蒼炎の軌跡、暁の女神に登場する人物。元老院議員の一人、アニムス公。 蒼炎の軌跡には顔見せで登場し、その頃は好々爺らしい印象の人物だったのだが、暁では「正の使徒」として敵対することになる。
女神に石化を解かれたことで自分達が選ばれた存在だと信じ込んでいる他の「正の使徒」と違い、元老院の罪深さを自覚し、本当に罰せられるべきなのは自分達だと自覚している。 しかし事無かれ主義的なところがあり、結局ルカンに命じられるままに従ってしまっている。 以前に奴隷商人に捕まったラフィエルを私財を投げうって買い取り、病気が治った後にセリノスの森に帰すことを約束していたが、その間にセリノスの虐殺事件が起こってしまい、ほとんどの鷺の民が殺されてしまう。 ヘッツェルはそこでもその性格のため虐殺事件を止めようとしなかったため、ラフィエルから恨まれている。
終章エリア1でルカンとともにボスとして登場。クラスは最上級クラスの「聖者」だが、スリープとサイレスしか装備していないため、それほど苦戦する相手ではないだろう。 戦いたくはないのだが、かといって全く戦わないわけではないという微妙な立場が表れた装備ということだろうか。 ストーリーではルカン達に最後まで従っていたことは結局ほかの元老院議員同罪だと言われ倒されてしまうが、彼に対し同情的で仲間にしたかったというプレイヤーも多く、暁における仲間になりそうでならないキャラだったと言えるかもしれない。
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