惑星Caligula  - 世界観共有創作wiki -

用語集

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kanrisha

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あ行

  • ARD(アード)
    • アビリティ・リストリクション・ドラッグ(Ability restriction drug・能力制限薬)。異住者の異能・身体'''能力を大幅に制限し、一人では立つことも困難になる薬。拘束時間は一度の注射で約3時間。あまり使いすぎると幻覚・嘔吐・痙攣などの副作用を発症する。大量に投与すると死に至る場合もある。これも元は軍が異住者と争っていた時期に発明した拘束用の薬であったが、現在裏ルートでマフィアやテログループに横流れしており、その種類や用途、薬の強さも様々なものに発展している。
  • アイル人種
    • エウロペア大陸南部、グリタ半島およびルンプットラウト島(スンビラン共和)に暮らす、ヒレや全身を覆う鱗といった魚に似た特徴を持つ種族。海の神を崇める民族独自の宗教観を持つ。アイルはインドネシア語で『水』
  • アムリタ
    • 呀族自治区で牧畜されるアムルという動物の乳を醗酵させて作る乳酒。
      地球ではインド神話に登場する、飲んだ者に不死性を与える神秘的な飲料として伝わっている。
      非常にまろやかで濃厚な味わいを愉しめる美酒として人気があるが、数日で過醗酵を起こして腐ってしまう為に長期保存が出来ず、
      自治区特産でありながら国外輸出が困難な酒である。
  • アムル
    • 呀族自治区で牧畜業の中心を担っている、牛の様な体格に雄は山羊に似た角を生やし、羊に似た毛質の体毛を備えた草食動物。
      過酷な温度変化への即応や牧草地を求めて長期間の移動と断食に耐える事が出来る持久力を併せ持ち、病気にも強く繁殖力も高い理想的な畜産動物。
      肉や乳を加工して食用可能な他、毛は織物に、骨は建材や装飾品等の加工材料に、皮はクタホの壁材、内臓は食用にも乾燥させて水袋にも出来る
      文字通り『捨てる場所が一切無い動物』と言われ、呀族の産業の中心を担っていると言っても過言では無い、最重要共用財産。
      但し気性は荒く激しい為、不用意に触れて外敵と認識されると群単位で雄が襲い掛かって来る事もあり、アムルの牧畜区画は部外者立ち入り禁止が常となっている。
  • アムル織物(-おりもの)
    • 呀族自治区で牧畜されるアムルという動物の毛を刈り取って紡がれた糸から織られる織物全般を指す。
      地球は日本で言う所の絹織物に近い質感でありながら非常に頑丈で、染め織物とするのが常である。
  • アルメイア
    • カリギュラの最も大きな大陸の一つ。もう一つはエウロペア。
  • ARD(アルド)
    • アビリティ・リストリクション・ドラッグ(Ability restriction drug・能力制限薬)。異住者の異能・身体'''能力を大幅に制限し、一人では立つことも困難になる薬。拘束時間は一度の注射で約3時間。あまり使いすぎると幻覚・嘔吐・痙攣などの副作用を発症する。大量に投与すると死に至る場合もある。これも元は軍が異住者と争っていた時期に発明した拘束用の薬であったが、現在裏ルートでマフィアやテログループに横流れしており、その種類や用途、薬の強さも様々なものに発展している。これらは惑星カリギュラの外より来る者にしか効果はない。
  • アラック
    • ヤシのジュースを発酵させて作る蒸留酒。スンビラン共和国の一部地域ではもち米を混ぜて作られる。アルコール度数40%程度。現実のアラックはナツメヤシなどを発酵させて蒸留した中近東の伝統的な酒。また、東南アジアではヤシ酒を蒸留したアラックが作られるが、ヤシ酒の原材料はココナッツジュースではなく樹液。
  • アンダーリーデレ
    • トラストゥッラの暗部。マフィアのようなもの。トラストゥッラの地下街を根城にしていると言う。イェスラとも繋がりがあると言われており、彼らから魔道武器などが流出しているという噂。
  • アンドロイド
    • 機械から作られ、感情をインプットされた機械人。作成される意図によりその形状や用途は様々。セクサロイドなども輸出されている。
  • 案内屋
    • ネオンの各エリアを隔てる巨大な壁の傍にある。案内と警護を受け持つ。

