南イルニア - アルカナアリアwiki

インブロジア森林帯より南、イルニア半島島嶼と半島の中核部を示す地域区分。
島嶼部を除いたほぼ全域がテネブル=イルニアス軍団国に支配されており、正直なところ記録も古代エルニア時代のものや侵入した軍人らによるものばかりである。
また、魔族による農園や町を除けば他は旧エルニアの遺構やダンジョンばかりで危険である。
しかし、同時にそれはテネブル=イルニアス軍団国をなんとかすればほぼ未開のフロンティアが広がっているということでもある。

また、島嶼部は神聖イルニクス帝国の領邦や共和国同盟加盟国が存在する。

気候としては冬はある程度まとまった雨が降り、夏はやや乾燥気味。
この気候がテネブル=イルニアス軍団国によるゴブリン奴隷農業を産み出したのではないか、とは共和国同盟の農学者の一言。
作物的には柑橘類やオリーブ等が向いているが、そもそも食料の自給が先であろう魔族では恐らくやっている余裕がない。