プロ貴族の行き当たりばったり -イギリス編-
いきなり最初に断っておくと私はCivが上手くは無い。
そもそも戦略だとかCivの面白さの半分も未だ味わっていないと思う。
AIにチンチンに負かされてばかりの私だけど、久しぶりに楽しくプレイできた一戦があったのでレポしてみることに。
難易度:貴族 ゲーム速度:迅速 マップ:フラクタル マップの広さ:広い 温度:温暖 海面:普通
上記の設定以外は完全デフォルト。そしてノーロード主義。
文明の数が多いと楽しいよね。可能な限りランダムな設定こそCivの醍醐味。
ただ、私はとても戦争が下手だ。とにかく勝ち試合だと判断できなければ決してしない。
ってことで今回も引き当てた文明にもよるんだが内政中心でいこうと思う。
ちなみに文章力があまりに無いため、画像中心のレポでごまかしていきます。
文明の誕生
ランダム設定により引き当てた文明はイギリスのエリザベス。
へたれプロ貴族にとって金融志向というのは救いの手となるかもしれないね。
小麦、香辛料、牛、そして蛮族の集落。なんともビミョーな環境。
少なくともウハウハザブーンな場所じゃないことを確認。
序盤はヒンズー教を得るため、初期拡張に必須のオベリスクゲットのため、
神秘主義から多神教のルートを選ぶことにし、最終的には科学技術によって勝利することを目標にする。
北へ向かわせた戦士が蛮族の集落から地図をゲットする。
驚くことに北には金や香料などまさに桃源郷のような世界が広がっていた!
このあたりに都市を建設できれば序盤は安泰。絶対に確保せねば!
そして更に北へ戦士を向かわせると、またまた集落発見!突入!
またまた地図ゲット!ってせめてテクノロジーかゴールドが欲しかったヨ・・・
しかしその地図からまだ接触していない文明の首都発見。
それはインカ。ヘタレな私には一番厄介なインカ。しかも資源いっぱい。ちょっとヘコむ。
どうやらロンドンにヒンズー教が無事創始されたみたいだ。
でも国教にするのは見送る。だってカパックさんが怖いんだもの・・・
宗教の創始後はいち早く青銅器開発へと進む。
普段小さいマップでやっていたのですっかり忘れていたが弓を取得していない。
いささかリスクの高いルートを選んでいたことを少し後悔。
インカどころか蛮族もこんなに怖いのは初めてだったりする。
紀元前3220年、斥候代わりの戦士がインカの西方面でマリの国境を確認。マンサ・ムサと接触。
さて、ここらへんで少し状況整理を。
文化圏が広がってきている首都ロンドンの南側には僅かにツンドラが、東には海が見える。
東の海沿いを北に進むとインカの首都クスコ。その西、ロンドンからは北西にマリということになる。
首都の西は未開の地が広がっていて、2番目の斥候戦士がこれから探索しにいくところである。
さぁ、これからどんな文明が待ち受けているのか!
・・・と意気込んだところで事件である。
北へ北へと向かわせていた斥候戦士、蛮族に襲われ死亡orz
開拓作業は計画的に
皆が狙ってるおいしい土地に我が第2都市ヨークを設立。
インカ対策に軍事生産都市が欲しかったので、できる限り丘を文化圏内に取り込む。
同時に首都では我が国の記念すべき最初の世界遺産、オラクルことアポロ神殿の建設を指示。
技術と生産の両方をバランスよく狙っていこうと目論んでいたのだが、そういえばとても大切なことが頭からすっ飛んでいた。
開拓者の生産。
これを後回しにしたことで他文明との開拓レースの波に若干乗り遅れ始める。
第2都市があまりに素敵で浮かれていたようだ。ワッハッハ。
しばらく戦士がそれぞれの都市に数スタックのみという状況が続き、
弓のテクノロジーを無視してきた戦略が正しかったのか疑問に思い始めた矢先、
西へ向かわせた斥候戦士が銅を発見。
でもしばらく開拓者は送れそうにないのだよ。ワッハッハ・・・
紀元前965年、森林の伐採などでアポロ神殿が完成。
現段階で一番開発コストの高い法律を無償で手に入れる。
と、いきなりヨークの都市が輝きだした。儒教の創始です。
ここでしばらく考える・・・そろそろ幸福度の管理に限界が見え始めている。
開拓レースに乗り遅れた感もあるので早々に文化によって国境を広げていきたい。
でもマリは置いとくとしてインカの反応が怖い。
・・・・うーん、もう細かいことはどうでもいい。国教にしてしまえ!
