ラフィエル

ラフィエル

ファイアーエムブレム 暁の女神の登場人物。鷺のラグズ
セリノス王国の第一王子で、リーリア、リュシオンリアーネの兄。狼女王ニケの伴侶。
クラスは白鷺王子(プリンスイーグレット)→化身すると白鷺(イーグレット)。

概要

他のセリノス王族と同様に、金色の長髪と純白の翼を持つ美青年。年代はティバーンと近いらしい。
色々と周囲の影響を受けているリュシオンやリアーネに比べると鷺の民特有の繊細さを強く残した性格だが、
物語後半では憎しみ(鷺の民とは相性の悪い「負」の気)を受け入れている自分自身に驚く場面もある。
アイクはこれを否定的には捉えず、鷺の民が変わりつつあるという事ではないかと俯瞰していた。

過去

暁の女神本編より23年半ほど前、セリノスの森の外れでベオクの奴隷狩りに襲われ、ベグニオン帝国に連れ去られる。
ルカンバルテロメオリヴァーなど、元老院の貴族たちがラフィエルを競り落とそうとする中、
多くの私財を投げ打ったアニムス公爵ヘッツェルに買い取られた。

その後まもなく病にかかるが、ヘッツェルの手厚い看護によってかろうじて命を取り留める
(しかし、この時に飛ぶ力はほとんど失ってしまった)
この事を哀れに思ったヘッツェルは、傷が癒え次第ラフィエルをセリノスの森に返す事を約束。
ラフィエルの側も、この一件によってヘッツェルの事を心から信頼しかけていた。

しかし、その矢先に「セリノスの大虐殺」が発生し、愛する森と同胞たちを失う。
ヘッツェルはラフィエルに対して真実を伝えなかったが、彼は鷺の民の能力により、
セリノスで虐殺が起きた事と、その原因が元老院にある事を察知してしまう。
その後ラフィエルは脱走し森へ向かおうとするが、誤って正反対の方向である砂漠へと進んでしまい、
そこで倒れていた所をニケに救われてからは幻の王国ハタリで暮らしていた。

本編

ニケ・オルグと共に砂漠を越えてデインに来訪。第一部では、ミカヤたちに協力。
その後はニケと共にガリア王国に渡り(オルグはミカヤを助けるためにデインに残された)
「セリノスの大虐殺」が元老院によって引き起こされた事を語った。
これによりガリア・フェニキス・キルヴァスによるラグズ連合が組織され、ベグニオンとの全面戦争が開始される。

開戦後しばらくはメダリオンを抑える役割を担っていたが、やがてデインから聞こえてくる自分を呼ぶ声に導かれ戦場へ。
ミカヤとの対話を望み、ニケと共に再びデイン陣営に加わる。

ユニット性能

呪歌謡いとしての能力は最も高く、化身前・化身後どちらでも周囲4マスのユニットを再行動させられる
(リュシオンは化身前1人→化身後周囲4マス。リアーネは化身前・化身後どちらも上下2マスまたは左右2マス)

一方で、飛行できない・再行動を持たない・化身しても移動力が上がらないなど、機動力には難がある。
リアーネはともかく化身状態のリュシオンと比べるとほとんど勝っている部分がなく、
終章では化身の宝珠で容易に化身状態を維持できる事もあり、リュシオンに枠を奪われがち。

余談

風花雪月には名前が一文字違いのラフエル=キルステンというキャラが登場する。
ラフィエルとは色々と正反対なキャラなのだが、清い心を持つという点は一致している。
ヒーローズの公式4コマ「英雄たちの日常」にはニケがラファエルの話をラフィエルの話だと勘違いしてしまうエピソードである第167話「砂漠の件」が存在する。
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最終更新:2025年03月05日 02:18