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The 4 turns その4
*内政を視点としたその後のレポ[#sfed21ea]
時系列で進めていくと話がわかりにくいので、この項では”内政”という視点のみについて、ゲーム終了時まで先にお話してしまいます。
前ページで、まっしぐらにコンピューターに向かっているところまでお話しました。
AD1705コンピュータを獲得した時点での各国のテクノロジー進歩状況はこちら。
コンピューターは、現在の所、独占技術です。
もし、ノーガード戦法で上方のツリー開発を捨ててやってきたこの時点で、コンピューターが独占技術で無かった場合、勝ち目は100%無いと断言出来ます。
この終盤の”コンピューター”は、序盤の”アルファベット”と同等の重要性を持ちます。
簡単に放出してはならず、可能な限り独占を続けてください。
独占をしているうちに、全力で研究所を建ててしまいましょう。
そのためにも当然、ここまで奴隷制を引っ張るべきです(クズ都市では、まともに作っていたら絶対研究所は出来上がりません)。
一斉に研究所の建設に取りかかる都市たち。
この時点でのインカの社会制度はこちら。
社会制度、今回は極端に動いてません。
神権政治は、イザベルのお好みに合わせており、この後もう最後まで変えません。
官僚制は、首都の立地がよほど悪くない限り固定です。
奴隷制のデメリットは”奴隷解放が必要だ!”ですが、世襲統治で簡単に押さえることが出来ます。
唯一、科学を促進する目的で現在自由市場にしている経済制度に関しては、光ファイバー獲得と共に国有化に変えることになりました。
今回の立地、ハンマーがかなり少ないですからね、それを補う目的です。
(食料を増やせれば、ハンマーを増やせますからね)
前回レポの時は代議制・重商主義のコンボでしたが、今回は様々な要件からそれとは違います。
結局は、臨機応変にしないと仕方ないでしょう。
ちなみに、ネタバレになりますがゲーム終了時のAIの社会制度を挙げておきます。
今回のマップは全体的に見て食料に比べ幸福・衛生資源が少なかったようで、AIもかなり幸福と衛生の獲得に苦労している様子でした。
インカも当然その傾向の影響を受けており、今回代議制にすると幸福が足りなくなるために、最後まで世襲統治を貫くことになりました。
コンピューターを獲得した直後のテクノロジーツリーはこちら。
こんどは、まっしぐらに光ファイバーです(当然、長距離砲→ロケット工学→人工衛星の方の経路ですので、お間違えの無いように)。
ここは勝負所でして、全力でいきましょう。
多くの場合、AIはすでに人工衛星・プラスチック、場合によっては核分裂・複合材料といったテクノロジーを持っています。
AIがコンピューターを獲得してしまうと、その次は光ファイバーにいく可能性が高く、コンピューターが独占出来ているかどうか、というのは非常に重要なチェックポイントになります。
なお、大量生産→産業主義→プラスチックの経路は完全に無視して下さいね(もちろん交換材料があれば、交換で得てもokですが)。
産業主義の経路は、現代戦を行う場合には最重要経路ですが、宇宙開発競争を目指す場合は全くいりません、というかそんな寄り道をしていては高難易度では絶対に勝てません。
そして、光ファイバーを獲得した時の各国のテクノロジー進歩状況はこちら。
ラッキーなことに、まだコンピューターの独占が続いていました。
これは、もう、手に入れたも同然ですね、インターネット。
というか、不死までならもう勝利もほぼ決まりの状態。
もっとも、天帝ではそう簡単にはいかなかったんですけどね.....
