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ジャンヌ・ダルク/性能 - (2018/07/09 (月) 16:12:02) の編集履歴(バックアップ)


稼働当初から実装されている★5 裁定者 (ルーラー)クラスのサーヴァント。
最大HP16,500という全サーヴァント最高の体力に加え、ルーラーのクラス相性で被ダメージを軽減し、さらにクラススキルで「対魔力 EX」を持ち弱体化も弾く、と無類の耐久力を誇る。
一方でATKは★5中でワースト2位だが、ルーラーは攻撃力に1.1倍の補正がかかるため、実質ATKは1万を超え順位は少し上がる。クラス相性で攻撃有利となるのはバーサーカーとムーンキャンサーのみだが、一応殴れないわけではない。
カード構成はQ1A3B1+A宝具。
ヒット数はQ:2hit、A:2hit、B:1hit、EX:3hit。お世辞にもカード性能が高いとは言えない。
基本的にはArtsメインのPTに組み込むことでNPを確保する運用になる。

スキル

  • 【スキル1】啓示 A CT:8-6
    スター獲得状態を得るスキル。
    似た効果の「無辜の怪物」と同じくらいの排出量だが、副次効果がなくCTが1長い。

  • 【スキル2】真名看破 B CT-7-5
    敵サーヴァント1体の宝具威力を減少させるスキル。
    字面に反して効果があまりにも低く、子ギル柳生但馬守宗矩ナイチンゲールメルトリリスなどのデバフと組み合わせない限りほぼ意味をなさない。

  • 【スキル3】神明裁決 A CT:8-6
    敵サーヴァント1体を高確率で拘束(スタンと効果は同じ)するスキル。
    行動停止系スキルの中では成功率が高く、ボスにはサーヴァントが多いため有用性はそれなり。高レベルなら「対魔力」持ちにも効果が期待できる。

スキルに関しては、「啓示」>「神明裁決」の順が良い。
ただ、基本的に出番はボス戦での耐久要員であるため、「神明裁決」を優先して対サーヴァント戦での機能を充実させるのも手ではある。
この辺りは手持ちのサーヴァント、礼装によって戦略の立て方が変わってくるので、検討してから育ててほしい。

「真名看破」は最大レベルでも大した効果が見込めないので、現状は無視するのが得策。

【宝具】 我が神はここにありて (リュミノジテ・エテルネッル)

A属性の支援宝具。自身を2Tスタンさせることと引き換えに、味方全体に1Tの無敵+2TのHP回復状態(OCで回復量増加)・3Tの防御力上昇(宝具レベル依存)を付与する。
味方全員をほとんどの攻撃から守ることが出来、多少ながら体力も回復出来る。ただし防御力上昇の比率は宝具レベル1では誤差の範囲で、2以上になれば信頼出来る数字にはなるが宝具級の攻撃をやり過ごせる程ではない。
無敵貫通能力を持つ敵に対しては別の対策を採った方が良い。

第3再臨後の幕間の物語をクリアすると宝具が強化され、デメリットのスタンが削除された上に味方全体の弱体解除効果が追加される。これを行っているかどうかで性能に天地の差があるため、まずはここまで育成することをお勧めする。

総評

初期は最優と謳われ、その後攻撃重視の風潮になるとこき下ろされ、その後宝具強化を受けて高難易度で大暴れしたためトップクラス再浮上、
最近は敵側の耐久メタの増加により必要な選択肢が増えたことでやや落ち着く…といった具合に環境変化のあおりを受け続けてきたサーヴァント。
この辺りについては後ろにまとめたので、興味がある人はご一読を。

宝具使用を前提に置いた耐久PTでの起用が主な役割。初心者でもマシュと並べる等で不沈艦隊とすることが出来、また最近は複数ゲージを持ち瞬殺して片付けることが出来ない高難易度クエストも時々あるため経験者でも選択肢に挙がる。
また、最後尾に置いて単騎になった後は宝具を使いながらひたすらAで殴り続けることでしぶとく堪えながら攻撃し続けることも出来る。
時間は掛かるが、前衛と並べても後衛に据えても、はたまた前衛で一人だけ生き残っても自分の動きを持てる対応能力は大きな強みの一つ。
単騎時の宝具発動スパンは敵側の攻撃hit数にも大きく影響されるが、フォーマルクラフト等のA強化礼装、天の晩餐等のNP獲得量上昇系の礼装を持たせれば2Tに1回はほぼ安定して宝具を撃つことも可能になる。

先述したがATKこそ低いもののルーラー補正がかかり、またArtsブレイブチェインを連発できるため、火力は意外と低くはない。
初心者のプレイヤーはフレンドにジャンヌを出している人がいたら、彼女を借りて種火集めをしてみると良い。時間がかかる点はご愛嬌。

前者の役割を果たす分には、最低でも「神明裁決」の解放と宝具強化があれば良いので第3再臨で育成を止めても問題ない。
単騎で戦わせる場合はステータスは少しでも高い方がいいため、なるべくレベルは上げた方がいい。

