01 blue ether かぜよみ ( モッキンバード モッキンバード モッキンバード )
[特徴]
判定狙いの木琴。
壁際周回を基本とし、とにかく無駄な接敵を避けるのが上手い。
攻撃は定石どおり集中ムラマサで確実に削る。
回避動作は急速前進のみだが、高度変更を絡めたり、そもそも敵と距離を保っていることが多いので被弾はかなり少ない。
機雷も上手く回避している。
個人的な注目は、対空戦闘時に低空に滞在すること。
殆どの飛行機は100Mに滞在するため、縦の距離が加わって敵との相対距離を離すのに一役買っている。
EXAのレギュに木琴は不利かと思ったが、それに上手く順応した良チーム。
[コメント]
特に目立つ改善点は見当たらなかった。
陸戦で敵が近くに居ない+非ロック時のときとかは停止してはどうか。
燃料に少し余裕が出るかも知れないのと、こちらから近づいてしまう可能性を排除できる。
02 自由自在 YOSHI ( バジリスク バジリスク バジリスク )
[特徴]
ロケットカノンバジ。
カノンからの追撃ロケットによる火力は強烈で、機動力に劣る地上機は圧倒される。
火力だけではなく、それを活かすための機動や近距離での立ち回り、地雷消し等の判断も的確で、ジリスクの潜在性能を良く引き出している。
車両ラッシュの見本のようなチーム。
正面から戦って勝つのは非常に難しいだろう。
ハード的に対空戦闘(特に判定機)は苦手と思いきや、ガードや地雷ミサイル回避の完成度が高いためかなり戦えているあたりも流石。
[コメント]
地上戦において、正面至近距離でもカノンを撃っていたが、格闘の方が当たるのにと思うことは結構あった。
また、地雷消しのときにソニックを二発以上撃ってしまっている。
後、ジェイラーの武装1を狙っていないのは個人的に有難い。
全て領域の問題かも知れないが、一応気づいた点として。
03 試作隊3 きまぐれ ( トリンカー トリンカー トリンカー )
[特徴]
カノンは伏せを多用して寸前で回避。
伏せだけではなく、状況に応じてジャンプも組み合わせた回避力は非常にトリンカーらしい。
これで敵の攻撃を避けつつ、隙を見てナパームで反撃するのは非常にカッコいい。
攻撃はナパーム赤ビームに加えてフォレストファイアという念の入りようで、全力で熱攻めを狙う。
修復を二枚積んでいるが、判定を狙うつもりは殆どないようだ。
各動作の完成度は高く、後述の問題がなければもっと上位に行く能力はあると思う。
[コメント]
弾が切れると固まる。
また燃料切れも多く、持久戦になりがちな戦術志向と機体動作がかみ合っていないように見えた。
これが原因で後半に逆転されることが多かった。
動作の完成度は高かっただけにこれは残念。これだけでもかなり勝率が違っただろう。
後、近距離ビームは伏せではなくジャンプで回避したほうが良いだろう。
連射されると二発目以降に当たる。
04 ここ掘れごんこ むにもに ( パークドック パークドック パークドック )
[特徴]
ストロングスタイルな犬。
中距離を保ちつつ、ヴァルキリーとナパームで蒸し焼きにする。
逃げ回るのではなく、敢に撃たせてそれを避けるという戦闘スタイルは見ていて楽しい。
何故重いナパームを装備しているのかは最初不思議だったが。。。
これは少ない発射機会で最大の熱量を与えるためで、攻めるための装備とお見受けした。
最終的には二連修復で判定を狙うが、上手くはまればバジリスクすら破壊する攻撃力を見せる。
パークドックの機体性能を遺憾なく発揮している良チーム。
[特徴]
戦術志向の範囲なので仕方ないが、ハード的に対空が厳しい。
回避とナパームでの攻撃が陸戦で上手く機能しているのでここは対空機雷でも良いのではないかと思いつつも。。。
それでは地上戦がダメになって対空も中途半端になるのでやっぱりダメかと言うのは製作者も一回は考えているかと。
それと回避動作中に障害物とか段差に引っかかるのは気の毒だが、ここはどうしようもないか。
05 ラブカノンでバンバン Konkon ( セメタリーキーパー セメタリーキーパー セメタリーキーパー )
[特徴]
カノンとロケット搭載のセメタ。
地雷を撒きつつ、カノンで砲撃、追撃ロケットとのコンボで攻撃する。
回避は急速移動とジャンプが主体。セメタらしい機敏な動作が多く見られる。
地雷消しは持っていないが、ジャンプしていることが多いためあまり問題はなさそう。
[コメント]
敵との相対位置をあまり見ていないようで、回避した先が敵の目の前でそこに攻撃を食らうことが多かった。
また敵との交戦距離も少し工夫が必要。
接近戦になることが多いが、40M対スタンという軽装甲では全ての攻撃が致命傷になるので危険。
カノンの火力を活かすなら、中距離以遠からのアウトレンジ砲撃に特化すべきだろう。
敵との間合いを意識した戦術が伴えばかなり良くなるはず。
06 ぷに ぽこ ( アビスパ アビスパ アビスパ )
[特徴]
36チップアビスパ。
陸戦では定石どおり敵の頭上に張り付いてひたすらビーム攻撃。
副武装は全てソニックにしているため、省チップながら機雷・ミサイル耐性もある。
通常飛翔体の回避には急速前進しか使っていないようだが、アビスパの飛行性能のお陰でかなり回避できている。
[コメント]
36チップであることを考えれば十分な性能といえる。
一つだけ気になった点を上げると、攻撃の手数が少ないか。
回避に領域を避けない分、手数で押し込むのが合理的ではないと。
攻撃条件(主に射撃開始距離)はもう少し緩めてもいいかも知れない。
