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ダンゲロスSS上海
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ダンゲロスSS上海

第一話『A子、怒りのカジノ』

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dangerousss_shanghai

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「吾輩をボスの所まで届けてくれませんかな」

そう言って人気のない廃工場で甲羅がダイヤモンドの亀がわたしに喋りかけてきた。

え、亀? わたしは声を聴くためなぜか正座で亀の近くに座った。

「あ、あの、どちら様でしょう」

「おお、申し遅れました吾輩はダイヤモン・ドー皆様が探している清のダイヤとは吾輩のこと」

「え、ほ、本当ですか?」

本当なのかな、首に蝶ネクタイを付けて妙に紳士っぽいのが気になるけど、確かに清のダイヤが亀ってのは希少価値は申し分ないだろうけど、亀か……生きてるダイヤなら全身ダイヤモンド人間とかアンドロイドとかならすぐに納得したかもしれないけど亀か……大きさだけなら普通のより大きいけど……よくよく考えたら誰も清のダイヤがどんなんなのか知らないわけだし、だったら清から生きてるってこと? 長生きしすぎでは? わたしは警戒心を強めた。

「リストにあなたの顔があったので声を掛けさせてもらいました、写真で見るよりも聡明そうで美しい方だ」

「え、えへへそうですか」

って久しぶりに褒められたからって手を頭の後ろに当てて喜んでる場合ではない。しかも亀に!

リストを知ってるって護衛リストのことだよね、さっき銃を突き付けてきたマフィアが持ってたやつ。
ならば少なくともマフィアに関係してるダイヤモンドの亀だ……じゃあ清のダイヤか。
自称清のダイヤだとしても珍しいことには変わりない、これをボスに持っていけば許してもらえるかも……知れない、なら。

「ボ、ボスの居場所を教えてください、か、必ず連れて行きます」

「それは吾輩にもわからん」

「な、なんで!?」

ガーンと心のショック音が鳴る。

「そ、そんな、こ、困ります今マフィアに追われていて……」

その時。


ズン! ズン! ズン!

なにかこちらに近づいている気配、それもただならぬ熱気。
廃工場の入り口から男が近づいてきていた。

ギリ! ギリ! ギリ!

男はなにか怒ってリるようで歯ぎしりか不穏な音がこちらまで響いている

ミチ! ミチ! ミチ!

真っ赤なシャツから覗かせる赤胴色の筋肉はもうはち切れんばかり。

吊り上がった眉と目はまるで獰猛な虎のようで。

こわーーーーーーーーーーーい!!

一人だけ? でもダメ、絶対に勝てない絶対に強い! そう書いてる全身に書いてる!
マフィアの人だ! わたしを追ってきたに違いない、さっき逃げたから強い人を呼んだんだ。
どうにか交渉しないと、お金なら少しあるしなんとかなるここは毅然とした態度で……そう! 交渉は余裕が大事(漫画知識)


「やっと見つけたぜ」

「ま、『精神道(マインド)奇襲術(コマンド)』【加速】」

わたしは逃げようと【加速】をする。が

ドデドテドテ、ズサーーーーッ!

「う、うわーーーーーーーん!」

廃工場の入り口へ、男を横切ろうと思って走り出そうとして数歩、盛大に転んでしまった。
どうしてぇ~! さっきは体が軽かったのに今は重い、重すぎる全然動かない。
無我夢中で【加速】できたのは偶然だった!?

致命的にも男の隣で転んでしまった。
なになになに! ズンズンのギリギリのミチミチってこっちはドテドテのエヘエヘのムチムチなのに!
なにもかも違いすぎる。終わった。今日でなにもかも。

そんなわたしを無視して男は亀の目の前まで歩いた。
わたしは目に涙を浮かべることしかできなくて。

「おいこの亀公、俺のそばから離れてんじゃねえ」

そう男は言った。

「お主の近くは熱すぎる干上がってしまうわ」

「ったく、んでそこにケツを向けて転がっている女はなんだ」

「これよりボスの所まで吾輩を送ってくださる、親切な方だ」

「あぁ! なに言ってんだ亀公! ボスの所へは行かせねえって言ってんだろ!」

男は眉間にしわを寄せて怒っている。
なにか揉めてる模様、わたしは割って入る。

「あ、あのお願いします、その亀が必要なんです、わ、わたしマフィアに追われてまして……」

「そんなの知るかよ俺は、って足にまとわりついてんじゃねぇ!」

「お、お願いします、それをボスに渡して許してもわわないと……しかじか」

とわたしは自分の状況、遅刻してダイヤ奪われてマフィアに命を狙われている話をした。

「吾輩の持ってるリストに顔があってな、お嬢さんの言ってることは嘘ではないぞ」

「ふん、だとしても自業自得じゃねぇか、なんなら俺から力ずくで奪うか?」

ビキビキと音が聞こえる。

「い、いえいえいえいえいえいえいえいえいえ! めっそうもない!」

わたしは全力で顔を横に振った。
無理無理戦えない、喧嘩とかしたことないし。

「な、なんか熱いですね、ち、ちょっと失礼」

わたしはジャージのチャックを下におろして胸元を外に晒した、中にピッチりスーツを着てるけど少し涼しい、中に溜まった熱気がムアァと出た。
頭がボーっとしてきた、顔が熱い。

