2010/5/16のペリク鯖バックアップ

2007年5月26日 WL カスタムAD1800(インド視点)

最終更新:

civilization

- view
だれでも歓迎! 編集

2007年5月26日マルチ(インド視点)


はじめに

本ゲームは、日本のカスタムマップのゲームです。
標準高、各地に島嶼あり。
はじめにホストに接触した人間は全マップ獲得、というルールになっています。

【マップ】カスタムマップ全日本
【サイズ】標準高
【 速度 】迅速
【勝利条件】全て
【タイマー】AD1800
【オプション】全滅、技術交換なし 破壊的蛮族
【参加人数】10名(ホストは観戦)
【参加文明】
北海道(札幌):ガンジー
東北(仙台):毛沢東
北陸(新潟):エカテリーナ
甲信(甲府):チンギス・ハーン
中部(名古屋):徳川家康
中国(岡山):ナポレオン
中国(下関):ルーズベルト
四国(松山):フリードリヒ
九州(鹿児島):チャーチル


事の始まり


松前氏:ガンジーや、ガンジーや
ガンジー:はい、何でございましょう。
松前氏:ちょいウチの北、広い大陸広がってね?
ガンジー:ははあ。蝦夷地ですか。広いばかりで、とても人が住める土地じゃあないそうですが。
松前氏:ちょいアレ開拓してきてくれね? 軽く、全部。
ガンジー:( ゚д゚)
松前氏:弓二部隊つけるからさ!
ガンジー:( ゚д゚ ) 


こうして、ガンジーは極寒の蝦夷の大地に降り立った。

開拓の民

&attachref

    図:首都札幌

札幌には、2つの食糧資源があり、とりあえず飢死だけは避けられそうだ、と一息。
しかし安堵したのも束の間、札幌を目指して、各地から蛮族が押し寄せてきた。
急遽防戦を強いられることになる。

一度は、労働者があわやというところもあったが、苦戦の末、ガンジーは撃退に成功。
この侵入に危機感を覚えたガンジーは、札幌周辺の索敵を開始した。

斥候A:南方、函館に蛮族が根城を築いておりまする
斥候B:東南では、蝦夷の蛮族が西を狙っているようです
斥候C:北の氷土に、蛮族が(ry
ガンジー:要するに全方向ってことじゃねえか


北海道の地は蛮族に充ちていることが明らかとなる。
これらの蛮族との戦いは、中世まで繰り広げられる運びとなり、北海道開拓の歴史は蛮族との戦いの歴史であった。

&attachref

    図:蛮族都市・函館
画面には写っていないが、この右にカニがある。後に、北海道随一の生産都市となる。

&attachref

    図:蛮族都市・蝦夷
資源は牛・カニ・鯨。陸地が牛のところ以外ツンドラであったため、偉人特化を強いられる。

&attachref

    図:蛮族都市・釧路、サロマ
釧路は第二の生産都市として、東側の要となる。
サロマはツンドラが多く、回転を始めるのは遅かった。

&attachref

    図:蛮族都市・稚内
明らかに使いづらく、破壊して一マス下に新たに都市を建てる。偉人特化。

内政と討伐と

ガンジー:死んだ蛮族(先住民)だけがいい蛮族だ!!

札幌は下と右から、散発的な蛮族の進入を受ける。
常に危険にさらされる札幌の民草は、信仰を求めた。

BC3640、札幌に仏教が誕生し、聖地となる。

信仰を得た民衆がささやかな幸せを感じているその間にも、蛮族との戦争は絶え間なく続けられていた。
そんなある日、偵察を行っていた弓兵が、蛮族戦士の捨て身の攻撃によって、大打撃を受ける出来事があった。
傷ついた弓兵は、蛮族の戦士から逃れるためある集落に逃げ込んだ。
集落の人々は、弓兵の満身創痍の様子を憐れんだか、彼に土着の技術を伝えた。
これが、青銅器である。
帰還した弓兵から青銅器の製法が伝わり、また銅が札幌にあることが明らかとなった。

弓兵:へい!よってらっしゃいよってらっしゃい!銅が安いよ!!
そこな兄ちゃん、ひとつ斧はどうだい。安くて切れ味抜群、蛮族も真っ青だ!


