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2006年8月6日マルチ(フランス視点)

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8/6 フラクタル(フランス視点) 現代日本型一国平和主義プレイ

フランスの文化的勝利。戦争は一切無し。アラブさんレポも見てください。

初期配置~拡張

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ランダムで選択された指導者はフランスのルイ14世、創造志向で文化的な発展に優れたリーダーである。ここ数回のプレイでゲーム開始15分斧ラッシュ沈没を連続して経験しているため、もう少しじっくりとそして穏やかなプレイがしたかった。初期の研究については、他文明に宗教指導者がいるため、瞑想と多神教は後回しにし、ユダヤ教か儒教を目指すことにする。森林伐採のため青銅器は発明するが、とりあえず隣人が見当たらないため鉄器及びアルファベットも後回しとする。

初期戦士の散策によりフランスの首都パリは絶海の孤島の南部に位置することが判明。孤島といっても比較的広く都市を5つほど建設できるくらいの面積はある。パリの近海には魚群や蟹も生息しており、衛生資源には当分苦労しなさそうだ。全体チャットから察するに他プレイヤーも孤島であるらしい。この時点で全員が孤島であると思ったのだが後に誤りであることが分かる。

パリの近郊には大理石があり、軍事的な脅威も無いことから、仏教、ヒンズー教の創始争いが終わった時点から真っ直ぐアポロ神殿建設に向かう。これは他国のストーンヘンジと同時に完成。

 モ「ちょ、アリエナ(ry」

という声が聞こえてくる。わっはっは。ここでは君主政治を入手。でも余り役に立たなそう。アポロ神殿のために研究した聖職から法律に発展させ、無事儒教の創始に成功。まずまずな展開だ。ここで文化的勝利を視野に入れる。

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儒教を創始した時点でスコアは上から3番目くらい。さらに道教の創始を目指し哲学、そこから自由主義の流れに繋ごうと思ったが、かなりのターン数が掛かることが分かった。技術交流する相手も見つかっていない(厳密には探そうともしていない)ので、取り逃した初期技術の取得に戻る。海洋技術に手を伸ばし他国との接触を図るのが順序であろうが、マッタリプレイにはやぶへびになりそうな予感がしたので、他国に発見されるまで積極的に出ない方針に決めたw そんな感じで足踏みをしているころ、複数の文明のスコアがグイグイ上がり始め、フランスはあっという間に最下位になってしまう。他国で技術交流が始まったらしい。ここで全員孤島というのは間違いであったことを悟る。

AD15~AD1000

しばらく後、交易路経由で儒教が海を渡って東の大陸に居るアラブに伝播する。これが初の外国との接触となった。交流が無くても交易路が形成されるなんて知らなかった… ここでちょっと考えることが出てきた。ここまでは戦士3体の平和主義プレイを続けてきたが、アラブから求められるであろう技術交流の際、鉄器も持っていません、軍事に全く興味がありません、では怪しまれるだろう。そう思い、哲学の研究を停止、急いで鉄器、弓術、アルファベットを開発する。そんなことをしている間に他国にて道教が創始される。ちょっとショック。

AD200頃、アラブとの外交窓が開かれる。初の外交であることを告げると、我が国の発展途上具合に安心したのか平和協定を求められる。良かった… アラブに攻められたら我が国などひとたまりも無い。アラブとのインタビューからイギリスとエジプト包囲網を固めつつあること、フランスもこの同盟に加わることを求められる。

 仏「海洋技術が無いため軍事的にはすぐに協力できない」

と言うとあっさり了承され技術同盟に留まることを許される。ちょっと優しすぎるくらい。アラブさん、ありがとうw ここで同盟の証に大量の技術を頂戴する。本当にありがとうw

技術同盟の方針だが、アラブとイギリスで軍事と科学を、フランスは後回しになりがちな政治思想系を受け持つことに決めた。アラブさんのレポによればアラブさんなりの狙いがあったわけだが、フランスとしても「文化勝利」を目指す上で必要な思想系技術を堂々と研究することができ大いに助かる。しかも、アラブさんは当方の態度を軍事的劣勢から来る謙虚さと受け取ったらしい。全く一石二鳥というやつである。

AD590年、アラブ-イギリス連合とエジプトの間で戦争が始まる。こちらは船が無いのを理由に参戦拒否。そもそも作る気も無いのだが。火薬などの最新の軍事技術の供与を受ける一方で、こちらはナショナリズム>憲法>民主主義>企業という順に研究を進める。この頃、キャラベル船でさまよって来たモンゴルを初めとする東側諸国と接触に成功。当方の進んだテクノロジーを見て、モンゴルが”技術同盟”(正確には技術流出)を提案してくるがアラブに対する仁義があるので当然拒否。うかつなことをすれば明日にでも国が消えてしまう。

