天使の剣~再誕の救世主伝説~
はじめに
後光でデコの輝きをごまかしている大天使の図。
やれ絶望天使だのエレバスのサラディンだの言われている大天使サバシエル。
実際、戦争経済に登場した時もツンドラ蛮族以下の研究力しか発揮できず、終始底辺をさ迷うような有様だった。
これでは本編同様「実は仕事してないんじゃないのか」と言われても仕方ない。
だが少し待って欲しい。
彼の率いるバンノールが悲惨な事になっているのはあくまでAIのせいである。
文明雑感にも書かれている通り、彼自身はカリスマ組織という戦争屋として非常に優秀な志向の持ち主。
プレイヤーが使えばタスンケにも負けない…とは流石に言えないが、しかし高レベルの白兵ユニットと大量の魔術師で一気に敵を蹂躙できる強力な戦争屋になってくれる。
…カシエルを使えば冒険者付きで全く同じ事が出来る、と言ってはいけない。こっちは宗教が使えるんだからトントンだろう。トントンだってば!
そんな訳で、今回はサバシエルで制覇、もしくは征服勝利を目指す事にした。
何もかもを法の力で踏み潰してこそのバンノールである。支配の塔や文化勝利は彼らには似合わない。
果たしてユーニルの大天使は、再びエレバスに調和をもたらすことが出来るのか。
「天使の剣~再誕の救世主伝説~」、楽しんで頂ければ幸いである。
設定
FfH2 040z、不死、パンゲア、迅速。要は迅速パンゲアで「今すぐプレイする」時の設定である。
カニ女の時は皇帝だったので今回は不死にチャレンジしてみた。…そして何度も不死の壁に叩き潰されもした。
ノーロードでプレイ。設定をカスタムするのが面倒なので今回も編集はロックしていないが、ビルダーは使ってないよ!
今回の舞台
青が善、緑が中立、赤が邪悪。
善良仲間のカーディスは大陸の反対側で、他は善良指導者に対して喧嘩っ早い連中ばっかりである。
純粋な人間と言える指導者が一人もいないというなかなかの世紀末ぶりだ。
【サバシエル バンノール】
今回の主人公。「真面目に仕事を頑張っている」のは嘘だったらしい。
主役級の扱いを受けているデキウスや、要所要所で頼れる女将軍っぷりを見せているカプリアに比べ、本編では…
好意的に解釈すれば、キャラドン同様活躍した時代が本編からずれているだけなのだが…同じ境遇のカシエルは現在進行形で仕事していたしなぁ。
まぁその辺はシナリオで確認してみて欲しい。
【カンドロス・ファー カザード】
前回に引き続いて登場するカザードの出来るドワーフ。
ちゃんとキルモフを創始した上で拡張に失敗するとカザードの文明特性にマッチして意外と強くなる、事もある。
さて今回の彼はどうなるのやら。
【フラウロス カラビム】
カラビムを率いる暗黒イケメン吸血鬼。なにげにカラビムは著者のレポにおいては皆勤中である。全部酷い目に遭ってるけど。
今までは全く実力を発揮できなかったが、普段は恐ろしく出の早いヴァンパイアで善良国家を食いつぶしてくる恐怖の勢力である。
…しかし何度考えても勇士互換のユニットが封建制で出せてしまうのは酷いとしか思えない。
プレイヤーとして使うとヴェールの儀式官とのコンビであっと言う間に大陸を制覇できるからなぁ、此奴等。
【カシエル グリゴリ】
どう考えても「天使の剣~再誕の救世主伝説~」というタイトルがサバシエル以上に似合っているダグダの大天使。
しかしAIとしての彼は虎の子である冒険者を何でもないところで犬死にさせる微妙な人である。
反面人間が使えば、冒険者+衛生兵+組織志向を経由した上でのカリスマによる魔術師軍団によってFfH2最強クラスの軍を編成できたりもする。
…しかし外つ国の人々にとってはあのルックスが「神に創造された完璧な肉体」なのだろうか。
【テブリン・アルバンディ シェアイム】
「黒の塔」のシナリオでプレイヤーの寿命をストレスでマッハにしたナス色魔術師。
カニ女の時は異常に研究が遅かったせいで美味しいカモになってしまったが、流石に不死ではそう言う事も無い…のだろうか。
でも技術が進歩すると火葬のゾンビの生産を抑えてしまうのでかえって弱くなったりもする。
つくづくAIに恵まれない御仁である。志向にすら恵まれていないやさぐれイブに比べればまだマシだが。
【シェルバ 残り火一族】
バンノールの将軍に娘代わりにされたと思ったらあっさり捨てられた少女。…いや、もう少女と呼ぶのは苦しいのか?
見た目はすごく人間っぽいのだがこれでも純血のオークらしい。やはりヨナスみたいなグラを使うのはイヤだったのだろうか。
使った事は無いがティターンさえ確保出来ればバリバリの戦争屋になると思われる。宮殿の出すマナも素晴らしいし。
AIとしての彼女、と言うより一族は時々ヴェールの創始に成功して技術でも伸びたりするので結構油断のならない存在である。
まぁ大体の場合は技術で遅れて後進国だが。。
【カーディス=ローダ クリオテイテ】
考えてみれば本編では影が薄いなんてものではないクリオテイテの少年王。
またゲームにおいては時々エススや深海、ヴェールに改宗し悪墜ちしたりする指導者でもある。
「邪教を信じるのを止めてヴェールに改宗せよ」とか言ってきた時は目が点になったものだ。
戦略方針
とにもかくにも拡張、この一言に尽きる。
元々サバシエルは組織志向持ちだし、扇動家をより多く出す為にはより多くの町が必要になる。マナもたくさん欲しいところだ。
問題はどうやって拡張するかである。囲い込みで何とかするか、隣を食べるか。
状況次第だが、さて、今回はどうなるやら。
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