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武将名 |
さいごうたかもり |
維新の三傑 |
西郷隆盛 |
統一名称:西郷隆盛 生没年:1828~1877
「おいが行きもそ。 斉彬様の御深志のままに」
薩摩藩士。維新の三傑の一人。 藩主・島津斉彬に側近として抜擢される。 後に、薩長同盟の締結や戊辰戦争での江戸無血開城の成功で名を揚げる。 藩政改革に尽力した後、政治家として活躍するが後に下野し西南戦争を引き起こす。 |
勢力 |
琥 |
時代 |
江戸・幕末 |
レアリティ |
ER |
コスト |
3.0 |
兵種 |
騎兵 |
武力 |
10 |
知力 |
7 |
特技 |
- |
計略 |
大西郷の琥号 |
【琥煌:最大消費6】(計略発動時に消費した琥煌ゲージに応じて効果が変わる。発動後に琥煌ゲージが増加する) 琥の味方の武力が上がる 3消費:さらに移動速度が上がる 6消費:さらに兵種アクションのダメージが上がる |
必要士気 |
8 |
効果時間 |
知力時間 |
Illust. |
Wolfina |
声優 |
小西克幸 |
計略内容
カテゴリ |
士気 |
琥煌 |
武力 |
知力 |
速度 |
兵力 |
効果時間 |
備考 |
琥煌 |
8 |
0 |
+3 |
- |
- |
- |
9.4c(知力依存0.2c) |
- |
1 |
+4 |
2 |
+5 |
3 |
+6 |
+30% |
4 |
+7 |
+40% |
5 |
+9 |
+50% |
琥煌 極 |
6 |
+11 |
+60% |
兵種アクションのダメージが上がる |
(最新Ver.2.6.0E)
調整履歴
修正Ver. |
変更点 |
内容 |
備考 |
Ver.2.0.0C |
速度上昇値 琥煌ゲージ3消費時 +20%→+30% 琥煌ゲージ4消費時 +30%→+40% 琥煌ゲージ5消費時 +40%→+50% 琥煌ゲージ6消費時 +50%→+60% |
↑ |
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Ver.2.0.0D |
効果時間 9.0c → 8.5c |
↓ |
- |
Ver.2.0.0G |
効果時間 8.5c → 9.0c |
↑ |
- |
Ver.2.5.0F |
武力上昇値 琥煌ゲージ0消費時 +2→+3 琥煌ゲージ1消費時 +3→+4 琥煌ゲージ2消費時 +4→+5 琥煌ゲージ3消費時 +5→+6 琥煌ゲージ4消費時 +6→+7 琥煌ゲージ5消費時 +8→+9 琥煌ゲージ6消費時 +10→+11 |
↑ |
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Ver.2.6.0E |
効果時間 9.0c → 9.4c |
↑ |
- |
所感
維新三傑の一人、西郷隆盛が3コスト騎兵として参戦。
開幕においては武力10の強さを活かして自身が乱戦しつつ遠距離兵種で攻撃し、相手の槍を処理した後に突撃するなどで、琥軍において重要な流派ゲージ稼ぎ主体の立ち回りを行いやすい。
計略「大西郷の琥号」は士気8を要する大型琥煌号令。
追加効果を踏まえると極力琥煌6で打つべき計略であり、使用タイミングは後半の勝負どころ1回限りとなる。
6消費時の破壊力は本ゲーム随一で、高い武力上昇に加え速度上昇とアクションダメージ強化により戦闘面において負けることはまずない。
たとえ士気12を使った計略コンボであろうと、正面から叩き潰せるほど。
ただし槍兵と剣豪以外は迎撃を受けるようになるため、計略後の弓兵と鉄砲の動かし方、そしてメインのダメージソースとなる西郷自身が迎撃を受けないよう細心の注意を払いたい。
決まれば強力とはいえ性質上小回りが全く効かず、こちらの準備がまだ整わない序~中盤に相手の全力の攻めを受けることになりやすいため、ここで被害をどれだけ抑えられるかが重要となる。
自身が3コスト騎兵であることからデッキ全体の攻城力そのものは低くなりがちであり、かつ計略の効果時間も並であることが弱点のひとつ。
相手の攻城を許しすぎたり、耐えた後のこちらの攻勢を城に籠られて凌がれてしまい、せっかくの計略の破壊力が無駄になってしまうのが典型的な負けパターン。