  • 逸脱者
    • モッドとも言う。狂い始めたヒトメの悪夢から生まれた知性を持たない者。
  • 異管
    • 異住者管理局(庁舎と同じ敷地内あるが庁舎とは別棟。警備や管理が厳重なのは異能を扱う者を多く扱う為)。登録などの業務を行っている。トラストゥッラオスクリタに本部がある。
  • 異協
    • 異能者共存組合、略して異協。異住者だけに関わらず、異能を持つ者に対しての相談窓口となっている。トラストゥッラオスクリタに本部がある。
  • 異住者
    • オスクリタでは異次元や現実ではあり得ぬ種族の者はまとめてこう呼ぶ。「異なる世界」からの移住者。さまざまな特徴を持つ。異住者は必ず「異住登録」し、「異住登録票」を与えられる。これを持たない者は「異端者」として逮捕(逮捕後は危険度が低い場合すぐに異管に身柄を映され、登録票を発行されれば異住者として自由になる)、または危険個体の場合、最悪即時殺処分もあり得る。
  • 異捜
  • イトハカ
    • 7~8月にかけてスンビラン共和国近海に起こる雹や霙を伴う嵐。南極洋から押し寄せる寒波がエウロペア洋の熱帯低気圧に巻き込まれて発生する。

  • ウストゥーラ奇書
    • スジュラが建造された時から図書館深部に存在する表紙が様々な生き物の皮を鞣した物で出来た解読不能(定命の者が触れると気が触れると言われている)の奇書。誰が手に入れ、そこに置いたのか誰も知らない。

  • エウロペア
    • カリギュラの最も大きな大陸の一つ。もう一つはアルメイア。
  • エウロペア民族大戦
    • 嘗てカルブ公国呀族自治区間で起こった大陸規模な民族間戦争。
      『エウロペア大戦』とも『40年戦争』とも呼ばれ、開戦から実に40年もの間絶えず戦闘が続いたと伝えられている。
      当時の資料ではカルブ公国領に何らかの理由で迷い込んだ呀族の少女が、
      カルブ公国側の国境警備隊によって何の警告も威嚇も無く惨殺されたという事件が発端とされている。
      (現在では元から事件など一切無く、悪意ある何者かによって画策された事実無根の謀略であったと判明している)
      結果的にカルブ公国内の民族的、国家的団結によって呀族を退け、当時の公爵であったアサド公爵によって戦争は平定、
      両国共に真摯な和平交渉態度や弛まぬ外交努力により、迅速に呀族との友好的な国交回復を齎した。
      歴史的にも凄惨且つ熾烈な戦闘であり、両国の戦死者数は凡そ500万人近くに上ったと言う。
      開戦から現在まで数多くの謎と傷跡を両国各地に残しており、両国の歴史研究家による真相解明が待たれている。
  • エネルギージェル
    • サイボーグのためのジェル型栄養剤。少ない生身のための栄養を効率的に取るための食事。
  • FE(エフイー)
    • フォンテ・エレメンターレ(fonte elementare・源素)*1。惑星を取り巻くFTMの内側にあるものであればすべてが持ちうる源の素。これが核であり、これが原初の単位である。一方でアウターの生物などにはこれは一切含まれない。アウターの生物がカリギュラへ進入した時、初めて彼らの「力の根源」はカリギュラのFTMにて変換され、FEへ変質する。発動する能力自体に変化はない。(乾電池が単1ひとつで動いてたのを単3にして2本で動かすような感じだから発動する能力自体に変化は起きない)
  • FTM(エフティエム)
    • フォルツァ・トラスフォマーレ・ミンブラーナ(forza trasformare membrana・異能変質膜)。目には見えないがアスルと外界(アウター)を隔てていると言われる次元の膜。この膜を通り抜けると、異能の素体がアスルに適応した同質源素(どうしつげんそ・力の源となる元)へと強制的に変質させられる。アスルで生まれた生命体は元からアスルに適応しているので生まれながらにしてアスル型源素である。
  • エリソン
    • フレイア王国の主な移動手段。ハリネズミを大きくした生物で、馬代わりに使う。エリソンの馬車のことを『カブリオレ』という。棘と皮膚が厚いため耐久力に優れ、戦争にも使われる。直接乗る際は専用の鞍がないと痛くて乗れない。
  • エントシア帝国
    • 惑星歴前35年まで現在のリバルタ共和国の範囲に栄えた帝国。群雄割拠の時代を経てエントシア国王コンデリシャス4世によって統一される。コンデリシャスは諸王の王として皇帝を名乗り、皇帝の支配下で帝国諸侯が各領邦を治めた。