ということでカパックのしかめっ面がどうにも気になってしょうがないのだが、
儒教を国教とし、急いで開拓者を生産。
いちゃもんつけられたって斧兵でケチュアを木っ端微塵に粉砕してやればいいのだな。
まさに計画性も何もなし!行き当たりばったりなプレイである。
そして数ターン後、マリの首都ティンブクトゥに儒教が広まった。早っ!(上の画像右)
開拓者一家が銅へと向かう。その頃君主政治を開発。
政治体制を奴隷制、世襲制と同時に変える。マリの国教が儒教へと変わる。
そのせいでマリとは随分仲がよくなる。遠交近攻が基本なのにちょっと困るな・・・
現段階で仮想敵はインカなのだがマリもいずれは滅ぼして国土を広げないといけない。
でも同じ宗教になると戦争を仕掛けにくい。ここはマリを対インカの切り札として利用していくしかないかな。
そうやってヤキモキしていたらヨークの隣にインカが無理矢理に都市マチュピチュをつくっていた。
えー・・・
しかし、よく目を凝らすとマチュピチュの南方2マス先に銅がっ!(画像からは見えません)
ただその近辺に都市を配置すると他の都市と文化圏が競合してしまう。
結局インカとイギリスの文化圏争いで勝った方がそこの銅を手にすることとなるわけだ。
つーか、そこまで必死になって確保したいってことは
現段階でインカに銅も鉄も無いんだろうか・・・もしかして、これはチャンス?!
紀元前370年頃どこからともなく外交画面にペルシャの大キュロスが出てくる。
どうやら儒教がどんどん広まっているマリの視界から接触してきた模様。そして立て続けにアメリカのルーズベルトも現れた。
このマリとインカを挟んだ向こう側の2国とは開発したばかりのアルファベットを秘匿しつつもその他の技術を活発に交換していくことにした。
ただ、オラクルゲットで相当抜きん出たと思っていたポイントもこの2国とはそんなに差をつけることはできていなかった。
もしかしたら結構な大国なのだろうか・・・
ここらへんでインカに鎚鉾兵ラッシュをするため官吏と機械を研究し始める。
ここでおさらいと補足
随分汚いが気にしないでほしい。全体図としてはこうだ。北への探索の道は戦士の死亡と共に閉ざされた。
西側へ探索を進めると半島が突き出た形、大陸の端に位置していることが判明。
ずっと北の方にはアメリカとペルシャがまだ見ぬ地で勢力を伸ばしており、マリとインカがその2国とイギリスの中間に位置する。
現時点でのポイントの順位と近況はこんな感じ。
1位イギリス:無理にでもオラクルを建設したためポイントはトップ。でも領土は狭い。
2位ペルシャ:出会った時点で自分とそこまでポイントが離れていなかった。ちょとヤバイ。
3位アメリカ:ペルシャ接触後すぐに現れた文明。こちらも北方面で領土は見えず。ポイントもペルシャと同等。
4位マリ:なんかいつの間にか同じ宗教を抱えることになった同盟国?
5位インカ:序盤の仮想敵。ポイントは一番少ない。
そういえば、いつごろだったかは定かではないがアレクサンドリア図書館も建設していた。
技術先進国として突っ走る足場は完全に確保したといえよう。
不意打ち
そろそろ官吏の研究終わるなー・・・なんて余裕ぶっこいてたら来ました。
いったい俺のどこが愚かなんだよっ!て突っ込みたくなったが
外交画面に薄っすらと映っているとおり、防備も相当薄っすらだったみたい。
只、こんなに早い段階で宣戦布告してくるとは思わなかったので(もうちょっと先になるかな~って思ってた)正直焦る。
そしてビクビクしつつもインカ国境から出てくる兵を確認する・・・
パパパパーン!キター!ケチュア戦士!!って、え?2体?たったの?
完全に舐められてるみたいなので確保したばかりの銅の効果で斧兵を緊急生産。
えいやっ!とケチュアを予告通り木っ端微塵にしてやります。
そして予定していたラッシュからは随分早いものの、マリを技術提供によって共同戦線へと導き
インカをケチョンケチョンに叩きのめすことに!
よーしまずは文化圏が重なって邪魔くさいマチュピチュから侵攻じゃあ!
ちなみにこの南の銅はイギリスが文化圏を広げ、あっさりモノにいたしました♪
ガシャーン!
