純粋内政屋が宇宙を目指す・その2
前回のあらすじ
古代アステカは指導者モンテスマの基で平和な文明を築いていたが、卑劣なるハトシェプストによって陸上封鎖をかけられてしまう。
国内では戦争已む無しとの声が高まるが、平和を愛するモンテスマ王は粘り強い交渉の末にエジプトとの相互通商条約を勝ち取る。
しかしエジプト領を超えた探検隊を待ち受けていたのは、有史以来アステカでは1度たりとも確認されたことの無い蛮族であった。
探検隊の末路を知ったモンテスマは大いに悲しみ、国力の全てを不毛な拡張ではなく内政に費やすことを決意する。
かくしてアステカの首都テノティティトランでは巨大図書館建設という国家プロジェクトが行われた。
苦難の末に完成したこの図書館にはモンテスマ王との親交が深いギリシャの文明王の名が冠せられ、アステカは技術先進国としての第一歩を歩み始めた。
因みにこの時点での世界状況はこんな感じ。
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スレイマン9都市、シッティング・ブル8都市と哲学志向指導者が楽をする一方で、ハトシェプストは5都市。
加えて、ハトは外交面もあまり良くなく、放置すれば後進国化する可能性が高い。
非常にライフルラッシュをかけたい状況だが、本レポに戦争という選択肢は無い。
今後の経済計画
小国は最大出力こそ低いが、維持費が低い上に経済の立ち上がりも早い。
従って自由主義レースの勝率は非常に高く、今後は自由主義取得が手近な目標となる。
その上で自由主義ボーナスを元手に他国に戦争をさせながら、のんびり宇宙に向かうというのがOCC的小国の戦略。
一方内政面では、通貨をそろそろ交換入手出来る予定だが、維持費が安いので金銭増幅施設は建てたくない。
そこで、技術売却の資金で研究100%を保つ技術商人経済というのをやってみる。
本来、研究100%ならば金銭増幅施設は全く無用であり、群島大商人経済はハンマーの関係上カースト制を採用できないため已む無く市場で商人を雇っているのだ。
パンゲアならばその必要はなく、小国ならば大商人すら不要なのだ。
自由主義レースを超えて
BC475 通貨を法律+文学と交換入手
BC400 大科学者誕生、哲学獲得、道教創始、平和主義に移行
BC175 官吏を自力研究、官僚制に移行
BC150 大科学者誕生、第2都市にアカデミー建設
BC150 第4都市テツココ建設
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トウモロコシ、米を首都と共有。いかにも鉄の沸きそうな都市名だ。
当初はこちらに民族叙事詩を建てて偉人ファーム化しようかとも思ったが、ハンマー的に苦しいのであきらめた。
陸地は適当に小屋を建てておく。
BC50 鋳金を官吏と交換入手、同時にスレイマンをユダヤ教に改宗させる。
BC25 暦、建設、君主政治を官吏、文学と交換入手
AD1 紙を自力開発
AD200 大科学者誕生、第4都市にアカデミー建設
AD225 機械を官吏と交換入手、機械には2ターンビーカーを入れておいた
AD425 教育を自力開発
AD450 スーリヤヴェルマンがハトシェプストに宣戦布告
長弓時代の遠征なので都市の遣り取りは無いはず。無視する。
AD540 大技術者誕生、首都に定住
AD560 封建制、羅針盤を哲学と交換入手
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封建制を入手したことでAIのギルドルートの研究が遅れていることが判明。
自由主義ボーナスは欲張らず、代わりに経済学との両取りを狙うことに。
AD600 自由主義を自力開発、ボーナスで活版印刷獲得
経済学はレースなのか
ギルドルートは後追いの形になるので通常ならば自力開発すべきでない。
しかしオックスフォードの無い時代ならば、ビーカー出力では小国が優位と考え経済学レースに参戦。
AD700 ギルドを自力開発
この時点でギルド持ちはアステカの他に3国。どうやらAIは光学や工学の開発を優先した様だ。
AD720 光学をギルドと交換入手
AD720 シッティング・ブルがスーリヤヴェルマンに宣戦布告
長弓時代の(以下略)
AD740 銀行制度を自力開発
銀行制度持ちは戦争中のブルのみ。経済学一番乗りをかけてブルとの熱い一騎打ちかと思いきや、未だに教育を独占中。
経済学レースは呆気ない形で勝利が確定した。
前レポのその3と比較すれば如何にAIの技術速度が遅いか良く分かる。
AD800 大科学者誕生、第3都市にアカデミー建設
AD820 工学を銀行制度+現金で交換入手
AD860 スーリヤヴェルマンがハトシェプストと和平
AD860 経済学を自力開発、ボーナスで大商人獲得
この時点での国土、技術交換テーブルを示す。
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教育、自由主義、経済学を独占。正直ここまで楽な展開になるとは思わなかった。
これならば、一神教あたりは自力開発すべきだし、首都も森林を残して国立公園を建てても良かった。
なお維持費についてだが、生贄の祭壇は第3都市にあるだけで、都市維持費13G、総維持費34G。
これを資源取引で17Gを稼ぐことで補っている。
その3に続く