈みながらも再び浮上した幽霊船を引き連れて、人間の知らない四次元の世界を通って現代から去っていった事が万城目の口から明言されている。 &font(l){あと幽霊船のビジュアルが映像作品のいかにもなボロ船から若干豪華なデザインに変わっている} ・酩酊!怪獣酒場2nd 第51話にて登場。 「怪獣ラーメン」の従業員である10匹の鳥怪獣「怪獣ラーメン十傑」の1人として登場。役割は&bold(){ラーメンの鍋に浸かって出汁をとること}である。 ・[[シン・ウルトラマン]] #openclose(show=※新作映画のネタバレ注意!){ 映画冒頭のダイジェストで紹介された[[禍威獣]]の1体として登場。本作における名称は「&bold(){敵性大型生物第4号 飛翔禍威獣ラルゲユウス}」。 ひとしきり暴れた後、原作同様どこかへ飛び去っており、本作の禍威獣では唯一倒されていない。 本作の禍威獣の正体を考えると生存していること自体が危険なのだが、どうやらその後出現することはなかった模様。 } *【余談】 ・当時の資料では「ラルギュウス」「ラルゲリュース」「ラルギュース」と書かれていた。 ・ラルゲユウスの突風シーンは、東宝映画『[[空の大怪獣ラドン]]』の流用である。 ・70年代に連載された『[[マカロニほうれん荘]]』という漫画では主人公が突如ラルゲユウスになるシーンがある。 ・三郎を演じた津沢氏は、次作『[[ウルトラマン>ウルトラマン(作品)]]』にて準レギュラーのホシノ少年を演じている。 ・初登場の『Q』第12話では、オープニングにスタッフロールが表示されず、エンディングにて流れる形式になっていた。 ・『[[ウルトラマンオーブ]]』第1話にて[[マガバッサー]]の目撃証言の1つに、「鳥を見た」と本作のサブタイトルが使われている。 ・名前の由来は[[カモメ>人工生命M1号]]の学名'''Larus canus'''を捩ったものと言われている。 ・『[[ウルトラマン超闘士激伝]]』の読者コーナーで「[[インコ>オウム/インコ]]が言葉を覚えない」という相談に対してノタニー博士が「小鳥に化ける第三氷河期以前の古代巨鳥」(と[[「恐竜を育てている知人」>ジラース]])に触れている。 追記・修正は鳥を見てからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - OPの仕様がいつもと違っててキャストとスタッフのクレジットがエンディングに来るようになってるんだよねこの回。中盤だけどちょっと最終回っぽい演出 -- 名無しさん (2022-05-20 18:10:17) - 鳥がどこまでも飛んでいけそうな子供の持つ万能感の象徴ならば、鳥が去ることで三郎少年は大人になっていくのだろうな -- 名無しさん (2022-05-20 18:54:16) - 小鳥への変身能力を備えて追跡を躱せる上に、肉食で夜な夜な動物園や村を襲って動物や人間を捕食するとか怪獣の中でも大迷惑な部類だよなこいつ。しかも最後は退治されず逃げおおせるという。 -- 名無しさん (2022-05-20 21:00:00) - 巨大化して暴れるのは終盤のみ。本当はちゃんと暴れるシーンがあったけどお蔵入りになってラドンの流用になったから印象が薄い。 -- 名無しさん (2022-05-20 21:40:16) - 鳥形怪獣の例に漏れず、Qの中でも強い方じゃないか -- 名無しさん (2022-05-20 22:48:55) - ↑Qの怪獣は意外と強豪多い感じする。バルンガとかいう規格外なのもいるし -- 名無しさん (2022-05-20 23:46:40) - 暴れるシーンはほぼラドンの使い回しで自衛隊員が気にしがみつくシーンまで流用するもんだから子供でもわかるレベルだった -- 名無しさん (2022-05-22 02:02:47) - 多分、ウルトラマンがいたら普通に倒されていただろうな。 -- 名無しさん (2022-05-22 14:33:31) - なにげに設定詰め込み過ぎなくらい詰め込んでる。古代の船から突然現れた巨大化する絶滅したはずの小鳥って -- 名無しさん (2022-05-22 22:22:08) - ↑冒頭ではそれが判明していく過程がホラーチックに描かれ、自分としては好きな設定。あと何度もOPのBGMが使われているのも印象的。 -- 名無しさん (2022-05-23 16:43:24) - オマージュなのか、ガメラ大怪獣空中決戦ではギャオス(姿は映さない)に襲われる漁師が「鳥や!」というシーンや巨大化していく過程(ラルゲユウスの場合は影)が似ている。 -- 名無しさん (2022-05-23 18:02:03) - シンのはベーターシステムか何かの実験に使われた普通の鳥だったりしないかな -- 名無しさん (2022-05-30 23:05:37) #comment(striction) #areaedit(end) }
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