銅の発見が序盤の転機となり、これまで蛮族との戦において守るばかりだった札幌は、
斧に身を固めた兵士たちが登場したことによって、攻勢へと転換した。

斧兵は、侵入しつつあった蛮族を撃退し、函館・蝦夷領に侵入した。
堅固な函館・蝦夷を陥落させるのは流石に困難であったが、
南と東からの蛮族の侵入を抑えることに成功する。

この斧兵は、長く、蛮族との戦いを繰り広げ、
その活躍は、後世広くたたえられて、英雄伝説として残った。
(函館>蝦夷で斧がLV4になったので、文学後、函館に英雄伝説を建設します)

蛮族の侵入が止んだことで、札幌は、内政の比重を高める。
図書館を築き、灯台を築き、鉱山を築く。金山を切り開き、札幌は急成長の時代を迎えた。

人々は、建国の中で死んでいった人々を追悼するため、アポロ神殿の建設を始める。
BC1540、壮麗なアポロ神殿が完成し、仏教にかわる信仰として、儒教が誕生した。
(志向が哲学の上、首都聖都だったので、聖職者を目的にアポロ神殿を建設)

BC930、長年の抵抗を続けてきた蝦夷が陥落。
BC895、ひそかに国運をかけたファロスが完成する。
BC650、函館が陥落。両国は、札幌に編入された。
BC580、釧路を陥落させ、北海道南部がインドの元に統一された。
人々は歓呼の中でこれを受け入れる。

南部の安定

時は前後し、アポロ神殿が誕生する頃、ガンジーは、北海道西部の指導者として、国号を改めた。
国名はインド。首都は、札幌改め、「ガッカリ観光名所」となる。

この時期、北海道全図の地理が明らかになったが、そこに見られる国土は、ほとんどがツンドラか氷土で覆われていた。
食糧資源は、牛かトウモロコシしか見られない。
そして、何よりも恐るべきことに、小屋を作れる川がほとんどない。川の周辺は悉く凍りついており、小屋を作るには困難があった。

また、同様にして、生産力にも大いに難がある。
首都を除けば、十分な生産力を確保できそうな都市は釧路と函館のみであった。
とはいえ、これは戦争を避ければ、なんとかなると考えられた。幸い、北海道は外敵の侵入は防ぎやすい地理である。

海洋資源は十分にあることと、ガンジー自身の哲学志向から、代議制にすれば、相当の国力を得られるのではないか、と考えた。
代議制のため、ガンジーは、ピラミッドの建造を命じる。
しかし首都「ガッカリ観光名所」の生産能力は弱く、石材も勤労もない状態では21Tの時間を要した。
やむなく、ガンジーは近隣の木々を伐採することによって加速を図ったが、悪い報せがインドにもたらされる。

異国にて、ピラミッドが建造されました!!


BC650のことであった。

外部との接触

BC600ごろ、ガンジーははじめての外国と接触した。
中国である。

ガンジー:偉大なる中国よ、叶うならば、通商を結びたい!
中国:貴国の熱意は分かった、受け入れよう。

この時期、中国は唯一の通商相手であり、また中国の許可が貰えないとガレーが移動できない。
そのため中国との関係は、インドにとって最重要項目になると考えられたが、幸いに友好的な関係を樹立することが出来た。

次なる通商国を求めて、インドはガレーを移動させる。
中国領内を通過し、陸沿いに南進。
次の国はどんな国だろう、と胸を膨らませていたその時のこと。

エカテリーナ:中国よ、これは奪ってくれということか?
中国:みぎゃー


BC475、ロシアが中国に宣戦布告。国境線を大幅に変更させて、和平を迫る。
インドは、すわ一大事と中国に連絡をかける。

ガンジー:中国よ、大丈夫か、必要ならば、援軍を派遣する。


ここで通商相手に消えられるのは痛く、また、エカテリーナと国境を接することになった場合、
国境に緊張が生じると予想されたため、インドは本心から支援を申し出た。
この時点で好戦的国家と隣接することは、何をおいても避けたかった。

中国:いや、大丈夫だ。ありがとう。


幸い、宣言通り戦争行為は直ぐに止み、BC90年には和平が行なわれた。ガンジーは深く息を吐いて、胸をなで下ろした。

拡張の終わり

中国が戦争を続けているころも、北海道の開拓は続けられた。
BC395、サロマを征服
AD290、稚内破壊。のちに、開拓者を派遣し、建国。
&attachref

    図:稚内改めボンベイ
当然のごとく、偉人特化。当時は撮り忘れたため、写真は後世のもの。

AD800、内陸部にデリーを建国。
&attachref

    図:デリー
象の場所以外、氷とツンドラときて、まさに極寒。
やはり当時はとり忘れたため、後世の写真で代用。
人口は最後まで4に留まったが、これでも北海道においては有数の生産都市となった。
のちに「ニセコスキー場」と改名され、人々の娯楽場として栄えると共に、偉人たちの別荘地となる。