か行

  • カタナ
    • 正式名称は中津之刀(なかつのかたな)。「折れず、曲がらず、良く斬れる」の3要素を非常に高い次元で同時に実現した、中津独自の製法を持つ近戦用武器。
  • カツオブシ
    • フレイア王国の特産品。カツオブシはフレイア王国国民全員の好物であり、カツオブシの製造権は四大公爵で毎年4月にくじ引きで決めることになっている。くじ引きの結果、公爵家同士で戦争が行われるのが慣例行事で、戦争で勝った公爵家がカツオブシの製造権を手に入れ、莫大な富も手にすることができる(くじ引きの意味がないとか言わない。戦争が無い年もある)戦争ができるのは4月いっぱい。しかしながら、戦争での被害が余りにも行き過ぎると、国王からストップがかかる。『カツオブシ戦争』と呼ばれる。
  • カムイ
    • 中津国の北方、雪蔵之國より更に奥地に生活範囲を持つ、獣から進化した一族。人の姿で生活している。ルー・ガルーに近い。自然信仰でスピリット(魂)を大切にする。本来の姿、「獣形態」はカムイと知られないよう獣のふりをして威嚇する時か、愛しい人の前でのみで、それ以外で晒すことは「恥ずかしい」と思われている。
  • ガムラン
    • プサランのもつ小さな鉄琴。9音ある。音と音を鳴らす順番に意味があり、プサランはガムランの音で神に祈り、ガムランの音で人々を祝福する。現実のガムランはインドネシアの銅鑼や鍵盤打楽器による合奏の民族音楽の総称。
  • ガムラン・ポプラ
    • 大小様々な打楽器、鍵盤打楽器、笛によって奏でられるスンビラン共和国の伝統音楽の総称。プサランの持つガムランから祈祷の要素を切り離して発展したもので、プサランのガムラン演奏とは明確に区別される。ポプラはインドネシア語でいうところの『ポピュラー』から。演奏はインドネシアの民族音楽ガムランを参考にしてください。
  • ガムランベル
    • スンビラン共和国の装身具で直径3cmほどの球形の鈴。成人(特に男性)は改まった場ではガムランベルを身につけることが常識とされる、ネクタイのようなアイテム。現実でいうところのガムランボール。
  • カリフィア国
    • アルメイア大陸の西岸沖に、大きな島が浮かんでいると伝承があった。 その『幻島』を治める女王『カリフィア』の名前を由来とした国。首都はセイントリア。 他にトログタライト、フィッシャーマンズワーフ、ツームストーンズなどの市がある。ガンマンのガンマンによるガンマンのための国。
  • ガンマン
    • 銃の所持・使用が許可されている者。カリフィア国の国民の80%がガンマン。銃を所持するガンマンは、住んでいる町・村の保安官事務所に登録することを義務付けられている。 登録できるのは男女問わず18歳からで、その為には、保安官による一週間の研修を受ける必要がある。 銃を所持しているのにガンマンとして保安官事務所に登録されていない場合は下記の『ギャング』と判断され、逮捕の対象となる。

  • 呀族(きばぞく)
    • 下記呀族自治区に広く分布する人種。
      両側頭部辺りから伸びる水牛に似た黒角と四眼、四腕か六腕を持つ姿が特徴的な種族である。
      商才と武術に長け、商隊がエウロペア大陸全土を巡る事でも知られており、生涯の総てを旅と一族の為に捧げる放浪の戦闘民族である。
  • 呀族自治区(きばぞくじちく)
    • エウロペア大陸中央西部にある、エウロペア大陸を縦断する程の国土を持った国。
      広い国土とは裏腹に国民が行商、傭兵派遣を主な財源とする事もあり、人口密度は広い国土に比べて非常に低い。
  • ギャング
    • カリフィア国で銃を所持しているのにガンマンとして保安官事務所に登録されていない、殺人・強盗・窃盗などを常習とする犯罪者やギャンブラーのこと。逮捕の対象となる。各市で複数のギャング団が抗争を繰り広げているが、特にツームストーンズでは数多くのギャング団の存在が確認されている。 主に、銀行、酒場、劇場、などを襲撃したり、賭博場を開いたりし活動資金得る。
  • キュマ
    • 大型の動物(熊)ディアマンテ国が原産地。食用、服飾用に用いられる他、騎乗用としても輸出されている。凶暴な肉食と、おとなしい草食がいる。キュマは平均体長5m~6m、平均体重4800kg~6000kgと、ビックサイズ、 超ビックサイズ 。( ぞうさん 位の大きさだと思ってください。大きいです。)

