惑星Caligula  - 世界観共有創作wiki -

パネェ

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
メンバー限定 登録/ログイン

パネェ

スンビラン共和国最大の軍港であるパネェ港を中心に栄える街

ヒウ州パルタン郡パネェ
西岸に軍港が設けられスンビラン海軍の艦艇が並ぶ。

種族

アイル人

気候

高温多湿。
日中の平均気温は35度前後。
夜間は陸から海に向かって風が吹く。
陸風はパウス山脈から吹き下りる寒気を巻き込むため涼しくなる。

治安


住人の多くは海軍関係者とその家族、商店等の経営者であり大きなトラブルは殆どない。
スンビランの一般的な防犯意識は玄関に鍵をかける(窓は開いている)程度だが、家宅侵入や窃盗の被害が聞かれることは珍しい。

景観


#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。


施設と観光名所

パネェ港
スンビラン共和国最大の軍港。パウス州南岸、ヒウ州沿岸、ストゥンガ港南西側の洋上警備、防衛にあたる艦隊が入港する。民間人の立ち入りは制限されている。

パネェ海軍工廠
スンビラン海軍直営の軍需工場。スンビラン共和国では火薬製造を担当する「火薬廠」と石炭採掘を担当する「燃料廠」も併せて海軍工廠と呼んでいる。記念艦クムナガンとクアディランもパネェ海軍工廠で建造された艦艇である。

海軍士官学校
海軍士官候補を育成している全寮制の学校。海軍はスンビラン国防軍の中でも特に花形であり、海軍士官学校入学の倍率は非常に高い。航海科、砲兵科、衛生科などの学科に分かれている。どの学科であっても泳力は同じく重要視される。

官舎街
海軍軍人や士官学校教官、その家族が住まう住宅街。所属や階級によって区画がわけられている。単身の兵士は数名ごとに同じ家屋で生活する。

記念艦クムナガン/クアディラン
同型のコルベット。クムナガン型1番艦クムナガンと2番艦クアディラン。パネェ海事博物館の展示用乾ドックに姉妹で並んでいる。
ヒウ州沖で漁船が沈む事件が相次ぎ、生存者や沿岸の住民から巨大な生物の目撃証言が多く寄せられ、これに対処すべくクムナガンとクアディランの2隻のコルベットが出撃した。巨大な生物の正体は体長10mを超える凶暴な鮫で、日没間際に鮫はクムナガンに噛みつき船底を大きく破損させた。クアディランの兵士たちはクムナガンに食らいつく鮫に大量の銛を撃ち込み辛くもこれを討伐した。鮫との交戦は熾烈を極め、船外に投げ出され命を落とした兵士も数多い。この戦いでクムナガンは大破、クアディランはその後も洋上の任務にあたり後年に退役した。

パネェ海事博物館
記念艦の他、スンビラン海軍や艦艇の歴史についてが展示されている。開館10:00~17:00、入館料5マル。
軍民あわせ多数の死者を出しクムナガンを大破させた鮫はラカサラカサと呼ばれ、その骨格も標本として常設展示されている。また、アイル人には死者を祀る習慣がないものの、ラカサラカサの討伐にて戦死した兵士の名前がこの博物館に残っている。

名産品

観光地らしい観光地ではないが、大衆食堂では海軍に因んだ食べ物が提供されている。特に豆類をバナナの葉で包んで発酵させたテンペは栄養価が高く兵糧として大量に軍艦に詰み込まれるため、このテンペを使用した料理が有名。油で揚げる、煮込み料理に入れる、火で炙ってサラダに加えるなど、テンペの調理法は様々。

海軍

スンビラン海軍に配備されている軍艦は主に戦列艦、フリゲートなどの帆船である。
蒸気船や汽帆船も運用されてはいるが、蒸気機関が黒煙を噴き上げる様が空(雨)を汚すのではと不評で大型のものは少ない。

戦列艦
 木造で非装甲の大砲を46門以上搭載した3本マストの帆船、船首像はウツボ
 1等艦:3層の砲列甲板に90問以上の砲を搭載した最大級の戦列艦
 下層に32ポンド砲、中層に18ポンド砲、上層に12ポンド砲、船首楼や後甲板に小口径砲やカロネードを装備
 乗組員は750名ほど、帆装が扱いにくく操艦はやや難しい
 2等艦:2層の砲列甲板に64~80門の砲を搭載している
 乗組員は500名から650名
 3等艦:2層の砲列甲板に46~60門の方を搭載している
 乗組員320名から430名、大型艦の航行が難しい海域や遠隔海域の旗艦として使われる

フリゲート
 戦列艦よりも小型・高速・軽武装で、戦闘のほか哨戒、護衛などの任務に使用される船(全長35m以上)
 乗組員300名から200名、最大のもので44門の18ポンド砲を備える

コルベット
 フリゲートよりも小型で主に沿岸警備に用いられる(全長35m未満)
 乗組員140名から200名、28門以下の9ポンド砲を備える

気球母艦
 滑空隊を上空に運ぶ気球にガスを充填、係留するための甲板を備えた外輪蒸気船

海軍輸送気球
 滑空隊を上空に輸送する大型の係留気球
 気嚢に充填するのは水素ガス、滑空兵の降下を補助する乗組員が2名

滑空機
 木製の骨組みと布製の翼(セール)によるハンググライダー
 搭乗者はハーネスによってグライダー本体に吊り下げられ、グライダーに直結したコントロールバーで滑空機を操縦する
 コントロールバーの斜辺には左右2連装の短い銛が備えつけられ、火薬で射出することができる
 滑空機は動力を持たず運用は天候に左右されるが、熟練した搭乗者であれば優に数時間の滑空が可能
 搭乗者は海面に着水する場合が多く、ハーネスは脱出のためにやや緩い作りになっている

軍用ウツボ
 体長2mを超える大型のウツボ、知能が高く馬のように調教が可能
 口にハミを噛ませて手綱をつけることで水中で活動する兵士の動力となる

主要人物

ルナン・アブアブ・ホクホク
スンビラン海軍パネェ第27滑空隊隊所属の男性。
パウス州の出身。少々乱暴な口調の叩き上げ滑空隊員。
日々遠泳、滑空訓練に勤しんでいる。

マーラン・ビル・サナンサナン
海軍士官学校の士官候補生。2年目、軍曹待遇。
パネェ生まれ。子供の頃に記念艦クムナガン/クアディランを見て海軍士官を志した。
目標はコルベットの艦長になること。


名前:
コメント:
ウィキ募集バナー