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トラストゥッラ
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トラストゥッラ
トラストゥッラ、またはトレステラは、アルメイア大陸のほぼ中央に位置する大国である。早くから世界共通語が公用語として使用されるようになった国であるが、中心部から離れた集落では、トラストゥッラ語しか使用できない国民が現在でも確認されている。首都機能はトラストゥッラに置かれている。
国の概要
国の名前 |
トラストゥッラ |
建国時期 |
P.D.前732年 |
政治形態 |
議院内閣制 |
政府 |
トラストゥッラ首相、議会 |
貨幣通貨 |
L(リグレ) |
公語 |
世界共通語・トラストゥッラ語 |
婚姻制度 |
一夫一妻制 |
宗教 |
巡天教 |
- その他の特記事項
- 魔法と科学を混在させた「魔導」を中心とした動力源に、電気・ガス・上下水道など整備されている。
石油などの公害原因となる資源については徐々に魔導へと以降しているものの、地方ではまだまだ普及率は低い。
近年はイェスラの情勢悪化に伴ってやや観光客は減少気味。それに伴い難民が町の外周にスラム作って治安も悪化、ますます観光客が減少中で財政も傾きつつある。
また文化的には安定しているため、やや高齢化の兆しが見える。高齢化に伴い、選挙権などは子供は18歳から高齢者は80歳まで投票権があるが、メディア操作などで票は偏りがち。
歴史
- P.D.前1504年、スペランツァ王国建国。七大神を信奉する神聖国家として小国を吸収。その頃は人間を中心とした人至高国家だったが、P.D.前902年、とある人外の事件が切っ掛けとなり、内乱・戦争が勃発。
- P.D.前746年、ヨナカのゲートが頻繁に開き、民衆の反乱を皮切りに王政を廃止。
- P.D.前483年にトラストゥッラ建国。ヨナカとも国交を経て、「魔法と科学を融合」した「魔導」を共同開発。
- 産業革命が起こり、首都トラストゥッラを中心に「魔導石」を動力源とした機器の開発が促進され、都市部の過密化が起きる。
- P.D.前363年、天災(レインの熱量管理による破壊)で首都崩落。一時的に首都をオスクリタへ遷都。
- P.D.前360年崩落した地下を覆う天蓋を建設開始。この天蓋により、旧都市は地下へと隠されてしまう。
- P.D.前343年新都市「トラストゥッラ」が完成。他の都市へ移住していた権力者が戻ってくる。首都をトラストゥッラへ再び遷都。
- P.D.前224年、法律で人口の制限政策が打ち出される。これにより首都では一人っ子が増えた。
- 詳しい歴史については捏造してかまいません。
暦と休日
世界共通時間を使用する。また休日は毎週水・土・日曜日と3日(ただし職業によってこの限りではないが)ある。適度な休暇があることで、仕事を効率化させる目的がある。
曜日
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
日 |
ルネディ |
マルテディ |
メルコレディ |
ジョヴェディ |
ヴェネルディ |
サバト |
ドメニカ |
祝祭日
カポダンノ |
1月1日 |
新年の日。 |
カーニヴァル |
2月1日~12日 |
タンテツィオーネカーニヴァル |
イースター |
3月31日 |
降臨祭。シラエナの従者である「白き翼の者」が降臨したと言われている日 |
シラエナ誕生祭 |
4月25日 |
シラエナが誕生したと言われている日 |
メーデー |
5月1日 |
労働の日 |
地形と気候
背後に高い山を頂き前を海が守る。首都はビル群の建ち並ぶ都会的な雰囲気だが、地方の建物などは外観がイタリア風(特にオスクリタはオストゥーニの入り組んだ白壁の町みたいな感じ)。なだらかな丘と背後に山、前方に海を望む。気候、土壌、高度が変化にとんでいるため、さまざまな農作物の栽培が可能だが、古代スペランツァ時代(トラストゥッラの前身)に木材を大量に消費、森林を伐採したため木材はほとんど輸入に頼っている。
産出物
- 魔導機
- 飛行艇・魔導車・魔導バイク等の乗り物の他、道具類に至るまで、魔導の動力を使ったもの。ただし飛行艇については相応の価格なため、輸出量は少ない。
