開始
「さて、初動といきましょう。まず最初の技術選択ですが特にお考えがなければ3つのうち
蒸気機関をオススメします。科学的手法から物理学・共産主義を狙う手もありますが、今回不死と
いうこともあり、誰かが狙いやすいこの2つを先行して取得するのは難しいでしょう。
また、科学的手法の前にいくつか布教用の僧院を作っておきたいですね」
「鋼鉄という選択肢もあるが、蒸気機関のテクノロジーは労働者の作業+50%のおまけが
ついてくる。特に改善が全然まだの今では非常に助かるな。また、別時代スタートは
農奴制を採用する稀有なチャンスではあったのだが、結局は首都のハンマーを加速させる官僚制の
方が役に立つという残念な結果だったし」
「科学的手法から入っても即、次の交換材料にはできませんが、蒸気機関ならビーカー差で
科学的手法を交換可能なのも強みです。それから別の技術に進んでもよいでしょう。
あと、工業化スタートは、最初から溶鉱炉をもっているため、初期から技術者が雇用可能です。
手間はかかりますが、毎回偉人チェックする勢いで最初は確実に大技術者を一人確保しておきたいですね」
「2人必要になる自由の女神はともかく、後のクレムリン、ペンタゴン、電気系遺産などにも
使えるからな。よし、余の哲学志向を存分に活かすとしよう。マイニング社建設にも使えるしな」
そういうことで、研究は蒸気機関に。その間に各地では初期改善を推し進める。
共通規格が取得済みなため、森林には伐採せずに最初から製材所を建設できるのは大きい。
首都は官僚制を活かし、研究施設を次々建設。それまではビーカーを0%に落とし、蓄財する。
各地では労働者・維持用のライフル兵の生産のほかに、手があいたら銀行、図書館・大学を建設していく。
勿論首都に立てるOXとイスラム聖都に立てるウォール街の準備のためだ。
ただ、OX建設まで待つと完全に置いていかれるので、頃合を見て研究を開始する。
「少し遅れましたが、大枠の研究方針を決めておかなければなりません。まずは一つ、通常の
奴隷解放&普通選挙&後に表現の自由を使った小屋経済。もう一つはスパイ経済です。
確かにスパイ用建設物は全て解禁されていますが、これらは初期建設物ではなく、新しく
都市に配備しなければなりません。いかがしますか」
「元々不慣れな状態なのに、更に慣れない事をするのは良くないな。
いつもの通常のままで行こう。何、スパイ経済に関してはスパ帝の素晴らしいレポや動画がある。
申し訳ないが、興味がある方はお手数だがそちらを見て頂こう」
AD1775。最初の大技術者誕生。既にタージマハル等は建てられた後なので
間に合えばクレムリン用。もしくはペンタゴンかマイニング社用に確保。
AD1830。続いて大商人誕生。偵察を兼ねて他国へいかせるが
重なるまではこちらもシド寿司社用に確保しておく。
研究は生物学へ。食料の増加とシド寿司を解禁させる医術の前提条件だ。
科学的手法を蒸気機関とでヤコブと交換したが、共産主義を技術交換してくれる文明では
そのヤコブとエリザベスが開発。エリザベスは研究独走状態であり、ヤコブとは
交換技術がなくなってしまったので自力研究した結果、クレムリンは間に合わず。残念。
海ではガレオンが地図と東回り航路で難なく、世界一周を達成。ヤコブと会ってからは
地図をもらえたので、それを利用し、すんなりと他の6人中5人の指導者にも接触。
これがその頃の世界地図。
「そういや、もう一人の最後の指導者にまだ会ってないんだが。一体何者なんだ……」
ネタバレ。シャカさん。(地図ではもう見えてるけど)
AD1846。ようやくそのシャカさんと出会う。もうちょっと発言自重してください。
「そういや南のルーズヴェルトとの間にはまだ空き地があるな。開拓者を派遣して
確保しておきたいが……。!? 何だこの開拓者の必要ハンマーは!?
一体につき、322ハンマーだと!? オックスフォードよりも高いじゃないか!!」
「これが、先行スタートの最初の段階で無防備の怖さを受け入れても都市を広げた理由です。
古代の開拓者とは必要ハンマーが段違いですので、後からの拡張は大変難しいのを
覚悟しないとなりません。幸い、労働者の必要ハンマーは特に変わりはないようですね」
それでもなんとか工面し、AD1864 デュッセドルフ建設。
前回説明したとおり、最初から穀物庫・溶鉱炉・灯台・港などはついてくる。
ぱーぱぱぱぱぱぱぱ
「よし、これで大体、国境は確定──な、なんだこの音は?」
AD1858。ジョアン、シャカに攻められ降伏。属国に。
「どうやら、既に出会う前から戦争されていたようですね……」
「流石シャカさん、恐ろしい子……!」
鬼無双
AD1862。2人目の大商人誕生。被ってしまったので少し考え、黄金期を発動。
一方では鋼鉄を入手し、首都で製鉄所の建設に入る。
AD1882。鉄道を入手し、大技術者を使ってマイニング社をイスラム聖都でもある
ケルンに設立。初期建設物と哲学志向のおかげで、次々に偉人が産まれてくる。
以降も大技術者中心に偉人が産まれてくるが、大事なの以外は割愛。
AD1882 シャカがルーズヴェルトに宣戦布告!