AD1000~AD1600

AD1000年頃、連合国とエジプトの間で停戦が成立。エジプトは連合軍に3、4の都市を占領され、首位から脱落。二度と浮き上がることは無かった。終戦の時点でアラブがスコアトップにのし上がる。エジプトの人は敗戦後にマシントラブルでドロップ。戻ることができないそうだ。エジプトはAI管理となる。

この後、ギリシャが領土拡張を目論んで、AIエジプトに宣戦布告。ところがあっという間に肩がつくと思われた戦争が泥沼化する。

 ギ「AIに誰かが貢いでる~」
 ギ「おいおい、いきなりライフル兵が出てきたぞw」
 ギ「なんだこのエネルギーの伸びは」

というギリシャの非難めいた声が上がった。このとき終始無言だったモンゴルさんのせいかなぁ?と思ったが、アラブさんのレポを読むと犯人は他にいたようだ。AIにやられるのも寂しいってことでイギリス、アラブも対AI戦争に参加。それぞれが領土を切り取っていく。そんな感じで比較的安穏な時期が数百年過ぎる。

AD1600年、トップを独走するアラブを技術同盟から排斥し、イギリス、ギリシャ、フランスでアラブ包囲網を作ろうという話が出てくる。これは非常に悩ましい提案であった。フランスに対しガレー船で侵攻できる国家はアラブしかいない。それ以外の他国がフランスを攻めるには、アラブの了解を得て領海を通過するかガレオン船団を構築するしか無いのだが、スコア下位の文明を攻撃するのにそんな手間のかかる作業をするとは考えにくい。よってアラブ以外の文明との外交は比較的おざなりにしても良いのである。

しかし、

アラブと他国の戦力差が開き過ぎるとプレイヤーの間で厭戦感情が広まり、アラブ勝利でゲームお開き~となりかねない。かといって、アラブが劣勢になれば国力を増進するために我が国を軍事的に併合しかねない。要するにフランスとしては逆転可能な範囲でアラブに微妙な首位の座を守ってもらうのが一番好ましいのだ。

結局イギリスの提案を呑み、アラブ包囲網に加わることにしたが、ここで一計を案じる。フランスは軍事力グラフの低さ(戦士数体)からスコアが低く弱小国と見られているが、都市は五つあり序盤から地道な小屋スパムを行った成果によりGNPも高く、研究力はギリシャやモンゴルと比べてもさほど見劣りしない。見劣りしないのだが、研究費スライダーを100%から60%まで下げ、文化力スライダーに投入する。つまり技術同盟に対する緩やかな背信を行う。研究費の割合は時代が経つにつれますます下がっていくことになる。

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他国が軍事技術の開発に進む一方で、フランスは科学的手法から共産主義に向かう、国有財産マンセー。共産主義まではフランスにとっても有用であるためそれなりの研究費を投じる。AD1800年ごろ?イギリスがアラブに対し宣戦布告。フランスも参戦を要求されるが、沿岸護衛のアラブ軍がフランスの全勢力(カタパルト二体、騎士一体、銃士隊一体)を上回っていることを理由に参戦拒否。

 英「何故軍備を作らないの。」
 仏「平和主義を選択しているから。」

ここで根本的に平和主義の理由を問われると非常に回答に困る(偉大な芸術家量産体制)のだが、イギリスはそれ以上追求してこなかった。良かったw

更にもう一つの同盟国ギリシャにも参戦を要求される

 ギ「ユニットを作ってアラブの背後を突いて。」
 仏「軍事ユニットがいないので、参戦するのに時間がかかります。」
 仏「ギリシャさんが先に参戦してください。」
 ギ「言われなくても次ターンでそうする。」

ギリシャ参戦。ここからは忍耐の時間である、どれだけ気配を消せるかが鍵、、、とその時、モンゴルがイギリスに対し宣戦布告! 「えー、なんで首位を支援するの~?」という声が上がる。おいおい困るよモンゴルさん、俺が戦争に協力しないのもアラブ連合に参加しているからなどと勘違いされるじゃんか。