  • クタホ
    • 呀族が住居として扱う折畳み式の携帯住居。
      テント等の携帯性、設営の容易さを持ちながら高い居住性と保温性を兼ね備えた高性能な携帯式住居。
      呀族以外からの需要も高く、レジャー用や簡易拠点として種族や国境を越えて幅広く利用されている。
  • クトゥカー
    • スンビラン共和国の伝統的な男声合唱。インドネシアのケチャの雰囲気。インドネシア語で『まじない』を意味するクトゥカンより。
  • クトゥカンタリ
    • スンビラン共和国の伝統舞踊。男性のクトゥカーに合わせて女性が踊る。インドネシア語で『まじない』を意味するクトゥカン』と『踊り』を意味するタリー(tari)より。

  • 源素
    • カリギュラを取り巻く異能変質膜の内側にあるものであればすべてが持ちうる源の素。一方、外なる生物には一切含まれない。外なる生物がカリギュラへ進入した時、初めて彼らの「力の根源」はカリギュラの異能変質膜にて変換され、源素へ変質する。発動する能力自体に変化はない。(乾電池が単1ひとつで動いてたのを単3にして2本で動かすような感じだから発動する能力自体に変化は起きない)


さ行

  • サイボーグ
    • 生身を一部残しているものの、体の一部(または脳の一部を残した全て)が機械化されており、ナノマシンで電脳に接続されている者のこと。生身に近い生体皮膚を纏うボディのものや、ロボに近い硬質なボディのもの、また人型とは異なるものなど、様々な形が増え続けている。
  • サマラム刀(-とう)
    • 中国の青竜刀やアラビア、ペルシャのシミターに似る、呀族自治区を原産とする独特の反りを持った肉厚な片刃曲刀の総称。
      大人の背丈程もある物から片手で扱えるサイズの物まで様々なサイズが存在する。
      本来はエンキに存在するサマラム工房産の物を指すが、
      現在では自治区全体にこのモデルが普及しており、自治区産の刀剣=サマラム刀という認識となっている。
      肉厚、幅広な刀身に比べて非常に切れ味が鋭く、業物となれば斬鉄すら容易に可能な程の切れ味であると云われている。
  • シャンタク
    • グリタ半島原産の飛べない鳥。脚が強く、スンビラン共和国では古くから乗用や運搬に用いられる。比較的小柄なキャンティ種、大型のチャパット種に分かれる。
  • スンビラン共和国
    • エウロペア大陸南部のアイル人の国。暑い。
  • セギティガ
    • スンビラン共和国の民族衣装。正方形の布を三角形になるように半分に折って腰に巻く。下着(褌)を着用しているものの臀部は露出する。労働する男性、または子供の服装とされる。インドネシア語で『三角形』

  • シャウシュガ芋
    • 呀族自治区の一部地域でのみ栽培される特殊な芋。
      大人の拳大で馬鈴薯に似た姿だが、芋でありながら非常に質の高い植物性蛋白質とデンプン質を多量に含むのが特徴。
      産地が限られる上にごく小数しか出荷されない事からも希少価値が高く、巷では『畑の黄金肉』とまで呼ばれている。