「チッ、すまねぇな」

「うおー離せ―」

そういうと男は亀を拾いそのまま去っていった。
だめだ熱くて頭が回らない。
わたしはその場に座り込んで呆然となっていた。


____________


せっかくのチャンスがどこかに行ってしまった。
困った、非常に困った、人が多い所へ出れない。

「あーん、ど、どうしよー」

泣きたくなる。こうなれば地下に籠ってほとぼり冷めるまで隠れていようか。

そんな時。

「A子か?」

後ろを振り向くと幼い少女がいた。

「え、い、いっぽちゃん?」

そこには引っ越しで離ればなれになった幼少期の友達、果成いっぽがあの頃のままの容姿でいた。

おもちゃのベルトやアクセサリーを身に着けてる。きっと魔人能力だ。

「久しぶりだな、何年ぶりだろうどうして上海に」

「だ、ダイヤの護衛の仕事で来ててで、でも失敗してマフィアに追われてて……いっぽちゃんこそどうして?」

「んあ、いろいろあって俺は上海大賽に出ることになったんだ」

「え、ええ!!」

上海大賽ってあの最強を決める大会、すごい、わたしも仕事が終わればポップコーン片手に観戦しようと思っていた、あの!?

「どうだ? A子も出ないか? 俺が話をつけてやるぜ」

「む、無理無理! わ、わたしにはできない!!」

わたしは首をこれでもかと横に振る。

「……そうか……変わってしまったんだな。お前も」

「わ、わたしからしたらいっぽちゃんの方が変わらなさすぎだよ」

なんか悲しい顔をするいっぽちゃん。

「そ、そういえばそれ魔人ライダーダンゲロスのベルトでしょ、昔よく見てたね」

わかるのか!(・・・・・)

「え、ええそりゃ、お、弟も一緒に見てたし面白かったし」

なにか顔がパっと明るくなるいっぽちゃん。オタクの顔だ。

「そうか、上海大賽に出れないのは残念だが仕方ない応援には来てくれよ」

「う、うん行けたら行くよ、わたしも強かったら出れたんだけどな」

心にもないことを口にしてしまった、いっぽちゃんが本当に残念そうだったから。つい。

「A子は強いよ、じゃあな!」

「え?」

そういっていっぽちゃんは去ってしまった。

わたしが強い、そんなわけないのに。


_____________


時間が過ぎてもう夜、あてもなく彷徨ってる。
どうしようもない、おなかがすいた。
クッキー食べたい。

「おい、ちょっとこっちへ来い」

後ろから声。
ひえ~今度はなに、今日は誰かによく会うな。背中になにか突き立てられてる。

「今、銃を突き立ててる、そこまで歩け」

小声で指示される、死んだわ、これ死んだわ。

路地裏で解放され後ろを向く、3人の黒服の男がこちらを睨み一人は銃を持っている。

「あ、あのなんでしょう」

ガクガクしながらわたしはいう。

「あんた、護衛失敗した奴だよなリストが回ってる」

「ひ、ひい、ちちちちち違います、よくある顔ですドッペルゲンガーです!」

「違う違う、俺たちはあんたを殺そうなんて思ってない、むしろ助けたいと思ってる」

「へ?」

優しい人!?

「ただ、俺たちは金が欲しいんだあんたを殺した所で大した金にはならない、金さえ払ってくれれば逃げる手伝いも一緒にしてやるぜ」

「は、はい、でもわ、わたしお金そんなに持ってなくて」

家から渡された旅費しかない、多分足りない。せっかく逃げる手伝いもしてくれるというのに。

「だったらさぁ」

と男は指をさした先。

そこには煌びやかなネオンで彩られるカジノの姿があった。


____________


「ひ、一人です」

カジノに入るためわたしは近くの服屋でぴっちりスーツの上にチャイナドレスを着て髪をお団子に結んだ、これですぐにわたしとはわからないはず。

全財産をチップに変換して、いざ勝負!