- ワイン
- トラストゥッラワイン。赤と白とロゼ、各種。
- 煙草
- クアルケ・ジョルノ(qualche giorno)…トラストゥッラ産シガリロ。短めの葉巻みたいな煙草、巻いている表面は焦げ茶色。香りにバニラが漂う。「何時か」、という名前を持つ煙草。
食文化
パスタやピッツァなどの小麦類を使用した食べ物が主食。食文化は土地柄のせいもあり、様々な生産物を手に入れることが出来るので種類も豊富で豊か。酒類はビールが主体。米もパエリアなどで使うため小麦ほどではないがよく食べられる。ただし倭国の米とは違って細長くべたつかない。
- TAIYAKI…倭国発祥の食べ物なのだが不思議なことに様々な国で受け入れられ、独自の発展を遂げているらしい。トラストゥッラでは中にフランクフルトを入れたものが主流。口から飛び出しているフランクフルトにケチャップとマスタードをかけて食べる。名称は「フランクフルトタイヤキ」なのだが、残念なことに俗称「クシザシ」の方が流行っていてあまり正式に呼ばれない。鯛焼きの生地の甘さとフランクフルトの辛さが混ざって美味しいらしい。甘い物が好きな者にはピーナツバター入りタイヤキ「ピータイ」が人気。
主要都市
- トラストゥッラ(首都)
- 魔導を使用しており整備が行き届いている。高層ビル群が建ち並ぶ。また芸術の発信地でもある。地下には破壊された旧都市の廃墟群がある。廃墟ではあるものの形の残った建物も多く、それらを利用して生活している貧民層や犯罪者などが居るため、地下はかなり治安が悪い。
- タンテツィオーネ
- カーニバル開催地。普段はオスクリタに似たのどかな街で、特にぶどう畑が多い。タンテツィオーネワインは有名。
- オスクリタ
- 内海に面して比較的穏やかな海をもつため魚介類などが豊富に獲れる、豊かな田舎街。
- イルミナティ
- 武装銀行都市。世界各国の金品を扱う。ネオンからのIT監督を得て最近はネットバンキングにも乗り出した。大手会社や国庫の資産を管理する。鉄壁の防御を誇る。住民は皆銀行員。町には銀行員以外入れない。農畜産業については銀行員が兼業、その他物資については毎月銀行員がグループを組んでトラストゥッラへ買い出しに行く徹底っぷり。
- アナリシス
- イェスラとの国境にあるさほど大きくは無い町。かなり治安が悪い。犯罪者や裏社会の人間の巣窟になっている。魔道武器などの製造、密輸をしている工場もある。
- ブーヨ
- ノンノ
- スクアドラ
- 幼~院までを内包する巨大な国立学園。街全体が学校。
- ペンドロ
- フィダンツァート
在住種族
- 人間
- トラストゥッラ人、また諸外国からの移住者、旅行者を含む一般的な人間。平均的な身体能力を持ち、特殊能力はほとんど無い。
- ダブル
- 異種族・異界人との能力を持つハーフ。またその血族で、隔世遺伝して能力を発生した人間。能力が発動した者は、役場で登録を行わねばならない。
- 異能者
- 異界の種族、またはその他の地域の人に近い種族で、異能を持つ者。少数ではあるが、定住する者も居る。彼らは役場で登録される。
文化・教育
早くから異世界の知識や能力者を取り込んでいたため、文化的に円熟している。絵画や音楽などの芸術の収集と、芸術家の育成には熱心で、国からの補助もある。 学校については以下の表参照。
保育園 |
2〜3才 |
幼稚園 |
3〜6才(3年制) |
小学校 |
6〜11才(5年制) |
中学校 |
11〜14才(3年制) |
高校 |
14〜19才(5年制) |
大学 |
19〜30才くらいまで |
施設
- ヘヴンズドア本社
- 首都の中心にそびえ立つ、黒くはての見えない塔のようなビル。魔導機器やエネルギー元としての魔導石・魔導リキッドなどの生成・製造・販売を一手に請け負う企業、「ヘヴンズドア」のビルである。何気に直ぐ側に有る宮殿より敷地は狭いものの、高さが尋常ではないので、天気のいい日には国のどこに居てもこの塔が見えると言われる。
- トラストゥッラ宮殿
- 政治の中心。首都トラストゥッラにある。巨大でコの字型の整合性のとれた美しい白い城、古代スペランツァ時代のものをそのまま使っている。外観は修繕されて古代のままを使用しているが、内部は魔導をふんだんに取り入れ、近代化されている。