  • 砂腕虫(すなうでむし)
    • 呀族自治区の砂漠地帯に多く生息する節足動物。
      地球のヒヨケムシに似たグロテスクな容姿をしているが、蟹等の甲殻類の味を濃厚にした様な風味を持つ食用虫である。
      栄養価も非常に高い為自治区ではメジャー且つ安価な食材なのだが、その見た目から他種族からの人気は非常に低い。
      縄張り意識が強く非常に攻撃的な上、牙部に神経毒の毒袋を持つ為に捕獲にも十分な注意が必要である。
      この牙と毒袋を取り除かずに食べると、火を通しても食中毒に似た症状を引き起こす為、下拵えは必須である。
  • 砂蚯蚓(すなみみず)
    • サンドウォームの名でも知られる、呀族自治区砂漠地帯に広く生息する環形動物。
      小型の物でも直径1mの胴に回りの全長5mクラス、大型になると直系10mの胴回りの全長50mクラスの物まで存在する巨大生物。
      動きこそ緩慢だが旺盛な食欲を持つ肉食種であり、存在その物が脅威である。
      内陸部の呀族にとっては上記砂腕虫と共に貴重な動物性蛋白質であり、その肉も非常に美味である。
      しかし、死亡直後から体内のヒスチジンがヒスタミンに変わり始めてしまい、
      (自治区民の間では『砂蚯蚓の生き腐れ』と呼ばれる現象である)
      捕獲時には適切な血抜き処理を行わねば中毒症状やアレルギー症状を引き起こしてしまう。
      しかし、新鮮な物の生食は非常に美味であり、適切な下処理を行われた肉は高級食材にもなっている。
  • スニーフ・ホルーリカ
    • 呀族自治区北部はアヌ地方で栽培される雪小麦を原材料とした酒。
      非常にアルコール度数と揮発性が高く、この酒を呑む際には煙草を吸う事が禁じられている程可燃性が高い。
      極寒のアヌ地方では欠かせぬ火酒であると共に、気付け薬や消毒薬としても用いられている。



た行

  • 対異能用特殊弾
    • 異捜や特捜の捜査官に支給される銃弾。この弾が身体をかするか、撃ち込まれると、異能の力が抑制される。大きさや形も多岐に渡り、あらゆる口径のハンドガン、ライフル、スナイパーライフル、マシンガンに対応している。
  • 対異能用警棒
    • 対異能用特殊弾同様、捜査官に支給されるスタンガン機能付きの伸縮式の警棒。あくまで異能者用の為、普通の人間に使うと心臓麻痺をおこす可能性がある。
  • タカナンタカナン
    • 複数名が約5m四方の筏に乗って海に落としあうスンビラン共和国の伝統競技。最後まで筏に残った者だけが自らの意思で海に飛び込める。漁師が漁船でふざけていたことが始まりと言われている。競技人数は筏が沈まない程度とされ厳密な規定はない。何かにつけて開催されているので外国人にも参加する機会はあるが、競技後は岸まで自力で泳ぐことが作法とされていることは心に留めておこう。タカナンはインドネシア語で『圧力』
  • ダブル
    • 人間でありながら異住者によって異能を渡された、または人間と異住者の混血児のことをこう呼ぶ。半分は人間であるが多くが異能を持つため異住登録票を持たなければならない。
  • タリー
    • スンビラン共和国の民族衣装。幅10~20cmほどの帯で、パンジャンの上から締める。タリー(tali)はインドネシア語で『紐』



  • ディアマンテ国
    • 女性をあがめ、政治、商業、全てを女性が行う一妻多夫の国。酒とディアマンテ(ダイヤモンド)が名産品。
  • デザインミール
    • 簡素で味気なかったエネルギージェルを、見た目も食欲が湧く形へ変化させたもの。普通の人間が食べる食事などの形に整形された、サイボーグのためのあたらしいエネルギー摂取の方法、またその食事。
  • テナン
    • プサランの詰所。教区ごとに建てられている。外観は特殊なものではないが、裏手に火葬用の窯が作られているのでたいていはジャングルの中にある。インドネシア語で『凪』、または『静かな』
  • テンペ
    • 大豆などの豆類をバナナの葉に包んでテンペ菌で発酵させたもの。スンビラン共和国では非常に一般的な加工食品。実在する。ブロック状になった納豆のような見た目だが余程発酵が進んだものでない限り苦味や強いにおい、粘り気はない。

  • トラシ
    • 海老を発酵させて作る魚醤のような実在する調味料。ペースト状。スンビラン料理で多用される。アイル人はトラシに日本人でいうところの醤油に対する信頼のようなものを感じている。
  • トラストゥッラ
    • 海に面した温暖な気候の国。オスクリタはこの国の海に面する。名前の意味は「空約束、空しい希望、はかない希望、幻想、錯覚」という響きからこれにしてみた。

