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フィン・マックール/性能 - (2018/07/24 (火) 22:58:05) の編集履歴(バックアップ)


2016年2月に実装された、3人目の★4ランサー。
ランサークラスとしてはかなり珍しいArts多めのカード構成を持つ。
ところが素のNP効率とスター発生数が全☆4槍キャラで最悪という致命的な欠陥を抱えており、AQAEXでも20%に満たないため主力としての活躍が非常に困難である。
スキル1を育てればNPだけは一時的には改善されるが、その3ターン間だけを考慮においても上はごまんといる。

+ 星4槍NP効率比較
Name スキル使用 クラス Aaa aAa aaA ABQE 最大 最大リチャージ パッシブ
手順 手順
エリザベート・バートリー - 槍4 29.32 32.88 36.44 23.62 AQQE 28.02 T QAE 20.84 陣地作成 B
槍オルタ - 槍4 28.88 32.21 35.54 20.26 AQQE 23.44 T QAE 18.72 騎乗 A
フィン・マックール - 槍4 24.4 26.04 27.7 12.65 AQAE 19.24 T AAE 23.09 +20
フィン・マックール 魔術 B
千里眼(麗) B++
槍4 27.42 30.42 33.44 18.13 AQAE 30.14 T AAE 38.58 +20
神槍 李書文 - 槍4 26.24 28.58 30.92 16.64 AQAE 26.26 T AAE 29.38 +20
清姫〔ランサー〕 - 槍4 28.4 31.54 34.7 31.5 ABBE 31.5 T QAE 20.99
ヴラド三世〔EXTRA〕 - 槍4 28.8 32.1 35.4 33 AQQE 37.95 T QAE 23.65
サンタ・リリィ - 槍4 28.64 31.88 35.12 23.04 AQQE 27.72 T QAE 19.8
メドゥーサ〔ランサー〕 - 槍4 27.04 29.68 32.32 15.84 AQAE 27.06 T AAE 24.2
源頼光 - 槍4 32 36.48 41 27.48 AQQE 32.7 T QAE 25.47 騎乗 A+
パールヴァティー - 槍4 28.64 31.88 35.12 32.4 AQQE 37.26 T QAE 37.54
哪吒 - 槍4 28.64 31.88 35.12 25.2 AQQE 30.24 T QAE 20.16

サーヴァント/隠しステータス/NP獲得効率より

スキル

【スキル1】千里眼 B → 千里眼(麗)B++  CT:8-6
自身のスター発生率を3T上昇させる。倍率は控えめでヒット数も最低水準なためほぼ効果は実感できない。

2017年8月7日に幕間が追加、クリアすることで強化される。
内容はスター発生率の上昇とNP獲得量アップの追加、また対象が自身のみから味方全体へ変更されるというもの。
自身への恩恵は相変わらず薄いが、味方へのサポートとしては優秀。

【スキル2】女難の美 A  CT:12-10
目を引く固有スキル。1ターンながらターゲット集中と回避を併せ持ったスキルで、これ一つで敵の単体宝具を完封することができる。

欠点は12とマスタースキル並の最長CTで連発ができないことと、未育成状態では回避効果が確率制限であること。
回避アイコン自体は必ず付くが「確率で回避できる状態」であるため、見た目と違ってダメージを受けることもあるので注意。
Lv10で確定になるが、そのためだけに育てるにはコスパが悪い。

一応レオニダス一世と違い、相手の宝具を連続で耐えることが可能だが、1ターンの無敵&タゲ集中だけを目当てにするならクラス相性も関係ないのでマシュで充分。
特に第二部で上位互換スキルをマシュが得たためなおさらである。

【スキル3】魔術 B  CT:7-5
自身のArtsカード性能を1T上昇させる。
基本的には宝具かクリティカル確定時に合わせて使うことになるだろう。

宝具「 無敗の紫靫草 (マク・ア・ルイン)

Arts全体宝具(3Hit)。追加効果として、敵全体の攻撃力をダウン(3T)と自身に精神異常無効状態(3T)を付与する。
2018年6月1日現在、槍クラスで全体多段hitするArts宝具はフィンのみ。しかしどうしてもフィンでなければという場面はほとんどない。
宝具強化済みかつ『魔術』があるので威力は十分だが、『千里眼(麗)』を併用してもNPリチャージ量は(宝具だけでは)さほどでもなく、サモさんやジークのように宝具連発を狙うのは難しい。
魔術と千里眼(麗)を乗せた宝具QAExでNPが50以上チャージされるので、クリティカルやオーバーキル、味方のバフ、女難による被弾なども含めれば宝具2連射は可能である。
追加効果の敵攻撃力ダウンはOC1で10%と倍率が心もとない。全員で攻デバフ防バフを積み重ねる編成にするか、おまけ要素として割り切るかのどちらかになる。
もう一つの追加要素である精神異常無効は『女難の美』のデメリットを相殺できる。敵によっては『女難の美』と併せて使うことも考えられる。

運用

攻撃面については、現在唯一の全体攻撃Arts宝具を持つBuster1枚ランサーなので『魔術』スキルを併用した宝具を主体とした攻撃をするにも関わらず、
通常攻撃のNP効率があまりに低すぎる=同じランサーと組ませた時の足かせが重すぎるため、アーツチェインを前提としたパーティー編成はほぼ必須。

Buster1枚による火力不足、Artsが2枚あってなお足りないNP効率、2枚のQuickが2ヒットと千里眼の効果が薄すぎる、スキルの取り回しも良いとはいえないなど、運用に当たっての欠点がかなり多い。
Artsパーティのサブアタッカーとして主力の損耗を肩代わりしつつ前座を薙ぎ払ってもらうのには十分なステータスは持つため、カレイドスコープ以外ではNPとArts性能を補えるダイブ・トゥ・ブルーニュー・ビギニングが礼装の最有力候補だろうか。

2017年8月7日に千里眼が強化され、ランサーとしては貴重なNP効率バフスキルを持つようになる。
槍はQ2A1の構成が多いため、星産出量を増やしつつNP効率の改善に繋がるという、槍の長所を伸ばし短所を補うサポーターとしての特色を得ることになった。
問題はこのスキルを使用しても自身の性能が劣悪なことに尽きるだろうが、とりあえず2030年の欠片を持たせて初手A供給、1Tの盾、NP効率バフと、あくまで脇役に徹するのであればその恩恵は見どころがある。
その用途としては、玉藻の前〔ランサー〕パールヴァティーモードレッド〔ライダー〕ランスロットなどの星生成・NP効率の良い(またはスター発生率・NP獲得量アップスキル持ち)キャラと相性が良い。