- 国立図書館
- 宮殿のそばに隣接している大きな図書館。様々な本を収蔵する。
- カヴァリエーレ本部
- カヴァリエーレの本部。広大な敷地に訓練所や宿舎などを含む。
- アルティーリョ本部
- カヴァリエーレの本部の隣の建物。地上の建物はさほど大きくはないが、地下に広大な施設を持つと言われている。
- 大チェントロ複合劇場
- 首都トラストゥッラの駅前にある大劇場。国内最も大きいものになる。国外から歌劇団を招致したり、国内の演劇・歌舞伎・舞踊・オペラ・バレエ・コンサートなどを製作し観客に見せるための施設。プロセニアム型・張り出し舞台型・アリーナ型の三施設が揃っている。
- 大トラストゥッラ美術館
- 古今東西あらゆる美術品を収集している大きな美術館。
- トラストゥッラ博物館
- トラストゥッラの時代を遡ることのできる品物や、それらに関連する諸外国の品物などが展示されている。
- 魔導研究所
- 魔導研究施設。やや高い、黒い塔のような形。黒い色は防御のための薬剤を塗布してあるため。内部の危険物質が漏れないようにするためもあるが、外部からの攻撃などから内部をある程度守る役目も有る(スキャンなどされないように)。
- シラエナ大聖堂
- シラエナを信仰する「巡天教」の総本山。このシラエナ大聖堂を囲む巡天教の敷地内は特殊な治外法権地区になっている。
- トラストゥッラ鉄道
- 魔導鉄道が各地域へ巡っている。首都であるトラストゥッラでは特に宮殿を中心に円状に稼働している。
- トラストゥッラ空港
- 飛空艇を利用するための空港。現在はまだ国内運営がほとんどで、国外への運営は検討中。
- 国営大浴場
- 水着を着てのんびり入れる巨大な風呂で、プール感覚で入ることが出来る。半身浴しつつボードゲームをしたり本を読んだりする人も。
ヘヴンズドア
トラストゥッラ中央の黒い塔を作った企業。私兵「オロロージオ(時計の兵隊)」を持つ。裏でトラストゥッラを操っている、という噂があるが、表面上は普通の魔道機研究・販売企業。
治安部隊
- カヴァリエーレ
- 国軍。外敵への対応、また通常の国内事件などを扱う。
- アルティーリョ
- カヴァリエーレが通常の防犯・警備であるならば、こちらはそれら以外の異能に関する事件を扱う。基本的に異能者を保護するために働いているが、犯罪異能者に対しては厳しく、その場で対応する権限も与えられている。
- 巡天神父・シスター
- 個別に巡天教が育成している特殊な神父・シスター。異能に対する対応と、土地を巡って布教する役目もある。ただアルティーリョの分野とかぶる部分があり、しばしば衝突している。異能者に対する対応もアルティーリョと同じだが、異能者の殺人を「退散させる」と言う。しばしば彼らにとって、異能者は「異端」「悪魔」であると認識される。
犯罪組織 「アンダーリーデレ」
トラストゥッラの暗部。マフィアのようなもの。トラストゥッラの地下街を根城にしていると言う。イェスラとも繋がりがあると言われており、彼らから魔道武器などが流出しているという噂。}
補足
魔導(力)
魔導を定着させるためナノサイズの電子的魔法陣で魔法の力を定着させている。定着した魔導力は本来目に見えるものではないが、電子魔法陣で現実へと定着することで実際に目に見える形にまで密度を上げてある。流動体のそれは、同じ体積としての密度は魔法として使用するより高くて強力だが、その分魔法みたいに自在に使えず、リキッドとクリスタルという形で固定して使用するしかない。
- 素人がそれらを分解使用しようとしても、それ本来のちからが強すぎて、下手すると爆発したりなんかとんでもないことが起きる可能性があるので、素人が推奨されている使用方法以外のことをするのはオススメしない。
- それでも好奇心旺盛な素人がいるだろからそれで事故がおきて街が大惨事、とかなっても困るので、基本的に一般使用される魔導クリスタルやリキッドは、最低限の容量しかない。
- 企業には一般配布しているのより大きなサイズのクリスタルが配布されている。
関連するNPC
- ジュゼッペ・ドゥッチ
- トラストゥッラ首相。愛国者だがやや思想は過激。
- マウロ・パドアン
- 大企業「ヘブンズ・ドア」の社長。
- バルドメロ・バルトロ|アンダーリーデレの現ボス。