「またすぐ次の獲物か。ルーズヴェルトって、南のお隣じゃないか! おいおい、ヤバイぞ」
「まさに無双状態ですね……既にジョアンを飲んで大国化しているので、どうやっても
ルーズヴェルトには不利な状況です」
「参戦要求はどちらとも断れ。軍が編成できてないというのもあるが、両方共に
介入できる状態を維持するんだ」
AD1888 ボストン(アメリカ)陥落。シャカに占領。
AD1890 アトランタ(アメリカ)陥落。シャカに占領。
AD1898。大量生産を入手。
「よし、これで歩兵が解禁される。また、待機大技術者を使い首都にペンタゴンを
建設せよ!建設完了を確認したらすぐ大量生産をアメリカに供与!
どうせシャカには既に-4の最悪の敵取引がついている。構わんぞ!」
AD1900。ペンタゴン完成。全都市でユニット経験値+2の効果を手に入れる。
AD1906。医術を入手し、待機していた大商人でシド寿司社を同じくケルンに設立。
ケルンではウォール街の準備に入る。
「さて、一段落したところで遂に大量生産で解禁になった、ドイツのUB、総合組立工場の
お披露目といこうではないか!」
ドイツUB,総合組立工場。
ハンマー+25%。電力があれば更に+50%。通常の工場なら2人の所を、4人の技術者を
雇用可能。衛生は、素で-1、石炭と石油でそれぞれ-2づつで一気に-5もついてしまうが
それを補って余りある生産力を手に入れられる。
「更に、通常の工場と違うのは、石炭で建築速度+50%という大きなボーナスがあることだ!
しかも余は組織志向を持っているので、工場建設は倍速! そうこういってるうちに、もう建って
しまった所もあるぞ! 火力発電所も順々に立てて一気に工業化だ! 実に素晴らしい!」
「……大変申し上げにくいのですが、陛下。ウチには石炭がありません」
「うわはははははは!……はい?」
「えー、つまり石炭で+50%倍速の分、火力発電所での電力供給に必要な分、鉄道敷設に必要な
分……全部ありません。鉄道は石油でどうにかなりますが」
「い、言うのが遅いだろー!? もう火力発電所すら建てちゃった所もあるぞ!?
外交画面で石炭放出してくれそうな国を探して来い! なくても可能性がある国をピックアップ
して来るんだ!」
「は、はいっ! しばらく留守にしますが、行ってまいります!」
「あやつはルーズヴェルトへの対応で任せきりで、国内は余が指揮を取っていたとはいえ……
あれ、そうすると余が悪いのか? いやいや。それはないな。しかし、工場の建設倍速分は
今更として、電力はどうするかな」
「──ご無沙汰しております、陛下」
「おお、誰かと思えばいつぞやの忍者ではないか。何か良い策でもあるのか?」
「石炭はどこも余剰がなく、放出を期待するのはちと難しかろうと思います。そこで
電力ですが、水力発電までは時も開き、また川沿いでないといけないという制約がつきますので
ここはひとつ──原子力発電所を使ってはいかがですか」
「おお、それはいい案だ! それならば特に立地も気にせず、研究もすぐ一つのところで
入手できるからな! よし、では先に核分裂を取り原子力発電所を各地に建設しよう!」
そして核分裂を研究。各地に原子力発電所を建設する。
「フリードリッヒ様に言われて、この原子力発電所? 建てたはいいんだけどもよ。
そもそもウチの国にはウランなんてもんはねえんだが」
「また後先考えずに建てただか、あの王様。まあ、ウチには鉄や貝や魚は余ってっからよ。
こいつらをバケツにぶちこんで、謎の燃料とかき混ぜて。ねればねるほど色が変わって──」
カッ
「…シュッツドガルドで原発事故が起こったようです」
「おいィィィィ!?」
原発事故の影響は、小規模な核爆発と考えて貰えるとわかりやすい。 人口大幅減、周りのマスにランダムで改善破壊・死の灰付与。駐屯していたユニットにダメージもしくは消滅。 今回は維持していたライフル兵が消えている。また建設物でも一部が損壊。
「またアレですか。事故が起きて初めてウランがないことに気づいたとかいうオチですか」
「汚いなさすが忍者きたない!(責任転嫁)そもそも電力供給してないのにどうやって事故
起こるんだよ! おかしいでしょう!?」
「(馬鹿ばかりだ……)」
無謀な人たち
さて話は戻って──。
AD1920 ニューヨーク(アメリカ)陥落。シャカに占領。
「これ以上は無理だ。次は首都ワシントンだろうし、せっかく大量生産までやったが
兵力差はくつがえらんと見える。降伏すれば態度からして次はウチだ。それは避けねばならん」
「致し方ありません。いくつかの技術を材料にシャカへ介入。和平させます」
AD1921 シャカ・ルーズヴェルト和平。
AD1928。大預言者誕生。イスラム聖都、ケルンに祭殿を建設。
イスラム寺院を各地で作り、モスクを建てて調整したのが見事はまった感じだ。
「よしよし、ケルンにはウォール街も建設済みだ。これで収入も安定するし、
寿司・マイニングの本社もある。この二つの企業の効果は絶大だな。群島ほどではないが
やはり食料+の効果と、基礎ハンマー+の効果は大きい。あとは──」
同年。産業主義完成。
「きたぞ! パンツァー! 我がドイツ帝国の主力が!! 各地で量産始め!
