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3-1.2 法王庁神托院

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3-1.2 設定「法王庁神託院」


 予知能力があると見なされた能力者が集められ、未来予知を行う、法王庁でも異質な部局。
 預言を行う者は、その際恍惚状態にあり、記憶がないため、「託宣者」と呼ばれる予知能力者のほかに、その言動を記録し、解釈して預言の形にまとめる神託記録官がいる。
 これが「予言」であって「預言」ではなく(神の手の内を覗き見ようとするものであって、神から未来について知らせを受けたものではない)、異端である、という主張もあった(「無記名書簡問題」)が、10年ほど前の公会議で正当と認められ、以後、法王庁直轄の部局とされる。
 託宣者の言動は、一見支離滅裂であり、神託記録官のまとめた預言もまた、理解困難な文章が多い。
 しかし、重大事件を予知し得たことも多く、法王庁は神託院を重視し、これに基づいて異端審問官を動員することも少なくない。
 託宣者達は特殊な食物を与えられ、常時恍惚状態になるようにされている、との噂もあるが、神託院の託宣者居住区は最高度の警戒体制が取られており、確かめたものはいない。

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