斧兵3体が弓兵2対によって守られたマチュピチュをあっけなく占拠、破壊。
そういえばインカには銅が無いようなのだ。このままクスコでも乗っ取ってやろうかと思ったが
兵力をそろえるのに十分な時間が必要、という判断で早々に和平を結ぶ。
ターンごとの金と技術を多少頂く。そしてしばらくインカ、マリの戦争が続くことに。
途中、何故かインカが儒教を国教にする出来事があったが一体・・・?
ここらで西へと都市の建設計画を図る。
実はマリの勢力が段々と南へ延びてきていて、このままでは西への経路を閉ざされてしまう恐れがあったためだ。
そこを閉ざされると他に領土を広げる土地が無くなる。直ちに開拓者を派遣。
そして護衛もつけないまま送り出したが無事に都市を建設。
防衛する兵がいないのはインカ戦線から戻ってきてないがため。
音楽をいち早く開発したことによって誕生した大芸術家にもその後を追わせる。
ドーーーーン・・・
なんか何気に大キュロスの斥候が巻き込まれて大変なことになってますが(゚ε゚)キニシナイ!!
マリの都市ガオは文化圏の問題から後にイギリスの物となるが、要らないので破壊した(゚ε゚)キニシナイ!!
ふむ、結局西側は海だった。新たな文明もいなかった。
蛮族が気ままに楽しく栄えてるだけであった。ちょっと落胆。でも鉄を発見したのでいっか。
実は音楽をいち早く開発したのはこのプレイが初。
この時期に文化爆弾をしたことは無かったので鼻血が出そうなほど興奮した!感動した!
そして風の噂でマリ、インカ戦争もたいした戦果も無いまま終結したと聞く。
マリよ、ごくろーであった。
さて、ここからしばらく平和の時代が続く。
途中ガリアからよこされた蛮族にうっかりミスで労働者を拉致られるなどしたが、
この平和なときを生かしてナショナリズム開発、タージマハルの建設に着手し自由主義へと一直線に進む。
他の文明が機械をなかなか交換してくれんので苛々するが、いずれ手に入るだろう。
その間も斧兵とカタパルトの量産を続けUPグレードに備える。
それと紙の開発による世界地図の交換によって大陸の全体像を把握することに成功。
またまた随分と汚いが気にしないでほしい。
やはりアメリカ、ペルシャ国土が若干広い。おまけになんかぬくぬくと平和のようである。
外交画面で確認してみるとマリ、アメリカ、ペルシャの仲がすこぶる良い。
こりゃ下手にマリに技術を流すと簡単に向こう側へと流れていってしまいそうだ。
技術を餌に利用するのも程ほどにしないと逆効果か・・・
ちなみにこの大陸には5カ国が混在。全体の文明数は9なので残り4カ国と接触していないこととなる。
光学なんて開発していなかったので早期に接触するってのは全くの望み薄だな。トホホ・・・
落胆していたところで自由主義一番乗りに成功との吉報が。
リストを眺めていると騎兵隊を生産できるようになる職業軍人の文字が!
随分と生産コストが高いためこれを迷わずゲットし、
すぐ次の研究を火薬に設定し、開発次第早期の騎兵隊ラッシュという青写真を描く。
ヤバイ!すっげぇワクワクしてきた!こんなに優位性を実感することも早々ない。うへー。
黄金ラッシュラッシュ!
度重なる技術交換により、よーやく機械を得たので斧兵10体を鎚鉾兵にUPグレード。
同時にスタックしてあったカタパルト10体と共にインカ国境間際に配置。
マリが裏から突いてくるのが怖いため5体ほどマリとの国境近くの都市に待機させておく。
そしてタイミング良くタージマハルが完成。黄金期が発動する!ゴゴゴゴゴゴ・・・
黄金期の勢いに身を任せインカに宣戦布告!!
いつの間にやら無理矢理に建設されていたワマンガ向かって突進!
ガシャーン!
今回はこんなで終わらせず、このまま北のスグ近くの首都クスコを狙いにいく。
黄金期の勢いはこんなんじゃ終わらないぜ!ウェーハハー!!
それから火薬の開発が終わったぜー!もうマリもろとも制覇じゃ!
こんな良い機会はないぞー。全部うちの領土のしちゃるー。早速騎兵隊を生産だコノヤロウ!
