
アスガルド半島ワールドマップ
半島南部
①‘始まりの第一教区’
概略:
アスガルド半島のほぼ中央に位置し、統治を司る法王庁が存在する‘聖都ロンバルディア’を抱える。
主要都市:‘聖都ロンバルディア’
アスガルド半島で始めて‘神の奇跡’が示されたとされる地にそびえる‘聖都’。
法王庁大聖堂を筆頭に、アスガルド鉄道車両工房、錬金術師協会本部‘賢者の塔’などの、アスガルド半島の中枢を担う主要機関が集約された‘アスガルド半島の頭脳’と言える最重要都市。半島に伸びたアスガルド鉄道のレールは、全てロンバルディアに繋がっている。
ロンバルディア中央区は、アスガルド最強の聖騎士団と賞される‘聖冠騎士団’が守護にあたっている。
また、高度に組織化された衛兵隊が治安維持にあたる一般は、人工の増加に伴い、旧市街地、新市街地に加え、現在は第三の居住区画を建設中である。
※ 法王庁はヴァチカン、ロンバルディアはローマのイメージで。
遺跡:
天然地形:
② ‘七賢の第二教区’
概略:
第一教区を取り囲むように、半島東西にのびる教区。
新聖暦初期から教育機関の整備と、学術の集約・発展に力を入れており、12教区中最多の教育機関を誇る。
主要都市:ノーウィッチ
第二教区の七大学術都市の一つ。
中心部のノーウィッチ大学の三尖塔は、街のシンボルとなっている。
ノーウィッチ大学は、歴史学・地質学の研究で知られており、膨大な蔵書の中には、国家大図書館にも保存されえていない書物を多数所有している。
歴史学・地質学の高名な研究者も複数名が大学に籍を置いているため、神跡記録官を初めとする法王庁関係者も、その知識や見解を求め、頻繁に訪れる。
街の西部は学生街が広がっており、古びた集合住宅と格安の店が連なる。
学生が結成した大小様々なサークルは、大学指導者が手をつけない領域の研究を行い時折新たな発見をする反面、オカルト色を強めることがあり、異端騒動まで発展した事例もある。
※注釈:イギリス南東部のイメージで。オックスフォードとかケンブリッジとか。
遺跡:
地形:氷結海と無彩海
アスガルド半島の東部の海は氷結海、東部の無彩海と呼ばれている。
東部の氷結海は、三つの海流が組み合わさる‘海の牧場’と言える豊かな海で、東部沿岸では古来から漁業が発展していた。
海流の流れも安定しており、熟練の船乗りなら、安全に運行が可能であるため、アスガルド鉄道を利用出来るほどの資金力を持たない中小の商会は、貨物の輸送に海路を利用している。
ただし、冬場になると北方の海洋より流れてきた流氷が牙を剥く、危険な海に変わる。
流氷の流れに乗って回遊してくるシーサーペントやクラーケンといった、危険度の高い大型海洋魔獣との接触率も増加する。
特に厳しい冬の年では、海が完全に凍り、文字通りの氷結海となる事もある。
また、沿岸の街や商船は、倉庫や貨物を狙った海賊の襲撃に現在も悩まされている。
一方、半島西部の海は、色素が薄く青白色に近い色をしているため、無彩海と呼ばれている。
海面は凪の状態がほとんどで、帆船による長距離の運行はきわめて難しい。更に海面に多層の藻が繁殖した‘船の墓場’も複数箇所存在する。
一説によると、無彩海の海底には、魚人の海底都市が存在するとされているが、確かな学説や証拠はない。
年に二度、海洋に立ち込めた白い濃霧が、風に乗り内陸奥地まで侵食する‘泊白の夜’が発生する。
③ ‘低盛の第三教区’
概要:
半島南西部に位置し、薄曇や雨の天候が多く、半島最大の降雨量を誇る。
どんよりとした灰色の雲と、時折振る霧雨が第三教区の天候の特徴である。
教区の三分の一が大湿地帯に占められているため、教区面積では半島三位でありながら、耕作面積は八位となっている。
また、湿地帯は毎年緩やかに拡大しており、湿地帯沿岸の街は、水没の危機にさらされている。
そのため、内陸に築かれた堤防と、排水を行う風車が、第三教区の街の典型的な光景となっている。
産業面では風車を利用した穀物の製粉や、湿気から食料を守るために、瓶詰・缶詰の加工業が盛んである。
第三教区の加工食品は、品質が高く半島各地に流通している。
※ 風車と干拓はオランダのイメージですが、天候・地形のイメージはイギリス南西部なので、あまり牧歌的ではありません。コナン・ドイルの「ヴァスカビル家の犬」とか、そのあたり。
主要都市:
遺跡:水没都市ハーディー
大湿地帯に無数に存在する‘黄昏の時代’の古代都市の一つ。
水没後三百年がたっているとされる、周囲には大型の肉食魚や爬虫類が回遊している。
未盗掘の遺跡であるため数多くの‘黄昏の時代’の遺物が眠っているとされ、多くの研究隊や遺跡荒らしが到達を試みたが、その多くは不規則な湿地帯に飲み込まれ、戻ることはなかった。