な行

  • 中津国
    • 東にあると言う小さな島国。オスクリタに近い温暖な気候で黒髪黒目の人種が多い。基本的に島国ということもあって外界との接触は少ない。





は行

  • ハイドライト
    • スンビラン共和国にあるかもしれない鉱物。『石とも金属ともつかない光沢を放つ水のように透き通った青白い鉱物』との記述が古代の石碑に残るのみで真偽のほどは定かではない。
  • 罰狗(バッコ)
    • ヨナカの管理者「ヒトクチ」の使役する「番犬」。ボディガードや施設の警邏・守護などと担当する。
  • 玻璃の色の鱗
    • スンビラン共和国のカルト教団。異形の神『深海の貴婦人』を崇めハイドライトを神聖視している。
  • パンジャン
    • スンビラン共和国の民族衣装。縫製しない長さ3~4mの布を腰に巻いて身につける。熱帯の気候に適して涼しく機能的なため、現代でも多くの人々が身につけている。インドネシア語で『長い』
  • ハンガット
    • スンビラン共和国のパウス州で作られる山羊の毛織物の総称。形状や大きさに関わらずハンガットと呼ばれる。インドネシア語で『あたたかい』

  • 火緋色金(ヒヒイロカネ)
    • 中津産出の鉱物。火炎のゆらめきにも似て朱くかがやき、錆びることがない。金よりも軽く、純物は鉄よりも柔らか。合金すると、プラチナよりも硬くなると言われている。門外不出の技術が使用されているためにこの鉱物を使用した製作は中津でしか出来ない。

  • Foce(フォーセ)
    • フォルゲン・マター・キャプチャー・イクイップメント(Foreign matter capture equipment・異物捕捉装置)。手・足・首に付けることが出来るリング型の捕縛装置。リングの一部からナノ繊維が体内に直接打ち込まれ、能力を発動しようとすると神経に作用して「激痛」を引き起こす。元は軍が異住者と争っていた時期に発明した拘束用の道具であったが、現在裏ルートでマフィアやテログループに横流れしており、その種類や用途も様々なものに発展している。発動した後、必ずナノマシンが入り込んだ部位に「軽い電気によるやけど」が残るため、これを使った後はすぐに解るようになっている。
  • 伏族(ふせぞく)
    • 呀族自治区の他、エウロペア大陸各地に『死地』を見出し『送り手』と共に『死地』に定住する呀族。
      事故等による身体欠損や老衰、不治の病等の為に一線を退いた者達の総称だが、後世に過去の良き技術を伝える者として重要な役割を持つ。
  • プサラン
    • スンビラン共和国の宗教、ラーワにおける聖職者。ラーワの教義を説き宗教儀礼を取り仕切る。お坊さんみたいなもの。インドネシア語で『渦』
  • プネウマ
    • 呀族自治区北部で主に扱われるプネウマ術の根源とされる力。
      源素に非常に近い性質ではあるのだが、根本的な性質等は現在も研究中でありアヌに存在する自治区立プネウマ術研究大学に於いて
      この力とプネウマ術の研究が日夜行われている。
  • ブリガンダイン
    • 元々の語源が「兵士」を意味するように、彼らは一人一人が兵士であり、虐げられた者の味方であると公言する。但しやっていることはほとんどがテロ行為である。主に異住者を排除することを目的としていて、人間至上主義。
  • フレイア王国
    • エウロペア大陸の西に位置すし、豊かな森に囲まれた王国。 猫の亜人の国で、芸術を愛する。 四大公爵が各都市を治めているが、内乱が絶えず起こっている。 4つの公爵家が交互に王位に就くため、王位に就いた公爵家領が首都となる。 ラカパリュ、ドゥマンカス、レシャルトリュー、ルグリマルキンの4つの公爵領と、シャノアール人のリンクス伯爵家が治めるアンカグルがある。
  • ブルム
    • もち米をラギという麹で発酵させて作る醸造酒。アルコール度数は16%程度。スンビラン共和国の北サレム州で作られる。実在するライスワインのブルムはインドネシア・バリ島のものが有名。

  • ヘヴンズドア
    • 治安部隊、またネオンを支える大企業としてネオンの中央に坐す。その裏で、粛正組織としても機能している。
  • ペヨーテ
    • リバルタ共和国の砂漠に自生するサボテン、またはそのサボテンの汁から精製される粉末状の麻薬。鎮痛剤として使われるが強い依存性があり、惑星歴53年より厳重な管理の元での医療用途以外の使用、所持が禁止されている。

  • ボラ
    • プサランが身につける木のビーズを通した紐。プサランのは必ず身につける。インドネシア語で『玉』

ま行

  • マタタビ
    • フレイア王国の特産品。あまりにも中毒性が高い為、製造・販売・使用が禁止されている麻薬。しかし、アンリンクスで大量に製造されており、国内のみならず他国にまで密売され、アンリンクスの貴重な財源となっている。フレイア王国の貴族達が高尚な楽しみとして、嗜んでいたりもする。他種族にも効果があるらしい。
  • 魔導(まどう)
    • 異界からもたらされた魔法と科学を合成して作り上げられたトラストゥッラ独自の動力、またそれを使用した道具の総称。魔導力。カートリッジタイプとリキッドタイプがある。カートリッジタイプは蓄電池のようなもので、形状はクリスタル型。色の違いで容量が変わる。黒は空、赤は残りわずか、紫は少量、青は半分くらい、緑は減り始め、白は満タン。リキッドタイプは注射器のような入れ物で挿入する。リキッドタイプは基本的に乗り物に使用することが多い。魔導スタンドなどで入れることが出来る。
  • マヤウェーラ
    • リバルタ共和国マルロンダ州マヤウェーラの名産品。竜舌蘭を原材料とする蒸留酒、メスカルの一種。マルロンダ州付近の特定地域で収穫されるアガヴェ・マヤウェラーナ・アスール品種という竜舌蘭から作られたもので、正しくはメスカル・デ・マヤウェーラ。要するにテキーラ。




  • モッド
    • 逸脱者とも言う。狂い始めたヒトメの悪夢から生まれた知性を持たない者。

や行


  • 雪小麦(ゆきこむぎ)
    • 呀族自治区北部はアヌ地方で栽培される特殊な小麦種。
      通常の植物が生育不能な極寒の環境下でのみ栽培する事が出来るという不思議な生態を持っており、
      熱に対して非常に弱く、少しでも外気温が上がると直ぐに枯れてしまう雪の様に繊細な特性を持つ。
      特殊な醸造機器を用いる事で『スニーフ・ホルーリカ』というウォッカに似た高アルコール度数の酒が醸造出来る事でも知られている。

  • ヨナカ
    • ふとしたはずみでカリギュラに接続してしまったれ手居る異世界。
  • ヨナカーン
    • ヨナカの民のこと。

ら行


  • リバルタ
    • アルメイア大陸中北部にある連邦制共和国。トウモロコシとライムを愛する温暖な観光地ときどき修羅の国。
  • リバルタ革命
    • 惑星歴前38年に始まりエントシア帝国カルモ朝の帝政を打倒した市民革命。背景要因として惑星歴前38年のシャンティカ山大噴火の噴煙により帝国全土が記録的な飢饉に見舞われたこと、同年に市民に支持されていたアルシュ一神教チョルラ派の始祖であるヴァスコ・チョルラがエントシア正教会に対する反逆罪で処刑されたことが挙げられる。特権身分による搾取と人種差別に苦しんでいた市民は領主や貴族の館を襲い税として取り立てられた農作物や食料品を奪う暴動を起こし、やがて騒乱が帝国全土に広がると市民の側につく領邦領主や貴族も現れた。惑星歴前35年に国外への逃亡を図った皇帝デリカーロ16世とその家族が捕らえられ、市民解放宣言が発表されたことによりエントシア帝国の支配は幕を閉じた。

  • ルチャ・フスタ
    • リバルタンスタイルのプロレス。公平な戦いという意味。レスラーは男性ならルチャドール、女性ならルチャドーラと呼ばれる。マスクマンが多い。基本的にはメキシコのルチャ・リブレ。



  • ロボット
    • 機械。感情は無く、インプットされた命令を淡々とこなす。ハウスキーパー、清掃用など、簡単な行為を行うものが多い。

わ行




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注釈

*1 こじつけだからイタリア語として間違ってるかもしれんがそこはスルーで