「い、いくぞー」

ルーレット、敗北。
ポーカー、敗北。
ブラックジャック、敗北。
チンチロ、敗北。
麻雀、敗北。


うえええええええええええええ、勝てない! 麻雀ってなにー!?
貰ったお金が溶けてゆく、おじいさまごめんなさい。

「ちょっとさぁ」

うえ、黒服の男たちが不満そうに声を掛けてきた、ヤバい。

「ち、ちがうんです、わ、わたしはもっとできます、ち、チャンスをください」

「でも、もう持ち金少ないでしょ、ならもう……」

「い、いえ、そんなこと、そ、そうだ、大きいの! 掛け金が一番デカいギャンブルをさ、させてください、それで」

なりふりかまってはいけない、金を作ってここから上海から逃げなければ。

「だったらあれしかないよ」

そう黒服の男が指したのが、大きなスロットマシン。
パチスロ『魔人ライダーダンゲロス』
大きな液晶モニターに魔人ライダーダンゲロスがデカデカと写りバイクで颯爽と走っている。

わたしはチップをメダルに変えて席に着いた。

チャンスは3回。

レバーを引いた。

高速で回るリール、液晶には魔人ライダーが横に立って観察しているようだ。

リズムよくわたしはボタンを押した。

リールが止まる。

絵柄はバラバラ、はずれである。

「はぁーはぁー」

息が苦しくなってきた、体も熱い。

ざわ……ざわ……。

高レートギャンブルでギャラリーが集まってきた、あと2回しかできないけど。

2回目の挑戦、レバーを引いた。

トゥイントゥイントゥイン!

スロットが激しく光り出し、液晶の魔人ライダーがバイクでどこらともなく走りだした。
その後、デカデカと『魔人城突入モード』の文字が出た。
魔人城突入といえば魔人ライダーの最終章のタイトル、わたしも好きな話だ。
よくわからないがチャンスらしい。 きたきたきた。

「よお姉ちゃん、席代ってくれねえか」

わたしのことを見ていたギャラリーの一人がそんなことを申してきた。

「だ、だめですよ、い、いまわたしが」

「あ、ああ! うるせえよ! あんた下手そうだから代りに打ってやろうって親切心だろうが!」

男が怒鳴る、怖い、なんで今日はこんなんばっかりなのだろう。

「代わらねえってなら力づくで」

スロットを打ってるわたしには抵抗する力はない。奪われるだけ。

「ごふ!!!」

と男が吹き飛ばされた。

「おい、横で見てたら胸糞なことしてんじゃねぇぞおい!」

「俺の友達の邪魔はさせない」

そこには亀を持っていた怖い人といっぽちゃんがいた。

「え、えどうして!?」

「それより、てめぇはしっかり打ってろ」
「ここから先へは行かせない、って誰?」
「てめぇこそ誰だ」

あ、そうだ二人は面識がないんだ。

「おいざけんなよ、珍しい魔人城突入モードなんだ、みんなでやっちまえ!」

そういうとギャラリー数人が襲い掛かってくる。
が二人はものともせず、あしらうように撃退していく、強い、やっぱり強い。

わたしはスロットを押すが絵柄は揃わず、はずれ。
次が最後のチャンスだ。

「それにしても熱いな、なんだこの熱さ、これじゃ機械もバグるだろ。じゃなければこんな数万分の一の確率あたるわけねぇ」

たしかに熱い、室内とは思えない熱さだ、ドレスの下も蒸れてきた。

「おい、そこの童女、この熱さ耐えれんのか?」
と怖い人が後ろでしゃべってる。
「お前の仕業か、あいにく変わらないのが俺でね」
いっぽちゃんが返した。

なるほど、この熱さ怖い人のせいだったんだ、さっき会った時も熱かったのもうなずける。
わたしはレバー引いた。

またスロット自体が大きく光った、魔人城崩壊チャンス!

リールが光を放ち高速回転をする。速すぎない?

「ふはははは! 騙されたなこの馬鹿が!」

黒服の男がギャラリーの間から出てきた。

「このカジノは魔幇が運営する闇カジノだったのさそして俺はその支配人、そのスロットも最終的には亜高速で回転しだれもビタ止めなどできない! 貴様は最初から俺たちのカモだったわけさ! このままその首もらうぜー!」

「そ、そんな」

絶望、そんな言葉がぴったりだった。

「ふざけんなよ、クソみたいなことしやがって」

ギリギリと音を立てて怒っている。

「そんなこと許されるわけないだろ」

いっぽちゃんも怒っている。

二人とも絶望しているわたしに代って怒ってくれている。
強いな、誰かのために怒れるなんて、わたしなんかのために。



『精神道』
心の強さってなんだろうって思う。
魔人とは自己の認識を他者に強制する能力というのが一般的な見解だ。
つまりそれは自身の心や思いを形にする力だ。
魔人は全員、心が強い。
それに対抗するために『精神道』ができた、魔人に対抗するための武道として。

