多クミ(たくみ)
暗夜ルートで
ガロンを倒したカムイ達の前に現れた
タクミ。
しかし彼は他ルートとは異なり透魔竜
ハイドラの術を解く事ができず、死体となり、
ハイドラの眷属と化してしまった。
意識はすでに
タクミのものではなく、恨みの力で動いている。
握る弓も風神弓に似た禍々しい弓「スカディ」となっている。
FEの
ラスボスは竜が多く、竜でなくとも剣や魔法といったなかなか威厳のある武器が多かったが
タクミはFE史上初にしてシリーズ唯一の弓兵のラスボスである。
現在でも弓兵の
ラスボスはヒーローズの各部
ラスボス含め出ていない。
弓兵ならば通例通り
近づいて囲んでしまえばいいと思うかもしれないが、
そんな事で暗夜ルートの終章が崩せるはずもなく。
武器のスカディは案の定射程が1〜4となっている。
ラスボスの弓だからって巧者武器よりも射程が長い。
バレンシアの弓兵かお前は
ベルヴェルクほどではないが威力が高く、必殺回避が上がる効果も搭載しているが、
そんな事より最大の特徴がある。
それはこの武器の効果として
自身の防陣の後衛に自分の分身を生成する能力がある。
この記事の名前の由来はここからである。
そして彼は専用のスキルとして
「攻防一体の陣」を装備しており、彼の防陣は攻陣の効果と防陣の効果両方を持つ前作覚醒の
ダブルをさらに凶悪にした性能になっている。
何故か竜鱗のスキルも持っており通常の武器では威力が半減されてしまう為高いダメージを与える場合は
夜刀神・暗夜を使用しよう。
各種デバフや三すくみ有利は効くのでさっさと片付けたいが、高難易度では復讐、生命吸収のスキルを習得し、迂闊な攻撃が出来なくなる。
一見暗夜の
ラスボスとしては穴が多くあまり強くなく聞こえる。
...がこの
タクミの出てくる終章の真の強さは
タクミ自身ではなく
タクミに近寄らせない敵の配置である。
各種デバフ杖による妨害を仕掛ける山伏やメイド、
デバフ効果の掛かる
暗器使いをはじめとして
雑魚の数が非常に多く、無限湧きもあるため時間をかけるほど状況が悪くなる。
さらに
タクミは定期的に衝撃波を放ち、マップ全体に攻撃をする。
この衝撃波は竜脈で防げるが竜脈の数は限られている為注意。
余談
彼の分身芸は彼が他作品に登場した際もネタにされ、
「FEサイファ」の眷属
タクミは同名カードを2枚まで出せる効果を所持していたり、
「FE無双」では覚醒奥義で分身したり、
「FEヒーローズ」で初の闇堕ち英雄兼初の
ラスボス英雄として眷属
タクミが登場した際の大英雄戦ではしれっと増えていたり、
「
スマブラSP」では
タクミのスピリッツのバトルで2体のピットが敵として出てくる等
とにかくこの分身芸がいじられている。
最終更新:2024年05月20日 14:42