ここで孤島の国アステカがパワーバランスを理由にアラブ包囲網に加わることを宣言。予想通り対アラブ参戦を要求してくる。

 アス「ユニットを作ってアラブの背後を突いてよ。それともアラブに協力してるの?」
 仏「(焦りながら)いやっ、まじでっ、そんなことないっす! 」
 仏「実はアラブさんに脅されていて(嘘)、監視を置かれているので(嘘)」
 仏「戦争に参加できないんす。でもイギリスさんを技術で支援しますよ。」
 仏「現在大量生産研究中(嘘ではないが全力でやってない)、間にあえばいいな~。」
 仏「そんなことよりアステカさん、モンゴルさんの背後突けません?」
 アス「それは可能だ。次で宣戦布告する予定。」
 仏「お願いします~」
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そんなやり取りをしている間にイギリスの都市が次々と陥落。イギリスが決定的敗北をしたらゲームがお開きになってしまう! 慌ててスライダーを100%に戻し大量生産の研究を急ぐ。途中まで研究してあったので直ぐに完成、同盟各国に配布する。その際、フランスはアラブ包囲網の味方という点を必死にアピールする(ちょっと白々しいか)。

一方、公約通りアステカはモンゴルに宣戦布告。モンゴルはそれを予期していたのかすぐに対イギリス戦争を中止しアステカ反撃に転じる。序盤はアステカがモンゴルの都市を占領するも、あっという間に形勢逆転。

 アス「ウチの首都がモンゴルに包囲されてる」
 仏「…やばそうですか?」
 アス「かなりやばいよ。フランスは(軍事的に)何してるの?」
 仏「(わざと質問を曲解して)現在ロケット技術を研究中です~。完成次第皆さんに配ります~」

呆れられたみたい… でも我が国の狙いを悟られるわけにはいかない。同盟を結んでいてもあなた達、味方じゃないですもん(酷)。アステカはアラブに次いでフランスに距離の近い文明だ。つまり軍事を放棄したフランスにとって最も危険な文明の一つである。非協力的なフランスの態度に最も不信感を抱いているのもアステカだった。心の中で「モンゴル頑張れ~」とエールを送る。もちろん、具体的なことは何もしない。この時点では何もしないのがフランスの国是である。

残り50ターン

事態は混沌としてくる。AIエジプトが突然ギリシャに宣戦布告。外交関係図から判断するにモンゴルの差し金のようだ。更に最下位のペルシャがイギリスに宣戦布告。このペルシャの判断に各国から「意味不明~」と驚愕の声が上がる。ペルシャは半島状の領土の先端に押し込められている小さい国家でイギリスと直接領土を接しておらず、陸路から攻めるにはギリシャの通行許可が必要。ギリシャも当然通行許可を取り上げるだろう。何が起きたのかよく分からないがペルシャはすぐに戦争を取り下げる。これで戦争を経験していない文明はフランスだけになってしまった。。。ホント、お願いしますよ、次にウチの出方が注目されちゃうじゃないですか。

 英「フランスもペルシャも何を考えてんのさ~?」

人のことを言えた義理じゃないが、ペルシャさんはホント何やってんのw

イギリスとアラブの戦局は一進一退で、戦争はかなり長引きそうな感じだ。詳しい状況はアラブレポを読んでもらいたい。途中何度かギリシャやアステカから外交チャンネルの電話が入るが、気がつかない振りをして技術同盟の自然消滅を狙う。実は既にロケット技術の研究を停止しており、スライダーを100%文化力に傾けていたのだ。外交窓を開いたらロケット技術がいつになっても完成しないのがばれてしまう。

さらに理由がもう一つ。文化勝利を狙う上で必要なテクノロジーは一通り揃ったので、これ以上テクノロジーをもらってスコアで目立ちたくなかった。軍備がほぼゼロであるにも関わらず、スコアがペルシャ、アステカを超えてしまっている。これ以上は算出式に不審を抱きタネに気付く人間も出てくることだろう。

残り40ターンくらいで意外にも敵対関係にあったモンゴルより対アラブ包囲網の参戦依頼が寄せられる。要するにアラブの首位独走をどこの国も看過できないというわけだ。アステカとは名目上戦争状態が続いているが、実際には停戦合意が交わされアラブ包囲で意見が一致しているらしい。

 モ「残り30ターンになった時点でペルシャを含む全文明がアラブに攻撃する。フランスも協力して欲しい。」
 仏「了解した。」

一言だけ答えておく。もちろん単なる口約束。この辺でAIエジプトが滅亡したか? よく覚えていない。フランスとしては興味の無い話だ。

この時点で各都市の文化力は平均15000ほど(勝利に必要なのは25000)、誰かが勝利条件を見れば一目瞭然なのだが… 目立つのはまずいが余り静かでもやはり目立ってしまう。心に刃を潜ませると書いて忍ぶ時期である。ここで全体チャットで関東風うどんやカレーうどんの話(謎)を振って場を和ませつつ、勝利条件から話題をずらすのを忘れない。