中世時代、緊迫する大陸情勢をよそに、北海道の開拓は間断なく続けられた。
まだ北海道東北域が残り、各都市間をつなぐインフラは乏しく、大街道が2本走るのみという状態ではあったが、
それでもAD900には、北海道のほとんどがガンジーの支配下におかれた。

一方、ガレー艦隊は南進を続けており、出会う各地との通商が行われ続けた。
北海道のカニは全国で好評であり、通商がGDPの5割近くを占めるほどに海上貿易が盛えた。

また、経済的な結び付きが強まるにつれて、本土からの情報も入るようになっていく。
これまで北海道は地理状況に疎く、アメリカが滅びる際にも、その実情もほぼ分からないままであった。
しかし、緊迫する本土情勢は、否応なく蝦夷の田舎者を巻き込み始める。

切欠は、エカテリーナとの通商だ。

エカテリーナ:ガンジーよ、フランスが脅威だ
ガンジー:わて、田舎者で、本土情勢はようわからしまへん。
エカテリーナ:軍事・経済ともに突出している。放置すれば、手がつけられなくなるだろう。
ガンジー:すんまへん。ワテ、まだフランスさんと会ってないんですわ。でも、覚えときます。

大袈裟な、と思いつつ、ガンジーは南進を続けた。
日本と接触後、中国地方に鎮座するフランスと遭遇。
接触はわずかであったが、そのわずかのうちに、経済力と軍事能力を見せつけられる。
エカテリーナの発言に偽りはなく、このフランスとくらぶれば、北海道などは正に僻地の小国である。

ガンジー:……ごっつすげえ

これはまずいと思ったガンジーは、フランスにだけは通商を申し出ず、フランス領を迂回する。
わずかでも、フランスの経済力を増長させることは避けたかった。
そしてエカテリーナに連絡。

ガンジー:すんません。ホンマでした。いずれ対フランスで頑張らせていただきます。へえ。

渡りをつけておきながら、さらに南進を続ける。
日本、モンゴルとの連絡に成功する。当然、通行を申し出る。
インドはファロス持ちの孤島であるため、通行締結には困難を伴うと予想されたが、両国ともあっさり承諾。

ガンジー:……ありゃ
外務大臣:閣下、どうされました?
ガンジー:いや、えらくみんな、あっさり通商を受けてくれると思って
外務大臣:いえ。きっと、どの国も、フランスが恐ろしいのですよ
ガンジー:なるほどなあ。どこも、ウチなんぞ眼中にないってか
外務大臣:あるいは、対抗馬にしたてようとしているか。いずれにしても、我々には好都合です


そうこうして、強大なるフランスの陰にかくれて、インドは世界各国との通商を締結し続けていった。


ロシアの滅亡

AD890年。
世界を震撼させる出来事が起った。

日・仏両国が、ロシアに、宣戦布告を行なった。

世界にロシアの断末魔が響く。
フランスのロシア行自体は想定されていたが、日本の挙動はインドにとっても衝撃であった。
ロシアは、日本に「次はお前の番だぞ!」と言い続けたが、
日本はロシア侵略の手を緩めようとはしなかった。
余程の餌で釣り上げたのだろう。

そして、1000年紀も終わろうとしたその時、
モンゴルが対ロシア参戦。
ロシアの命運は定まった。
こうなれば、ガンジーに出来ることは、精々が情報集めである。
そういうことで、ガンジーにとって最重要地である東北に連絡をとる。

ガンジー:中国さん中国さん
毛:はい?
ガンジー:序盤に奪われた土地は奪還にいかないのですか?
毛:やめときます
ガンジー:では、ロシアを助けに?
毛:いえ、それも


中国は動かないようだ。
フランス・日本を恐れてるのか、漁夫の利をよしとしないのか、その両方か。
いずれにせよ、中国は文化的な君主のようだ。
ただし歴史的に、文化的な君主は、多くの場合、蛮族の前に敗れるのではあるが。