デッキ構築においては防衛用あるいはサブプランとして、
大久保利通などの全体強化や
九天・
中村半次郎などの超絶強化持ちを用意し、中盤までの攻城ダメージを抑えるようにしたい。
試合展開によってはこれらの計略に琥煌3を2回以上費やすことになり、西郷の計略に回す琥煌がなくなってしまうこともある。
その場合は本人のスペックを活かし、白兵面でうまくアドバンテージを取っていきたいところ。
解説
維新三傑の一人で、上野恩賜公園に立つ銅像でも知られる人物。この銅像は皇居外苑の
楠木正成像、靖国神社の
大村益次郎像とともに東京の三大銅像の一つに数えられている。
実は本当の名前は「
隆永」だったのだが、吉井友実が王政復古の章典で
間違えて西郷の父の名(隆盛)で届け出たため、そのまま隆盛を名乗っている。
島津斉彬に抜擢されるまでの間は、空気が読めず融通が利かない厄介者という評価も受けていた。
しかし、富むことを良しとせず名誉欲のない隆盛の清廉で実直な人柄や、うどさぁ(『大きな人』の意)とも呼ばれる巨大な体躯は、彼と接した人々を強烈に惹きつけたという。
30代には2度の流刑を受けている。
1度目は安政の大獄に反発して斉彬と共に挙兵しようとしたことが理由。
斉彬が急死すると、
一橋慶喜を将軍に据える運動に関わっていたことへの幕府からの追求を避けるため、藩の方針で奄美大島に3年間潜居した。
なお、この時に島民である愛加那(アイカナ。近年の研究により戸籍上の正式名は『アリカナ』と判明)と結婚し2人の子供を設けた。
しかし大島で3度目に会ったのを最後に2人は離れ離れとなり、以降手紙での交流のみが続いた。
2度目は薩摩に戻ってから3ヶ月後、島津久光の上洛を倒幕に動くものと勘違いした藩士達の暴走を鎮めるために待機命令を破ったこと。沖永良部島にて2年間牢に入れられた。
初めは野ざらしの牢に入れられたため体が弱っていったが、後に座敷牢に場所を変えられかろうじて命を繋いだ。
実は写真が現存せず(写真を嫌い、撮らなかったとも)、本当の顔が不明な人物としても知られる。
現在よく目にするのはイタリア人画家キヨッソーネの描いた肖像画だが、これは実弟・
従道と従弟・
大山巌の顔を元に想像で描かれたものである。
攻城台詞は薩摩で行われていた郷中教育の教えにある言葉で「迷ったらあれこれ考えるよりも行動しろ」という意味。
戦国大戦では新納忠元のセリフとして使われていた。
撤退台詞の「もうよかろう……」は西南戦争時の切腹前の「もうここらでよか」からきていると思われる。
ちなみに琥煌6消費の計略ムービーにて剣を振るう場面があるが、西郷自身は少年の頃に喧嘩の仲裁で右腕に刀傷を負い、その怪我がもとで刀剣を上手く握ることが出来なくなっている。
そのため、剣術の代わりの武術として相撲を修め、武を高められない分学問に一層励むようになった。
また、本作では騎兵として登場しているが、沖永良部島に流されていた頃に患った寄生虫病(リンパ系フィラリア症)により乗馬にも支障をきたす程に睾丸が肥大してしていたため、西南戦争時には馬ではなく輿に乗って移動していたという。
この身体的特徴は、
別府晋介に介錯され首なしになっていた西郷の遺体を特定する決め手にもなっている。
彼の死後、明治10年(1877年)に火星が地球に急接近した。
当時の庶民はこれが火星である事は知らず、「急に現われた異様に明るい星の赤い光の中に、陸軍大将の正装をした西郷隆盛の姿が見えた」という噂が流れ、西郷星と呼ばれて大騒ぎになった。
後に土星も火星の近くに位置していたことから、土星を『桐野星』(桐野とは桐野利秋こと
中村半次郎)と呼んだ。
このように西郷隆盛は当時の人々から慕われており、明治天皇も西郷の死の報を受けた際には『西郷を殺せとは言わなかった』と言ったと伝わる。
後に西郷は大日本帝国憲法発布の際に大赦で赦され、正三位を追贈された。
上野公園に西郷隆盛像が建てられているのは、上野戦争(黒門口の戦い)にて彼が活躍した場所であることが所以。
明治31年12月18日にこの像の除幕式が行われると、当時鹿児島の西郷屋敷にいた糸子未亡人(三番目の妻)は、遺児たちを連れてはるばる上京し式に参列した。
その際、糸子が「あれまあ!うちの人はこんなお人ではなかったのに!」と言ったことで、上野の西郷隆盛像は似ていないという話が広まってしまった。