この頃、スコットランドヤードを完成させ、スパイを二体大陸に送り込む。ギリシャでマンハッタン計画が完成寸前。アラブには教える必要は無いだろう、見なかった振りをする。

残り30ターン

AD1900頃、ギリシャのマンハッタン計画が完成。

 英「おー、マルチでついに完成したね~」
 仏「何が完成したんですか~」
 英「え、マンハッタンだよ、見てなかった?」
 仏「ついにヒロシマの悲劇が…八月ですね~」

如何にも世界の情勢に疎いようにとぼけてみる。

その直後、アラブがICBMと戦略防衛構想(SDI)の開発を開始。イギリスとギリシャは少しでも軍事力を確保したいのかSDIを作ろうとしない。これでは来るべき核戦争が一方的な展開になり、アラブ勝利でお開きになってしまうではないか。お互いに潰し合ってくれないと困るよ。

イギリス、ギリシャ、アステカにアラブのSDI開発の進捗状況を教える。これには非協力的なフランスのイメージを払拭する意味合いもある。実際、大いに感謝された。イギリスとギリシャから資金援助を受け開発中のSDI破壊にトライし成功(費用約1900ゴールド)。チャットでは何も言わないがアラブの人の悔しがってる姿が目に浮かぶようだ。SDI開発は即座に再開される。

3ターン後、再度SDIの破壊を試みるが失敗。スパイは拘留尋問され、アラブに明確な敵意があることがばれてしまった。が、弱小国フランスなど相手にしている暇は無いようだ。SDI完成前に核戦争を開始するよう各国に提言する。

残り15ターン

当初の予定より開戦が遅れたが、ギリシャのICBMを皮切りに核戦争の火蓋が切られる。報復の核攻撃が大陸全土で飛び交う中、アステカ島からも数発の発射を確認。もちろんアラブはこれにも応射。早速アステカ唯一のウラン鉱が破壊されるが、フランスはすぐさまアステカにウランを輸出。アラブさんレポによるとフランスのウラン鉱は黙認したとあるがこれが仇になった形である。3ターン後、アラブのSDIが完成するが、何発かは迎撃衛星を潜り抜けアラブ領土に着弾する。先進国のスコアは着々と低下し全体的に平滑化される。が、各国とも微妙にアラブに追いつかない。筋書き通りの展開だ。

世界各地で地球温暖化現象が確認される。フランスでも首都パリと第三文明都市リヨンで地球温暖化の影響を確認。都市の生産力が低下し文化算出が危うくなる。なんてこった! リベラルの国フランスは「表現の自由」を残しつつも「奴隷解放」宣言を撤回、「カースト制」に移行する。しかし、この政策転向の意図を理解できた文明はいなかった。市民に鞭打ち都市を餓死状態に追い込みつつも芸術家の数を増やし文化活動に活を入れる。

 英「もう、逆転の目は無いな…」

アハハ、1940年イギリスが諦めの言葉を発する。残り10ターンである。

 アラブ「あとはギリシャの外交勝利くらいか?」

ん? そんな話があるのか?

AD1942

AD1942年、ギリシャの手により国際連合が完成する。三年後の事務総長戦でイギリスかギリシャに票を集め、連名勝利で幕を閉じようという訳である。ここでアラブにちょっと焦りが見える。しかし駄目だね、君たちは何も分かって無いよ!

 仏「皆さん、盛り上がっているところ申し訳ないが」
 仏「ここにフランスの単独勝利を宣言する」
 他国「え?」「ん?」

平和主義で溜め込んだ偉大な芸術家たちを一気に爆発させる。

 仏「芸術は、爆発だー!」

リヨンの文化が全盛になりました。 オルレアンの文化が全盛になりました。 パリの文化が全盛になりました。

 アラブ「そっちかーーー」
 英「あちゃー」
 モ「…(寝落ちらしい)」

他国が我が国に対し一斉に宣戦布告、パリにアラブとギリシャのICBMが飛んでくる。何気にヒドいだろ…。しかし反撃はそこまで。1ターンで都市を占領できなければ意味は無い。

 英「やっぱ間に合わないなw」
 アラブ「誰か気づけw」
 ギ「俺は気づいていたんだけど…」(←ホントですかw)
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七時間に及ぶゲームはフランスの文化勝利でこうして幕を閉じるのであった。

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