近年行われた気候・地質調査では、『雨が二十日間以上降らない乾季では水位が下がり、数日間水面に姿を見せる』との研究報告がされた。
地形:大湿地帯
人間にとっては生息不能地域であるが、野鳥や水棲生物にとっては楽園といえる。
沼地に飲み込まれた古戦場跡や村は、大湿地帯が確実に広がっている証明である。
場所によっては有毒なガスや、腐食性の酸が発生しているため、通行は非常に危険である。
④‘陽光の第四教区’
概要:
十二教区中、最大の教区面積と耕作地面積を誇る。
降雨量は少ないが、教区を縦断する大河ジューブの豊富な水量が、無数の用水路の建設を可能にしている。
アスガルド半島開通後は、余剰農産物の輸出が可能になった為、複数の有力商会を中心にさらに大規模な農地の開墾が行われた。
それに伴い他の教区から多数の労働者が出稼ぎに訪れている。
農作物の流通中心地が新たな街となり発展を続け、近年では、農産物を積み込み街を出た鉄道が、大量の衣服などの消耗品や嗜好品を積んで戻ってくる‘大量消費の時代’に突入している。
各教区から毎年受け入れている多数の季節労働者に紛れ、不法労働者や手配中の犯罪者の流入に歯止めの掛からない状況が、長びく社会問題となっている。
※ EU最大の農産国としてのフランスのイメージで。ワインも名産品にちがいない。
主要都市:
遺跡:
地形:大河ジューブ
半島中央部のヘルデ山脈の雪解け水を支流に持つ、アスガルド細大の河川。
第五教区を始まりに、第六教区、第二教区を経由して第四教区の南東部より氷結海までを結んでいる。
中流から下流は川幅も広く、多数の船が河川を行き来している。
※ 複合港町は、大航海時代のスペインや、ポルトガルで。活気があります。ラテン系ヨーロッパ
半島中部:
⑤ ‘天条の第五教区’
概要:
教区の大部分を高地であり、アスガルド半島の中部・南部の中では最大の降雪量を誇る。
北を‘アスガルドの天井’と呼ばれるヘルデ山脈、西をミルズ大森林に覆われているため、狩猟と牧畜が主な産業である。
過酷な気候を隣人として付き合い、質実剛健、困難に屈しない気概を持つのが第五教区の領民の気質である。
その第五教区の気質が、十五年に及ぶヘルデ山脈にアスガルド鉄道を開通させる大工事を完成させる原動力となった。
アスガルド鉄道は、半島南部で生産された穀物を北部へ運び、南部で採掘された天然資源を南部へ運送しているアスガルド半島の大動脈であり大静脈である。
南部と北部の連結部分である第五教区は、過酷な自然、高い出現率を誇る魔獣、複雑な地形を利用し襲撃をかける山賊や異端など、さまざまな脅威にさらされている。
それらの脅威から鉄道を守る‘灼熱伯キンラーセン’に率いられた第五教区の鉄道騎士団は、各教区の鉄道騎士団の間でもその勇猛さと剛健さで知れ渡っている。
鉄道騎士団を筆頭に第五教区の人々が、鉄道を守る事がアスガルド半島全体の安定に繋がっている事を知っている。
そして、その事に関われる事を誇りとし、そのきっかけを作った先人たちを深く敬っている。
※ イメージは特になし。微妙に「ヒマラヤ山麓のチベット」。修行僧や、牧畜の少年など。やっぱり違うかな。
主要都市:‘天井の駅’ビドゥカ
ヘルデ山脈の尾根上に建設された駅。
鉄道整備施設と気象観察施設他、少数の施設があるのみで、町は存在しない。
第五教区側からヘルデ山脈を登ったアスガルド鉄道は一次この駅に停車し、車両の再点検を行う。
その間、ヘルデ山脈の気象の観測・予測が行われ、晴天ならば、通常運行、吹雪ならば徐行運行、猛吹雪ならば天候が回復するまで運行を見合わせ、安全面での配慮をおこなっている。
また、山岳高地まで鉄道でいけるため、歴史学者や地質学者、山岳地帯の動植物を狙ったハンターや、風変わりな芸術家などがこの駅でおり、数日から数週間を過ごすことがある。
遺跡:
地形:ヘルデ山脈
アスガルド半島三大難所の一つ。
‘黄昏の時代’では、ミッドガルドとヨルツヘルムの両軍が何度も激突を繰り返した。
⑥ ‘斜陽の第六教区
概要:
古くは交通の要所。半島北部と南部の交流点であり、通行税や関税だけでも多大な収益を上げていた。
また、文化的にも交流天であると同時に、第六教区の流行が半島各地に波及していった。
第六教区の貴族たちは広大な荘園での狩りや、美しさを兼ね備えた館での作詞や作曲、社交界では華やかな衣装を纏い舞踏会を開催するのが貴族のたしなみとされた。
しかし、アスガルド鉄道が第五教区のヘルデ山脈を開通した事により状況は一転する。陸路の街道を通り、ヘルデ山脈を迂回して半島中部から北部へ向かえば、一ヶ月かかるが、アスガルド鉄道は僅か二日でヘルデ山脈を越える。
