カニ女世界に吠える その2 魔王様との不毛な戦争
←その1 その3→
※ ここから先は時々スーパー無様タイムが発動したりするが、反面教師にでもしてやってほしい。
しばしの平安、いくつかの幸運
そんな訳で広大な土地も手に入ったので、早速内政に入る事に。
いくつか新都市を建てた上で全都市に市場や長老会議、厩舎に図書館などを建てていく。
(都市を建てた場所は後で説明したい)
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そんな中、唐突に幸運が訪れる。
130T、なんと蛮族のガーゴイルが斧を持っていた。
…確かオルタス様はシェアイムの領土で殺されていたはずなのだが、何故にこんな所に。
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幸運はまだまだ続く。
132T、神イベントで弓師を獲得する事に成功。素晴らしい、素晴らしいぞ!
…この時はまだ弓騎兵で何とかなるやと思っていたのである。先んじていくつか長弓兵作っておけば、すぐ後で楽できたのに。
更に139T、キルモフの創始に成功。
正直布教さえできればいいやと思っていたが、有難くその恩恵に与かることに。
…しかし今回は偉人管理がいいかげんだったので、大予言者誕生はずっと後に。何ということだ。
この間、パーペンタクの要請に応えて袋叩きされていたアムリテに形式参戦するものの、おおむね平和な時間を過ごすことが出来た。
それ故にであろうか、パーペンタクがヴェールを創始したこと、そしてヴェールを創始した奴は大体地獄の契約を研究することをすっかり失念していた。
そう、平安は長くは続かなかったのだ…
魔王様光臨
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キルモフの創始と同時に現れた魔王様。
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ウルゴーゼスとクラァ・マラキアを建てたと思ったらコレだよ!
ご覧の通り面倒くさいところに鎮座ましましてございますですよこん畜生。
もう少し沸くのが遅ければ都市を建てられずに無様に放浪する姿を拝めたのだが。
しかしまだ弓師も鉄器も開発していない、即ち、勇士も長弓兵も作れないから軍の質はそれほど高くならないはず。
幸いにして世界は大体平和だし、パーペンタク以外に邪悪系宗教も広がっていなかった。
なので面倒くさい事になる前にさっさと排除しようと決意、弓騎兵の増産を進める。
…今考えると自分の判断が嫌になるのだが。
魔王様「鐙を献上せい小娘が」
ロアンナ「その臭い息を何とかしてから出直してらっしゃいこの鼻息魔王」
こんなやり取りがあったかどうかは知らないが、どうせ滅ぼすんだからという事で鐙の要求を蹴ってしまったのである。
魔王様の領内には馬なんて無かったんだから、時間を稼いでおけば良かった。
魔王戦争開幕
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146T、息の臭さを気にしていた魔王様に喧嘩を吹っかけられてしまった。
弓騎兵は片手で数えられるくらいしかおらず、グラエリングヴィグには一体の長弓兵もいない有様。何やってるんだろう自分。
しかもさっさとここを放棄すればよかったものを、何故か一戦交えて都市に駐留していた部隊を何体か失う始末である。
インプを何体か仕留められたから完全な無駄にはならなかったのがせめてもの幸いか。
そんな訳でグラエリングヴィグを一旦放棄し、生き残りをガルヴェホルムに撤退させる。
だが、これはあくまで戦略的な撤退である。その前提である政略で盛大に失敗しているというグラエリングヴィグ市民の声は無視した。
そもそも今回の侵略は弱小勢力の悪あがきに過ぎない。
ディスの人口はたったの3。 ヴェール信徒のバルセラフはアムリテと戦争中だが、アムリテがフルボッコされているのでバルセラフ軍の死者はそれほど出ないはず。
よって魔王軍の人口、即ち生産力が増大する可能性はほぼ無いと判断できる。ユニットを出せたとしてもせいぜい腐った死体である。
また、魔王軍はグラエリングヴィグを維持しようとするなら、ただでさえ少ない戦力を二つに分けなければならない。
当然こちらとしては各個撃破しやすくなる訳だ。
そして現在国境を接するファラマーとはアムリテ戦で協力中。背後を突かれる心配はしなくていい。
シェアイム? ああ、いたねそんなの。
要は戦力を揃えた後に軽くあしらってやればいいだけの話である。ただし、向こうに呂布より恐ろしい存在がいるという点を除けばだが。
よってヒッパスはグラエリングヴィグの奪還と放棄を繰り返す事によって敵戦力を分散させ、各個撃破する作戦を採用。
これならこの時点での貧弱な戦力でも何とかなる。
後は時間を稼げれば、弓騎兵軍団が魔王様の臭い息の根を止めてくれるだろう。
…結論からいえば、この作戦は予想以上に上手くいってくれた。
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152T、魔王様の一回目の殺害に成功。勇気修得前だったにも関わらず一人もすくむことなく任務を遂行してくれた。流石はヒッパスの精鋭。
更に、この時点で魔王軍の長弓兵と勇士はいなくなっていた。
しかしこちらの戦力も既に限界点を超えてしまっていた。
以後、全く守備兵のいないグラエリングヴィグをつつく戦力さえまともに確保できない、確保できてもすぐに狩られる魔王軍と、
魔王様一人を殺すための戦力拡張が遅れたヒッパスは、何ターンにも渡ってだらだらと小競り合いを続ける事になったのである。
…ちなみに都市を建てる前であれば、魔王様は一回で地獄に帰ってくれる。
都市を建てられずにうろうろしている魔王様がいたら一度やってみよう。
世界は救われた。主に臭い的な意味で
だが、魔王様とは言えども個が軍隊に勝てる筈も無く、
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157Tにアムリテが滅亡し、
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167T、空気の読めないパーペンタクが5、6体のスタックを編成して領内に侵入してきたものの、
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173T、勇気に燃える弓騎兵達が徐々に魔王様の戦力を削った末に、
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再び魔王様の息の根を止めることに成功。地獄の軍勢をきっちり地獄に送り返すことに成功した。
正直、もっと手早く、楽に片付けることの出来た戦争であったとは思う。
その上建造物を建てるハンマーを弓騎兵に持っていかれたせいで、内政の充実も遅れてしまった。
己のミスが27ターン近くの停滞として自分に跳ね返ってきたのだ。
しかし全く得るものが無かったわけでもない。
この戦いで生き残った精鋭達は、後に魔王様から分捕ったゲラを片手に、瓦解寸前のヒッパス軍を救う救国の騎士となって戦場を駆ける事となる。
次回予告
とりあえず、眼前の驚異は排除できた。
後は更に領土を広げ、商業と生産力を増やして勝利へと邁進するのみ。
地味な(個人的にはとっても楽しい)拡張と内政の時間である。
ぶっちゃけるとこの後100Tほどは大きな戦争に巻き込まれない時代が続くのだが、
全く何も起こらない、という訳でもなかった。
次回「地味で退屈な支配への道」に続く。
- ごめんね。小規模かつぐだぐだな戦争を晒してごめんね。 --
- 臭い息(の根)を止めたってことだね HAHAHA!! --
- で、ピエロはどうなったの? --
- 前回のアレは邪悪指導者がいるのでヴェールが早めに創始される、位の意でした。紛らわしくってごめんなさい --
- ボレム出てくるの結構早いなぁ --