ガンジーは、とりあえず我が身には禍は及ばなさそうだ、と判断。
ロシア戦争中、大学を建造し続ける。都市の数だけは、一人前。OXが目標だ!
また、AD890年、こっそり自由主義一番乗りに成功。代議制度を導入。開発加速。
やがて、各地に天文台も建ちはじめる。
……国力は充実し、インドの内政の時代は、終わりつつあった。
タージマハルで黄金時代を発動。各地の内政の総仕上げに入る。

なかんずく、最南端都市である函館は、名を「五稜郭」に改め、軍事都市化した。
以後、五稜郭は一貫して兵士工場として稼働する。


開拓の終わり/北海道統一

1000年紀の終わり。
世界はどうも戦争に充ちているらしく、北海道にも戦雲が立ちこめてきた。
というわけでグレネーダーを生産しつつ、領域拡大。
ついには、知床岬を征服し、ガンジーは北海道統一を為し遂げた。

&attachref

    図:知床岬
豊富な食糧。世界にカニをもたらします。当然偉人都市。

&attachref

    図:北海道俯瞰図

そして、この時期、世界に先駆けてグレネーダーを配したこともあって、インドの軍事力は世界の頂点に立った。
&attachref

    図:エネルギー図

まだインドのほかに天文学を持ってる国はいないようだったが、念のため、各沿岸都市に5体ぐらいのユニットを配備。
技術は鋼鉄一直線。各地に、造船ドッグを建造する。

北海道海軍

北海道は完全に制覇され、蛮族の姿は消した。

五稜郭と首都には多数のユニットが詰めており、国内の抑えは完璧と考えられる。
経済は好調であり、永く戦火に遭っていない北海道の諸都市は繁栄を極めていた。
キャラベルや通使などが頻繁に訪れるようになったのも、この時期である。

なにやら南でモンゴル・フランスの戦争が起きたようだが、そんなことは知らない。
こうして北海道は内政の時代を終えて、新しい時代に入った。

【インドの現況確認】
残50T。スコアTOP
内政:金1000余り。偉人が5人控えており、いつでも黄金時代の突入が可能。
研究:鉄道が終わり、駆逐艦の開発中。
軍:機関銃兵の登場と、カノンの配備が終了。各都市に機関銃配備。孤島の上に、都市が殆ど丘の上であるため、難攻と考える。
外交:フランス・ドイツ以外の諸国と、不可侵の締結。
   ドイツが通商を切ってきた。しかし参戦の意図は乏しいようで、見る限り、フランスは孤立している模様。
【現況確認終わり】

スコアTOPのインドは、望む望まずにかかわらず、最終戦争に関与せざるを得ない立場となるだろう。
それは、攻める守るにかかわらず、上陸戦という形になるはずだ。
そして、対上陸戦では、いかに早く敵発見できるかが鍵となる。
ガンジーは神権政治の突入とともに、国を挙げて海軍の編成を行った。

ガンジー:フリゲート、やがては駆逐艦で、インド沿岸を埋め尽くすのだ!


船の昇進では片っぱし視界をつけて、沿岸から8マスをめどに、ガンジーラインを確保。
&attachref

    図:ガンジーライン(最後にとった写真なので、引き抜いた部分が一部空白化してます)

しばらく時はながれ、大海にモンゴルの海軍を発見したという報せが入る。
船の数は10隻ほど。たぶんガレオン6、フリゲート3、他数隻。
ついに来たか!内心叫びながら、インドはモンゴルに呼び掛けた。

ガンジー:モンゴルよ、そこから引き返すことをおすすめする。そこから先の航海は、認められない。
モンゴル:わかった、手を引く。
(といいながら、次のターン、さらに近づいてくるモンゴル)
ガンジー:どういうことかね
モンゴル:…
(答えず、さらに接近するモンゴル。インドは、海軍を東に集める)
モンゴル:立場的に、攻撃したい。どこか攻め落としていい場所はないだろうか。
ガンジー:貴様は卑怯者だ。許し難い。報いを受けるがいい。

即宣戦布告。モンゴル海軍を海の藻屑とする。
ここに、インドの最終戦争の幕が開いた。

ガンジー:以後、インドは、近づく国すべてに容赦しないだろう!