前回レポでは文章のみ記したのですが、今回は光ファイバー前後の首都の変貌について、スクリーンショットでお見せしましょう。
光ファイバー獲得1ターン前の首都はこちら。
いわば科学研究モード。
光ファイバー獲得と共に、すべての小屋および一部の農場を、一斉に工房へ変える労働者たち。
(なお、これはあらかじめ、残り1ターンで変えられるように準備をしておきます。)
同時に、自由市場→国有化の革命を行いました。
インターネットの生産に入った、いわば生産モードの首都。
この首都の科学研究モードから生産モードへの変身の威力は大変なものです。
ネタバレになりますが、ゲーム終了までのハンマーグラフを示します。
たまたま丁度この頃、交換で産業主義を得て工場・火力発電所といったものを各都市で建てた影響を含んではいますが、
5位から一気に2位になっているのが見て取れます。
単純に、首都の基本生産力が31から57に上がっていますしね。
(それでも、1位にはなれていないところが、いかにも天帝です)
AD1836インターネットを建設。
ファシズム・マスメディア・医術・核分裂・飛行機・プラスチック・産業主義を獲得。
あれ、意外と少なかったな。
想像以上に、世界大戦でAIの科学研究は滞っているようです。
もっとも、これ以上いっぺんにテクノロジーを得ても、こちらはまともな生産都市が首都を含めて3つだけですから、一度に大量には生産出来ないんで、いいんですけどね。
本当は、この時点でほとんどのテクノロジーを得て、いっぺんに5都市とか10都市とかで、一斉にパーツを作るのが王道です。
その際は、第二都市以下も、さっき首都で行ったような科学研究都市から生産都市への変革を行うと良いです。
この時点での各都市の生産物はこちら。
ハンマー3とか5とかのクズ都市は、何にも生産出来ませんので富を作らしていますが、あんまり意味はありません。
彼らは、あたま数として存在しているだけの都市ですから。
8都市無いと、紫禁城は作れませんので。
この時点でのスコアはこちら。
ワシントン・王建・ブレヌスは属国に成り下がっており、もはや競争相手ではなくなりました。
この時点での各国のテクノロジー進歩状況はこちら。
残りは複合材料・核融合・エコロジー・冷蔵技術・遺伝子工学・ロボット工学。
ここから先の選択は読み合いになるため、宇宙開発競争の最も燃えるところです。
ここで科学税率を復活させて自力研究を続けるか、0%のまま粘るかの判断はかなり微妙。
今はまだ、生産せねばならないパーツがごっそり残っている状態だったので(なんせ第四都市以下は全部クズ都市ですから)、当初0%で様子を見て、生産能力に空きが出た時点で自力研究を再開する、という流れでいきました。
...さあ、このあたりからは、宇宙開発競争を絡めて書かないといけませんね。
次の項で、”宇宙開発競争を視点としたその後のレポ”をお送りする予定です。
余談
今回、結構細かい所まで書いちゃってますが、なぜこんなことが出来るかと言うと...
自動保存の間隔を1ターン毎にして、全ターンのセーブファイルを保存してあるのです。
当然、普段のプレイからこんなことしてるわけではないです。
今回、天帝にチャレンジしようというのは、そもそもレポネタにしようと思ったからなのですよ(笑)
スクリーンショットは、ゲーム進行中にももちろん何枚も撮っておいたのですが、レポを書きながら欲しいと思った画像はあらためて撮りに行ってます。
調べればおよそ全ての動きが分かりますので、疑問な点があったら聞いてもらって結構です。
ただし、最初から最後まで全部の研究過程を教えろ、とか、そーいうむちゃなのはナシですよ。
結構時間かかるし、面倒なことはキッパリお断りしますのでよろしく。
宇宙開発競争を視点としたその後のレポ(エピソードをまじえながら)
時代はさかのぼりまして、
AD1400にアポロ計画を建設してしまったハンニバル。
その後はどうなっているのでしょう。
”内政を視点としたその後のレポ”で一番最初に書いた、AD1705コンピュータを獲得した時点での各国の宇宙開発競争の進歩状況はこちら。
...手書きの表でごめんなさい。
ちなみに俺がいつも使ってる表です。わかいやすいでしょ?
ゲーム終盤には、いつも各国の進行状況をこの表にメモしていってます。
表の見方は...別に説明しなくても分かりますね。
基本は下から順番に進行していきますが、上の3つの順番は必ずしも順番通りでなく、たいていばらばらになります。
ハンニバルは、ロケット工学を極端に早くとったものの、どうやらまだ人工衛星まで手つかずの様子。
AD1705当時、ハンニバルは王建と交戦中で、エネルギーが世界中でダントツのトップでした。
この時のハンニバルは世界中で唯一飛行機で武装していましたので、どうやらロケット工学→大量生産→電気→産業主義→内燃機関→飛行機(あくまでテキトーな推測です)といった風に、かなり寄り道をして、宇宙開発競争まっしぐら、という針路をとっていなかったものと思われます。
そうであれば、十分勝算はありますネ!
AD1802インカがアポロ計画を完成させました。
その時点での各国の宇宙開発競争の進歩状況はこちら。
....おい、ちょっと待てえ!
みなさん、この表に、とんでもない所があるのにお気づきですか?
とは言え単なる手作りの表ですから、わかんないですよね。
同じ表ですが、色を付けてみました。
AD1802当時、王建の生産力は世界第2位です(インカは5位)。
それにしても、宇宙船の外殻を2ターンで作る、って、異常じゃないスか????