・・・うぇ?騎兵隊が出てこないぞ?あれ?火薬と職業軍人のはずだよな。
ん、ああ!あー
自分の領土に馬が無いってこと、忘れてました。
ワマンガを没落させた際、こちらの文化圏へ取り入れたと思っていた馬も完全な勘違いで向こうの領土のままでした。
このときはリアルで全身の力が抜けるような思いでした・・・
嗚呼職業軍人よ、騎兵隊よサラバ・・・ガックシ。
しょうがないので、ここは気を取り直しクスコ制圧へと戻る。
最初のスタック量が若干少なかったみたいでインカの後続部隊に手を焼く。
都市を落とす際の戦力まで減らされては時間も掛かるし面倒なので、
またマリに共同戦線を張ってもらうことにする。
インカ侵攻の別部隊がティワナクを発見し、包囲し始めた頃マリの部隊登場。
意外にもマリの部隊は騎士などを擁し侮れないものだった。ってか俺のラッシュが遅すぎただけかー。
なんか悔しくなったのでありったけのカタパルトをクスコにぶつける。
ヒュー
ボコー
ガシャーン
とカタパルトの大量スタックは実に効率的。
長弓兵とかいたけど首都にしては比較的楽に制圧。しばらくユニットを待機させて鎮圧させる。
さて続いてティワナクだ。こっちはカタパルトを用意していなかったので鎚鉾兵のみでの侵攻。
十分な数のスタック量になるまでチクチクと改善を破壊しお金を稼ぐ。
さっさとマリが適当に攻撃して戦力削ってくれんかな~って考えてもいたが、
そんなことは向こうも同じ考えでいたのか我がイギリス部隊と共にウロウロするだけ。
マリにティワナクを落とされるのは一番嫌な展開なので
ギリギリ落とせるか落とせないか微妙なラインで早くも攻撃を開始する。
序盤は都市攻撃のスキルを身につけさせた鎚鉾兵で攻撃。
長弓兵の反撃で最初の2体をやられるも、残りの部隊で1体ずつ減らしていく・・・
そして最後に衛生兵としてつれてきた斧兵が削られながらも
こちらが1ターンで動ける最後の1体として都市の制圧に成功。しかし、まだ安心できない。
実はこの最後の攻撃のターンの直前に剣士がティワナクから出て行っているので、
次のターン、返す刀でそのまま都市に突っ込まれると逆に取り返され、
そこをマリに突かれて漁夫の利を得られてしまう・・・そんな展開になりかねないのだ。
厳密に言うと斧兵の体力はそこまで減っていないので剣士が攻撃に来ても50%くらいの確率で迎え撃つことは可能だ。
成功したらこれより北の都市へと更なる部隊を進軍させ、領土を拡大させることすらも可能であろう。
しかしこれはノーロードプレイである。一つの油断が相当な損害となる。
おまけに自分はプロ貴族。いや、むしろ有利な土地を最初に確保しなければ勝利もままならない腕なのだ。
結局マリの漁夫の利を警戒するあまり、このターンでの和平を打診。
既にインカには提供するようなテクノロジーも無く、かといって都市を手放すわけもなく、ゴールドと引き換えに戦争が終わった。
まあ潤沢な資源に囲まれた都市を二つ物にしただけでも満足のいく結果だっただろう。
それにインカの北にはペルシャがいる。
あえて貧弱なインカを残しておくことでペルシャとの国境問題を発生させたくない狙いもある。
もちろん、もっと上手い人なら違う手段をとったのかもしれないが・・・
こうして1465年から1565年まで、宿敵インカとの100年続いた第2次戦争が終わった。
次の仮想敵は大キュロスだ。戦争中にスコアで抜かれてしまった。
国境を直接交えていない上にルーズベルトのスコアも以前高いままなので
戦争となるとお互いにとって勝利を逃す無駄な行動にしかならない可能性が高い。
なんとか打開策を練らなければ・・・
新たな世界
さきの戦争で奪ったティワナクの文化圏が、マリの文化によって侵食されまくっている。
それで開発したばかりの憲法をキッカケに代議制、表現の自由、カースト制といっぺんにごっそりと革命を起こす。
特にカースト制で芸術家をできるだけ沢山配置して緊急に国境を広げるのだ。
維持費はキツイがしょーがないね。
さて、インカと戦争していた時期にキャラベル船に乗ってひょっこりと顔を出してきたのが、ロシアの指導者エカテリーナ。
彼女との技術交換で得た世界地図でロシアとエジプト領を確認。
続けて戦争中から製造していた自前のキャラベル船によってもう一つの大陸の全容が明らかに。
