ウンベルト・ラッタッツィ - アルカナアリアwiki

【性別】男性
【種族】エルフ

ヴェネト共和国成立初期の政治家、海軍軍人。
花達の革命における主要な海軍提督の一人として知られる。
元はヴェネト侯領の軍人であり、ヴェネト侯爵に仕えた軍人であった。
ヴェネト評議会議員に軍代表として立候補、当選して評議会の一員として振る舞ったこともあった。

が、花達の革命の時。何を思ったのか、或いは気が触れたのか。突然人格の変貌した彼は革命側に賛成する動議を評議会に提出、そのまま長年の政治的貯金を使い動議を通すと海兵隊を使って反革命分子の摘発を開始しようとした。
が、ヴェネト評議会により制止。衛兵による拘束までされ一時は禁固された。
だが、時は花達の革命。海軍提督の一人であった彼は「俺ならイルニクス軍に勝てる」と言い釈放と海軍の指揮権を要求。
仕方なくヴェネト評議会は要求を飲み、彼に海軍を率いらせた。
結果として彼は大勝を次々と納め、次々と神聖イルニクス帝国側の船を苦しめた――が、傭兵隊長ワルド死去から暫くした頃、寝室で死亡していたのが発見された。
飲んでいたワインからはヒ素が検出されたものの彼が自死する理由もなく、自殺か暗殺かは不明なままである。

だが、専制主義的傾向を持った革命後の彼が死去したことで無事にヴェネト共和国は本日まで民主主義を維持しているのも事実である。