...ふと気がついて、wikiを調べてみました。
すると驚愕の事実が。
(いまごろ気づくな、ってか?)
参考:AIプロジェクト作成効率(wiki難易度参照) 貴族:100 皇子:95 国王:90 皇帝:85 不死:80 天帝:60
うへ!
ユニット作成効率のみならず、宇宙船パーツまで、不死80から一気に天帝60かヨ!
なんて恐ろしい...
もはや、アルミの有無とか軌道エレベーターの有無とか、そんな違いはどーでもいーって感じですな。
同時に建設競争に入ったら確実に負け。
テクノロジーの開発競争で勝たねば、宇宙開発競争の勝利は無いことが(いまごろ!)判明いたしました。
とかなんとか言ってるうちに、カルタゴ方面を偵察していたスパイから、AD1830驚きのニュースが届きました。
カルタゴの首都にて、現代機甲部隊発見!
ちなみにこの時のインカはインターネットの建設中です。
たまってくるゴールドで徐々にアップグレードしているものの、まだ現役で弓兵ががんばっている姿はこちら。
インカは自分の意志でノーガード戦法を貫いているとは言え、ハンニバルテラオソロシス。
そして、AD1836インカがインターネットを完成した時の、各国の宇宙開発競争の進歩状況はこちら。
ハンニバル、フビライ・ハーン、王建、イザベルとも着々と進行しており、宇宙逃亡ライバルは多いです。
4国ダンゴ状態ですね。
が、いずれもまだ人工衛星までの模様。
油断はなりませんが、いい感じ。
とかなんとか言ってるうちに、モンゴル方面を偵察していたスパイから、AD1844またまた驚きのニュースが届きました。
この、改善もロクに出来ていない海沿いの都市で、宇宙船の生命維持装置を6ターンで作るって、どーいうことッスかあ????
我が目を疑いましたよ。
よく見ると、宇宙船の生命維持装置:450ハンマーと書いてあります。
普通に作ったら1000ハンマーだよ?
上に書いた、難易度による係数60をかけたら、600ハンマーじゃないのかな?
...よくわかりません...
が、言えることはただ一つ、天帝オソロシス(こればっか)。
そして更に、AD1848またまたモンゴル方面を偵察していたスパイから、極秘情報が届きました。
フビライ・ハーンがマンハッタン計画を建設中...残り13ターン...
おいおい、もうカンベンしてくれよ、と。
百万回、言いたかったです。マジで。
ちなみにこの時は、イザベル(属国ブレヌス)vsフビライ・ハーン(属国ワシントン・王建)が交戦中でした。
のちにAD1852、イザベルからの援軍要請で、インカもこれに加わることになります。
こんな状況で、マンハッタン計画を完成されてしまったら、いったいこのゲーム、どうなっていたんでしょうね。
ま、この都市はこの後ずっとスパイで監視していたのですが。
結論を言いますと、AD1852のインカのフビライに対する宣戦布告を境にして、マンハッタン計画は中止され、フビライはこの都市で軍事ユニットの量産を始め、二度とマンハッタン計画が発動されることはありませんでした。
なにが良い結果につながるか、わかんないものですね。
このゲームでは、終盤いろんな動きがあり、ホント油断出来ませんでした。
こんなこともありました。
AD1856第四都市である、オリャンタイタンボがイザベルに文化侵略されてしまいました。
これ、いきなりなんです。
初めての反乱で、いきなりイザベルの帰属になってしまいました。
ひでえ話です。
おいイザベル、なに考えてんだ、と。
百万回、言いたかったです。マジで。
ちなみにここ第四都市は、クズ都市の中では最も良い都市で、スコットランドヤードを所有していました。
これで、スパイの生産はストップとなってしまいました(スコットランドヤード作り直せばいいんですけどね)。
すでに4体のスパイを持っていたんですけど、彼女たちは急に大切な存在になりました。とさ。
また、AD1862ついに、フビライ・ハーンに本土侵攻されました。
インカのエネルギーは、フビライの1/4ほどしかありません。
戦車に突っ込むカタパルトの図(在庫処分とも言う)。
幸いすでにロボット工学を得ていましたので、数体機械化歩兵を所持しており、インターネット前後のアップグレードでカノン砲を長距離砲に変えていましたから、無事迎撃出来ましたけどね。
なおこの戦闘で、初めての大将軍をゲット(笑)
めっちゃ、遅いですね。
いかに今まで戦闘を避けてきたかが分かります。
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The 4 turns 最終章
さて、残り6テクノロジーは一つずつ、お伝えしましょう。
続く