研究はファシズムへ。イスラム教の布教も行い、神権政治への布石を行え!
ペンタゴンのおかげで初期Lv3ユニットが作れるから、先に量産は開始して構わん!」
「なんとか、シャカの暴走も止まりましたし、こちらの主力軍も編成開始ですね。
どうやら軌道に乗って──」
「んー、義を見てせざるは勇なきナリ──。」
AD1931 徳川家康がシャカ・ジョアンに宣戦布告!
「人がせっかく苦労して和平介入したのに、何やってんのTOKUさぁん──!?」
AD1933 ブラワイオ(シャカ)陥落。
AD1934 ブラワイオ(徳川)奪還。
AD1940 大阪(徳川)陥落。
「言わんこっちゃない……」
「それと、シャカさんから参戦要求のお知らせです。一緒に徳川さんを囲んで鍋をしませんか、と。
断っても次はウチですし、軍を出せば鴨に葱しょって行かせるようなものですが──」
「仕方あるまい。参戦しよう。だが形式参戦だ。一兵も出さんぞ」
AD1944 シャカの要請により、フリードリッヒが徳川に宣戦布告。
「さて、国内ではパンツァーの生産を急がせています。生産力はやはり工業化時代ということも
あり、どの都市もなかなかの物です。結構量の方も溜まってきましたね。
と。ここでイベントです! 宗教的な音楽と彫刻に触発された、偉人ユニットを獲得!
──大…芸術家です」
「…大芸術家?」
「はい……」
AD1945。イベントにより大芸術家獲得。
「やあ! みんなのエンターテイナー、大芸術家だよ!」
「──むうん、大芸術家! 久しぶりにアレをやるか!」
「ハイィィィィイッ!? ちょ、なんでまた縛られてるの俺!? やめ、回さないで、
回、目が、目が────ッ!?」
「超級!覇王!電○弾──!!」
「──爆発!」
東方と大芸術家は大技術者を巻き込んで真っ赤に燃え、2回目の黄金期を発動。
「呼ばれもせんのに来るからだ! だから貴様は馬鹿なのだ!!」
「もう産まれた瞬間にご愁傷様と言いたくなる扱いですね。いや、別にいいんですが。
それはそうと──ラシュモア山も建設完了です。研究の方はどうしますか?」
「遺産はほとんどエリザベスにもってかれているが、まずは無線通信へ。それから
水力発電ができるプラスチックへ進む。今度は何も問題ないだろうな!
また、飛行機が交換できるようなら後で入手だ。その前に飛行船をいくつか作っておくのを
忘れるなよ。アレはアレで役に立つユニットだ。アップグレードする必要はない」
「了解いたしました。各地で生産にかかります。また、産業主義で戦艦が解禁されましたので
港湾都市では船団の作成に入ります」
「それはそうとエリザベスの研究速度おかしいでしょう……。他の国より3つも4つも
技術があるぞ。遺産もほぼ独占状態だし。これが不死金融+信教の自由の力か……」
黄金期の間に全都市フル回転。研究も順調に進み、なんとか他の列強に喰らい付いていく。
とはいうものの、技術力では大きくイギリスに水をあけられ、国力では大幅にズールーに劣り
ただでさえ不死のハンデが重くのしかかってくるが。
そして黄金期も終了──
「とりあえず、各国の様子でも見て回りましょうか」
「イギリスやズールーは見るのもアレだしな。ジョアンは属国、徳さんとは戦争中。
ルーズヴェルトは復興中……ヤコブぐらいしかおらんが、まあ行くか」
「なんでもいいから早くしてくれんかな。これから陸上部のマネージャーとデートなんだ」
「技術は我が国と同等で、他に特筆すべきようなことは何もないですね。………陛下?」
「…人間にはな、触れちゃならねえ痛みって物があるんだ……。そこに触れたら後はもう──
命のやり取りしか……残っちゃいねえんだァ───ッ!」
プレイ日時、12/24。
AD1954 フリードリッヒがザラ・ヤコブに宣戦布告!!
「冗談じゃねえぞ、この野郎ォォォ──ッ!」
「こっちのセリフだよ! 何やってんのぉぉぉ!?」
突然の錯乱?によって開かれた戦端! ドイツ帝国は、パンツァーはどうなってしまうのか!
次回に続く!
「こ、これは戦争になるな……!」
「もうなってんだよ! いいから少し黙ってテ!」