左側が新大陸である。上からロシア、エジプト、下の左側がスペイン、右側がモンゴル。
それぞれの国がどれも殆ど均一の大きさで栄えているようだ。
大体全ての文明と出くわした時点でのスコア順位と近況は下のとおり。
1位ペルシャ:南の戦乱を横目に、ぬくぬくと技術開発をしていたのかトップに躍り出る。長いこと儒教を国教にしているので仲は良い。
2位イギリス:スタートダッシュは良かったものの国土が思ったより狭く、インカ侵攻により技術も遅れはじめる。ただ、一応いまだ技術先進国。
3位ロシア:別の大陸の先進国。宗教が違うことと、天敵らしいスペインと交流したせいで仲はあまりよろしくない。
4位ルーズベルト:こちらもペルシャと一緒でぬくぬくと国力をつけてきている。
5位モンゴル:別大陸の2位。相互通行条約を結んでなんとかエカテリーナ対策に使おうと模索中。
6位エジプト:別大陸では全ての国と国境を交え中央で栄える文明。なにかと戦争に使えそうなので仲良くしておく。エカテリーナとすこぶる仲が良い。
7位マリ:同じ宗教同じ敵を持つ同盟国。あまり国が栄えないように技術は一切交換しない。
8位スペイン:別大陸の後進国。ここで適度に時代遅れの技術を金に代える。モンゴルのフビライとは仏教仲間。
9位インカ:もう滅びそうで大変な国家。いつマリとペルシャに食われてもおかしくない、時間の問題である。
こうしてみるとエカテリーナの技術力が意外と高いので
別大陸には何らかの勢力を有効に利用しないと今後苦戦することが予想される。
ペルシャが最大の敵だと思っていたが、海を隔てた先の先進国ほど厄介な物も無い。
ロシアとペルシャ、それぞれの足止めをしつつ自国を発展させていく。難題だ・・・
ちなみに上位3カ国のポイント差は100P差程度の結構な接戦。
圧倒的に技術で差をつけているイギリスだが何故かポイントの伸びが悪い。
マリがインカのオリャンタイタンボを制圧。この都市がインカとイギリスを結ぶ唯一の都市だった。
イギリスが直接国境を挟む国はマリだけとなり、このままどんどんマリの国力がついていってしまうと、
いずれイギリスの脅威となってしまうがために和平を結ばせようと提案。しかし要求が高く却下。
では後ろから突いてしまえ!とも思ったのだが、アメリカ、ペルシャをいっぺんに敵に回す可能性が高い。
意外と軍事力を蓄えているみたいで長期戦になる危険もある。ということで手を出せないため、放置。
ていうか化学とか開発してて意外と抜け目がないぜ。マリさん。
俺の場合ノーロードでやってると本当に優位性を痛感できるくらい軍事力で差をつけていないと手が出せないのだ・・・
大丈夫かなーつって結局消耗戦に終わったことが多々ある。それが重なって軽いトラウマになってるのかも。
外交の誤算
なんと技術開発のトップをぬくぬくとひた走っていたら
通称ハトさんことハトシェプストがいきなりモンゴルへの戦争を提案してきた。
まあこの前のターンで既にエジプトは宣戦布告していたので
共同戦線を張ってほしいというのは分かるが、よりによってモンゴルとは・・・
エジプト、モンゴルは対エカテリーナ対策としていずれは利用してやろうと考えていた文明だ。
それだけにどちらとも仲良くしていたので凄く悩む。ってなんでこんな仲悪いの気づかなかったんだ・・・
まあどのみち我がイギリスとは遠くはなれた文明のことなので、戦争の被害は出ないであろう。
そして向こうの大陸は今まで戦争をしたような形跡が見受けられない。
キッカケ作りをするだけでも十分効果があるだろう・・・
よし、戦争を決意。こうなったらエジプトを中心に向こうの大陸をぐちゃぐちゃにかき混ぜてやろう。
ちょっと怖いので海軍力を蓄えつつ遠くから両者の動きを見守ることとなった。
これでエカテリーナにも何らかの形で影響が出てくればそれでいいさ。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・あー暇だ。まったく船がこない。
おまけにエジプトもモンゴルも都市を落としただとか報告もなし。唯一の動きといえば
こんな感じにスペイン領でモンゴルのガレオンにうちのキャラベルが苛められたことくらいで
そこに黄金に輝くエジプトのガレオン登場。モンゴルの船を沈める!