相性のいいサーヴァント

  • マーリン
    スキル「幻術」を持つため一見競合相手に見えるが、併用した時の相性は屈指のもの。
    なぜならジャンヌの宝具展開が間に合わなくても2~3巡に1回は彼の幻術が隙を埋めあわせられるからだ。
    加えて同じA3枚構成のため互いのNPを確実に貯められるうえ、宝具とスキルでNP供給=ジャンヌの宝具がさらに安定し、しかもHP継続回復で無敵の切れ目の心配も減る。
    そして宝具で得る星と「啓示」と合わせることで、十分な星をジャンヌまたはアタッカーに供給することが可能。
  • ダビデ
    マーリンと同じくA3枚構成で、「治癒の竪琴」はジャンヌの宝具の合間に使うことが出来る。
    宝具はBだが、スキル封印を与えることが出来るので、敵のチャージスキルによって不意のタイミングで宝具が来るのを防止可能。
  • BB
    ジャンヌが「啓示」で出した星を「自己改造」で吸い、クリティカルでNPを貯めて宝具を撃つことでジャンヌのNPとダメージペースを確保出来る。
    また「十の王冠」でダメージの偏りやスタン等の解消、「黄金の杯」でNPを貯める1手分の確保、さらに宝具の弱体耐性ダウンで「神明裁決」もより通りやすくなる、と防御パにおける相性がかなり良い。
    問題点があるとすれば攻撃力が控えめなことと、BBはジャンヌと違い等倍で攻撃を受け続けなければならないため単純な耐久値では及ばないこと。後者についてはBBにメイド・イン・ハロウィンを持たせる等でカバー出来る。
    ライダーのボス等、マーリンが起用しづらい場合に有効なエクストラクラスの一人。
  • アンデルセン
    A3枚と高い回復力・クリティカルに秀でたサポート力を持つ、通称「ジャンデルセンシステム」が初期定番の組み方として知られた。
    こちらについてはアンデルセンの記事を参照。
  • ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕
    BB同様、「啓示」で出した星を「自己改造」で吸いクリティカルで大ダメージを狙うことが出来、また耐久力の弱さをカバー出来る。
    またオルタの宝具には「強化無効」が付いており、この状態がかかれば一部の敵の宝具に付属する無敵貫通が入らなくなるため、そこでジャンヌの宝具で対処出来る。
    ちなみにこれと同様のコンボは、メフィストフェレスの「道化の大笑」や魔術礼装「月の海の記憶」のマスタースキル「パニッシュメント」でも代用可能。
    ただし、最近のボスは宝具前にスキルを使用するような行動パターンが実装されていることが多く、それで回数制の強化無効が消費されてしまうことがあるので注意。
    他にもそもそも強化無効すら通じずに宝具対策の永続バフをかけられるケースも決して看過できないステージに散在するため、オルタの火力を発揮できる手立ては万全にすべきだろう。

相性のいい礼装

  • 聖者の依代
    スタン等の足止めや宝具封印を防止しつつNP獲得量を増やす。宝具からスタンが削除されたため以前よりは需要は減ったが、高難易度戦における安定性が増すため相性は未だ良い。絵的にも映える。
  • カレイドスコープ虚数魔術等の初期NP系
    アーチャー・アサシン・アルターエゴとの1WAVEボス戦など、NPを貯める時間がない場合に。
  • プリズマコスモス
    BBと組ませる場合等に。ジャンヌのカードは積極的には使わない場合で有用。
  • 天の晩餐等のNP獲得量強化系、
    フォーマルクラフト投影魔術等のA強化系礼装
    単騎で戦う場合等、ジャンヌのカードを積極的に選ぶ場合の候補。
  • 2030年の欠片
    生存力を活かして場に居座ることで、「啓示」と併せて星を供給し続けることができる。
  • 天の啓示(絆礼装)
    全体のB強化で攻撃力を底上げする。防御に特化したPTでは恩恵が薄いが、ジャンヌオルタ等「啓示」の星を捧げる運用をする場合等に有用か。
  • ぐだぐだ看板娘
    3Tだけ、攻撃力を上げて殴りに行きつつ、ターゲット集中で味方を守る。

育成に関して

エクストラクラスであるため他とは仕様が大きく異なり、マシュ・キリエライトともやや異なる点がある。

  • クラスが一致する経験値カードはALLのみ。曜日クエストの周回などで得られる経験値が他のサーヴァントよりも少なくなってしまう。
  • フォウくんの合成もALLでのみ強化可能。フレンドポイント召喚での獲得は殆ど見込めないので、イベントやマナプリズムでの購入が必須になる。
  • ジャンヌの成長タイプは凹字型。育成序盤はまだしも、中盤は成長タイプで・後半は必要経験値の面で、一向にステータスが伸びずに苦労する。
  • 霊基再臨やスキルの強化も、汎用素材だけを見れば他のサーヴァントよりは比較的揃えやすい部類ではあるが、
    全クラスのピース系・輝石系を要求されるので、どのサーヴァントを所持していても素材が被る。これはどちらかと言うとスキル育成で特に重い枷となる。