西郷隆盛像は彫刻家の高村光雲が先述のキヨッソーネによる肖像画を元にして製作したものであるため、近親者が似ていないと判断しても無理はない。
他にも板垣退助が「こんな顔じゃない」と言って帰ったという話などが残っているが、実際のところ縁者からも「顔つきはよく出来ている」という声が上がっており、細かいディテールによって醸し出される雰囲気が隆盛本人のものと異なっていた、というような話かと思われる。
なお、この発言は『隆盛は人前に出る際にはきちんと正装をする、礼を重んじる人間だった』という意味だったとも言われている。
銅像が犬を連れているのは、肥満解消(医師からドクターストップが掛けられたほどの肥満症だった)のための兎狩りをしている姿をかたどったためである。
ホワイトデー台詞の「赤ベロベロしょっぱ漬け」とはマグロの漬けのことで、西郷隆盛がそう呼んで好んだそうだ。
なお江戸では詰めて「ヅケ」と呼ばれていた。
マグロは当初、ゲスな魚として遠ざけられていたが、大漁に獲れてしまった時に醤油漬けにしたところ、その旨味に魅了されて人気が出た。
以降、終戦後までマグロはヅケが一番うまいとされ、今でもトロよりヅケを好む人が多いそうだ。
大戦シリーズにおいて
台詞
\ |
台詞 |
開幕 |
たとえ一人になっても、正道を行き、この国を変えてやっど! |
└自軍に琥019_島津斉彬 |
おいが行きもそ。斉彬様の御深志のままに |
計略 |
命は要らず、名も要らず、ただ此処に、志あり! |
├琥029_中村半次郎or琥035_村田新八 対象時 |
おいの体は差し上げもそ! この死地にて、道を遂げん! |
└絆武将 |
逆賊と呼ばれようと、おはんと一緒に天を駆けっど |
兵種アクション |
チェストー!! |
撤退 |
もうよかろう…… |
復活 |
きばいやんせ! |
伏兵 |
覚悟があれば片づけもんせ |
攻城 |
泣こかい跳ぼかい、泣こよかひっ跳べ! |
落城 |
よお戦ってくれた。もう戦争を止むっど。寛大な処置をしたもんせ |
贈り物① |
おお、ウナギか。 それなら、ツンとトラにも食べさせよう! |
贈り物② |
いいかげん贈り物は遠慮すっど。いや、犬の絵でごわすか!? そげんもん……いただきもす! |
贈り物(お正月) |
頼ってくれる者を受け入れんのは薩摩隼人の すっことじゃなか。おかげで同士はたくさん増えた。 |
贈り物(バレンタインデー) |
これは……加須底羅! かるかん! くず餅! おいの好きな甘かもんばっかりじゃ! |
贈り物(ホワイトデー) |
ホワイトデーにぴったいなモンを用意したぞ! とんこつと赤ベロベロしょっぱ漬けでごわす! |
贈り物(ハロウィン) |
おはんたちはなんたることをしでかしたか! じゃっどん、ちょっと面白そうじゃ。 |
友好度上昇 |
きばいやんせ! |
寵臣 |
我が道に、心中一点の雲霞なし |
└特殊 |
- |
琥煌掛け声
\ |
壱 |
弐 |
参 |
肆 |
伍 |
陸 |
台詞 |
いち |
に |
さん |
し |
ご |
ろく |
贈り物の特殊演出
①
対象武将:琥002大久保利通 |
会話武将 |
台詞 |
琥014西郷隆盛 |
……一蔵どん、ないごて薩摩ことばを話さん? |
琥002大久保利通 |
新たな国家の柱となるなら、万民に伝わる 言語で話す癖をつけなければならないからだ。 |
琥014西郷隆盛 |
そうか。わっぜとぜんなか…… (※わっぜとぜんなか=とても寂しい) |
琥002大久保利通 |
吉之助さあはしょんなか人じゃ。 こいで満足か? (※しょんなか=仕方ない) |
②
対象武将:琥019島津斉彬 |
会話武将 |
台詞 |
琥019島津斉彬 |
西郷!! いるか!!!! |
琥014西郷隆盛 |
聞いちょりもす!!!! |
琥014西郷隆盛 |
はっ……でいなこつしもした。 庭方として斉彬様からのお声がけが嬉しく…… (※でいなこつしもした=申し訳ありません) |
琥019島津斉彬 |
ははは、律儀に私の大声に付き合うな。 西郷は才知は足りぬが、仁は人一倍あるな。 |
情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。
最終更新:2025年04月23日 11:51