別にこの時点でキャラベルは沈んでもよかったんだが、無駄にエジプトがかっこよく見えたぜ。
・・・さて動きが無いのでウチの国庫の半分、100ゴールドをエジプトに献上。
・・・さてさて動きが無いので自由の女神の建設開始、無事建設完了。
そしてエジプトとモンゴルが何の動きも見られないまま和平。はぁ・・・
モンゴルの戦力が全部自分に向かってくると厄介なのでこっちも和平を打診。
すると何かテクノロジーをよこしやがれと言って来る。アチャー・・・
もしかしてこっちがエジプトを技術力で利用してやったのではなく、
技術力によってトップをひた走る我が国をエジプトが上手いこと利用した・・・ってことだろうか。
こうしてモンゴルと和平を結び、一見無意味な戦争が終わる。
とはいえ平和な大陸に少なからず溝を入れてやった。
正確に言えばもともと溝があったから勃発した戦争だけども、遠くからイギリスが加担することで溝を深めたか。
この点だけは評価してもいいだろう。そうやって無理矢理納得する。
ちなみに同時期にマリがインカの都市を二つ落としたと報告があり、
こちらの戦争が終結する頃、マリ、インカ戦争も終わったようだ。
インカは滅ぼされたものと思っていたが、ポイントが僅かに残ってるのでしぶとく生き残っている模様。
しかし随分と長いこと戦争してたな、おい。
仮想敵は次から次へと
インカ戦争から随分年代が進むが、イギリスはこれまで全くペルシャを抜くことができない。
おまけにエカテリーナのロシアとは技術開発をするたびに2位,3位と順位が変動する現状。
ここで儒教宣教師をガレオンに乗せエジプト本土へと向かわせた。
儒教を布告して、エカテリーナとユダヤ教を共にするエジプトを何とかこちら側へ取り込ませようという魂胆なのだが。
ふとマリの状況を確認してみると、あれれ?国教が無い。どうやら信仰の自由の体制にしたようだ。
それによって国教をうんぬんとする仲良しポイントが消える。
長年インカと共同戦線を張っていた分の仲良しポイントも時代が進んで半分に減る。
以前からペルシャ、アメリカに技術が流れることを懸念して、援助を比較的出し渋ってきていたためマイナスの要素まで増えている。
インカを吸収して国土を広げたためにポイントもぐんぐん上げてきている。
唯一国境を交えた友好国なので戦争の矛先がこちらに向くと厄介だ。
・・・あ、なーる。
そうかそうか、マリとは仲のいいうちにペルシャへとぶつけてやればいい。
そうすればペルシャのポイントを抑えられ、マリは北への脅威を感じずにいられなくなる。
成功すればエカテリーナ一本に照準を絞って対策を練れば良い。フッフッフ・・・
マリから技術の横流しが無くなると分かれば軍事系の技術の大援助をする。
こちらのお金も、マリに無かった戦略資源も余っているものは全て分け与える。直後、共同戦線の打診もあったが断る。
援助によってだいぶ関係も修復したし、目下のところマリの脅威はペルシャへと向けられているので危険は無いからだ。
左がちょっと前までの大キュロス。右がマリに喧嘩を売られてしばらく経った大キュロス。
m9(^Д^)プギャー
m9(^Д^)・・・
orz
何故か知らんがルーズヴェルトが躍進してる・・・
いつの間に抜かれたのか覚えてないが文化遺産とか結構とられてた記憶があるなぁ。
正直今、この大陸でまともにアメリカを相手する文明が無い。
マリとペルシャは戦争中。イギリスはアメリカと一緒で大陸の端と端に位置するので動けない。
インカは滅亡寸前だがアメリカとロシアが援助国。
このままではロシアとアメリカが野放し状態となり、引きずりおろすことができずに終わる最悪な結末も考えられる。
インカ、ペルシャと順次脅威と思っていた相手を引きずりおろしてきたがもう限界。ダメ。南無・・・
実はアメリカは古代の大昔に出会った当初から
我がイギリスにひっきりなしに、とにかくしつこくこれでもかっ!ってくらい相互通行条約を提案してきていたのだ。
そりゃお前さんは不満無いかもしれんだろうが、何度も同じ顔は見たくねーんだよ!
・・・とぶつくさ言ってやりたくなるが久しぶりに構ってやろうかと交渉画面をおもむろに開く。
ポチっ!とな・・・
アハハー!なんとも運のいいことにロシアへの宣戦布告が可能ぢゃないかっ!
もしかして、そのことを感づかせようと何度も交渉を持ちかけていたのかと。
気の利いた名脇役だなコノヤロー!って今は彼がこの世界の主役なんだけど。
というわ