踊り子
紋章の謎の
フィーナで初登場し、以後ほぼ全シリーズに登場する
クラス。
その踊りにより隣接キャラ一人を
再行動させる、極めて便利な力を持つ。
聖戦の系譜、トラキア776、エンゲージではクラス名が「踊り子」ではなく「ダンサー」となっている。
蒼炎の軌跡、暁の女神、if、♯FE(Encore)では登場しないがテリウス作品では同系統能力を持つ
リュシオンら「鷺の民」が、ifでは
アクア専用のクラス「歌姫」が登場する。
♯FEでは全員の行動回数を増やす
樹のスキル「モデルポーズ」が登場。
FEの踊り子の仕様をRPG向けにしたものと思われる。
また、外見と設定しか違いはないが封印、烈火の「
バード」が踊り子と同じ能力を持つが加入時期や分岐などが原因で踊り子と同時出撃はできない。
戦闘力は低いか全く無いが、使い勝手の良さはその欠点を遥かに凌駕するため
主人公に次ぐ半固定出撃メンバーとしている人も多いだろう。
聖戦の系譜の
シルヴィア、
リーン、
レイリアは隣接するすべてのキャラ(上下左右で4人、城内だと城内全員)を再行動させる、高性能な踊り子だった。
聖戦だと章ひとつのマップが広い事が理由であろう。
トラキア776の
ラーラは元々のクラスが
シーフなので、シリーズでも類を見ない「盗める踊り子」になれる。
クラスチェンジについても独自の仕様があるが、少しややこしいので詳細は彼女のページへ。
烈火の剣の
ニニアンは
専用のアイテムを持っており、これを使うと特定の能力を1ターンのみ強力にブーストできるため、踊り子の基本である再行動に加えてオンリーワンの仕事が可能。
さらに「踊り」というより「舞い」と表現するべき神秘的な雰囲気も併せ持ち、従来の踊り子から一線を越える存在感を放つ。
ヒーローズでは各作品の踊り子や歌姫、バードなどが多数登場し、専用補助スキル「踊る」/「歌う」/「奏でる」で隣接する味方一人を再行動させる事ができる。
また、原作で踊り子ではないキャラでも舞踏祭、浴衣超英雄などで踊り子仕様になっているキャラもいる。
従来シリーズではできなかった踊り子複数運用も可能。
ただし、踊る系スキルは同じ踊る系スキルを持つキャラには使用できず、踊り子キャラは同時期・同兵種の非踊り子キャラと比べてステータスが低く設定してあるため戦闘に不向きな事が多い。
なおドロテアは原作で必ず踊り子になるわけではないが踊り子向けのステータスから白鷺杯に入賞させるプレイヤーが多かった為か踊り子キャラとなっている。
風花雪月では、性別を問わず生徒から出場者を任意に選択できる白鷺杯の優勝者がクラスチェンジできるようになる。
踊り子としては珍しく魔法が使用でき、スキル「剣回避+20」を持つ。
剣回避+20は速さの高いキャラや個人スキルで回避が上がるフェルディナントやディミトリが資格を得ると回避盾能力がかなり上がる。
なお黒鷲の学級ではいずれの章でも永久離脱者がいるため、出場者の選定には注意が必要となる。
エンゲージではセアダス専用兵種「ダンサー」として登場。
ヒーローズと選択式の風花雪月を除けば初の男性踊り子となる。
初登場の武器「体術」を唯一専門に扱う兵種。
ただしセアダス自身もダンサーの補正も両刀型になるような成長になっておらず、力に偏っておりその力も伸びるとは言えないのでダメージは他の体術を扱う兵種よりも落ちてしまう。
そのため近年の作品では珍しく攻撃能力が控えめな踊り子系のキャラ。
戦闘もこなせる踊り子系が出まくってた今までがおかしかっただけかもしれない。
その代わりにエンゲージのシステムと再行動が噛み合っており、攻略で特に重要なユニットとなっている。
最終更新:2025年08月07日 22:52