終末戦争

どこからか地図をゲット。
ようやくにして、世界の地勢を把握する。
明らかになった世界の肥沃さに、インド首脳陣は恐れを抱くのだった。

&attachref

    図:フランス俯瞰図

ガンジー:(((((((( ;゚Д゚)))))))
ガンジー:これは、軍事的にも、技術的にも、我々の最後の敵は、間違いなくフランスだな
官房長官:ははぁっ


ガンジーはフランス方面軍に南下命令を下す。
乗員は長距離とSAM歩兵他。12スタック。
残20T前後。

官房長官:ちなみに、相手はフランスだけですか?
ガンジー:もちろん、モンゴルも許せない。一発殴ってやらないと
官房長官:交易きってくれやがったドイツはどうしますか?
ガンジー:当然殴る。海を封鎖してくれる。
官房長官:イギリスは?
ガンジー:海洋国家はインドだけでいい。
官房長官:…中国は?
ガンジー:モンゴルに通行だしくさった。気づかなければ危うかった。
官房長官:中国とは不可侵を結んでいますが。
ガンジー:見えぬ聞こえぬ知らぬ。
官房長官:本気っすか。日本は?
ガンジー:あー。ついでに殴る。
官房長官:血なまぐさい話で。
ガンジー:これまで動けなかったうっぷんを晴らしてくれる!


半分の艦隊を監視に残して、残りの艦隊に南進命令を下す。
攻撃優先順位はフランス>モンゴル>ドイツ
ちなみにモンゴルはこの時期も、未だ北に艦隊を送り続けていた。
そして片っぱしからガンジーラインで沈んでいったため、モンゴルの軍事能力はあっという間に地に落ちた。

一方、フランス方面軍はついにフランス領到達。
対馬発見。3スタック。いける!

ガンジー:我々を北に追いやってくれた、すべての者に打撃を!

ガンジーはフランスに宣戦を布告した!

世界の敵

伝令:対馬上陸部隊壊滅!
ガンジー:Nooooooooooo!?!?

こっそり国名を「世界の敵」に変えたガンジーのもとに届いた知らせは、予想を裏切るものだった。
対馬歩兵の奇跡的な粘りと、大戦を経験していないインド軍の弱さがあいまって、
フランス派遣軍は、あっさりとその半分を失った。
やがてフランスにも駆逐艦が登場したことで、フランス上陸の企図は完全に打ち砕かれる。

ガンジー:(((((((( ;゚Д゚)))))))どうしよう、どうしよう、フランスがくるよ、くるよ!戦争狂がくるよ!
     きっとオレは吊られるんだ、首に縄をかけられて、床が消えて、ぎゃー!
官房長官:ガンジー様ご乱心!
軍総司令官:落ち着いてください!破れたのはあくまでフランス方面軍。モンゴル方面軍やドイツ方面軍、中国方面軍は健在でございます!
ガンジー:そ、そうだね、ガンジーラインもあるしね!
軍総司令官: とりあえずフランス方面軍の敗残部隊は、イギリス方面に移動させておきました。


気を取り直したガンジーはドイツに宣戦布告。
ドイツの離島を破壊。一時は二位に浮上しつつあったドイツのスコアも低下。

ガンジー:ひゃっほう!
海軍司令官:とりあえず島は落すとして、ドイツ本土(四国)は堅いですな、ちょっと無理です。
ガンジー:というか、今3位なのに、ドイツは動くつもりないのかな?
海軍司令官:なさそうですね。
ガンジー:じゃあ、とりあえず海上ぶらつくだけでいいよ。
     もし動いて隙が出来たら、ぱくっといこう。


モンゴル方面軍がモンゴル到着
戦士数体が守るのみであり、一瞬孔明の罠か!と思わんばかりの無防備っぷりだった。


海軍司令官:…びっくりするほどガラ空きです。
ガンジー:たまげたなぁ。
海軍司令官:本気で上陸部隊に全部載せてたんですね。
ガンジー:太平洋はモンゴル軍の墓場か。
海軍司令官:ぶっちゃけ全部落とせますが。
ガンジー:まあ、今落としたらフランスにとられる。ただ、いつでも上陸できる準備だけはしておこう。
海軍司令官:モンゴル、命拾いしたな!
ガンジー:その発言、すげー負けフラグ。


中国方面軍が五稜郭集結。
上陸体制が整う。

軍総司令官:気乗りしませんなあああ?
ガンジー:ぎくっ
軍総司令官:まあ、いいですけどね?向こうは本気で信用してますよ
ガンジー:ぎくぎくっ。で、でも、モンゴルに通行許可…
軍総司令官:後付けでしょうに
ガンジー:ゴメンナサイ


こうしたインドの動きに、フランスが黙っているはずもなく。

フランス、イギリスに宣戦布告!
フランス、日本に宣戦布告!


