『勇敢将軍』アンドレア - アルカナアリアwiki

【性別】男性
【種族】ハーフリング

『花達の革命』において活躍したハーフリングの歩兵指揮官。ただし、将軍号は死後追贈。

明確な出自は不明であり、一説によるとテネブル=イルニアス軍団国に隠れ住んでいたハーフリング一族の出身ともされる。
ハーフリングのまとめ役の一人としてトリア市にてゴロツキ紛いのことをしていたようだが、花達の革命が起こるや否や舎弟どもを集め、流れるように義勇軍に志願。
そのままゴロツキを率いて「義勇大隊」を率いる。

彼の義勇大隊はワルドらの攻勢の前に負け続けるも、只の一度も落伍者を出さないままドローア城の決戦まで持ちこたえた。
そうして、ドローア城の決戦の前。

彼の大隊――戦死多数で最早中隊規模だった彼等はひたすらに穴を掘った。穴を掘り、敵の突撃を抑止するための柵を立てた。
インペリアルゴーレムの足を取れないかと、工夫を凝らした。
そうしてアンドレア率いる部隊は遂に一人も逃げることなく、ドローア城の決戦にて玉砕した。
アンドレア本人も非力なハーフリングの身でありながら、三人の敵兵を屠って散ったという。

尚、これらの証言は死体の山に紛れて偶然生き残っていた負傷兵や、アンドレア達の掘った穴で辛うじて生き延びることが出来た兵士らのものである。
よしんばリップサービスだとしても、ドローア城の決戦の一部を見た兵士がいたこと。
そして勝利のための野戦築城を行ったことが認められたため、アンドレア当人には将軍の称号が追贈、部隊全体には共和国同盟建国後に勲章が贈られた。

尚、アンドレア当人よりハイネの活躍の方がとても大きいのは神のみぞ知る。