07 デルタ▽ワークス NEEK ( ジェイラー ジェイラー ジェイラー )
150mm装甲を採用したジェイラー3機のチーム。
ソニックでミサイルや自機雷、対スタン装甲でパルスを防ぎ、冷却装置2つで熱攻めにも
ある程度対処できるなど様々な相手に対する防御手段を講じたハード構成には
個人的に非常にロマンを感じます。
正面からの攻撃をガードで的確に防ぎ、多方面からの攻撃も伏せで対処。
ジャンプや格闘の使い方も的確で、これぞジェイラーの真髄というものを感じられます。
機雷の処理にソニック数発使う場合があり、もう少し改善できそうな気がします。
やはりナパーム持ちは厳しいようですし、カノン相手にも苦戦しています。
武装1狙いのミサイル相手には後一歩というところでした。
全てへの対抗は不可能ですが、どこまで立ち回りでカバーできるかが気になるところです。
個別処理になりますが周回車両などは壁際で戦うと背後を取られずに優位に戦えそうな気もします。
08 丹州 Hornet ( グラスホッパー グラスホッパー グラスホッパー )
アサルトガン+ヴァルキリーの対地2機とビーム+クラーケンの対空1機のグラスホッパーチーム。
アサルトガンはウラニウム鉄鋼弾のため熱攻めを意識した構成であると伺えます。
手数を生かした砲戦は非常に強く、グラスホッパーの強さはいまだ衰えていないと感じさせます。
またヴァルキリーに混ぜたクラーケンは飛行型にとって非常にいやらしいです。
どちらの機雷も長時間戦場に残るので単純に邪魔に感じる相手も多いでしょう。
ECMをほとんど使わないでミサイルに被弾し、撃破されているのが気になるところでしょうか。
100チップのため押し込めるのは難しいでしょうが、修復が切れた場合や
体力低下した状態では緩い条件でもECMを発動すると生存率を高められると思います。
09 瞬停の季節 雅風 ( アビスパ アラクネー アラクネー )
パルス装備のアビスパとアサルトガン装備のアラクネーという珍しい構成の混成チーム。
名前から察するに落雷(アビスパ)からのサージ(アラクネー)でダメージを取るということでしょうか。
アラクネーはソニックとECMを搭載しており、ミサイルに特に強い印象を受けます。
一方でアビスパはパルスを当てるために高度を下げるのが印象的です。
地上機は対地優先ロックをする場合も多く、パルスに対抗できない相手にとってはなかなかにいやらしい構成です。
コンセプトに対して少々ハード構成が中途半端な印象を受けます。
パルスで止めた相手を撃破するのであればアラクネーはカノン砲やミサイルを搭載したほうが
一回のチャンスで大ダメージを取ることが期待できますし、判定狙いであればアビスパを
ソニック×2にして修復を搭載したほうが有効と思われます。
またアビスパが飛行型や霧相手で孤立したまま撃破されることが多いのが気になります。
対空時はアビスパはロック数を見て逃げに回る(飛行型のほとんどは飛行優先ロックをします)
霧相手では集合して孤立しないなどの工夫をすると生存率が高められると思います。
10 夕闇特攻隊 UG++ ( フライド フライド フライド )
高重力以外ではなかなか活躍できなかったフライド3機のチーム。
ECM2つ搭載とかなり思い切った構成です。
相手の近距離頭上から地雷を大量に落とし、その後は左右や後ろへの移動を多用して
距離をとりつつ隙を見てビームで攻撃します。
射撃時にはあまり動かないことで射撃の精度と燃費を確保しているように感じます。
やはり修復装置がないためソニック持ちや飛行相手などはダメージが取れず
苦しい戦いを強いられます。
ある程度割り切りの必要なハードなのでしょうがないところなのでしょうか。
燃費がきついといわれるフライドで、特殊キャンセルや急速移動を多用しつつ
ここまで動けるとは思っていませんでした。これからの活躍が期待されます。
11 青空天国 カヅクン ( トライポッド トライポッド トライポッド )
勝つまでは飛ばないトライポッドチーム。
オフセット移動で相手の周りを周回しながら時には格闘も狙いつつ近距離でデススフィアを撒き、
定期的なムラマサとビームで相手の耐久力を確実にそぎ落とします。
撃ち合いで最初は不利になっても周回できる位置を取れれば一方的に相手を攻撃して
最終的には勝利するといった粘り強さも見受けられました。
チャンネルを介していないのでECM持ち相手にはミサイルがあまり通用しないのが気になるところでしょうか。
戦闘距離が近いのでショットガンやカノンなども怖いところです。
100チップでは苦しいですが相手に合わせて戦術を変えられると、より勝率を高められそうです。
具体的には周回ホバーや飛行型相手では集中ロックを使う、ショットガン持ち相手には逃げに回るなど
といったものは検討の余地があると思います。
12 ファタ・モルガーナ Ephtey ( アビスパ アビスパ アビスパ )
霧装備のアビスパチーム。
ジャミングのためアビスパの最も得意な敵頭上まで安全にたどり着くことができるため、
積極的に索敵し、張り付きを狙う攻撃的な構成です。
うまく集中ロックできれば相手を殲滅できる場合もありました。
集合ルーチンを用いていないので別々の相手に向かってしまうところが見受けられました。
相手にもよりますが、攻撃性を重視するならば集合して同じ相手に接近するのは必須だと思います。
また壁際の回避中に壁にぶつかっているところに被弾するところが何度か見られました。
角付近などでは制御が難しそうですが、うまく回避方向を変えると生存率が高められそうです。
最終更新:2011年05月08日 00:35