瞬く間に落ちるイギリス・日本の都市。
フランスのグランダルメは、西日本を席捲しつつあった。

フランス:大陸軍は世界最強!!

そして、ついに、終わりが来た。

最後の闘争


AD1800年。
インドは各地の島々に強襲上陸し、九州・本州・四国を除くすべての島嶼はインドのものであるとした。
また、モンゴル領土の半ばを征服し、日本領土に上陸し、中国北部を制し、
フランスが日本から奪った国土を、改めて奪った。
すなわち、インド軍は覇権を確立した。
いまだ戦争は止まず、世界各国にも駆逐艦が姿を覗かせるようになっており、
多くの飛び地を抱えるインド軍は、やがて本土から追い出される時代が来るだろう。
再び、北の寒地に閉じ込められる時代が来るだろう。
しかし、この一時においては、インドは間違いなく、世界の頂点にあった。


というわけで、インドの逃げ切り勝利でした。
最終スコアは
インド2586/フランス2241/ドイツ2237/日本1900/イギリス1824/中国1471/モンゴル1144

これまで読んでいただいてありがとうございます。
たくさんのコメント、大変励みになりました。

コメント欄

コメントがあると、作者のモチベが非常に上がります。
よろしくお願いします。
多数のコメントありがとうございます。すごい励みになってます(06/08)

  • ちなみに北海道の資源は他国の半分だとか(ホスト談) --
    -ファロスが運命をひきつけそうな予感がするねっ --
    -開拓の歴史をひしひしと感じます。 -- おフランス
    -北海道統一した後どうするのか気になるー。楽しみにしています。 -- トミー
    -それにしても、スゴイ寒冷地ですな。川沿いなら水車作ればややマシになるけれど、活かす技術が遅くて大変だ。 --
    -酷い土地だ --
    -これはいいツンドラですねw --
    -山とツンドラに覆われた不毛な北海道。これはきつすぎるだろう…。 --
    -まるで蝦夷共和国・・・・無敵海軍が居れば陥落する事はないはず --
    -モンゴルかわいいなw --
    -北海道の資源はどのくらいでてるの? --
    -終盤に来てスコアTOPのインドに対して「立場的に、攻撃したい。どこか攻め落としていい場所はないだろうか。」という台詞はどう見ても喧嘩売ってるとしか思えませんwwwワラタwwwwww --
    -早く続き読みたし今日この頃 --
    -やべぇ、このマップやってみてぇw レポ主に加えてホストの人も乙w --
    -マップ自体はあって、ホストさんの許可も得ているので、一部改造(文明を消す)だけ出来たらこのマップ、できるんですが・・・ --
    -ガンジラインかっこいいなw --
    -最悪、イギリスの都市消したら?そうすればAIでも関係ないでしょ >マップ --
    -いや、イギリスは全都市にスパイ+ステルス戦闘機+潜水艦の偵察部隊もっているんです。なんで、都市消すと、それらが暴走しはじめる -- 著者
    -とりあえずうp。シナリオ弄ってイギリス消せるかはそこからだ! --
    -すたすたアップロード掲示板にマップをうpしておきました。誰かお願いしますorz --
    -ユニットも消せるでしょ? って言うか消せたよ。それで良いのか分からなかったから放り出したけど。 -- 元日本
    -もし全ユニット消せたら、UPしてくれないかな。一度やってみたが、数多い上に彼方此方に籠っているせいで、見落としがあって消しきれない。 --
    -ごめん、偉そうなこと言って。自分にはあれが限界です。orz -- 元日本
    -続きマダー? --
    -すたすたアップロード掲示板にうp完了。人柱キボンヌ --
    -乙! --
    -最後までレポお疲れ様です!おれもがんばらなきゃ・・・。 -- おフランス
    -フランスさんのと合わせて読むと読み応えあるなぁw 続き楽しみにまってます! --
    -ちょw続きまだーーーー? -- メリケン
    -乙カレー。とても面白かったです。 --
    -とてもよかったです。パソコンが新しくなってうごきがよくなったら、マルチに参加したいですね。 --
    -これまで見て頂いてありがとうございます。これで終わりですが、改めて、ホストさんマップありがとうございました。 -- インド

    #comment

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
ウィキ募集バナー
急上昇Wikiランキング

急上昇中のWikiランキングです。今注目を集めている話題をチェックしてみよう!