索敵マップ

索敵マップ

ファイアーエムブレムシリーズの原点となる作品「ファミコンウォーズ」シリーズの4作目「スーパーファミコンウォーズ」にて登場したシステムがFEシリーズに輸入されたもの。
FEシリーズではトラキア776で初登場。

夜・洞窟内・霧が濃い等の理由により味方ユニットの周囲数マスしか敵を確認することができないマップ。

基となったFCWシリーズのものとは異なり索敵範囲は基本どのユニットでも共通で、飛行ユニットであろうと、山に登った歩行ユニットでも索敵範囲は変わらない。
また林や森の中に侵入した敵ユニットも索敵範囲であれば確認ができる。

索敵範囲外を移動先として選択することもできるが、移動中に敵にぶち当たると、そこで強制的に止まり、ユニットが待機してしまう。
どこにどんな強さの敵がどれだけの数いるかがまったくわからないので、難易度は通常マップの数倍に跳ね上がる。
ちなみに敵は一切の影響を受けることなく普段どおりに攻めてくる。不公平だ。

たいまつトーチの杖の使用、視野の広い盗賊系を出陣させる(封印の剣以降)等の手段により、索敵範囲を広げることができる。

余談だが、暗黒竜の没アイテム「トオメガネ」を使うとサクテキが5あがったと表示される。
暗黒竜でも索敵MAPを使うつもりだったのだろうか?

トラキア776

索敵範囲外のマップの地形は真っ黒に表示されて地形すら確認することができない。
加えてやたらと増援が登場する・リワープで飛んでくる大量の魔道士・市民を護る必要がある・射程無限の杖を使ってくる等、もはや嫌がらせの域に達している構成が目立つ。

封印の剣

本作以降は、FCWシリーズ同様索敵範囲外の地形も確認できるようになった。
また同時に盗賊系ユニットは索敵範囲が広く表示されるようにもなった。

新・紋章の謎

新規追加された外伝で登場。暗殺組織が2度に渡り、視界の悪い場所でシューターロングボウを装備したスナイパーを用いて狙撃してくる。
本作には対策アイテムが無いが、外伝はマップが狭いので、敵の配置を覚えてしまうのが手っ取り早い。

風花雪月

霧が原因の索敵マップがいくつか登場する。
なお、グロンダーズの会戦でも霧で視界が悪いという台詞が出てくるが、これは敵対していない王国軍と同盟軍が互いを攻撃する理由をフォローするための描写であり、攻略上は索敵マップではない。

無双 風花雪月

索敵マップ、無双シリーズにも登場。
「敵将を探して撃破する必要がある」、「特定の魔法職が霧を発しており、倒すことで視界を晴らすことができる」という特徴を持つ。

エンゲージ

夜や洞窟内などの暗闇が原因のマップのみが登場。名称が「暗闇マップ」となっている。
「かがり火」の周囲は自軍ユニットが存在しなくても視界が利く。ストーリー上では暗闇マップではないが、遭遇戦だと暗闇マップになる場所もいくつかある。

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最終更新:2025年03月23日 13:13