亀の人はきっと怒りで温度を上昇させている、いっぽちゃんも変わっていく怒りで能力を手に入れたのだろう。

そうか、心の強さとは怒りなんだ。
わたしにもできるかな。



「おい、そんなに怒っていいのか聞いてたぜこの熱さお前のせいなんだろ、お前は平気でも台を打ってる奴は平気かな」
「ぐっ、こうなったらこのカジノごとてめぇら全員ぶちのめしてやろうか?」
黒服の下卑た声が聞こえる。
熱さで頭がボーっとしてきた。ドレスも全部汗でぐっちょりになってしまった。意識が遠のくのを感じる。
寝坊して、こんなことになって。
逃がしてくれると騙されて、おじいさまからもらった厚意も今このスロットに溶かされていく。
さっき出会っただけの人に助けられ、さっき再会した友人にも助けられ、なに一つ自分でできやしない。
怒ることすら代りにしてもらってる。
こんなにも自分が無力だと感じた日はない。


そんな自分が許せない、許してはいけない。


わたしは自分に怒っている。


「『精神道(マインド)奇襲術(コマンド)』【熱血】」

心頭滅却すれば火もまた涼し。

「う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

数年ぶりの雄叫び、自身の声で頭が痛い。
【熱血】は自身の血流を上昇させて攻撃力を格段に上げる奇襲術。
これにより体温は上がり、意識もハッキリとしてきた。

「なにー! そんな馬鹿な遠巻きの俺たちでさえギリギリなのに、あんなに近くで意識を保てるわけがない!」
黒服が驚いている。自分でも驚きだ。

「へぇやるじゃねぇか、俺と同じような能力か?」

「早とちりだったか、A子は変わってない」

「だが亜高速で流れるリールは誰も止めれるわけがない!」
黒服が怒鳴る。

わたしは目を閉じる、怒りの中でも冷静に決してこの怒りは感情的ではない。

二人に会えて本当に良かった、わたしは強くなれる。

わたしは目を開けた。

「『精神道(マインド)奇襲術(コマンド)』【必中】」

最初のボタン、絵柄が7で止まった。その瞬間魔人ライダーダンゲロスのOP『万・有・引・力』が流れる。

【必中】は自身の集中力を極限まで高め必ず当てる、たとえそれが亜高速だとしても。

次のボタン、絵柄が7で止まった。

ギャラリーがありえないことに言葉を失っているようだった、わたしの近くの二人も。

最後のボタン、私は押す。

「あ、アイオーンへ!!!!!」

魔人ライダーの曲が終わるのとボタンを押したのは同時だった。

絵柄が7で揃う。

「や、やった!」

スロットはけたたましく光り、液晶にも大当たりの文字がでっかく飛び込んだ。
スロットの口からはじゃらじゃらととんでもない量のメダルが滝のように出てくる。

うおーーーーーーーーーー!!!

いつのまにかに店を覆うように増えていたギャラリーが群がってメダルを拾おうと突撃してきた。

「ヤバい、おいテメェら逃げろ押しつぶされるぞ!」

「ひ、ひえーお助け―」


____________


「な、なんとか逃げきれた」

あの騒動のあと、もみくちゃになりながらもなんとか逃げきれた。
しかし二人とははぐれてしまった。まぁどこかでまた会えるだろう。
そのとき改めてお礼を言わなくては。

換金できなかったので、ほぼ所持金を失ってしまった。
でもなんとか靴の裏に仕込んでいたお金は無事だ、漫画読んでて良かったー。

ふりだしよりもマイナスになってしまった。どうしよう。

「ふぉふぉふぉふぉ! 面白いものが見れてよかったお嬢さんについていって正解」

胸元から声がした、いつの間にかにチャイナ服の間に甲羅がダイヤモンドの亀がいるではないか。

「い、いつのまに!」

「さっきの騒動の間にな吾輩も応援したかったが、声を出すともずいのでな」

「よ、良かった! ででもあの人怒るんじゃ……」

「心配はいらない、吾輩が離れるのは見て見ぬふりのようだったし、あいつにも思うところがあるのだろう見るからに素直じゃなさそうだし」

「な、ならいいけど、これでボスのとこへ行けば万事か、解決」

その時、ぐぅぅぅぅとわたしのお腹が鳴る。

「え、えへへへ安心したらお腹が……」

「ならば腹ごしらえだ、小籠包! 吾輩小籠包を食べたいぞ」

亀って小籠包食べるんだ。

「わ、わたし小籠包食べるの初めて、行きましょう、え、えーと」

「ドーでよい、ダイヤモンだと長いからの」

「よ、よし、小籠包を食べに行こう、ドー」

わたしは小籠包の店へと向かった。

このあと小籠包を初めて食べるわたしは食べ方を知らず頬張って、のたうち回るはすぐのことである。


____________



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