有力な大商人のキャラバンは、時間面・安全面からアスガルド鉄道を利用するようになり、街道を利用するのは、中小規模の商隊と個人の旅人のみとなり、税収は激減した。
過去の栄光を捨てられない貴族たちは、没落を避けようと、自領の税率を大幅に引き上げたり、不法貿易に手を染めたりするようになった。それに伴うように、栄華を誇った社交文化も退廃的なものに変貌していく。
都市部では貧富の格差が拡大しているが、己の保身をはかる貴族たちの内政能力は皆無に等しく、治安は日々低下しているのが現状である。
※ 革命直前のフランスの間違ったイメージで。「パンが食べられないなら、ケーキを食べればいいじゃない」(コスプレをしながら)
主要都市:
遺跡:
地形:
半島北部
⑦ ‘聖厳の第七教区
概要:
厳格な戒律が存在し、十二教区中、最も信心深い教区。
教区内には、どんな小さな村でも教会が存在し、多数の聖職者を抱えており、礼拝・布教以外にも、教育・福祉機能が付加されているため、辺境の安定度は高い。
第七教区の各都市は守護聖人を設定し、祝日は盛大に祝い、安息日は、一般職業の完全休養が義務付けられている。
‘聖冠騎士団に次ぐ実力’と称される聖マルドゥーク騎士団を筆頭に、各地区の騎士団は高度な修練を積んでいる。
アスガルド半島の中でも、最も治安がよい、とされる反面、多数存在する聖職者の腐敗が進んでいる。
司祭、司教と聖職階位が上がるにつれ、必然的に多数の富と権力が集約されるため、欲望に負けてしまう聖職者が多い。
そのような聖職者は、厳格な戒律を穿った解釈をする事で、官警から身を守り、さらに私腹を肥やすという悪循環に陥っている。
※ 特にイメージはありません。厳格なプロテスタント社会、と言ったところでしょうか。
主要都市:
遺跡:
地形:
⑧‘濃煙の第八教区’
概要:
ヘルデ山脈を越えたアスガルド鉄道は、第八教区に入ると、東線と西線の二車線に分かれ、更なる北部へと延びる。
第八教区には、アスガルド半島北部で採掘される鉱物・天然ガスを精製・安定化させる工房が多数存在し、南部への運送コストを減らす。
十二教区中有数の工業力を誇り、技師養成する職業学校が存在する。
近年では採掘資源の一次精製を行う工場を、第八教区の資金・技術援助で各教区の鉱山付近に建設し、第八教区では精度の高い二次精製を行うのが主流となっている。
そのため、北部教区の中では、裕福な教区と言える。
工業化が進む一方、排煙、汚水の排出が付近の農地を汚染し、新たな社会問題となっている。
また、教区北部のバルド森林を大伐採時に、建設隊が複数回に渡り古代種(エルゥ)に襲撃されるという事件が発生しており、今後の対応が懸念されている。
※ イメージは工業国としてのドイツで。ジャガイモとソーセージが主食です。
主要都市:
遺跡:
地形:
⑨‘波濤の第九教区’
概要:
氷結海に浮かぶカイロン島を中心に周辺諸島を含む、唯一アスガルド半島から切り離されている教区。
半島から隔離されているため、「法王庁に依存せず、自立している」という意識が高く、教会数は最も少ない。
「氏族」という観念を中心とした独自の文化を誇り、奴隷制も容認されている。
高い海洋航海技術と十二教区最強の海軍を誇り、海戦では無敵の強さを誇る。
また氷結海を越え、中央大陸と交流を持ち、中央大陸の技術・要人を、第九教区が保有しているとの噂もある。
また、アスガルド半島東部沿岸を荒らしまわる海賊は、その大多数が、第九教区周辺諸島を根城にしている事が確認されている。
一向に成果の上がらない海賊狩りに、他の教区からは、第九教区が海賊を組織しているとの声も上がるが、第九教区はこれを否定している。
※ 北欧風世界の中の北欧。海洋信仰とかバイキングとか。アイルランドも少し入っています。
主要都市:
遺跡:
地形:
⑩‘北威の第十教区’
概要:
アスガルド半島と北部半島を隔てる大山脈‘北の大回廊’に接する‘北の三教区’の筆頭。
氷土と雪原に覆われながらも
※ ‘大国ロシア’をイメージで。関係ないけど「ゴルバチョフのパイプライン」というパズルゲームが昔ありましたな。
主要都市:
遺跡:
地形:
⑪‘第十一教区’
概要:
※ 偽通貨製造、不審船、拉致、禁アーティファクト実験、とかで北○鮮がイメージ。K村さん、お好きにデザインおながいします。
主要都市:
遺跡:
地形:
⑫‘最果ての第十二教区’
概要:
‘北の大回廊’‘氷の砂漠’‘ミスズ湖’に四方を囲まれた陸の孤島。
半島内では、唯一アスガルド鉄道が開通していない教区である。
※ 謎
主要都市:
遺跡:
地形: